78点。

新しい挑戦への道を歩き始めたばっかりってのもあり、

あーだこーだって考えたりすることが格段に増えちゃって

私の頭のキャパを超えてきたのだろう…脳内では

軽自動車でアクセルベタ踏みした時と同じ音が鳴っている。

それに伴い、ブログの更新がビタ止まりだ…。

で、そんなに大変だったら

過去のブログをAIに読ませて書かせたら?と、友人が言う。

あー、なるほど、確かに。

たぶん、思いのほか、仕上げてくるだろう。

なんつうの、AIはだいぶ人間に近づいているからって…

んっ?人間に近づく?人間を超える?

あほんだら!んなワケないやろ…である。

ってか、「人間」って誰や?一括りにすな!って話だ。

いやね、養老孟子さんの話で、とある中学生が

3Ⅹ=6 では X=2という答えに対して

いや、違うやん!と。文字と数字が同じってなんで?と。

おいおいおいっ、そんなこと考えたこともなくって、

普通に受け入れちゃってたけど、ま、そ、そうかな…である。

屁理屈みたいなもんではなく、感覚として気持ち悪いというのだ。

果物=西瓜、果物=みかん、ゆえに、西瓜=みかん の理屈みたいな…。

数式っていうか…これで進めてまうと、何でもありやないかい!になる。

ビジネスの世界でも、数字は嘘をつかないっていうか

凄まじい力を持っていて、人間がめっちゃ引っ張られている。

いやいや、1と0だけのコンピューターが、人間に近づくやと…

ちゃうねん!人間の方が、そっちのルールの世界へ歩み寄って

「なんか、違和感が…」って感覚を無視して受け入れてんねん!

うーん、法則やルール・規範ってのは、大事!大事なんだけど、

やっぱり、この感覚というか、美意識?感性?はどうなんだ?と。

そうそう、先日、何人かで苦手なカラオケに行く機会があり、

私は自他ともに認めるド音痴なんだけど、

マイクが来たならほろ酔いで十八番をひとつ歌うわけね。

じゃあ、コンピューターが78点とか平気でぬかしてけつかる。

いや、あのな…と。

ま、そりゃね、機械が指示してくるドレミに対して

全然違うのは自分でもわかるから、78点は甘んじて受け入れよう。

せやけど、同じに歌えるわけないやろ、こっちは素人や!

だいたい、「歌」って同じにせなアカンのか、違ったらアカンのか…

それよりも、この人、めっちゃ気持ちよく歌ってるなぁとか

選曲にいたったストーリーがええなぁとかの加点わい!と言いたい。

考えるに、小さい時からの教育が良くないのかも。

点数をつけなきゃいけなくて、美術の時間でさえ

この絵は誰が何年に描かれたものか?などと、正解不正解の教育。

数学も「なんか、違和感が…」なんて立ち止まったら、すぐ落第だ。

人間が持つ感覚を無視したものが正解を導き、良い点数を獲得できる。

乱暴な表現かもしれないし、ま、わからなくもないんだけど、

一方では、ルール以上に美意識や感性にも目を向けたい。

なんでもかんでも点数つけて〇×の世界って、怖いわ…。

新しい挑戦において、法則やルールに従わないわけではないけど、

感覚的な「真善美」を掲げて取り組んでいきたいなぁ…なんて

あまりの採点にいまだ引きずっている今日この頃である。

2025/06/23

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  1. ヤッホー!もとちゃん…こんなのでも良いですか? より

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