1番。

先日、シェフの1番を決める大会のテレビ番組を観る。

私は、素材を提供させていただく仕事をしてるのに

まあぁぁ、気持ちいいぐらい家で料理をしない。

とはいえ、こんな時代だ、何度か挑戦はしている。

ただ、なんつうの、私が作るよりも妻が作った方が…

っていうか、ま、考え方が良くない、私の偏見ってやつだ。

男子厨房に立たず…が、なかなか抜けきれないという…か…

んっ、あれっ?テレビに出場しているシェフ…皆、男やん…

ってか、審査員もほぼ男やん…女性ひとりだけやん…えっ

これはこれで、逆にええの?である。

なんか敏感になっているのか、少し気になる。

誤解があったらアレだけど、こだわりがあって

寿司なんてのは、おっさんが握った方が旨い…と思ってる。

若くても女性でも違くて、おっさん度が増せば増すほどいい。

ギッチギチにねじった鉢巻きしてたら、尚、良し!みたいな…

うーん、ジェンダーレスとはいえ、そう思ってしまっている。

このように、味覚ってのは、心理が大きく左右するというか

そう、全員が全員、美味しい料理ってのは世界にないはずで

なのに、誰が1番って決めるのは、無理があるよう…な…

まあ、TVショーだからね、女性とか男性とか1番とか

とりあえず、細かいことはええやん!で観る。

決勝戦のテーマはハンバーグ。

世の中には、もうすでに旨いハンバーグは山ほどあるわけで

そいつを上回るのを…革命を起こすんだ…って

料理人が知恵を絞り、思考を凝らして作業に入る。

「えっ?そ、素材は、自由なん?腕前を競うんやったら同じやないと

どっちが美味しいって余計に決められへんような…」である。

だって、だってね、素材ってめちゃくちゃ大事でしょ!

そりゃね、料理人の腕によって凄い料理になるわけなんだけど、

素材が悪かったら、いくら料理人が頑張っても…と思っている。

なんつうの、整形や化粧でびっくりするぐらいの男前ができても

中身がペラッペラだったら、ほんまの男前やないみたいな…。

そう、なんやかんやいうても「素材」なのだ。

だいたい、これをひっくり返す理論を持ってこられたら

毎日毎日、素材を吟味している仕事をやってられへん…。

で、ハンバーグに話を戻すが、つまり、ミンチ肉で決まるってわけだ。

見た目でなかなか判断できないミンチ肉。

どう選んだら良いか?

そもそも何でできているのか?

牛や豚?いや、ま、そうなんだけど、実は「信用」でできている。

だから、私はうちのスタッフが作ったミンチ肉がいい、私はね。

妻もうちのミンチ肉やないと…と言う。

そら、そやろ!うーん、すっかり私の妻だ。

そして、彼女がそのミンチ肉で作るハンバーグが

1番美味しいハンバーグってことになる、私には、ええ。

効率よくとかで冷凍のミンチ肉なども見かけるなか、

うちのミンチ肉、手前味噌ですが、自信あります。

ハンバーグが頭をよぎりましたら、是非とも当店のミンチ肉を!

ほんでもって、妻よ、いつもありがとうございます。

2024/07/22

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  1. ヤッホー!もとちゃん…こんなのでも良いですか? より

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