寅年B型。

いやー、遅くなっちゃいました。

新年、明けましておめでとうございます。

年頭にあたり、謹んでご挨拶を申し上げます。

昨年は本当にお世話になりました。

今年も変わらぬご愛顧を賜りますよう

どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、この2025なんだけど、

どうやら「乙巳」ってやつらしくて

なんか蛇だから脱皮することからでしょう

「再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展していく」

そんな年だそうだ。

会合があるごとに、よく耳にしたんだが…

いや、ボジョレーヌーボーか!である。

だって、2024を調べると「甲辰」で

「新しいことに挑戦して成功する」

「これまで準備してきたことが形になる」という。

ほれ、見ぃ、毎年毎年、ええ年やないかい!である。

逆に良くない干支みたいな…んて…あっ、丙午か

丙午っていつに…えっ、2026?来年やん…

聞いたことはあったけど、実際にあるんや、丙午。

そりゃあ、60年に1度だからね、そうなんだけど

しかし、誰や!いらんこと言わんでもええのに…

ボジョレーヌーボー方式で毎年ええ年にせんかい!である。

私自身は、仏滅とかそういうのをまったく気にしない派。

ただね、そういうのって「あんまり良くないよ」とか

まわりがめっちゃ言うやないですか

で、ま、忠告されてるのにわざわざ無理に…ってな感じで

流されたりしてるっちゃあ、流されている…。

占いや迷信など信じるのを批判するつもりはないが、

それを軸に考えるっつうのは、うーん…とか思いつつね、

おみくじで大吉引いて「やったー」って喜ぶ自分がいたり

あれっ、だいぶややこしいヤツなのかもしれない、私。

で、こんな話をすると「えっ、血液型は何?」って流れになり、

「B型やで」なんて言おうもんなら

「うえっ、やっぱり…」みたいな。

じゃかましわい!

なんや、B型はそないアカンのか?である。

ま、干支やら血液型やらに惑わされぬよう

自分をしっかり持って今年も精進いたします。

2025もはじまったばかり。

どんな年になるなんて誰にもわからない。

ただ、未来ってのは自分で作るもんである。

そう、どんな未来にしたいのか?ってのを考えて行動しなきゃ。

そして、今の私は「こんな未来になったらええなぁ」という

先人先輩の願いや祈りの上に成り立っていることへ感謝し、

忘れてはならない。

おっしゃあ!今年こそ、挑戦して参ります。

やるもやらんも、なんやかんやいうて最後は自分である。

ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

2025/01/14

葛根湯。

おぉ、もうすぐ今年が終わる。

毎年のように皆様へ感謝の気持ちを綴んなきゃ…

なんだけど、インフルエンザの猛威が凄まじく

欠員…欠員…でなかなか時間が確保できず

今、こうしてパソコンの前で慌てている。

皆さん、気を付けてくださいね、

んっ、私?私はインフルエンザになったことがない。

なぜか?私の身体がなりにくいのか?

いいえ、葛根湯だ、葛根湯。

身体にちょっとでも異変を感じると、

すぐ飲むようにしている。

するとどうだ、次の朝には何ともない。

インフルエンザにはじまり

私が思うにコロナにまでも

病気という病気すべて葛根湯で治る…と信じている。

なんならお医者さんもいらない、葛根湯1本だ。

「岩橋の頭も信心から」

そんなことわざがあるように

葛根湯への信頼は絶大である。

さて、今年もたくさんのご愛顧を

賜りまして誠にありがとうございます。

なかには、「日之出屋は間違いない!」などと

信頼してくださる愛すべきおかあさん方々の愛には

岩橋の頭が下がる次第だ。

しかも、その熱量たるや、

私が葛根湯に寄せる思いと

まったく同じレベルで、ええ。

くー、本当にありがたい。

その信頼を裏切らないように

来年もまた気合入れて精進いたします。

愛すべきおかあさん方々!

今年一年、本当にありがとうございました。

また、ご協力いただいているお取引様!

今年一年、本当にありがとうございました。

最後にいっしょにがんばってくれているスタッフ!

今年一年、本当にありがとうございました。

こうして一年の最後に感謝の気持ちを綴るのは

決して忘れないために!である。

いやいや、忘れたらアカンやろ…

そうなの、そう、絶対、忘れたらアカンのに

この岩橋の頭のあほんだらは簡単に忘れたりしよる。

情けない…何か良い薬はないものか?

あぁ、あ、あるわ、あるわ、葛根湯や!

早く家に帰って飲むことにしよう。

それでは、また来年もどうぞ

よろしくお願い申し上げます。

皆様にとって来年もまた

良き年でありますように

心から祈念申し上げます。

改めまして

ありがとうございました!

2024/12/30

メリークリスマス!

日中は、あまり目にしたくないんだけど、

街路樹とかにLEDがグルグルと巻き付けられていて

ここ一か月ぐらい夜の街はクリスマスモードである。

ま、もうね、心躍る年齢でもないが、うーん、良いものである。

で、特に「この感じ、ええわー」は、クリスマスが終わった後、

一気に純和製お正月モードに切り替わっても全然平気の国民性だ。

外国の人からしたら、そ、そんなごちゃ混ぜにしてええの?

なんてね、気にしたりする人がおるやろな…とか思う。

高校生の時にそれをめっちゃ感じた。

交換留学生「ジョン」ってのが、日本の文化を感じたいからか

先生が良かれと思って強制的にしたのか知らないけど、

剣道部に入部してきたので、いろんなことを教えていくわけ。

「道場に入る前は、一礼してからやで」

「誰にすんの?」

「誰に?って、神さんやないかい!」

「どこにおるん?」

「どこって?あそこに神棚あるやろ、あっこにおんねん」

「その神さんってのは、どういうGOD?ってか、誰?ゼウス?」

いや、黙って、せぇ!である。

どんだけハッキリさせたいねん…と驚いたものだ。

「あのな、日本にはビックリするほど神さんがおんねん

で、説明できるんか言われたら、誰がどうとか全然わからん

でも、ええねん!神さんや言うたら、もう、神さんやねん…」

彼にとっては、めっちゃええかげんな内容なんだけど、

英語がしゃべれないなかで、必死に伝えようとする私。

私のたどたどしい英語なんて聞くに堪えないのだろう

竹刀をギター代わりにしてビートルズを歌いだすジョン。

「おいっ、刀は武士の魂やから、そんなんしたらアカン!」

サムライ ソウル スピリッツ?

いや、もう、ええ…である。

私自身もめっちゃええかげんでそんな感じなんだけど、

日本って、はっきりさせずに、ぐちゃあぁっていう文化っていうか。

だって、神さんは八百万もいてはる言うたかて、だいたいやし…

お天道様にいたっては、太陽?神さん?どっち?みたいな…

あっ、ほら、私のブログだって、内容はともかく、

ひらがなと漢字とカタカナが、ぐちゃあぁと混ぜ込まれている。

まあまあまあ…っていうか、良い悪い別にしてぼやぁっと文化だ。

あっ、でも、先日ね、年齢の話になったんだけど、

私が3月生まれってことで、学年をハッキリさせなアカンようになった。

「学年でいうたら」って言いだし、一個上?下?同級生?みたいな…

そこに浪人とかまたそんな情報を放り込んだもんなら…計算やり直して…

いや、もう50歳だし、学年でいわなくてええやん…といつも思う。

あれだけぐちゃあぁ好きな文化のくせに…

学年だけはちゃんとしたがんねん…うーん、日本文化の妙である。

その点、サンタクロースは凄い。

世界中いろんな価値観や文化があるものの、皆、共有している。

ほんでもって、老若男女みんなが笑顔になるんやから。

すばらしい!彼しかいないね、世界を救ってくれるのは…。

それでは、皆さま、良いクリスマスを。

メリークリスマス!である。

2024/12/24

ご縁。

おわっと…、気づけば残り2週間ほどだ。

2024が、さらっと終わろうとしている、さらっとね。

うーん、いやね、私、50歳になったということで、

なんか人生の後半戦スタートみたいな感覚になっちゃって

今年のはじめ「意味の追求」って掲げたのを思い出す。

50歳まであーだこーだといろいろあったわけで、

それにはいったいどんな意味があったんやろう…

また、これからの後半戦でもね、何かして生きていくわけで

そこにはいったいどんな意味があるんやろう…

なんて、ちょっと気持ち悪いことを考えたり、ええ。

で、頭に思い浮かべてみる。

子供が3人もおるやないかい…

お店も3店舗になっとるやないかい…

家族と仕事のこの2つが、大きく占めているようだ。

んっ?それに何の意味があるのか…って、わ、わからん。

じゃあ、別にね、そこまで考える必要はなかったやん…

なんだけど、えらいことに気づく。

この50歳になった今の状況ってのは、当たり前だけど、

私一人だけでは、決して到達できないところにおるな、と。

えげつない量で、すばらしいご縁をいただいている。

仏教の教えにある「因縁果」がよぎる。

両親ってのが、ま、因にあたり、

そこにどえらいご縁が重なって今の私ってことだ。

ってなると、意味ってのより

あのご縁って?このご縁って?などという風に

偶然だったのか?必然だったのか?

そんな話になってくるのでは…である。

では、ものは考えようなんだけど、ひとつひとつが

ただの偶然なんていう考えではおもしろくない…

やはり、すべてが必然だったと考えるべきではないか。

それは、人だけでなく、この堺の町ってのも

もっというと、日本に生まれたのも

ありがたいご縁であり、

そう、縁によって生かされている。

つまり、「意味の追求」ってのは、なるほど

すべてのご縁に感謝するってことかな?に落ち着く。

いやー、毎年のことながら

2024もすばらしいご縁をたくさんいただいた。

どれひとつ欠けても今の私がないわけだ。

なかでも、2024一番のご縁と言えば…

そう、猫である、猫。

彼女との出会いといったら…

もう、すでに彼女のいない生活は考えられない。

何が言いたいかって、ええ、実はこれが言いたかった…。

いや、猫かい!

以前なら、私もそう思っただろう…、だが、今は違う。

こんなにも価値観が変わったことって今まであっただろうか?

にゃんてなことを綴って、まさか、猫で終わるわけにはいかない!

今までの皆さんとのご縁には心から本当に感謝している。

来年もまたどうぞよろしくお願い申し上げます。

2024/12/16

忘年会。

忘年会などの会合へちょこちょこ参加させていただく。

開会の挨拶で、一年の振り返りでよく話に出てくるのが

能登半島地震で多難な年明けだったと…。

で、2024終わりかけの今、

復興も進み、やっぱりやるな、日本…とか言いたかったけど

一年通してちゃんと多難やん!ってか、まだまだ多難やん!なのだ。

ちょっと前なんて、ほらっ、「令和の米騒動」とか騒ぎ出して

ま、新米が出てからは、なんとか鎮静化されたように感じるも

持続可能の観点でみれば、まったく解決できていないのでは。

だって、農業への就業者の割合は昔に比べ

目も当てられないぐらい低いし、自給率も18%とか。

一方で、フードロスの問題がえげつなくて、毎日ね、毎日

国民一人当たりおにぎり一個分を廃棄してるって…

おいおいおいっ、どないなっていくねん、日本は?である。

…なんてね、乾杯の挨拶までは、そんな気持ちでも

会がはじまれば、お酒を飲みだし、んっ?すっかり忘却の彼方へ。

いやいや、忘年会とはいえ、復興も含め、忘れたらアカンで…

で、物質的な問題は、為せば成る為さねば成らぬ…の気概で

しっかりと取り組めば、どないかなるようにも思うが、

まず、そう思うか思わへんかの姿勢っていうか精神っていうか

心の問題はどうなんやろう、武士道精神わい!を見直したい。

忘年会などの会合への参加理由って何?

「あの人に世話なったから」とか

「あの人に誘われたから」という義理や人情だけではないか。

決してお酒が飲みたいから!ではない、た、たぶん。

つまり、忘年会などの会合から見えてくるものとは

わが国の真の歴史ともいえるすばらしい文化と

武士道精神が備わった日本という民族の心情であり、

上記した「どないなっていくねん、日本は?」

を撤回すると共に、希望を失ってはいけない!

農業に関しては、お客様の売上の一部を

「FOR THE GREEN EARTH」と題して

寄付をさせていただき、さつまいもを作っている。

外国からピタッと輸入が止まったとしても

さつまいもさえあればね、何とか生きていけると思い

まずはお芋さんからスタートしたわけなのだ。

フードロスに関しても、飲食店さんと手を組んだりして

少しでも無くなっていけば…とただ今思案中。

こんなことを考えながら、今、実際に動いている。

私一人でできるのかといえば、そうではなくって

たくさんのすばらしい「ご縁」があってこそ、動ける。

いったいどこでその「ご縁」を?いや、忘年会や!だ。

妻よ、先日、あなたが「飲み過ぎや!アホか…」と

キツめにね、呆れた感じでおっしゃっていましたが、

今は絶望的だとしても、新しい年へと力強く踏み出すために

忘年会という日本の文化がいかに大切かご理解いただけました?

えっ?飲み過ぎ関係ないし、忘年会から武士道へ飛躍しすぎ?

ぎょ、御意…左様でござる、失礼いたしました。

次やったら、潔く、「御免!」って腹を…ええ…へこませます。

2024/12/10

なんで。

オーストラリアでは、16歳以下はSNSが禁止だとか。

背景にはいじめなど心身の被害が問題になっている。

日本でも…いや、世界中で議論されるようなNEWSだ。

ま、SNSが悪いんじゃなくて、いじめとかがね

うーん、なかなかね、無くならない…である。

先日、中学校の同窓会があって、

会話の中で愛称っていうか、あだ名が飛び交うんだけど、

いや、もう、今やったら、アカンのちゃう?なのがいっぱい。

あっ、私もイワシなんて言われたり、当時は何とも思わなかったが、

まさか、やめて欲しかったとかあったのでは…そんなことを思う。

そういえば、このブログにだって

誹謗中傷なコメントがあったりする。

おぉ、な、なんか一人前になったなぁ…

なんて、どこか嬉しく思うところもあるが、

とはいえ、気持ちのいいものではない。

いやね、あだ名なんかにしても、

関係性があれば何とも思わないのだ。

だって、本当に仲が良ければ、何を言われようが、平気。

うーん、せやけど、16歳以下はねぇ…

面と向かってならまだしも、SNSを通すとねぇ

そこまで悪気はなかったとか

そんなつもりじゃなかったとか

いやー、難しい問題である。

SNSは世界中の人と簡単につながれたりして

むちゃくちゃ有難いツールではあるものの…

やはり、光があれば、同じだけの影がある。

つまり、バランスだ、バランスが大事。

光と影、月と太陽、男と女…

世の中すべてバランスである。

という風に、長々と綴ったのは他でもない。

大阪中央市場のお取引様が、こんな時代だからこそなのか

めっちゃバランスを考慮してるんかなぁと感じたので

記録しておきたい。

えーっと、魚のカワハギのことを通称「ハゲ」っていう。

で、納品があった発泡スチロールへ

わかりやすいようにチョークで書いてくれてるんだけど…

いや、知っとるわ!ってか、なんで(カワハギ)を書いたん?

だって、(カワハギ)書くぐらいなら、ハゲ書かんでええやん!

ま、なんやろ、思わず癖で書いてしまったのだろうか

で、ハゲだけ書いてたら、私に「誰がやねん!」って言われるから?

言うか!で、ま、その、まだ、そないにやねんけど、

お取引様やったら言われたかて何とも思わへんし…。

そやのに、なんで?わざわざ(カワハギ)って書いたん?

もうね、ずっと考えている。

うーん、やっぱり、なんとなくバランスが悪かったんやろね。

お取引様、ええバランスっす、いつもありがとう!

2024/12/02

食とは。

今までに忘れられない食べ物って何やろう?

いくつかある。

義理のお父さんに「娘さんを…」ってやつの時、

なぜか、じゃあ、北新地で飲もう!って話になって

妻からめちゃくちゃ飲むで…と聞いてたもんだから

意味があるのか知らないが、牛乳とか飲んで挑むも

2人で2升ほど飲み、私はベロッベロに酔っぱらう。

店主の「彼氏さん、緊張してはるんかな?」なんてね

私のフォローをしてるのが聞こえてくるんだけど…

いや、おまえが止めぃよ!飲ませ過ぎや!緊張?ちゃうわ!

そんだけ飲んだら、誰かて酔うてまうっちゅうねん!

ってなことを言えるわけもなく、黙ってトイレに駆け込む。

ってか、あれっ、何食べたっけ?

えーっと、他には…あっ、そうそう

アメフトをしてたんだけど、

えげつないジャイアントキリングやっちゃって

試合のあと、みんなで「王将」行って

「イエーイ!イエーイ!」なんて言いながら

食べたあの…その…たぶん、餃子とかだけど…

ってか、あれっ、何食べたっけ?

忘れられない食べ物なのは間違いないが…んっ?である。

つまり、近所でいうと、美々卯のうどんすきとか

かん袋のくるみ餅とか、はっきりとした料理もあるけど、

忘れられない…ってのは、料理うんぬんよりも

(そりゃあ、もちろん、料理が美味しいってのは大前提)

誰とどこでどんな状況で…などという背景の方が

大いに関係しているのではないだろうか。

なぜか?いや、ま、人間だからだろう。

うちの猫なんかは「んなもん、関係あるかい!」

の顔して旨いエサを食べてるが、そう、我々は人間である。

堺市堺区の一人世帯ってのが、35%以上だとかなんとか…。

うえぇ、そ、そんな多いんや…。

これから、もっと増える傾向にあるし…。

そりゃね、ひとりで食べたい時なんか、めちゃめちゃある。

もう、好きにさせてくれ!放っといてくれ!なんて

マナーもへったくれもなく、自由に食べたいものだ。

しかーし、余計なおせっかいかもしれないが、

やっぱり、時にはね、誰かと食事をするっていう空間が

どれほど大切かって社会問題にでもなるんじゃ…

なんてことを危惧したりする、人間だからね、ええ。

うーん、こんなことを長々と綴ったのは他でもない。

先日、忘れられない食べ物がひとつ増えたのだ。

京都・祇園でミシュランがどうとかのお店でご馳走になった。

蛤とか海老芋とかどない炊いたら、こない旨なるん?である。

これは、ひとりで食べても忘れられな…い…いやいや

もちろん、素晴らしい方々とご一緒できて感謝している。

そりゃあね、ひとりでも間違いなく旨いんだけど、

素敵なご縁というスパイスは、何とも言えん味に仕上げるのだ。

それをどうにか提供できないものか…どこで売ってんねやろ?

探してまいります。

2024/11/25

58周年。

堺駅南口店、羽衣店の周年祭を終えて

最終章・御陵前店の58周年記念セールを開催。

午前中だけなんだけど、おひとりおひとり

店頭にてご挨拶をさせていただいた。

開店前にもかかわらず、数人の愛すべきおかあさんが

入口で腰を掛けて待ってくれているのだ。

開店時間を確認するため、ポケットのスマホへ目をやる。

「にいちゃん、何を見てんねや?」と。

いや、なんで気になるん?なんでもええやん!である。

「スマホよ、スマホ。今、何時かな思てね」

「あー、それか。みな、そのスマホってやつやな」

「あれっ、スマホ、持ってへんの?」

「うちのは、フタ付いてるやつや」

あれ、フタとちゃいまっせ、ガラケーやで…である。

そんなこと言いながら、談笑していると

向かいのお好み焼き屋さん“ひさちゃん”の女将がご来店。

「あらっ、珍しい…、にいちゃん、何してんねや?」

いや、なんで聞くん?なんでもええやん!である。

「58周年やからね、皆さんへ ご挨拶、ご挨拶」

「そうか、58年か…。ほな、うちは59年や」と女将。

ははは…さ、さらっと凄いなぁ。

うーん、小さい頃、よく買いに行ったのを思い出す。

お持ち帰りをお願いすると、長方形の白い舟に入れるため

お好み焼きを真ん中で切り、二つ折りにするのね。

ソースがかかっている面を合わせて輪ゴムでパチンっと。

いや、もうね、ヤマザキのイチゴスペシャルか!である。

オカンが仕事で忙しい時なんか

「ひさちゃんのお好み、テーブルに置いてあるから…」

学校帰りにそう伝えられ、あたため直すことなく

冷めたまま食べる、これがまた美味しいねん!だった。

そうか、ひさちゃんと共に歩んだ58年…か…

いや、違う、違う!全然、違う!

私自身なんて、言うても25年ほどしか働いていない。

ひさちゃんは、ガチの59年ってことや?ヤバいね…。

「おばちゃん!あれやな、まだまだ頑張らな、なっ」

そう声をかけたが、ただ頑張れば59年も続くのだろうか。

いやいや…、やはり、お客様へ愛されての59年である。

うちの58周年も、同じようにただ頑張ったからではない。

すべては、お客様のご愛顧の賜物と

心から、それはもう、ホント心から感謝申し上げます。

とはいえ、頑張ってくれているお取引様に

頑張ってくれているスタッフがいないと成立はしない。

皆々様、誠に誠にありがとうございます!である。

さて、追記。

11月30日土曜日にその御陵前店近くにある

カフェにて「ワイン試飲会」を開催いたします。

日之出屋発祥の地「Hinodeya カフェ+」にて

限定30名様となっていますので、お早めに…。

詳しくは、店頭のポスターをご確認ください。

2024/11/06

当たり前。

夕方、急に雨なんか降ると、「うわっ、最悪や…」なんて

そないに最悪ではないんだけど、ガクッと肩を落とす。

そういえば、カバンに折りたたみ傘があるのを思い出す。

「あ、あった、あった!助かった~」

小さな傘に大きな感謝を捧げる。

日常では、こんなことがよくあることだ。

さて、よく考えていただきたい。

家の屋根とかに感謝しているだろうか。

屋根があるから雨を凌げているのに…さらには

暑い時、かなりの日差しからも守ってくれているのに

これっぽっちも感謝をしていない。

たまたま降った雨の時には、あれだけ傘に感謝するくせに。

なぜ?

そりゃあもう、当たり前と思っているからだろう。

車に乗って「便利やわ~、助かるわ~」とか言っても

整備されている道路にまで感謝してないのもそう。

もっといえば、太陽や自然、空気に水などなど…

挙げれば暇がないほどの当たり前に守られてるのだ。

うーん、この「当たり前」ってヤツに

我々はもっと向き合わなければならない。

なのにだ、台風や地震など大きな天災が無い限り

この当たり前の日常がどれほど有難いことか気づかない…。

急に、長々と哲学的なことを綴るのには理由がある。

いやね、「爪」ってあるでしょ、当たり前のようにあるやつ。

普段、ま、何にも思わないのね、爪って、ええ、無だ、無。

何なら勝手に伸びてくるから、面倒くさいのぉなんて思ったり、

ネイルをするわけではないから、あることすら忘れてるぐらい。

そんな爪に、今、めちゃくちゃ感謝している。

先日、人手不足で魚切るのを手伝っていたんだけど、

慌てちゃってザクっと指をいきそうになったのを

私の爪が犠牲になって、ガシッと包丁を受け止めてくれた。

もうね、有難すぎて「弁慶」って名前までつけたもん。

いつぶりだろう、爪に感謝するなんて…。

もしもね、もしも、爪が無かったら、体重は支えられないし、

バランスを保てない、踏ん張れない、モノもつかめない

そして、無防備な指先を誰が守ってくれんねん!なのだ。

それなのに、俺ってやつは…申し訳ない。

弁慶よ、本当に助かりました、ほんまにありがとう!である。

うーん、この「当たり前」とちゃんと向き合っていかなければ…

そうそう、前に綴ったんだけど、今、ギターを習ってて

スピッツさんの「空も飛べるはず」を練習しているが、

当たり前のように動いてくれるはずの指が全然動いてくれなくて

空も飛べるはずなのに飛べてないし、飛べる気もまったくしない。

先生に私のギターで1回弾いてみて!とお願いする。

ほんまに同じギターか?ってぐらいクソ上手いのね…。

「えぇぇ?めっちゃ上手いな。全然ちゃうやん、俺と」

「いや、あ、当たり前でしょ!」

ほらね、やっぱり、向き合っていない…。

当たり前に感謝である。

2024/10/22

嫉妬。

「あっ、忘れてた…今日、誕生日やったわ」

こんなことって、あり得るのだろうか?

何かに夢中になって…例えば、仕事がほんまに忙し過ぎてとか

もしかしたら、そんなことがあるのかもしれない。

うーん、いや、どうやろう?さすがに、ねっ、ないやん、たぶん。

そう、この記憶ってのは、不思議なもんである。

これは忘れたらどえらいことになるで…マジでヤバい…

のような案件でも、メモかなんかしないと平気で忘れるし、

そのくせ、どーでもええことをいつまでも覚えていたり。

記憶のメカニズムって、どないなってるのだろうか。

さて、唐突にこんなことを綴るのは他でもない。

最近、めっちゃ忘れる。

っていうか、私の脳みそがキャパオーバーになっているのを

わかってるので、忘れないようにとメモせなアカンのに

そのメモすることをどうやら忘れているっぽい。

そう、直近で2回ほど「うおっ、ヤバい…」を繰り返した。

関係者さま、誠に申し訳ございません。

な、情けない。

あれもこれもと抱え込み過ぎるのが良くないのか…

いやいやいや、言い訳してどないすんねん!

メモを欠かさず、しっかり管理せんかい!である。

年齢とともに忘れやすくなる?いや、そうなのか…

それならそうで、なおさらメモせなアカンやん!

と、まあ、あれこれ綴ったわけだけど、ちょっと置いといて

ええ、何があっても絶対に忘れられない日がやってきた。

10月11日。

ええ、うちのかわいい娘(猫)の1歳の誕生日である。

もうね、まだかな?まだかな?と待ちわびた誕生日。

「1歳、おめでとう!よかったなぁ、なんか食べるか?」

抱きついてはアホほどしゃべりかける、気持ち悪いぐらい。

「アホちゃうん、やめたりや、嫌がってるやろ!」と妻。

じゃかましわい、誰がやめたるかい!

なんや、あれか、嫉妬か?である。

でね、こんなにも想っているのに愛想もクソもなくて

寄ってくることもなく、何かをしてくれるわけでもなく

そこにいるだけで癒しがハンパないプリンセス。

あー、もー、なんやろう、このかわいらしさは。

ただね、ひとつだけ気に入らないことが…

なぜか三男坊と仲が良くて、鬼のように嫉妬している。

そういえば、そのプリンスも1日違いで誕生日である。

誕生日が近いから波長が合う?嫌なことをしない?

性格が良いから?私じゃなく、なぜ三男坊なのだー(泣)

他の誰かなら強く抱いて壊してしまうけど、ま、プリンスなら。

三男坊よ、どうか大切にしてやってくれ。

私の分身でもある君なら、くー、よ、良しとしよう。

とにかく、どっちも誕生日おめでとう!

2024/10/16

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