お母さん。

妻が子宮頸がんの検査に行くという。

以前から定期的に行っているらしい。

平静を装いながら

「お、おぉ…」なんて言ったりしたんだけど、

えっ、なに?癌の検査なん?って気持ち動揺する。

いや、黙って行けよ!である。

予兆があるからとかいう理由でもないし、

ただの定期的な検査ってのは聞いたんだけど、

なんちゅうんか、ソワソワしてまうやないかい!である。

午前中に出て行くっつってたから

ま、昼過ぎぐらいには帰ってるやろうとね

「どないやったん?」なんてラインする。

で、14時ぐらいに確認すると、まだ既読になってない…。

えっ、こわっ、まだ、やってんの?である。

な、長ない?

眼鏡をかけた白髪の先生が

レントゲンの写真を見た瞬間に

老眼がきついのか、ちょっと眼鏡をあげながら

「んっ?なんや、これは…」とか言い出して

看護師さんにコソコソ耳打ちしてたらどうしよう…

癖というか、私特有のアホみたいな妄想がはじまる。

っていうか、猫のエサわい!

私のお昼休憩もかねて

15時頃、慌てて家に帰るも車がない。

おいおいおいっ、まだ帰ってへんやんけ…だ。

とりあえず、猫にエサでも…ってなったのはいいが、

エサって、どこにあんねん!である。

私になつかせるためわざわざ買ってきたのに

「アホか!まだ、早いわ…。やったらアカンで」などと

塩分が…カロリーが…とか口うるさい妻が

なかなか与えさせてくれない「ちゅーる」の

隠し場所だけは知っていて

「おいっ、言うなよ。特別やで」とあげる。

興奮しながら必死のパッチで食べている猫相手に

「自分のもやし、子供の飯も作られへんうえに

おまえの飯すら用意でけへんって、ヤバいなぁ」

普通に話かけているきっしょいアラフィフ親父。

うーん…何でもない日常は

妻がおって、はじめて成立するのを痛感する。

そこへ、ガチャっと玄関の開く音が。

「おぉ、ど、どっか行ってたん?」

「えっ、銀行やけど。なに?」

なに?やあるかい、心配するやろが!ライン見ぃよ、ライン。

とか、怒鳴り散らすのをグッと堪え、平静を装う。

ま、お互いええ歳やし、健康には気をつけんとな…である。

特に お母さん方々は、定期的な検診を!

お母さんがおらんとか…うーん、我が家は完璧に終わる。

銀行って言ってたけど、だいたい、なんぼあるかも知らんし…。

世のお母さん方々、よろしくお願いします!

2024/03/12

百聞は一見に如かず。

今度、700年も続く会社へ訪問させていただく。

な、な、700年…である。

永続する会社を目指すのならば、

実際に永続している企業から学ばせてもらわんと…だ。

で、まあ、700年とかえげつない年月にもなると、

お話を聞かせていただいて「なるほど…」なんてね

理解できるわけがないと思っている。

目の粗いコミュニケーションツールの言葉なんかでは

絶対に伝わらない「何か」があるはず。

というのも、昔、はっとさせられた経験がある。

いやね、大勢の知り合いが会社に集まる機会があって

どうせやから堺の和菓子でも食べてもらおうと

600年続く老舗和菓子屋さんの大将へお願いしにいった。

「ごめん…白玉とタレを別にして欲しいんやけど、いける?」

「おぉ、かまへんよ。せやな、ワシも見に行くわ」って

なんか知らんけど、自転車に乗って大将もついてきた。

数十人のお客さんへお出しするから、慌ただしくね

白玉をスプーンでいっぺんに5個ずつ小鉢へ入れていく。

その時だ。

「アカン!1個ずつ入れぇ。くっつく、くっつく」と大将。

いや、もう、ええやん!かまへんやん!である。

誰がそんなこと気にすんねん…なんだけど、思った。

あっ、これが600年かと。

凡事徹底というか、何でもないことに歴史があるんやな…と。

しかも、「あのな、お客様に提供する時は…」なんてね

あーだこーだと口うるさくイキって説明し倒すこともせずに

「最近、痛風がひどくてなぁ…」と訳のわからん話がはじまって

お客様へ提供する姿勢って、こんなん当たり前やで感っていうか…

さらっと流すあたりが粋っていうか…、おっちゃん、やるやん!だ。

このように肌で感じるためには、聞くだけやなくって

ちゃんと見に行かなアカンわ…ってのが背景にある。

「百聞は一見に如かず」

まさにこれ。

で、最近、知ったのだが、どうも続きがあるらしい。

日本人の好きな言葉遊びみたいなもんなんだけど、

「誰や?上手に考えて…」と感心する。

百聞は一見に如かず

百見は一考に如かず

百考は一行に如かず

百行は一効に如かず

百効は一幸に如かず

百幸は一皇に如かず

えーっと、「こう」括りで…見るだけやなく、考えな…

で、行動せなアカンし、効果(結果)がないと。

また、結果だしても、幸せにならな意味ないし、

自分だけやなく、みんな幸せにならな…というのだ。

しかし、この歳にもなっても知らんことばっかりで嫌になる。

死ぬまで勉強!って、よう言うたもんやで…。

今度、見学だけやなく、しっかり勉強させてもらいます。

2024/03/04

幸せ。

猫との生活をはじめて1か月になる。

空気みたいな存在にでもなるのかな…と思いきや

家に帰ってまず何をするかといえば、手を洗うよりも彼女を探す。

ただ、こんなに愛おしく思ってるのに全く伝わっていない。

見つけては抱っこしたい私の気持ちなど全然わかってくれないし、

虫の居所が悪ければ、少しも触らしてくれない。

強引に抱っこしようものなら…

あぶない、あぶない、今話題のアレになってしまう。

なので、100均で購入したネズミの出番だ。

狩猟の血が騒ぐのか、必死のパッチで追い回す。

私からしたら、「何がおもろいねん…」なんだけど、

彼女にしたら、たまらないのであろう。

で、たいがい遊んだら寝る。

うーん…、君はそれで本当に幸せか?

そんなことを考える。

毎日、飯食って寝て、飯食って寝て、夜中、走り回る…

それのどこが幸せなんや…と。

如何せん猫なんでね、聞いても答えてはくれないものの

まあぁ、なんとなくではあるが、見るからに、幸せっぽい、はず。

じゃあ、さっきから偉そうにしてるけど、人間様はどないやねん?

なんて、彼女はそんなこと気にもしてないだろうが、どうだろう…

「人はパンのみに生きるにあらず」ってイエスが言ってたし…

えーっと、各国の約1000人に

「最近の自分の生活にどれぐらい満足しているか」を尋ねて決める

世界幸福度ランキングってのがあって、日本はなんと47位!

んっ、あれ?よ、47?低っ…ほんまかいな?である。

いつでもどこでも誰とでもスマホでつながれるし、

腹が減ればすぐに美味しいものが手に入るし、

昔に比べ、物質的にはほぼ満たされた状態であるにも関わらず、

47位って?猫の心配してる場合か!なのだ。

しかし、現代人は何をもって心が満たされるのだろう…

単純にお金なのか?

間違いなく大きな要素ではあるが、それだけだとさすがに寂しい。

で、一時でなく、ずっと続く…流行りのサステナブルね

ほでまた、ウェルビーイングつうのを求めていくとだ

「身体」と「心」と「社会的なつながり」の3つがポイントになる。

なるほど、つまりだ

「健康」と「安心」と「コミュニティー」が充実す…る…

あれれっ、日之出屋が提供させてもらってるもんばっかりやん。

なるほど、うちの愛すべきおかあさん方々が

なんとなく心が満たされてるなぁ…とか思てたけど、道理で。

いや、まあ、冗談はさておき…

お店ってのは、ただ食材を購入するだけのスペースではなく、

「コミュニティー」として、間違いなく存在意義があるように思う。

思う存分、ぺちゃくちゃと雑談とか花を咲かせていただきたい。

とにかくだ、「良い人間関係」って「幸せ」には絶対である。

さて、ま、人間関係よりも人間と猫の関係の方が気になる今日この頃。

姫(猫の名前)よ、私との関係性は、どないよ?

もうすでに、君がいない毎日なんて考えられへんぐらい…。

私の幸せのためにも、長生きしてほしい…祈るばかりだ。

2024/02/19

歌。

2月がスタートして、やっと落ち着いた感じである。

何がって、ええ、新年会だ。

1月の間は、「何回、祝うねん…」などと妻もあきれ顔。

ま、お酒は嫌いな方じゃないし、

いろいろとご縁をいただけるわけだから

有難いぐらいに思ってるんだけど、

そう、♪はしごはしごで明日を忘れ~の昭和の飲み方は

もうね、代謝が悪くなってるせいか、残ったりしてきつい。

あと、躊躇するのが「歌、いきましょう!」ってやつ。

ま、カラオケは歌うのが嫌いなわけじゃないし

雰囲気も盛り上がって楽しいからいいんだけど、

順番がくると、下手くそだから、心臓がギューってなる。

そう、音痴だ。

別に気にせず歌えばええやん!なんだけど…

数々のトラウマがフラッシュバックするのだ。

それは、中学校の合唱コンクールにさかのぼる。

音楽の授業でコンクールのパートを決めるからと、

先生がピアノの鍵盤をたたき、ひとりずつ

何を言わされたか忘れたが、ま、「ドー」とかいって

「君はソプラノ」「あなたはアルト」とか振り分けられる。

順調に決まっていくなか、いよいよ私の番がきた。

私の「ドー」に対して、先生はどこか一点を見つめたまま

それは聴力検査をしてる時の顔といったらいいのか、もしくは

歯に挟まったネギがなかなか取れない時みたいに黙り込んでる。

「も、もう一回、いいかな?」

私より前の人でこんなケースがなかったのに、お、俺だけ?

「ドー」

「うーん…」と。

えっ、そんなにネギがひっかかってんの?

いや、違う!口にはせずとも、その曇った顔を見ればわかる。

あっ、なるほど、もしかして音痴?

この時、90%ぐらいの自覚が芽生えた。

そして、高校1年生の時、確信に変わる。

寮生活で夕礼時に寮歌たるものを歌わされるのだが、

寮では3年生は神様で1年生は奴隷みたいな扱いだから

アホみたいにデカい声で歌わなきゃいけない。

で、夕礼終わりに友人が半笑いでこう言う。

「栄太郎につられて、わけわからんようになるわ」と。

あっ、ごめん、やっぱり…である。

そこからの音痴人生…こうも長くなると

何か歌った後に言われる言葉は簡単に想像できるようになった。

「声がええわ」と。

声?いや、歌わい…。

ま、ここまでヘタだとね、これは、社長であり、親でもある私へ

神様が与えてくれたプレゼントだと思うようにしている。

「なんでや?なんで何回言うても、でけへんのや!」

なんていうセリフが、子に対して頭をよぎったとしても…

「いや、おまえもやん!歌、歌」って抑止される。

人によって得手不得手ってあるもんな…。

うーん、ほんま、歌はうまならん…。

2024/02/05

顔。

道でばったり会ったお客様が声をかける。

「どないしたん、にいちゃん?えらい難しい顔して」と。

なんでも眉間にしわを寄せた顔なのだという。

ま、そりゃね、この荒波の中で経営させていただいてたら

その辺の道端やと難しい顔にもなるわいなって話だが、

そんなつもりはさらさらない。

いつもニコニコを、なんとか心掛けてるつもりだし、

道に迷ってて誰に聞こうか

キョロキョロしてる人がいたとしたら

迷わず私へ歩み寄ってくるやろな顔をしてるつもりだ。

ほんと、道を尋ねやすい顔。

ただ、私はそのつもりでも、他人からしたら

何を怒ってるんや…って見えたのだろう。

「男の顔は履歴書、女の顔は領収書」なんてね

ま、名言からすると、男は生き様が顔を作っていくわけだから

もひとつええ生き様ではないんちゃうか…と悩ます。

うーん、作り上げるのに、ええサンプルないか?思っ…たけ…

あー、おった!おった!ええのがおったわ!である。

いやね、我が家に新しい家族が増えたのだ。

息子3人に私っていうだいぶ男くさい我が家にね

どえらい女神が舞い降りた。

っつうのも、以前に綴らせていただいたのだが、

猫を飼いたい…って妻に相談すると

めっちゃ前向きに考えてくれてたみたいで

勝手にいろいろと探ってたところ

あるペットショップで彼女と目があったという。

で、一言、「ウニャ?」と。

そんなもんね、躊躇もなかったのだとか。

「アカン…もう、無理やわ」って連れてきたのだ。

カバンから顔を出してきた猫と「ニャ?」って初対面。

「ほんまや…そら、無理や」である。

か、かわい…。

他にどんな表現したらええか考えてるけど、あらへん。

か、かわい…。

ええおっさんがね、そんな言葉使ったら気持ち悪いか知らんけど、

んなもん、関係あるかい!だ。

か、かわい…。

アメショーやん…とか猫を知った人がそう言うけど、

いや、うちの姫を浜田省吾みたいに言うな!である。

アカン、なんせ、言葉がない。

か、かわいいなぁ…。

しかし、誰に教えてもらったら、その顔できんねん?

もうね、べっぴん過ぎて食べたろかってアホみたいに近寄せれば

「近い、近い、アホか!止めたりや、嫌がってるやろ!」と妻。

ほうぅ、嫉妬やな…である。

せやけど、姫の顔は誰もを笑顔にする顔やで。

姫よ、どないしたらその顔になんねん?教えてな…。

2024/01/23

幸せ。

私は、よっぽどのことがない限り医者へ行かない。

ま、そもそも風邪なんて引いたことないんちゃうか…ぐらい

ご先祖さんと神さんが頑丈に創ってくれたみたいで有難い。

だから、ほんまに医者が必要な人のためにも

私は行ったらアカン!と、たいがいのことは我慢する。

しかも、金額の7割は誰かの税金なので

行かないことだけで国家社会へ貢献できるんだし…。

とはいえ、ほんまにヤバい…って場合は、さすがに行く。

過去には、そりゃね、何度かお世話になっている。

ただ、自分ルールを破るわけだから、お医者さんの言動が気になる。

口を大きく開けて、先生が喉を見た瞬間に

「うわっ…えらいことなってるやん。我慢しすぎや」とか

尿をとって、その数値を先生が確認した瞬間に

「あーあーあー、ぐっちゃぐちゃやんか。はよおいでや」とか

あきれた顔で話し出したら、「おっしゃ、ようやった!」である。

もうね、熱出て、しんどいんはしんどいんやけど、

小さく握りこぶしを作り、自分で自分を褒めてあげる。

こんなことを言うと…

いや、はよ行ってはよ治しや!な話は、ま、ちょっと置いといて

日本の医療体制ってのは、世界へ誇れるんちゃう…である。

救急車も出動するのにほんまは4万円ほどするらしいのに…ねっ。

なのに、GDPが世界4位でどうのこうの…日本はアカンみたいな…

そんなニュースを耳にすると、そない悲観的にならなアカンか…と。

そうかな?めっちゃええで、日本と…。

いやね、成長せんでええ!とか言いたいわけでなく、

国々でね、それぞれ長所があれば短所もあるんやから、

そないGDP!GDP!とまくしたてんでも…と思うわけ。

確かに、成長できてないのは問題っちゃあ問題なんだから

私も社長の端くれとしてだ、頑張らんとアカン。

せやけど、頑張っても幸せじゃなかったら全く意味がない。

うーん…この幸せのランキングみたいなやつでは

日本って世界で47位とか そんなんらしい…。

あれっ、全然、幸せとちゃうやん!である。

っていうか、何をもって「幸せ」というのだろうか?

腹減ったらコンビニとかですぐに解消できるし、

スマホなんかでいつでもどこでも誰かとつながれるし、

これだけ便利で豊かな環境になったにも関わらず

何が幸せなのかすら、わからんようになってるんかな…

なんてことを考えてた休日の昼下がりのことだ。

妻が実家に帰ってて、家には三男坊と私の2人だけ。

昼飯、喰わさな…と湊駅近くの「ながおか」へ行く。

同級生のお兄ちゃんに「天丼とざるのセット」を注文。

隅っこのテレビには女子マラソンが流れている。

興味があるわけもなく、誰かを応援するわけもなく、

ただただ隣のおっさんとボケーっと眺めている。

その間、まったくの「無」だ「無」、無の境地。

出来上がった瞬間、無言でざざざっと平らげる。

「ご馳走様。おおきに」って店を出ると、日差しが眩しい。

えーっと、なんやろう、めちゃめちゃ幸せやん!である。

何でもないようなこんな日常に幸せがあったわ…の話である。

久しぶりの「ながおか」…うまかったぁ。

2024/01/15

日常。

ほんまにちょっと前、年末のご挨拶を…とかいって

いろんな人へ「良いお年を!」なんてペコペコしてたのが、

舌の根の乾かぬ内に、今度は「明けまして…」に変わって

新年のご挨拶をペコペコさせてもらっている。

1月1日の区切り感?切り替えの早さ?っていうの…凄いなぁだ。

でもって、明日は1月10日。

ちょっと前に初詣で「あざーっす!」言うたとこやのに

今度は、急に「商売繁盛で笹持ってこい!」と一日中言うてる。

神さんも、たいがい忙しいなぁ…である。

ただ、私は、えべっさんには行かない派。

なんかね、セコない?って思われそうで、神さんに。

いや、神社自身も商売繁盛だから、めっちゃ盛り上がればいいと思うし

うちのオカンは私よりも商魂たくましく、

「えべっさんや!はよ行かな無くなるわ…」と朝からうるさい。

で、まあ、普段から神さんに参っている人が言うのはいい。

せやけど、普段いっこも神社へ行かへんくせに

「商売繁盛や!」って、ここぞとばかりに参るのは、なんか…なのだ。

神さんもビックリして「えっ、おまえ、誰や?」ってなるだろう。

そうなんです!

年末や年始だけの挨拶はアカンやろうし、

10日だけ神さんとこ行って手を合わせてもアカン。

何が大事って、普段である、普段。

普段からしっかり挨拶はするもんやし、

普段から神さんに頭を下げて感謝するのが…ねっ、とか思う。

年末にウメビーフの社長と話したことを思い出す。

「いろいろお世話になりました。また、来年も…」

「こちらこそ!んっ、あれっ、明日って、1月1日は休みなん?」

「んなアホな、なんでですの!明日もエサやりますよ」

「せ、せやな、休んだら、牛が怒ってくるわな…エライなぁ」

農家さんとかも含め、生き物を相手に商売してる人はほんまに大変…。

毎日、コツコツコツコツコツ…

一生懸命に向き合わないと、ちゃんと育ってくれない。

うーん、商売繁盛に限らず、成功のコツは2つ。

「コツとコツ」のコツコツである。

その時だけってのではなく、普段からコツコツと…。

あっ、年始の飛行機の事故だってそうだ!

普段から訓練をコツコツ積み重ねた結果、

最悪の事態とかならずに済んだのだろう。

何でもないような日常がいかに大切なのかである。

っていうことで、今年も愛すべきお客様と向き合い、

明日も、次の日も、一日一日コツコツと頑張ってまいります。

変わらぬご愛顧を賜りますよう

どうぞよろしくお願い申し上げます。

※最後になりますが、1月1日に発生した地震によりお亡くなりになられた方々に

深く哀悼の意を表するとともに、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

微力で限られたものでしかありませんが、できる限り支援させていただき、

一日でも早く日常を取り戻せることを祈念申し上げます。

2024/01/09

誰か。

2023年がもうすぐ終わる。

どんな1年だったかな…って振り返る。

年の瀬に息子の髪の毛が言葉で説明できない色に変わる

なんていう暴挙によって、すべて持ってかれたんだけど、

仕事上の話でいえば、そう、値上げが凄まじかった。

どれぐらいかっつうと、「おはよう」とか「こんにちは」とか

挨拶してるはずが、もうね、「なんぼ?」って聞こえるぐらい。

で、まあ、この商品やサービスの値段ってのには

〇〇円になるまでに、いろんな背景が隠されている。

原料はもちろんなんだけど、容器代とか物流費とか開発費、

ブランド・広告…などなど、目に見えないのが山ほど交錯する。

また、お客様にも事情とか背景、世の中の背景…

もうね、いろんなこと考えるわけだから

そりゃあ、「なんぼ?」「なんぼ?」言うわいな…だ。

お買物されるお客様は、いちいちそんな背景を考える必要はない。

そう、値決めをする我々は気をつけなアカンわって思う。

仕入れが値下げになると、値段が下がる。

この理屈はわかる。

ただ、値上げになると、理屈では「値上げ」なのにも関わらず

すぐ「もうちょっとまからんか?」って論理が破綻しがち…。

その商品だけを見て背景をすっ飛ばすから、そうなっちゃうのだ。

誰かがめちゃくちゃ考えて、誰かが機械とか作って開発して

誰かが必死のパッチでコストカットして

誰かが伝票きって誰かが運んでくれて…とかイメージせな…。

あっ、そういえば、先日、赤十字さんから

「寄付ありがとうございました」と感謝状が届いた。

んっ、俺?である。

いや、これはお客様からお預かりした募金のやつだろう。

なんつうの、贈り主不明の贈与で誰かが救われているわけだ。

うーん、仕事に限らず、何でも

「誰か」のおかげで世の中は回っとんなぁ…なんて思うと

この年の瀬になんか清々しい気持ちになり、

新年もまた感謝の気持ちで迎えることができそう…

っていうか、日之出屋が回っているのは「誰か」ではなく、

特定できるから有難てぇぇ!!!

愛すべきお客さま皆々様

今年も、いろいろと助けていただいた一年だったように思います。

「ほんま、高なったなぁ」とかね、口にはするものの

年末にまで足を運んでいただき、誠にありがとうございます。

お取引様においても、値上げの中、なんとか…なんとか…

と、落としどころを見つけながら交渉につきあっていただき、

また協力してくれて、誠にありがとうございます。

最後にスタッフの皆さま

クリスマスや年末なども出勤で「働き方改革わい!」なんて

心では思っていてもだ、口にはせず、頑張っていただき、

誠にありがとうございます。

今があるのは、「誰か」のおかげはもちろんだけど、

ホントたくさんの方々に支えられていると感謝申し上げます。

来年もまた皆様にとって良い年でありますよう祈念申し上げるとともに

変わらぬご愛顧を賜りますようよろしくお願いいたします。

それでは、良いお年を!

2023/12/30

本当は…。

「あれやで、ほんまは25日がクリスマスやから…」

いや、もう、このやりとり何万回してきたんやろう

24日はイブで、本当はな…って会話が聞こえてくる。

あれだ、みんなが「さっちゃん!さっちゃん!」って呼ぶんだけど

名前は「さちこ」って言うんだ、本当はね…といっしょだ。

で、まあ、昔々、若い頃っつうと、クリスマスといえば

なんとなく、恋人がおらんと話にならん的な風潮があった。

とにかく彼女を!って、わざわざ合コンなんかもよくした。

合コンの入り口は、なんか嫌な奴を演出して、最終的には

「本当はええ人」であがる大作戦を慣行していた。

最初っからええ人は損や、加点方式を採用せんと…って懐かしい。

また、クリスマスソングでは「恋人はサンタクロース」ってのも。

♪恋人はサンタクロース 本当はサンタク…ロ…んっ、ほ、本当は…?

うーん、何が「本当は…」なのだろう?

だいたい、サンタクロースのイメージカラーの赤は

コカ・コーラさんが作り出したって話だし。

っていうか、今と昔では「クリスマス」の捉え方が全然違うっぽい。

恋人の話なんて「はぁ?」ってレベルだろうし、

ケーキだって、私が小さい頃は誕生日とクリスマスの年2回に比べ、

令和の時代は「スイーツ」って名に変わり、いつでもどこでも…。

うーん、クリスマスの真実って?

…なんてことをだ、サンタクロースの恰好をして

頭を悩ましているのは私ぐらいなもんだろうと思ってたら違った。

橋の上にいた。

まだ名前もない南蛮人。

サンタクロースの恰好をしてえらい遠いところを見てはる。

名前はもうすぐ決まるみたいだから嬉しいはずなんだけど、

どこか切ない感じで佇んでいる。

色だ、色、間違いない、ネズミ色だからそう見えるのだろう。

ちょっと話かけてみることに。

「お疲れさん。どないよ?サンタさん」

「オツカレサマデス。チョットネ…」

「えらい遠いとこ見て…で、どこ見てんのな?」

「ミライデス。セカイノミライヲミテルンデス」

「あー、クリスマスでも戦争とかあるし…アカンわな…」

「チョットデモヨクナレバ…ト ココデイノッテマス」

「へえぇ…堺やなくてもええのに、なんで、堺なん?」

「セカイノ4ツマエニアルカラ。マズハサカイカラデス」

「さかい、しかい、すかい、せかい…ほんまや!」

いや、市長でも狙ろてんのか!である。

ただ、祈るだけでは何も変わらないし、

未来を悲観的に考えたところでどうにもならない。

何か行動を起こさなければ!

サンタクロースの恰好をして、たったひとりでも笑顔になれば

それは立派な行動なのではないだろうか。

なるほど、メリークリスマス!である。

うーん、ま、でも、なんつうの、ブログのためにとはいえ、

こんな格好して写真を撮るのは死ぬほど恥ずかしかった、本当は…。

ユーチューバーとか凄いな…ようせんわ…。

2023/12/25

キャッチボール。

ここ数年はコロナの影響で何にもできずに

おとなしくしれーっと年越し…って感じだったが、

今年は、忘年会とかね、比較的に多いような気がする。

会議なんかも、バタバタっと詰め込まれちゃって

とにかく、人と話をする機会がめちゃくちゃ増えた。

で、思った。

オンライン会議に慣れすぎちゃって

キャッチボールが下手くそになったんちゃうか…である。

いやね、なんとなくだけど、

オンライン会議って、結構、一方的に話すことが多いっつうか

キャッチボールじゃなくって、投げっぱなしみたいな。

言いたいこと伝えたいことをザーッと話して

「何かご意見ありますか?」

「・・・」みたいな。

そりゃね、目線があっちゃこっちゃ向いてたりするし、

「えっ、誰に投げたん?」みたいなボールが多いし、

大谷みたいなスライダー投げられてもキャッチでけへんし、

こんなやりとりを長いこと繰り返してきたわけだから

投げる方も受ける方も下手くそなるわ…と思うわけ。

先日、それを痛感する。

新しい挑戦を…と仕事の話をするのに岡山まで行ってきた。

ひとりぼっちの車は寂し過ぎるので、妻をいっしょに積み込む。

息子達はもちろんいなくって、妻とふたりっきりの車内。

「近っ!ち、ちょっと近ない?」って、妻は後部座席に移る。

なるほど、新鮮だ。

こんな狭い空間に妻とふたり…何年振りやねん!である。

誰にも邪魔されない会話のキャッチボールがはじまる。

「オカンの実家が明石やん、よう来たわ」

「相生若竹会っていう道場あってやぁ。強かったわ、剣道」

「あっ、赤穂や…んっ、赤穂って兵庫やったっけ?」

もうね、どんだけ兵庫のボール投げんねん…である。

ミラー越しに後ろを見なくてもわかる。

あまりの兵庫ボールの多さに嫌気がさし、お菓子食べながら

足組んでよそ見して適当にキャッチしている妻の顔が…。

ってか、なんでもええけどやぁ

兵庫、長ない?

姫路あたりから「あれっ?」やったけど、思てる3倍長かった。

とかいってる間に目的地へ昼過ぎに到着。

たかだか数時間のために岡山まで…と時代ではないかもしれないが、

いやー、わざわざ行って良かった!

ワクワクするような未来の話ができ、有意義な時間だった。

プレゼンの説明や事務的な話であれば、オンラインもいいけど、

やっぱり会って話をしないと、伝わらへんで!である。

そして、妻とふたりっきりのキャッチボール…意外に良かった。

暴投してボールを探すかのように「無」みたいな時間があるものの

もうちょっと練習して、スムーズなキャッチボールを…と心に誓う。

うーん、いろんな意味で大きな収穫である。

あと、山陰自動車道を走る車が「ロケットか!」ってスピードと

兵庫の長さを完全に舐めてたってのには注意したい。

2023/12/18

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