本当は…。

「あれやで、ほんまは25日がクリスマスやから…」

いや、もう、このやりとり何万回してきたんやろう

24日はイブで、本当はな…って会話が聞こえてくる。

あれだ、みんなが「さっちゃん!さっちゃん!」って呼ぶんだけど

名前は「さちこ」って言うんだ、本当はね…といっしょだ。

で、まあ、昔々、若い頃っつうと、クリスマスといえば

なんとなく、恋人がおらんと話にならん的な風潮があった。

とにかく彼女を!って、わざわざ合コンなんかもよくした。

合コンの入り口は、なんか嫌な奴を演出して、最終的には

「本当はええ人」であがる大作戦を慣行していた。

最初っからええ人は損や、加点方式を採用せんと…って懐かしい。

また、クリスマスソングでは「恋人はサンタクロース」ってのも。

♪恋人はサンタクロース 本当はサンタク…ロ…んっ、ほ、本当は…?

うーん、何が「本当は…」なのだろう?

だいたい、サンタクロースのイメージカラーの赤は

コカ・コーラさんが作り出したって話だし。

っていうか、今と昔では「クリスマス」の捉え方が全然違うっぽい。

恋人の話なんて「はぁ?」ってレベルだろうし、

ケーキだって、私が小さい頃は誕生日とクリスマスの年2回に比べ、

令和の時代は「スイーツ」って名に変わり、いつでもどこでも…。

うーん、クリスマスの真実って?

…なんてことをだ、サンタクロースの恰好をして

頭を悩ましているのは私ぐらいなもんだろうと思ってたら違った。

橋の上にいた。

まだ名前もない南蛮人。

サンタクロースの恰好をしてえらい遠いところを見てはる。

名前はもうすぐ決まるみたいだから嬉しいはずなんだけど、

どこか切ない感じで佇んでいる。

色だ、色、間違いない、ネズミ色だからそう見えるのだろう。

ちょっと話かけてみることに。

「お疲れさん。どないよ?サンタさん」

「オツカレサマデス。チョットネ…」

「えらい遠いとこ見て…で、どこ見てんのな?」

「ミライデス。セカイノミライヲミテルンデス」

「あー、クリスマスでも戦争とかあるし…アカンわな…」

「チョットデモヨクナレバ…ト ココデイノッテマス」

「へえぇ…堺やなくてもええのに、なんで、堺なん?」

「セカイノ4ツマエニアルカラ。マズハサカイカラデス」

「さかい、しかい、すかい、せかい…ほんまや!」

いや、市長でも狙ろてんのか!である。

ただ、祈るだけでは何も変わらないし、

未来を悲観的に考えたところでどうにもならない。

何か行動を起こさなければ!

サンタクロースの恰好をして、たったひとりでも笑顔になれば

それは立派な行動なのではないだろうか。

なるほど、メリークリスマス!である。

うーん、ま、でも、なんつうの、ブログのためにとはいえ、

こんな格好して写真を撮るのは死ぬほど恥ずかしかった、本当は…。

ユーチューバーとか凄いな…ようせんわ…。

2023/12/25

キャッチボール。

ここ数年はコロナの影響で何にもできずに

おとなしくしれーっと年越し…って感じだったが、

今年は、忘年会とかね、比較的に多いような気がする。

会議なんかも、バタバタっと詰め込まれちゃって

とにかく、人と話をする機会がめちゃくちゃ増えた。

で、思った。

オンライン会議に慣れすぎちゃって

キャッチボールが下手くそになったんちゃうか…である。

いやね、なんとなくだけど、

オンライン会議って、結構、一方的に話すことが多いっつうか

キャッチボールじゃなくって、投げっぱなしみたいな。

言いたいこと伝えたいことをザーッと話して

「何かご意見ありますか?」

「・・・」みたいな。

そりゃね、目線があっちゃこっちゃ向いてたりするし、

「えっ、誰に投げたん?」みたいなボールが多いし、

大谷みたいなスライダー投げられてもキャッチでけへんし、

こんなやりとりを長いこと繰り返してきたわけだから

投げる方も受ける方も下手くそなるわ…と思うわけ。

先日、それを痛感する。

新しい挑戦を…と仕事の話をするのに岡山まで行ってきた。

ひとりぼっちの車は寂し過ぎるので、妻をいっしょに積み込む。

息子達はもちろんいなくって、妻とふたりっきりの車内。

「近っ!ち、ちょっと近ない?」って、妻は後部座席に移る。

なるほど、新鮮だ。

こんな狭い空間に妻とふたり…何年振りやねん!である。

誰にも邪魔されない会話のキャッチボールがはじまる。

「オカンの実家が明石やん、よう来たわ」

「相生若竹会っていう道場あってやぁ。強かったわ、剣道」

「あっ、赤穂や…んっ、赤穂って兵庫やったっけ?」

もうね、どんだけ兵庫のボール投げんねん…である。

ミラー越しに後ろを見なくてもわかる。

あまりの兵庫ボールの多さに嫌気がさし、お菓子食べながら

足組んでよそ見して適当にキャッチしている妻の顔が…。

ってか、なんでもええけどやぁ

兵庫、長ない?

姫路あたりから「あれっ?」やったけど、思てる3倍長かった。

とかいってる間に目的地へ昼過ぎに到着。

たかだか数時間のために岡山まで…と時代ではないかもしれないが、

いやー、わざわざ行って良かった!

ワクワクするような未来の話ができ、有意義な時間だった。

プレゼンの説明や事務的な話であれば、オンラインもいいけど、

やっぱり会って話をしないと、伝わらへんで!である。

そして、妻とふたりっきりのキャッチボール…意外に良かった。

暴投してボールを探すかのように「無」みたいな時間があるものの

もうちょっと練習して、スムーズなキャッチボールを…と心に誓う。

うーん、いろんな意味で大きな収穫である。

あと、山陰自動車道を走る車が「ロケットか!」ってスピードと

兵庫の長さを完全に舐めてたってのには注意したい。

2023/12/18

猫。

営業などで「DX化は進んでいますか?」的な話が多い。

人口が減っていくなか、働き方改革や人手不足を解消するためにも

「いらん、いらん!うちはアナログでええねん!」

なんてね、時代に逆らうようなことを言ってても仕方がなく、

うーん、ほんまに考えていかなアカンわ…である。

で、まあ、しかし、DXのXわい!って腑に落ちないまま

英語まみれやな…なんて頭を悩ましながら家に帰る。

すると、玄関まで息子の笑い声が聞こえてくる。

「んっ、誰か友達でも来てんのか?」

ドアを開けると、テレビゲームしながらめっちゃしゃべっている息子。

よくわからないが、通信ゲームでつながってるらしく

それぞれの家に居ながら、友達みなで遊べるというのだ。

「誰としゃべってんや思うやろ!」

向こう側に聞こえるように大きな声で言うと

「あっ、オトンや、オトン。帰ってきてん」と。

おかえりわい!である。

キッチンでは妻が何やらしゃべっている。

「アレクサ!どうのこうの…」と。

キッチンタイマーからはじまり、音楽とかメモ代わりにとか。

しかも、小声で話しかければ小声で返ってくるという。

なんちゅう機能や、どんだけ賢いねん…である。

そこへ長男がやってきた。

話しかけると、「えっ、なんて?」とイヤホンをとる。

「おまえ、家でイヤホンすな!あっ、それ、買うたやつや」

「めっちゃええで、これ」

そう言い残し、部屋を出ていく。

何がやねん!である。

妻が食事を用意する間、私はテーブルにつき、

おもむろにスマホを見る。

すると、以前に見たからであろう…

「おまえ、こんなん好きやろ」と言わんばかりに

猫の動画とか食虫植物が虫を食べる動画が畳み掛けてくる。

うーん、AIがそう判断したんやから

実際に見てたからなんやろうけど、

俺、見たかな?なんて思いながら、ま、見ている。

それぞれが何かしらに夢中だ。

えーっと…

便利な世の中でええねんけど…

ほんまに ええんか、これで!だ。

これが幸せな家族の画か!だ。

思い描いていた画とはだいぶちゃうような気がしないでもない。

で、また、そこにChatGPTってやつが加わるんやろ…

家族でしゃべることなくなってまうんちゃうか…である。

このままではいかん!

そう思った私は猫を飼うことを決めた。

これだけ便利で合理的な空間には

あの何の役にも立たない猫が、我が家には必要と感じる。

会社も家もこのIT化が進む時代の流れには抗えない。

だからこそ、あの何もしないただただかわいらしいだけの猫が…。

妻よ、どうだ?

2023/12/11

別名。

「お父さん、干支って言える?」

仕事から帰るなり、リビングで勉強している風の

息子からこんな質問が飛んできた。

「子丑寅卯辰巳午未…なんで?それがどないしたん」

「うわっ、知ってるやん!じゃあ、10月の別名は?」

「10月?えーっと、あれやん、あれ、神無月」

答えると同時に「えっ」って顔で目を丸くする息子。

「会議かなんか知らんけど、神さんが出雲へ集まるから…」

「いらん、いらん、そんな説明、いらん。いや、ずっとアホや思てたけど、

なんや、かしこいやん!おもろなっ、アホのお父さん、カムバッーク!」

待て待て待て待てちょっと待って…まず、ほたえんな!

で、誰がアホのお父さんや!俺のことなんや思てんねん!

そんなん知ってるぐらいでかいこいもないけど、アホって…である。

まあ、息子ら3人とも勉強などを教えてきたのは、すべて妻だ。

なので、妻がかしこくて私はよう教えんとでも思っていたのだろう。

うーん…、今まで彼らとどのように接してきたかを振り返ってみる。

あっ、そうか、思い出した!ヤバい…アホの要素がたっぷりある…

いやね、息子達が小さい時、私がオナラをする前にしていたことだ。

「痛っ!イタタタ…指が痛いから、ちょっと引っ張ってくれへん?」

急にそんなことを言えば、彼らは心配そうに私の指を引っ張ってくれる。

そのタイミングでオナラをすれば、ビックリするし、ケタケタ笑いよる。

「もうぅ、強く引っ張るから~」なんていう遊びをよくしていた。

アホのお父さんである。

で、ある期間、日之出屋で顔見知りのママ友さんと出会う度に

なんか苦笑いされるっていうか、違和感のある挨拶が続いた。

妻に「店でおまえの友達に会うねんけど、なんか変やねん…」って聞けば

「あの子が幼稚園で言いふらしてんで。だから、あんたは 別名…

“指をひっぱったらオナラが出るお父さん“。アホなことしぃなって…」と。

待て待て待て待てちょっと待って…指きっかけとちゃう、オナラきっかけや。

指がトリガーになってオナラが出るとか…どんなメカニズムやねん!

「おいっ、間違えてるぞ!オナラが出る時に指を引っ張らせるに訂正して」

「アホか、嫌やわ!」

うーん…なかなか恥ずい思い出である。

その記憶が大きく残ってるなら、そら、アホや思うわな…。

汚名返上のためにも、彼らとの接し方を考え直さなければならない。

そういえば、この別名ってやつで、私よりも格段にひどいのが魚にいる。

カワハギだ。

別名 ハゲである、ハゲ。

丸いのが「丸ハゲ」で、長いやつにいたっては「ウマヅラハゲ」とか

いや…やり過ぎやろ、完璧にただの悪口やないかい!である。

ただ、そんなハゲも今の時期、めちゃめちゃ旨くなる。

身離れが良く、ハゲの煮つけなんて、そりゃあもう、大好物。

せっかくなので、妻に炊いてもらおうと思い、

家で息子たちと「カワハギはハゲ言うねん」話をする。

「ハハハ…、かわいそっ、お父さんといっしょやん」と息子たち。

待て待て待て待てちょっと待って…ま、まだや!マダハゲや!!

ま、とにかく、ええハゲを仕入れてお待ちしています。

さて、今の時代、あだ名なんて禁止の学校が多いのでは…だ。

なので、間接的にカワハギの別名もNGなのでは…とかも考えたり。

いやー、言いたいことも言えない…ねぇ、ブログだって言葉を選ぶし。

息苦しい世の中が加速しないことを祈るばかりである。

2023/12/04

ワイン試飲会。

25日(土)に、はじめてワイン試飲会を開催した。

どうせ試飲するなら、ゆっくりと座っていただいて

お料理といっしょに楽しんだ方がいいのでは…

ってことで、御陵前のカフェを18時から貸し切る。

17時30分ぐらいから続々とご来店されて

18時ちょうどには、ほぼすべての方が着席。

グラスにはスペイン産のスパークリングワインが注がれる。

ソムリエから少し説明とか挨拶があって

私の「乾杯!」の合図ととも、グラスを掲げたお客様が

「かんぱーい!」って飲み干し、わーっとね、拍手が起こる。

おぉ、なんかパーティーっつうか、ぽいぽい!試飲会っぽいやん…

はじめての試みだけど、まずまずのスタートに安堵する。

ほっとするのもつかの間、んっ?全員、ワインが空っぽやん…

いや、そら、そうや!1+1=2や!当たり前やないかい!だ。

じゃあ、30名全員が「えーっと、次はどのワインを…」である。

なのに、私ってサーモンを切ろうとかしてて…

いや、あかんがな!サーモンやあるかい!ワインつがんかい!

めちゃくちゃあせった…。

2杯目のワインどれにしよ?波が一番あせった…。

ただ、そこはね、日之出屋のお客様ばかりで

甘えちゃいけないんだけど、「まぁまぁまぁ、はじめてだし…」的に

受け入れていただいて、ほんと「あざーっす!」である。

最終的には、なんとか楽しんでいただいたのではないだろうか。

お客様のいろいろなご意見を聞ける良い機会にもなったし、

また第2弾をお約束し、幕を閉じた。

※写真とか動画とか…なんて考えたりもしたが、

いや、ま、その、それどころじゃなくて…ま、こんな感じっす。

いやー、3500円も頂戴してはじめて開催した試飲会。

この価格設定もどうなんかな?と頭を悩まし、準備を進めてきたが、

結果、「安すぎるで!」なんてワイン好き声もたくさんいただき、

いやー、ほんまに、愛すべきお客様である。

そして、思ったのは「やってよかった~」ということ。

スーパーマーケットの仕事だけでは

なかなか思いつかないアイデアがたくさん生まれたように思う。

「また案内してやー」なんておっしゃられるお客様の笑顔を見ると

2回3回…回を重ねるごとに素晴らしい空間を作ったんねん…

そんな気持ちになって…きて…っていうか、なるほど!

プロの歌手がライブをする気持ちとどこかシンクロした感覚である。

えー、会場は武道館じゃなくて、カフェだから30名が限界か…

せやったら、何回目ぐらいからは2daysとかイキッた開催に…

何、歌おう?せや、ギターでも弾けるように練習せな…

あっ、ちゃうわ、歌手やないねや。

ワインわい!って怒られるわ。

2023/11/27

フォークとナイフ。

今では随分と少なくなってしまった

「〇〇ちゃん」と名前のついたお好み焼き屋さん。

私が子供の頃なんて、そりゃあもう、山ほどあって

たこ焼き屋と足したら大阪だけで1億は下らんのちゃうか…ってほど。

で、御陵前店の向かいには「ひさちゃん」があるんだけど、

日之出屋の創業と同じぐらい続いてて、たいがい元気だ。

40年前とかに「おばちゃーん、豚玉3枚!」って買いに行ってた時と

まったく同じ顔のおばちゃんが、バリバリ現役で頑張っている。

うーん、なんでやろ…思い出せへんだけか…いや、あの顔やった…

しかも、この前の夏にお店のクーラーを取り換えたから

「せやな、あと10年はするで」と、引退する気配などまったくない。

先日も日之出屋へ来るなり、呼び止められ

「あー、えい君、土曜日にイカとエビを置いといてなぁ」と。

え・い・く・ん?

もう、ええやろ、まだ言うか…である。

これも随分と少なくなったが、私をそう呼ぶ数少ない女性のひとりだ。

「おっ、えらい繁盛してるやん!」

「もうな、忙しても暇でもどっちでもええねん…」

おぉ…、なんやろう、達観してるっていうか、境地にいてはる。

売上とかを気にする私の器が、なんだか小さく感じた。

「あのな、みんな、話しに来んねん…ほんでな、タダで話してたら悪いやろ

だから、気ぃつこてな、お好み焼き注文してくれてんねん…」と言うのだ。

ええがな、それで!である。

今や、4人に1人は高齢者、そのうち単身世帯は…の時代。

これから、その単身世帯の数が尋常じゃないほど増えていくなかで

ひとり飯ってのは、流行りのウェルビーイングには程遠いように思う。

社会の課題をビジネスの手法で解決する…せや、まさにソーシャルビジネス。

だいたいね、ぺちゃくちゃお話しながら食べるお好み焼きの旨さといったら…。

来店されるお客様にしたら、その空間を作り出す「ひさちゃん」って

もう、なくてはならないお店になっているのだ。

なるほど…、私が目指す道でもある。

ひさちゃん、勉強させていただきました。

んっ?目の前に日之出屋があることで、

余計な在庫を持たずに…フードロスの取り組みにも…SDGsやん!

おばちゃん、いっしょにまだまだ頑張ろな…である。

さて、「ひさちゃん」はさておき、私はたこ焼きが大の大の大好物で

その双璧をなすお好み焼きってのにも目がない。

で、どうせならね、ベストな食べ方をしたいから

家でお好み焼きを食べる時、我が家はフォークとナイフでいただく。

というのも、家の場合、だいたいは箸で食べることになるやないですか、

それだとね、一口サイズに切るにも豚肉が邪魔して上手にカットできず

上にかかっているソースまで豚肉が一緒に連れて行くでしょ…、つまり、

片方に豚130いって、片方が豚0ソース0、これが我慢ならんのだ。

千里中央とかね、上品なアップタウンに住んでるわけでもなく、

南大阪・堺っつうダウンタウンみたいなとこ住ん…でて…

んっ、似合わん?かまへんがな、フォークとナイフである。

そう、そう、これから私みたいなオコノミストにはたまらない

牡蠣である、牡蠣、間違いないやつ、カキオコの季節だ。

生でそのまま?フライ?どて鍋?いやいやいや…ま、みな旨いけど

牡蠣いうたら、お好み焼きやん!である。

出始めは小粒やったけど、だいぶええ感じになってきた。

妻よ、月2は頼む。

2023/11/20

最後は自分。

何かのテストでいつもよりまあまあ良い結果だったと息子がいう。

何の努力もなしに良い結果ってのはあり得ないので

原因と結果の法則からすると、ま、間違いなく努力したのだろう。

ただ、称賛をおくるが、勘違いしたらアカンで…と釘を刺す。

自分ひとりが頑張ったから…っていうと、ちょっと、ちゃうぞ!だ。

勉強する教科書とかノートとか誰が買うてくれたんや?

勉強してて腹へった時に誰が飯を用意してくれたんや?

わからんところは先生とか誰かに教えてもらえへんかったか?

がんばろう!って刺激を受けた友達とかおらへんか?

なっ、よくよく考えたら、まわりの「おかげ」が凄いねん、ほんまは。

せやけど…そんなん忘れてな、俺がやったんや!ってなりがちやねん。

っていう風に 息子へ言ってるみたいだけど、実は自分に言い聞かせてて

この機会に「自分」ってのを見つめ直し、そう、肝に銘じたい。

このブログで何度も綴らせていただいているんだけど、

ホント思うのだ!「自分」の定義とは?である。

以前、ある先生に教えてもらい、ストンと落ちたのがこれ。

「自」は、私・我・己・個人・個性…といった意味で

「分」は、家族や会社、友人…また、地域、日本、地球…

そう、何かの一部分の「分」。それがくっついて「自分」なんだと。

だから、「分」のルールやマナーのもとで個性を発揮しなきゃいけなくて

自分勝手にすることは個性なんて言わず、「我まま」ってことで…

ほおぉぉ、なるほど!と。

ちっちゃい頃からそんな考え方なん?だけど、違うに決まっている。

どっちかっつうと、まさしく「俺が…俺が…」な自分だったように思う。

それが、家族ができるとどうだ、家族の一部分として…妻が…

いや、ま、その、息子が、「なぁ、心臓ちょうだいや!」って言えば

余裕で差し出すぐらい己より大切な存在なわけだから「自」なんて…

また、会社の社長だって同じことがいえよう…

会社の一部分として…「自」なんて後回し、後回しだし…

んっ、そういえば、世界で唯一?「自分」のない人がいらっしゃって

そう、天皇陛下は私がなく、いつでも我々国民の幸せをお祈りいただき、

日本の象徴…あっ、そうか、だから、日本人は「分」の意識が強い…

おっとっと、勝手な解釈で進めちゃって…話を戻すが、

さまざまな出来事や気づきによって「自分」について考え方が変わった。

いや、もうね、こんなことは言葉で説明されて理解できるもんではない。

考え方が変わることで、はじめて理解できたと言えよう。

「わかる」とは「かわる」って誰かの言い回しで、ほんま言い得て妙…

例えば、スポーツの金メダリストなんかは決まってこう言う。

「皆様の応援のおかげ…サポートの方々のおかげ…」と。

いやね、我々からしたら、あなたが血のにじむ努力をしたからやん!

とか思っちゃうし、実際に死ぬほど努力したからこその金メダルではないか。

ところが、金メダルを手にした瞬間、さまざまな気づきから景色が変わるのか

「分」であるたくさんの方々のおかげということが、わかるみたいな…

うーん…盛大なネタフリはこれぐらいにしておこう。

こんなしょうもないブログに、天皇陛下まで…「分」をわきまえろ!って

怒られる…申し訳ございません。日本人として生まれ、心から誇りに思う。

いやー、あのですね、1000話っす、1000話、記念すべきね、ええ。

振り返れば、自分ひとりの力ではとてもとても…と実感する。

ブログのきっかけをくれた師匠にシステム設定してくれた友人。

ネタにさせていただいた家族や愛すべきおかあさんなどたくさんの方々。

そもそも、お買物に来店されるお客様がいらっしゃるからできるし、

それに伴い、スタッフやお取引様ががんばってくれているからこそ。

そして、たったひとりでも読んでくださる方がいらっしゃるから…

じゃなかったら、こんな1000話までね、ようせんわ!である。

ほんと、皆様のおかげしかない…ありがとうございます。

最後に、さまざまな一部分でしかないちっぽけな私ではあるが、

何にしても最終的に決めるのはすべて「自分」だということ。

周りのせいにしないとかね、一方で、この感覚は大切にしたい。

なんやかんやいうても最後は自分である。

さて、皆様において「自分」とは?

えーっと、あれっ、なんか終わるみたいだけど、まだ続けまっせ!

次回から一気に日常へ戻りますので、はい。

2023/11/14

銀河鉄道(999話)。

プロ野球とかで完全試合を達成するかも…ってなれば、

7回ぐらいに、そりゃね、ピッチャーは間違いなく意識するだろう。

それに比べりゃあ、ハナクソみたいなレベルの話になるが、

私もね、960話ぐらいからアホほど意識してて、まさに今

♪さあ行くんだぁ その顔をあーげてー なんて ご機嫌で歌ってる。

いや、ギャラクシーエクスプレス言うてる場合か!

意識することなく、ただ目の前の仕事をコツコツ続けるだけ。

そしたら、あれっ、知らん間に、ここまで来たんや…それでええねん。

999話か…えーっと、んっ、きゅ、999?いや、意識すなって無理や

あかん、我慢でけへん、パーティーや、パーティー!である。

…ってことでもないんだけど、今度、カフェHINODEYA+にて

ワインの大試飲会を11月25日(土)18時より開催する。

※詳しくは、こちらのポスターにて 店頭でもご確認を…

えーっと、人間は、得するより損したくない気持ちが強いと言われている。

「プロスペクト理論」つうの、損することを全力で回避しようとする。

確かに、ギャンブラーだった私には痛いほどわかる…。

で、食に関してその理論がめっちゃ当てはまるのがワインと思っている。

ドレッシングもそうかな…自分の口に合わなかった時の残念感たるや。

10円20円ならね、まだ許せても、まあまあするやないですか。

しかも、人にオススメされても、「好み」ってのが邪魔するし…。

また、値段の高いワインを「美味しい!」って言わなきゃ

なんか、わかってない人間だと思われたくない衝動まで…。

だいたいね、値段とか金賞とか前情報抜きで単純に楽しめばいいのに

「これは〇〇産?」「値段の高いのは?」「評価誌で〇〇点?」

情報を集めて自分の判断は間違ってる間違ってないが重要っていうか…

ま、とにかく、ワインってのは飲みたくても選ぶのが困難な代物である。

そう、選ぶのに失敗したら1本丸々損してまう、それだけは嫌や…

じゃあ、安いのでええか…いや、もう、ビールにしとこ!みたいな。

これをどないしたら解消できるのかって考える。

店頭でも試飲会をさせていただいたことはあるが、

どうせなら、座って楽しくおしゃべりでもしながらね

旨いもんとペアリングしつつ、最高の状態で試してほしい!

これが今回の大試飲会開催の経緯である。

旨いもんにおいては、当店自慢のローストビーフに

サーモンカルパッチョ(私がレシピ通り作った旨ソースで)

いぶりがっことクリームチーズ入りポテトサラダやパンをご用意。

サラダは、ワインと同様に「プロスペクト理論」が働く

当店バイヤーおすすめのこだわりドレッシングを試し放題。

そして、そして、ブログ1000話達成祝いを盛り込むわけだから

私もスタッフとして参加させて…、ってか、ま、その、飲もうかなと。

ワインサークル会長を兼任のため、選別会に参加し、私好みも含めて

星の数ほどあるワインの中から選び…に…選…んっ、星の数?

なるほど、ええ、11月25日土曜日は銀河鉄道の夜である。

夕方6時から先着30名で出発進行いたします。

おひとり様3500円税込みでワインお試し放題!

すでに12名ほどのご予約がございますので

どうぞお早めにお申し込みください。

2023/11/06

差積化2。

前回に続いて「差積化」についてなんだけど…

いや、まあ、その、ね、このブログも然りだ!

いつからスタートしたのかっつうと、2006年。

当時、長男が生まれたことで「食」について考えることが多くなる。

そのタイミングで食育の師匠・石原奈津子さんとご縁をいただき

「インターネットで発信したら…」なんてアドバイスを頂戴する。

ゴリゴリの「食」に関わる仕事だからとはいえ

「何を発信すれば…?」なんて手探りのままはじめた。

自社のオススメのアイテムを紹介しては?つっても

読む人は「そりゃあ、あんたはそう言うわな…」な気がするし、

そもそも通信簿「国語」が2とか3の私が文章を書くって…である。

さらに、そんな時間に余裕があるわけもなく、

仕事中に綴るのは、なんかね、サボってるような気がするし、

閉店後に誰もいないシーンってなった店でひとりカチャカチャと

パソコンとにらめっこ…眠たくなってくるし…

「カサッ」とか音すると、オバケいそうでなんか怖いし…

「もう、ぼちぼち辞めようかな」を何度も何度も繰り返す。

そんなええ加減な気持ちだから、次の日に読み返すと

何が言いたいねん!「てにをは」ひどいな!って反省しつつ

しんどい目して恥かくってなんやねん!って枕を濡らす。

それでも辞めなかったのは、店舗でリアルに声をいただくから。

「読んでるよ」「はよ更新してや」「うちを登場させぇ」などなど。

一番驚いたのは、意外にもめっちゃ楽しみにされている年配の女性が

車椅子に乗って娘さんに押してもらい、結構遠くからご来店されて

私と対面した瞬間、指をさして一言「あ、あんたか…」と。

娘さんから話を聞けば、どんな顔してんのか見たい言うから…って。

ご期待に添えた顔面だったのか明らかではないが、嬉しい限りである。

また、顧客密着型マルシェを目指すなかでお客様の顔と名前を覚える…

そんなことは当然ながら進めているんだけど、

んっ、あれっ、待てよ…私のことをどれだけ知ってもらっているのかな?

相手を知るだけの一方通行だけでは関係性なんて…と思えてきたからだ。

私がどんな人間なのかを知ってもらうのに、ちょうどええわ…

そんなことを胸にコツコツ積み上げてきて

そう、今回のブログで998話目になる。

これだけの量になってくると、私もすっかり丸裸だろう。

うーん、「日之出屋ってどんなお店?」という問いには

つまり、あれだ、簡単な話、「私を見てください!」なわけだから

えーっと、こんな感じのお店である、はい。

さて、17年ほど続けてきたとはいえ…途中、出店などで

会社そのものの運営が厳かったりするとブログどころではなく、

月に一度とか、更新がまったくできなかった時期もあったりで

続けたとは言えないかもしれないが…これだけは言いたい。

昔々、英彰小学校5・6年の担任をしてくれた奥〇先生へ。

修学旅行で行った鳥羽水族館にいるジュゴンが先生と同じ

「順子」って名前にいつまでも腑に落ちてなかったあの奥〇先生!

しつこいほど「継続は力なり!やで」と私に言ってくれたのに

「もう、なにがやねん!」なんて、当時は耳を貸さなかったが…

ごめんなさい!先生、ほんまやわ…である。

私は盲目であったのに、今は見える。

これからも続けていこうと思う。

2023/10/30

差積化(997話)。

スマホの登場ぐらいから世の中が変化するスピードが凄くって

「なんか、めっちゃ速ない?」って感じてたことも

次の年には、別に驚くようなことでもないほど…いや、はえぇよ!だ。

新しい商品・サービスが登場しても、あっちゅう間に陳腐化したり

もうね、知らなかった…とか、えらいこっちゃ!ってなる。

で、知らないことで私ひとり損をするのは別にかまわないんだが、

社長として知らなかったでは…会社スタッフ全員に迷惑がかかる。

「シャチョー…何してんねん、頼むわ…」と。

ってことで、なるべーくね、月に一冊は本読も…を心掛ける。

うーん、できる限り、できる限り、日々是勉強である。

ま、いろんな勉強をさせていただいてるんだけど、

えっ、そんな言葉、今まで聞いたことなかったわ…に出会った。

「差積化」。

んっ、なんやそれ?である。

どうやら「差別化」と対比した言い方らしく

「積み重ねることで他を寄せ付けない」のような意味だとか。

49歳になっても知らんことばっかりやわ…って肩を落とすのと同時に

なんやろう…めちゃめちゃしっくりくるやん!と心が躍る。

いやね、会議とかで「差別化せな!」みたいな話をよくしてたけど、

実は、知らず知らず「差積化」の方をしていたのかな…なんて、ええ。

どこにもないまったく別のもので差を…と開発してきたってよりも

コツコツコツコツ…地道にちょっとずつ…

振り返ってみれば、なんかね、そんな気がする。

そうなんです!

コツコツと積み上げてきましてですね

日之出屋御陵前店が57周年を迎えまして…

これもすべてはお客様のご愛顧の賜物と感謝申し上げます。

誠にありがとうございます。

57年ともなると、私の知らない世界があるわけで

「えっ?57年…そうか、あんたのおじいちゃん時からや」とか

「おばあちゃんに世話なってなぁ」とか

先代・先々代が積み上げてきた余徳によって

守られてるっつうか、いまだに恩恵を受けている。

お返しさせていただく気持ちで、記念セール初日午前中には

毎年、入り口でご来店の愛すべきお客様へご挨拶させていただく。

良い言い方が見当たらないので、怒られるかも…だが、

本店に関しては、ほんまに親戚のおばちゃん、おっちゃんみ…たい…

いや、親戚のねえちゃん、にいちゃんの関係性にも思えてくる。

だから、「私の好きなお店」ぐらいのもんではなくて

「私のお店」と言っていただけるような

高いレベルまで積み上げていきたい…うん、まだまだこれから。

このお客様とともに歩んできた歴史は、誇りそのものだ。

それは、お客様とだけではなく、お取引様とも

そして、スタッフとも歩んできた歴史で、ほんと、誇りに思う。

とにかく、感謝したい…ありがとうございます。

うーん、ほんまに差積化やなぁ。

ただ、積み上げていたものが崩れるのは一瞬。

気を引き締めて精進いたします。

これからも変わらぬご愛顧を賜りますよう

どうぞよろしくお願い申し上げます。

2023/10/24

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  1. ヤッホー!もとちゃん…こんなのでも良いですか? より

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