(仮)。

車から流れるラジオで浜村淳さんが人生相談を受けていて

「仮に、この旦那さんをA太郎としましょう…」なんて話を進めるのだが、

また、このA太郎(仮)が飲む打つ買うの3拍子揃ったどうしようもないヤツで

「は~、情けない…、A太郎は」「A太郎は、どん底まで落ちてますね…」

などと、なんか私自身が責められているような錯覚にまで陥り、

どうもしっくりこない朝を迎えている今日この頃。

A太郎改め栄太郎ことカイチョーです、どうも。

いや~、ちょっとしたことでね、人の気持ちってのは良いようにも

悪いようにもできるから、気をつけないといけないな…である。

本来はね、ホント気持ちのええ朝を迎えてたはずだった。

いやね、コーヒーでも飲もうと思って、朝、冷蔵庫の前にたつと

こんなものがマグネットとして、冷蔵庫にくっついてたわけ。

hazure

「なんや、これ?」である。

手にして眺めていると、次男が声をかけてきた。

「あっ、それ、俺が図工で作ったやつやで」と。

次男のか…だ。

う~ん、なにかと難しい次男。

私のちょっとした一言で傷つけてしまうことは十分考えられる…。

「お、ぉ、おぉぉ…、上手やん。これは、アレやな、だいぶ観察できてるな…」

「うん、バナナやで」

「く…、やんな!バ、バナナやな。それしかないと思ったわ。えっ、この黒いのは…」

「なんか先っぽって黒くなってるやろ、バナナって」

「あ、あ~、あ~、あの黒いとこね。目の付けどころがシャープやん。いいね~…」

もうね、朝から大変。

すると、次男が近寄ってきて、間違った持ち方を指摘する。

「逆、逆!反対や!お父さん、こっちやで」と。

atari

「あ~、ほんまや!バナナやもんな。ありがと…う…って、なるかい!!」

なんて、床にたたきつけようかと思ったが、そんな冗談が通じるわけもなく

この得体のしれないバナナ(仮)を褒めちぎり、

かなりの癒しをもらうホント気持ちのええ朝やったわけなのだ。

う~ん、彼のようにちょっとしたこともプラスに転じるように心がけたい。

次男よ、気持ちのええ朝をありがとう。

ただ、もうちょっとさ、寄せていこうぜ!全然ちゃうぞ…。

2015/02/19

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