本日は、「かつお節」の削りたてをご奉仕させていただいた。

ご協力してくださったのが、「かるがもクラブ推奨商品」でおなじみの鹿児島県・マルモ様です。
頑固にも昔ながらの技法で、安心・安全のおいしい「かつお節」をつくっている。
「かつお節は世界で一番かたい食べ物ですよ。
カンナで削らなければ食べられないんですからね?。」
「やっぱり、削りたては違いますよ!ダシをとってみてもらったら…」
と、必死のぱっちで説明しながら削る「かつお節」に営業マンの想いが注入される。
旨いはずである。
そこへ「愛すべきおかあさん」がご来店された。
「この前食べておいしかったで?。
孫にこのかつお節とあんたが言うてる”毎日食べなさい”を食べさすねん」
今度は、営業マンの想いとおばあちゃんの想いが注入された「かつお節」がお孫さんの口へ…。
「いやそうに食べてるけどな…、ははは」
確かに。
おやつが「にぼし」と「かつお節」というのは、今の時代になかなかのおばあちゃんっぷり。
お孫さんがたまに食べさせてくれるお菓子にどれだけ感動しているかが、目に浮かぶ。
しかし、いずれ健康な大人になってわかるであろう。
おばあちゃんのおかげであることを。
まあ、大人になってもたぶん文句を言っていると思う。
「子供の頃、嫌やったわ?。おやつが”にぼし”と”かつお節”ってな?」と…。
お孫さんよ、感謝せえよ。
2006-12-7
梅ビーフをお取引させていただいている原野さんという方に
「食育のイベントをするねん。来るか?」と誘われて、料理教室に参加させていただいた。
鴨肉・豚肉・梅ビーフ・玉子・牛乳・野菜…など、
あまり知られていないかも知れないが、全国に誇れるおいしい大阪産の食材である。
子供に料理の楽しさやその食材を想像できるようにと企画されている。
息子が喜んで「ソーセージ」を食べていたが、
まさか「豚さん」からできたものとは想像もつかないであろう。
食卓へ並ぶおかあさんの料理が、何からできているか想像できない子供が多いと聞く。
私が子供のときに比べ、やはり便利で豊かすぎる世の中なので仕方がないのかな…?
と、考えてしまう。
冷凍食品でも「チンッ」といわしたら、びっくりするくらい旨いし…。
足らない栄養素や野菜不足を簡単に補おうと「ジュース」や「スナック」もたくさんあるし…。
まったく否定するわけではないが、やはりスローフードを推奨したい。
「命の根源は命」である。
子供には、肉や魚、野菜など命あるものから
おかあさんのおいしい料理になることを想像できるようにしなければならない。
それができて、初めて「いただきます」の意味がわかる。
まあ、えらそうなことを書いているが、
子供の頃の私の「いただきます」は、「怒られるから」だ。ただ、それだけであったと思う。
恥ずかしながら、子供ができてそういう風に考えるようになったのである…。すんません。
息子よ、理由は後回しや。
今は何も考えんと、飯を食う前は「いただきます」を言うねん。
クセにしてまえ、クセに。
もうちょいしたら、教えたる。
2006-12-3
たまにではあるが、むすこがよるおそくまでおきていることがある。
「えほんよんだるから、すきなんもってこい!」
と、えほんをよめるのは、なにもははおやだけではないことをおしえなければならない。
そして、かれがえがおでもってきたのは
あんのじょう「トーマス」である。
どんだけすきやねん、である。
いまげんざいのかれのゆめは、なんぼくをはしるチンチンでんしゃを
すべてトーマスとなかまたちにかえることにちがいない。
「おかあさんよりじょうずやぞ」と、ほんをひらく。
「え?、トーマスははしる・・・、え?・・・」
よみにくい。
ひらがなだらけですらすらとよめない。
むすこも「なにいってるか、さっぱりわからへん」のかおをしている。
こどもだからといって、はたしてひらがなだけにするひつようがあるのか、ぎもんである。
むげんのかのうせいをもっているこどもに
「かんじはまだはやい。まずはひらがなからや」は、どうかとおもう。
げんによみにくい。
ひとつのえいぞうとしてどんどんかんじをつかうべきだ!
すらすらとよめないいいわけにしているみたいだが…。
むすこよ、ちがうねん。
ほんまによみにくいねん。
いずれ、おまえもわかるとおもう。
2006-11-29
「にいちゃん。小芋の炊いたんあるか?」とお客様。
私も実際に利用しているが、よくよく考えると「なんじゃこれ?」である。
英語じゃあるまいし…。
しかし、関西弁には語尾が「ん」で終わる言葉が多すぎる。
「なんでやねん」に始まり、「ちゃいますやん」の関西風敬語にまで…。
そして、「ありますか?」は「あん?」。「居てますか?」は「おん?」。
略しすぎにもほどがある言葉にまで最後は「ん」だ。
関西人は、ほとんどの方がせっかちであるため
「効率ええやん」という理由から話し終わると自然に口が閉まるように考えられたものと思われる。
話しは変わるが、「炊いたん」で思いだした。
「サルボ貝」が入荷している。
知らない方も多いと思いますが、ここらでは取り合いになるほどの期間限定の超人気貝。
プロの方にかかれば「サルボ貝」のことを「にいちゃん、サブロ?無いか?」
と、三男坊を呼ぶようにおっしゃられる。
好きすぎて身内のような存在なのであろう。
私もあまり食べたことがないので、いろんな方に「どないして食べるんですか?」とお聞きすると
「焼豆腐と炊くんやないか!なんで知らんねや!」と口を揃えて全員がおっしゃられる。
レシピはたぶんこれひとつと考えられる。
皆さんも一度お試しください。
「焼豆腐とたいたん」を。
2006-11-25
その日の出来事を妻と話をするのだが、今回の話は身の毛もよだつ話だ。
交通事故に遭いかけたと言う。
信号を青で渡っていると、信号無視の車がギリギリのところで急ブレーキ。
石や岩とかに変身できるはずもないのに、固まってしまったらしい。
まわりも少し騒然となった、と興奮気味に話す。
とにかく、怪我がなくてなによりだ。
「私は信号を守っている!私が絶対だ!誰がなんと言おうが青は渡れ、だ!」という考え方が
事故につながりやすいと聞いたことがある。
確かに、万が一事故に遭遇したとしても
「信号守ってたのに!なんでやねん!」と怒ったところでどうにもならない。
事故は事故である。
なので、子供には「青は渡れ」ではなく「青でも注意して渡れ」ときっちり教えなくてはならない。
ただ、人間なので注意力にも限界があり、過失も無くなりはしないと思う。
では、どうすれば…?
見えない力に頼るしかない。
「悪いことをしたら、バチがあたる」の類いだ。
妻は「近所のお地蔵さんが守ってくれた」と言う。それも見えない力である。
息子よ、友達にいけずとかするなよ。
お地蔵さんの前を通ったら手を合わせよ。
ほんで、墓参りも行っとこか。
2006-11-22
以前行ったお茶会の原稿を作っていて、ふと思い出した。
お客様をおもてなしするときに「粗茶ですが…」という言い回しがある。
コーヒーや紅茶に比べ、日本茶は高価なものであるにもかかわらずだ。
「ごちそうさま。おいしかった?」に対して「お粗末様でした」というのに似ている。
日本のかあちゃんは、謙虚である。
※日本のとうちゃんといえば、「うまかった」に対して「うしまけた」と…。う?ん、しょうもない。
その謙遜した言い回しは、海外の方などからはもしかしたら「イヤミ」に聞こえるかもしれないが、
私は「なんか、ええな?」と思う。
ついでだが、「地球に謙虚に」という著書? 話を聞いたことがある。
確かに、と思った。
今まで人間がある意味破壊してきたことを考えると
「地球にやさしく」より「地球に謙虚に」の方がなんとなくしっくりくる。
とにかく、日本のかあちゃんの姿勢というのを見習わなければならない。
丁寧な言葉使いや謙虚な姿勢は、
どういうわけか相手を同じようにさせてしまう力がある。
息子よ、わかったか!
なんにも解っていないおまえができることといったら…。
そやな、「ありがとう」の練習からしていこか。
頭もきっちり下げんやぞ。
2006-11-19
本日の私の「愛すべきおとうさん(お客様)」を紹介させていただきます。
鮮魚・青果部バイヤーの朝は早い。
朝の早くから市場へ行き、お客様の顔を浮かべながら厳選吟味の商品を買い付ける。
「日之出屋さんならではやで!」と、仲買人がある商品を薦めてきた。
「なまこ」である。
かなり鮮度が良く、いかっている。
今日買えば、日之出屋初入荷だ。
と、その瞬間、「なまこ大好きのあのお客様の顔」が浮かんだという。
一度紹介させていただいた「愛すべきなまこ大好きおとうさん」である。
なぜか、毎年のようにどんぴしゃで初入荷の日に来店される。一日たりともずれずに、だ。
もしもご来店されれば、「なまこ」と共に「おとうさん」も今期初来店となる。
ドキドキしながら、その時を待った。
すると、「にいちゃん、今日からか?」と。
奇跡である。なぜだ?である。
魚市場で働いていらっしゃるとしか考えられない。もしくは、漁師さん。
いや、それならわざわざ日之出屋で買物する必要はない。
では、なぜだ。う?ん、気になる。
そして、また聞きそびれてしまった。
サッと買物されて、サッと帰られるのでいつもチャンスを逃してしまう。
明日こそは、一度お伺いしたいと思っている。
「どなたからどういう風に初入荷情報を仕入れられるのか?」を。
とにかく、なまこのお買上ありがとうございます。
明日からも毎日、抜群の「なまこ」を探してきます。
2006-11-14
寒くなってくると無性に食べたくなるのが「泉州からの贈り物 わたりがに」通称「わたり」だ。
子持ちになるので割高ではあるが、メスがやはり旨い。
人間の世界と同じであろう、オスにはあまり値打ちがない。わはは…である。
しかし、驚いたことに「あんまり食べたことがない」と妻が言う。
確かに、地元が港町でない人は何が何でも食べたい!とは思わないであろう。
「よっしゃ!」である。
男の料理の出番がやってきた。
ゆがいて三杯酢も芸がないので、私も食べたことのないパスタを挑戦することに。
料理の技術がないくせに負けず嫌いのため、びっくりさせるには”素材・ダイナミックさ”がポイントとなる。
今月のうまいもん倶楽部推奨品の「スパゲッティーニ」を使用し、ワタリガニを解体していく。
横で「かに!かに!」と息子の声援が私を料理の鉄人へと導く。

できたのが、これ。
名づけて「わたりの足がパスタでボ?ノ」である。※ボ?ノ(イタリア語でおいしいの意)
妻の顔をのぞいてみた。
「おいしいで」と口では言っているが、
「それぞれがおいしいねんからパスタはパスタで、わたりはわたりで食べたいわ。わざわざいっしょにせんでも…」の顔だ。
私も食べてみた。
間違いない。
わたりはゆがくのが、一番である。
かるがもおかあさん、おいしい男の料理があれば教えてください、ダイナミックなやつ。
妻をギャフンといわしたいので…。
補足 スパゲティーニはやっぱり違いますよ
2006-11-9
久しぶりに感動にも値するすばらしい商品との出会いがあった。
早速「かるがもクラブ推奨商品」に登録させていただくことに。
その名も「毎日 食べなさい!」(小魚の干したもの)である。

大胆なネーミング。
なんと、命令である。
これほど大胆なネーミングに驚かされたのは、「おいしい牛乳」以来だ。
しかし、酸化防止剤などを使わず、国産の小魚だけを使用している徹底さに
その会社の想いが伝わり、大胆さもなんとなくうなづける。
そして、その脅迫じみたネーミングとはうらはらに、マスコットガール「瀬戸内かあちゃん」の笑顔がまぶしい。
この笑顔は、うわべだけではなく、心から子供達のことを考えていなければできない笑顔だ。
そんなかあちゃんから「毎日 食べなさい!」といわれれば、嫌でも食べるしかない。
理由などいらない。かあちゃんが言うのなら、それが正解なのである。
子供の頃、ちりめんじゃこを食べたがらない私に母親はいう。
「あかん!食べなさい!」「昔から食べなあかんって決まってる」などなど…、
私の主張など聞いてくれる余地など全くない。
とどめは「あんた、おにいちゃんやろ」の伝家の宝刀が私を切りつける。
息子ができた今、楽な方に流れやすい子供にはこれぐらいの強引さが必要なのだと思う。
やわらかい食材ばかりが多くて、歯が研磨されずにとがっている子供達が多いと聞いたことがある。
ボリボリ食べて、歯やあごを鍛えながらカルシウムをしっかり補給しましょう。
息子よ、おまえもしっかりしがめよ。
「毎日 食べなさい!」や。
2006-11-6
本日の私の「愛すべきおかあさん(お客様)」を紹介いたします。
職種によって違ってくるが、だいたいの方は本日より3連休である。
もちろん、私といえば「愛すべきおかあさん」方へおいしい食材をお届けさせていただいた。
そこへ「にいちゃん、今日も仕事かいな?」といらっしゃった。
「おかげさまで営業させていただいてます」
「えらいな?。たまには休まなあかんで?」
日曜日が定休日でご迷惑をおかけしているにもかかわらず、こんなお言葉をかけてくださる。
心から「愛すべきおかあさん」である。
「うちの娘もな?、今日は仕事やねん」「なんのお仕事ですの?」「看護婦さんやってんねん」
女性ではないのでわからないが、確実に大変な仕事ランキングのトップクラスであろう。
「大変そうですよね」
「自分で選んだ道やからしゃあないわ。
うちの娘な?子供の頃、体が弱くて入退院を繰り返しとってん。
それでな、今はその恩返しをするんやと…」
く?、涙がちょちょぎれる、である。
「だからな、私も娘が頑張ってるからどこへも遊びに行かへんねん」
もひとつ、く?、である。
私もお世話になってますので、毎日の食材で恩返しをさせていただきます。
夕食はすき焼きでしたよね。
私の「く?」の思いが入ったお肉をご用意させていただきましたので、おいしく召し上がってください。
お買上げ、ありがとうございました。
2006-11-3