気づき。

本日は、月に一度の特別企画。

木津市場・”あづま”さんがハッピを身にまとい、

厳選した旨い塩干物をドドーンと大奉仕させていただいた。

そこへ明太子屋さんの下関「前田海産」さんも。

tarako

「あんまり辛い明太子って好きやおまへんねん!」と私。

せっかく来てくださっているのに、失礼極まりない一言。

「あのね、会長はん。博多のは辛い!うちのはそんなに辛ないですよ」

自信満々の前田海産さん。

「まあ、どうせ辛いやろな?」と試食させていただいたのだが…、

あれ?めっちゃ旨い!である。

私の知っているあの辛い辛い明太子ではない。

「明太子言うたら”博多”思いますやろ。発祥は”下関”でっせ!」

原卵にこだわり、柚子を加え、臭みを消し、しっかりとプチプチ感を…、

しゃべりだしたら止まらない前田海産さん。

知っているようで何も知らなかったことを気づかされる。

そんなもんである。

知ってると思っていても、結局知らないことの方がはるかに多い。

また、その中で理解していることと言えば、もう極々わずか。

「おいしいでしょ!でもね、”博多のあの辛いのがええ!”

と、言う人もいっぱいいますよ。好みですわ」

自社の製品をゴリ押ししない謙虚なところがまた憎い。

謙虚に素直に人から学んでいかなければならない。

前田海産さん、おいしく勉強させていただきました。

そういえば、先日も人から”気づき”をいただいた。

「会長はん、いつまで2007年やってますの?」と。

うわっ、ほんまや!えらいこっちゃ!

ありがとうございます。

2008-03-08

疑惑。

最近のニュースといえば、「疑惑」のオンパレード。

ロス疑惑、イージス艦、冷凍食品、などなど…。

「誰や!ほんまのこと知ってるんは?」である。

昨年の「偽」に続き、早々と「疑」がノミネートされる勢いだ。

真実はひとつ!早く解決してほしいものである。

私も、以前に一度だけ「疑惑」の対象にされた記憶がある。

それは、電車に乗っているときのこと。

部活帰りの男子高校生8人が、私の前の座席で談笑している。

突然、そのうちの一人が「なんか臭ないか?誰か屁をこいたやろ!」と。

明智小五郎を扮するリーダー格の体育会系君が

「よ?し!みんな座席に手をついてケツを突き出せ!」

と犯人確保に手をあげる。

「なんでやねん!」と言いながらも、しぶしぶ準備にとりかかる7人。

見ものである。

「いったい、誰が犯人や?」と私も興味津々でショーを楽しむことに。

ひとりひとり慎重にチェックしていくが、なんと全員がシロという結果。

「犯人は明智小五郎というオチか!」と思いきや、

7人の執拗な攻撃をものともせず、シロ。

「あれ?」である。

その時、「プシューッ」と彼らが降りる駅に到着。

その車両には、男子高校生軍団と私とおっさんの10人。

ひとりだったはずの明智小五郎が8人に増え、

「おまえやったんか!」といわんばかり感いっぱいにして、

彼らは降りていく。

隅っこで座っていたおっさんまで「お前の負けや!」という顔。

今日、9時より「それでもボクはやってない」が放映される。

痛いほど、彼の気持ちがわかる。

2007-03-01

うしの舌。

魚のコーナーでパートさんが首をかしげて悩んでいる。

「お客様が”うしの舌”ないか?言うてはるんですけど…。

お肉屋さんですよね?魚で”うしの舌”ってあります?」と。

まさか”タン”のことを”牛の舌”とそのまんまおっしゃられることは…。

知らない方もいらっしゃるかと思うが、

ごく一部の愛すべきおかあさんは、

舌平目のことを”うしの舌”と愛称で呼ぶ。

そういわれれば、そんな形やけども…。

舌平目が大好きな方だけに許される関西特有の呼び名だ。

その呼び名だが、それだけではない。

”化け舌”と呼ばれる偽者みたいなヤツまでいる。

白っぽいヤツでなんとフランス料理などによく使われるらしい。

フランスの方はそうかもしれないが、我々はなんといっても”赤舌”。

ムニエルもええけど、我々はなんといっても”炊いたん”が旨い!

”ジャパニーズ タンシチュー”である。

冷凍食品でえらい騒ぎになっている今こそ”地産地消”。

”ジャパニーズ タンシチュー メイドイン オオサカ”である。

それを残さず食べる!

“ジャパニーズ タンシチュー メイドイン オオサカ ペロリ”である。

息子よ、いま「食の問題」がハンパやないねん!

輸入に頼らなあかんねんけど、農薬が…や。

餓死する人もいれば、かたや、大食いの番組がある。

そない無理して食べんでも…や。

恵まれすぎの環境やから、大変やと思うけど、

キチッと一緒に考えていこな!

2007-02-26

ワイン。

今日は、モトックスさん主催の”ワイン展示会”へ。

ワインサークル会長を兼任しているので

昼間っから正々堂々とカッポンカッポンいかせていただいた。

「ワインを好きな方は少ないのでは?」

と心配しながらのスタートから、はや2年。

今では、たくさんの愛すべきおかあさん方がワイン好きに。

「その愛すべきおかあさん好みを探さなければ!何から飲んだろ?」

と、辺りを見渡せば、スペインのワインコーナーで見かけた顔が…。

久しぶりである。

ワインサークルを立ち上げ時にお世話になった営業マン。

口を開ければ「カルボナーラとの相性が…」

と、ヘタしたらワインよりもパスタ好きな営業マンである。

「そのコーナーで手ごろな価格のオススメは?」と聞いたところ

”ピーニャ・セラーダ赤2006”だと言う。

wain

「ほんまかいな?」と試飲させていただいたが、いける!

彼が、「ほのかな甘味が…」とええかっこして説明しだしたところで

「そんなんええから、どんな料理と合いますの?」と私。

「もちろん、パスタっす!」

お?、懐かしい!である。

こうなってきたら、展示会に行って言うことではないが、

何を飲んでも旨い!

何を飲むかより、誰と飲むかが重要である。

あかん!あかん!

ただ、飲みに行っただけみたいになっている。

ちゃんとおいしいワインを選んできましたので

愛すべきおかあさん好みの品揃えをさせていただきます。

2007-02-21

ピー助。

”ま?る書いてチョン、ま?る書いてチョン、お豆に芽が出て?…”

仕事から帰ると、聞き覚えのある絵描き歌を息子が歌っている。

dora

「お?!やるやないか!」である。

そんなに興味があるんやったら…と、映画「のび太の恐竜」をレンタル。

もちろん、私が見ていた元祖”大山のぶ代さん”バージョンだ。

「しかし、ストーリーとか、わかるんかいな?」と思っていたら、

話はこれからっちゅう”ピー助”を元の時代へ返してあげるシーンで…。

「えっ…、えっ…、ピー助が…」と、むせび泣き。

うわっ、感じとりよった!である。

そっからというもの、事あるごとに「ピー助は?」「ピー助は?」を連呼。

最終的に「あかん!かわいそすぎる。耐えられへん!」で上映中止。

なんぼほど感情移入すんねん!である。

子供やからと大人が勝手に判断するべきやないな、と実感する。

方法は変えても、内容は変えたらあかん!だ。

伝えることは、伝えていかんと…。

そんな折、出版会社の友人が「こころのドリル コミニケ出版」

というものを「ちょっと早いっすけど…」と案内してくれた。

幼稚園でも実際に使われているらしいのだが…。

「なんも早いことあるかい!」である。

私も勉強する意味で、読ませていただくつもりだ。

※4・5・6歳対象らしいので、よかったらどうぞ。

息子よ、結構なんでもわかるようになってんな!

しかし、「のび太の恐竜」でそない泣いとったら、

「南極物語」とか、えらいことになるぞ。

間違いなく、涙が枯れ果てる。

2007-02-18

申し訳ございません。

節分の巻き寿司を販売させていただいたのだが…。

昨年は「来店されるお客様にご迷惑をかけてはいけない!」

と、ご用意させていただいた巻き寿司がかなりの量で廃棄に…。

今年は、日曜日。しかも、雨模様。

品切れもよくないし、廃棄はもっとよくないし、

このバランスが非常に難しい。

で、結局、かなり早い段階で完売という結果に。

申し訳ない気持ちいっぱいで店にでると

「なんや、もう無いんか!しゃあないな。ゆっくり来た私が悪い!」や

「きれいに売れてよかったな?」

などと、どんだけ愛すべきおかあさん。

「く?」である。

またそれが、お一方だけでなく、

何人もの愛すべきおかあさんがそのようにおっしゃってくださる。

「なんで?こんなにええお客様ばっかりなんやろ?」と…。

そういえば、先日、私に起きた事件が頭をよぎった。

ある居酒屋さんで友人と飲んでいたら、店員さんが私の服に醤油を…。

「どないしてくれんねん!」と喉まできたが、

「ええ。ええ。気にせんでええよ。商売してたら、なんかあるって…」

と、坊さんか!的な発言が思わず…。

かえってきたんや!である。

情けは人のためならず、めぐりめぐって己がため!だ。

もちろん、ええお客様!というのが最大の理由だが、

私の「坊さんか!」的な発言が、かえってきよった!とそう思いたい。

愛すべきおかあさん方、今年は本当に申し訳ございませんでした。

そして、おかあさんのそのうれしいお言葉は

ちゃんとおかあさんにかえってきまっせ。

福がくることを心よりお祈りしています。

2007-02-04

2月14日。

73歳の愛すべきおかあさんから一通の手紙をいただいた。

「きのうは海鮮巻き寿司と鯖姿寿司おいしゅうございました。

紀元節のごちそうでした」との文面。

※紀元節とは日本書紀に伝える神武天皇即位の日に基づいて制定された祝日で昭和23年に廃止されたが、昭和41年に「建国記念日」として復活した国民の祝日、だそうだ。

わざわざ筆をとっていただき、お寿司部のパートさんも大喜び。

14日にぴったりの最高のラブレターだ。

まあ、こんなにうれしいことはない!

清々しい気分で売場に出ると、別の愛すべきおかあさんが

「にいちゃん、この奈良漬はほんまに旨いな?」と。

申し上げにくいが、「誰が考えたんや!」である。

色といい…、匂いといい…

私にとっては「なんで?わざわざ…」という代物。

「らしいですね。ボクはちょっと…。奈良漬は…。すんません」

もう正直にお答えするしかない。

「なんや?食べられへんのか?いっぺん騙された思て食べてみ。

せや!世話になってるし、バレンタインやさかい、買うたるわ!」と。

奈良漬はさておき、お気持ちが非常にうれしい。

今年は、なんやめちゃめちゃ気分の良いバレンタインデー。

残すは、私が甘党であると誰よりも知っている妻への採点。

まさかの大好きな「クールン」作ってたら、文句なしの100点や。

息子といっしょやったら、100歩譲って合格点。

まあ無いと思うけど、もしも、「なんもなし!」やったら…

悪いけど、焼き鳥の「大吉」行って”やけ酒”くろてくるからな。

2007-02-14

雪。

なんやむちゃむちゃ寒い。

土曜日にいたっては、雪まで降って外はすっかり”広瀬 香美”。

仕事している私には、なにも「♪絶好調?!」ではない。

息子は絶好調やったんやろな??と妻に聞いたところ、

「外は寒いから…」らしく、家で”お絵かき”というへタレっぷり。

おっさんか!である。

しかし、ちょっと雪が降っただけで大騒ぎをしているが、

北海道や東北の方からしたら「それがどないしてん!」である。

北海道や東北でスーパーマーケットをされている知り合いの方が

いらっしゃるのだが、「雪にも負けず!」でがんばっているのだろう。

その東北がらみで、先日いいご縁があった。

展示会で会津若松からわざわざ大阪まで来られたメーカーさんに

福島県のスーパーでがんばっている知り合いの方の話をすると、

「え?、私も仲良くさせてもらってます!」とメーカーさん。

大阪と福島の距離をぐ?と縮める素晴らしいご縁。

なんや、わからんけど、うれしくなる。

「よっしゃ!愛すべきおかあさんにも知ってもらおう!」

と、今月500名の方にプレゼントさせていただくことに決定した。

miso

前々から「これはおいしいから…」と聞いている逸品。

なんや、わからんけど、うれしくなった商品ですから

是非一度お試しください。

息子よ、寒いとこの子供は皆元気やぞ。

マイナス何度でも学校行くんやぞ。

おまえとは、根性が違うわ、根性が!

会津のおいしい味噌食べて、負けんぐらい元気に外で遊べよ。

2007-02-11

徒歩5分。

とびっきりのうれしい発見があった。

不動産のチラシに

「日之出屋まで徒歩5分」と記載されているのだ。

うそっ!である。

普通、駅とかやろ!である。

なぜ掲載したんやろ?と考えるが、

どない考えても、販売する方の考えでは

「日之出屋が近くにおまっせ!ええ物件でっしゃろ!」なのだ。

セールスポイントになんと日之出屋が選ばれている。

これは、非常にうれしい。

ただ、あまりのサプライズにいらん事まで考えてしまう。

何にも書くことなかったんちゃうか?とか…。

いやいやいやいや、そんなことはない。

確かに大きなスーパーではないが、

お客様の喜びを私の喜びとする

愛すべきおかあさんにはとってもやさしいスーパーである。

しかも、日之出屋に近いっちゅうことは、

深清さんのあなご寿司も近いし、

かん袋さんのくるみ餅も近いし、

げこ亭さんも、ちくまさんも、小島屋さんもあるし…。

堺の老舗がズラリ!である。

なんやかんやいうて、かなりええ物件。

ご購入される未来の愛すべきおかあさん。

心よりお待ちしています。

ひとつ心配なのが…。

そのチラシ見て「日之出屋ってなんやねん!」とか、

言わんとってくださいね。

スーパーっす、スーパーマーケットっす。

2007-02-07

むちゃくちゃ。

「にいちゃん、これはあちゃらの国のんか?」と愛すべきおかあさん。

どこ産のものなのか、かなり神経質に…。

あれだけTVで放映されれば、嫌でも敏感になる。

餃子からしてみれば、「ええ迷惑や!」だ。

しかし、食の問題はどうしたらいいもんであろう。

「食育」というが、それ以前の問題である。

食の勉強をしても、どないもならへんやないか!だ。

「ゆとり教育」っちゅうのもあったが、

制度をちょこっと変えたぐらいではどうにもならない。

やっぱり人である。

モラルの向上である。

「食育」も、「体育」も、「知育」も、もちろん大切であるが、

まずは「人の道」を子供達に教えなければならない。

「成功すれば(売れたら)何してもええ!」

では、ほんまにむちゃくちゃになってしまう。

日本男子であれば、やっぱり「武士道」。

来週、職場体験で私の母校より

4人の若きサムライがやってくる。

仕事っちゅうのがどんなもんなんか勉強するのもええ。

食品のことを質問するのもええ。

でも、その前に「挨拶」とかしっかりせえよ。

会う人、会う人に元気よく「おざ?す!」や。

竹刀を持って待っとるからな。

心して来るように…。

2007-02-01

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