耳。

長男が「なんか耳が痛い…」などと言い出したので

妻が病院へ連れて行くと、

先生から「あ~、中耳炎や」と診断されたらしい。

どうやら、鼻が詰まったのを吸い倒して…バイ菌が…とのこと。

で、以前から息子に話しかけても

「えっ?」とか「なんて?」とかを結構な確率で言いよるし

”こいつ、聞こえてんのか?”と心配していたが、

先生から「この子、あまり聞こえてないはずですよ」

とも診断され、「やっぱり…」と悪い予感が的中。

まあ、鼓膜がどうのこうのが原因で聞こえにくかったらしく

先生に治療していただいて治ったからよかったものの…。

親の心配をよそに「うわっ、めっちゃ聞こえるようになった!」

などと、無邪気にはしゃぎだす始末。

まったく…、である。

いやね、長男の耳はたぶん標準の耳よりひとまわりデカく

”どんな音でも拾ってやる!”っちゅう勢いで前を向いているので

そりゃあもう、「えっ?」なんか言っても「うそつけっ!」としか思えないほど。

それほどの耳をしながら、「聞こえにくいっちゅうのは酷やでー」

と思っていたので本当によかった。

息子よ、ただ、注意せなアカンことが1点。

テレビを見ているときのあの集中力は気をつけろ。

私と同じでテレビ以外の音を完全にシャットアウトしてるやろ。

でもな、おかあさんの声だけは、どうにか拾えよ。

「聞いてんか!」っちゅうて、なんか飛んでくるぞ。

2010/01/23

ボケーッと。

せなアカンことが、ビックリするほど山積みである。

あー、なにから手をつけたらええねん!だ。

そりゃあもう、ひとつひとつですよ!と誰もがいうであろう。

そう、優先順位を考えて…、うん、そうやねんけど…、

なんちゅうんか、こう気持ちがのらんっちゅうんか…だ。

いや、気持ちの問題やったらすぐに解決できるやないか!

よっしゃあ!やったろかい!って気合いでいかんかい!って話だ。

やねんけど、のらんもんはのらん…。

だったら、仕事をするべきではない!まったくをもって意味がない。

ダラダラ…でするんなら、しない方がよっぽどええわ。

…ってな感じになったので、ブログをつづることにした。

で、最近つくづく思うのが、このブログもそのひとつで

一見無駄な時間っぽい時間が思いのほかリフレッシュできるということだ。

「えっ?今さら…」ではあるが、漫画「20世紀少年」を読んだり、

息子たちとエイリアンとモンスターが闘うアニメを見たり、

「そんなことしてる場合やないやろ!」っちゅう時間が

ライフワークバランスが崩れている今、絶対的に必要である。

がむしゃらに仕事をするのはもちろん大切だが、それだけの時代ではない。

ただ単に現実逃避の理由でつづってるのではなく、心の底からそう思う。

あれ?なんだか気分がのってきた!である。

ほらね!だ。

先日も床屋にいってボケーッと無抵抗のまま

少ない髪の毛を切ってもらってどれだけリフレッシュできたか!

ビバッ!ボケーッと!だ。

よしっ、がんばろ…。

2010/01/18

継続。

また始まった…である。

「あれ?まいたけ無いの?」と愛すべきおかあさん。

売場に向かうと、事実、きれいさっぱり品切れ状態。

私も首をかしげながら、青果スタッフに尋ねると

「あかん!なんやテレビでやったらしいわ…、ダイエット…」

でたー!なんぼほど痩せたいねん、女性は?である。

テレビで誰がどない言うたか知らんけど、

「まいたけ」とか言いだしたらキリないやないかい!だ。

だいたいキノコ食べたらデカくなるのが今のトレンドやのに。

♪テテテッテテッテ…っちゅうて。

それを「まいたけ」食べ続けて細なったもんなら

マリオもルイージも「わしら、どないなんねん!」と怒ってくる。

で、皆が皆、その「まいたけダイエット」を継続するのかと思いきや

まあ、たぶん、来週あたりにはその熱も一気に冷めているのであろう。

どないやねん!である。

正しい食生活や適度な運動など

ダイエットをするにあたり大切なことはたくさんあるが、

何が一番難しいかといえば、”継続”である。

ダイエットに限らず、何をするにしても続けるのが大事。

ブログを綴りながら「まいたけ」に教わったような気がする…。

ちなみに私が継続しているダイエット法は「風呂ダイエット」。

湯船に浸かりながら本を読み、アホほど汗をかくようにしている。

その成果は…、うーん、本がぐちゃぐちゃになるし、まいたけ食べよかなーである。

いやいや…、バランスや、バランス。

バランスの良い食生活を!

2010/01/13

山本の棒だら。

ここ数日、新年のご挨拶に、とお取引様がちょくちょく来店される。

で、決まってこうおっしゃられる 「年末、どうでした?」と。

いやいや…、そう聞いているつもりであろうが、言葉の裏側に潜む

「いやー、しかし、厳しいっすね!」が全然隠しきれていない。

もうええ!その話終わり!である。

我々が今しなければいけないのは、

この寒波でめっちゃ寒い中、ご来店される目の前の

たったひとりの愛すべきおかあさんへ誠心誠意尽くすのみ!である。

まあ、そのなかで今年一発目の”愛すべき”があった。

「若社長、おめでとうさん!」

「あっ、あけましておめでとうございます!」

「あのや、年末にあそこで売っとった棒だらあるやろ。

初めて食べさせてもろたけど、あれ旨かったわ。おおきにな」と。

これや、これ!この一言や!である。

不況かなんか知らんけど、こんな言葉ひとつで心が晴れる。

「そない言うてもろたら、なによりです」

「ほんでな、ちょっと気が早いねんけど、聞いてええか?」

「なんですの?」

「あの棒だらな、今年の年末もあるか?」

年末って…、終わったとこや!”ちょっと”どころやおまへん

なんぼなんでも早すぎまっせ!である。

「もちろんですよ!毎年、販売させてもらってますので

今年の年末も是非お願い致します」

「ほな、頼むわな。まあ、生きてるかわからんけど…」

いやいや…、大丈夫!である。

新年早々、今年の年末を気にかけるぐらいやから

まず間違いなく長生きしはる!である。

愛すべきおかあさん、また年末までちょいちょい顔見せてくださいね。

棒だらのお買い上げ、ありがとうございます。

2010/01/09

あけましておめでとうございます。

このブログにて新年のご挨拶をさせていただくのは

ビックリ仰天の4回目ともなる。

いやいや、よう続いてるもんやなぁ…とつくづく思う。

これもひとえに愛すべきおかあさん方々のおかげだ。

どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます!である。

さて、新年といえば…っちゅうことで、先日、家族みんなで初詣に参った。

”今年は年男!いやね、ほんまに頑張りまっせ、神さん!”と誓ってきたわけだが、

毎年それほど興味を持たない「おみくじ」に目がとまり、

「よっしゃあ!!!いっちょう運試ししたろやないかい!!!」

こんな風に心の奥の方に熱いもんを感じながら

棒の入った筒みたいなやつを壊れんばかりに振りに振った。

で、カラカラ…と出てきたのが、なんと「NO.1」。

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なんか、やったー!である。

そして、「いやね、神さん。この番号で”凶”とかはやめてくださいよ!」

なんて思いながら恐る恐るめくると

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そら、そうやろ!なんちゅうたかて、1番やし…である。

「神さんも粋なことしてくれはるわ!なになに…益々思うがまま…」

まあ、ええことばっかり書いてくれてるもんやから気分も上々!

すっかり有頂天になりながら読み続けると…

さすが!!よう見てくれてはるわ!である。

最後に「色に溺れ酒に狂えば凶なり」と…。

神様、ありがとうございました。

ふんどし締めなおしてかからせてもらいます!

改めまして、今年1年どうぞよろしくお願い申し上げます。

2010/01/05

来年も…。

2009年がもうすぐ終わろうとしている。

「えっ?うそっ?ちょっ…ちょっ…♪ちょっと待ってよ、グッバイ…」

と、大黒さんばりに歌ったところでどうにもならない。

遠慮なしにスパッと終わろうとしている、スパッと。

なので、やはりベタではあるが、1年間を振り返ってみたりする。

「自分の想いを形にするのはええことやわー!」

こんな感じで続けているブログも今回で4度目の年末を迎えるわけだが、

まあ、この時期は毎度毎度同じようなことしか頭に浮かばない。

「今年も1年間、本当にありがとうございました!」

と、愛すべきおかあさん方への感謝の気持ちでいっぱいになるわけだ。

いやいや…、ええ格好しているつもりはさらさらない。

というのも、27日ぐらいになってくると

本日を最後の来店とされる愛すべきおかあさんは少なくないのだが、

まさしく本日も「お客様が呼んでます!」とレジ係から連絡が入り、駆けつけると

「にいちゃん、明日から旅行に行くさかい、今日で最後やねん。

今年も世話なったなー。また来年も頼むわなー!」

なんて、わざわざ今年最後の挨拶をくださるのだ。

くー!である。

こんなことを言われて感謝しない人間は、まあ「人間失格」である。

自然と、こう「あざーっす!また来年もよろしくお願いします!」

って、笑顔になってまうっちゅうねん!だ。

そう、また来年もよろしくお願いします…なのだが、

今回の「来年も…」は毎回の「来年も…」とは違い、別格の想いが注入される。

なぜなら、来年は「寅年」。

昭和49年3月27日生まれの私ったら

寅年寅月寅日生まれっちゅう奇跡の寅だらけなもんですから

普通の「来年も…」バージョンにしてしまうと、

「こらっ!これだけ寅で生まれとって、まさか普通のやないやろな!」

こんな感じで神様にどやされてしまうのだ。

愛すべきおかあさん方、来年は、それはもう、ビックリしまっせ!

普段からもちろん頑張らせていただいてますが、

さらにワンランク上のおもてなしをご用意させていただきます。

改めまして…、今年1年間、本当にありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願い致します。

とりあえず、字は大きめで、色も…。

では、良いお年をお迎えください。

2009/12/27

忙しいけど…。

ある愛すべきおかあさんが年末年始の予約受付中のカニの前で

あと一歩を踏み出せないというか、腕組みをされたまま微動だにしない。

で、首をかしげながらも「なあ、にいちゃんよ!」と呼び止められる。

「毎年、かにと肉を両方予約するんやけど、今年はどっちかしかアカンねん、

不況やさかいな…。にいちゃんやったら、どっちする?」との愛すべきご質問。

「えらい責任重大ですね…。まあ、僕やったら肉いっときますけど…」

「そうか、肉か…。肉なー…。私はカニや思うねん。どう思う?」

いや…、もう決まってますやん!である。

「そない思うんでしたら、カニの方がええんとちゃいます?」

「なんや?あんた、肉がええって言うたやん」

「いや、僕は…ですよ。カニがええと思われるんでしたら、カニでしょ」

「うーん、肉にすべきか、カニにすべきか、それが問題や!」

シェイクスピアか!である。

「まあ、ええわ!カニにしとくわ!にいちゃん、頼んどくで。

しかし、これから忙しなるな。身体に気つけてがんばりや!」

最後は私の身体を気遣ってお言葉をかけてくださる愛すべきおかあさん。

うーん、店はたいしたことないけど、ほんまにええお客様ばっかりや!である。

前回も触れたが、このようなちょっとしたことで

仕事のやりがいみたいなもんが生まれたりする。

そして、それはお客様からばかりでなく、お取引様からもいただく。

年始にある企画を催すわけだが、年末で忙しいのにも関わらず

たくさんの問屋さんやメーカーさんがわざわざ来店され、快く協力してくれる。

くー、なんちゅうんか、不況がどないしてん!と叫びたくもなるっちゅうもんだ。

とにかく、うれしい…。

ほんとに恵まれた環境で仕事をさせていただいている。

忙しいは、「心を亡くす」と書く。

金八みたいなことを綴っているが、肝に銘じなければならない。

忙しい時だからこそ!である。

カイチョーよ、「低くあれ!」やぞ。

愛すべきおかあさん、愛すべきお取引様、ありがとうございます。

2009/12/22

浪花男の心意気。

売場に出ると、お客様同士が談笑している場面をよく目にする。

うーん、これこそが「地域密着型」たる所以だと断言したい。

で、それは、本日も例外なくいたるところで行われているわけだが、

あるうどん屋さんの大将と愛すべきおかあさんのやりとりには

なんちゅうんか、こうスカッとした気分にさせてもらった。

日之出屋の店内でよく知るお客様と久々にお会いしたのだろう、

大きいおなかを揺らしながら駆け寄っていく大将。

「お久しぶりっす。で、おかあさん、どないでした?」

「あー、ありがとう。おかげさんでようなりましたわー」

「そうでっか!なによりですわ!」

「また、母とおうどん食べに寄せてもらいますね」

ってなことをお話されているのだが、

そのお客様の笑顔といったら…である。

今やポイントカードやクーポン券などでお店とお客様をつなぐ手法が

はびこっている中、やはり、こういうのが王道っちゅうもんだ。

人と人である。

それは、金銭なんかよりもはるかに尊い絆で、簡単には切れない。

あー、ええもん見せてもろたわ!見習わなアカンわ!

なんて思いながら、仕事に戻ろうとしたところへ

「なあ、にいちゃん、ちょっと教えてえな?シャンパンってどれや?」

と慌てふためく大将。

「どないしましたん?うどんに入れまんの?」

「そや!シャンパン入れて炊いたら…って言うてる場合やないねん!」

と、お教えしたシャンパンを持ってレジへ並ばれる。

そして、お支払いを済ませた瞬間、さきほどのお客様を探し、

また大きいおなかを揺らしながら

似合わんシャンパン持って駆け寄っていく大将。

「裸でゴメンやけど…お祝いや。おかあさんに…」

それは、どこか照れくさそうで、心のこもった感じでシャンパンを手渡された。

かー、浪花男の心意気やで!だ。

気持ちええわ!である。

大将、おおきに!

私も見習って、愛すべきおかあさんとの絆づくりに精進いたします。

負けまへんでー。

2009/12/17

むちゃくちゃ。

この時期っちゅうのは、忘年会やらでなにかと忙しい。

仕事の疲れに「飲みすぎ」が加わって、家に帰ればバタンキューだ。

で、先日も「あかん!はよ飯食って寝たろ!」なんてヘロヘロになりながら

家の玄関を開けると、無情にも次男が起きてけつかる。

普段ならうれしいのだが、この日ばかりは、ちょいと…である。

ゆっくり夕飯を食べたいのに、

ジーッと顔なんかのぞいてきたりして落ち着かない…。

で、次男が読んでほしいのか一冊の本を持ってきた。

それは年末年始のテレビガイド的な雑誌なのだが、

表紙を飾る人物を指差して「パパ、パパ」と言うのだ。

・・・って、この人、小栗 旬くんやねんけど・・・!である。

いやね、子供と言うのは正直というか、まず「よいしょ」っちゅうものを知らない。

私を喜ばしてクリスマスプレゼントを要求しているわけではないのだ、2歳やし。

つまりだ、ただ単に見分けがつかへんのか?ということになる。

あれっ?疲れていた身体が嘘のように軽なったわ!である。

「そうか、そうか!おまえー、ええ目しとるな!よっしゃあ、絵本読んだろ!」

夕飯をちょちょいと済まし、かわいい次男を抱きかかえ、いざ寝室へ。

「どの本がええねん!持ってこんかい!」と言うと、ある外国の絵本を持ってくる。

まあ、ちょっとね、そんなことをいうもんだからね

旬くんを意識し、なんかね、役者っちゅうかセリフっぽくなるわけだ。

で、読み終わると、次男がなにやら最後のページを自ら開き、

作者の写真を指差してこう切り出す。

「パパ、パパ」と…。

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誰がやねん!である。

髭とか生えてへんし、外国の顔してるし、全然ちゃうやないかい!である。

で、隣におる娘さんを自分や!みたいに思てるけど、むちゃくちゃやで!である。

次男よ、旬くんはどこへいってもうたんや?

まあ、ほんでも疲れとれたわ。

ありがとう!である。

2009/12/15

かまびすしい。

アルバイトのある高校生が期末試験にさしかかり、

片手には参考書をちらつかせてのご出勤。

「おー!励むねー。どれ、ちょっと見せてみー」と先生ぶる私。

どうやら国語の参考書のようだが、

今まで見たことも口にしたこともない日本語が羅列されている。

「んっ?かまびすしく…?なんじゃこれ?」である。

どないして使うかわからんし、あまつさえ、言いにくい。

「うわっ?全然わからんねんけど…?」などとブツブツ言いながら

読みふけっていると、「早く返してくださいよ!」がアリアリとした顔で

いぶかしげに私を見る彼女。

よっしゃあ!ここはひとつ、35年間日本人をやってきた先輩から

「あのなー、国語っちゅうのはな…」なんてええ格好しようとするが…、

昔、近所のおっちゃんから

「あのなー、漢字っちゅうのはな、文の前と後読んだら簡単や!」と教えられ

試験中、「おっさん、しばいたろか!」と怒りに震えた苦い記憶がよみがえる。

あかん!あかん!ええ格好したらあかん!

このパターンは往々にして失敗すんねん!だ。

なんてことをペチャクチャ話していると、

いたずらに時間が過ぎていることに気づく。

「すまん!すまん!はよ勉強せえよ。少年老いやすく…

いや、少女老いやすく学なり難しやぞ!わかったか?」

ひとりしゃべくり倒しておきながら

えらそうなことを言う私に彼女がひとつ例文を出してくれた。

「さっきからあれこれとかまびすしい!」と。

「えーと?かまびすしい…ってなんやったかいな?」

「やかましい!です」

なるほど!そういうことやな…である。

大人になると定期的に試験がないから、どうしても…。

いやいや…、「死ぬまで勉強」である。

で、邪魔したらあかんな…。失礼しました…。

2009/12/7

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