絆。

この年末のブログを綴るのは、今回で何度目であろう…。

まあ、何度目であろうと、今年も、いや、今年に限らず

来年もまた同じような内容を綴ることになるであろう。

そう、「感謝」である。

一年を振り返ると、ホントこの言葉に尽きる。

それは、愛すべきおかあさん方々はもちろん、お取引様、

ご指導いただいた諸先輩方、はたまた、頑張ってくれているスタッフ達などなど

もうね、恵まれすぎていて怖いぐらい…である。

で、そんなことは常々想っているのだが、想っているだけではいけないと

こうやって年の瀬に形に、っちゅうか、活字にさせていただいているのだ。

加えて、今年に至っては、「絆」っていうか「和」だ、和、ジャパンクールだ。

日本の誇るべき「和をもって貴しとなす」という文化。

この世の中には偶然なんてなくて、すべてが必然とするならばだ

あの東日本大震災は世界へこの日本の文化を発信するためとも考えられる。

※もちろん、今なお大変な方々は、そうは思えないかもしれないが…。

どれだけ世界中の方々が日本の文化に触れ、感動したであろう。

どれだけ私に背いて公に尽くす方がいらっしゃっただろう。

相手の立場にたち、こんなことをすれば喜ぶんじゃないか?って…

で、まあ、そこにビジネスが生まれるわけだし、

商いにおいては基本中の基本である。

来年は、その基本を、いや、その文化を見直していきたい。

だって、日本人やし…、ねえ、愛すべきおかあさん!である。

今日も、本店へ行くと「にいちゃん、久しぶり~」とおかあさん。

まわりにいた方からの「なんや?誰や知ってるんか?」との問いに

「当たり前やないか!彼氏や、彼氏!」と…。

誰が彼氏や!饅頭もって船待神社でしっぽりデートか!である。

まあ、ええわ…、彼氏以上の「絆」を愛すべきおかあさん方と築けるよう

来年も頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願い致します!である。

皆様におきまして来年もまた良き年でありますように

心から祈念申し上げます。

皆々様、ありがとうございました。

追伸 まだまだ傷の癒えない方々がいらっしゃるのも事実。

来年も引き続き、「心はひとつ」を胸に

微力ながら復興に向け応援させていただくとともに

素晴らしい一年を迎えられることを祈っています。

2011/12/27

サンタ。

「今日は、やっぱり冷えますね~」

「うそぉぉ!俺、めっちゃ暑いで…。あっ、気合い入ってへんなあ?」

「いや…、そら、そんな恰好してたらぬくいわ!」

朝一番、スタッフにこう怒られた。

そんな恰好とは、そう、サンタクロースの格好だ。

今日から3日間、この恰好で子供たちへ食品と夢を届けるのだ。

そんな気持ちを胸に意気揚々と売場に出るんだけど、

愛すべきおかあさんが出端をくじいてくれる。

「おっ、なんや?クリスマスの洋服着てどないしたんや?」と。

いや…、サンタやろ、普通…である。

そこそこええおっさんだし、まあまあ恥ずかしいってのは否めないんだから

そう、なんやかんやいってせめて「サンタ」って言ってほしいのだ。

ちっさい子供たちが私を見て「うわっ、サンタさんや…」なんてつぶやき、

目の色が輝いたりすると、まあ、なんていうの、悪い気はしない。

って考えると、サンタ、すげー!である。

それは日本だけにとどまらず、世界中、たいがいの国でだ、

別に何もせずにボケーッとただ突っ立ってるだけでもだ、

子供を感動させられることにおいてサンタの上を行くのはいないであろう。

まあ、世界中なんてのは厳しいが、せめて地域の子供ぐらいは…と

飴ちゃんなんかをプレゼントして、目指せ サンタ!って頑張ってたんだけど、

愛すべきおかあさんが出端をくじいてくれる。

「にいちゃん、子供に飴やってんかいな。へえ~…。よっしゃあ!

ほんなら、うちがあんたに飴ちゃんをプレゼントしたるわ」

つって、ポケットから袋を取り出したんだけど、ぬくい場所にいたのか

1個取り出そうにも飴がくっついてて、「アカン、とれへんわ…」

つって、8個ぐらいが合体した飴というか塊を手渡された。

「あはは…、お…、おおきに!」である。

少しでも、子供だけやなしに愛すべきおかあさんにも感動を届けられるよう

この3日間はサンタクロースの仕事も並行して行っていきたい。

ってことで、明日は、イブでみんな忙しいから

今日、休憩室で緊急ミーティングを開くことにした。

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メリークリスマス!である。

2011/12/23

ええ休日。

閉店後、誰もいないところで事務所にいると、ガタッと物音が…。

「えっ…、なに…、誰?」と恐る恐る覗くと

「やっぱりおったわ!こんな時間までなにしてんね~ん!」

うちのスタッフが数名で飲んできた帰りでかなりのええ感じに…。

「いや…、やめて…、怖いから。っちゅうか、なにしてんねんって仕事や!」

「はい、はい。もう、ええって…。次、行くで~!」

半ば強引にカラオケ屋さんへ連行され、まあ…ええか…、よっしゃあ~!って

こんな仲間と仕事ができるという恵まれた環境に感謝しつつ、ドンのチャン騒ぎ。

で、睡眠時間もそこそこに、今年最後の休日なので息子たちとの時間を…

と、イクメンを忘れない私は体にムチ打って公園へ。

次男を肩車し、「ジャイアントキーパー!」なんてはしゃいでサッカーをしていたら

グキッと…。

ぎっくり腰に…。

「ちょちょ…、ちょっと、降りてくれる…」

「なんでや!なんでもう終わりや!もっとやってや!ガックリやわ!」

なかなか降りようとせず、しっかり私の頭をつかんで右へ左へだだをこねる…。

「アカン!動いたらアカン!おまえはガックリかもしれんけど、お父さん、ぎっくり…」

そう、ギックリとかいうキュートな名前なので次男にこの激痛が伝わらないのだ。

もっとこう、「鬼殺し」とか「地獄の3丁目」みたいな名前にせなアカンで…

なんてことを考えながら、一路病院へ。

「岩橋さん、次、どうぞ」の看護婦さんの声に反応し、

待合室に並んで座る息子たちから「おとうさん、がんばりや!」の声援が…。

ちょっと…声が大きい…、頑張るも何も注射2発打つだけや、静かに…である。

痛みが若干残るが、まあ、動けるようになったので一安心。

「ただいま~」と家に帰ると、一安心もつかの間、三男が抱っこをせがむ。

「ぅぅぅぅうううおりゃあああぁぁぁ~!!!」である。

今年最後の休日、今抱かんと、来年まで…そんなことが頭をよぎり、

最後の力を振り絞っての「渾身の抱っこ 2011 ~三男へ捧ぐ~」である。

精も魂も使い果たしたクッタクタの休日だったが、

仲間や子供に恵まれている充実感に浸れるええ休日でもあった。

あ~、しんど…。

2011/12/19

中途半端。

「TRaDer KFS」っていう粋な名前をつけちゃったりして、

月一で「あの商品は…」などの熱い話をする会合があるんだけど、

昨日はそこへわざわざ神奈川から、これまた熱い方が参加された。

世界にはまだまだ食べたこともない”旨いもん”があって、

しかも、それをお客様へできるだけお安くご提供する!って話が尽きない。

いや~、ホント刺激になるし、勉強させていただいている。

まあ、なんせ皆さん、中途半端ってのが大嫌いで

やるからには徹底的に!って感じを受ける。

「皆さんに比べ、俺はまだまだ中途半端やわ…」なんてしきりに反省している次第だ。

で、今日、「よっしゃあ!負けてられへんわ!頑張ろう!!」なんて

そんな気持ちを胸に売場へと向かうと、愛すべきおかあさんからお声がかかる。

「にいちゃん、あんたの子とうちの孫といっしょやねんてな~」

「あっ、そうですの?よろしくお願いします。で、何組でっか?」

「うちの孫は2組や!いろいろと話に出てくるで、あんたとこの子」

長男よ、なんか隠し事しても情報まわってくるから筒抜けやぞ!である。

「ほんでな、孫が好きな子の中にあんたの子も入ってたで」

「お~!!やるやん、あいつ」

「なかなかモテるやないか!で、何番目や思う?」

「えっ、何番目?1番とちゃいますの?」

「なんでやねん!6番目や!」

6番って…。

めっちゃ中途半端やん…。

長男よ、悪いけど、6番いうたら、もうなんか、どうでもええ奴ちゃうか?

所詮、「え~、6番目?う~ん、まあ、強いて言うなら…」ってレベルやぞ。

おまえも今の時点では、俺といっしょで中途半端やな!

お互い1番目指して頑張ろな!である。

それと、愛すべきおかあさんが去り際に

「うちの孫、泣かしてみ~。わかってるやろな~」

っちゅうて、なんやえらい顔で釘さされたから…

頼むぞ!いらんことすなよ!

2011/12/15

己に克つ。

お客様に呼びとめられて、こう言われた。

「にいちゃん、あんたはほんま姿勢がええな~」と。

久しぶりである。

姿勢がええ!ってのは、ホントよく言われてきた。

以前の会社で実習生の時に、初めて納品する業者さんから

「あっ、すんません!店長さん。サインお願いします」と声をかけられ、

「えっ!なんでやねん!僕、実習生ですけど…」

「ほうぅぅ…、いやな、あまりに堂々としとるから、てっきり…」

なんてエピソードがあるぐらいシャンッとしてるように写るらしい。

子供の頃、ぐにゃぐにゃしてた私を見かねたおばあがシャンッとするようにと

剣道を習わせたおかげであり、まあ、おばあからしたら大成功であろう。

加えて、剣道を続けているうちにそこそこの腕前にもなり、自信がついたのか

生まれつきなのか、気持ちええぐらいの「負けず嫌い」にもなった。

ホント些細なことでも負けるのは嫌いである。

街で見ず知らずの胸元がバッサリとかいうセクシーな女性と対面した場合

すれ違いざまにでもチラッとでも目がいったもんなら

「あ~、クソッ!また負けてもた!!修行が足りんわ」なんて思うほど…。

でだ、「勝つ」ということについて武道家として言いたい。

単に相手を負かす強さを求める道ではないはずなのに、

近年の柔道の試合後のガッツポーズには「武士道はどこいった?」である。

※だからじゃないかもしれないけど、あんな事件とか起こしたりするのだ。

私が見てて最高に恰好いいのが、将棋の世界。

「参りました」「ありがとうございました」つって静かに終わる勝負。

渋すぎる…。

強敵とめぐり合い、お互いを尊敬し、そのような相手に勝 とうと自らを鍛える

そんな鍛錬を剣道を通じて行っていきたい。

いやね、来年の5月に剣道の大会に出させてもらえそうなので、

ちょっと本格的に鍛えようかな…なんて思ったので綴りました。

あっ、あと、究極が「戦わずして勝つ」。

そう、胸元を見ないだけで、こうなんか「己に克った…」って思える。

そちらの鍛錬も平行して行っていきたい。

2011/12/12

あのパスタ。

今まで生きてきて結構な量で「食べ物」の思い出なんかあったりする。

たとえば、子供の頃、私の誕生日であれば、だいたい

「ハンバーグとトマトになんかのっかったやつとちらし寿司と唐揚げ…」

なんていうオカンの愛に満ちた和洋折衷が食卓に並んだ、とか。

また、始めて食べたシリーズという記憶も思い出深い。

ブログでも綴ったが、「生ハム」や「てっさ」なんかが挙げられる。

切り口を少し変えて…、初めて女性に作ってもらったおかずといえば

「れんこんのはさみ揚げ」だ、たぶん。

え~っと、今の妻なのかどうかは定かではないが…。

とまあ、すべての料理において頭をひねれば枚挙にいとまがない。

で、本題。

最近品揃えしためちゃうまいオリーブオイルがあって、あっ、こいつなんだけど、

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ふと、「あのパスタ」の思い出がよみがえったのだ。

あのパスタというのが…

勉強もせずに遊び呆けていた目を覆いたくなる浪人時代に友人と

江坂の東急ハンズの2階の隅っこにあったイタリア料理屋さんで食った

安っぽいトマトソースとシーチキンのパスタだ。

腹が減ってたのかホント旨くて忘れられないでいる。

その後、その店はすぐに違う店になっていて、ずっと探し求めているんだけど、

シーチキンの…というウィットにとんだパスタに今まだ出会えずにいる。

で、この旨いオリーブオイルなら、再現できるかも…って作ってみた。

ま、まあ、美味しいけど、なんかちょっと違う…。

よしっ、次回はホールトマトを使用せず、当店のおすすめトマト

「天野の恵」を湯煎して再チャレンジしてみようと思う。

素材は完璧なので、たぶん、「あのパスタ」を超える。

いやね、だってね、このオリーブオイル、マジでフルーティーっす。

皆さんの思い出の中にも「あのパスタ」ってのがあるはず。

是非、このオリーブオイルで試してください。

2011/12/08

英語。

「あ~…学生の時、もっと勉強しときゃよかった~!」

なんて思ったりすることがちょくちょくあって、

まあ、たいがいは英語なんだけど、今日のお昼頃、久しぶりにそう感じた。

いやね、彼氏が外国人の若いカップルが来店されて

女性の方が私に声をかけた。

「すいませ~ん。種って売ってますか?」と。

「種?」

どうやら胡瓜なのかトマトなのか野菜か果物をお家で育てたいらしいのだ。

「ごめんなさい…。うち、売ってないですわ。あっ!あそこ、売ってんちゃいます?」

「なかったです…」「じゃあ、あそこなら!」

「そこもなかったです…」「え~っと…」

考えられる近くのお店を紹介するも全滅で、万策つきた感たっぷりの変な空気に…。

なので、「う~ん…、じゃあ、うちの柿かりんごかなんか割りましょか?」

ってなアメリカンジョーク的なもんを飛ばさせていただくと、彼女に笑みがこぼれた。

するとだ、外国人の彼氏が我々2人でしゃべってるのがおもしろくないのか

「WHAT?」と、なかに入ってきた。

以下、彼女と彼氏の英語の会話を想像で綴らせていただく、もち日本語で。

「なにが面白いのさ!彼は、なんて言ったんだい?」

「彼はこう言ったのよ。この店の果物をカットしましょうか?ベイビー!ってね」

「それの何が面白いのさ!しかも、ベイビーってなんだよ!」

「もう、ベイビーは冗談よ!あのね、りんごをカットすると中に何が入ってる?」

「りんごをカットすると、中には種が…あって…、あっ、そうか!」

「ビンゴ!」

…な感じの会話がそこそこ繰り広げられた結果、彼が私にこう言った。

「You are Funny!」と。

遅いわ!である。

いらん、いらん!なんか恥ずかしいわ!である。

通訳を経由してるとき、ボサッと突っ立ってるのが嫌やわ。

あ~…学生の時、もっと勉強しときゃよかった~!

スピードラーニング買おうかな…。

2011/12/05

ご予約承り中。

気づけば、12月…。

分母が37年となるからか、年々マジではえ~よ!である。

っちゅうか、そんなのん気なことをいってられない、年末商戦だ。

毎年行っている「予約販売」の案内を御陵前店に持って行くため、車を走らせた。

店に入るなり、「にいちゃん、久しぶり!どないしたんや?」と愛すべきおかあさん。

その声につられ、他のお客様も「にいちゃん!今日はこっちか?どないしたん?」と。

まず、言いたい…。

どないもせえへんわ!である。

まあ、なんぞ言わなアカンか!ってぐらいのたくさんの声が飛ぶ。

「なんや?向こうの店、クビになったんか!」

「なにしてんや、こんな時間に!向こうの店おりんかいな!」

「いや!久しぶり!あんた来るんやったら、紅ひいてくるんやったわ~」

ちょちょちょ…ちょっと、ストップ!ストップ!一気に言いすぎ!

言うてることが全部むちゃくちゃすぎて、対応でけへん…。

しかしだ、このうれしい声にどれだけ励まされるか!である。

なかには、「にいちゃん、ちょっと痩せたんちゃうか?頑張りや!」

なんて、オカンか!ってぐらいの声まで飛び出すもんやから…。

もうね、愛やね、愛。

こんな幸せな環境で仕事できるって、ホント心から有難いと思う。

で、「にいちゃんよ、毎年お願いしてるんやけど、今年も予約できるな?」と。

「いやいや…、それを持っきましてん!何でも言うてくださいね」

「ほうか!ほな、また言うわな」

そう、「いつもの!」つって通るほど、毎年購入されるお客様だ。

12月はこの一年の通信簿をいただける月。

そんな愛すべきおかあさん方々に喜んでいただけるよう

しっかりご予約の準備をさせてもらいます!である。

んで、まあ、本店のお客様といろいろお話させていただいてるところへ

うちのかわいい次男がやってきた。

「えっ?あんたの子か?ほうか…。ボク、いくつや?」の愛すべき問いに

「えっ?この靴な~、かっこええねんで…」と。

次男よ、あのな、いくつ?って歳を聞いとんねん。

「いくつ?」って言うてるけど、靴は関係あらへんからな。

そんなのん気なこと言うてられへんぞ、年末商戦やぞ。

子供店長として、手伝いにきてや。

2011/12/02

コミュニケーション。

先日、私の食育の師匠・石原奈津子さんが代表を務める

「食育コミュニケーション協会」の

全国発表大会があり、参加させていただいた。

「食の大切さ」を伝えたい!って熱い想いを持った各店舗のスタッフさんが

それぞれの事例を発表されるんだけど、「か~、素晴らしい!」ってのと同時に

「く~、負けてられへんわ!」なんて刺激をいただいた次第だ。

代表の石原さんってのは、う~ん10年ほど前であろうか、そん時は…

「食の大切さを伝えるのは、身近なスーパーで働く方々であるべき!」

つって、たったひとりで日本各地を行脚して訴え続けていたのだが…

それが、今ではや…、何千人っちゅう…同じ志を…持った…方々が…

アカン…言葉にできない、いやね、よくぞここまで…と感慨深いのだ。

さて、協会の名前に「コミュニケーション」と掲げられているのは、

お客様と我々スタッフさんの会話をめっちゃ大切にされているからだ。

ただ、商品のところに「この魚は、どうのこうの…」

つって情報を垂れ流しにするだけではなく、人対人が需要である、と。

それは、食卓でも同じことである。

もちろん、食事のバランスや栄養価などの知識も盛り込まなきゃいけないが、

なによりだ、とにかく、食を楽しまなきゃ!と。

家族であったり、仲間であったり、ワイガヤで食事を!とおっしゃられる。

それは、空腹の次ぐらいにランクインされる御馳走なのだから…。

そういえば、家族と飯を食わなきゃ!って痛烈に感じたことがあった。

家に帰ると、私の寝る場所の横にわざわざ布団を敷き、次男が寝ている。

「おっ、なんや?こいつ、どないしてん?」

「待ってたんやんか!明日、休みやろ」と妻。

んっ?である。

いやね、よくよく聞くと、休みの日の朝にしか顔を合わすことがないもんだから

前日にだけ私が家に泊まりにきてると勘違いしているらしく、待ってたそうだ。

ちょちょちょ…ちょっと!どんだけ可愛いねん!天使か!!である。

次男よ、サンタさんには

「うちの子はええ子過ぎるさかい、はりこんだってや!」って言うといたからな。

師匠、できる限り家族と楽しい食卓を囲むよう心がけます!

で、改めまして、全国大会の開催、心よりお祝い申し上げます。

2011/11/29

横浜・桜木町。

先日、「互敬塾」という勉強会へ参加するため、横浜へ向かった。

そう、♫街の灯りがとても綺麗ね~横浜へ。

大阪みたいにネチャってしてなくて、やっぱり洒落てる、なんかこうシュッとね。

で、そんな洒落た街で久しぶりに会う仲間達と刺激しあうのだ。

名物・崎陽軒の「焼売」をぱくつきながらの会話は盛り上がるばかり。

気がつけば、夜中12時。

結局、関西から来たおっさん連中5人ほど焼鳥を手にええ感じ…。

まだまだ横浜の夜が終わるわけではなく、次!ってなるんだけど、

まったく知らない街なので、焼鳥マスターからお店を紹介してもらうことに。

そのママに電話し、「今から行きますけど、サプライズとか別にいいですから…」と

お笑いでいう”フリ”を放り投げて電話を切った。

近くって聞いたんだけど、あっちへフラフラ…こっちへフラフラ…で

スマホっちゅうハイテクをもってしても、なかなかお店へ辿りつけない。

もうね、まさやんの歌詞が頭ん中でリフレイン。

♫いつでも探しているよ~ どっかに君の姿を~

明け方の街 桜木町で こんなとこにいるはずもないのに~…ってね。

で、そこそこ歩き疲れてきたそのとき、前方にえげつないのが見える。

寒そうにスティックを持ったセーラームーンだ、小柄の。

えっ?あれ?いまさら…である。

大阪に負けんぐらいの客引きがおるわ!目を合わしたらアカン…

私を含め皆がそう思ったはず、なのに…

「んっ?もしかして、〇〇さん?やっぱり!お待ちしてました~」と。

あれ?ママ?まさかのご本人…である。

っちゅうか、100億歩譲って、若い子が着て!!である。

寒空のなか、セーラームーンの恰好した私と同い年のママ。

月に代わらんでええし、ましてや、お仕置きもいらん!

しかしだ、”フリ”に対してというか、

どうにかおもてなしを!というママのその心意気に胸を打たれる。

似合ってないとか、似合ってないとか、そんなもんは関係ない。

その気持ちが嬉しいっていうものだ。

物置の奥の方から「ブルマ」と「セーラームーン」を引っ張り出してきて

「さすがに…、ブルマは…ねえ?」と悩みぬいた末の結果なんだけど、

気持ちである、気持ちは十分伝わった!である。

う~ん、まさか、夜中3時に横浜・桜木町でも勉強させていただくとは…。

ママ!いい研修でした!である。

2011/11/21

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