NAPPA。

「うわっ!世間、狭っ!」ってことは、誰もが経験したことがあるだろう。

「えっ?あんたんとこの若奥さんのお母さんがうちの店の常連さん…?」とか

「えっ?実家が堺?えっ?めっちゃ近所やん…。えっ、日之出屋、知ってんの?」とか

「えっ?仕事で堺に…、そん時にお寿司を?マジで…。声かけてや…」とか

ビックリするような所で、なんかうれしい出会いがあるってのはよくある話。

で、それは、商品なんかでもうれしい出会いがる。

たとえば、懐かしい編としては「ヒロタのシュークリーム」。

昔、おばあが「ちょっと”大阪”行ってきたから、お土産に買うてきたで~」なんて

難波や梅田などの市内へ出かけると、必ずお土産として買ってきた定番中のド定番。

”大阪”ってなんやねん…、堺も大阪や!ってシュークリームを見るたびに懐かしむ。

また、愛すべきおかあさんの中には、九州の熊本や鹿児島、徳島に和歌山など

遠く離れた所から、それはもう、昔々に堺へ嫁いでこられた方がたくさんいらっしゃる。

そう、店内のお取り寄せ商品が地元の商品だった場合の郷土編だ。

「にいちゃん。これ、子供の頃、よう食べたわ…。

知ってるか?昔は、山ほど入って1袋3円でな~…」

って、いや…、知らん、知らん…。昔過ぎてわからへん…である。

ただ、お買物に来られて、こんなうれしい発見や出会いがあるってのは、

売れる売れへん別にして、品揃えさせていただいた甲斐があるってもんだ。

で、本題。その感動は、いよいよ日本を飛び越えちゃった…である。

いやね、よくお買物に来られるイギリス出身のジェントルマン、Mr.デイビットが

「めっちゃ懐かしいわ!」と、その感動を伝えてくれたのだ。

それが、これ。

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イギリスからやってきた「シンプキン」の飴ちゃん。

なんでも、イギリスの実家の前がシンプキンの工場だったらしく

幼い頃からその甘いキャンディの香りの中で育ってきたもんだから

「まさか、日本で会えるとは…。あざ~っす!」と感動もひとしお。

う~ん、買い物はやっぱり楽しくないとアカンやろ…である。

そういえば、私もアメリカへ一人で旅してた時、スーパーにて

葉物のことが「NAPPA」って書いてあるのを発見し、感動した。

「菜っ葉って…、クレイジーやな…」って。

2012/04/02

学年でいうたら…。

昨日は、フェイスブックやらメールやらでお祝いメッセージをたくさん頂いた。

送っていただいた皆さん、本当にありがとうございました。

まあ、いくつになっても、そう、アラフォーっつうの…38歳になっても嬉しいものである。

う~ん、38か~…である。

いやね、うちのアルバイト連中からすると「すんません…、普通におっさんですよ…」

なんて、遠慮のかけらもなくぶった切ってくれるのに対し、

異業種の社長さん方が集まる勉強会などでは「えっ?38!若いな~、羨ましいわ!」

なんて、環境が違えばこない変わるか!ってぐらい立場が大逆転して心地よかったりする。

でだ、その年齢に関して、思うことがある。

男の社会っちゅうのは、父親越えってのが誰しも人生のテーマとしてあるように

縦社会っちゅうの、”どっちが年上?”ってのは、結構…、いや、めっちゃ大事である、はい。

もうね、1年違いとかになってくると、ちょっとでも前へ…と、攻防がね、ハンパやない。

私は3月生まれなので、それはもう、幾度となく、せめぎ合ってきた。

そう、「え~…、じゃあ、学年でいうたら…」である。

もうええ!もうええ!学年でいわんでええ!気ぃ使うわ!だ。

たとえば、「えっ?49年?なんや…、いっしょの歳やん!」ってなってから、

3月生まれの旨を伝えると「あっ、学年でいうたら、一個先輩っすね」とかね。

もしくは、「あっ、学年でいうたら、いっしょか…一個下やと思ってた…」の逆も然り…。

しんどいわ!である。

「まさか、60歳になっても…」とゾッとするこのやりとりだけでもたいがいなのに、

3月生まれは、最初っからかなりのリスクを背負ってることを知っていただきたい。

4月生まれの方なんかとは、約一年…

そう一年間もの開きがあるわけだ、学年でいうたら…ね。

なのにだ、4月からみんな揃ってよーいドンッ!ってのは、ちょいと…である。

ただ、3月生まれは、基本、心の優しい素晴らしい連中ばかりなので

「せこいわ~!4月生まれなんかぼちぼち歩いたろかって時に、俺らは生まれたんやで!」

なんて、声を荒げたりすることなく、甘んじて受け入れているのだ。

さらにだ、私にいたっては27日ってことで、その学年でいうたら…の学生のとき

春休み期間であるため、友人に一度もお祝いされたことがない…。

なんぼほど可愛そうやねん…、俺。

今年は、嬉しいことにブログやフェイスブックのおかげでたくさんの祝辞をいただけた。

もしも、技術の進歩がなかったら、腐ってたかも…、3月生まれってだけで…。

3月生まれの方々、もうすぐ新しい出会いのある4月です。

「学年でいうたら…」話が多いかと思いますが、頑張っていきましょう!

2012/03/28

バンビ。

長男といっしょに剣の道を歩み始めてもうすぐ1年。

彼の「もう、いやや…」感がメーターを振り切ってしまうんやないか?

ってこのタイミングで部内大会ってのがあり、モチベーションを持ち直した。

そう、見事、3位入賞っちゅう偉業を成し遂げたのだ。

って、まあ、いいように綴ってはいるが、なんてことない

基本組は4人しか居なくて、しかも、そのうちの2人が3位という

妻が思わず「シー!!」つって口の前で人差し指を立てる賞である。

彼の大はしゃぎを見ていると、仕事で参加できなかったことが悔やまれる。

私の勇姿に感動して、さらに上を目指してくれたかも…ってね。

だって、幼い頃、”堺のバンビ”という異名を持つほどの腕前だったからね。

あっ、その頃は背が低くてピョンピョン飛び回る剣道スタイルで

まあ、強いのか弱いのかわからない異名なんだけど…。

まあ、今では、ええおっさんでひねたバンビになってもうたけど…。

机に飾られたメダルを見ながら、バンビ話で息子たちと盛り上がった…

って、んっ?あれっ?この賞状は剣道のんやないやん?と話が変わる。

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てっきり同じもんと思っていたら、「大阪美術展?」ってなって妻に聞いた。

なんでも彼の描いた絵が、入賞まではいかないものの認められたらしい。

「えっ?おいっ、おまえ、何の絵を描いて賞もろてん?」

「知らん…」と、びっくりするほど興味を持たず、

それよりも「誰でももらえる賞」に大はしゃぎしているのだ。

いや、まあ、あんたがええんやったら、それでええけど…。

人の価値観ってのはいろいろあって面白い…。

もうすぐ、私の誕生日。

あれには興味を持たず、これには興味を示すってのはない。

私の価値観は何をもらってもうれしいってやつだ。

妻よ、忘れてた…なんて言うたもんなら

”バンビの舞”をお見舞いするからな!

2012/03/21

必然。

3月4月といえば、別れがあって出会いがあって…の多い季節。

で、そのひとつひとつに「うわっ、奇跡や…」ってな出会いや

「お別れか…。く~、寂しすぎるやないかい…」ってな別れがある。

問題はそれをどう捉えるか?

すべては”神の計らい”、そう、必然と考えるべき。

自分のまわりに起こることすべては、自分に絶対的に必要だから起こるんであって

だから、それに対して、いちいち腹を立ててたり、人のせいにしたりはできない…

そう、ワンランクレベルアップした新しい自分と出会うために…

なんつって、お坊さんみたいなことを綴ったのは他でもない。

いやね、先日、後輩にお願いされて母校がある千葉まで足をのばし、

自分の体験談をお話させていただいたんだけど、「なんで、俺?」って思ってたわけ。

緊張するし、めっちゃ遠いし、そもそもそんなたいした人間でもない私が何を…ってね。

で、私の役目が終わり、懇親会にてみんなとお話しする中で、ある事に気づいた。

その日は、先代も、親父も、もちろん私自身も本当にお世話になった大恩人の命日。

新しい店がオープンする前々から、ず~~~~~~っと気にかけてくださってたのだが、

オープンする日が来る前に亡くなられたのだ、しかも、千葉県にて…、心配されたまま…。

なんかね、「コラッ!おまえ、ちょっとは報告に来んかい!」ってなったんだと思う。

振り返ると、お師匠さんに指導されてたことを発表させていただいたような…。

できれば生前にしたかったんだけど、

そりゃね、返しても返しても返しきれないぐらいのもんですよ、

でもね、どこか「恩返し」をさせていただいたような気持ちになった。

う~ん…、考えれば考えるほど、今回の件はまぎれもなく「必然」である。

お師匠さま、どないでした?まだまだ話するのはへたっぴでしたでしょ?

すんません…、しっかり勉強させてもらいます。

いやね、師匠も大好きやった煙草がえらい値上がりしましてね、

私自身、この値上がりは「必然ちゃうかな~…」なんて思てるんですけど、

「高いの~…」いうて「フウ~…」いうて終わりです。

あっ、納税は国民の義務?あっ、師匠も…。それはそれ…、わかりました。

いや…、ほんまにまだまだいたらん所ばっかりですけど、頑張りまっさかい、

これからも懲りずにどうか見守っとってください。

よろしくお願い申し上げます。

2012/03/19

西村さん。

人間っちゅうのは、不思議なもんでちょっとしたこと、

そう、ホントちっちゃなことによって

ビックリするぐらい心が晴れたり、逆に沈んだり、なんなの?である。

たとえば、早朝、仕事に行こうとしたら車のキーが見当たらなくて

ダッシュで会社に向かい、自分のだらしなさとかにムカムカしてたら

妻からメールがきて、三男が自分の長靴に隠してたっちゅうか、遊んでたことを知ると、

「あいつ、どんだけ俺と離れたないねん…」って逆にうれしくなったり、

なんやろな、浮き沈み激しすぎ!である。

で、特に言葉。

「ありがとう!」なんてね、たった5文字のくせに威力がハンパやない、軽くメガトン級。

時によっては、ズシンッて持ち切れないぐらい重いもんね…。

「誰が”ありがとう”やねん!ええかげんにさらせよ!」

って怒ってる人見たことないし、もし居たら人間じゃないね、鬼や、鬼、赤鬼。

だいたいの人は、ほわ~…ってなって

「いえいえ…、そんな…、わざわざ…」みたいなこと言ったりなんかして

お互い笑顔だし、お互い気分がいいもんである。

いやね、お昼頃に、まあ、ちょっとバタバタしてて心に余裕がないときにね、

「2番にお電話です」って言われてね、「誰?」って聞くと

「西村さんって方からですけど…」なんて言われてね、

速やかに脳みそが”西村”つってググったんだけど、

えっ、まさか…、あの西村?ってぐらいの西村さんしかヒットしなくて

首をかしげながら電話に出ると

「あっ、にいちゃんか!私やで~、西村です~」って女性の声。

まさか…、あの西村ってのは男であるからして、「あれ?ちゃうわ…、えっ、誰?」と

今度は”西村 年配の女性の声”でググると、もうね、愛すべきおかあさんしかないわけ。

「あ~!!これは、これは、まいどです。で、どないしましたん?」

「どないしましたん?やあるかいな。ちゃんと、もろたで。うれしいわ!」

そう、直接渡すことができなかったので、スタッフにお願いしていたチョコのお返し。

「にいちゃん、ほんま、おおきにやで~」

「いえいえ…、そんな…、わざわざ…」である。

で、「すぐに食べるのもったいないからな、仏壇にあげてんねん!」と。

いや…、ご先祖さんへチンッいわさんでも…、さっさと食べてや、さっさと…である。

しかし、まあ、愛すべきおかあさんからの「おおきに!」ってのは、この上ない。

余裕がなかった心に花が咲くってもんだ。

こちらこそ、いつもありがとうございます!である。

2012/03/15

品格。

先日、うちの担当の営業マンが結婚式をあげるっていうもんだから

電報を打つために場所を聞くと、「えっ?南港?近いやん…」ってなったので

どさくさにまぎれ、あたかも招待されたかの顔してフラワーシャワーだけやってきた。

で、あとは「みなさんで写真とりますね~」っていうもんだから、そこはね、写っといた。

さて、ここまでの経緯はというと、彼は新入社員のときに初めて営業にきたのがうちで

出店のときにも大変お世話になったこともあり、肩書きをかなぐり捨てて

一個人としてお祝いさせていただいたわけだ。

彼とはお引き取り先として利害関係にあるかもしれないけど、

それとこれとは…で、ひとりの人間として向き合いたい。

いやね、お取引様ですよ、だけどね、人は人からしかモノは買えないのである。

で、そのモノなんてのは、世の中に腐るほどいっぱいあるわけで、結局

「誰から買う」とか「どうやって買う」っていったような感情が芽生えて当然、人だから。

そうなると、人としての品格が問われる。

誰も「俺だけ儲かったらええねん!」的な人からは買いたくないだろう。

ビジネスにおいて、すべては「リピーター」で成り立っている。

唯一、そうじゃないのは「ぼったくりBAR」ぐらいのものだ。

長く付き合えば、人柄なんてのもお互いわかってくるはず。

自己の品性向上に努め、その結果、みながハッピーになるお取引を…。

っていうわけで、HAPPY WEDDING!である。

後記

その夜、いつものように寝る時に息子たちへ私の創作物語を話した。

マリオがワリオと崖を登る競争をして、勝った方がピーチ姫と結ばれるって話。

で、途中、クイズ形式を取り入れたわけだ。

「ワリオが上から石を投げてきて、マリオを妨害するんだけど、それに対してマリオは…

①ルール無用で、さらに大きな石を投げ返す男として最低で卑怯で姑息な作戦に出る

②そこはグッとこらえ、男らしく正々堂々と誰が見てもあっぱれな作戦に出る

さあ、どっちやと思う?」と、彼らの品格を試した、願わくば②を…ってね。

もうね、即答。「①!①!①!」と…。

「はは…、いやな、まあそうやねんけど、あれやで、①は最低やねんで…」

「なんでや!ヒュッとかわして、ワリオをやっつけなアカンやん!」

なんて、指はBボタンをエアで押しながら、くってかかってくる。

「そうか…、ゲームか…。いやな、それで勝ってもピーチ姫は喜ぶかって話や」

どうも納得のいかないしぶしぶ感まるだしで「じゃあ、ええよ。②で…」と。

その後、②を選んだことによって、とびっきり素晴らしい結末を用意したんだけど、

完全に100パーふて寝の息子。

う~ん、まだわからんのかな…。

ええ男になってくれよ。

2012/03/10

顔。

最近、高校時代の友人からFBを通じて連絡をとることがある。

お~!懐かしいやないかい…、元気?なんて、当初の記憶がよみがえるわけだ。

で、ご存じのようにFBっちゅうのは顔写真を載せたりして信憑性が高まるんだけど、

ただ、それぞれがええ感じに歳を重ねた結果ね、まあ、20年かそこらの年月がね、

まあ、なんだ、その…、アップの写真を拒否るっつうか…、ヤバくねぇ?ってさせる。

方法としては、引いてボヤっとさせたり、子供を登場させたり、

私にいたっては面をつけたりして…だ。

アカン、アカン…、顔の見える商売を!つってんのに隠してどないすんねん!と猛省。

時間のあるときにFBの顔写真、変えようかな…なんて思ったのは、他でもない。

いやね、お酒の問屋さんが実際に福島の酒蔵まで足を運び、生産者の顔を見てきて、

その想いを伝えんとばかり頑張ってんのに、それなのに、私といったら…からである。

そのお酒ってのが、これなんだけど、まあ、想いがハンパやない。

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「桃の涙」。

事故以来、福島の桃の農家の方はがっくり肩を落とし、無念の涙にくれる毎日。

そんな中、「私には、なにもできない悔しさで涙した…」と一通の手紙が。

農家の方は「私たちのために涙を流してくれた…」と感謝の涙に変わり、

「頑張ろう!」と生活者の気持ちに出会い、再確認し、また涙する。

うれし涙が重なって新たな年が始まり、新たな一歩を踏み出す…

そんな桃の涙が集まって生まれた美味しい桃のリキュールなのだ。

く~!である。

話を聞いているだけで、生産者の顔が浮かんでくるってもんだ。

以前、来店される愛すべきおとうさんに

「にいちゃん、旨い酒どれや?」と聞かれ、あるお酒を指差し、

「僕自身が好きでオススメなんですけど、福島とかって気になりませんよね…」

なんて、一応包み隠さずいろいろとお話してたら、

「んなもん、関係あるかい!よっしゃあ、2本もろていくわ」と、粋な”なにわ節”。

「おまえも盛大飲んだれよ!」と言葉を残し、恰好よく去っていかれる。

そう、生産者の顔と消費者の顔をつなぐ役なのだ、私ってのは。

寄付やチャリティーも、もちろん大事なことなんだけど、

どっちかっちゅうと、商売を通じて応援したい、自助で前へ…っちゅうかね。

生産された弥右衛門はん、ワテ、こんな顔してまんねん!

って顔写真に変えときまっさかい、どうぞ御見知り置きを…。

もうすぐ、桜の季節。

お客様へご紹介しますし、私も盛大飲みまっさ。

2012/03/07

地活。

ブログを通して、ちょいと宣伝を…。

いやね、私の町に「サーカス団」がやってきた!である。

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幼い頃、一度だけ言った記憶があるのだが、

もうね、ピエロのドジっぷりといったらなかったね。

お礼をしたら帽子が落っこちてそれを拾おうとしてズボンが破れて…的なね。

うる覚えだけど、なんかめっちゃ楽しかったような…である。

堺駅南口店の近くにテントを設営されてるもんだから、

中国雑技団の子たちが一台の自転車に10人ぐらい乗って買物に…

って、んなわけないだけど、普通に歩いてコーラとか買物に来られてて

で、まあ、だからってわけじゃないんだけど、

応援させていただいている、いや、ホント…。

明日3月3日からなので、是非!である。

もう一点。

3月11日に「大阪アジアン映画祭」(http://www.oaff.jp/)ってのがあって

うちの店が舞台となった短編映画が上映される、

あっ、場所が…ってことね、そう、スーパーで働く水野が…って設定なのね。

タイトルは、完成されてから変更があったらしく、『邪魔するな』と…。

えっ?あれれっ?撮影中の俺ってこと?である。

邪魔してるつもりはなかったんだけど…邪魔だったかな…

なんてのも含め、時間のある方は、是非!である。

最後に、4月のいつかに我らが堺駅南口商店街のイベントが…。

就職活動は就活、結婚するために行う活動は婚活、

そう、地域活性化の一助となれば…の「地活」である。

詳しい説明は後日ってことで、それも、是非!である。

2012/03/02

自己表現。

仕事というものに対して、何を求めるか?ってことに「自己表現」と記事を読んだ。

今の時代、「個」のアピールがハンパではないのでわからなくもない。

私も「個」ってのを大事にしてるし、尊重してるつもりだが、

「自己表現の場」ってのになると、ちょいと違う。

仕事においては黒子に徹しなければならないことなんてのがほとんどで

それによってお客様の「個」が活かされ、満足されるってのが大半だ。

で、満足されたお客様が「君、ええやん!」なんてことになり、

自己を表現しなかったことが結局「自己表現」になってたりして…、う~ん、である。

いやね、上記のことを「お菓子」を食べてて思った。

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ナッツと醤油が、お互いの特徴を活かしつつ、自己表現しているのだ。

そこにはストーリーがあって、それは…

留学生のカシュー君が醤油屋さんの頑固親父のところへホームステイという設定。

「おいっ、ミスターカシュー!おまえはもっと前に出たらええねん!」

「イヤ…、ソレヲイウナラオヤジサンコソ…」

「じゃかましいわ、青二才が!ワシは昔っから、素材を活かすことに徹してんねや!」

「ダッテ…、オヤジサントデアエタカラ、コンナニオイシクナッテ…、ナノニ…」

「ええねや…。ワシは、大豆とかそら豆とか炊いたり、素材をサポートしてナンボやねん」

「ジャア、ボクモイツカオヤジサンニタイテモラエルノカナ…」

「カシューよ、それはできん!おまえは乾きもんや…。炊いてもうたら、

なんのこっちゃさっぱりわからんようになってまう。個性もへったくれもあらへん。

ただ、その気持ちは忘れるなよ。お互いを想うことで、お互いが活きるんやからな」

「サンキュー…、オヤジサン…」

ってなやりとりがあったかのように、それぞれがでしゃばってなくて

なのに、お互いの特徴が活かされ、むっちゃ旨いのである。

イチゴ大福もたいがいビックリしたけど、こいつもなかなか…。

「自己表現」ってことにおいて、ええ仕事しているのだ。

カシュー君よ、グっジョブ!である。

って食べながら綴っているうちに、無くなってもうた…。

はやっ…。

2012/02/27

負けるわ…。

「ちょっと、おにいさん…少し、いいですか?」

あれっ?ここって、大和川南に位置するちょっと関西弁がお汚いエリアのはず…。

振り向くと、そこには芦屋もしくは西宮のマダムらしきたたずまいのお客様。

少しお話させていただいた後、去り際には

「ありがとう。じゃあ、ひとついただきますね…」と。

か~、丁寧な言葉遣いには、こちらも丁寧な言葉遣いになるってもんだ。

こだまでしょうか?いいえ、誰でも…である。

上品な言葉での会話に、「なんか気持ちええわ~」

なんていい気分になってるのもつかの間、いつものヤツが飛んでくる。

「ちょっと、ちょっと!ニーチャン。ニーチャンよ!!」と。

もうね、声が大きすぎて”にいちゃん”やなくって”ニーチャン”。

こだまでしょうか?のシステムを採用するとすれば、

「なんやねん!」レベルの”ニーチャン”である。

「はい、どないしましたん?」

「今日は、珍しいな~。おかあちゃん、来てるやん」と。

オカンがたま~に店に顔を出すとこれだ!である。

お店とともに歩んできた長いおつきあい~お客様とオカンと、時々オトン~。

で、そうこうしているうちに、別の愛すべきおかあさんが

「にいちゃん。おかあちゃん、来てるで」と。

いや…、さっき聞きましたし、そもそも知ってる!だ。

また、今日のことなんだけど、えげつないクラスになってくると、

お見合いをセッティングするかのように

「あんた、息子連れてきたで~」と、わざわざオカンのところまで連れて行かれ、

「いや、奥さ~ん。すんません、うちの子、アホでっしゃろ」って話を始め出す。

まあ、別にええけど、開口一番アホはないやろ…である。

しかし、お客様とのコミュニケーションを…と、心がけてはいるものの

創業から携わるオカンとお客様の歴史を目の当たりにすると、

私なんて歴史なんかは浅いし、まだまだ…と痛感する。

その時間はどうしようもないが、だからといって、オカンなんかに負けるわけには…だ。

私がらみの「いや、まだまだ…全然…」的な会話もいよいよ終わり、

「ありがとうございました!」って、意気揚々と仕事に戻ろうとするんだけど、

隣でオカンが「アカンわ…、年やわ…」なんてブツクサ言っている。

「どないしてん、なにがアカンねんな?たいがい楽しそうに話してたやん」

「いや…、名前、なんやったかいな?ここまで出てんねんけどな…」とオカン。

えっ?知らんの?あれだけ話しててか…。

オカンよ、負けるわ…。

2012/02/22

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