えーっと、寒波がえぐい、警報級だとか。
んっ?警報級ってことは、警報!ってとこまで行かへんのかな?
でも、もう、ほぼ警報やねん、せやけど、級やねんみたいな…
えっ、警戒レベルってのもあったような…それよりはひとつ上?
いや、ようわからん…ま、とにかく、注意せえ!ってことである。
そう、めちゃくちゃ寒いがな…だ。
朝の6時過ぎなんて、そりゃあ、もう、特別警報レベル。
次男から駅まで送ってほしいと懇願され、車に乗り込む。
車の中が暖まるのを「うーーー、寒っ」って待つ二人。
彼はどこへ向かうのかというと、道場である。
この寒いのに、半そで着て裸足になって棒でどつき合うらしい。
これがもし「剣道」でなければ、ヤバい…「狂気」と言えよう。
それが、剣道っつうと、ただただ剣の技を磨くものにあらず、
心身を錬磨して礼節・信義を重んじ、誠を尽くし、剣道に限らず
総じて「武士道」っていうか、私も含め日本人はこの「道」に
とどのつまり「人間形成」という目的が集約されているのである。
そんなことが頭に浮かび、次男へ伝えようとするも
「なにがやねん!」と聞く耳を持ってくれないだろう。
そりゃあ、そうだ!私も小・中・高と剣道していたが、
そんなこと、これっぽっちも思ったことがない。
しかし、宗教教育のない我が国に、
この「道」の観念が衰退してしまえば
我々の道徳心ってのが地に落ちて…ってか、陥りつつある。
だから、この寒空の中、稽古に向かうということは
己に克ち、己を高めるすばらしい行為で
もしかしたら日本を救うかもしれん
がんばれ、ラストサムライ!
心のなかで祈り、肩をすぼめて歩く次男を見送った。
帰りの車中、ビジネスの世界にどっぷりつかっていると
「合理性」ってのがつきまとうが、本当に大切なものは
「不合理」のなかにあるんちゃうか?なんて考える。
剣道でも重んじる「礼儀」なんて「不合理」なものばかりだ。
試合に勝っても、人前で喜ぶことを許されなかったし、
何かにつけてどんだけ頭を下げ倒すねん!など
なんで?する意味は?しなくても別にええやん!のように。
マナーもそうだ、例えば、テーブルマナー。
これも、自分のために行う行為はひとつもない。
相手の為に…また、自分の周りのために…なので
別に食べたいように食べたらええやん!なんだけど、
いやいや、それがマナーやねん…と言葉にできない。
うーん…ま、いつか気づいてくれたらと願うばかりだ。
せやけど、この寒さのなか、諸先生方には頭が下がる。
突こうが何しようが…ええ、息子をよろしくお願いします!
さて、私といえば、その後ゴルフへ向かった。
竹刀とクラブが違うだけで、何が違うねん!ってほど同じ道。
ま、厚着して貼るカイロ2つ3つの完全防寒なんだけど…
次男よ、セコイわ!とか、遊びやん!とか言わない。
ゴルフ道でもあり、社長道でもあるんやから。
け、結果はどうあれ、道を歩もうぞ。
2025/02/10
妻とふたりで電車に乗った。
「気になる飲食店があんねん」
そんな話を妻にすると、私も行きたい!ってなり、
一応、子供たちを誘ってみたら
面倒くさがって誰もついてきたがらず、
じゃあって、冒頭の状況に至ったわけだ。
それがどうしてん?なことなんだけど、何年ぶりや
久しぶり過ぎて、どんな顔して乗ったらええんやろ…
どの顔にするかまだ決まってもないのに駅に着いてしまう。
先に妻がスマホをかざして改札を抜けていく。
「って、おいっ、令和か!」なんて過剰に反応すると
なんか、えらい丁寧にスマホの使い方を説明しだした。
あれっ…
てっきり返す刀で「あんたが知らんだけや!」を予想してて
鍔迫り合いするつもりやったのに、拍子抜けにもほどがある。
んっ?なんか、いつもと違うな、日常ではない空間というか…
あっ、ちょっと、これ、あれやん、デートやん!である。
え、えーっと、距離感はどれぐらいやろ…
くっつき過ぎたら気持ち悪いやろうし、
離れ過ぎたらいっしょに乗る意味がないし、
50歳夫婦の距離感ってこれぐらいかな…なんてね
付かず離れずを慎重にキープしながらホームを歩く。
普通の電車が普通に到着し、普通にドアが開くんだけど
「ようこそ、非日常の世界へ」って
どこかアトラクションにも思えてきた。
さて、どうしたもんか…
座ろうが立とうがお好きにどうぞ!
という「自由」ってやつが、さらに私を追い詰めていく。
優先座席へエスコートするボケのひとつでも…
いらんいらん、だいたい座ろうとすな!の選択をする。
じゃあ、ドアの前で向かい合って話をすればよいのか?
いやいや、なんでやねん!カップルや欧米人やあるまいし…
向き合わずに並んでつり皮を持ち、窓に写る景色に目を向け
「I LOVE YOU」を夏目漱石が翻訳した逸話を引っ張り出し
「月がきれいですね」は漱石らしいというか、日本人というか
なんか腑に落ちるなぁ的な話をして月でも眺めていたのかというと
そんなわけなくて、ま、他愛もない話をしていたのだろう。
覚えていない、緊張してて…。
難波へ到着。
やっと電車から解放されるも、いつも目にするネオンが違う顔を見せる。
そうか、妻とふたりやからや…まだデートは継続中らしい。
そして、おいしく食事をいただき、店を出て歩きはじめた瞬間
「せや、あの子らにお土産買ったげな…」
そう言ってデパ地下へ向かうところでデートが終わった。
そう、一瞬にして、母に切り替わったのだ。
うーん、妻やら嫁やら母やらビジネスパートナーやら
しかし、何役もこなして大変やな…と感じ、感謝の念が沸々と。
妻よ、また、デートへお誘いさせていただきます。
いつも、ありがとう。
2025/02/04
2025年、はじまったぁ思てたら
気づけば、もう1か月が過ぎようとしている。
えっ、はやない?である。
忙しいかっつうと、肉体的にはそうでもないが、
人と話をしたり、考え事をしていることが多く、
あっちゅう間に1日が終わる、そんな感じだ。
さて、何の話?なんだけど、
だいぶ前から、やったれ!やったらんかい!と
気持ちばっかり先行していて
なかなか踏み出せずにいた新たな挑戦が
やっとこさ動き始めたのだ。
なので、パソコンの邪魔にならないよう
脇に中村天風さんの言葉を掲げている。
「新しい計画の成就はただ不撓不屈の一心にあり
さらばひたむきにただ想え、気高く強く一筋に」
か、かっこええー、しびれるやんけ…。
そりゃあ、もう、フルスロットルでね
やる気に満ち溢れているのは間違いない。
しかーし、私も普通の人間だったみたいで
不安っつうか、ビビってるっつうか、
前に進めているような進めていないような
頭の中を右往左往ウロウロしてる時が、たまに、ええ。
それは、失敗をしたくないからに他ならない。
「失敗したってええやん!」
そんな言葉をよく耳にするんだけど、
いや、ええことないやん!したないやん…である。
なんつうの、スポーツとかの試合の前に
「負けてもええから」なんて監督に言われたもんなら
「えっ、勝ちたいんやけど…」ってなるんと同じだ。
ま、そこには悪気なんて一切なく、
不安な気持ちを和らげようとね、ありがたいんだけど、
うーん…何を言われたって、払拭はできないものである。
3年前に羽衣へ出店した時のことを思い出す。
コロナ禍の真っ最中だったこともあって
あーだこーだといろんなことを言われたりして
「こんな毎日、いつまで続くんやろ…」ってたまらんかったぁと。
なのに、またそれをしようとしている。
嫌だったのなら、もうしなきゃいいのに…
ええ、そ、そうなんだけど、なんでやろ?
ひとまず、「失敗の本質」を今一度…。※お悔み申し上げます
で、まあ、これだけは守れよ!と父親にも敬愛する稲盛さんにも
念を押されてて、大切にすべき言葉がある。
「動機善なりや 私心なかりしか」
えーっと、私心なかりしか…って「ムズッ!」だ。
んなもん、あるかい!とは思いつつも、
どっかに1個ぐらいはあるんちゃうかい?と自問自答したり。
いやー、しかし、すばらしい方がたくさんいらっしゃる。
私よ、挑戦を通じてしっかり勉強させてもらえよ!である。
それにしても、ブログを綴ることでどこか気持ちが楽に…。
とりとめのないままお付き合いいただき、あざーっす!
2025/01/27
いやー、遅くなっちゃいました。
新年、明けましておめでとうございます。
年頭にあたり、謹んでご挨拶を申し上げます。
昨年は本当にお世話になりました。
今年も変わらぬご愛顧を賜りますよう
どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、この2025なんだけど、
どうやら「乙巳」ってやつらしくて
なんか蛇だから脱皮することからでしょう
「再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展していく」
そんな年だそうだ。
会合があるごとに、よく耳にしたんだが…
いや、ボジョレーヌーボーか!である。
だって、2024を調べると「甲辰」で
「新しいことに挑戦して成功する」
「これまで準備してきたことが形になる」という。
ほれ、見ぃ、毎年毎年、ええ年やないかい!である。
逆に良くない干支みたいな…んて…あっ、丙午か
丙午っていつに…えっ、2026?来年やん…
聞いたことはあったけど、実際にあるんや、丙午。
そりゃあ、60年に1度だからね、そうなんだけど
しかし、誰や!いらんこと言わんでもええのに…
ボジョレーヌーボー方式で毎年ええ年にせんかい!である。
私自身は、仏滅とかそういうのをまったく気にしない派。
ただね、そういうのって「あんまり良くないよ」とか
まわりがめっちゃ言うやないですか
で、ま、忠告されてるのにわざわざ無理に…ってな感じで
流されたりしてるっちゃあ、流されている…。
占いや迷信など信じるのを批判するつもりはないが、
それを軸に考えるっつうのは、うーん…とか思いつつね、
おみくじで大吉引いて「やったー」って喜ぶ自分がいたり
あれっ、だいぶややこしいヤツなのかもしれない、私。
で、こんな話をすると「えっ、血液型は何?」って流れになり、
「B型やで」なんて言おうもんなら
「うえっ、やっぱり…」みたいな。
じゃかましわい!
なんや、B型はそないアカンのか?である。
ま、干支やら血液型やらに惑わされぬよう
自分をしっかり持って今年も精進いたします。
2025もはじまったばかり。
どんな年になるなんて誰にもわからない。
ただ、未来ってのは自分で作るもんである。
そう、どんな未来にしたいのか?ってのを考えて行動しなきゃ。
そして、今の私は「こんな未来になったらええなぁ」という
先人先輩の願いや祈りの上に成り立っていることへ感謝し、
忘れてはならない。
おっしゃあ!今年こそ、挑戦して参ります。
やるもやらんも、なんやかんやいうて最後は自分である。
ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
2025/01/14
おぉ、もうすぐ今年が終わる。
毎年のように皆様へ感謝の気持ちを綴んなきゃ…
なんだけど、インフルエンザの猛威が凄まじく
欠員…欠員…でなかなか時間が確保できず
今、こうしてパソコンの前で慌てている。
皆さん、気を付けてくださいね、
んっ、私?私はインフルエンザになったことがない。
なぜか?私の身体がなりにくいのか?
いいえ、葛根湯だ、葛根湯。
身体にちょっとでも異変を感じると、
すぐ飲むようにしている。
するとどうだ、次の朝には何ともない。
インフルエンザにはじまり
私が思うにコロナにまでも
病気という病気すべて葛根湯で治る…と信じている。
なんならお医者さんもいらない、葛根湯1本だ。
「岩橋の頭も信心から」
そんなことわざがあるように
葛根湯への信頼は絶大である。
さて、今年もたくさんのご愛顧を
賜りまして誠にありがとうございます。
なかには、「日之出屋は間違いない!」などと
信頼してくださる愛すべきおかあさん方々の愛には
岩橋の頭が下がる次第だ。
しかも、その熱量たるや、
私が葛根湯に寄せる思いと
まったく同じレベルで、ええ。
くー、本当にありがたい。
その信頼を裏切らないように
来年もまた気合入れて精進いたします。
愛すべきおかあさん方々!
今年一年、本当にありがとうございました。
また、ご協力いただいているお取引様!
今年一年、本当にありがとうございました。
最後にいっしょにがんばってくれているスタッフ!
今年一年、本当にありがとうございました。
こうして一年の最後に感謝の気持ちを綴るのは
決して忘れないために!である。
いやいや、忘れたらアカンやろ…
そうなの、そう、絶対、忘れたらアカンのに
この岩橋の頭のあほんだらは簡単に忘れたりしよる。
情けない…何か良い薬はないものか?
あぁ、あ、あるわ、あるわ、葛根湯や!
早く家に帰って飲むことにしよう。
それでは、また来年もどうぞ
よろしくお願い申し上げます。
皆様にとって来年もまた
良き年でありますように
心から祈念申し上げます。
改めまして
ありがとうございました!
2024/12/30
日中は、あまり目にしたくないんだけど、
街路樹とかにLEDがグルグルと巻き付けられていて
ここ一か月ぐらい夜の街はクリスマスモードである。
ま、もうね、心躍る年齢でもないが、うーん、良いものである。
で、特に「この感じ、ええわー」は、クリスマスが終わった後、
一気に純和製お正月モードに切り替わっても全然平気の国民性だ。
外国の人からしたら、そ、そんなごちゃ混ぜにしてええの?
なんてね、気にしたりする人がおるやろな…とか思う。
高校生の時にそれをめっちゃ感じた。
交換留学生「ジョン」ってのが、日本の文化を感じたいからか
先生が良かれと思って強制的にしたのか知らないけど、
剣道部に入部してきたので、いろんなことを教えていくわけ。
「道場に入る前は、一礼してからやで」
「誰にすんの?」
「誰に?って、神さんやないかい!」
「どこにおるん?」
「どこって?あそこに神棚あるやろ、あっこにおんねん」
「その神さんってのは、どういうGOD?ってか、誰?ゼウス?」
いや、黙って、せぇ!である。
どんだけハッキリさせたいねん…と驚いたものだ。
「あのな、日本にはビックリするほど神さんがおんねん
で、説明できるんか言われたら、誰がどうとか全然わからん
でも、ええねん!神さんや言うたら、もう、神さんやねん…」
彼にとっては、めっちゃええかげんな内容なんだけど、
英語がしゃべれないなかで、必死に伝えようとする私。
私のたどたどしい英語なんて聞くに堪えないのだろう
竹刀をギター代わりにしてビートルズを歌いだすジョン。
「おいっ、刀は武士の魂やから、そんなんしたらアカン!」
サムライ ソウル スピリッツ?
いや、もう、ええ…である。
私自身もめっちゃええかげんでそんな感じなんだけど、
日本って、はっきりさせずに、ぐちゃあぁっていう文化っていうか。
だって、神さんは八百万もいてはる言うたかて、だいたいやし…
お天道様にいたっては、太陽?神さん?どっち?みたいな…
あっ、ほら、私のブログだって、内容はともかく、
ひらがなと漢字とカタカナが、ぐちゃあぁと混ぜ込まれている。
まあまあまあ…っていうか、良い悪い別にしてぼやぁっと文化だ。
あっ、でも、先日ね、年齢の話になったんだけど、
私が3月生まれってことで、学年をハッキリさせなアカンようになった。
「学年でいうたら」って言いだし、一個上?下?同級生?みたいな…
そこに浪人とかまたそんな情報を放り込んだもんなら…計算やり直して…
いや、もう50歳だし、学年でいわなくてええやん…といつも思う。
あれだけぐちゃあぁ好きな文化のくせに…
学年だけはちゃんとしたがんねん…うーん、日本文化の妙である。
その点、サンタクロースは凄い。
世界中いろんな価値観や文化があるものの、皆、共有している。
ほんでもって、老若男女みんなが笑顔になるんやから。
すばらしい!彼しかいないね、世界を救ってくれるのは…。
それでは、皆さま、良いクリスマスを。
メリークリスマス!である。
2024/12/24
おわっと…、気づけば残り2週間ほどだ。
2024が、さらっと終わろうとしている、さらっとね。
うーん、いやね、私、50歳になったということで、
なんか人生の後半戦スタートみたいな感覚になっちゃって
今年のはじめ「意味の追求」って掲げたのを思い出す。
50歳まであーだこーだといろいろあったわけで、
それにはいったいどんな意味があったんやろう…
また、これからの後半戦でもね、何かして生きていくわけで
そこにはいったいどんな意味があるんやろう…
なんて、ちょっと気持ち悪いことを考えたり、ええ。
で、頭に思い浮かべてみる。
子供が3人もおるやないかい…
お店も3店舗になっとるやないかい…
家族と仕事のこの2つが、大きく占めているようだ。
んっ?それに何の意味があるのか…って、わ、わからん。
じゃあ、別にね、そこまで考える必要はなかったやん…
なんだけど、えらいことに気づく。
この50歳になった今の状況ってのは、当たり前だけど、
私一人だけでは、決して到達できないところにおるな、と。
えげつない量で、すばらしいご縁をいただいている。
仏教の教えにある「因縁果」がよぎる。
両親ってのが、ま、因にあたり、
そこにどえらいご縁が重なって今の私ってことだ。
ってなると、意味ってのより
あのご縁って?このご縁って?などという風に
偶然だったのか?必然だったのか?
そんな話になってくるのでは…である。
では、ものは考えようなんだけど、ひとつひとつが
ただの偶然なんていう考えではおもしろくない…
やはり、すべてが必然だったと考えるべきではないか。
それは、人だけでなく、この堺の町ってのも
もっというと、日本に生まれたのも
ありがたいご縁であり、
そう、縁によって生かされている。
つまり、「意味の追求」ってのは、なるほど
すべてのご縁に感謝するってことかな?に落ち着く。
いやー、毎年のことながら
2024もすばらしいご縁をたくさんいただいた。
どれひとつ欠けても今の私がないわけだ。
なかでも、2024一番のご縁と言えば…
そう、猫である、猫。
彼女との出会いといったら…
もう、すでに彼女のいない生活は考えられない。
何が言いたいかって、ええ、実はこれが言いたかった…。
いや、猫かい!
以前なら、私もそう思っただろう…、だが、今は違う。
こんなにも価値観が変わったことって今まであっただろうか?
にゃんてなことを綴って、まさか、猫で終わるわけにはいかない!
今までの皆さんとのご縁には心から本当に感謝している。
来年もまたどうぞよろしくお願い申し上げます。
2024/12/16
忘年会などの会合へちょこちょこ参加させていただく。
開会の挨拶で、一年の振り返りでよく話に出てくるのが
能登半島地震で多難な年明けだったと…。
で、2024終わりかけの今、
復興も進み、やっぱりやるな、日本…とか言いたかったけど
一年通してちゃんと多難やん!ってか、まだまだ多難やん!なのだ。
ちょっと前なんて、ほらっ、「令和の米騒動」とか騒ぎ出して
ま、新米が出てからは、なんとか鎮静化されたように感じるも
持続可能の観点でみれば、まったく解決できていないのでは。
だって、農業への就業者の割合は昔に比べ
目も当てられないぐらい低いし、自給率も18%とか。
一方で、フードロスの問題がえげつなくて、毎日ね、毎日
国民一人当たりおにぎり一個分を廃棄してるって…
おいおいおいっ、どないなっていくねん、日本は?である。
…なんてね、乾杯の挨拶までは、そんな気持ちでも
会がはじまれば、お酒を飲みだし、んっ?すっかり忘却の彼方へ。
いやいや、忘年会とはいえ、復興も含め、忘れたらアカンで…
で、物質的な問題は、為せば成る為さねば成らぬ…の気概で
しっかりと取り組めば、どないかなるようにも思うが、
まず、そう思うか思わへんかの姿勢っていうか精神っていうか
心の問題はどうなんやろう、武士道精神わい!を見直したい。
忘年会などの会合への参加理由って何?
「あの人に世話なったから」とか
「あの人に誘われたから」という義理や人情だけではないか。
決してお酒が飲みたいから!ではない、た、たぶん。
つまり、忘年会などの会合から見えてくるものとは
わが国の真の歴史ともいえるすばらしい文化と
武士道精神が備わった日本という民族の心情であり、
上記した「どないなっていくねん、日本は?」
を撤回すると共に、希望を失ってはいけない!
農業に関しては、お客様の売上の一部を
「FOR THE GREEN EARTH」と題して
寄付をさせていただき、さつまいもを作っている。
外国からピタッと輸入が止まったとしても
さつまいもさえあればね、何とか生きていけると思い
まずはお芋さんからスタートしたわけなのだ。
フードロスに関しても、飲食店さんと手を組んだりして
少しでも無くなっていけば…とただ今思案中。
こんなことを考えながら、今、実際に動いている。
私一人でできるのかといえば、そうではなくって
たくさんのすばらしい「ご縁」があってこそ、動ける。
いったいどこでその「ご縁」を?いや、忘年会や!だ。
妻よ、先日、あなたが「飲み過ぎや!アホか…」と
キツめにね、呆れた感じでおっしゃっていましたが、
今は絶望的だとしても、新しい年へと力強く踏み出すために
忘年会という日本の文化がいかに大切かご理解いただけました?
えっ?飲み過ぎ関係ないし、忘年会から武士道へ飛躍しすぎ?
ぎょ、御意…左様でござる、失礼いたしました。
次やったら、潔く、「御免!」って腹を…ええ…へこませます。
2024/12/10
オーストラリアでは、16歳以下はSNSが禁止だとか。
背景にはいじめなど心身の被害が問題になっている。
日本でも…いや、世界中で議論されるようなNEWSだ。
ま、SNSが悪いんじゃなくて、いじめとかがね
うーん、なかなかね、無くならない…である。
先日、中学校の同窓会があって、
会話の中で愛称っていうか、あだ名が飛び交うんだけど、
いや、もう、今やったら、アカンのちゃう?なのがいっぱい。
あっ、私もイワシなんて言われたり、当時は何とも思わなかったが、
まさか、やめて欲しかったとかあったのでは…そんなことを思う。
そういえば、このブログにだって
誹謗中傷なコメントがあったりする。
おぉ、な、なんか一人前になったなぁ…
なんて、どこか嬉しく思うところもあるが、
とはいえ、気持ちのいいものではない。
いやね、あだ名なんかにしても、
関係性があれば何とも思わないのだ。
だって、本当に仲が良ければ、何を言われようが、平気。
うーん、せやけど、16歳以下はねぇ…
面と向かってならまだしも、SNSを通すとねぇ
そこまで悪気はなかったとか
そんなつもりじゃなかったとか
いやー、難しい問題である。
SNSは世界中の人と簡単につながれたりして
むちゃくちゃ有難いツールではあるものの…
やはり、光があれば、同じだけの影がある。
つまり、バランスだ、バランスが大事。
光と影、月と太陽、男と女…
世の中すべてバランスである。
という風に、長々と綴ったのは他でもない。
大阪中央市場のお取引様が、こんな時代だからこそなのか
めっちゃバランスを考慮してるんかなぁと感じたので
記録しておきたい。
えーっと、魚のカワハギのことを通称「ハゲ」っていう。
で、納品があった発泡スチロールへ
わかりやすいようにチョークで書いてくれてるんだけど…

いや、知っとるわ!ってか、なんで(カワハギ)を書いたん?
だって、(カワハギ)書くぐらいなら、ハゲ書かんでええやん!
ま、なんやろ、思わず癖で書いてしまったのだろうか
で、ハゲだけ書いてたら、私に「誰がやねん!」って言われるから?
言うか!で、ま、その、まだ、そないにやねんけど、
お取引様やったら言われたかて何とも思わへんし…。
そやのに、なんで?わざわざ(カワハギ)って書いたん?
もうね、ずっと考えている。
うーん、やっぱり、なんとなくバランスが悪かったんやろね。
お取引様、ええバランスっす、いつもありがとう!
2024/12/02
今までに忘れられない食べ物って何やろう?
いくつかある。
義理のお父さんに「娘さんを…」ってやつの時、
なぜか、じゃあ、北新地で飲もう!って話になって
妻からめちゃくちゃ飲むで…と聞いてたもんだから
意味があるのか知らないが、牛乳とか飲んで挑むも
2人で2升ほど飲み、私はベロッベロに酔っぱらう。
店主の「彼氏さん、緊張してはるんかな?」なんてね
私のフォローをしてるのが聞こえてくるんだけど…
いや、おまえが止めぃよ!飲ませ過ぎや!緊張?ちゃうわ!
そんだけ飲んだら、誰かて酔うてまうっちゅうねん!
ってなことを言えるわけもなく、黙ってトイレに駆け込む。
ってか、あれっ、何食べたっけ?
えーっと、他には…あっ、そうそう
アメフトをしてたんだけど、
えげつないジャイアントキリングやっちゃって
試合のあと、みんなで「王将」行って
「イエーイ!イエーイ!」なんて言いながら
食べたあの…その…たぶん、餃子とかだけど…
ってか、あれっ、何食べたっけ?
忘れられない食べ物なのは間違いないが…んっ?である。
つまり、近所でいうと、美々卯のうどんすきとか
かん袋のくるみ餅とか、はっきりとした料理もあるけど、
忘れられない…ってのは、料理うんぬんよりも
(そりゃあ、もちろん、料理が美味しいってのは大前提)
誰とどこでどんな状況で…などという背景の方が
大いに関係しているのではないだろうか。
なぜか?いや、ま、人間だからだろう。
うちの猫なんかは「んなもん、関係あるかい!」
の顔して旨いエサを食べてるが、そう、我々は人間である。
堺市堺区の一人世帯ってのが、35%以上だとかなんとか…。
うえぇ、そ、そんな多いんや…。
これから、もっと増える傾向にあるし…。
そりゃね、ひとりで食べたい時なんか、めちゃめちゃある。
もう、好きにさせてくれ!放っといてくれ!なんて
マナーもへったくれもなく、自由に食べたいものだ。
しかーし、余計なおせっかいかもしれないが、
やっぱり、時にはね、誰かと食事をするっていう空間が
どれほど大切かって社会問題にでもなるんじゃ…
なんてことを危惧したりする、人間だからね、ええ。
うーん、こんなことを長々と綴ったのは他でもない。
先日、忘れられない食べ物がひとつ増えたのだ。
京都・祇園でミシュランがどうとかのお店でご馳走になった。
蛤とか海老芋とかどない炊いたら、こない旨なるん?である。
これは、ひとりで食べても忘れられな…い…いやいや
もちろん、素晴らしい方々とご一緒できて感謝している。
そりゃあね、ひとりでも間違いなく旨いんだけど、
素敵なご縁というスパイスは、何とも言えん味に仕上げるのだ。
それをどうにか提供できないものか…どこで売ってんねやろ?
探してまいります。
2024/11/25
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