日本だけでなく、つばめの世界でも少子化が深刻だ。
毎年、必ず3・4羽生まれるのだが、今年は1羽にとどまった。
店の出入り口に巣があるので、糞がお客様に落ちないようにと少しリフォームすることに。
しかし、なぜ出入り口に毎年作るのであろう?と眺めていると
運よくお客様の中に”つばめ博士”がいらっしゃった。
「つばめは人間に外敵から守ってもらうために
人通りの多いところに巣を作るんや。かしこいやろ」
本当かどうかわからないが、”つばめ博士”がおっしゃるのだからそうだろう。
動物と人間が共存する素敵なお話「つばめ物語」である。
「もののけ姫2」では間違いなく採用されるはずだ。
ところで、驚いたことに子つばめ(日出男もしくは日出子)はすでに巣から出れるほどに成長している。
親の愛情を独り占めしたからであろう。
なので、今回は”つばめ物語「巣立ち」。”と同時上映になってしまった。
お別れが近づいていると思うと寂しい限りだ。
2006-06-27
梅雨ならではの「じめじめ」と真っ向から戦うためにもホームセンターに出かけた。
梅雨対策グッズが所狭しと品揃えされている。
しかし、私にはゆっくり見ている暇なんかあるわけが無い。
選ぶのは妻の役割で、私の役割と言えば、息子の監視だ。
彼は確実に勘違いをしている。
「走るところ」と思っているに違いない。
目的地もなく、いきなり猛ダッシュ。気が向いたら止まり、また猛ダッシュ。
「走ったら、あかん!」と抱き上げたもんなら、
「離せ!離せ!もっと走らなあかんねん!」と泣き喚く始末。
彼の勘違いは、まだまだ数え切れないほど。
「ごめんなさい」というべき時に「ありがとう」を言ってしまうとりかえしのつかない勘違いまである。
ただ、さくらんぼの勘違いは良い結果をもたらした。
ミニトマトをさくらんぼと勘違いしているようだ。
今が旬の「佐藤錦 さくらんぼ」を与えてから
今まで食べなかったミニトマトを食べるようになった。
ぼちぼち気づくであろう。
「あれ?さくらんぼと思ったら、ミニトマトやんけ?」と。
はよ、気づけよ。
2006-06-25
久しぶりに掲示板に書き込みが投稿された。
バカンスに出かけていた「かるがも掲示板」が本格始動といったところだ。
※掲示板へのアドレスはhttp://e-hinodeya.com/user/public_html/protect/protect.cgi
その内容とは、
「鉄分不足を指摘され、おいしいレシピが知りたい」との事。
梅雨の時期というのは、やはり健康管理には気を使う。
鉄分豊富な食材と言えば、ひじきやほうれん草、レバーに木綿豆腐といったところであろう。
そして、旬のところでは「かつお」に「枝豆」。
バランスよく食べて、ぜひとも鉄分不足を解消していただきたい。
ただ、会長として声を大にして言いたい。
「不足した栄養を採取するために旬のものを食べる」というより
「旬のものを食べているから不足した栄養が補えている」という考え方である。
考え方だけのことですけど…。
サプリメントのような食事はあまり好きではないので…。
ということで、掲示板にて
「これだけは誰にも負けないぞ!私の旬の得意料理!」を大募集。
私は食べる専門ですが、オススメとしては今の時期、泉州名物「水ナス」が旨い!
そして、泉州名物の「えびじゃこ」と一緒に炊いたもんなら、
「なんやかんやいうても大阪ってええな?」です。
みなさんの得意料理をみなさんで共有しましょう。
また、店頭にて「アンケート」を募集してます。
子供の「食育」を家庭ではもちろん、
地域社会でも盛り上げていきましょう。
2006-06-22
旨いうどんをどうしても食べたくなった。
雑誌かテレビの影響だと思う。
完全にうどんしか受け入れられない口になってしまったのだが、
近所のおいしいうどん屋さん「栄吉」は定休日。
うどんを食べるためだけに四国へ向かう若さもなく、家で自らうどんを打つことに。
調べてみると、小麦粉と塩と水だけでできてしまう簡単さに驚いた。
「コシが命!」と一心不乱にこねまくっていると、「わいもやる!」と手伝いにやってくる。
彼には間違いなく粘土に見えているのだろう。
いよいよ一番の難関と思われる均等の太さに切っていく作業にとりかかる。
出来上がったうどんは、なかなかのもの。
さっきまでの粘土がうどんになっていく様を見て
「あれ?ちゅるちゅる!」と息子も驚きを隠せない様子。
問題の味だが、「修行が足りん!」の一言につきる。
父の日ということもあり、息子だけは気を使っておいしそうに食べてくれたが、
コシのあるうどんというより、ガムだ。
食べ終わると、あごが少し痛む。
手打ちうどんの難しさを痛感した一日であった。
「コシが命!」ではなく、「”思っている以上に細く均等に切る”が命!」である。
みなさんもお子様とチャレンジしてください。
2006-06-19
本日の私の「愛すべきおかあさん(お客様)」を紹介いたします。
身体の調子が悪くなられて、家の方で療養されていたらしく、久しぶりのご来店。
「”鷹のつめ”ってどこやったかいな?。お?い、”鷹のつめ”。返事せえ?」
と、むちゃくちゃなおかあさん節を炸裂されている。
完全復活のご様子だ。
仕方なく私が返事することに。
「あんたが返事してどうすんねん。”鷹のつめ”を呼んでんねん」
「”鷹のつめ”はのどが真っ赤にはれて返事できませんねん。こちらです」
「あ?そうか。おおきに」
あれ?私の冗談はどこかへ行ってしまっている。
「元気そうでなによりです。心配してましたよ」
「口だけや、元気になったのは。わっはっは…」
そんなことも無いと思うが…。
「ところで、にいちゃん。テレビのコマーシャルでやっているお茶あるか?」
「どんな名前か覚えてます?」
「え?と、なんやったかいな?。あっ、武蔵丸っちゅう名前や」
「ん?あ?若武者ですね」
さすが私の愛すべきおかあさんだ。
私の考え方や脳みその枠をはるかに超えてくる。
またお店でキュートな笑顔を見せてくださいね。
ご来店、ありがとうございました。
2006-06-14
ママつばめの様子からしてようやく家族が増えたような気がする。
巣の中に顔をつっこんで子供達に愛情を注いでいるのだろう。(写真)
かるがもクラブ会長としては、実際はどうなのか確認がしたい。
しかし、こういうもんは遠くから見るからいいのだ。
ツバメの巣と神戸ルミナリエは、ちょっと離れて見るのに限る。
そんなことを考えている私をよそにママつばめは一生懸命だ。
どんな世界でもやはりお母さんは偉大である。
心配なのは、パパつばめだ。
まさかふらふらと遊びにでも出かけているのでは…?
すると、勢いよく帰ってきたパパつばめにピピピとママつばめが怒っている。
「あんた!どこ行ってたんや!この忙しい時に。しまいに怒るで」
「いや…。ちょっとそこまで…。ごめんな」
こんな感じであろう。
同姓として心からエールを送りたい。
「がんばれ!パパつばめ!でも、子育てには参加せえよ」
なにわともあれ生まれていたら願ったりだ。
日之出屋にも買い物されている妊婦さんを見かける。
会長として元気な赤ちゃんが生まれてくることを祈っております。
そして、かるがもクラブ入会を心よりお待ちしています。
2006-06-11
私の母校である英彰小学校の2年生が授業の一環として
日之出屋を見学に来た。
先生に質問するようにと言われ、
「日之出屋のメインは何ですか?」
「今日のお買い得の商品は何ですか?」など
なかなか鋭い質問を投げかける。
さすが、私の後輩たちだ。かわいらしい限りである。
私も子供たちへ質問をすることに。
「好き嫌いはありますか?」
「なすび!」「ピーマン!」「人参!」「魚!」「ところてん!」
「ところてん?」
最後のちびっ子は、なかなかいいモノを持っている。
ちゃんと関西の血がしっかりと流れていた。
「ある程度の好き嫌いは仕方がないと思うけど、食事の前は”いただきます”を言う!
出されたモノは残さず食べる!晩飯で日之出屋のおっさんの話をする!わかった?」
「うん、わかった」と元気のいい返事。
彼女たちの成長に少しでも力になれれば幸いである。
しかし、もっともっと「食育」を伝えていかなければならない。
というのも、食育の師匠より「認定バッチ」をいただいたからだ。
かるがもクラブのおかあさん方。
なにかご質問などございましたら、なんなりとお声をかけてください。
「認定バッチ」が泣きますので・・・。
2006-06-08
「好きなものしか食べない子供たち」
というテーマについての番組を見た。
かなり深刻な問題になりつつあるらしく、
いろいろなアンケート結果に度肝を抜かれた。
「20年前に比べて肥満の子供が…」「糖尿病の子供が…」などなど。
ちょっとしたホラー映画よりもよっぽど怖い。
1歳9ヶ月の息子も結構好きなものしか食べない傾向にあるよう気もする。
緑色をするものには手をつけようとしない。
※野菜とわからないようにして食べさせているそうだが…。
実際、私が子供のときも夕食に「揚げと菜っ葉の炊いたもの」が食卓に並ぶとうんざりした記憶がある。
「最悪や?」などと言ったもんなら
「ほんなら、食べんでええ!そんなんも食べなあかんねやで!」
とぼろかすに怒られたおぞましい記憶だ。
特に家庭で食育を受けている自覚は全くなかったが、
当たり前のことをしていた結果が「食育」であったのでは、と最近思う。
とにかく出来るだけ家族みんなで食卓を囲み、
いろいろな話をする中で「食育」をしていきましょう。
2006-0604
私は、甘いものには目がない超がつくほどの甘党だ。
ババロアに始まり、エクレアなどの洋菓子からけし餅などの和菓子までなんでもこいである。
息子にも腹いっぱい食べさせてあげたいが、
味覚形成の大切な時期でもあり、
別に「食べたい!」と主張しているわけでもないのであまり与えていない。
ただ、「パン」に関しては大好物のようだ。
日之出屋の隣のパン屋さん「ポニー」に自ら向かう。
そして、道端に落ちている小石などを拾い、その小石を店の方に手渡すようにして
「パン。パン」
とパンを要求する。
近所づきあいがあるからといって、むちゃくちゃな事をしている。
店の外から見ていると、なぜか売買が成立しているようにも見える。
そして、笑顔でパンを持って店から出てくる。
「えらいこっちゃ?」
と、あわてて妻がお金を支払いにいく。
「ポニー」さん。ご迷惑をお掛けしています。
ぼちぼち怒ったってください。
「石でモノを買えるのは、ずいぶんと昔の話やぞ」って。
2006-06-01
妻の強い要望により万博記念公園に出かけた。
「太陽の塔」が見たいという芸術家きどりの理由だ。
最近、新聞や雑誌などでも岡本太郎さんが取り上げられている。
以前から妻より話を聞いたり、本を読ませていただいてかなりの影響を受けることに。
じゃまくさがりの私が、このブログを続けられる理由のひとつに
岡本太郎さんの
「三日坊主でもいいじゃないか。その三日間はいつもと違う自分に会えたのだから」
のようなコメントが励みになっている。
しかし、芸術にほとんど縁のない私が、実際「太陽の塔」を見たところで
「でかっ!」
ぐらいのもんだ。
そんな程度の私をほったらかして
妻は息子に「見るんやないねんで。感じるんやで」と無理難題の注文。
意外と伝わったらしく、「お?」と一言。
覚えてもいないと思うが・・・。
家に帰って早速のお絵かき。
確かに「芸術は爆発だ」だ。
ぐちゃぐちゃやないか。
2006-05-28