「にいちゃん、にぬきってどこにあるんや?」
久しぶりである。
ご存知の方も多いと思われるが、「ゆでたまご」だ。
まず我々の年代は利用しない言葉だ。
漢字で書けば「煮抜き」であろうか?
意味がわからない。
しかし、標準語であるかのように利用する方が多いことに驚かされる。
特に年配の方は、間違いなく100%だ。
つまり関西には2種類の人間で成り立っていることになる。
ゆでたまごを「にぬき」と言う人と言わない人である。
そして、それがそのまま関西弁を伝える側と教えていただく側に分けられる。
ただ心配なのが、高齢化で「関西弁にぬきライン」がどんどん上昇し、
いつしか無くなってしまうことである。
やばい。
意識して利用し、「にぬきライン」の平均年齢を下げることに努めていきたい。
また、もうひとつ「にぬき」で発見があった。
「にぬき」とおっしゃられる方は、だいたいお孫さんがいらっしゃるのだが、
娘さんや息子さんの制止を振り切ってお孫さんの口へ何でも放りこもうと企てている。
「にいちゃん、1歳になる孫にお菓子やりたいんやけど何がええんや?」
「ベビーボーロとかちゃいますか?」
「味ないやろ!愛想ないわ。チョコレートとかのがうまいで?」
「あきませんって!まだ早いですよ」
「娘と一緒のこと言うな?。ええやないか」
う?ん。
講師、お願いいたします。
娘さんのおっしゃられる事を守っていただきたいです。
お孫さんのためなので…。
2006-09-18
息子の日本語のレベルが著しく進歩した。
例えるなら、ヒヤリングはまあまあ上達してきたが、
話をするのはまだ片言の日本語しかしゃべれない
一週間前に留学をしてきた国籍フランスのマイク(仮名)16歳程度である。
少し前までは、なんでも「は?い」と答えてきた彼だが、
最近は「いや」と拒否する恐れていた言葉を習得した。
「ねんね、いや」「風呂、いや」「帽子、いや」などなど。
ところ構わず「いや」を撒き散らす。
まさに、いやいや教の教祖様である。
究極は「パパいや!」までぬかしてけつかる始末。
なにがやねん!である。
NOと言えない日本人ではなさそうだし、
100歩譲って彼の成長を喜ぶほかない。
ただ、「人参いや」などと嫌いなものを言葉に表すのはどうかと…。
母親が思いを込めてつくった料理にしっかりとした意思表示で拒否する訳だから
彼女の落胆振りには同情する。
しかし、それでも戦いを挑むのであろう。
そこで、苦戦を強いられているお母さん方に
会長よりささやかなカレンダーを用意させていただいた。
「野菜だいすきカレンダー」である。
その日食べた野菜をチェックすることで苦手な野菜をどうにか克服し、
最近バランスよく食べていない野菜があると「気づき」を教えてくれる
優れもののカレンダーだ。
店頭においています。※ホームページにもアップします
頑張れ!かるがもおかあさん達。
2006-09-14
どうしようもないぐらい秋刀魚が旨い。
どちらかと言えば肉派の私だが、秋は牛肉より絶対さんまだ。
さんま最強である。
脇をかためる「大根おろし」は、さんまの味を引き立てるだけでなく、
”焦げ”にある発ガン性物質を抑えるひとり二役の大活躍。
お造りに関しては、北海道で地元の人に教えてもらった
「一味とうがらしと醤油」でいただくと、ピリッと旨い。
夕食が、お造り、塩焼き、お造り、塩焼きと交互に毎日でも
飯3杯は軽くいける。
こんなに訴えかけたところで
「バランスが悪い。猫やあるまいし・・・」
と却下されるであろうが、実際にされても困る。
比喩である。比喩。
それだけ旨い!ということだ。
しかし、息子にはまだその「秋刀魚の良さ」が全然伝わっていない。
日本の四季というものを学ぶ際、秋=「秋刀魚」なしでは学べない。
数字の覚え方にしてもしかりだ。
「いち、に?、さんまのしっぽ、ごりらの…」などなど。
人生において秋刀魚がどれだけ大切なものか…。
あ?、秋刀魚のおいしいシーズンが終わってしまう。
「今が旬」は知らない間に行ってしまう。
思う存分食べておかないと、おいしい秋刀魚は来年までおあずけになってしまう。
お母さん、息子のためにも秋刀魚を焼いてください。
お願いします。
2006-09-10
秋篠宮妃紀子さまが男子をご出産されたとの一報。
日本の平凡な庶民である私ですが、非常にうれしい。
なんともすがすがしい一日であった。
たくさんの日本国民の期待などを背負われてのハンパではないプレッシーの中、
テレビでよくお見かけするあの笑顔は、例えようがない。
お疲れ様でした、である。
息子もうれしいのか、公園でえらいはしゃぎようだったらしい。
さて、その公園でNHKの取材があるらしい。
息子もいきつけの「中之町公園」。
その公園が知事賞かなにか忘れたが、受賞されたそうだ。
私も子供の頃、何度も足を運んだきれいな公園である。
というのも、ボランティアの方なのかわからないが、一生懸命にいつも清掃されている。
9月7日夕方5時より生放送での撮影。
そういえば、公園で子供が遊んでいる風景をあまり見かけない。
やはり、公園には子供だ。
カステラには牛乳と同じようにセットである。
かるがもクラブメンバーの方で時間の都合がつく方は、
夕方5時には「中之町公園」へ。
テレビにでまっせ。
2006-09-06
新米のシーズンがぼちぼちとやってきました。
この時ばかりは「日本人はやっぱり米やで?」と
日本に生まれてきた喜びをかみしめる。
なんせ、一年の中で一番お米が旨いときであり、”お米の旬”なのだ。
なので、できるだけおいしいけれども異国の名物「カレー」とかは避けていただきたい。
新米がなんのこっちゃ解らなくなるようで…。、
各家庭ご自慢の炊き込みご飯のような和食で攻めていただき、
家族みんなをギャフンといわして欲しい。
さて、お米のメーカー「おくさま印」より新米の稲穂をいただいた。
「今のちびっ子達は、稲穂を写真でしか見たことがないのでは?
ヘタすれば、稲穂からお米になるってことを知らないのでは?」
と言う意味でかるがもクラブの為だけに持ってきてくれた。
確かに、大阪で1・2を争う大都会 堺市なので見たことが無いちびっ子は多い気がする。
私自身も「お?、なんかええな?」である。
そして、稲穂は謙虚にもさせてくれる。
「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」。
なるほど、昔の人はうまいことを言う。
店の前に飾ってますので、買物ついでにお子様に見せてあげてください。

なんか、頭を下げてええ感じにお出迎えをしてくれてるでしょ。
なかなかのおじぎっぷり。
勉強させてもらってます。
2006-09-02
本日の私の「愛すべきおかあさん(お客様)」を紹介いたします。
夏休みでお孫さんがちょくちょく遊びに来るらしい。
「にいちゃん、孫が遊びに来てジュースばっかり飲んでしゃあないねん。
ケースで買いたいねんけど…。足痛いしな?。重たいやろ?。
配達してほしいねんけど…。忙しいやろ。持ってきてってよう言わんわ?」
「言うてますよ。行かしてもらいます」
「ほんまか!おおきにな?。ちょっとちゃうな?と思っててん」
なにが違うのであろう。
「家どこですか?」
「あのな?。そこの道をドーンとまっすぐ行って、つきあたりを右にキュッと曲がったとこや」
ハハハ…。全然わからない。
しかも、”そこの道”は一方通行である。
「え?とな、○○さんのとなりや」
う?ん、余計な補足である。
「住所おっしゃてください。地図見て行かしてもらいます」
「そうか、ごめんやで。ところで、にいちゃん。息子大きなったか?」
「おかげさんで2歳ですわ」
「申年の男やったな?」
覚えていただいている。さすがは、愛すべきおかあさんである。
「申年の男はええで。うちのお父さんも申年やねん。わはは」
どないやねん!である。
また、楽しくお話させてくださいね。
ジュースのお買上、ありがとうございます。
2006-08-29
テレビのニュースなどをにぎわす「ハンカチ王子」こと斉藤くん。
高校生らしく謙虚でおまけになかなかの男前。
「キャーキャー」言われるのも仕方が無いように思う。
しかし、この夏盛り上げてくれた高校野球のように「スポーツ」はやはり素晴らしい。
チームワークを大切にする、ルールを守る、など学ぶべきことが多い。
「ハンカチ王子」のようなヒーローになれとまでは言わないが、
息子もなにかスポーツに熱中して欲しいと思う。
ついでに書かせていただくが、私の剣道の腕前はなかなかのものである。
大阪でも常に上位に食い込み、名を轟かせていた。
今はめっきり腕は落ちたが、
小学校の頃は「手ぬぐい王子」と呼ばれるほどであった。
その代わり、遊ぶ時間などほとんどなく
「♪毎日?毎日?僕らは鉄板の?…」と、口ずさむほど鬼のような練習三昧。
今となっては、良かったかなと思うが…。
「原因」と「結果」の法則でスポーツをするにしても
強くなりたければ、いろいろなものを犠牲にしなければならない。
遊び半分で練習すれば、遊び半分の結果しかない。
う?ん。
こんなことを考えるのは、まだまだ先である。
早すぎる。
もしかしたら、スポーツがあまり好きではないかもしれないし…。
とにかく、彼の才能を伸ばせられるようにしっかり見極めたいと思う。
責任重大やな?。
2006-08-27
今日・明日と地蔵盆である。
私も小さいときは、今か今かと待ち遠しく感じたものだ。
しかし、地蔵盆とは?
辞書で調べると
「主に京都などで8月23日・24日に行われる行事。石地蔵をお飾りしてまつり、
様々な余興を行う」とある。
てっきり「お菓子がもらえ、花火などで夜おそくまで遊べる最高の行事」と思っていた。
私もお世話になり、息子もこれからお世話になるお地蔵さんだが、
小さい頃近所のおばあちゃんなどに
「ぼん。あんたもお地蔵さんに守ってもらってんやで」とよく言われたものだ。
なので、いまだにお地蔵さんの横を通ると手を合わせたくなる。
うちの息子も頼んます、と。
しかし、親の立場となった今、寝るのが遅くなってしまうのが難点だな?とも感じる。
興奮してしるので、どんどん遅くなってしまう。
小学生ぐらいならいいのだが、まだ2歳だし…。
話が変わるが、新聞の記事で興味深いものがあった。
「寝るときは、できるだけ真っ暗にする方がいい。明かりがあると遺伝子が混乱すると研究で明らかになった」
のような事が書かれていた。※はっきり覚えていないが・・・。
昼間なのか夜なのかが、わからなくなるのであろう。
う?ん。
明らかになった事より、よくその研究をしようと思い立った事のほうがすごい。
できるだけ心がけます。
そして、真っ暗の中でお地蔵さんと遊んでいる夢でも見させます。
2006-08-23
いよいよやってきた。
誕生日である。
ついに2歳だ。
「ボク、何歳?」と聞かれ、人差し指の1歳がつい最近できるようになったのもつかの間、
今度は「2歳」をしなければならなく、「なんでやねん」と思っているだろう。
そして、なんのこっちゃ解っていない彼になんとプレゼントが贈られる。
これもまた「なんでやろ?」と思っているに違いない。
誕生日はプレゼントがもらえる日みたいな感があるが、
自分の誕生日には「産んでくれてありがとう」と
母親に感謝の気持ちを込めて逆にプレゼントする人がいる。
なるほど、確かに。
ここまで大きくなれたのは、いろいろな方のお陰である。
特に母親の存在は、ハンパじゃなく大きい。
母親に依存しなければ、飯もろくに食えないのだから。
かといって、親である私は自立しているのかといえばそうでもない。
いろいろな方と相互依存している。
かるがも掲示板などの情報交換もしかりだ。
自分ひとりでなんでもできると思ったら、大間違いだ。
解ったか!息子よ。
感謝の気持ちを忘れないように!
低くあれ!
自分に言い聞かせつつ、こんな話をするのはずいぶんと先といえる。
なにわともあれ、おめでとう。
2006-08-18
お盆のバタバタで本日よりブログの再開である。
お盆休みをいただいたので、息子をどこかへ連れていくことに。
しかし、どこも人だらけ。クソ暑いし…。海なんかなおさら…。あまり遠くも…。
う?んである。
以前、養老孟司さんの本で
「人間の手に負えない”自然”なものを見ると頭が強くなるんです。同じものを見ても他人はまったく別の視点を持つと考え、想像力を働かせることができるあたま…」
みたいなことを読んだのを思い出す。
「しかも、涼しいんとちゃうか?」で高野山に行くことに決定した。
南海電車に揺られてケーブルカーに乗り換え、
バスのフリーパスの切符を購入し、いざ「奥の院」へ。
さすが、世界遺産。
思った以上の感動があった。

映画「ロード オブ ザ リング」で見るような風景だ。
知らなかったのだが、織田信長さんや豊臣秀吉さんのお墓などもある。
どこぞの添乗員さんのお話を盗み聞きしながらの散策を楽しんだ。
ただ、息子の目にはどう写ったのかが気になる。
ソフトクリームや焼き餅などを食べてるときは、楽しそうなのだが…。
「すげ?」と少しでも感じてくれれば、幸いである。
帰りのケーブルカーでは、
「10度も気温が違うし、ええとこでっしゃろ。冬もええんやで?」
とアナウンスがリピーター獲得に猛アピール。
一応、宣伝しときましたで。
2006-08-16