明けましておめでとうございます。
今年も日之出屋・かるがもクラブ共々よろしくお願い致します。
かるがもおかあさんのご期待に応えられるように、益々のパワーアップを考えています。
というのも、期間限定で会長のアシスタントが誕生した。
日之出屋でアルバイトをしながら管理栄養士を目指すがんばり屋学生「まえっち」である。
学校で勉強してきたことをちょくちょく教えてもらっていたのだが、
私だけでなく、かるがもおかあさんにも情報提供していこうと強引に決定してこましてやりました。
彼女の勉強にもなり、私やおかあさん方にも喜ばれて一石二鳥である。
栄養士として病院などで活躍するのはもちろんだが、
その一歩手前の普段の食卓に並ぶ食材を購入するスーパーで活躍できないか?である。
体に異変が起きる前に…!の役目が「まえっち」である。
健康診断で一昨年えらいショッキングな結果により、
ライオン並みの肉中心の食事からキリン並みの野菜中心の食事へ鬼妻が遠慮なしに変更。
おかげで昨年の健康診断の結果は「ミスター平均値」。
ど真ん中である。
それほど、食事というのは大切である。
息子がだんだん大きくなって、さらに食事への考え方がずいぶんと変わった。
なので、栄養士のたまご「まえっち」と共に
みなさんで「食」に関する勉強をしていきたいと考えています。
「まえっち」の本業である学生の勉強の邪魔にならない程度に
なにか質問があれば受けつけますのでよろしくお願いします。
改めて、今年もよろしくお願い申し上げます。
2006-01-05
今年も残すところ3日である。
この一年間もブログを見てくださっている愛すべきおかあさん方をはじめ、
日之出屋にご来店されるお客様すべての方には本当にお世話になりました。
ありがとうございます。
これからも食材をご提供させていただくだけではなく、
皆様と「食育」をいっしょに勉強していきたいと思っています。
うちの息子もはや2歳と4ヶ月。
今のところは、それなりに大きくなってきているようには思うのだが…。
私も新米おとうさんなので、「しつけ」はこれでええのかな?とか、
新聞などで取り上げられる「食の問題」は大丈夫かい?など、
どれだけ不安にさすねん、である。
皆様でいろいろな悩みを共有し、
より良い子育てが共にできれば幸いです。
ご来店される「愛すべきおかあさん」方の意見を頂戴しつつ、
これからもブログを続けていきたいと思います。
よろしくお願い申し上げます。
それでは、良いお年をお迎えください。
2006-12-28
今年も残り少なく、だんだんと慌しくなってきた。
講師の方々もお正月用食材のお買物に忙しくされている。
「にいちゃん、これ見てみ。カゴいっぱいやろ」
おせち料理に使われるであろう「かずのこ」や「金時人参」などがズラリ。ありがとうございます。
「ごんぼも売るほど買うていくわ。足らんようになったら言うてきいや。売ったるさかい。わはは」
「ははは・・・。その時は頼みます」
楽しいお客様ばかりでありがたい限りだ。
と、談笑しているその時である。
「あっ、しもた。錠(じょう)かいでくんのん、忘れた!!」と、慌てて帰宅されることに。
なぜ「鍵をかける」ではないのだろうか?
「ジョー」って…。「かぐ」って…、である。
私も息子に「玄関かいできたか?」と言うようになるのだろうか?
とにかく、関西弁を残すべく意識して使うように心がけたい。
しかし、下町のせいか玄関が空きっぱなしの家が多い。
慌しい年末。
車の事故や火の不始末など、なにかと用心をしなければならない。
息子においても、目を離すと忍者のごとく消えるらしい。
こらっ、ちょか!
ちょっとはじっとしとけ、である。
皆様もくれぐれもご用心を。
2006-12-26
いよいよ子供達の大イベント「クリスマス」である。
店内で悪さをしている子供におかあさんが
「ええ子にしとかな知らんで!サンタさん、けえへんで!」と一喝。
すると、「ヤバイ!来なかったら、どうしよう?」と顔を青ざめ、
冷水をぶっかけられたように背筋をシャンとする。
かわいらしい限りだ。
私も子供のころは、枕もとが気になって仕方がなかった。
目が覚めたらプレゼントが置いてあり、あの感動はハンパなものではない。
サンタ最高!である。
まあ、早い段階で「本」をプレゼントされ、「おとんか!」とサンタがいないことを発覚したわけだが…。
今はまだ「サンタさん」も「クリスマス」もなんのこっちゃわかっていない息子だが、
来年あたり?再来年かな?…どんな反応をするか楽しみである。
しかし、来店される愛すべきおかあさん方の反応は、おもしろい。
「あっ、そうか!明日は”かしわ”を食べる日か!」
チキンを”かしわ”とおっしゃっている時点で、クリスマスとはたぶん無縁である。
しかも、「食べる日」って…。土用丑の「うなぎを食べる日」といっしょの感覚なのであろう。
別のおかあさんは
「にいちゃん、どないかしてや。孫が遊びにきてクリスマス!クリスマス!言うねんで。
こっちはお金が”苦しおます”や、ほんまに?」
座布団一枚である。
世の中には、それぞれに様々なクリスマスがあるのでしょう。
素敵なクリスマスをお過ごしください。
2006-12-23
本日の私の「愛すべきおかあさん(お客様)」を紹介いたします。
先日の試食にて「さつまいも」を提供させていただいた。
さつまいもはさつまいもでも、ただのさつまいもではない。
徳島県産の「なると金時」の中でも
ダントツの味・ツヤを誇る生産者番号47号の「なると金時」という知る人ぞ知るこだわりの逸品だ。
その47号は、若干値段は高くなるがやはり旨い。
「最新式の電子レンジを買ったから、ちょっと挑戦してみるわ」とおかあさん。
本日、その感想をお聞きした。
「むちゃくちゃおいしかったわ。47番っちゅうのはなんや違うで、やっぱり。
シャネルの55番みたいなもんやな?」
うまいことをおっしゃられる。
「にいちゃん、なんか他にも教えて?な」
「それでしたら、棒だらどないですか?入〆の棒だらは、棒だらの世界では超有名ですよ」
「かばんで言うたら、ヴィトンみたいなもんか?」
「まあ…、そうですね…。棒だらとヴィトンって…」
なぜか、例えがすべて女性モノのブランドに…。
しかし、わかりやすくていい。
別の方にお尋ねされた場合、使わせていただきます。
まだ他にも、ドルチエガッパーナやグッチなどいろいろ品揃えさせていただいてます。
お気軽にお尋ねください。
お買上げ、ありがとうございました。
2006-12-18
「かす汁」の試食を行ったのだが、それには大きな理由がある。
私の思い込みが、打ち砕かれたのだ。
子供の頃からあの独特の匂いがあまり好きではなかった。
具材に塩鮭を使うとそうなるらしい。
私はてっきり「かす汁」は塩鮭を入れるから「かす汁」なのだと思い込んでいたのだが、どうも違う。
いろいろな方から話を聞くと、「私は豚肉」「私は缶詰の鮭」「私はくじらのコロ」など様々である。
しかも、惣菜の「武士天」で販売しているかす汁は「豚肉」を使用していると初めて知った。
「えらいこっちゃ!」で食べてみると、むちゃくちゃ旨い!
ほとんど豚汁なのだが、正真正銘の立派な「かす汁」なのである。
「私みたいにそう思い込んでいる人が必ずいるはずだ」
と、試食・レシピのご提供と企画されたのであった。
しかし、思い込みというのは気をつけないといけない。
俳優 根津 甚八さんのことを「根津 カンパチ」と思い込んでいて
妻に「魚か!」と指摘され、ど恥をかいたのを覚えている。
まだ私には変な思い込みがたくさんあるはずだ。
ひとつひとつ解決していかなければならない。
なぜなら、おいしいはずの「かす汁」をおいしくないものだと、人生を棒に振るところだった。
息子よ、気をつけろよ。
叶姉妹は、本当の姉妹やないぞ。
2006-12-13
ブログの更新が遅れ気味である。
というのも、ここ最近久しぶりに友人や先輩に会う機会がやたらと多い。
先日も友人の結婚式に招かれた。
学生のときの友人はやはり財産であり、いいものだ。
久しぶりに会って話をするのだが、皆変わらないようで相当変化が見受けられる。
自分と同じだけ時間が進んでいるんだな?と、なんかジーンとくる。
それぞれが徐々におっさんくさくなってきているので
「おれだけじゃないな」と、髪の毛を軽く気にしながらの美酒に酔いしれる。
ただ、子供の持っている時間だけは別物だ。
「もう2歳か!」
「え?、小学生?」
など、友人の子供が知らない間にでかくなっている。
うちの息子に限っても気がつけば2.4歳。
マッハのスピードで針が動いているに違いない。
子供と過ごす時間も戻ってこない。
「もっと触れ合っておけば良かった」と後で後悔しないようにしなければ…。
忘年会などで酔っ払って家に帰ることの多いシーズン。
二日酔いでも次の日はしっかり子供と遊びましょう。
頑張れ!かるがもおとうさん!
2006-12-10
本日は、「かつお節」の削りたてをご奉仕させていただいた。

ご協力してくださったのが、「かるがもクラブ推奨商品」でおなじみの鹿児島県・マルモ様です。
頑固にも昔ながらの技法で、安心・安全のおいしい「かつお節」をつくっている。
「かつお節は世界で一番かたい食べ物ですよ。
カンナで削らなければ食べられないんですからね?。」
「やっぱり、削りたては違いますよ!ダシをとってみてもらったら…」
と、必死のぱっちで説明しながら削る「かつお節」に営業マンの想いが注入される。
旨いはずである。
そこへ「愛すべきおかあさん」がご来店された。
「この前食べておいしかったで?。
孫にこのかつお節とあんたが言うてる”毎日食べなさい”を食べさすねん」
今度は、営業マンの想いとおばあちゃんの想いが注入された「かつお節」がお孫さんの口へ…。
「いやそうに食べてるけどな…、ははは」
確かに。
おやつが「にぼし」と「かつお節」というのは、今の時代になかなかのおばあちゃんっぷり。
お孫さんがたまに食べさせてくれるお菓子にどれだけ感動しているかが、目に浮かぶ。
しかし、いずれ健康な大人になってわかるであろう。
おばあちゃんのおかげであることを。
まあ、大人になってもたぶん文句を言っていると思う。
「子供の頃、嫌やったわ?。おやつが”にぼし”と”かつお節”ってな?」と…。
お孫さんよ、感謝せえよ。
2006-12-7
梅ビーフをお取引させていただいている原野さんという方に
「食育のイベントをするねん。来るか?」と誘われて、料理教室に参加させていただいた。
鴨肉・豚肉・梅ビーフ・玉子・牛乳・野菜…など、
あまり知られていないかも知れないが、全国に誇れるおいしい大阪産の食材である。
子供に料理の楽しさやその食材を想像できるようにと企画されている。
息子が喜んで「ソーセージ」を食べていたが、
まさか「豚さん」からできたものとは想像もつかないであろう。
食卓へ並ぶおかあさんの料理が、何からできているか想像できない子供が多いと聞く。
私が子供のときに比べ、やはり便利で豊かすぎる世の中なので仕方がないのかな…?
と、考えてしまう。
冷凍食品でも「チンッ」といわしたら、びっくりするくらい旨いし…。
足らない栄養素や野菜不足を簡単に補おうと「ジュース」や「スナック」もたくさんあるし…。
まったく否定するわけではないが、やはりスローフードを推奨したい。
「命の根源は命」である。
子供には、肉や魚、野菜など命あるものから
おかあさんのおいしい料理になることを想像できるようにしなければならない。
それができて、初めて「いただきます」の意味がわかる。
まあ、えらそうなことを書いているが、
子供の頃の私の「いただきます」は、「怒られるから」だ。ただ、それだけであったと思う。
恥ずかしながら、子供ができてそういう風に考えるようになったのである…。すんません。
息子よ、理由は後回しや。
今は何も考えんと、飯を食う前は「いただきます」を言うねん。
クセにしてまえ、クセに。
もうちょいしたら、教えたる。
2006-12-3
たまにではあるが、むすこがよるおそくまでおきていることがある。
「えほんよんだるから、すきなんもってこい!」
と、えほんをよめるのは、なにもははおやだけではないことをおしえなければならない。
そして、かれがえがおでもってきたのは
あんのじょう「トーマス」である。
どんだけすきやねん、である。
いまげんざいのかれのゆめは、なんぼくをはしるチンチンでんしゃを
すべてトーマスとなかまたちにかえることにちがいない。
「おかあさんよりじょうずやぞ」と、ほんをひらく。
「え?、トーマスははしる・・・、え?・・・」
よみにくい。
ひらがなだらけですらすらとよめない。
むすこも「なにいってるか、さっぱりわからへん」のかおをしている。
こどもだからといって、はたしてひらがなだけにするひつようがあるのか、ぎもんである。
むげんのかのうせいをもっているこどもに
「かんじはまだはやい。まずはひらがなからや」は、どうかとおもう。
げんによみにくい。
ひとつのえいぞうとしてどんどんかんじをつかうべきだ!
すらすらとよめないいいわけにしているみたいだが…。
むすこよ、ちがうねん。
ほんまによみにくいねん。
いずれ、おまえもわかるとおもう。
2006-11-29