コロッケ。

高校時代の友人から結婚式に招かれ、東京まで。

私の高校は全寮制だったので、友との絆はそんじょそこらの絆とは訳が違う。

同じ飯、同じ風呂、同じ部屋…など、3年間ず?といっしょなので

どんな性格からホクロの数までなんでも知っている仲だ。

そんな旧友と何十年ぶりの再会だったので、

申し訳ないが主役ほったらかしての同窓会。

はしゃぎすぎて、誰と何を話したのか?何の集まりだったのか?

ところどころあまり記憶が…、である。

そのところどころの記憶の中に酔いもふっとぶ一言。

「ブログ読んでるよ」と。

谷川(仮名)君に子供ができ、一時期食で悩み、

いろいろと調べるうちにたどり着いたと言う。

「僕を訪ねて3000クリック」だ。

やはり、絆というか、縁である。引き寄せよった。

インターネットを駆使すれば情報は山のように手に入るが、

誰の情報なのか?が大切である。

となると、縁であったり、価値観であったり、最終的には「人」に行き着く。

今回酔っ払ったのも誰と飲んだのか、がキーポイントになる。

何を飲んでも旨かった。

牛肉で例えるなら、テレビを見ながらのひとりで食べる松坂牛と

家族みんなで食べる私の「おいしく食べて…」という想いが注入された

日之出屋の牛肉とでは言わずとも、日之出屋の牛肉が勝る!と思う。たぶん。

なので、彼のためにも想いを込めて少しでもタメになる話を考え、

楽しい食卓の話題のひとつにでものぼれば…、である。がんばろ。

あっ、それ以上にびっくりしたことが。

東京ではうどんの中に「コロッケ」が…。

なんでやねん!コロッケが入ってええのは、パンまでや。

そばには「鴨」やら「かき揚」などえらく力を注いでいる一方、

うどんには「きつね」さえどこ探してもあれへんのに…、なんで「コロッケ」や。

さすが、東京や。勢いがある。

負けへんぞ。

2007-01-29

バランス。

日本の食文化の中で健康食品の神様クラスに君臨する

普段は怒らない納豆だが、「かき回すんは、ワシだけにしとけ!」と

ここ数日、怒りをあらわに世の中をかき回した。

「健康のため…」「ダイエットのため…」などの意識が強すぎるためであろう。

悪いことではないと思うが、やはり大切なのは「バランス」である。

水と空気、男と女、仕事(勉強)と休み(遊び)、生クリームとカスタード…

バランスがとれてこそ、しっくりくる。

「まえっち」も声を大にして言う。

「いろいろなものを食べてバランスよく栄養を採取しないとダメですよ。

”体にいいから”とそればっかりは…。お腹でてきますよ」

「はい!」である。

最近、サラダにセロリたるものを混ぜてくる、極妻が。

♪セロリがダメだったり?、だったのだが、

入ってなければ無いでパンチがない。

「意外と慣れるもんやな?」と大葉を試みるが、う?ん…である。

「○○のシソ風味」などのようにサブ的な存在のはずが、

完全に主役を押しのけて前に前にしゃしゃりでてくる。

しまいめには○○を完全に消してくさる。

会長としては、克服したいものだが…、なかなか手強い…。

幼児期にあまり食べなかったせいかな、と思う。

子供のときの食習慣は、大人になってからではなかなか直らない。

子供にはいろいろなものを食べさせて

バランスの良い食事を心がけましょう。

2007-01-25

お祝い。

おばあや兄弟、親戚を含めて皆で食事に出かけた。

私の父上が還暦を迎えたお祝いに、である。

一周ぐるっとまわると、さすがにいろいろと思い返すことがあるであろう。

まだ半周しか走っていない私には想像もつかない。

とにかく、二周めからもさらに人生を楽しんでいただければ、と思う。

さて、還暦のお祝いということで、皆がプレゼントなどを持ち寄った。

母親のプレゼントのいきさつが面白い。

絵をプレゼントにと考えた母親は、知り合いに連絡をとった。

すると、その知り合いの方が、

「おめでとうございます。私も気持ちを込めてさせていただきます」と。

というのも、その方が開業するときに祖父が開業祝いをしていたらしい。

「あのお祝いは、うれしかったですよ」と、当時を振り返る。

”その恩返しをさせていただく”の気持ちがのっかってなのか

う?ん、いい絵である。

しかし、知らないところで「おじい」が活躍するとは…。

私も息子のしつけはもちろんだが、

親である私自身の生き方もしっかりしなければ、である。

どこで子供に影響するかわからない。

「ちっ、あいつの息子か」などと言われたもんなら…。

息子よ、人様のお役にたてるように頑張ります。

おまえもな。

2007-01-22

運動。

仕事が終り、アシスタントのまえっちに「健康とは」の質問を投げかけてみた。

さすが学校で勉強しているだけあっていろいろと答えが返ってくる。

健康の三原則たるものがあるらしい。

食事・運動・休養だそうだ。

会長としては、「ほ?」と知ったかぶりの顔。

バレてなければ良いが…。

しかし、バランスが悪いどころか、どれも満たされてないのでは、と不安になる。

中でも「運動」とは、もう顔も見たくないと絶交したようなものだ。

まずい。

腹のあたりが…、である。

かといって、家の中で自転車こいだり、馬に乗ったり、サーフィンしたり、

などの「お手軽にどないですか?」は、体育会系として許されない。

休日に息子と一緒に」と思うのだが、今のところはまず無理である。

ベッドの上でピョンピョン跳ねるか、でんぐりがえりが関の山。

彼は「楽しいな?」とフルテンションの様子だが、

どのへんが面白いのか、さっぱりわからない。

息子よ、はよ登ってこいよ。

キャッチボールでもして、お父さんの偉大さをわからしたる。

めちゃくちゃ上手やぞ。

それまでには、体型・コンディションを整えておかなければ…。

皆さんも適度な運動、十分な休養、そして楽しい食事を。

2007-01-18

大きくしました。

知り合いの方からありがたいコメントをいただいた。

ブログの字が小さくて読みにくい、と。

確かに、そうである。

自分ひとりでやっていると見えないことがたくさんある。

なので、助言してくださる方や痛いところをズバッとついてくる方は

大切にしていかなければ、とつくづく思う。

先日も愛すべきおかあさんが「これおいしいからいっぺん食べてみ」

と、わざわざ熊本から取り寄せているおいしいものをいただいた。

(まもなく紹介させていただきます)

日之出屋もかるがもクラブも大勢の方に支えていただいている。

心から感謝しています。

ただ、短所や欠点を指摘する場合が難しい。

妻に「ほんまに口が軽いな?」と言われたりするが、モノは言いようである。

「極端なまでに社交的やな?」と言っていただきたい。

息子においても、ちょっとひっかかることがあった。

「くつ、履こか」と長ぐつを履かそうとしたら、

「違う。長ぐつ」と、ぬかしてけつかる。

知っとるわ、である。

短所とかではないが、

大きくなって「おまえ、細かいやっちゃな?」と指摘されそうで…。

息子よ、言ってもわからんと思うけど、バランスが大事やぞ。

どうでもええようなことをえらそうに主張せんでええぞ。

ほんで、人から教えてもらったら素直に「はい」や。

大丈夫かな?。

2007-01-15

舌平目。

先日申し上げたが、食卓に牛肉が並ぶことは完全に激減している。

BSEの問題ではなく、ただ私のコレステロールや中性脂肪などのあほんだれのおかげだ。

なので、旨い魚が食べたくなる。しかも、地物の。

妻に「久しぶりに舌平目が食べたい」とお願いしたところ

「舌平目ってムニエルにしたらええんかな?」と、あまり食べたことのない様子。

ここはフランスか!である。

堺の人間にそんな上品な食べ方は、はっきり言って似合わない。

煮付けや。甘辛く炊くねん、である。

そこで、「とれとれ市」の出番である。

(ビデオレーターも届いています。http://www.e-hinodeya.com/store_img/hinodeya_toretore-1_0001.wmv

sitahirame

ピチピチ跳ねて見るからに旨そうである。

愛すべきおかあさん方も来られて「ええ舌やな?」と。

「でしょ。やっぱり煮付けですよね」

「煮付けもええけど、今日はから揚げにしてポン酢と大根おろしやな」

私の提案をバッサリ切り裂いて、さらにワンランク上の見事なご提案。

ウイ、ムッシュ、である。

さすが、地元で何十年も舌平目を食べつくし、最高の食べ方を知りつくされている。

舌平目も喜んでいると思います。

火曜日・金曜日には「とれとれ市」の有無(天候の不順で中止の場合がございます)を

ホームページのトップ画面右上に掲示させていただきます。

どうぞご確認の上、ご来店ください。

調理もさせていただきますので…。

ほんまに旨いですよ。

2006-01-10

男やろ。

お正月休みをいただけたので、久しぶりに息子とゆっくり触れ合える時間を持てた。

いろいろ連れまわして気づいたのだが、完全に「甘えた王子」である。

箱根駅伝ではお兄さん達が必死で走りたおしているのにもかかわらず、

「だっこ?、だっこ?」と一歩たりとも歩こうとしない。

「もう、しんどい」とおろすと、今度は「だっこちゃ?ん」と泣き出す始末。

「だっこちゃん」ってなんやねん!である。

誰に教えてもろたんや!である。

以前から休みのときは「バギーに乗せるんやったら、抱いといたる」と良かれと思ってたのが、

堺代表の甘えた君へと成長させてしまったようだ。

そんな甘えた王子を連れて前々から行ってみたかった「USJ」へ。

「喜ぶかな?。やっぱり怖がるかな?」と思ってはいたが、、

まさか入り口で回っている地球を怖がるとは…。

行くとこあれへんがな、である。

男気のあるやつに…、と願望はちょっとだけあるのだが、

今のところはまだこれっぽっちも見せていない。

まあ、でも期待しすぎたらあかんな。

別に怖がりでもええ。

ただ、もうちょっと大きなったら、

E.T.ぐらいは一緒に乗ったってな。

2006-01-08

おめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

今年も日之出屋・かるがもクラブ共々よろしくお願い致します。

かるがもおかあさんのご期待に応えられるように、益々のパワーアップを考えています。

というのも、期間限定で会長のアシスタントが誕生した。

日之出屋でアルバイトをしながら管理栄養士を目指すがんばり屋学生「まえっち」である。

学校で勉強してきたことをちょくちょく教えてもらっていたのだが、

私だけでなく、かるがもおかあさんにも情報提供していこうと強引に決定してこましてやりました。

彼女の勉強にもなり、私やおかあさん方にも喜ばれて一石二鳥である。

栄養士として病院などで活躍するのはもちろんだが、

その一歩手前の普段の食卓に並ぶ食材を購入するスーパーで活躍できないか?である。

体に異変が起きる前に…!の役目が「まえっち」である。

健康診断で一昨年えらいショッキングな結果により、

ライオン並みの肉中心の食事からキリン並みの野菜中心の食事へ鬼妻が遠慮なしに変更。

おかげで昨年の健康診断の結果は「ミスター平均値」。

ど真ん中である。

それほど、食事というのは大切である。

息子がだんだん大きくなって、さらに食事への考え方がずいぶんと変わった。

なので、栄養士のたまご「まえっち」と共に

みなさんで「食」に関する勉強をしていきたいと考えています。

「まえっち」の本業である学生の勉強の邪魔にならない程度に

なにか質問があれば受けつけますのでよろしくお願いします。

改めて、今年もよろしくお願い申し上げます。

2006-01-05

お礼。

今年も残すところ3日である。

この一年間もブログを見てくださっている愛すべきおかあさん方をはじめ、

日之出屋にご来店されるお客様すべての方には本当にお世話になりました。

ありがとうございます。

これからも食材をご提供させていただくだけではなく、

皆様と「食育」をいっしょに勉強していきたいと思っています。

うちの息子もはや2歳と4ヶ月。

今のところは、それなりに大きくなってきているようには思うのだが…。

私も新米おとうさんなので、「しつけ」はこれでええのかな?とか、

新聞などで取り上げられる「食の問題」は大丈夫かい?など、

どれだけ不安にさすねん、である。

皆様でいろいろな悩みを共有し、

より良い子育てが共にできれば幸いです。

ご来店される「愛すべきおかあさん」方の意見を頂戴しつつ、

これからもブログを続けていきたいと思います。

よろしくお願い申し上げます。

それでは、良いお年をお迎えください。

2006-12-28

関西弁講座「かぐ」。

今年も残り少なく、だんだんと慌しくなってきた。

講師の方々もお正月用食材のお買物に忙しくされている。

「にいちゃん、これ見てみ。カゴいっぱいやろ」

おせち料理に使われるであろう「かずのこ」や「金時人参」などがズラリ。ありがとうございます。

「ごんぼも売るほど買うていくわ。足らんようになったら言うてきいや。売ったるさかい。わはは」

「ははは・・・。その時は頼みます」

楽しいお客様ばかりでありがたい限りだ。

と、談笑しているその時である。

「あっ、しもた。錠(じょう)かいでくんのん、忘れた!!」と、慌てて帰宅されることに。

なぜ「鍵をかける」ではないのだろうか?

「ジョー」って…。「かぐ」って…、である。

私も息子に「玄関かいできたか?」と言うようになるのだろうか?

とにかく、関西弁を残すべく意識して使うように心がけたい。

しかし、下町のせいか玄関が空きっぱなしの家が多い。

慌しい年末。

車の事故や火の不始末など、なにかと用心をしなければならない。

息子においても、目を離すと忍者のごとく消えるらしい。

こらっ、ちょか!

ちょっとはじっとしとけ、である。

皆様もくれぐれもご用心を。

2006-12-26

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  1. ヤッホー!もとちゃん…こんなのでも良いですか? より

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