最近、食育がらみでいろいろな方とお話する機会が多い。
「それだけ問題になっているのか!日本は?」である。
ただ、食育や!食育や!とやいやい言う必要は全くない。
師匠もおっしゃられているが、
「当たり前のことを当たり前のようにするだけ」である。
朝ごはんは食べる。残さず食べる。「いただきます」を言う…などなど。
子供にとって親の意見・行動は「絶対!」なので、
昔怒られたことを思い返しながら、
我々が「当たり前」を伝えていかなければならない。
私の「当たり前」のひとつとして
小鉢などが何皿かテーブルに無いとなんか嫌だ。
「酢のもん」とか「煮付け」とか…。
アシスタントの「まえっち」も
「バランスも大切ですが、品目をたくさん食べないと…。
一日目標30品目!」と簡単にぬかしてけつかる。
なかなかえげつない目標やないか!である。
妻も意識してか、ありがたいことにいろいろと用意してくださる。
実体験よりかるがもお父さん方には注意していただきたいのだが、
「豆の炊いたん」なんかは、一週間ほどぶっ続けて出てくるはずだ。
「おっ、今週は豆ウィークやな?」などと言ったもんなら
「ちょっとずつ炊いてられるかい!いっぺんに炊かなあかんねん!」になる。
「命ある食材」に・・・。「料理をつくってくれたおかあさん」に…。
当たり前だが、感謝して「いただきます」を忘れてはならない。
息子よ、豆は絶対残すなよ。
2007-04-02
本日の「私の愛すべき堺」をご紹介いたします。
幼いときから随分と世話になっている「チンチン電車」。
剣道場まで毎日のように利用していたので思い出が山のようにある。
練習が終り、電車に揺られての帰宅途中、
ルール無用で窓から顔を出して夜風・夜景を楽しんでいたその時である。
手に持っていた回数券が風にのってどこか遠くへ飛んでいった。
もちろん買い食い防止のため、小銭すら持たせてもらっていない。
「あかん、どないしよ。降りられへん。この先、どないなってまうんや?」
と不安で一杯になり、目には涙が…。
ここで登場するのが、隣に座っていた”愛すべきおかあさん”である。
「日之出屋の若ぼん、泣いたらあかん。おばちゃんが払といたる。
出世払いでええからな?」と、電車賃プラス”飴ちゃん”までいただいた。
恩返しの意味でも楽しくお買物していただけるように頑張らなければならない。
ただ、その想いでたっぷりの「チンチン電車」が存続の危機に…。
そこで、「あきらめたらあかん!」精神の共通点から
映画「ロッキー・ザ・ファイナル」と夢のコラボが実現したそうだ。
車両全体がロッキー仕様になっているらしく、
つり革もなんとボクシンググローブらしい。
「チンチン電車」も好きだが、実は「ロッキー」はそれ以上である。
どれくらい好きかというと、有名なワンシーン「みんなで走っていく階段」
を見るためだけにアメリカのフィラデルフィアまで一人で行ったほどだ。
4月20日まで毎日1回は運行予定らしい。
息子よ、イタリアの種馬「ロッキー」が堺に来るねんぞ。
休日にいっしょに乗りにいこな。
ポスターもめちゃめちゃかっこええねんぞ。
「闘いこそ男の美学byロッキー 走りこそ電車の使命by阪堺電車」やって。
堺在住の方、20日まででっせ。
2007-03-29
26日の「かるがもクラブ特別企画日本の朝ごはんフォーラム」には
たくさんの愛すべきあかあさんがご来場くださいました。
この場を借りてお礼申し上げます。
皆様が「朝食」を含め、
「食」に少しで興味を持っていただければ幸いです。
※ご参加できなかった方には資料などございますので配布します。
また「おくさま印」様「ジャポニックス」様「トヨクニチルド」様、
ご協力本当にありがとうございました。
各企業の「食」に対する理念・想いなどが、
かるがもおかあさん方に伝わったのではないかと思います。
食の問題が深刻になりつつあるので
懸命に活動されている方が多く、
私もいち父親として、いち会長して負けてられへん、である。
本日も久しぶりに「師匠」のお話を聞かせていただいたが、
相変わらず「師匠」だ。熱い!である。
いい刺激をいただき、やはり「人から学ぶ」と痛感した。
これからも心機一転がんばりたいと思う。
心機一転で思い出したが、本日3月27日は私の誕生日。
年齢だが、ブログを読んでいただいているかるがもおかあさんに
「にいちゃん。いつまで31歳やねん!」と売場でお叱りを受ける。
※すんません。ホームページの「男、31歳・・・」の部分は訂正します。
なんと33歳。
たけのこと同じ、「今が旬!」である。
このように他にも魚や野菜・果物の「今が旬!」の情報を
心機一転ホームページにてご提供していきたいと思います。
息子よ、今が旬!のおとうさんに「似顔絵」かなんかプレゼントないか?
あったら、たぶん、泣いてまうで。
2007-03-27
26日月曜日の「日本の朝ごはんフォーラム」の段取りのため、
「ジャポニックス」様が日之出屋に訪れた。
様々な資料を提供してくださるとのこと。
”かつお節屋オススメのおいしいダシのとり方”と書いてある。
読ませていただいたが、ほとんど料理をしないもので
「ほ?、こないしてするんか!」とわからない事だらけである。
わからない事だらけの会長がいうのもなんだが、この「疑問」が食育である。
「この魚って今が旬なんか?」
「私、歯悪いねんけど…、この肉柔らかいか?」などなど。
売場でも愛すべきおかあさん方からいろいろな質問を受ける。
楽しく受け答えをしているうちに
今度はおかあさんからおいしいレシピなども教わったりする。
「あっ、これがコミュニケーション型の食育なんや!」と
師匠から教えていただいたことを思い出す。
「食育」という言葉があらゆるメディアでも取り上げられているが、
もひとつ「ピンッ」とこない方も多いのでは…。
だから、素朴な疑問を解決するのが一番わかりやすい。
それを楽しい食卓の話題にすることで、立派な「食育」といえる。
3月26日11時から13時と15時から18時の2部に分けて開催する
「かるがもクラブ特別企画 日本の朝ごはんフォーラム」。
素朴な疑問をたくさんお持ちいただき、是非ともご来店ください。
想いを込めてお味噌を製造されている方も「副隊長」として来ますので
「へ?、知らんかったわ?」と納得していただける
100点満点の答えをご提供いたします。
2007-03-23
ホームページを開設してから一周年を迎えた。
ご迷惑をおかけしている改善点などを踏まえ、「リニューアル」を考案中である。
そこで、作成時からお世話になっている
「パソコンレスキューサービス」様と打ち合わせをすることに。
昔からよく知っている方なので、プライベートでもお世話になっている。
「えらいこっちゃ!消えてもた!」と
どないもこないもいかなくなった家のパソコン。
「直しましょか」と、私の指示には全く従わなかったパソコンが彼の言いなりに。
「なんでやねん!オレのどこが嫌いやねん!」である。
そんな魔法を使える彼からの助言を頂戴しながら、
かるがもおかあさん方からご満足いただけるように進めていきたいと思う。
※パソコンで困ったことがあれば、http://www.pcrs.jpまで。近所ですよ。
打ち合わせが終ると、いつものように子供の話へ発展するのだが、
今回は彼の息子が小学校1年生を迎えるらしく「勉強机」の話へ。
自分の部屋など当たり前のようになってきている今現在。
「いらん。いらん。机も”みかん箱”でちょうどええぐらいや」と彼。
”リビングで家族といっしょに勉強”派だ。
私も同感である。
恵まれすぎている環境なので「我慢」っちゅうことを教えなければならない。
なんでもかんでも与えてはいけない!と強く思う。
お菓子をこれでもかと懇願する子供へ
「”あかん”言うてるやろ!」とおかあさんが一喝。
「ええぞ?。頑張れ!おかあさん」と応援したくなる。※売れないのは困るが…。
何度も書いているが、大切なのは「バランス」。
恵まれた環境だからこそ、何事にも段階を踏ます躾をしたいものである。
みかん箱は売るほどあるので、無料で差し上げますよ。
2007-03-22
妹の結婚式に出席したのだが、泣いて泣いて…である。
息子が生まれてから異常なほどに涙もろくなった。
結婚式の最後の方にある「両親への手紙」。
友人の結婚式でさえ、「息子がこんなこと言ったら…」
と、お嫁さんと息子がダブって泣けてくる。
それを妹が言うもんやから…。
息子でこれだけ泣けるのだから、もし娘だったら?と考えると
たぶん立っていられないのでは…。気絶する恐れもある。
なにわともあれ、幸せになってほしいものだ。
さて、花束贈呈にて「おめでとう」と言うところを「ありがとう」と
はりきって間違えた息子だが、落ち着きがなさすぎる。
式の半分ぐらいは、そこらじゅうをウロウロ?ウロウロ?である。
私もええ感じにお酒がまわり、追いかけまわすのに疲れ果て、
途中からはボーイさんがまるで獲物を狩る獅子のごとく猛ダッシュ。
横で見ていたのだが、なかなかええフットワークをするようになった。
剣道を習っていた当時、
「堺のバンビ」と恐れられていた私のDNAが開花したようだ。
ボーイさんが手こずるほど、すばしっこくなっている。
彼の成長にうれしく思うのだが、どないしたらええもんか?
あの落ち着きの無さは…。
息子よ、ジッとせなあかん時はジッとせぇ。
お願いや。
頼むわ。
2007-03-19
熱き営業マンとご縁をいただいた。
広島県にて想いを込めて海苔を製造されている三國屋さんである。
「一度食べくらべていただきたいと思いまして…」と彼。
様々な海苔を食べくらべさせていただいた。
「お?、ようわかるわ!」である。
海苔のみをまさか食べくらべなどしたことがないので、
味にこれだけ差があるとは思いもしなかった。
人それぞれ好みがあるので一概には言えないと思うが、
「確かに!三國屋さんとこの海苔はおいしい!」と、早速お取引を。
こころざしを同じくするお取引先様であること、間違いなし。
是非ともお試しいただきたい逸品である。
そこで、以前申し上げました26日のかるがもクラブ特別企画だが、
愛すべきおかあさん方に是非とも食べくらべをしていただきたく、
「食べくらべ隊」を結成する運びとなりました。
今回は「海苔」ではございませんが、
「お米」「お味噌」「お漬物」の3種類。
食べくらべしていただいたら、
ご自身の「好み」というのがはっきりします。
またその道のプロが「選び方」や「つくり方」を伝授いたします。
しかも、無料で…。
3月26日月曜日はどうかお時間をつくっていただき、
ご自由に「日之出屋くらし館 2階」へご来場ください。
「かるがもクラブ 食べくらべ隊」隊員に任命させていただきます。
隊長も用意しますので、わからないことは何でも聞いてください。
2007-03-14
息子が新しい遊びを習得した。
相撲である。
「はっきょ?い。のこった!」と、いっちょこまえに果敢に押してくる。
波乱の大阪場所(※雅山!ようやった!エライ!)も始まり、
テレビでも観戦できるので
「おまえが思っているほど単純なもんやないぞ!」と教えなければならない。
足の裏以外が地面についたら負け!輪っかから出たら負け!だけのルール。
びっくりするほど単純であるが、我らが誇る「国技」。
勝った負けただけではないのだ。
勝負以外のところで守るべき伝統やしきたりなど、ハンパやない。
私も剣道をしていたので、痛いほどわかる。
ただ、竹刀でどつきあいをする野蛮なスポーツではないのだ。
「礼に始まり、礼に終わる」。
私生活でもなんにでも礼を忘るべからずや!と先生に教えられた。
「トイレにも一礼をしろ。履き物が揃うやろ」と。
今思えば、「う?ん、武道はええな?」である。
話は変わるが、食事にも共通する。
ただ、ご飯を食べればいいのではない。
「食事中は席を立たない」「ひじをついて食べない」など、
「食事のマナー」っちゅうもんがある。
「いただきますに始まり、ごちそうさまに終わる」や。
今現在の彼にはマナーもへったくれもないが、
これからしっかりと躾けていかなければならない。
新聞で「教えてもらっていない…」などの記事を読んだことがある。
息子よ、覚悟せぇよ。
何べん言うても聞かへんのやったら、
横綱級の上手投げで放りだすぞ。
2007-03-12
いつもお世話になっている「TEC」様よりレジなどの展示会へ招かれ、東京へ。
会場に足を踏み入れると、そこは未来の国。
最先端の技術がほどこされており、案内されている人も
「もしかしたらロボットとちゃうか?」である。
探せば、ドラえもんもどこかでどら焼きを食べていたであろう。
各企業がお客様である我々のニーズに応えようと、一生懸命研究されている。
「ほ?、それは助かる!」「便利やな?」と頭が下がるばかり。
あかん!負けてられへん!
私も愛すべきおかあさん方の数々のご要望に
応えられるよう、しっかりきばらんといかん!である。
そこで、早々と会場を後にして
東京のスーパーマーケットをいくつか見学させていただいた。
大阪には無いええヒントが隠されているはずだ。
ただ見学するだけではおもしろくないので、
買物に来られるおかあさんとちょっと立ち話をさせていただくのだが、
買物頻度の高いおかあさんは何から何までびっくりするほど知っている。
「あっ、社長さんでっか?」と思うほど。
技術が進歩してなんでもかんでもコンピューターになるかもしれないが、
やはり結局は「人」と「人」。
お話しせんと何をどう考えておられるのかわからへん、だ。
愛すべきおかあさん方。
なんでもお気軽に「あのな?、にいちゃん」と声をかけてください。
出来る限り、精一杯お応えいたします。
言いにくいことは、「コメント」にでもどうぞ。
息子よ、おまえとも話したいことがいっぱいあんねん。
はよ日本語をマスターせえよ。
2007-03-08
「晩ごはん、何食べたい?」
でた!休みの日にたま?に出題される旦那泣かせのウルトラクイズ。
「なんでもええよ」などの安易な回答は、夫婦喧嘩につながりかねない。
ただ単純に食べたかったので、悩んだ末の顔をして「肉!」と。
「え?。他に?」。
「肉!」はあっさり却下、である。
だいたい「他に?」ってなんやねん。
息子も横で「ちゅるちゅる!ちゅるちゅる!(麺類)」と訴えていたが、
かわいそうに耳にもはいっていない。
面と向かって言えないので、ブログにつづらせていただいた。
しかし、おかあさん方の毎日の献立を考える作業は大変なものと思う。
愛すべきおかあさんも売場でおっしゃられていた。
「にいちゃん、晩ごはんどないしたらええんや。
おとうさんは遅なる言うてたし、娘はちょっとだけでええ言うし、
息子は食べに来るんかどうかわからんし…。あっ、明日の弁当も考えな…。
頭こんがらがるわ。娘の受験よりむずかしいで?」
おっしゃる通り、である。
そこへ「バランス」やら「色に…」の難問が加わるわけやから、えげつない。
今思えば、子供の頃
「うわっ、”菜っ葉の炊いたん”や!最悪や?」などと平気で言っていたもんだ。
妻に言ったもんなら…。ボロカスに怒られて、3日間ほどの無視であろう。
かるがもおかあさん方!
家族のために頭ひねってがんばってください。
心よりエールを送らせていただきます。
レシピももっとご用意させていただきます。
息子よ、おまえも文句言わんと全部食えよ。
たぶん俺まで怒られるからな。
2007-03-05