”ミシェランガイド東京”が発行され、えらい噂になっている。
「チェッ!」である。
「くいだおれ」の大阪や「京料理」の京都がある
関西へまさかの挨拶なしに、だ。
「すんまへんけど、先に東京行きまっさ」と一言ぐらいあっても…。
さて、その東京の飲食店ですごい数の星を獲得されたと聞く。
さすが大阪のライバルだけのことはある。
どんだけ旨いのか、いっぺん寄せていただきたいのだが、
私は歌が音痴なだけではとどまらず、味音痴。
ケチャップとウスターソース味が、
一番旨いという”ど下町”の舌の持ち主だ。
そのような人間が、粋なレストランへ行く値打ちはない。
行ったところで「大将!このタレ旨いな?」などの
しみったれたコメントしかできないであろう。
で、そんな人間が言うのもなんだが、
三つ星ぐらいでは効かないのが”オカン”と”妻”の料理だ。
外国の方はそれぞれ言い方が違うと思うが、
日本には「おふくろの味」っちゅうハンパやない味がある。
オカンのよく作ってくれた特製ババロアといったら…。
妻のよく作る…え?…晩飯で食べた?…あの?…といったら…。
めちゃくちゃ旨い。
妻を含め、かるがもおかあさん方。
子供には「やっぱり、オカンの料理が一番やな?」
と言わせたりましょう。
もちろん、地域の愛すべきおかあさん方には
「日之出屋さんは、三ツ星やで」と言っていただけるように
私会長、精進してまいります。
2007-11-23
“とれとれ市”開催の為、トラックに乗り込みいざ泉佐野漁港へ。
セリ場をのぞくと、まあ見事な「カワハギ」が飛び跳ねている。
あわててセリ落とし、意気揚々と販売の準備にかかる。
案の定、「ええカワハギあるやん!孫に食わしたろ!」
と、お孫さんを連れてお買物される愛すべきおかあさん。
調理させていただいたが、身がピッカピカのカワハギである。
”はげ”の愛称そのものだ。
お孫さんに「これはええで!味わって食べや!」と声をかけたが、
「このおっさん、なに言うてんねん!」のキョトン顔。
炊かれるらしいが、まあ醤油とソースを間違えない限り絶対旨い!はず。
食べた瞬間、「むっちゃ旨いな?」と感動するであろう。
私も小学校5年生のとき、剣道の祝勝会で
生まれて初めて”てっさ”を食べた。
フグと知らず、「なんじゃ?この鯛、むっちゃ旨いな?」と感動した。
オカンから小声で「アホッ!大きな声だしな。フグや、フグ!」
と、スーパーの息子として叱られたのは言うまでもない。
他にも、金君の誕生日会で食べた生ハムもおいしかったな?。
小さい頃のおいしい感動は、今でもなんかええ思い出である。
お孫はん、そのカワハギはなかなか食べられへんで。
次回のとれとれ市でも、今日みたいのは…。
セリ場で「今日は”はげ”あります?」と聞いたら
「ん?、”はげ”はあがってへんけど、おるで?」と
ニコニコ顔のおっちゃんが、2・3人でてくるのがオチや。
2007-11-20
朝チラッと新聞に目をやると、「七五三やで?」の記事が。
「うわっ、そういえば3歳や!」と気づかされた。
いろいろ聞いてまわると、「長男は5歳からでええ」とおかん。
ほんまかいな?である。
ついでなので、「七五三」についてじっくり調べてみた。
※男の子は、3歳と5歳っておもいっきり書いてるんやけど…
徳川家がでてきたり、満月がでてきたり、中国からや言うたり
様々ないわれがある。
世間知らずの情けない新米おとうさん丸出しで
「へえ?」と感心するばかり。
なんやもひとつしっくりこないが、次男のお宮参りもあるし、
彼の成長を心から祝おうと思う。
この子供を想う親の気持ちだけは、間違いないであろう。
今も昔も変わらないはずだ。
神さん、間違えてたら、すんません。
細かいこと抜きでお願いします。
今度の日曜日、寄せてもらいますんで…。
2007-11-15
いよいよ息子達が帰ってきよった。
「はよ帰ってこないかな?」と思っていたのに
いざ帰ってきたら…、である。
帰ってきたウルトラマンとウルトラマンのたまご。
「シェアッ!」と「オギャ?!」の合唱コンクール。
たまに最高の瞬間を演出してくれる2人だが、
ほとんどが苦悩であろうと腹をくくらなければならない。
まあ、無事に帰ってきたのでひとつ乾杯でも…と考えたら、
抜群のタイミングで15日に「ボジョレーヌーボー」が解禁する。
「よっしゃ。ワインで飲んでこましたろ!」だ。
そのボジョレーだが、ある愛すべきおとうさんが
「にいちゃん。去年のやつがまだ家にあるんやけど、いけるか?」と。
買った日に歯が痛くなって、そのまま…だそうだ。
一瞬「なんでやねん!」と思ったが、人には事情っちゅうもんがある。
歯医者というのは、どういうわけかいっぺんに治療せず
なんか”小出し、小出し”でなかなか進まない。
「もう?、一発で始末してくれ?!」と思うのだが、
これにも痛くならないようになどの事情があるのだろう。
なので、何ヶ月もの闘病生活で
すっかりワインのことなど忘れてしまったに違いない。
息子達よ、たまには「ウルトラマンごっこ」は堪忍したってくれよ。
仕事で疲れてるとか、事情っちゅうもんがあるからな。
でも、そんなの関係ねえ!やろけど…。
2007-11-13
「こんにちわ?。府大のもんですけど…」
「お?、まいど!鳥人間やな?。ちょっと待っててな」
文化祭のシーズンである。
彼らは、滋賀県琵琶湖で行われる「鳥人間コンテスト」で
いつも上位にランクインされる大阪府立大学の飛行部隊。
なんやいうても飛行機をつくるので、もちろん費用がかかる。
ちょっとでもその費用を埋めようと、文化祭で出店するらしい。
ちなみに昨年は、あとちょっとのところで準優勝。
パイロットに「もうちょっと、がんばらんかい!」と言ったところ
「すんません。脱水症状やらなんやらで気絶して…。救急車で…」と。
がんばりすぎや、である。
危うく天国へ浪漫飛行するところ…。
さて、今年はどないやってん?と聞くと、
「優勝っす!」と、誇らしげな100万ドルの笑顔。
「ようやった!よかったな?。おめでとう!」
「いや?、日之出屋さんの肉のおかげっす」
若いのに言うやないか!である。
感謝の気持ちを忘れずに努力すれば、相応の結果がでる。
原因と結果の法則だ。
ただ、昨年に関しては「努力したんやろうけど…」と思う事件が。
血を入れ替えるためにと、毎年違う学生が来店するのだが、
「あれ?君は去年も来えへんかったか?」の見覚えのある顔。
「留年っす」と。
なんぼなんでも、力入れすぎや!である。
まあ、本業も忘れずに…。
なにわともあれ、おめでとう!
2007-11-07
本日の私の「愛すべきおとうさん(お客様)」を紹介いたします。
店内で仕事をしていると…、あれ?…、もしや?…。
ブログ最多出場の「なまこ大好きおとうさん」のご来店。
「おわ?、まいどです!久しぶりですね?」
「おう、にいちゃん。”なまこ”まだかいな?」
毎年、ドンピシャで初入荷とともに来店されるのだが…。
「すんません。まだですねん」
「うそつけ!もう、市場にでてきてるやろ」と。
そうおっしゃられても…、である。
「あれちゃいますか。
温暖化でちょっと遅れてるんとちゃいますか?」
「わややな?。しゃあない、また来るわ?」
あの正確無比のおとうさんの体内時計を狂わせるほどに
地球温暖化は進行しているのだ。
う?ん、おとうさんの為にも”エコ”を考えなければならない。
しかし、おとうさんのご来店は、この時期私にとって癒しである。
日之出屋の”なまこ”をここまで愛してくれると
”仕事のやりがい”っちゅうもんが沸々と…だ。
そんな「愛すべき…」というお客様ばかりなので、
こんなありがたいことはない。
先日も鍋シーズンなので「活とらふぐ」を販売しているのだが、
「にいちゃん、肝は入ってないんか??」と愛すべきおかあさん。
「えっ?肝…?食べたら死んでまいますよ。
肝がおいしいのは、”あんこう”とか”カワハギ”ですよ」
「そやった、そやった!ごめんな?」
う?ん、癒しである。
「なまこ」や「あんこう」など、これからがおいしい季節だ。
愛すべきおとうさん・おかあさん、
市場で選りすぐりのん、しっかり買うてきまっせ!
2007-11-03
先日、ある勉強会の大々的なイベントで大津プリンスホテルへ。
関西が主催なので、徹底的におもてなしさせていただいた。
大会終了後、様々な素晴らしいご縁を頂戴し、興奮気味の私は
温泉の誘惑などにも負けず、皆さんと祗園へ。
舞妓さん方の「おこしやす?」が、なんとも心を癒す。
久しぶりに京都を朝までふ?らふ?らと堪能し、
月曜日には頭を切り替え、「おきばりやっしゃ!」の仕事モード。
すると、一本の電話が。
「先日はありがとうございました。
最後にきちんと挨拶できなかったもんで…」と。
「律儀な人やな?」である。
人と出会うと、気づきがあったり…刺激を受けたり…
誰からどんな形で勉強させられるかわからない。
大会直後に、長いこと会ってなかった息子のところへ。
そこでも、中学生か高校生の女の子から学ばされた。
息子と公園へ行くと
吹奏学部なのか2人でトランペットの練習に励む女の子。
「あれ?なんかやってる!」と、
息子は猛ダッシュで2人の目の前へ。
すぐに戻ってくるやろと思いきや、
彼だけのためのコンサートになりつつある。
「こら?、練習や。邪魔したらあかん」と手を引こうとした時
「気にしないでください」メッセージたっぷりで
”アンパンマン”の曲を…。
息子は大喜び。
楽器は自分のためのもんやない!
人に聞いてもらってなんぼや!のおもてなし精神。
ありがとうございました、である。
人から学ぶ。
いろいろと勉強できた2日間であった。
2007-10-30
来週、月曜日より「大創業祭」が開催される。
私は、創業時のことは体験していないのでわからないが、
大変な苦労が数々あったと思われる。
「産みの苦しみ」というやつだ。
先代には、心から感謝しなければならない。
また、日頃のお客様へ感謝の気持ちを込めて恩返しを…だ。
「恩を返す」っちゅうのは、私の中で絶対である。
人様のお役に立つ…、人の為に…、世の為に…、
などとよく言われたりするが、結局はだいたい自分のためである。
では、「自分のために」するのかといえば、そうではない。
ここで登場するのが、「恩返し」である。
う?ん、しっくりくる。
私がいまブログを書けているのも、
テレビを見ながらポテコを食べられるのも、
33歳までもの間、ここ堺で生活できたのも、
息子が二人無事に生まれてきたのも、なにもかも、
間違いなく”愛すべきおかあさん”方のおかげである。
そんな私が大創業祭で、きばらんかったら
とんでもない「恩知らず」野郎である。
ですから、そんな思いを込めて来週1週間は、
心の底から「恩返し」をさせていただきます。
是非ともご来店ください。
もしかしたら、「あれ?宣伝やん!」
と感じられた”愛すべきおかあさん”方へ。
信じてください、「恩返し」っす。
2007-10-24
”食欲の秋”である。
秋刀魚、さば、なすび、まつたけ、新米、栗、梨、柿…
なんぼでも出てくる。
その中でもより旨い産地の”うまいもん”を
市場や問屋さんから探してくるのが我々の使命である。
先日、ある異業種交流でお知り合いになった方とお話する中で
”日之出屋のうまいもん「自家製ローストビーフ」”の話題に。
今が旬!などではないが、自慢の一品である。
「是非とも!」とご用意させていただいた。
翌朝、朝食で食べた感想が早速ブログへ丁寧に綴られている。
また、丁寧にお酒を召し上がっている私の写真まで。
我ながら”おいしいローストビーフをつくるであろう顔”だ。
ありがとうございます、である。
うれしいのが、日之出屋のローストビーフが
会話の弾む楽しい食卓を演出したことである。
”食欲の秋”は、楽しい食卓にはもってこいだ。
ローストビーフに限らず、
家族みんなで秋の”うまいもん”を楽しみましょう。
生田さん、異業種にこそビジネスチャンスあり!ですよね。
ご指導、よろしくお願いします。
2007-10-18
あるきっかけで「お伊勢さん」へ参拝に。
めちゃめちゃ久しぶりだったが、「やっぱり日本人やな?」である。
ええ!なんかええ!である。
しかも、同時刻に天皇陛下の姉上様もご参拝に来られていて
なんかこう崇高なお姿に思わず深々とお辞儀させていただいた。
伊勢神宮は、歴史が1200年ほどあると聞く。
しかも、その1200年ほどの間、
お供えを一日も欠かしたことがないと聞く。
ハンパやない!だ。
世界に誇る「日本の伝統・文化・しきたり…」である。
気持ちが高ぶった私は、清水の舞台から飛び降りる気持ちで
手を震わせながら…目をつむって…「1000円札」をお賽銭箱へ。
それほど心が動かされるよい一日であった。
やはり、手を合わせて、生かされている存在であることを
思い返し、感謝しなければならない!
と近鉄電車に乗りながら夢見心地で思ったが…。
あっ、家にはまだ神棚がない。(神さん、すんません)
息子2人のためにも、近々用意させていただきます。
しかし、その古来から伝わる日本の伝統が失われつつ、だ。
※神棚のない私がいうのもなんだが…。
スポーツでも「勝ったら何してもええんやろ!」や
商売でも「売れたら何してもええんやろ!」
が、ここ数日連チャン連チャンの大騒ぎ。
だから、今回の「お伊勢さん」参拝も満足度99点。
その残り1点は「うわっ、やっぱり”赤福”閉まってるやん!」である。
何事にも世界に誇れる日本の文化を大切にしたいものだ。
赤福さん、神さんに怒られまっせ!
立て直しての復活をお待ちしております。
私も息子も団子やら和菓子が好きなんで…。
2007-10-15