仕事でバタバタなうえに仕事以外の雑務で
ここ最近ひっちゃかめっちゃかな生活が続いていた。
というのは、昨日のある勉強会において実行委員長という
いまだかつて経験のしたことがない大役のおかげだ。
なんかの2次会とかの幹事をやるのとは訳が違う!
当日まで気になって、気になって…だ。
脳みその片隅にひっそりと居座り、決して出て行ってはくれない。
で、当日も、あれはどうすんねん?これはどうすんねん?
司会の原稿は?何したらええねん?誰がすんねん?…
段取り不足から降りまくる難解な質問の雨あられ。
大雨洪水注意報である。
いよいよ開会3分前、ようやく落ち着き、
「ふ?っ」とため息をひとつ、
そして、着席したその瞬間、事件の予兆が…。
「あれ?俺、何しゃべるんやったかな?え?と?」
復習する時間なんてなく、迫りくる開会の挨拶の出番。
「本日はお足元の悪い中…」
このフレーズで始める当日まであたためてきた挨拶は
帰宅途中、お風呂、寝る前など軽く5000回は練習したはず…、
なのに、飛んだ…。
きれいさっぱり飛びよった…。
その沈黙の空間はどこか幻想的で、「真っ白」という言葉がよく似合う。
やってもた?!である。
この後、どんな顔して講演聴いたらええねん?…
そんな想いも最悪の失態も帳消しにしてくださったのが今回の講師。
日本という国の素晴らしさを様々な切り口で語ってくださった。
日本に生まれてよかった?!である。
ただ、日本は日本でも江戸時代とかなら切腹だったかも…。
しかし、本当にいい勉強をさせていただいた。
2009-03-14
本日の私の「愛すべきおかあさん(仲買さん)」を紹介いたします。
天候にも恵まれ、恒例の「とれとれ市」を開催すべく
泉佐野漁港へトラックを走らせた。
到着するや否や聞こえてくるのは、いつもの二人の声。
そう、仲買さんとしてお世話になっている大将と女将だ。
「あんた、もう海老は買うてこんでええで!」
「じゃかましわい!おまえがごちゃごちゃ@△×…」
興奮しすぎて最後の方は何を言ってるのかわからない。
面白いのが、いつものことすぎて誰も気にもとめないところ。
太陽が東から昇るのと一緒で”当たり前”みたいなものであろう。
まあ、しかし、本日の大将の怒り方といったら
平成生まれの夫婦には考えられない怒り方である。
いつの時代であろう?
昭和?いや…、明治あたりの日本の夫婦といったところか?
気になって見ている私にどちらさんか知らない方が
「気にしたらアカンで?。あれでええねん!」と一言。
あんた、誰やねん!である。
大将に至っては「もう取るとこあれへんねん!みな持ってかれた!」
とおっしゃられるほど入退院を繰り返しているにも関わらず、
あの大きな罵声は、心配を通り越して天晴れだ。
それ以上にもっと凄いのは、怒ってくるのを解かってて
いちいち「あんたな?…」と助言をする愛すべき女将。
むちゃくちゃ大将が怒ってようが知らん顔である。
で、我々も買物が終り、二人が言い合ってる横を
気づかれないように小声で「おおきに?」と帰ろうとするも…
「あっ、おおきにやで?!」
さっきの言い合いはどこへやら…
息ピッタリで声をそろえて言うええ笑顔の二人。
さすが愛すべき女将である。
夫婦のあり方というのは、人それぞれ…と勉強させられる。
よっしゃ!私もいっぺん妻を思いっきり怒ったろ。
いや…、まず間違いなく無理やな…。
怖すぎる…。
2009-03-10
昨日の夕食時、ふと気になることが…。
次男はもしかして左利き?である。
お箸の国の人とは思えないほど、手を使って口に運んだりするのだが、
左手を使うことが多いような気がした…。
「無理な矯正はストレスになる」「左利きも個性」などの理由から、
近頃は矯正しないのが一般的らしい、あのオバマさんもそうだし…、
いや、でも、カウンターでラーメンを食べる時とか…、
先々を考えると矯正したほうがいいのでは?とも思ったり、
昨日の夕食は終始その話で持ちきりだった。
で、今日、9割が遺伝と背筋が凍るような説を耳にした。
私も妻も茶碗を持つこと以外は全て!というほどのど右利き。
ということは…、いやいや…、それはない!である。
だって、私と同じように体じゅうを掻きまくったりするし、
目のあたりなんか、私そのものといっても過言ではない。
では、長男は…?
これは、次男以上に間違いない!である。
だって、おもちゃはなかなか片付けないし、
ちょいちょい爪を噛んだりしてるし、
極めつけは、昨日の夕食時の音痴疑惑で確定した。
時は6時30分。
「サザエさん」がスタートするや否や、
彼はご機嫌で歌いだしたのだが、♪みんなが笑ってる?
の”る?”の部分でうどんをふき出しそうになった。
…まあ、でも、わからなくも無い。
音痴界では、レベル3といったところだ。まあまあ難しい。
「いや…、ちゃうで!”♪る?”やで!」と教える意味で歌うも
妻から「なんでやねん!いっしょや!」とのこと。
う?ん、左利きはさておき、
アカンところばっかり遺伝している長男においては
早めの矯正が必要である。
音痴は特に矯正されることを祈るばかりだ。
2009-03-02
以前、私の新婚旅行の話を綴ったことがあるが、
その話で随所に登場した雑誌「るるぶ」より取材の要請があった。
その節はお世話になりました!と躊躇なく快諾。
内容は、テレビの取材の時と同様「梅ビーフ」である。
橋下知事も大阪のブランド牛に!と案内してくれてはいるが、
東国原知事の「宮崎牛」ほどの知名度には到底及ばない。
梅ビーフは美味しいだけでなく、チョーヤさんに善し、牛さんに善し
飼育されてる方に善し、お客様に善し、日之出屋に善し
という三方善しならぬ五方善しの素晴らしい牛肉なのに…。
量販できない牛肉ではあるが、大阪ブランド牛「梅ビーフ」の
素晴らしさを「るるぶ」を通じて知っていただければ…である。
しかしだ!難儀なのが、実際食べてみて
違いのわかる人は少ないのが現状ということ。
それは、目隠しをして食べると判別できないのは
テレビでもよく目にしたことがあるであろう。
私だって、そんなに自信がない…。
味覚というのは、本当に曖昧だし、
今の技術を用いると、たいがい”うまいもん”に化けてしまう・・・。
でも、これだけは声を大にして言いたい!
いやいや…”ホンモノ”は絶対に違うで!である。
鮭フレークを例にすると、ある愛すべきおかあさんは
「これ以外は食べられへん!」と、カネヒロの鮭フレークが大好き。
蓋が20枚ほどたまるとそれをカネヒロさんへ送り、
お礼を送り返してもらうほどの相思相愛の間柄。
そこには、信じて疑わないブランドが確立されているのだ。
そやな、ブランドが大事やな!である。
日之出屋も愛すべきおかあさんから
絶大なる信頼をいただけるブランドを確立しなければならない。
牛肉といえば「梅ビーフ」。
旅行雑誌といえば「るるぶ」。
日々のお買物といえば「日之出屋」といった具合だ。
上記の3つは間違いなく”ホンモノ”ですから
どうぞよろしくお願い申し上げます。
2009-02-27
”もったいない”がビジネスを生む。
…のような特集で、昨日、テレビ局が取材に。
チョーヤさんの梅酒に使った梅を廃棄するのは”もったいない”
から誕生した日之出屋でもイチオシの「梅ビーフ」が取り上げられる。
ディレクターさんらしき方から説明を受ける。
「お客様の声をいただきます。肉の映像も。そして…」
私にもちょっとだけ話を聞かせて欲しい…とのこと。
テレビでよく見るピンマイクをつけられ、
カメラの横の方とお話するような格好で撮影開始。
あかん!落ち着け!たかだかカメラやないかい…
思えば思うほど、頭に葉っぱをのせられたかのように地蔵と化す。
ニュースの特集と聞いていたので、おちゃらける訳にもいかない。
あかん!アホなこと言われへん!言葉を選ばなくては…
思えば思うほど、外国人と話してる訳でもないのに言葉が出ない。
生まれて初めてのインタビューの感想はというと
無理や!俺には無理や!恥ずかしすぎる!である。
で、今日の夕方、そのニュースが放映された。
「お?!出てきた!出てきた!日之出屋や?!」
一部のスタッフ達がテレビの前で拍手喝采。
私が出てくるぞ…もうすぐ出てくるぞ…
と、だんだんと力が入り、みんな前のめりで画面に釘付け。
ところが、主役(私)の登場を待たずに
画面が切り替わり、スタジオの2人がまとめに入った。
「なっ…なんや!終りかい!」
と、私を含めその場にいた全員がずっこけた。
俺、全部カットって…である。
あ?、もったいない!
以後、こんな仕打ちを受けないように練習しなければならない。
息子よ、カメラもって俺に質問してくれ!
2009-02-24
何十年と続くお料理番組に
画期的な変革が起こったとの記事を目にした。
材料の表示を4人前から思い切っての2人前へ。
核家族が進み、4人前も作る家庭が少なくなったというのが背景だ。
そういえば、ドレッシングやカレーなどにおいても
メーカーさんから容量が変わると案内を受けたところ。
「なんや!また、値上げかいな?」
「いやいや…ちゃいますよ!
残って捨てられる方が多いので…減らします」とのこと。
時代によってハンパやない変化が起こる訳だから
”昔から…”という概念は排除して素早い対応が求められる。
”昔は良かったな?”などと懐かしんでなんかいられない。
変化…、いや進歩のない企業は淘汰されるのは世の常だ。
日之出屋も愛すべきおかあさんの声に耳を傾け、
より一層喜んでいただける売場づくりに励みます!である。
で、さっそくおかあさんからのお声を頂戴した。
「にいちゃん、この最近置きだしたビスケットはええ!旨い!」と。
どこぞのお菓子メーカーさんが
それはもう時代にマッチしたものを開発したのであろう。
どれどれ…。

懐か美味しいヤツやないかい!である。
いや…、お菓子は懐かしいに限る!である。
というのも、私に似たお菓子好きの息子が
「こんな美味しいのん、初めてや?!」とバクバクいっていた。
そうか!あんたにとっては新しいか?…である。
私の中でお菓子界の王様に君臨する
あの「ポテコ」も、何を隠そう昔からあの味だ。
問題なのは変化の問われる容量。
お菓子メーカーさん、ほどほどにお願いします。
旨いお菓子はあったらあっただけ食べますんで…。
2009-02-20
いわしのパックをお持ちになった愛すべきおかあさん。
お魚屋さんに聞こえるか聞こえへんかぐらいのボリュームで
なにやら独り言?をおっしゃっている。
「邪魔くさいやろな?…安い魚やしな?…
調理して!って言うたら怒るやろな?…
忙しいのにな?…あかん!やっぱりよう言わんわ?…」と。
よう言わんわ?…言うて全部言うてますよ!である。
そんな気をお使いにならなくても…、仕事ですから…
遠慮なくなんなりとおっしゃってください!である。
ただ、この「言葉の裏」がある言い方っちゅうのは、なんかええ。
というのも、昔からストレートにモノを言う女性よりも
この「言葉の裏」をうまく活用する女性に魅かれたものだ。
一例を挙げると「家まで車で送るわ!」に対し、
「うそっ!マジで!ラッキー!」と心で思ったとしても
まず「それは悪いよ!遠いし…電車で…」なんか言うて言葉を濁し、
「別にええよ!」「いや…悪いよ!」を2.3回丁重にお断りしたあと
「じゃあ、お言葉に甘えて…」なんか言うてきたもんなら、
どこまででも送ったるがな!であった。
ただ、注意しなければならなかったのは、
「言葉の裏」なんてさらさらなく、心から嫌がられてる場合もあるし、
真相を読み取る技術が必要となってくる。
う?ん、言葉は難しい!だ。
で、本題。
息子の裏を読み取る思考回路がハンパやない!である。
以前、彼は部屋にポストを作ったのだが、「手紙来ないな?」と。
そんなションボリ君へ可愛そうに思った妻が
「かぜをひかないでね。ウルトラマンより」とポストへ投函した。
翌日、手紙が入ってたことに驚いた彼はその文面を読み
「カナエちゃんから手紙が来たわ!」と…。
なんぼほどプラス思考やねん!である。
カナエちゃんがわざわざウルトラマンって書くか!である。
想いを寄せてるんか知らんけど、
ウルトラマンの裏が「カナエちゃん」はやり過ぎや。
息子よ、プラス思考もええけど、嫌われるぞ。
ええ風に考えすぎや!
2009-02-17
昨日、東京で開かれた展示会へ参加させていただいた。
愛すべきおかあさん方がもっと喜んでいただける
商品を開拓するという大事な目的があるわけだが、
それ以上に「人」との出会い・再会が楽しみでもある。
志を同じくする同業者の方々とお話させていただいて
「頑張ってはんな?。負けてられへんわ!」と刺激を頂戴する。
店で仕事をしているだけでは決して得ることができないこの刺激は、
なんというか、こう沸々と私を燃やしよる。
よっしゃあ!なんか旨いもん探したろかい!となるのだ。
で、以前からお取引のある「おびなた」様のブースで足が止まった。
というのも、一度もお話させてもらったことがない。
パンフレットやインターネットでもちろん商品の情報は手に入るが、
いやいやいや…やっぱり人やで!で、ご挨拶させていただいた。
案の定、会話ならではの情報や気づきがある。
そこへドンピシャのタイミングで試食が登場。

「お?、旨いやないですか!」である。
「そうなんです…。ただ、関西の方は”そばは黒”のイメージが強くて…」
と、なかなか浸透しないらしく、なんだか苦笑い。
あかん!やばい!である。
関東の人だけに美味しいもんを教えてる!である。
わかってくれない黒関西の人には・・・と、あきらめかけてる!である。
♪ちょっと待ってよ!(by大黒さん)だ。
関西の方々、そばは黒色だけやおまへんで。
白って…、うどんか!とか、いちいち言わんでもよろしおまっせ。
いっぺん、お試しください。
なんせ蕎麦通になれまっさかい。
2009-02-13
やはり、男は寡黙であるべきだ!…たぶん。
なんか格好ええな?!と、たまに自分でも思ったりするし…
女性に対して、好みのタイプは?の質問に
「あまりベラベラしゃべらない人」的な発言も耳にするし…
わからんけど、武士道らしいし…
しかしだ!私といえば、口が軽いというか、社交的というか、
小学校の通信簿では毎度毎度「私語が多い」と備考欄に書かれ、
おかんに「勉強せんでもええから、しゃべりな!」と注意されるほどの
昔からどうしようもないおしゃべり好き。
「男たるもの…」と常に頭にあるのだが、こればっかりは…!である。
”ただ、親父としては…”と、常々考えている。
その背景には、以前目にした新聞か雑誌の角の方にあった
小さな記事が大きく影響している。
それは…貧しい暮らしにウンザリしてた息子がいて、
弁当においても、お昼が楽しみ!というには程遠い内容。
そんなウンザリを遠慮なく両親にぶつけていた。
で、ある日、父親のお弁当と間違えて持っていってしまい、
開けてみて「白ご飯に梅干」という内容に愕然とする。
”親父は何も言わずに…”と、考えを改めるというような記事だ。
親父、かっこええやないかい!である。
貧しいながらにもそこには愛があるやないかい!である。
子供の教育においては、やはり背中で教えなければならない。
あ?やこ?や言うよりも、自分の背中が勝手に語りよる。
恩着せがましく「俺の弁当なんか…」とか、もってのほかだ。
息子よ、バレンタインデーが近いから
モテようとして言うてんとちゃうぞ。
明日、あんたの成長ぶりを初めて見学させてもらいます。
今まで納得のいく「行けない理由」を言わんかったのは
親父は黙って…ちゅうのが俺の理想やからや。
感じ取ってくれたか?
まあ、なんせ明日が楽しみです。
2009-02-10
本日の私の「愛すべきおかあさん(お客様)」を紹介します。
手押し車を押しながら、こけないようにゆっくりとご来店され、
「にいちゃん、一番ええチョコはどれや!」と。
以前にも綴ったピエールマルコリーニをご案内しつつ、
「どなたにでっか?」と質問してみると、確固たる口調で
「決まっとるやないか!おっさんにや!他に誰がおんねん!」
おっさんって…、である。
しかし、なんとも微笑ましいツンデレぶりだ。
その愛情いっぱいのチョコをカゴに入れ、レジへ向かう途中
「ん…?」みたいな感じでピタッと立ち止まられた。
そして、私の方へゆっくりと振り返り、こう言い放つ。
「なんや?欲しいんか?」と。
いやいやいや…、なんでやねん!である。
間髪いれず、「どれがええねん?買うたるから選び!」と。
いやいやいや…、あかん!あかん!である。
そこへ話に割って入ってくる別の愛すべきおかあさん。
「あんた!若い子捕まえて何を話してんねや?」
「いやな、にいちゃんがな、チョコが欲しいって言うねん」
いやいやいや…、言うてへん!言うてへん!である。
「なんでや!おばんからいらんわな?、にいちゃん。
若い娘からぎょうさん貰うのにな?」
「そうか!せっかくやろう思たのに…。しゃあないな?
ほな、ここにはにいちゃん以外に男何人おるんや?」
いやいやいや…、全員?もっとあかん!である。
「お気持ちだけいただいときます。ありがとうございます!」
「いつも世話になってるしやな…」と心からうれしいお言葉。
愛すべきおかあさん、愛のチョコは
おっさ…いや、旦那さんだけにしといてください。
マルコリーニのお買上、ありがとうございます。
2009-02-06