燃えとる。

燃えとる!

それは、別に隠しているつもりはないが、

内に秘めた、なんちゅうの、なんや熱いもんが…燃えたぎっとる。

いやね、だいたい、この不況でたいがいの人間は燃えてるはずなので

燃えてて当たり前のことだから、いちいち綴る必要はない。

「いや、別に燃えてるわけやないけど…」っちゅう顔で

他所から見たら「燃えとんなー!」ってことを

サラッとこなしてなんぼである、サラッとね。

だけど、決意表明したい気分でもあるので、なんとなく綴ってみた。

やっぱり、燃えとる!である。

理由はいろいろあるのだが、その中のひとつ…

今日、20歳のフレッシュマンがわが社に入社してくれた。

朝礼にて、たとえば…甲子園決勝、9回の裏、ツーアウト、満塁、一打逆転の場面で

監督から「代打!えっーと、剣道部のカイチョー!」と選手交代を告げられても

”そこまで緊張せえへんぞ!”ってぐらいド緊張の挨拶をやってのけた彼を見て

従業員を家族と思ってやまない私としては、弟を通り越して息子みたいに感じ、

”よっしゃあ、一緒に頑張ろうぜ!”って、ついつい燃えちゃった次第である。

また、地域のお客様からの「おおきになー!」のたった一言だって

自然と燃えてまう最大の要因だ。

地域の方に愛されなければ、そこに店の存在価値はまるでない。

トヨタの社長さんだって、涙したのは現地の方の揺ぎない支持からだろう。

決して、「いじめか!」ってぐらい徹底的にアメリカに叩かれての涙ではないはず。

地域の方に喜んでいただいて、それを感じとって燃える。

で、その燃えた結果、さらに地域の方が喜ぶ。

このスパイラルが商売の原点であることは今も昔も変わらないし、

町の八百屋もグローバルに経営をされている企業も違ってはならない…と思う。

で、なぜ、「燃えとる!」と綴ったのかといえば、

たまには言葉にしたほうがいいかな?と思ったから、ただそれだけ…。

しんどい時に「なんか、しんどいわー」って言いたくなる感じであろう。

まあ、どれだけ分かり合っている夫婦や親友でも

言葉にしないと、話さないと、何を考えてんのか

わからないことが結構あるので意思疎通は大事。

愛すべきおかあさん方、コメントでも直接でも結構です。

「あの商品、品揃えしてや!」とか「あの惣菜の味付けがちょっと…」とか

なんなりとお申し付けください。

さらに燃えていきますんで、よろしくお願い致します。

2010/03/01

アジ。

ここ数年であろうか、ご夫婦でお買物に来られるお客様が増えたように思う。

団塊の世代の方なんか、おとうさんは一緒に来られても車で待たれてる…

そんな身勝手なイメージを持っていたが、いやいや…、まったくの時代遅れ。

今は、夫婦仲睦まじく…ほほえましく…が、トレンドである?…ありたい!

で、本日、愛すべきおかあさんはよく知っているが、

初めてお会いする愛すべきおとうさんから声をかけられた。

「にいちゃん、おまえんとこのアジはほんまに旨いわ!」

おっ、えらいピンポイントでのお褒めのお言葉!である。

「ありがとうございます!活のやつですね」

「おー、和歌山からのやつな。昔っからおまえんとこのアジを食べてんねん。

あれや、知ってるか?秀さん(私のおじい)のときからずっとやぞ!」

くー!なによりうれしいお言葉である。

「今はおらんけど、秀さんはよう知ってんや。スーパーの前はな、木工してて…」

などと、40年ほど前の話をされようとしたとき、愛すべきおかあさんが割って入った。

「あんた、えらそうになに言うてんねん!この子、ここの息子やで!」と。

「えっ、おまえ、こんなんやった(手で小さいを表すポーズをとりながら…)

あの息子か?へー!そうか…、こんな大きなってんか?」

36歳を目前に「大きなった」を言われるとは夢にも思わなかった。

大きすぎやろ!である。

「いつも頑張っとるなー。秀さん、その姿見たら喜んだやろなー…」

なんや?なんや?おじいの親友さん?である。

しかし、私の知らないときからご贔屓していただいていてうれしい限りだ。

こんなお言葉をかけてくださると、おじいの恩恵を受けてるなーと痛感する。

「いやいや…、まだまだ頑張らせていただきます!」

「おー!頑張れよ!今日はサバ買うて帰るわ!」

アジちゃうんかい!

天国のおじいまで届くかのごとく心の奥で叫んだ。

愛すべきおとうさん、期待を裏切らない「アジ」を

これからも変わらずご用意させていただきます。

サバのお買上げ、ありがとうございました。

2010/02/26

恵比寿。

先日、ナウい町「恵比寿」に行った。

日本の首都・東京の一角にあるきらびやかな町で有名なあの「恵比寿」。

妻「おー!恵比寿か!って、どこなん?あのビールのやつ?」

私「いや、全然わからんけど…。なんせ格好ええやろ、恵比寿って」

妻「ええなー、恵比寿」

私「ええやろ!恵比寿やで、恵比寿!」

って、「恵比寿」何回言うねん!のあの「恵比寿」。

いやさー、関西の下町・堺に住む僕だってさー

たまにはそんな洒落た所にも行っちゃうんだよねー、である。

で、その理由とは、そう、ただ昔の友に会うためだけに…。

友達というのは、まあ、いいもんである。

気を使うやつなどひとりもなく、ときには自慢しあい、ときには愚痴を言い合い、

昔話に花を咲かせて、他愛のない話に心の底からおおいに笑う、

そんな時間は何事にも変えがたい。

なにもなかった昔は、頑張れば報われる!が成り立った。

が、今は、モノがあふれ恵まれ過ぎた環境であるからして

頑張っても頑張っても報われない人が実際にいる。

”今の若者は…どうのこうの…”と言われるのは、そんな背景からだろう。

また、若者に限らず、この不況で

「くー!報われんへんなー!」と悩む方も多いはず。

そんな時!一抹の不安や悩みなどを取り払ってくれるのが友だ。

それは、妻であったり、両親であったりする場合ももちろんあるが、

友達にしかできない場合がビックリするほど多い。

別に、的確なアドバイスが欲しいから会うわけでもないし、求めてもいない。

※だって、どんな答えが返ってくるかだいたい想像がついてまう、友達やし…

他所から見れば、キャーキャー言うて騒いでるだけに見えるかもしれない。

しかしだ!それが、どれだけ明日の活力になるか計り知れない。

息子達よ、友はええぞー、なんちゅうの”親友”っていうやつや!

おらんかったら、あれや、”恵比寿”とか行かれへんからなー。

ほんでなー、親友に「頑張れよ!」とか言われたりするとするやろ

ズシリッとめっちゃ効くねん、メガトンパンチや。

でな、その親友っちゅうのは求めるんやなくて、

人にそう想ってもらえるやつにならなアカンぞ。

まあ、第1号はお父さんでもある俺や。

これから、2号3号…と増えていくことを期待してまっせ。

あんた次第やからな!

2009/02/22

至らざるを知る。

高校1年生のアルバイトの子が

自分の友人に私のことをどういった人物であるかを説明するのに

「まいどのおっちゃん」

と、さすがに半分は冗談であろうが、

まあ極めてわかりやすく失礼な言葉でまとめくさったのを知った。

「なっ、なんやと!”おっちゃん”はないやろ?」

「だって、私のおかあさんよりひとつ年上ですもん…」

「なっ…」

思わずフォントを変えてしまうほどの衝撃が走った。

”うそやろ!俺って、そんな歳なんやー”である。

愛すべきご年配おかあさんから「にいちゃん、若いなー」とよく言われ

お取引様からも「若く見えますね」なんてもよく言われ

甘いベビーフェイスを気取っていたのだが、

高校生からしたら、なんてことない…ただの”おっさん”なんや…である。

無情にも来月にはひとつ歳をとることになるので

またさらに”おっさん”に磨きがかかること請け合い…。

有名な兵法に「敵を知り己を知れば百戦して危うからず」とあるが、

まずい…まったくをもって己を知っていない…である。

これはもう、素直に”おっさん”を認めざるを得ない。

そう、”素直に…や””謙虚に…”を実践するには

まず自分自身が至らざるを知らなければならない。

そうすることによって、人の意見を聴こうとする傾聴の姿勢が生まれ、

真の謙虚さを手に入れるのであろう。

アルバイトよ、君が言う”おっさん”に間違いございません。

そして、君が考える”おっさん”にはまだまだ至っていない”おっさん”です。

なので、”おっさん”にもいろんな”おっさん”があるかと思いますが、

まあ、どっちかというたら”おっさん”かな?ぐらいにしていただきたい。

それぐらいに思てくれたら、おっちゃんもうれしいんやけどな…。

2009/02/19

梅ビーフはえらい。

月に一度しか入荷できない貴重な牛肉「梅ビーフ」。

「あの牛肉の匂いが…」という牛肉嫌いの方なんかも

「牛肉を食べるとアレルギーが…」という牛肉NGの方なんかも

「梅ビーフやったら食べられんねん!」っちゅう驚きの大阪ブランド牛だ。

そんな安心・安全の美味しい牛肉だから、噂が噂を呼ぶのであろう。

最近では遠方からもお買物に来られるほど

以前に比べかなり認知度があがってきたように思う。

なので、もちろんニュースや雑誌などのメディアから

お取引様の”原野牧場さん”に取材のオファーがたくさん寄せられるわけだが…。

昨日のテレビ出演には、なんかこう「そんなせっしょうな…」と感じた。

その番組の内容とは、芸人さんが5台の車の値段をおもしろおかしく見積もっていき、

見事当たればリムジンに乗ってご褒美がいただけるという

まさに”車”をテーマにしたようなもの。

で、結局、案の定ハズレれて、いざ罰ゲームとなったところで…

「あれっ?原野さん?いや、罰ゲームって…」である。

搬送トラックに牛と芸人さんたちが荷台に仲良く乗っているのだ。

”この寒いなか、かわいそうに…。しかも、罰ゲーム扱い…”である。

これは、もちろん芸人さんたちへのコメントではない。

牛さん、そう、梅ビーフさんへ、だ。

梅ビーフよ、「モウー!」って言いたいのはわかる、「もう、ほんまに…」って。

いやな、そんなに悪気があったわけやないねん、たぶん。

車をテーマにした”罰ゲーム”を考えた末の結果なんやと思うわ。

堺がロケ地やったさかい、そうするしかなかってん。

せやけど…、なんちゅうの

「ほんまにええ牛肉らしいでー、梅ビーフいうて…」

みたいなコメントのひとつぐらいあってもよかったよなー。

そんなんも何も無いのに文句も言わず、黙って乗って…、えらいわ!や。

まあ、その、なんや、ほんまにええ牛肉やねんから

決して恥じることはないぞ。

今度会うのは、22日やな。

全く違う形となって会うわけやけど、一生懸命販売させてもらうわな。

寒い中、ご苦労さん。

2010/02/16

うりうり君。

随分と前にDVDを見るための機械が壊れ、

ほったらかしにしていたのだが、2010年にもなっていまだに…

「どこがシャープやねん!」っちゅう部屋ではハンパやない存在感の

テレビ・ブラウン君と同居していたこともあり、

「ええかげんやばいな…、さすがに買おか?」

ってな具合で、やっとこさ我が家にペラッペラのテレビがきた。

なんやわからんけど、登録さえしておけば、

人間の指示を待たずに自己判断で録画までしよる”できすぎ君”。

「画像もキレイやし、ブラウン君とは全然ちゃうな!」である。

で、その”できすぎ君”のポテンシャルまで探るがごとく

私の知らないところで妻は説明書片手に夜な夜な秘密の猛特訓。

その結果、昔々に子供たちをビデオ撮影したものが

ちゃんと保存するためにもすっかり取り込まれていた。

なので、食事をしながらの上映会を楽しむことに。

懐かしい映像の連続に、箸はとまり、自然と顔が緩む…。

そこへ満を持しての登場!若き日の私。

子供たちがなにやらしゃべっているのを

横からヤジるように参加するあきれるほどの”でしゃばり君”だ。

しかし、その映像を笑っては見ていられなくなってきた…。

機械化された私の声は、当の本人でもあるテレビの前の私でさえも

「こいつ、何言うてんかさっぱりわからん!」とテレビに向かって怒鳴る始末。

わざとか!っちゅうぐらいの低い声やし、

口にコップでもつけてんのか!っちゅうぐらい声がこもっている。

この調子やと電話の声はえらいことになってんな…である。

滑舌が悪いのは自覚しているので注意しているつもりだったが、

この日常をとらえた映像を見てまったくの進歩がないことを気づかされた。

アカン!これは今までだいぶ困らしてるで!話す相手に失礼やわ!だ。

ほんまに練習せなアカン…。

えー、明日の朝はあすの朝とも読めるしあしたの朝とも読める

えー、瓜売りが瓜売りに来て瓜売り残し売り売り帰る瓜売り…

毎日、うりうり練習させていただきます。

2010/02/13

文化の違い。

キリンさんとサントリーさんが「一緒にやっていかれへん!」とニュースで見た。

お互いが歩み寄ってはいくが、超えられない線は越えられないのだろう。

なぜ冒頭でこんなことをつづったかと言うと、

私と妻の間でもなかなか歩み寄れない問題が浮上した。

結婚して今まで幾度となく歩み寄ってきたつもりだ。

「洗濯物は洗濯カゴへ!」や「食べた後の食器は流しへ!」など挙げればキリがない。

他所から見れば当たり前のようなことばかりだが、

私としては随分と譲歩したと断言したい。

で、今回はある鍋において久しぶりの衝突があった。

その名は「唐々鍋」。

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名前からして辛いに決まっている鍋の素で

サンプルが送られてきたため試すことになったのだが…

私は、甘々党党首に君臨するほどの辛いものはちょいと苦手派。

妻は、ピザなんかにはええ格好してタバスコふったりして

「あー、美味し!」とか平然とぬかす辛いものを好むいちびり派。

このふたりがその「唐々鍋」を囲むと当然…

「うわっ、辛っ!めっちゃ辛い…」「えっ、なんで?美味しいやん!」

「えっ、辛いやん!辛ないの?」「辛いんが美味しいんやん!」

「アホか?辛いんは辛いや!」「なんでアホやねん!美味しいっちゅうねん」となる。

そして、妻から「またこの鍋したいし、品揃えしてな!」と。

いやいや…、辛くて食べられへんねんけど…である。

ただ、愛すべき辛いもん好きおかあさんのためには

品揃えさせていただかなくてはならない。

だって、辛いもんが好きな方にはそれが美味しいのだから…。

たぶん、私は家で二度と食べることはないと思いますが、

ご興味のある方はぜひともお試しください。

姫路辺りの郷土料理で

テレビでも取り上げられるほどの辛さ…いや、旨さです。

妻も「美味しい!」と言っていましたから…。

2010/02/09

ふたり。

妻がこんなことを言いだした。

「なあ、”アバター”見に行っていい?」と。

子供ができて以来封印していた

”ひとりぼっちで映画館へ入ることに何の抵抗もない映画好き”が

あまりの人気ぶりに3Dも手伝って爆発したのであろう。

「よっしゃあ、子供は見といたるから行ってこんかい!」

この言葉になんの躊躇いもなく、私の休みの日に妻はさっさと出て行った。

残されたねぼけ眼の三人。

育児を楽しむメンズ、略してイケメン・・・いや、イクメンでもある私だが、

ひとりで同時にふたりの面倒をみたことがない。

兄弟であるにも関わらず、興味を示すものが全く違うふたり。

長男はあっちへ走り出し、次男はそっちへフラフラと…。

「ちょっと、集合!あのな、我々はチームや!同じベクトルを持ってやな…」

円陣をくんで悟らせようとするも知らん顔のふたり。

ふたりとも置き去りにして、家でテレビでも見といたろか!

そんな気分をどうにか抑えながら

約4時間ほどの耐久レースを走りきった。

妻が帰ってきたことから、疲労困憊の私はごく自然にスヤスヤと夢の世界へ。

で、ふと目を覚ませば、アーティスト長男の作品が完成していた。

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仮面ライダーダブル。

これや、これ!である。

おまえらも合体してくれたら、今日はどんだけ楽やったか!だ。

「なれるで!」と、鼻息荒い長男。

いやいや…、次男を見てみ。トーマスで遊んどるやないか!

ふたり同時は、当分ご免や…である。

2010/02/05

背景。

ただ売買が成立するっちゅうだけでは仕事としておもしろくない。

金銭以上のものを愛すべきおかあさん方から頂戴し、

仕事のやりがいみたいなものを見出したりしてなんぼである。

お客様とお話しして

「おー、この仕事しててよかったー!」なんて感動するときだってある。

たとえば、毎日のようにヨコワマグロをご購入されるお客様がいらっしゃるのだが、

本日はいつも以上に「にいちゃん、明日も入荷あるよな?」と熱が入っている。

「絶対とは言い切れませんけど、探してきます!で、なんかありますの?」

「いやな、癌を患ってる近所のおばあちゃんに持っていったるねん」

「えっ、マグロって癌にいいんですの?」

「ちゃう、ちゃう!ただヨコワが好きやからな、あのばあちゃん。

ほんで、最近元気ないさかいなー…明日も持っていったろう思て…」

くー!血眼になって探してきます!である。

うちのヨコワが、まさかそんな大役を務めているとは…だ。

また、「にいちゃん、あのトマトええわー。おおきになー」とおかあさん。

「めっちゃ旨いでしょ!自信を持ってオススメできますねん」

「いやな、娘が”おめでた”でやな…」

「これは、これは、おめでとうございます!」

「おおきに。でな、つわりがひどいねん!”何も食べたない”言うから

このトマト持ってったら、”美味しいわ!”言うて食べてやな…、よかったわー」

くー!おいっ、トマトよ、やったなー!である。

上記のように、なんちゅうんか、命に携わった気がしてうれしくて仕方がない。

モノが売れる背景っちゅうのは重要である。

「ただ、近いからここで買うねん」

のようなしょうもない店だけにはしたくない。

そんな熱い想いが沸々と湧き上がった今日この頃である。

よっしゃあ、頑張るでー!

2010/01/30

おかん。

ある程度大人になるまでうざくて仕方がなかった”おかん”。

「はよ風呂入りや!」とか、どうでもええことで怒ってきたりする”おかん”。

息子たちが誕生して、「うっとおしいのー」を通り越し

ようやくその存在のデカさがわかったような気がする。

そして、それは売り場にて”おかん”を知ることだってある。

本日も「にいちゃん、この前売ってた銀ダラの味噌漬けはないんか?」

と、どうしても欲しい!がアリアリの愛すべきおかあさん。

私も大好きなのだが、その味噌漬けは京都の老舗のもので

スポット入荷のため毎日の販売はさせていただいていない。

「今日はありませんねん。来月の6日に入荷ですわ」

「あれはええわ!ケースで欲しいぐらいや」

「そない喜んでもうたら、なによりです」

「いやな、息子がな、魚は嫌いかして

結構残すねんけど、あの銀ダラはきれいに食べとってやなー…」

「息子さんも”旨い!”って思たんでしょうね」

「いやな、旨いなによりな、残さんかったっちゅうのがええねん。

残したりしたらな、”なんや調子悪いんかな?””疲れてんかな?”

って心配してまうねん。

逆にやなー、きれいに食べとったら”元気やねんな”って思うやろ。

それがうれしいんや。だから、値段がなんぼであろうが買うから置いといてな」と…。

くー!である。

おかんやなー!だ。

確かに、子供たちのためにご飯を作っているおかあさん方は

世界共通で同じようなことを考えたりしているだろう。

子供のころ、「あんなんいらん!」とか「こんなん嫌いや!」

などと文句ばかり言ってたのが今になって悔やまれる。

おかん、すまん!である。

で、息子たちよ、できるだけ残さんと食えよ!

2010/01/27

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