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マグロ。
日之出屋にてお客様より高い支持を頂いているイベントが先日行われた。
3ヶ月に一度開催される「マグロの解体実演販売」だ。
80kg級本マグロは、周知の通り”旨い”のはもちろん、なんせとにかく安い!である。
※まあ、”安い”といっても「大トロ」なんかは、それなりの価格はするが…。
で、今回、度肝を抜かれたご注文があった。
解体している途中、本マグロの一番ええ部位を指差し、
「にいちゃん、10cmほどの幅でそのまま頂戴!」と。
えっ?である。
私だけでなく周辺のお客様も解体するにいちゃんも、はたまた
マグロ自身も驚きを隠せず、「えっ?」っちゅう顔で開いた口がふさがらない。
計量してみると、1万5千円ほどの金額に…。
「えーと…、すんません。1万5千円ほどしますけど…」
「うん、ええよ!」と。
いや…、ええよって…である。
まわりのお客様方からも「マネでけへんわ!」と愛すべき一言。
ここまでのマグロ好きは、松方弘樹さんぐらいのもんである。
気持ちのよい大胆なお買物っぷりに触発され、
「アカン…、俺もマグロ食べたなってきた…」
そんな想いが芽生えはじめ、
閉店間際には完全に晩飯はマグロしか受け付けない口に。
で、いざ、うちに帰ってみると、普通に餃子とか焼いてけつかる。
「おーいっ!餃子もええけど、今日はどない考えてもマグロやろ!」
「えっ?今日やった?」
きっちりこんな顔。
すっかりお忘れのご様子…。
妻よ、今度は忘れんとお願いします。
皆様もまた3ヵ月後お会いしましょう。
2010/05/29
update: 2010/05/29
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シャチョーのひとりごと
携帯電話。
メーカーさんや問屋さんからの連絡手段として
今のこの時代「携帯電話」はなくてはならないものとなっている。
まあ、しかし、ところかまわず鳴るもんだから
「♪誰にも縛られたくないとー…」なんて尾崎豊さんみたく
盗んだバイクで走り出したい夜だってある、行き先もわからぬまま…。
で、そんな愚痴を綴ったりしているものの
ここ数年、一緒にうれしい連絡をともに喜び、悲しい連絡にはともに悲しんできた
「最初は何色やってん?」のビジネスパートナーなのだが、
年を重ねすぎたのか、最近いい仕事をしてくれない…。
私が一生懸命しゃべくり倒しても
「あれっ、もしもーし…。あれっ…」って聞こえてくるだけで
どうやら私の声を相手側に届けてくれていないのである。
いくら私のかつ舌が悪いからといって、業務怠慢は許されることではない。
なので、非情かもしれないが、新旧交代!と判断させていただいた。
ヨレヨレになった相棒を店員の女の子に苦渋の表情で手渡すと
「随分と前のタイプですねー」なんて言われたときは、
さすがに「こいつのことを何も知らないで…」なんて思ったりもしたが、
新しいタイプのやつを昨日家で試したりしたら
「おー!今のヤツ、めっちゃすごいなー!」ってな感じで
前の相棒のことなんか頭の隅にもなかった…。
だって、テレビとか映りよるし、カメラもきれいに撮れるし、
なんや「名刺リーダー」ってな機能もハンパやないし…である。
結局、様々な機能のうち、せいぜい10%ぐらいしか活用できないと思うが、
これからはこいつと一緒にがんばっていきたいと思う。
ただ、今までお世話になった前の相棒のことは忘れてはいけない。
よしっ、新旧交代を記念にきれいに撮ったってくれ、新相棒よ。
おー、さすがやなー!である。
前の相棒よ、本当に今までお疲れさまでした。
部品の一部なんかは、リサイクルされるんとちゃいますか?
また、どこかで会えることを楽しみにしています。
2010/05/26
update: 2010/05/26
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シャチョーのひとりごと
舟唄。
お待たせいたしました!である。
日之出屋が自信をもってオススメいたします「トマト」の入荷が始まった。
天候がややこしかったので、随分と遅れました…。
いやー、3カ月ぶりぐらいにカブリッといただきましたが、
まあ、あいかわらずの「旨っ!」である。
ビール片手に「♪肴は冷した トマトでいいー…」なんて
語呂が悪いのなんかほったらかして鼻歌鳴らす風呂上り。
「プハー!!あー、幸せやー!」だ。
また、本日は、名店の「柚子七味」が初入荷しましたので
「♪七味はー、うどんにかけりゃいい…」なんて、気分がええ!!
※いやね、こちらの「七味」や「ごま」は、ハンパやない香りです
トマトや七味でここまで満足できるなんて…
私の心にある「幸せのコップ」はかなり小さいものといえよう。
いやー、器はでかい方がいいが、このコップは小さいものに限る。
不幸にも、相当便利で豊かな世の中なため、
油断すると息子たちのコップは、どんどんとでかくなるばかり。
彼らがしなくちゃいけないことは、そう、我慢だ、我慢。
しかし、モノがあふれかえっているので結構なんでも手に入るから、
子供以上に我々親の方も我慢が必要である、我慢が。
所かまわず泣き散らかしたりするからなー…。
そりゃね、喜ぶ顔が見たいけどなー…。
「♪子供は我慢をーしてりゃいいー…
涙がポロリとこぼれたーらー歌いだすのさー…」である。
2010/05/22
update: 2010/05/22
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シャチョーのひとりごと
申し訳ございません。
なかなかの忙しさっぷりが続き、更新が遅れている。
先日も「仙台」とか「郡山」」へ、そう、初じめての東北へ…である。
戦略や陳列、マーケティングなど様々な切口で
勉強させていただいたのだが、まあ、本題は「人」である。
「人から学ぶ」である。
素晴らしい店をいくら見学させていただいたところで
本質は「人」からしか学べないのである。
まあ、ぶっちゃけると、勉強より「人」に会いにいったみたいなものだ。
旅行なんかでも、結構、「誰と」が最重要だったり
人との「出会い」なんかが一番の印象に残ってたりする。
昔、アメリカを一ヶ月かけていろんなところを見てまわったが、
どんな素晴らしい景色よりもたくさんの出会いの方が印象深い。
「おー、英語って格好ええなー」をひとつ綴っておこう。
飛行機を降りるときのことだ。
私の隣に座っていた老夫婦が、
席の上の荷台から荷物をとろうとするも、なかなかうまくいかない様子。
英語が話せないからといって、知らぬ存ぜぬで狸寝入りを決め込んだら
サムライスピリッツの名がすたるし、その前に「人間失格」である。
「大丈夫ですか?なんなら私がとりましょか?」って英語で言えるはずもない
私は、一言も発っすることなく、すくっと立ち上がり、ひょいと取ってあげた。
すると、おじいはこう言い放った。
「Thank you!my friend」と…。
Friendって!おじいよ、どんだけ格好ええねん!である。
ついつい「ノープロブレム!」なんて適切なのかどうかわからないが
超カタカナの感じで言っちゃたぐらいそのフレーズは心に滲みた。
まあ、その後、どんどん話しかけてきて困り果てたのは言うまでも無いが…。
このように「人」っちゅうのは仕事でも遊びでもなんでも一番にくるのだ。
うーん、ここ最近、新しい「縁」があったり、また「縁」を深めるって意味でも
本当に有意義な時間を過ごすことが多かった。
代わりに…、愛すべきおかあさん方と現場でお話することが
遠ざかっていたのも事実。
実際、本日、愛すべきおかあさんから
「あんた、どこ行ってたんや?えらなっても顔ぐらいは見せなアカンで!」
と、お叱りを受けたところだ。
いやいや…、おかあさん、あのですね…、えらなってもないですし…、別に…
あっ、会津の教えや!「ならぬものはならぬものなり」である。
年長者のいうことは理屈抜きで聞かなアカンねや。
忙しくても現場に出てご挨拶させていただきます。
申し訳ございませんでした。
2010/05/18
update: 2010/05/18
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シャチョーのひとりごと
白虎。
信貴山に行ってきた。
聖徳太子さんがこの山で毘沙門天にどうのこうので御利益があり、
家内安全、商売繁盛、心願成就…もろもろ頼んまっせ!ということで…。
いやね、聖徳太子さんがこの山で必勝の秘法を授かったらしく、
その日が奇しくも寅年、寅日、寅の刻だったことから…
今年は行っとかなアカンやろ?と。
「寅年」生まれの私が寅年の今年に行かんでいつ行くねん!と。
しかも、店をオープンさせるのはこの「寅年」やろ?と。
そんな想いがはちきれんばかりになり、疲れた身体に鞭打って出かけたのだ。
感想はというと…、めっちゃ良かった!である。
まず、寅年ということで12年に1度の限定発売「白虎」。
末広がりの800円。
普段は黄色の虎しかないので、今年を逃すと12年後にしか手に入らない…。
すでにええ感じで私のデスクから睨みをきかせてくれている。
サボろうとしたもんなら、「ガオー!」と噛みつかんばかりの形相だ。
さて、なにより行ってよかったのが、
息子が意外と男らしくなっていることに気づいたことである。
山頂までのハンパやない山登りを強いられ、
次男を抱っこしながらの業は、何度も何度も心が折れそうになった。
途中の休憩場所で「ここが山頂ってことにしよか!」なんて提案をするも
「なに言うてんや!おとうさん、気合いれていこうや!」と励ましてけつかる。
なるほど、知らず知らずに男になってきとるなーと感慨深い。
いよいよ、山頂に到着し、ご褒美の絶景に彼も大満足の様子。
そして、くだるときに山登りの鉄則を彼に教えた。
そう、「あいさつ」と「あともうちょっとですよ」の一声だ。
この「もうちょっとですよ!」の一声は、
登っている人のパワーをみなぎらせる。
お年寄りの方に彼が声をかけて色々と話をしているのを見ていると
まあ、清清しい気持ちでいっぱいになった。
新店が落ち着き次第、またお礼参りに寄せてもらいます!である。
皆さん、「白虎」は今年だけでっせ!
毘沙門天さんより。
2010/05/10
update: 2010/05/10
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シャチョーのひとりごと
声。
愛すべきお客様の声なき声を拾うのはなかなか難しい…。
「これは絶対喜んでくれはるわ!!」って直感したつもり商品でも
倉庫にて”動かざること山のごとし!”といわんばかりに平気でそびえてたりする。
ただ、前回も綴った万能茶は、なかなかの好スタート。
メーカーさんいわく、愛用されている方からは
おなかの調子が良くなった!の声をたくさんいただいてます!だそうだし、
女性はそれ系の悩みの方が多いので喜んでいただけると確信している。
※私も含め、うちの息子たちもそれ系なので麦茶代わりにいただいてる。
まあ、しかし、冒頭に戻るわけだが、すべてがすべてうまくはいかない…。
で、ふと思い出したのだが、そんな声が聞こえたりする友人がいて
霊感が強いっちゅうのか、なんちゅうんか知らんけど
「なっ…、ちょっ…、ウソやろ…」と絶句する出来事があった。
その友人と踏み切りで電車の通過を待っているときのことだ。
「うわっ、向こう側になんかおるで!たぶん…」なんて、彼が急に言い出す。
「なんかってなんやねん!」である。
「おまえ、いらんこと言うなや!」
「いや…、たぶん…おるで…」
「もう、ええっちゅうねん!」
そんなやりとりをしてるうちに、遮断機があがり、待っていた人たちが行き交う。
渡りきったあたりで「なんもおらんかったやろ?」と恐る恐る聞いた。
彼は、神妙な面持ちで「おった…」と。
「おったんかいな!」である。
すれ違いざまにこう言われたそうだ。
「ようわかったな…」と。
「ひえー…」である。
上記のような声は完全に無視させていただきますが、
お客様の声なき声はどんどん拾っていきたいと思います。
ちょっと暑くなってきましたので、こんなんにしてみました。
2010/05/06
update: 2010/05/06
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シャチョーのひとりごと
巧言令色鮮なし仁。
売場に並ぶ商品は何気なしに品揃えされる訳ではなく、それなりの理由がある。
そして、選ばれた商品は、売場という名の舞台にて
それぞれが色とりどりのパッケージに包まれ、
個性豊かに演じ、我々はそれをサポートする。
日之出屋のサブタイトル”food stage”たる所以のひとつだ。
なかでも、作り手の想いに感銘し、担当者が気に入った逸品というのは
ほかの商品と比べ、やはりアピール度が違ってくるのは当然といえば当然。
で、今現在、私は「堺のええもん・旨いもん」に注目している。
というのも、ここ最近、同じ堺人としてお店を守られている方々とのご縁が多く、
お話させていただくと、なんかこう、熱いもんが伝わるっちゅうもんだ。
先日も素晴らしいご縁をいただいた。
男気あふれる”サムライ”のような方で、ハンパやない想いがそこにはあり
その方にしてこの商品!の素晴らしい逸品を作られている。
いやね、ツイッターなどのよくわからない便利なもんまで登場し、
言葉巧みにどないにでも表現できるこんなご時世だからこそ
やっぱり面と向かって話せんと…!と、強く思う。
言葉自体の意味なんかはそれほど無くて
顔の表情、目、耳に入る声の調子…などなどで伝わってまう!ってもんだ。
挨拶なんかもそうだ。
超丁寧に「おはようございますりまする」なんて儀礼的なもんから、
「おざーす!」と気持ちの入った魂のやりとりみたいなもんまである。
なんて、ブログで綴るのは相反することかもしれないけど…。
とにかく、お店に並ぶ商品の説明なんかはお店にて是非!
作り手の想いを受けた担当者が
その想いを言葉以上のもんでお届けさせていただきますから…。
多くを語らず、「何も言わず、一度食べてみてください!」
なんてことを言うかもしれませんが、悪しからず…。
2010/05/01
update: 2010/05/01
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シャチョーのひとりごと
結婚。
友人の結婚式に参列するため、名古屋へ足を運んだ。
私と同じスーパーマーケットの後継者として頑張っている泣き上戸の友人で
「おまえが嫁ぐんか!」っちゅうぐらいお嫁さん以上に終始泣き散らしていた。
まあ、よほどうれしかったのであろう。
私も自分のことのようにうれしく思う。
末永くお幸せに…と心からお祈り申し上げます!である。
さて、めったなことで会って話なんかをすることもないが、
同業者であり、後継者という同じような環境で仕事をしているせいか、
彼の存在は、うーん、やはり気になる。
別に競合してるわけでもなく、勝ち負けなんか気にすることないのに
私に流れる結構な量の”負けず嫌い”の血が、なんとなく騒ぐのだ。
彼の度が過ぎる頑張り情報なんかが、どこからともなく耳に入ったもんなら
「おー!頑張ってんのかー。負けてられへんなー!」とええ刺激をもらう。
で、そんな彼が結婚…。
刺激しあう仲としては、かなり手強くなる。
まず、一人ではできなかったことが二人ならできたりするから厄介である。
また、ええ格好して「彼女のために…」なんてアホみたいにはりきったりもするだろう。
そして、極めつけは、結婚しないとわからないことが腐るほどあるということだ。
日常の生活はもちろん、仕事においてもハンパな量ではない。
スーパーマーケットでお買物されるのは、女性の方が絶対的に多い。
なので、売場を構成するのには女性の意見が優先されて当然である。
その意見をだ、そう、耳に痛いことをだ、土足で上がりこんで遠慮のかけらもなく
叩きのめすかのように言ってくださる女性を彼は手に入れた。
地球上でそんな女性は、たった二人しかいない。
オカンと嫁である。
彼にとって良き妻であり、良きビジネスパートナーにもなるのであろう。
よっしゃあ、負けへんでー!
あんたも頑張ってくださいね。
来店される愛すべきおかあさんと若奥さんのために…。
とにかく、結婚おめでとうさん!
2010/04/26
update: 2010/04/26
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シャチョーのひとりごと
制約。
「にいちゃん、このお味噌は塩分何%や?」「梅干は?」
このような質問をよく受ける。
高血圧の方なんかは、非常に気になるところであろう。
体内にとってはとても大切な成分なのに
外食とかで「この料理、旨っ!!」とバクバク食べたもんなら
案外、過剰摂取へつながったりするから難儀なやつである。
で、制約という意味では、子供のアレルギー問題なんかは聞いてられない。
あれだ、「卵」がアカン!っちゅうやつだ。
なんでや?卵がアカンって、子供には酷過ぎるやろ!である。
小さなお子さんといっしょにアイスクリームのパッケージを見ながら
「アカン!これもはいってるわ。あっ、これもやわ…」
こんなおかあさんの声がたまに聞こえてきたりすると
「くー!」と握りこぶしにもなるっちゅうもんだ。
ありがたいことに私の息子たちにはなんの制約もないが、
以前、次男が入院したのは「腸」からきたもんだったこともあり、
食品の展示会などでは、それ系の商品が気になったりする。
で、最近、オススメしたいのがこれ。
コーンフレークが大好きな彼なので
どさくさに紛れて「腸内をスッキリ作戦!」を慣行している。
※今まで食わせてたのが、ちょっと甘すぎたかなー?とちょい反省。
「お子さんたちが…」っちゅう私の思わくとは異なり、意外と
愛すべきおかあさんから「これ、ええわ!調子ええで!」
なんてお声をたくさん頂くのでうれしい限りだ。
「ここらの町内では朝から腸内をスッキリ作戦!」に改名である。
まもなく「万能茶」っちゅうのが品揃えされる。
”医食同源”。
日頃からバランスのとれた美味しい食事をして病気を予防しましょう!
2010/04/21
update: 2010/04/21
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シャチョーのひとりごと
間違い探し。
日之出屋においては月に一度勉強会たるものを開催している。
それは、本当に”当たり前”のことを当たり前のようにできているか?
親孝行は?人への思いやりは?…などといった、いわばモラルの話。
「いやいや…、それは前に聞いたから!」「いやいや…、知ってるよ!」
受講した人に感想を聞くと、まあ、上記のような感じになるであろう。
ただ、その”当たり前”なのだが、まあきれいさっぱり忘れるものだ。
なので、「あー、忘れとったわ!」と思い出す良い機会になれば…である。
決して自分の価値観がすべてにおいて正しいなんてことはまずあり得ない。
なにより、なにが正解なのかも世界中において今だにわからず模索し続けている。
だって、もし正解があるのならば、戦争やテロなんて起こりえないはずだ。
自分の発言が…、行動が…、もしかしたら間違っているのでは?
そんなことを頭の中で自問自答しながら家に帰ると
今しかないで!というタイミングで妻から一冊の本を手渡された。
マリオが大好きな息子が作った「まちがいさがしゲーム」。
いやいや…まず「ま」がカタカナやし、どこ向いてんねん!最後の「ム」もや!
タイトルのページで「なんぼほど間違いあんねん!」と思いながらページを開く。
「ほう、クッパやな!えらいかわいらしいな…」
「10個あるらしいから探しや!」と妻。
いや…、10個どころやあれへんで。完全に別もんやん…。
上の方でえらそうに”さがせ”って書いてるけど、それさえ間違えてるし…。
んっ…、あっ、なるほど!である。
”そこらじゅうの字がさかさまになってるぞ!”と正してやるのも間違いではないが、
「おまえ、天才やな!」と細かいところはすべてチャラにして褒めてやるのも
これまた間違いではないはず。
大人の価値観の”間違い探し”ってわけやな。
私は迷わず後者を選ぶ。
息子よ、おまえ天才やな!である。
2010/04/16
update: 2010/04/16
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シャチョーのひとりごと
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