頑張ります!

「にいちゃんとこの息子さんといっしょの組やねん」

「うちの孫は1組やねん。仲良うしたってな」

こんな感じで小学校に通う息子つながりでお客様と話すことが多くなった。

お客様とお話するいいきっかけになるので

商売人の息子を自覚しているのなら、しっかり営業してこいよ!である。

そんな息子が夏休みを迎え、自由研究の題目が決まった!と妻から聞く。

”ふんころがしの研究”だそうだ。

完全にぶっとんでる…である。

「なんじゃそれ?自由やのに、なんで、わざわざ”ふんころがし”って…」

「ええやんか!ファーブルも夢中になったあの”ふんころがし”やで」

と妻が語気を強めて言う。

「いや…、”あの”って…、別にええけど、そんなん、売ってんのか?ふんころがしって…」

「探すんやん!」と妻が声を荒げて言う。

えっ?探せる?そんなわけのわからんヤツ?

南米とかに行かなおらんのとちゃうか?である。

「探しに連れていったってや!」と妻が静かに言う。

無理!無理!絶対、無理!

そんな”ふんころがし”が生息しそうな所ってのは、

他にもいろんな虫たちがうじゃうじゃおるわけやろ…、

で、もしよ、もしもやで、奇跡的に見つかったとしよう、ほんなら、あれやろ、

おかまいなしにふんをころがしてるんやろ…、腰抜かすわ!である。

まあ、どれだけ言おうが、私に拒否権なんてのはなくて

どっかのタイミングで行くことになるんであろう。

しかし、フンをころがすわけだから、フンのあるところに…ではないのか?

う~ん、かわいい息子のためだ、頑張りたいと思う。

さて、こんな気持ちの悪い話をつづってるわけだが、

本日21日で新しい店舗がちょうど1年を迎える。

お客様より「にいちゃん、おめでとうさん!」と一輪の花をいただいた。

そう「堺にひとつだけの花」だ。

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「うちが花をあげたのは、今まで生きてきた中で

ピアニストのグリ…なんちゃらって人とあんたの2人だけや!」

なんて、本当にうれしいことを言ってくださる。

愛すべきおかあさんのためにも、かわいい息子のためにも

まだまだ頑張らなアカンわ!である。

愛すべきおかあさん、お花、ありがとうございます。

2011/07/21

感謝!!!

今日より「堺駅南口店一周年記念セール!」がスタート。

いやね、台風6号「マーゴン」さんがのんびりいらっしゃると聞き、

「なんで…、また、よりによってこんな日に…」なんて思ってたんだけど、

たぶん、天国のおじいが神さんかカミナリさん扮する高木ブーさんの所まで行って

「すんません、ちょっと…。いやね、うちの孫が、なんやバーゲンするいうてまんねん。

マグロを解体するらしいんで、その時だけでもどないかなりまへんやろか?」

なんて裏で動いてくれたおかげであろう、

「しゃあないな~。今回だけは特別やで!」

と、神さんか高木ブーさんもおじいの押しに負けたようで

夕方ぐらいまでどうにか雨がパラパラ程度ですみ、

たくさんのお客様に喜んでいただけたのでは…

と、どんより曇りでも”心は日本晴れ!おじい、サンキュー!”である。

また、昔からお世話になっている愛すべきおかあさん方々より

「にいちゃん、一周年、おめでとうさん!」

「もう一年か…、早いな~。まあ、盛大がんばりや!」

などのお声をたくさんいただき、なかには

「にいちゃん、あんたとこのですまんけど、

買うたるさかい、好きなん選び。祝いや!」

と、まあ、なんていうか、売り手買い手の関係を超越するお言葉まで飛び出し、

「いやいや…、気持ちだけいただいときます」

「なんでや?買うたるいうてんねん!」

「なんでや?って…。いや、さすがに…」

「怒るで!はよ選び!」

などの掛け合いが、そこそこ続くもんやから

もうちょっとで「親戚のおばちゃんか!」を言うてまうのを必死にこらえながら

愛すべきおかあさんの心からのお祝いをいただいた次第だ。

こうして一周年を迎えられたのは、先代おじいからいただいた恩恵と

日頃の愛すべきおかあさん方々のご愛顧の賜物であると…

もう、ほんま、それだけ!それがすべて!である。

この感謝の気持ちを忘れんようにと、まあ、想いの丈を活字にしているわけだ。

これからも益々きばりまっさかい、

変わらぬお引き立てを賜りますよう

心からお願い申し上げます。

ありがとうございます。

追伸 30日まで記念セールやってますので、またのご来店を…。

2011/07/19

猛省中。

来週19日より「一周年記念セール」を迎えるにあたって

お客様からいろいろな意見をアンケート形式でいただいた。

く~!まだまだ全然アカンな…である。

とにかく、お客様には品質の良いものを!なんて躍起になってたが、

それ以外の部分といったら…である。

クリンリネスは?接客は?レジ応対は?日付管理は?…

完璧に私のマネジメント能力不足…と、ただいま猛省中。

どれぐらい猛省してるかといえば、もう帰って寝たいのに

「アホか!おまえは。寝とる場合か…。気合入れ、気合いを」って

パソコンに向かって想いの丈を綴っているといった次第だ。

大人になって、オカンに叱られることなんて無いもんやと思っていたが、

なんてことない、愛すべきおかあさんに叱られっぱなし!である。

まあ、叱られてる時が華やで!なんて言葉をよく耳にしたが、

もうね、今や、満開!咲き乱れである。

ただ、ほんと、善意で叱っていただいているので、

変わらなきゃ金輪際口もきいてくれなくなる。

スタッフ一同、できるだけ早い改善に力を注ぎたいと思います。

で、一方では、お褒めの言葉もいくつかいただいている。

こればっかりは、ニヤ~ッともなってまうってもんだ。

今日も「うちの母がブログ楽しみにしてますよ!」なんて

そんな…わざわざ言っていただかなくてもいいのに~…である。

そんな…人生の先輩から楽しみにされたもんなら…である。

テへへへ…である。

ちゃうちゃう…、そんなフニャ~っとするつもりではなかったはずだ。

ふんどしを締め直さなアカン!ってことである。

愛すべきおかあさん方々、気に入らないところは

まだまだあろうかと思われます。

どうか、遠慮なさらず、おっしゃってください。

一周年記念セール中は、是非、お越しいただいて

「にいちゃん!ちょっと、おいで~!!あのな~…」ってお願いします。

スタッフ一同、心からお待ちしています。

2011/07/16

克己。

昨日は息子と剣道の練習だったんだけど、ぶっ倒れるかと思った、暑すぎて…。

どれぐらい暑かったかといえば、これぐらい。

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※うちのスタッフの二の腕。子供のサッカーの練習試合にて。パンダか!である。

飲んだ水の量の単位はリットル飛び越えてガロンだ、ガロン。

めっちゃ久しぶりに”がぶ飲みする時~”ってなった、ファイティングポーズで。

というのも、チビッ子達の暑さに負けず頑張る姿を見ると、手を抜けなかった。

こんな暑さの中で何を鍛えるかといえば、そう、「心」である。

折れない心だ。

剣道というのは、「剣の道」と書くように道を歩むことであり、

”スポーツ”といったくくりには当てはまらないように思う。

暑いのにわざわざ面とか胴とかいろんなもんをつけるし、

寒い時なんかは寒いのにわざわざ裸足だし、

私も昔、何が楽しくてこんなことをするのか?と嫌で仕方がなかった。

ただ、今になってその鍛錬が自分の大きな糧になっている。

昔の自分が、今の自分にとってどれほど励みになるか計り知れない。

まあ、剣道に限らず、スポーツをしていてこの暑さに打ち勝ったチビッ子たちは、

いずれ大きな力になっていることを実感するであろう。

うちの息子を含め、盛大がんばっていただきたい。

で、晩飯の時間。

あまり食う気がしないのを察してか、私の大好きなパスタが食卓に。

「お~!これなら食えるわ!!ちょっと、ビール!ビール!ルービをちょ…う…だい…

いや、待ったれよ…。昼もなんやかんやいういて結構飲んだよな…。でもな…」

心の中の葛藤で、軽く天使がおされぎみになっているさなか、

昼の稽古で叫んでいた「自分に克て!」という先生の声がどこからか聞こえ、

「アカン!アカン!」と正座に座り直し、

「おかあさん、ビールはやめて、炭酸水をいただけるでござるか?」と己に克った。

そう、この時期、炭酸水は非常にいい。

筋肉の疲労回復にはもってこいだし、整腸効果もあってダイエットにも…。

クラブソーダ 500ml 68円と毎日がお買い得でっせ。

暑い中、頑張るみなさんへのご案内っす。

2011/07/11

目の前のお客様。

「へぇ~、ココっていつ出来たん?知らんかったわ~…」

あれ?もうちょいで1年になるんですけど…である。

駅ってことも加わって、まだまだ日之出屋の存在さえ知らない方が多い。

さらには、「にいちゃん、玉子どこや?」「にいちゃん、味噌はどこ?」

などと陳列場所がさっぱりわからない方なんてビックリするぐらいいらっしゃる。

今日なんて「にいちゃん、出口どこや?」である。

まあ、新しいお客様がいらっしゃることは本当にうれしい限りで

そんなお客様が何度も足を運んでくれるお店にしなければならない。

ただ、忘れてはならないのが昔からのお客様。

近所のお好み屋さんのおば…あ…、いや、ママから

「昔、白鳳がまだ幕下で全然なときはよう食べにきてたんやけど、

横綱になってからはさっぱり来ん。それでも来たらホンモンやのに…」

って話を百万回ぐらい聞いてて、

「そりゃあ、そうやろ…」ってのと、「まあ、わからんでも…」ってのがあって

なんせ初心を忘れたらアカンわ…と、肝に銘じている。

開店当初、入り口のカーテンを開けたときに

開店を待っていらっしゃったお客様の顔なんて忘れようにも忘れられない。

新しいお客様が増えたからって、忙しくなったからって、

そのときの恩を忘れることなく、接客が雑にならないよう心がけている。

こんなことを綴るのはほかでもない。

いやね、夜遅くに男性で独身のお客様が昔から毎日のように

お惣菜を買物に来られるんだけど、

今日もね、例外なくいらっしゃっていつものようにちょこちょこっとお話したんだけど、

急に「いつも感心してんやけど、絶妙や!にいちゃん」とおっしゃる。

「なにがですの?」ってなったんだけど、

「忙しい時に俺と話するのは面倒なのはわかってる。で、だいたいは、スパッと話を終わらせて自分の用事をすんねん”はい、はい”なんか言うてな。でもな、にいちゃんの話の終わらせ方は上手や。終わらせようとしてんのはわかんねんけど、そんなに嫌な感じではないねん。なんちゅうの、聞くとこは聞いて、流すとこは流すっていうの。基本、俺ってめっちゃ話するやろ。話せえへんかったら、具合悪いんか?って聞かれるぐらいやからな。それをや、いつも嫌がらんと聞いてくれるし、また、その俺の話をうまいこと終わらせるもんなあ。なかなか絶妙やで…」

と…。

えっ?いや…、終わらせようと…?、流す…・?である。

あれ?、っていうか、褒められてる?怒られてる?である。

とにかく、新しいお客様も、昔からのお客様も、訳隔てなく

目の前のたったひとりのお客様へ誠心誠意!である。

大将、いつもご来店ありがとうございます。

2011/0706

言わんかい!

今や性差別の問題なんかで「男らしさ」とか「女らしさ」的な言葉は

ナンセンスというか、追放されつつあるような…である。

いやいや…、実際、全然違うし、大事なことちゃうん?だ。

私自身、ちょいと偏ってるかもしれないが、

自分なりの「男らしさ」にはうるさいつもりでいる。

なかでも一番「男らしさ」に欠ける相手からの評価は「セコッ!」だ。

「セコい男やな~!あ~、セコッ!」なんてことを相手に思われたんとちゃうか?

っていう出来事がもし起これば、迷わず死を選ぶ!ってぐらい嫌だ。

あと、「男らしさ」のひとつ上のクラスに「粋」ってのがある。

公言せずに、わからんように、格好をつけるというか、なんというか…ってやつ。

わかる人にはわかってくれるやろ…ってやつ。

この帽子実は…♪ボルサリーノを粋にキメ~…ってやつ。

なので、ツイッターを始めてなにをつぶやけばいいかわからず、

「お造りに敷いてある大葉は播州のええのを使ってます」

ってのを「黙ってるのが粋ってもんですが…」と付け加えたんだけど、

いろんな人から「そんな大事な情報はドンドン発信せえよ!」ってなった。

それとこれとは…ってやつだ。

「なんか、男らしさに欠けるっつうか…」っていうと

「なんでやねん!アホか!!!」ってなった。

っていうことで、負い目なく、ドンドン発信したいと思う。

じゃあ、山ほど言いたいことはあるが、とにかく、これだけは…

そう、期間限定だから「トマト」と「桃」だけは早めに試していただきたい。

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うちのトマトは、マジ、ヤバイっすから。

高級中華料理屋さんでも使ってるんだけど、

そこの一番の人気メニューが「冷しトマト」で大将が苦笑いしてるぐらいだから。

桃もいよいよ入荷が始まったんだけど、コイツもヤバイっす。

昨年、築地市場にも流れて、仲買さんとかが糖度計で糖度を計ったんだけど

「あれ?おかしくなくない?こんな数値…」って何度もやり直したほど甘いから。

ベラベラしゃべっても「男らしくない」とはならないみたいなので

これからはもっともっとお得な情報を発信します。

あっ、あと、うちがオススメしてるぶどうジュース、

あれ、とある航空会社のファーストクラスに採用されたから。

え~と、それと…、まあ、思いついたら、ツイッターでもつぶやいていきます。

あ~、スッキリした…。

2011/07/04

スマホ。

昨日、夜遅く家に帰り、リビングのドアを開けてビックリした。

「うわっ!!何?この熱気?おまえ、暑ないの?」

台所に立つ妻は、クーラーもつけず、明日のお弁当の材料であろうか

このクソ暑いなか、火まで炊いてなんか作っている。

「ちょっと暑いぐらいが、ちょうどええねん!」と。

「いや…、ちょっと暑いって言うてるやん。ちょうどええ!とちゃうやん。

だいたいちょっととちゃうで!めっちゃ暑いで、この部屋…」

「そうか?ちょうどええわ!」と、気温バカの妻。

『アホちゃうか?ちょうどええ!っちゅうのは、過ごしやすいような気温でやな…』

なんてブツブツ言いながら、風呂に入ったんだけど、湯船につかってハッとした。

「俺、ちょっと熱いぐらいが、ちょうどええ!やわ…」と。

腹八分目がちょうどええ!と実際は足りていないんだけど、世間ではそういう、

♪いいか~男は~生意気ぐらいがちょうどいい~と、故河島英五さんが歌う、

はは~ん、ちょうどええ!っちゅうのは、

実際はちょうどええわけではないことがほとんどやな…

などと哲学じみたことを考える風呂上がりの私。

そんな哲学者にはハイテク機器が良く似合う。

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買っちゃった…である。

まったく使い方もわかってないくせに

あたかも株でもしてるのかって顔で

人差し指を意味もなく縦横無尽に動かしながら、いきってると

「あっ、ちょうどええわ。洗濯もん、たたんどいてや~」と妻。

なんやねん、ちょうどええことあるかい!である。

もうええ!っちゅうねん、”ちょうどええ”の話は終わりや、終わり。

わしは、スマホで忙しい…ね…んっ?…

って、このタイミングで妻の感情を読み取ってかスマホの画面が変わった。

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おっ、ヤバい…、ヘイヘ~イ!洗濯もんね~、了解~。

しかし、スマホの多機能さには脱帽である。

2011/06/28

ヒッノ。

たまに、無性に食いたくなるものがある。

そう、マクド。東京風にいえば、マック。

もうね、昼飯は絶対かぶりつきたい!ってなったら、

11時半ぐらいには「♪テレッテッテッテ~ アイラブイッ!」とかつぶやいている。

子供のとき、「大人になったら、毎日、食べたんねん!シェイクもかかさず…」

ってバラ色の未来を夢見るぐらい好きやったけど、

まあ、実際、大人になったら「いや、毎日はちょっと…。ごめん、昔の俺…」

って謝んなきゃいけないとこはあるんだけど、

たまにね、食べたくなるのだ。

で、ハンバーガーを頬張りながら思ったのは、「マクド」の略し方でええのか?ってこと。

ってか、その前に、「マック」なんか完全に別もんやん!略してないやん!である。

で、この問題は、「マクドナルド」だけにとどまらない。

いやね、先日、アルバイトの子が「セブンイレブン」のことを「セブイレ」とぬかすので

「なんじゃそれ?略さなアカンか?」っておっさんぶりを余すところ無く発揮したところ

「いや、こんなもんやないですよ。東京の方はもっとスゴイですよ!」って話になり、

「えっ?なんて言うねん?」に対し、「セブン!」と。

めちゃめちゃやん!である。

誰?誰かが言い出したんやろ?誰?である。

略すっちゅうか、ばっさり省くねんな~!である。

ちょっと前の蓮舫さんやん!である。

これは、ケンタッキーフライドチキンのことを「ドチキン」

って聞いたときと同じぐらいの衝撃が走った。

まあ、でも、若い方の感性は、我々おっさんの感性の枠を

軽々とはみだしてくれるので面白い、はみおも!である。

日之出屋に関しては、愛すべきおかあさん連中が携帯片手に

「えっ、今か?日の出や!日の出で買物してんねん!」と

親しみを込めて略してくれているのをよく耳にするが、

関西弁によって略しきれていないもどかしさが残る。

これは、「マクドナルド」関西版の略し方になるので

東京形式を取り入れ、「ヒッノ」ってなら…ん…か…

言いにくいわ!である。

…なんてことを考えてたら、息子に

楽しみにしていたマックシェイクを全部飲まれていた…。

って、本来はツイッターでつぶやかなアカンねやろうけど、

ツイッター難しいわ!ようわからん…。

ツイむず!である。

2011/06/23

主人公。

今日は、ちょいと仕事を抜け、ある講演に参加させていただいた。

薪木を背負って読書している銅像でおなじみの二宮尊徳翁の

子孫にあたる方のお話だったのだが、まあ、考えさせられた。

っちゅうか、勉強せなアカンなあ…である。

子供の時、大人になったら勉強せんでええわ!なんて思ってたけど、

なんてことない、めちゃめちゃ勉強せなアカンわ!である。

素晴らしい方のお話なんて聞いたもんなら

「俺って…、なにしてんねん。しっかりせえよ…」と

子供の茶わんみたいな器しかないことにゾッとしてしまう。

さて、そのお話ってのは、人災・天災に悩まされた時代に

何百もの村を復興させたというもので、まさに今の日本にドンピシャの話だった。

で、その偉大な方でさえも、えらい失敗をして行方をくらましたことがあるという。

その辺のあたりは、まさに今の私にドンピシャ・・・。

聞くところ、失敗のひとつに「私は主人公ではない」と気づかされるとある。

まあ、時にはそれでいいのかもしれないが、

目立ちたがり屋さんの私なんかは、

間違いなく常にそう考えていて、ええ塩梅だ…、ちょうどええ。

講演が終わり、「この気持ちのまま…」ってな感じで慌てて店に戻り、

よっしゃあ!実践や!と冷凍ケースへ「餃子」の陳列を行うことに。

そう、宮城県塩釜市から取り寄せた「蜂屋の餃子」である。

今の日本の主人公は東北の方々や!だ。

寄付や募金ってのは、主人公は東北の方ではなく、募金とかした人になってしまう。

もちろん、お金は必要なので、寄付や募金は私も継続しておこなっていきたい。

ただ、東北の方々は「自分たちで復興させたい!」って気概が絶対にあるはず。

それについて「頑張れ!」とか「応援してるぞ!」なんて想うことは誰だってできる。

「世界平和!」なんてことも想うだけなら容易いことだ。

実際には、たった一人さえ助けることは難しいのに…。

なので、私みたいな人間が多くの東北の方々を主人公にできるわけもなく、

ご縁のあった「蜂屋さん」御輿を端っこの方でかつがせてもらおうと思う。

それによって雇用なんかも増えればうれしい限りだ。

蜂屋さん、脇でしっかりきばりまっさかい、主役級の活躍を期待してまっせ~。

う~ん、じゃあ、私は脇役として、そやな、何したろかいな~…

そういえば、講演後だったので、スーツ姿で売場に立ってたのだが、

「にいちゃん、どないしたんや?そんなええ格好して。

いつもの緑色の格好やないと誰かわからんやないか!」と愛すべきおかあさん。

人をカエルみたいに…。

まあ、お客様もそない言うてますので、じゃあ、カエルの役で…。

2011/06/20

1年。

来月の21日で新しい店を出店して1年になる。

1年になる…とか、簡単に綴っちゃってはいるが、まあ、なんていうか、

その…、すごかった…?っちゅうか、えげつなかった…いやいや…

まあ…、その…、とにかく活字で表現できない1年であったように思う。

あと何年続くかわからない私の人生の中で

ベスト3には確実にランクインするであろう。

1年前を思い出すと、もうね、吐きそうになるってもんだ。

それはもう、モノは食えんは、眠れんは、痩せに痩せすぎて

beforeを知らない初対面の方からも

「あれ?なんか痩せた?」って聞かれるぐらい痩せた…。

「産みの苦しみ」っていうか、簡単なことではないのである。

「ユニクロ」とか「吉野家」とか誰もが知っているような店ならいいが、

「えっ?なんて?日之出屋?何屋や?」ってぐらいの認知度のもんがだ、

「みな、来てくださいね~」ってはりきったところで

「ほな、行こかいな!」ってすんなり来てくれるかいな!である。

しかも、初めての出店で問題点だらけの店でしょ。

誰が行くねん…だ。

でもね、そんな店でもよう来てくれはったお客様がおるんです。

今思うと、当初から来店されているお客様には

「ほんま、よう来てくれとったな…」と、頭があがらない…。

特に毎日のように本店でお買物される愛すべきお客様。

「にいちゃん、辛抱やで」「にいちゃん、顔見に来たで」

「どないや?にいちゃん、盛大きばりや!」

わざわざこんな言葉をかけに来てくださって

「アカン!アカン!こぼれてまう…」って涙目になることもしばしば…。

そんなたくさんの愛すべきおかあさんに支えられて1年。

どないですか?少しはようなりましたか?である。

「アホか!!もっとええ店にせんかい!」と聞こえてきそうだが…

とにかく、ご愛顧いただいているお客様へ感謝の気持ちを…

そう、この想いの丈を「一周年記念セール!」でぶちかまそう!

っていうのを、今日、従業員同士で話しあっていたので

思わずブログに綴っている次第だ。

ただいま、皆でもんでいる最中でおます。

従業員一同、恩返しできる企画をたくさん準備いたします。

お楽しみに…。

2011/06/16

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