しつこい…。

先日、長男とジャンケンをして勝ったら「グ・リ・コ」つって3歩とか進むやつ

を暇つぶし程度に遊ぶつもりだったのが、

「ちゃう、ちゃう!一歩をもっと大きくや!跳ばんかい!」

つって力が入った私にも非があるけど、

「もう、ええやろ…。何回すんねん…」って、まあ、100ゲーム程させられた。

子供だから仕方がないのか、とにかく、しつこい…。

昨日も「忍者は何人じゃ?」を腐るほど言ってたし…。

「おまえ、しつこいヤツは女の子に嫌われんで!面白いことを言って

笑ってくれてもや、まあ、3回が限度や。それをやな、4回も5回も…」

恋愛においては、潔い引き際が男の象徴っちゅうか…

まあ、武士道を歩むのなら潔しを美学とせえ!って意味でも

上記のようなことを口が酸っぱくなるほど言っている。

で、昨日、久しぶりにいっしょにお風呂に入って

私の言ってることが長男に間違って伝わってるな…と痛感した。

いやね、そろばんを習っていることを思い出したので

お風呂から上がろうとする彼を引きとめた。

「なあ、問題出してええ?そろばん習ってんやろ?」

「ええよ。言ってや」

「ねがいましては~、4円なり3円なり3円なり5円なり3円では」

「え~っと、17!」つって、ザバ~っと出ようとする。

「ちょちょちょ…、ちゃう!ちゃう!18や!」

「え~!もう…、じゃあ、18!」つって、ザバ~っと出ようとする。

「アホか、じゃあってなんやねん!よっしゃあ、もう一問!」

「もうぅぅぅ、しつこいねん!!3円多いし…。嫌われるで!」と。

いや…、おまえが間違えたからやし、だいたい2問目でしつこないし、

ほんでもって、3円がしつこいっちゅうのは1円とか2円はおもろないし、

かといって7円とか8円は難しいんちゃうかな…っていう親心や!である。

長男よ、俺、そんなにしつこないで!おまえや、おまえ。

とにかくや、潔い男になってくださいね!である。

追記

彼の名誉のために付け加えておくが、空では間違えたものの

そろばんを前にすると見事全問正解だった。

2012/01/16

縁。

今年はのっけから、なんちゅうの…

「やっぱ、あれやな、縁やで、ご縁!」なんて思うことが多い。

いやね、昨日も堺にある商店街さんが集まっての新年会があって、

その会の超偉いさんのなかに同級生のおやっさんがいらっしゃったから

「あ~、おっちゃん!久しぶり!!」なんて駆け寄って行きたかったんだけど、

まあ、TPOっていうの、ええ大人なので大人な感じでお話させていただいたり、

ある方と名刺交換をさせていただくと「えっ?ラ…ライフ…?お…お手柔らかに…」

って、っちゅうか、”どんな顔したらええねん!”なことになったんだけど、

まあ、意外とざっくばらんに楽しくお話しさせていただいたり、

たくさんの素晴らしいご縁をいただいた。

常々「原因と結果の法則」ってことを胸に留めてるんだけど、

縁ってのも「因縁」って言葉があるように似たようなもんだ、たぶん。

すべてはそこから始まるような気がしてならない。

私がオススメする商品においてもだ、たとえば、前回でも綴らせていただいた

「セロリ」なんかもルーツをたどっていけば、「あ~、あのご縁からや…」

なんて素晴らしいご縁に感謝している。

で、よくよく考えると、親縁から始まっていることがほとんどで

ご先祖さんやら両親に感謝しつつ、

うちの息子たちのためにも素晴らしいご縁を築いておかなな…

なんて、冒頭に戻るが、今年はのっけからそんなことばかり思っている。

って、こんな感じでスタートする今年は素晴らしい一年になる予感がしてならない。

縁起がええ!ってヤツだ。

しかしだ、縁起を担ぐってのも大切なんだろうけど、神頼みみたいなことではダメで

しっかりとした”因縁”の因がないと結果っちゅうのは出えへんで!

…ってな感じで思いにふけ倒しているところへ、うちのオカンがブチ壊す。

「あんた、笹持ってきたで!商売繁盛で笹持ってこい!やで」

商魂たくましいオカンが、また大きな声で…。

「パンダやあるまいし…。んなもん、笹持ってっただけで、どないかなんのか!」

「ならいでか!9、10、11は笹持ってこい!商売繁盛で笹持ってこい!や」

まあ、好きにせえや…、である。

えべっさん、うちのオカンがはりこんできた!言うてましたから

まあ、今年もひとつよろしくお願い致します。

2012/01/12

セロリ。

最近、私の周りではえらい結婚ラッシュだ。

2012年人類滅亡説を鵜呑みにし、「そうなる前に…」ってなことであろうか?

では、笑顔溢れる家庭に…なんて夢を描いているであろうラブラブな二人に

もうかれこれ10年ほどなる大先輩の私から一言。

そりゃあもう、最高!楽し~!っちゅうのがほとんどやけど、その反面

お互いが口にはしないものの「こいつ、どつきまわしたろか!!!」と

心の中で沸々と怒りを燃やし続け、ちょっとした事で引火してしまう無視vs無視の

えげつない空間を最低3日ほどは過ごさなければならないことを知っていただきたい。

そりゃあね、もともと何処ふく他人だから価値観はイナメナイのだ。

♫ 妥協してみたり 多くを求めたり なっちゃうね~である。

いや、ホント、育ってきた環境が違うから好き嫌いなんかもイナメナイ。

♫ 夏がダメだったり セロリが好きだったり するのね~だ。

私は「セロリ」なんて人生で2回ぐらいしか食べたことなかったのに

妻と結婚してからは「隠し味や!」なんて毎回のようにサラダの中に潜んでて

その量といったら全然隠れてなくて、むしろ「ほとんどセロリやん…」ってほどで

かといって「マズッ…」とか「オエッ…」とかあからさまにできなくて…

「あの…、すんません…、2回に1回とかにしてくれると有りがたいんやけど…」

のように、歩み寄って歩み寄ってを繰り返す。

でだ、そんな「セロリ」ごときのちっぽけなことで変な空気にならないように

めちゃくちゃ旨い期間限定で販売させていただく「セロリ」を紹介しておこう。

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こいつは、ちょいとセロリがダメな私でも「旨っ!」と思えるほど。

愛知県から直送してて、鮮度も抜群で申し分ない。

その時にこのセロリと出会っていれば、

「堺 セロリの陣」をせずにすんだのに…。

そう、なので、結婚したら二人で買い物に来ていただきたい。

今まで苦手だったものが、奥さんの腕も加わって

「日之出屋のんやったら…美味しいわ!」ってなことになるかも…。

♫一人じゃ持ち切れない素敵な食事の時間を

できるだけいっしょにいたいのさ~…なんて口ずさむこと必至である。

祝いなんかもするから、待ってまっせ~!

2012/01/09

現場命!

まあ、お客様やらお取引様へ1000回ぐらい言ってきたのだが、

改めまして…、明けましておめでとうございます!である。

いや~、今年は辰年ってことで、多くの企業では

「昇龍がごとく飛躍の年に…」ってな感じの挨拶があったり、

先行き不透明感がハンパやないことから

改革や挑戦なんてのキーワードが目立ったんだけど、

うちの会社でも例外なくそれがドンピシャで当てはまるわけで

「うしっ!しっかり勉強せなアカンわ!」なんて身が引き締まる思いである。

で、まあ、昨年の夏ぐらいからいろんなとこで勉強させてもらっているが、

諸先輩方によく言われたりするのが…

「いつまでもそんなことせんと、もっと現場を離れて…」的なこと。

確かにおっしゃられるのは、重々承知の介である。

しかし、現場のことを”そんなこと”で括ることはできない。

ってのも、青島刑事も言ってるように「事件は会議室で…」なわけで

実際、年末に現場である事件に遭遇して、改めて痛感している。

それは、年末のご挨拶にでも…と本店へ向かい、

「いらっしゃいませ~!」なんて元気よく売場へ出たその時に起こった。

「あっ!にいちゃんの声や!」と、あるおかあさんが飛んできたのだ。

私は堺駅南口店にいることが多く、おかあさんはおかあさんで

長いこと入院されていたそうで、確かに久しぶり感がハンパやなかったのだが、

「えっ?そこまで…。いや、なんぼなんでも…」ってどぎまぎしてまうほどの

そう、あふれんばかりの涙をこぼれ落とさないようにして、こうおっしゃった。

「にいちゃん…、グスッ、元気にしてたか?グスッ、痩せたんちゃうか?」と。

なんで?いや…、ちょっ、ちょっと…、泣かんといて…である。

もうね、60年ぶりの再会クラスの声が耳に届く。

で、逆や、逆!入院されてたんやし、おかあさんこそ…である。

「いや…、おかあさん!まいどです。元気にしてまっせ~」

「なんかな…、グスッ、寝んと仕事してるって聞いてやな…グスッ」

「んなアホな!寝てる!寝てる!よう寝てま」

「ほうか…、グスッ、仕事大変やろうけど、ちゃんと寝なアカンで!」

いや…、だから、寝てるって…である。

「ほな、にいちゃん。また来年も会えたらええな~」

アカン!アカン!そんな怖い言い方したらアカン!だ。

「そんなもん会えまんがな。また来年もよろしゅう頼んます」

「せやな、にいちゃん。こっちの店にも来てや~。頼むで」

いや…、それも逆、逆!こっちのセリフや!である。

…って、まあ、事件みたいなことがあったから綴ってるわけじゃなくて

常々、このような素敵な愛すべきおかあさんをほったらかして

現場を離れることなんてできまっかいな!って思っているのだ。

今後、私のしなきゃいけない仕事ってのにも力を注ぎつつ、

現場にも足を運んでご要望にお応えさせていただきますので

どうぞ、本年もよろしくお願い申し上げます。

2012/01/05

絆。

この年末のブログを綴るのは、今回で何度目であろう…。

まあ、何度目であろうと、今年も、いや、今年に限らず

来年もまた同じような内容を綴ることになるであろう。

そう、「感謝」である。

一年を振り返ると、ホントこの言葉に尽きる。

それは、愛すべきおかあさん方々はもちろん、お取引様、

ご指導いただいた諸先輩方、はたまた、頑張ってくれているスタッフ達などなど

もうね、恵まれすぎていて怖いぐらい…である。

で、そんなことは常々想っているのだが、想っているだけではいけないと

こうやって年の瀬に形に、っちゅうか、活字にさせていただいているのだ。

加えて、今年に至っては、「絆」っていうか「和」だ、和、ジャパンクールだ。

日本の誇るべき「和をもって貴しとなす」という文化。

この世の中には偶然なんてなくて、すべてが必然とするならばだ

あの東日本大震災は世界へこの日本の文化を発信するためとも考えられる。

※もちろん、今なお大変な方々は、そうは思えないかもしれないが…。

どれだけ世界中の方々が日本の文化に触れ、感動したであろう。

どれだけ私に背いて公に尽くす方がいらっしゃっただろう。

相手の立場にたち、こんなことをすれば喜ぶんじゃないか?って…

で、まあ、そこにビジネスが生まれるわけだし、

商いにおいては基本中の基本である。

来年は、その基本を、いや、その文化を見直していきたい。

だって、日本人やし…、ねえ、愛すべきおかあさん!である。

今日も、本店へ行くと「にいちゃん、久しぶり~」とおかあさん。

まわりにいた方からの「なんや?誰や知ってるんか?」との問いに

「当たり前やないか!彼氏や、彼氏!」と…。

誰が彼氏や!饅頭もって船待神社でしっぽりデートか!である。

まあ、ええわ…、彼氏以上の「絆」を愛すべきおかあさん方と築けるよう

来年も頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願い致します!である。

皆様におきまして来年もまた良き年でありますように

心から祈念申し上げます。

皆々様、ありがとうございました。

追伸 まだまだ傷の癒えない方々がいらっしゃるのも事実。

来年も引き続き、「心はひとつ」を胸に

微力ながら復興に向け応援させていただくとともに

素晴らしい一年を迎えられることを祈っています。

2011/12/27

サンタ。

「今日は、やっぱり冷えますね~」

「うそぉぉ!俺、めっちゃ暑いで…。あっ、気合い入ってへんなあ?」

「いや…、そら、そんな恰好してたらぬくいわ!」

朝一番、スタッフにこう怒られた。

そんな恰好とは、そう、サンタクロースの格好だ。

今日から3日間、この恰好で子供たちへ食品と夢を届けるのだ。

そんな気持ちを胸に意気揚々と売場に出るんだけど、

愛すべきおかあさんが出端をくじいてくれる。

「おっ、なんや?クリスマスの洋服着てどないしたんや?」と。

いや…、サンタやろ、普通…である。

そこそこええおっさんだし、まあまあ恥ずかしいってのは否めないんだから

そう、なんやかんやいってせめて「サンタ」って言ってほしいのだ。

ちっさい子供たちが私を見て「うわっ、サンタさんや…」なんてつぶやき、

目の色が輝いたりすると、まあ、なんていうの、悪い気はしない。

って考えると、サンタ、すげー!である。

それは日本だけにとどまらず、世界中、たいがいの国でだ、

別に何もせずにボケーッとただ突っ立ってるだけでもだ、

子供を感動させられることにおいてサンタの上を行くのはいないであろう。

まあ、世界中なんてのは厳しいが、せめて地域の子供ぐらいは…と

飴ちゃんなんかをプレゼントして、目指せ サンタ!って頑張ってたんだけど、

愛すべきおかあさんが出端をくじいてくれる。

「にいちゃん、子供に飴やってんかいな。へえ~…。よっしゃあ!

ほんなら、うちがあんたに飴ちゃんをプレゼントしたるわ」

つって、ポケットから袋を取り出したんだけど、ぬくい場所にいたのか

1個取り出そうにも飴がくっついてて、「アカン、とれへんわ…」

つって、8個ぐらいが合体した飴というか塊を手渡された。

「あはは…、お…、おおきに!」である。

少しでも、子供だけやなしに愛すべきおかあさんにも感動を届けられるよう

この3日間はサンタクロースの仕事も並行して行っていきたい。

ってことで、明日は、イブでみんな忙しいから

今日、休憩室で緊急ミーティングを開くことにした。

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メリークリスマス!である。

2011/12/23

ええ休日。

閉店後、誰もいないところで事務所にいると、ガタッと物音が…。

「えっ…、なに…、誰?」と恐る恐る覗くと

「やっぱりおったわ!こんな時間までなにしてんね~ん!」

うちのスタッフが数名で飲んできた帰りでかなりのええ感じに…。

「いや…、やめて…、怖いから。っちゅうか、なにしてんねんって仕事や!」

「はい、はい。もう、ええって…。次、行くで~!」

半ば強引にカラオケ屋さんへ連行され、まあ…ええか…、よっしゃあ~!って

こんな仲間と仕事ができるという恵まれた環境に感謝しつつ、ドンのチャン騒ぎ。

で、睡眠時間もそこそこに、今年最後の休日なので息子たちとの時間を…

と、イクメンを忘れない私は体にムチ打って公園へ。

次男を肩車し、「ジャイアントキーパー!」なんてはしゃいでサッカーをしていたら

グキッと…。

ぎっくり腰に…。

「ちょちょ…、ちょっと、降りてくれる…」

「なんでや!なんでもう終わりや!もっとやってや!ガックリやわ!」

なかなか降りようとせず、しっかり私の頭をつかんで右へ左へだだをこねる…。

「アカン!動いたらアカン!おまえはガックリかもしれんけど、お父さん、ぎっくり…」

そう、ギックリとかいうキュートな名前なので次男にこの激痛が伝わらないのだ。

もっとこう、「鬼殺し」とか「地獄の3丁目」みたいな名前にせなアカンで…

なんてことを考えながら、一路病院へ。

「岩橋さん、次、どうぞ」の看護婦さんの声に反応し、

待合室に並んで座る息子たちから「おとうさん、がんばりや!」の声援が…。

ちょっと…声が大きい…、頑張るも何も注射2発打つだけや、静かに…である。

痛みが若干残るが、まあ、動けるようになったので一安心。

「ただいま~」と家に帰ると、一安心もつかの間、三男が抱っこをせがむ。

「ぅぅぅぅうううおりゃあああぁぁぁ~!!!」である。

今年最後の休日、今抱かんと、来年まで…そんなことが頭をよぎり、

最後の力を振り絞っての「渾身の抱っこ 2011 ~三男へ捧ぐ~」である。

精も魂も使い果たしたクッタクタの休日だったが、

仲間や子供に恵まれている充実感に浸れるええ休日でもあった。

あ~、しんど…。

2011/12/19

中途半端。

「TRaDer KFS」っていう粋な名前をつけちゃったりして、

月一で「あの商品は…」などの熱い話をする会合があるんだけど、

昨日はそこへわざわざ神奈川から、これまた熱い方が参加された。

世界にはまだまだ食べたこともない”旨いもん”があって、

しかも、それをお客様へできるだけお安くご提供する!って話が尽きない。

いや~、ホント刺激になるし、勉強させていただいている。

まあ、なんせ皆さん、中途半端ってのが大嫌いで

やるからには徹底的に!って感じを受ける。

「皆さんに比べ、俺はまだまだ中途半端やわ…」なんてしきりに反省している次第だ。

で、今日、「よっしゃあ!負けてられへんわ!頑張ろう!!」なんて

そんな気持ちを胸に売場へと向かうと、愛すべきおかあさんからお声がかかる。

「にいちゃん、あんたの子とうちの孫といっしょやねんてな~」

「あっ、そうですの?よろしくお願いします。で、何組でっか?」

「うちの孫は2組や!いろいろと話に出てくるで、あんたとこの子」

長男よ、なんか隠し事しても情報まわってくるから筒抜けやぞ!である。

「ほんでな、孫が好きな子の中にあんたの子も入ってたで」

「お~!!やるやん、あいつ」

「なかなかモテるやないか!で、何番目や思う?」

「えっ、何番目?1番とちゃいますの?」

「なんでやねん!6番目や!」

6番って…。

めっちゃ中途半端やん…。

長男よ、悪いけど、6番いうたら、もうなんか、どうでもええ奴ちゃうか?

所詮、「え~、6番目?う~ん、まあ、強いて言うなら…」ってレベルやぞ。

おまえも今の時点では、俺といっしょで中途半端やな!

お互い1番目指して頑張ろな!である。

それと、愛すべきおかあさんが去り際に

「うちの孫、泣かしてみ~。わかってるやろな~」

っちゅうて、なんやえらい顔で釘さされたから…

頼むぞ!いらんことすなよ!

2011/12/15

己に克つ。

お客様に呼びとめられて、こう言われた。

「にいちゃん、あんたはほんま姿勢がええな~」と。

久しぶりである。

姿勢がええ!ってのは、ホントよく言われてきた。

以前の会社で実習生の時に、初めて納品する業者さんから

「あっ、すんません!店長さん。サインお願いします」と声をかけられ、

「えっ!なんでやねん!僕、実習生ですけど…」

「ほうぅぅ…、いやな、あまりに堂々としとるから、てっきり…」

なんてエピソードがあるぐらいシャンッとしてるように写るらしい。

子供の頃、ぐにゃぐにゃしてた私を見かねたおばあがシャンッとするようにと

剣道を習わせたおかげであり、まあ、おばあからしたら大成功であろう。

加えて、剣道を続けているうちにそこそこの腕前にもなり、自信がついたのか

生まれつきなのか、気持ちええぐらいの「負けず嫌い」にもなった。

ホント些細なことでも負けるのは嫌いである。

街で見ず知らずの胸元がバッサリとかいうセクシーな女性と対面した場合

すれ違いざまにでもチラッとでも目がいったもんなら

「あ~、クソッ!また負けてもた!!修行が足りんわ」なんて思うほど…。

でだ、「勝つ」ということについて武道家として言いたい。

単に相手を負かす強さを求める道ではないはずなのに、

近年の柔道の試合後のガッツポーズには「武士道はどこいった?」である。

※だからじゃないかもしれないけど、あんな事件とか起こしたりするのだ。

私が見てて最高に恰好いいのが、将棋の世界。

「参りました」「ありがとうございました」つって静かに終わる勝負。

渋すぎる…。

強敵とめぐり合い、お互いを尊敬し、そのような相手に勝 とうと自らを鍛える

そんな鍛錬を剣道を通じて行っていきたい。

いやね、来年の5月に剣道の大会に出させてもらえそうなので、

ちょっと本格的に鍛えようかな…なんて思ったので綴りました。

あっ、あと、究極が「戦わずして勝つ」。

そう、胸元を見ないだけで、こうなんか「己に克った…」って思える。

そちらの鍛錬も平行して行っていきたい。

2011/12/12

あのパスタ。

今まで生きてきて結構な量で「食べ物」の思い出なんかあったりする。

たとえば、子供の頃、私の誕生日であれば、だいたい

「ハンバーグとトマトになんかのっかったやつとちらし寿司と唐揚げ…」

なんていうオカンの愛に満ちた和洋折衷が食卓に並んだ、とか。

また、始めて食べたシリーズという記憶も思い出深い。

ブログでも綴ったが、「生ハム」や「てっさ」なんかが挙げられる。

切り口を少し変えて…、初めて女性に作ってもらったおかずといえば

「れんこんのはさみ揚げ」だ、たぶん。

え~っと、今の妻なのかどうかは定かではないが…。

とまあ、すべての料理において頭をひねれば枚挙にいとまがない。

で、本題。

最近品揃えしためちゃうまいオリーブオイルがあって、あっ、こいつなんだけど、

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ふと、「あのパスタ」の思い出がよみがえったのだ。

あのパスタというのが…

勉強もせずに遊び呆けていた目を覆いたくなる浪人時代に友人と

江坂の東急ハンズの2階の隅っこにあったイタリア料理屋さんで食った

安っぽいトマトソースとシーチキンのパスタだ。

腹が減ってたのかホント旨くて忘れられないでいる。

その後、その店はすぐに違う店になっていて、ずっと探し求めているんだけど、

シーチキンの…というウィットにとんだパスタに今まだ出会えずにいる。

で、この旨いオリーブオイルなら、再現できるかも…って作ってみた。

ま、まあ、美味しいけど、なんかちょっと違う…。

よしっ、次回はホールトマトを使用せず、当店のおすすめトマト

「天野の恵」を湯煎して再チャレンジしてみようと思う。

素材は完璧なので、たぶん、「あのパスタ」を超える。

いやね、だってね、このオリーブオイル、マジでフルーティーっす。

皆さんの思い出の中にも「あのパスタ」ってのがあるはず。

是非、このオリーブオイルで試してください。

2011/12/08

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