ピリピリ。

地球上には、めっちゃたくさんの言語がある、いくつか知らないけど。

また、日本語だけでも、地方によって”方言”なんてのが加わり、さらに増える。

で、もっというと、会社や家族だけで通じる言葉ってのがあるから、

もうね、無限だ、無限大。

思いだすのは、学生の頃、夜中に道路関係のアルバイトをしてた時のこと。

「おいっ!!そこのバイト!!”クイクイ”持ってこい!」

「はいっ!ク…、えっ?”クイクイ”って何ですか?」

「もうぅぅ…。なんで”クイクイ”知らんねん!クイクイや、クイクイ!」

なんかね、手が入らない細い隙間のゴミをとる

先っちょがクイッってなった針金のことらしいのだが、

「あ~、なるほど!クイッってなってるからクイクイってことね、すみま…」

って、なるか!んなもん、わかるわけないやろ…なんて愚痴ってたのが懐かしい…。

いやね、ちょっと前に、ある愛すべきおかあさんから

「にいちゃん、ピリピリないか?前にあったんやけど…」って話になった。

「えっ?ピリピリ?すんません、ピリピリって何ですの?」

「あの~…、ほら…、ご飯にかけたりする…ちりめんでピリっとするヤツや」

たぶん”ちりめん山椒”のことかな?と思い、担当者を呼んだ。

すると、担当者も「えっ?ピリピリ?ピリピリって何ですの?」と。

もう、それ、俺がついさっきやった!「何ですの?」はやったから…である。

結局、ちりめん山椒のことだったらしく、2.3日後には入荷するから…と話は済んだ。

で、先日、本店の鮮魚部から電話があった。

「お客様がな、”にいちゃんに頼んでたんやけど…”って来店されてんねん」

「何を頼んだっていうてはる?」

「なんや、ピリピリや…いうてはんねけど、ピリピリってなに?」

「あっ、そっち行きはったか…。で、知らんの?ピリピリのこと。」

「知らんわ。ピリピリって商品なんかあった?」

「実は、ピリっとするちりめんのことで、ちりめん山椒のことやねん」

「いや…、絶対、わからへん…。了解~」

愛すべきおかあさん、鮮魚部の誰にいうても

「ピリピリ」で通じるようにしときましたので、ご安心を…。

で、メーカーさんへ。

高齢化がかなり進んでいますので、できれば、

インパクトがあってわかりやすくて覚えやすい商品名をお願いします。

毎日のように、どこかで「え~っと…、なんやったかいな…、ここまで出てきてんねん…

ほらっ、あの人がコマーシャルしてる…、辛いやつで…、アカン、名前が出てけえへん…」

ってなことを、言うてはりますから…。

2012/04/23

吾輩。

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妻は、犬か?猫か?といえばネコである、れっきとしたネコ派。

「コラ~!服とかそこらへんに散らかさんといてや!」なんて烈火のごとく怒ってる最中でも

上記の写真を見せたもんなら、「おっ、かわいっ。癒しやわ~」なんてホワ~ってなる。

妻の実家にも,私には寄りもつかない無愛想なネコが一匹いるが、愛してやまないのだろう。

そんなネコ好きのDNAは、間違いなく三男へと引き継がれている。

好きとか嫌いとかを超越しちゃって、もうね、ネコそのもの。

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すっぽり入りたがる…、すっぽりと。

囚人みたいな服を着てるのも手伝って

横からナイフとか刺したら飛び出してくるヒゲ生えたヤツぐらいのすっぽりさ。

わざわざ椅子まで持っていって、シンクの洗い桶にジャストサイズ。

JUST DO IT!そう、ただやるのみ!そこに桶があったから…である。

「ちょちょちょ…ちょっと!コラッ!何してんや!」

と慌てふためく妻を容易に想像できる。

で、次の写真は、なんやろう?ネコさえも躊躇するやろうし…、

あっ、ネコはネコでも”ドラえもん”の方かな…。

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ちゃう、ちゃう、ちゃう…、間違えてる…。机の引き出しや、引き出し!

そんなとこ入っても、タイムマシンは無いで!である。

怒るとか汚いとかを超越しちゃって、もうね、ポカンだ。

「もう、のび太君ったら~」といつもは優しいドラえもんでさえも「はあ?」だ。

もちろん、「はあ?」つった妻のポカン顔が容易に想像できる。

吾輩くん、あまりおかあさんに心配かけないようにね…。

って、いやね、ご兄弟で会社を経営されてるとこがあって、ちょっと前にね

まあ、その、なんだ、その兄弟がえらい喧嘩しちゃって、収拾つかんっちゅうか…

でね、親としては、息子たちを平等に見たらなアカンわな…って話になって

「そういえば…、三男のことブログに全然綴ってへんわ…」って、ハッとしてね

慌てて綴らせていただいた次第だ。

吾輩くん、ネコであろうがなんでもええけど、お兄ちゃん達とは仲良くしてくれよ!

2012/04/19

仕事命。

いやね、朝の開店準備のため、店の入り口でガサガサしてたら

”キキキーーーッ、ガシャン!!”

っつう「えっ?なに、なに、なに?」って音がしたわけ、私の真後ろで。

見ると、荷物の配送トラックと新聞配達屋さんとの接触事故。

そんな大事故とかじゃなくって、チョコンって当たったようなヤツなんだけど、

私はね、「大丈夫?いけるか?」つって救命士ばりのダッシュを決め込んだのに

どっちも携帯電話を手にしてて、警察とかにでも電話してると思ってたら、会社なの。

いやいや…、当てた方はまず、いの一番に心配して、相手のこと…である。

で、当てられた方もね、自分の身体を心配して!

頭を触りながら「痛てて…」って顔して会社に電話してる場合やないから…である。

えっ?なに?命より「ホウレンソウ」が大事なの?ポパイやないんやから!である。

で、警察とか救急車とかいろいろ来て、その現場を見てて思った。

高齢化がハンパやない…と。

あのね…、おっさんにつぐおっさんで、ある意味、奇跡。

朝練だから…と重い足取りの高校生やダイエットに…と自転車通勤に変えたOLさん、

そんなおっさん以外の人がひとりぐらい居てもおかしくないって状況なのに、だ。

当てた方も、当てられた方も、警察の方も、まあ一応私も、そして…

「なんや?なんや?」「どないしたんや、にいちゃん?」なんて騒ぎを聞きつけて

ぞろぞろ集まってきたのも、みんなみんな、例外なく100パー、おっさん。

つい最近38歳になって”すっかりおっさんやわ~”なんてがっかりしてたけど、

なんかね、そうでもなかった。「あれっ、俺、結構若手やん…」って思った。

まあ、団塊の世代の方ってのは、仕事命!的な考えの方が多くって

それはそれで素晴らしいことで、その恩恵を我々は受けているんだけど、なんつうの…

時代が時代なんだし、歳も歳だし、バランスが悪いっす、ライフワークバランスが。

もうちょいゆっくりしていただいて…、若手が頑張りまっさかい…である。

で、ゆっくり晩酌でも…のご案内。

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19日の木曜日に数量限定で入荷いたします。

人気で、なかなか市場に出回らなかったのだが、やっとこさ…だ。

こいつは、旨い!お酒を何杯でも…、いや、まあ、5杯ほどかな…イケる。

愛すべきおかあさん方、仕事命で頑張ってはるおとうさんへ是非!

お酒を飲まない方でも、ご飯に…お茶漬けに…どうぞ!

2012/04/16

キリン。

寝ぼけ眼の早朝5時30分。

歯を磨いていると、なにやら左斜め下に人の気配が…。

目をやると、そこには長男がボサッとつっ立っている。

「おわっ!!ビックリするやんけ!何してんねん!トイレか?あっちやぞ」

「あ~…ははは、おとうさん、おはよう!」

「おぅ…、おはよう…。なんや?」

「俺、2年やで」

同じ寝ぼけ眼の顔をしつつ、どこか誇らしげな顔つきの彼。

そういえば、進級してから顔を合わせてなかったので、

私が知らないとでも思っているのか、わざわざ報告したかったのだろう。

「えっ?あ~…、お~…、おめでとう!よかったな~。1年生クリアやな」

「あ~、ありがとう。2組やねん」

いや…、悪いけど、2組はどうでもええわ…。

「お~…、あれやな、よかったやん。一番ええやん。1組とか3組とかより

なんちゅうの、2組やったらええのにな~…って思っててん。そうか、2組か…」

「えっ?おとうさん、何組やったん?2年のとき」

「え~…、何組やったかな…。え~っと、あっ、1組や」

「なんじゃそれ!2組とちゃうんかい!」

あの~…、ごめん…、朝の早よから小2の話はちょっとしんどいな~

もう、仕事に行ってええかな?である。

「しかし、あれやな。今度、お祝いせなアカンな~。何食いたい?」

「う~ん…、ラーメンとかがええな~」

えっ?ラーメン?あっ、そういえば、それってどんな味すんねん?って

買っておいたラーメンが戸棚になるのを思い出した。

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「ほんなら、これ、食べよか?キリンラーメン」

「えっ?キリン…?ほんまや!キリンや!えっ、何味なん?」

「んなもん、キリンの味に決まっとるがな、キリン味や」

「えっ?キリンって食べれるん?」

「ライオンとかバクッていきよるやろ。2年にもなって知らんのか?」

「そんなん、知らんわ!」

ははは…、キリンの味がする…わけ…な…い、アカン!遅れてまう!である。

朝からキリンキリンいうて、笑てる場合やないわ!仕事や、仕事!だ。

まあ、この春で長男も次男も、またひとつ大きくなったことをうれしく思う。

はよ、もっと大きなれよ!首を長くして待ってまっせ~。

2012/04/12

ちょっと。

めっちゃ!ってわけやないんだけど、ちょっと大変だった、ここ一ケ月ほど。

ちょっと人手不足って状況が続いてたり、

ちょっと勉強会で遠出することがあったり、

なんやかんや「ちょっと」が重なって、ちょっと大変だったのだ。

で、そんな中、昨日、「B級グルメフェスタ」と題して我らが堺駅南口商店街が

ひとつになり、地域活性化の一環として開催させていただいた。

これに関しては、「ちょっと」の気持ちでは参加できない。

話があってからお惣菜の板長とあーやこーや話し合いを重ね、

「堺」ということもあり、千利休にちなみ「お茶」を使った料理に絞って考えたわけ。

結果、タルタルソースにお茶を混ぜ、「チャルチャルソース」を作ろうとね、決まった…。

構想では、キューピーさんが「是非、商品化を!」つってお願いにくるぐらいのやつをね…。

CMでキューピーちゃんの恰好?お腹にQ?できるかな?…なんて不安になったりね…。

格好っつうか、形から入るタイプだな、俺って…を痛感する。

そして、それはもう、ちょっと大変なのに、何度も何度も研究に研究を重ねた。

で、開催3日前、ようやく結論が出た。

お茶って、食うもんやないな…と。

まあ、アレやな、やっぱり食事の後とかに飲むのが一番やな、お茶って…、ってね。

遅っ!である。

で、結局、うちのお惣菜で人気の「酢鶏」に「お茶は外されへん!」の初志貫徹が

たこ焼きの青のりみたいにパラパラ…つって、風味に…ってそうさせた。

しかしだ、当日は、前回同様、まだ食べたことのない方にも食べていただけて

結果オーライ!っつうか、全体としても盛り上がってホントよかったと思う。

その後、別の会合に参加しなきゃいけなかったので、慌てて妻とお掃除。

あれだ、何年かぶりの夫婦水入らずで彼女は洗い物、私は床掃除、ちょいと照れる…。

つっても、「唐揚げ姫」の名をほしいままにした唐揚げ揚げっぱなしの彼女は言葉少なめ。

なんか話しても「あはは…、ほんまやな」「あはは…、なんでやねん」の言葉に力がない。

あれっ?疲れた?もしかして…と、彼女の立ってるところへザバ~と床に水を流した。

「ちょちょちょ…ちょっと~!ズボン汚れるやろ!考えや~!」って、いつもの怒号。

お~…やっぱ怖え~よ、唐揚げ姫!である。

姫、お疲れ様でした。

で、参加されました皆様、お疲れ様でした。

2012/04/09

さよちゃん。

「店長、レジーまでお願いします」

店内放送が入り、慌ててレジーへ向かうと、

本店でおなじみの愛すべきおかあさんが大きく手を振っている。

「お~、サンタさん。久しぶりやな~!」と。

誰がサンタや!もう4月でっせ、春や、春!である。

12月にしたサンタの格好がよほど気に入っていただけたのだろうか…。

「おわっ、まいどです。わざわざ遠いとこまで…。で、どないしましたん?」

「そこの病院の帰りやねん。どや?元気か?」

いや…、おかあさん、病院帰りに”あんた、元気か?”って…である。

「おかあさんこそ、大丈夫でっか?どっか調子悪いんですの?」

「いやな、足や、足。まあ、腰も痛いし、そこらやな。口だけや、元気なんは…」

まあ、だいたいの愛すべきおかあさんは、しゃべらせたら一級品。

♫ だ~けど、ちょっとね、さすがにね、足腰は、三級品…

になってまいますわね…、仕方がないっすね、だ。

なんて、足が痛いから、タクシーで帰るねん…的な話をそこそこした後、

「で、おかあさん。なんか用事あったんとちゃいます?」

「あっ、そうそう、忘れるとこやったわ。ほれ、パン食べ」と。

うちで販売してるパンをご購入のうえ、手渡される。

「な、お腹へったやろ、ほれ、食べ。あっ、あの子にもやったさかい…」

振り向くと、うちの高校生アルバイトにも同じパンが手渡されていて

なんちゅうの、「えっ、こんな時、どないしたらよかったんですか?」って顔をしてる。

「あんた、やいやい言うたりなや。私があげたくてやったんやから…。

朝から働いてんやろ。な、パン食べて、一休みし、一休み」と。

一回だしたもんをひっこめるなんて…の方なので、有難く頂戴したんだけど…

ふと買い物カゴに目をやると、同じパンがもう2.3個購入されていて

「帰りのタクシーの運転手さんにもやらなアカンからな…」と。

「一休みしなさい」と。

もうね、「さよちゃん」かと思った、一休さんの。

この気前の良さには、さよちゃんとイクラちゃんが同じ声だと

知ったときぐらいビックリさせられる。

ほんまやな~、セカセカばっかりもアレやわな~、である。

おかあさん、また顔見せに来てくださいね。

パンのお買い上げ、ありがとうございます。

よっしゃあ!一休みして、頑張ろう!

2012/04/06

NAPPA。

「うわっ!世間、狭っ!」ってことは、誰もが経験したことがあるだろう。

「えっ?あんたんとこの若奥さんのお母さんがうちの店の常連さん…?」とか

「えっ?実家が堺?えっ?めっちゃ近所やん…。えっ、日之出屋、知ってんの?」とか

「えっ?仕事で堺に…、そん時にお寿司を?マジで…。声かけてや…」とか

ビックリするような所で、なんかうれしい出会いがあるってのはよくある話。

で、それは、商品なんかでもうれしい出会いがる。

たとえば、懐かしい編としては「ヒロタのシュークリーム」。

昔、おばあが「ちょっと”大阪”行ってきたから、お土産に買うてきたで~」なんて

難波や梅田などの市内へ出かけると、必ずお土産として買ってきた定番中のド定番。

”大阪”ってなんやねん…、堺も大阪や!ってシュークリームを見るたびに懐かしむ。

また、愛すべきおかあさんの中には、九州の熊本や鹿児島、徳島に和歌山など

遠く離れた所から、それはもう、昔々に堺へ嫁いでこられた方がたくさんいらっしゃる。

そう、店内のお取り寄せ商品が地元の商品だった場合の郷土編だ。

「にいちゃん。これ、子供の頃、よう食べたわ…。

知ってるか?昔は、山ほど入って1袋3円でな~…」

って、いや…、知らん、知らん…。昔過ぎてわからへん…である。

ただ、お買物に来られて、こんなうれしい発見や出会いがあるってのは、

売れる売れへん別にして、品揃えさせていただいた甲斐があるってもんだ。

で、本題。その感動は、いよいよ日本を飛び越えちゃった…である。

いやね、よくお買物に来られるイギリス出身のジェントルマン、Mr.デイビットが

「めっちゃ懐かしいわ!」と、その感動を伝えてくれたのだ。

それが、これ。

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イギリスからやってきた「シンプキン」の飴ちゃん。

なんでも、イギリスの実家の前がシンプキンの工場だったらしく

幼い頃からその甘いキャンディの香りの中で育ってきたもんだから

「まさか、日本で会えるとは…。あざ~っす!」と感動もひとしお。

う~ん、買い物はやっぱり楽しくないとアカンやろ…である。

そういえば、私もアメリカへ一人で旅してた時、スーパーにて

葉物のことが「NAPPA」って書いてあるのを発見し、感動した。

「菜っ葉って…、クレイジーやな…」って。

2012/04/02

学年でいうたら…。

昨日は、フェイスブックやらメールやらでお祝いメッセージをたくさん頂いた。

送っていただいた皆さん、本当にありがとうございました。

まあ、いくつになっても、そう、アラフォーっつうの…38歳になっても嬉しいものである。

う~ん、38か~…である。

いやね、うちのアルバイト連中からすると「すんません…、普通におっさんですよ…」

なんて、遠慮のかけらもなくぶった切ってくれるのに対し、

異業種の社長さん方が集まる勉強会などでは「えっ?38!若いな~、羨ましいわ!」

なんて、環境が違えばこない変わるか!ってぐらい立場が大逆転して心地よかったりする。

でだ、その年齢に関して、思うことがある。

男の社会っちゅうのは、父親越えってのが誰しも人生のテーマとしてあるように

縦社会っちゅうの、”どっちが年上?”ってのは、結構…、いや、めっちゃ大事である、はい。

もうね、1年違いとかになってくると、ちょっとでも前へ…と、攻防がね、ハンパやない。

私は3月生まれなので、それはもう、幾度となく、せめぎ合ってきた。

そう、「え~…、じゃあ、学年でいうたら…」である。

もうええ!もうええ!学年でいわんでええ!気ぃ使うわ!だ。

たとえば、「えっ?49年?なんや…、いっしょの歳やん!」ってなってから、

3月生まれの旨を伝えると「あっ、学年でいうたら、一個先輩っすね」とかね。

もしくは、「あっ、学年でいうたら、いっしょか…一個下やと思ってた…」の逆も然り…。

しんどいわ!である。

「まさか、60歳になっても…」とゾッとするこのやりとりだけでもたいがいなのに、

3月生まれは、最初っからかなりのリスクを背負ってることを知っていただきたい。

4月生まれの方なんかとは、約一年…

そう一年間もの開きがあるわけだ、学年でいうたら…ね。

なのにだ、4月からみんな揃ってよーいドンッ!ってのは、ちょいと…である。

ただ、3月生まれは、基本、心の優しい素晴らしい連中ばかりなので

「せこいわ~!4月生まれなんかぼちぼち歩いたろかって時に、俺らは生まれたんやで!」

なんて、声を荒げたりすることなく、甘んじて受け入れているのだ。

さらにだ、私にいたっては27日ってことで、その学年でいうたら…の学生のとき

春休み期間であるため、友人に一度もお祝いされたことがない…。

なんぼほど可愛そうやねん…、俺。

今年は、嬉しいことにブログやフェイスブックのおかげでたくさんの祝辞をいただけた。

もしも、技術の進歩がなかったら、腐ってたかも…、3月生まれってだけで…。

3月生まれの方々、もうすぐ新しい出会いのある4月です。

「学年でいうたら…」話が多いかと思いますが、頑張っていきましょう!

2012/03/28

バンビ。

長男といっしょに剣の道を歩み始めてもうすぐ1年。

彼の「もう、いやや…」感がメーターを振り切ってしまうんやないか?

ってこのタイミングで部内大会ってのがあり、モチベーションを持ち直した。

そう、見事、3位入賞っちゅう偉業を成し遂げたのだ。

って、まあ、いいように綴ってはいるが、なんてことない

基本組は4人しか居なくて、しかも、そのうちの2人が3位という

妻が思わず「シー!!」つって口の前で人差し指を立てる賞である。

彼の大はしゃぎを見ていると、仕事で参加できなかったことが悔やまれる。

私の勇姿に感動して、さらに上を目指してくれたかも…ってね。

だって、幼い頃、”堺のバンビ”という異名を持つほどの腕前だったからね。

あっ、その頃は背が低くてピョンピョン飛び回る剣道スタイルで

まあ、強いのか弱いのかわからない異名なんだけど…。

まあ、今では、ええおっさんでひねたバンビになってもうたけど…。

机に飾られたメダルを見ながら、バンビ話で息子たちと盛り上がった…

って、んっ?あれっ?この賞状は剣道のんやないやん?と話が変わる。

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てっきり同じもんと思っていたら、「大阪美術展?」ってなって妻に聞いた。

なんでも彼の描いた絵が、入賞まではいかないものの認められたらしい。

「えっ?おいっ、おまえ、何の絵を描いて賞もろてん?」

「知らん…」と、びっくりするほど興味を持たず、

それよりも「誰でももらえる賞」に大はしゃぎしているのだ。

いや、まあ、あんたがええんやったら、それでええけど…。

人の価値観ってのはいろいろあって面白い…。

もうすぐ、私の誕生日。

あれには興味を持たず、これには興味を示すってのはない。

私の価値観は何をもらってもうれしいってやつだ。

妻よ、忘れてた…なんて言うたもんなら

”バンビの舞”をお見舞いするからな!

2012/03/21

必然。

3月4月といえば、別れがあって出会いがあって…の多い季節。

で、そのひとつひとつに「うわっ、奇跡や…」ってな出会いや

「お別れか…。く~、寂しすぎるやないかい…」ってな別れがある。

問題はそれをどう捉えるか?

すべては”神の計らい”、そう、必然と考えるべき。

自分のまわりに起こることすべては、自分に絶対的に必要だから起こるんであって

だから、それに対して、いちいち腹を立ててたり、人のせいにしたりはできない…

そう、ワンランクレベルアップした新しい自分と出会うために…

なんつって、お坊さんみたいなことを綴ったのは他でもない。

いやね、先日、後輩にお願いされて母校がある千葉まで足をのばし、

自分の体験談をお話させていただいたんだけど、「なんで、俺?」って思ってたわけ。

緊張するし、めっちゃ遠いし、そもそもそんなたいした人間でもない私が何を…ってね。

で、私の役目が終わり、懇親会にてみんなとお話しする中で、ある事に気づいた。

その日は、先代も、親父も、もちろん私自身も本当にお世話になった大恩人の命日。

新しい店がオープンする前々から、ず~~~~~~っと気にかけてくださってたのだが、

オープンする日が来る前に亡くなられたのだ、しかも、千葉県にて…、心配されたまま…。

なんかね、「コラッ!おまえ、ちょっとは報告に来んかい!」ってなったんだと思う。

振り返ると、お師匠さんに指導されてたことを発表させていただいたような…。

できれば生前にしたかったんだけど、

そりゃね、返しても返しても返しきれないぐらいのもんですよ、

でもね、どこか「恩返し」をさせていただいたような気持ちになった。

う~ん…、考えれば考えるほど、今回の件はまぎれもなく「必然」である。

お師匠さま、どないでした?まだまだ話するのはへたっぴでしたでしょ?

すんません…、しっかり勉強させてもらいます。

いやね、師匠も大好きやった煙草がえらい値上がりしましてね、

私自身、この値上がりは「必然ちゃうかな~…」なんて思てるんですけど、

「高いの~…」いうて「フウ~…」いうて終わりです。

あっ、納税は国民の義務?あっ、師匠も…。それはそれ…、わかりました。

いや…、ほんまにまだまだいたらん所ばっかりですけど、頑張りまっさかい、

これからも懲りずにどうか見守っとってください。

よろしくお願い申し上げます。

2012/03/19

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