プレッシャー。

最近、お客様も含めてなんだけど、たくさんの方から

「ブログの更新、遅れてへん?」なんてお言葉を頂戴する。

まあ、もちろん、悪意に満ちた感じでいわれるわけではなく、

「どう?元気してる?」のような挨拶に似たフランクな感じでね。

で、なかには「まあまあ文才あるで!」とか「楽しみにしてるで!である」とか

綴る気持ちをアゲてくれるような言葉まで紛れ込んでいたり…。

もっというと、「長すぎずもなく、短すぎずもなく、読みやすい…」とか

「言葉遊びのセンスがなかなか…」なんて込み入った話になったり。

あと極めつけは、「大阪の人だから、オチがね…」とかっていう

吉本のせいだろうか、大阪とか関西でくくっちゃう妙な期待。

いやね、もうね、ホントすごく有難い!

ブログを綴ってて、たぶん、これほどうれしいことはないと思う。

だけどね、期待に応えなきゃって思えば思うほど、力が出ないつうか…。

いや、スケールはえげつないぐらい違うんだけど、

オリンピックの選手の気持ちがわかる、柔道の選手とかね。

まず、私は基本しゃべりなので、

どこで誰に何を言ったのかイチイチ覚えていない。

妻との会話で「聞いた話やけどや…」って話だしたら

「それ、私が言うたヤツや!」「あっ、おまえからか…わはは」

のやりとりなんかしょっちゅう行われてるぐらい。

会話ならいいけど、活字にしちゃうと残るでしょ。

確認したら、このブログも今回で581話目。

♪あの子はあきれたあさりちゃん~…もビックリの巻である。

なので、ボチボチだぶった話なんかも出てくるかもしれない。

いや、すでに2.3回はやっちゃっているであろう…。

また、毎日毎日オチが転がってるような話があるわけではないので

もう、ほんと、すんません、気軽に読んでいただければ幸いです。

なんせ、このブログで皆さんと繋がっているのは確かかな?と。

続けることに意味がある。

今回は、そんなことで綴ってみた次第である。

これからもよろしくお願い致します。

2012/09/11

ビリケンさん。

最近、ホント仕事以外で外に出ることが多い。

まあ、勉強せなアカン時なんやろな…と必然と捉え、もまれている次第だ。

で、あるセミナーの中で「何のために利益を出してるんですか?」

なんていう素朴で試されてる感たっぷりの質問を受けた。

おおっと…である。

そこには即答できなかった情けない自分がいた。

それなりにはあったんだけど、なんか俗っぽくて発言できなかった。

また、同時期に妻も「どんな子に育てたいのですか?」

なんていうこれまた難しい問いに即答できず、頭を抱えていた。

お互いに様々な本や先輩からの助言なんかで情報は得てるんだけど、

なんかイマイチ自分のもんになってないというか…って感じだと思う。

間違えてるかも…みたいな不安なんかもあったり、

いろんなもんが交錯して「こうや!」と完璧な答えを持ってないんだろう。

企業は永続して価値がある。

人を育て続け、お客様を喜ばせ続け、地域に貢献し続けてこそ…

いやいや…、なんかね…、私が言っても重みがねえよ…、ウソっぽい…。

親父からまだバトンを受けていない今だからこそ、

もうちょいがむしゃらに仕事せなアカンし、

もうちょいしっかりと勉強せなアカンわ…である。

そんなことが頭の片隅から離れない朝一番にスタッフが私を呼ぶ。

「西村のおばあちゃんからの伝言なんですけどね…」と。

「ちょっと前に”久しぶりに会うたからええことあるわ!”って言われました?」

「えっ?おー、おー!”いや!にいちゃん、ひさしぶりやん”っちゅうて飛んできたわ。

ほんで、”わし、ビリケンか!”ってぐらい触りまくられたで。で、どないしたん?」

「ほんまにええことあったんですって…。絶対、言うといてや!言われましたから…」

「俺、ほんまもんのビリケンやん…」

まあ、なんちゅうの、とりあえず、ややこしいこと考えんと

そんな愛すべきおかあさん方のために頑張らなアカンわ…である。

2012/09/05

そういえば…。

またまた、ちょいと更新が遅れ気味…。

なかなか忙しく、今日も「経営計画」の発表をある勉強会でさせていただき、

こってりと、そして、チクチクと怒られてきた次第である。

「さあ、帰ろうかな…」なんて家に足が向いたんだけど、んっ?そういえば…

18日に長男が8歳の誕生日を迎えたので、お祝ブログを綴んなきゃ!なのだ。

いや~、改めて見ると、8年でこんなにデカくなんねんな…である。

週一ぐらいでしか顔を合わさないので、「ほんま、知らん間に…」って印象だ。

で、そんなことを来店される愛すべきおかあさんにもよく言われている。

「いやっ!えらい大きなって…、えっ?2年生?早いな~」ってな感じで。

で、その後に「そうか…。そら、私も歳とってまうわ…」なんて続く。

そう、私の小学2年生時代にも立ち会っていただいた御歳92のおかあさん。

「あんたもこんなんやったんやで…」とつぶやかれる。

いや、こんなんって…。

「おかあさん、こいつも僕と同じように可愛がってくださいね」

「アホいいな。もう、92やで。生きてるかいな」

「いやいや…、ウソ、ウソ。まだまだお元気やないですか!」

「そやな。この夏、勝負やな。乗り切ったら、あと1年はいけるわ…」

92歳だからこそのこの冗談も、お元気なのでやはりキレがある。

最後に「あんた、休みの日は、せいだい面倒見たりや~」と深いお言葉。

おかあさんがお母さんの時は、たぶん混乱の時代。

子供を見たくても、なかなか見れなかったのであろう…。

娘さんと思われる方と帰られる後姿に、もうね、最敬礼である。

なっ、息子よ、ええお客様やろ。俺も、ようもろたわ、飴ちゃん。

はよ大きなって恩返しせなアカンで。

んっ?俺に恩返し?親孝行?

いらん、いらん。

元気に生まれてきた瞬間に親孝行はだいだい済んでるし…。

これからも元気で大きなってください。

お誕生日、おめでとう!

2012/08/24

たまにはね・・・。

長男が生まれてからというもの、家族で旅行らしい旅行をしたことがなかった。

仕事が忙しいというのもあったし、子供が小さいから・・・なんていう理由で。

で、今回、初めて一泊旅行をさせていただいたのだが、

まあ、なんちゅうの、子供の喜びようといったら・・・である。

っつうか、私自身がなにより童心に戻って、フルテンション。

三男なんてのも、間違いなく意味なんてわかってないのだが、

私のフルテンションが伝わったのだろうか、上をいくフルテンションVer3.0である。

いや~、なんかね、帰りの車中、考えさせれた。

以前、FBで「リオ会議でのウルグアイ?大統領のスピーチ」を拝見したことを思い出す。

我々は何のために生まれてきたのか?

発展するために・・・とかではなく、幸せになるために!みたいなスピーチなんだけど、

いやね、この1.5日間はね、なんかね、幸せやな~・・・って、ベタに身にしみた。

一生なんてあっちゅう間だし、子供達のこの瞬間ってのはこの瞬間しかないし、

なんちゅうの、たまにはガチで家族との時間を!って身にしみた。

「へ~・・・」って、せめて知っとけよ!って話もいっぱいできた。

子供の笑顔も泣き顔も腐るほど見れた。

いや、ほんと、改めて考えさせられた!である。

発展は幸福の対抗にあってはいけない!なんて、スピーチを締めくくってたけど、

いや、親分、ええこと言うやん!犠牲にするみたいなね・・・、ほんまやな・・・である。

要は、バランスである、バランス。

この世の中、男と女、水と空気、月と太陽・・・、すべてバランス。

偏ったらあきまへん、ねえ、親分!である。

で、それは、長男にも教えられた。

帰り支度やホテルのお会計などのちょっとした時間に

彼は、なんと、ロビーでなにやら課題のプリントをせっせと仕上げていく。

benn01

「おまえ、なにしてんねん?」

「ゲームするのに1枚10分の約束やから・・・」と。

お~!遊びばっかりやなしに、勉強も忘れずに・・・っちゅうことか。

妻の容赦のない鬼っぷりにも頭が下がる・・・。

彼のためやね、はい。

2012/08/16

しっくりこない・・・。

私の少年時代といえば、朝・晩とガッチガチの剣道漬けの毎日だった。

土曜日なんて、毎週、朝昼晩としごきにしごかれまくるので

辞めるものが後を絶たなかったほどだ。だが、今となっては

それでも続けてきた昔の自分のおかげで、それが励みになっている。

なので、息子にも・・・なんて思ったりするんだけど、

あれっ?おまえ、なに?インドア派?あってる?剣の道で?と「?」だらけ。

妻もどっちかっつうと、体育会系の経歴なんだけど、

あれっ?体育会系×体育会系=文化系になるんだっけ?である。

いやね、先日も剣道の試合に負けた日だって、家に帰ったら漫画描いてたし、

習字なんていうのにも、「俺、毛筆やってんねんで!」と”ゆ田”って字を見せられて

「ゆ田ってなんやねん?名前か?」「油田や、油田!」なんて恥かかされた上に

ここまで上手に書けるか?ってどこか勝ち誇った顔でうれしそうに話す。

別にね、文化系のことを悪くいう気なんてサラサラなくって。

漫画を描くのもいいし、習字にのめり込むのもいいんだけど、

自分がそうだったからなのか、「うおりゃあ!」系を希望するっちゅうか、、

「ゆ田」で「油田」ってなんじゃそれ?読めへんやろ、普通・・・っちゅうか、

なんかね、こう、しっくりこないわけ・・・である。

まあ、彼と妻といろいろ話しながら、ええ方向へ導けたらな・・・と思う。

で、しっくりこない・・・と綴ってたら、昨日しっくりこないことを思い出した。

奈良でスリランカ料理を営むどっから見てもスリランカ人が試食販売に来てて

そこへ近所でカレー店を営むどっから見てもネパール人の女将が歩み寄り、

「エ~!ホンマ!」「ソヤネンデ」なんて関西弁で談笑しているのだ。

「ちょちょちょ・・・、関西弁でしゃべらんでもええんちゃうん?」と、しっくりこない私。

「ア~、テンチョウ。コトバ、チガウカラ。スリランカトネパールハ・・・、ソレヨリ、アツイネ~」

「いや、ネパールとかスリランカの方が暑いやろ?」

「イヤ、ニホンノホウガアツイネ。エ~ット、シッケガアルカラ、シッケガ」

「嘘やん!絶対、そっちの方が暑いやろ!」

もうね、ちょっとしたオリンピック!どっから見ても日本人の私が猛抗議である。

「チガウ!エアコン、イラナイ。ニホンハイル。メッチャアツイ、エ~ット・・・」

なんだか思うような日本語が出てこないネパール代表。

「メッチャアツイヨリモットアツイコト・・・エ~ット、アノ~・・・」

「モウショ?」と、まさかのスリランカ代表の発言に

「チガウ!」と一蹴のネパール代表。

「わはは・・・、めっちゃ暑いよりさらに・・・、そんなんあるか?」

ここは答えておきたかった日本代表である。そして・・・

「エ~ット、アッ、ソウ、ソウ、ヤバイ!ニホン、ヤバイ!」

「イヤ、ホント、ヤバイネ~!」と、意気投合しちゃった二人。

なんじゃそれ!誰がヤバイねん!ヤバあるか!だ。

しかし、なんか、しっくりこんわ~!である。

2012/08/08

三ちゃん。

先日、お客様からこんなご依頼があった。

「すいません、果物のカゴ盛り作ってもらえますか?」と。

そういえば、まもなくお盆である。

「もちろん!」と、せっせとメモの用意。

ご予算などお聞きし、「では、のしのお名前は?」ってなった時だ

「あの~…、おにいさんって、本店にいはったおにいさんやんね?」

「ええ、まあ、そうですけど…」

「この御供えは母の四十九日のものでしてね。生前はね、

母との会話のなかで”日之出屋のにいちゃんがな…”って

よく聞かされてたもんですから、ご挨拶しないとと思ってね…」と。

ちょちょちょ…、く~!どんだけ愛すべきやねん…である。

おかあさん、そっちでも僕のええ話してくださいね、ええ話!である。

いやね、常々、うちのスタッフにも

お客様の人生の登場人物になって欲しいと願っている。

仕事をするってことは、結構、そういうことかもしれないとも思っているのだ。

現にだ、お取引先のM食品のK君やK産業のC君は

「いつになったら、ブログに登場させてくれるんですか?」とうるさい。

そう、彼らからしたら私はお客様であって、

その私の人生の登場人物になりたいと言うわけである。

まあ、綴らずとも彼らは8巻と12巻で登場してるから…としておこう。

つまり、関係が深くなればなるほど、登場回数も増え、

そこには金銭を超越した信頼関係までもが生まれ、いいお取引ができる。

そう、自分だけが儲かればええ!ってのじゃないヤツね。

おかあさんのご冥福をお祈りしながら、

上記のようなことをさらに深く考えさせられた。

よっしゃあああ!もっともっと登場したんねん!である。

どれぐらい登場するかっていうと、たとえば「サザエさん」なら

さすがにカツオやワカメなんかのメインキャストまでは…おこがましい。

え~、ノリスケはだらしないし…、アナゴ君はええイメージないし…、

あっ、おった!三河屋の三ちゃん、そう三平。

いっこも海と関係あれへんけど、あいつや、あいつ。

目指せ!働き者の三ちゃん。

御用聞きしまっせ~。

2012/07/31

100万回の「おおきに」。

いや~、迎えさせていただきました、2周年。

ありがとうございます、ありがとうございます、ありがとうございます…

なんでしょう…

ありがとうございます!の言葉じゃ足りないくらいの感謝である。

思えば、2年前…、一方通行が多く、わかりにくい立地、他もろもろ…

ご要望に応えきれず、お客様が来店していただけない毎日。

こんなにしんどいもんか…と、眠れない夜。それから、時が流れ…

本日、記念セール初日を迎えさせていただいたわけだが、

ほんと、たくさんのお客様が来店してくださった。

「おめでとうさん!」なんて声までかけてくださったり、感無量…。

いやいや…、まだまだ至らない点が多々ありますので、

しっかりお応えできるよう精進していきたいと思います!である。

そして、2周年を迎えられたのは、もちろんお客様あってのことなのだが、

そう、お取引様にも感謝を申し上げたい。

本日もマグロ屋さんが解体をしに駆けつけてくださって

「にいちゃん、おめでとうさん!これからもお願いしますね」と女将。

小柄な腰の低い女将が、また丁寧にお辞儀してくれるもんやから

「どないしたらその下いけんねん…」と、めいいっぱい頭が下がる。

ほんと、わが社に関わるすべてのお取引様へ頭下げてまわらなアカンわ!だ。

あと、どっちゃでもええねやけど、オカン。

お客様から「にいちゃん!おかあちゃん、来てるで!」なんて言われ、

「えっ?どこや?」って見渡すと、案の定、おしゃべりに夢中。

「何しに来てん?」「何しに来てん?って、手伝いにや!アホか!」

えらい剣幕で言う割には、一時間ほどすると姿が見えない。

「あれ?オカンどこ行った?」「なんや、ご飯しに帰る言うてましたよ」とスタッフ。

ほらっ、みてみ!何しに来てん?である。

まあ、いうても、オカンにもだいぶ助けてもらったから感謝したい。

で、最後にスタッフ。

もうね、これこそ、「ありがとう」の言葉では足りないぐらい…である。

なんちゅうの、私はほんと恵まれた環境で仕事をさせていただいている。

これからも益々お客様の笑顔のために頑張っていただきたい!だ。

このように、たくさんの方々のおかげで迎えられた2周年。

ひとつの節目として、それぞれに感謝を綴っておきたい。

よっしゃあ!とりあえず、100万回「ありがとうございます」を言おう。

え~、まず、1回目やな、ありがとうございます!

2012/07/24

漫画。

なんかね、余裕がない、余裕が…。

FBとかも全然見れてないし、ブログの更新も遅れ気味。

みな平等に時間が与えられてるのに、上手に使えていないのであろう。

で、まあ、今日は、久しぶりにパソコンの前に座ってだ、

じっくり物事を考えねば…なんて綴りだしたんだけど、

気が気でないことがひとつあって、うまく文章にできない…。

え~っと、まず、お伝えしたいのは、私はたぶん無趣味ってこと。

ゴルフ、読書、釣り…、一般に考えられる「趣味」ってものがない。

剣道ってのが考えられるかもしれないが、

あれは趣味ってもんには程遠い、いわゆる修行だ、修行。

では、「気が気でないこと」ってのは?なんだけど、

まあ、大の大人がそんなことで…ってなるんだけど、

いやね、木曜日発売の「ヤングジャンプ」って週刊誌に連載される

「キングダム」って漫画の展開が待ち遠しくて、待ち遠しくて、気が気でない。

春秋戦国時代の武将の話でね、まあ、出てくるやつみんなアチーのね。

もうね、読んでたら入り込んじゃって、合戦とか始まっちゃうと

「将軍!右のほうから俺に切り込ませてくれ!」とか思ったり、

沸き起こった感情を抑えきれず「うおりゃあああ!」とか言ったり。

「うおりゃあああ!」なんてね、今までたぶん数えるほどしか言ったことないし、

ましてや38にもなって、まさかね、

「うおりゃあああ!」とか言うなんて思ってもみなかった。

でもね、出ちゃうね、「うおりゃあああ!」。

で、うおりゃってたら、妻がね、まあどっから見ても女性の妻がね、

「そんなに面白いの?」って読もうとするんだけど、

「ぬしには読ませぬ!これは男の漫画じゃ」って自然と武将口調。

まあ、彼女は武将の言葉など素無視して勝手に読んじゃってるけど…。

しかし、ここまで漫画に夢中になったのは、「キン肉マン」以来だろう。

オリンピックでイギリス選手団の旗手に

「ロビンマスク」ほどの適任者はいないので

久しぶりに見られるのを今から楽しみにしているってもんだ。そして…

そんな私に感化されたのか、また長男が漫画の執筆をスタートさせた。

なんでも131巻まで描くらしい…。

また、ブログにてアップさせていただきたいと思う。

いやいや、漫画って結構いいものである。

えらいこっちゃ…、もう、こんな時間や…。

それでは、また。

2012/07/19

サッぱな。

人と人との関係で、まず頭に浮かぶのが「会話」だ。

人間には言語っちゅうのがあって、関係をよくするのに非常に助かる。

また日本語っちゅう言語は、他の国と比べてもなかなかのもんだ。

先日も、配達に寄せてもらったお客様と会話するなかで

「にいちゃん、おおきにな。これ、お口汚しやけど…」

って、缶コーヒーをいただいた。

いや、口を汚すって…、そこまで謙遜しなくても…って思うんだけど、

なんちゅうの、この文化っちゅうの、なんかええわ~…である。

で、その「会話」ってことなんだけど、初対面であったり、

お互いの事がほとんどわからない関係の場合、最も多い第一声は

「いや~、暑いですね~」

「ですね~」

のような天気の話。

まあ、ベッタベタなんだけど、まず、間違いない。

だって、初対面で政治の話とかぶち込まれても困るってもんだ。

で、まあ、「会話」を重ねることで、より親密になり、

「よっ!元気?どう、最近…」みたいな感じになってきて、

もっともっと親密になると、挨拶とかもすっ飛ばして、

「ちょっと、聞いてや~」なんて、いきなり本題の会話が成立したりする。

いやね、何が言いたいかと申し上げますと…

3日前に散髪をしましてね、

暑いもんだから丸坊主みたいにしてもらったんだけどね、この3日間、

お客様と「にいちゃん、えらいサッパリしたんやな」スタートの会話をね、

もうね、何百回と繰り返した。

もちろん、挨拶なんか無しのバージョンで。

我慢できないのであろうか、

「にいちゃん、この魚、調…理し…、なんや?えらいサッパリして…」

とか、無理やり「サッパリした話」、そう、「サッぱな」に持っていかれる。

なんちゅうの、「いや、夏やから…」を

TUBEか!ってぐらい何百回も言ったほど…。

まあ、お客様との関係が、かなり親密になってきてることを知り、

これほど丸坊主風にしてよかったことはない。

う~ん、心も身体もサッパリと2周年を迎えられそうだ…。

2012/07/11

商人(あきびと)。

うちの次男なんだけど、笑われるってのを異常に嫌う。

子供の言動ってのは、大人の常識というか価値観を簡単に超えてくるので

そこに面白さが生まれ、思わず笑ってしまったりするのだが、

バカにされてるように感じるのだろうか、

我々の笑い声とかに「うるさい!」と怒ってくるのだ。

まあ、彼の勘違いなので、いずれ理解してくれるだろう。

しかし、その彼の「笑われる」に対しての姿勢には、

日本男児の心意気が垣間見えて、

武士道を貫きたい私としては誇らしく思う。

「恥は死より忌むべきもの」とあるように、笑われるぐらいなら…ってやつ。

岩崎弥太郎さんも借金の証文に、切腹するとかではなく、

「証文に違えたら、皆の前で笑ってくれ」と書かれたと聞く。

それぐらい嫌なことなのだ、たぶん日本人は。

なのにだ、まあ、理不尽なことが多いこと、多いこと…。

後ろ指差されようが、笑われようが、関係あらへん!みたいなね。

真っ正直にだ、頑張っても、頑張っても、なかなか光が…のこの世の中。

流されがちなんだけどだ、確実に「お天道様」や「世間様」は見てるってもんだ。

もう少しで新しい店を出店させていただいて2年になる。

「損得よりも先に善悪を重んじる」

そんなことを胸に、ご愛顧いただいてる愛すべきおかあさんに感謝しつつ、

天下に恥じない商人であれ!と、次男「あきひと」君に教わった次第である。

いやね、その次男からなんだけどね、長男がそろばんを習ってて

口癖のように「3円なり4円なり7円なり…」なんて言ってるんだけど、

それを真似てね、

「おとうさん、答えてや~。いくで~、一千万なり一千万なり2円なり…」

と、長男をはるかに凌駕するスケールの足し算問題が出題されるのだ。

いや、次男よ、「10円何個?」とか言ってる割には、規模がでかすぎる。

なかなかの商人とお見受けするが、まずは1円2円からスタートしてくれ。

笑けてくるから…。

2012/07/03

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