0。

「あ~、わからへん!!!!」

長男の大きな声で目が覚める。

朝の早くから机に向かっているわけで「ほ~・・・」つって感心するも

なんてことない・・・、ただただゲームがしたいがため!らしい。

で、妻も「あんたがその気やったら、こっちも負けてられるかい!」なんて

気持ち多めの課題に加え、超難問を用意しているがため、

冒頭の大きな声が部屋に響き渡るわけだ。

「なんや、わからんのか?お父さんに見せてみい!」つって

父親という大きな壁ってもんを目の当たりにさせるべく問題用紙を取り上げる。

「どれどれ・・・、なるほどな・・・、ふんふん・・・、あっ、そういうことね・・・」

”えっ、あれっ?うそっ?おまえ、3年生やんな?小3ってあの小3やんな・・・”

生の声とはうらはらに心の声は完全に震えている。

いやね、答えを導き出すには「0」が頭に浮かばないと解けない問題があり、

恥ずかしながらその「0」が、なかなか出てこね~の…。

40を前にして、頭がカッチカチになってて、もうね、盲点中の盲点。

息子にいたっては・・・

「最初っから数えてみ」「123・・・」「ちがっ、もう一個前!」

「なんでや!123・・・やろ?」「1の前、1の前!」「え~・・・」

妻とこのような一進一退の攻防を永遠と繰り広げている。

まあ、なんちゅうの、よくよく考えると、スゲーのね、0って。

「無」を表す数字として一番初めに考えたヤツはスゲーな・・・である。

花札なんかしたもんなら「ブタ」っつうんだから、ホントぶっ飛んでる!

いや、ブタだけではない・・・牛もだ、国産牛!

昔っからこだわる国産牛と絶妙な合挽のミンチ肉を使用し、

担当者が腱鞘炎にでもなるんちゃうか?ってぐらいの手ごねに次ぐ手ごねで

作られる毎回大好評でもある当店自家製自慢の「0」は、

毎週木曜日限定で販売させていただいてます。

あっ、ごめんなさい!ごちゃまぜになっちゃいましたね・・・。

タイトルの「0」は「0」じゃなくって、ハンバーグのことね。

閉店前に妻に焼いてもらおうと「0」を探したんだけど、

売場は「0」になっちゃってて、残念で仕方のない今日この頃。

皆様も木曜日は当店自慢の「0」をどうぞ。

2013/04/18

声。

やっとパソコンと向き合える時間ができた。

ここ数日、時間とかなんかいろんなものに追われる毎日で

地に足がついてない状態であったように思う。

仕事をするにあたって、まあ、だいたいはね、楽しいんだけど、

そりゃね、楽しいことばかりではない、おおっぴらにぶっちゃけちゃうと。

で、まあ、今、パソコンの前で「う~ん・・・」つって

眉間にしわを寄せながら考えてて・・・、

仕事して一番うれしいことっつうのは、お客様からの「ありがとう」で

仕事して一番ガクッとなることっつうと、お客様からの「お叱り」で

つまり、すべては愛すべきおかあさんが支配してるってことになる・・・ん・・・

やべっ・・・、現場に出てへんわ・・・である。

いやね、よくよく考えるとわかった。

そういえば、ここ数日、外に出ることが多く、

お客様としっかり向き合うことがなかなかできなかったのだ。

愛すべきおかあさんからの「にいちゃん!」って声が

これほどまでに私の心情を左右するとは思わなかった。

いつの話やねん!っていう「サンタさん!」とか

誰がやねん!っていう「マスター!」とか

「ボン!」とか「息子!」とか、最近、呼ばれてないわ・・・である。

もっというと、お子さんを連れた若いおかあさんが子供に

「ほらっ、まいどのにいちゃんやで!」つって

無理やりやらされる感たっぷりの「あいど!」

っていう「ま」がまだ言えない子供の声とかも聞いてへんわ・・・である。

アカン!アカン!現場に出んと・・・。

事件は会議室で起こってるんやないって誰か言うてたし・・・。

そんなことを痛感した春の夜更けでした。

明日、ガッツリ現場に出よ・・・。

2013/04/10

1日。

皆様にちょいとご報告。

今回をもちまして、ブログを一時閉鎖しようかなと思っています。

なんてね!である。

あ~、間に合った・・・。

いやね、今日の朝、早起きが趣味の長男に

「おいっ、今日って何の日か知ってるか?」って尋ねたところ

「えっ?4月1日やろ~、あっ、エイプリルフールや!」

なんて意外と知ってて・・・

「おっ、じゃあ、なんか嘘ついてみてや」

「そやな~、え~っと、おかあさん、バカ!ははは」

「おまえ、それ、嘘ちゃうやん、悪口やんけ!わは・・・は・・・」

大笑いしながら妻を見ると、あれ?クスッとも笑ってないのね。

もうね、雪女とおんなじぐらいの冷たい目でこっち見てて、

息子といえば、蛇に睨まれた蛙を人間にしたらこんな顔やろなって顔してた。

そんなやりとりを朝からしたもんだから、よ~っし、まあ、一回ぐらいはね、

嘘をつくなら面白いのでないと・・・なんて思ってたが、まあ、騙された。

お客様からは「にいちゃん、今日はえらいサービスやな。おおきにな~」

「えっ?なんかありました?」「今日の買物、みな、30%引きになってたで!」

「えっ?うそおお?」「お~、ウソや!わはは・・・」なんて、ガツンッとやられ

お取引様からも「今度、〇〇をお願いやで!」と電話すると

「えっ?もう、本店の方ですでに手配しましたよ」

「ちょちょちょ・・・、待ってや!いつよ?」「まあ、嘘ですけど・・・」

なんて、切れ味鋭くスカッと騙された。

「くそ~、なんかええ嘘ないか?」っちゅうても、そんな考える暇もなく

なんやかんやバタバタしてるうちに、嘘をつく相手もいなくなって

結局、冒頭の言葉ぐらいしか思いつかなくなった次第である。

か~、なんちゅうの、嘘をつくのは難しいわ・・・。

真っ正直な人間であることが裏目に出てもうた

そんな1日でした。

2013/04/01

やっと39歳。

「おいっ、俺になんか言うことあるやろ!」

「えっ?なんやろ…、おはようございます!かな・・・」

「ちゃうわ!ほら、ほら、3月27日やで!よう考えてみ」

「あっ、しまった!すみません・・・。おめでとうございます!」

なんていうやりとりを日之出屋の高校生アルバイトの子達とよくする・・・

っていうか、毎年毎年飽きもせず、恒例行事としてもれなく行ってきたんだけど、

今年に限っては、なんと以前辞めたバイトの子達が集まって

休憩室の暗闇に隠れて、パーンッて鳴るやつを手に持って、

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「おめでとうございます!」とのサプライズを・・・、く~・・・、お、おまえら・・・

いや、別に、そんなつもりで、毎年言うて・・・、コラッ、誰が栄ちゃんや!である。

で、まあ、集まれるのが26日しかなかったらしく前日にもらったんだけど、

27日当日なんてのは、その前日のこともあるし、朝から気分がいいわけで

クッキングスクールの材料を配達する先方でも、検品した後に、

「え~っと、僕になんか言うことありましたよね・・・」をね、軽い感じで、はい。すると、

「えっ、あっ、はいっ、お待ちください。〇〇さん!発注書、確認したの?」

「△△さ~ん、お願い、ちょっと来て・・・」などの慌ただしい言葉が飛び交い、

ちょっと騒然となっちゃって、「あれ?言いづれぇぇ・・・」ってなったんだけど、

みんないい人ばかりで、最終的には皆さんからお祝いの言葉をいただけた。

しかも・・・

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翌日、マカロン?っつうの、手作りのサプライズまで・・・。

なんかね、悪くって・・・、だいたい、39歳で40歳も目前なんだから、

「僕に何か言うこと・・・」は、金輪際やめようと決意した次第である。

これからは39歳だし、バーボンが似合う男っちゅうの、

ベラベラしゃべらないカッコいい男になろうと思います。

みなさん、ありがとうございました。

2013/03/28

本質。

人が何かをするには、必ずどんなことにも理由がある、たぶん。

まあ、たまに、意味もなく「うおりゃあぁぁ!」って走りたくなるようなこともあるが、

だいたいは、腹が減ったからポテコ食べたり、美味しいからポテコ食べたり・・・。

ただ、その理由が、「いや、本質を忘れてもうてるやん!」ってなことがよくある。

いやね、先日、剣道の部内大会ってのがあって試合に出たんだけど、

5月に行われる本大会で昨年の雪辱を果たす気満々なわけだから

妻にお願いしたわけ、試合のビデオを撮って!と。

「敵を知り己を知れば百戦危うからずや!」とか言ってね。

で、夕飯時に「見ようぜ!」ってビデオをセット。

まずは、息子の試合から始まり、「まだまだやな・・・」なんていいながらも

少しずつではあるが、成長しとるやないか!と心の中でうれしく思う。

で、私の番。

お~!構えは悪くな・・・、いけ・・・ど、あれ?おいっ!って、なんでやねん!である。

いやね、テレビの画面には、

「もう、見てらんねぇよ・・・」って顔して私をぎこちなく応援してる長男が、

「はは・・・、かわいっ!」ってな妻の小声のコメントまで付いて映し出されているのだ。

応援しとる人間撮ってどないすんねん!俺を撮らんかい、俺を!である。

妻やなかったら、どつきまわしているところだ。

で、「おかあさん、むちゃくちゃやな・・・」なんて、次男へ話を振ると、

風邪気味の彼の箸が止まっている様な気がしたので

「なんや、しんどいんか?さんまぼろぼろ、持ってきたろか?」と聞いてみた。

”さんまぼろぼろ”とは、季節限定の次男の超大好物ふりかけだ。

なのにだ、「いらん!」と一蹴された。

あれだけ大好物やのによっぽどしんどいんか?と思いきや、

無くなるのが嫌やから食べるのを我慢してんねんって・・・と妻が苦笑い。

「はあ?ウソやろ・・・、そんな奴おんの?」である。

いや・・・、お願い!一番最初に食べる派?最後まで残す派?のどっちかにして!

無くなるのが嫌やから食べへん派ってのは無しね、無し!である。

で、最後に私自身も・・・。

健康のためという理由でやめている煙草だが、

イライラ感がハンパやなくて、身体に悪いようなそんな気がしてならない・・・。

事業も人生も目的をしっかり明確に!そして、実行!である。

2013/03/21

交通安全。

お年寄りの方の交通事故が多いような気が・・・。

先日も、来店された愛すべきおかあさんが

「にいちゃん、聞いてや!車に追突されてんで」と。

「え~、大丈夫でしたん?」

「チョコンッとやからよかったけど・・・。87歳のおばあちゃんがや、

わざわざ着物着て運転してて、”ごめんあそばせ、ごめんあそばせ”言うねん。

”ごめんあそばせ”やあれへんで・・・めちゃめちゃや!」とあきれ顔。

ニュースなんかでも、「アクセルを間違えて・・・」なんてことを耳にする。

気をつけてもらわなな~・・・なんて思っているところへ

後ろから”パッパー”とクラクションの音が聞こえる。

振り向くと、ソアラのかっちょいいオープンカーだ。

「お~、息子!おはようさん」と近所の老舗の大将が手を振っている。

御歳90歳・・・。

「お~、息子!やおまへんで。また、えげつないのん乗ってますやん・・・」

「昔から新しいのが発売されたら、ず~っと買うてきたやろ。だからやな~

ワシが買うのを勘定に入れてるから、買わなしゃあないねん」

「買わなしゃあないって・・・。イケますの?運転?」

「イケる!イケる!」

「いや、イケるって・・・。大将がイケても、皆、心配してまっせ」

「大丈夫や。そんなことより、小島屋のけし餅食うか?」

「わはは、いや、食うけど・・・。おおきに。気つけてくださいね」

「お~!ほなな・・・」つって、ブオ~ンッつって帰られた。

なんかね、昔から車で来店されている方が、毎年毎年

着実にひとつずつお歳をとられるわけでしょ・・・。

なかには、「えっ?大丈夫?」って方もいらっしゃるわけ。

大将に限らず、すべて大切な愛すべきお客様ですので、

くれぐれも運転には気をつけていただきたい!と切に想う。

また、「久しぶりに食べたけど、やっぱり旨いな~」なんて、

堺名物のけし餅を今度買いにいこう!と心に決めた今日この頃である。

もちろん、安全運転で・・・。

まあ、歩いていけるけど・・・。

2013/03/18

マジの禁煙。

誰しも”やめられないもの”ってのが、ひとつぐらいはあるはず。

例えば、妻の場合、「サッポロポテトのバーベキュー味」だ。

なぜこんなしょうもないことを覚えているかというと、

昔、彼女のする話ってのが、なんていうのかな、

「えっ?あれっ?おわり…」って言っちゃうぐらいオチがなくて

「ウソついてでも笑かせや!」「でけへんわ、そんなこと!」って喧嘩するほどで

ほとんどの話がクスッともしなかった中、「やめられへんもんって、なんかある?」

って、なんかのタイミングでなにげなく聞いた際、

上記の「サッポロ…」をごく自然に答えてきて、

油断していたせいか唯一クスッとしてしまったので、忘れられずにいるのだ。

で、本題。私の場合は、そう、”たばこ”なんだけど、今やめている真っ最中。

指折り数えてる時点ですでにヤバいんだけど、13日目、もうすぐ千秋楽。

いやね、長男が恐怖でしかない剣道の先生からついに褒められて

その瞬間に覚醒したのか、泣かずに道場へ行くようになり、勉強にも精をだしてて

「もっともっと頑張るで~!」なんて勢いええもんやから

「なんやと~・・・、よっしゃあ!俺もやったらぁぁ!!」って、

勢いに乗っかって禁煙をスタートしたのはいいんだけど、もうね、地獄だ、地獄。

今までなら、やめる!つっても、2.3日後には普通に吸ってたわけだが、

今回のは、違う!息子がからんでいるので、そう、アツいやつだ。

まあ、彼は本当に勉強を頑張ってて、先日も「おっ、やっとる、やっとる」って

そっとのぞくと「〇楽死」の「安」を書けって問題で悩んでんの、いや、安楽死って・・・。

まあ、出題する方もね、かなりのひねくれ者とお察しするわけだが、

「おー、おー、頑張れよ」と心の中でエールを送り、私自身の禁煙も確固たるものに。

すると、「あ~、わからん!」つって立ちあがるから、辞書でも引くのかと思いきや

漫画ブラックジャックを「これも違う、これも違う・・・」なんつって何冊も読み返し、

「あったわ、あった!」とキリコのセリフを引き当てて、答案用紙に「安」の字を。

息子よ、遅い、遅い。お願いやから辞書を使え、辞書を・・・。

まあ、なんでもええわ!

おまえがおるから、頑張れんねん。

お互い頑張ろうぜ!!

2013/03/14

東京。

勉強会や出張、研修なんかが忙しく・・・ってのを理由に、ブログが遅れ気味だ。

先日も、展示会に出席するため、めっちゃ久しぶりに

東京までビューンと行って、ビューンと帰ってきたんだけど、

しかし、あれだ、東京スゲーのね、やっぱ。

いやね、朝から展示会へ行ったり、店舗見学へ行ったり、ずーっと慌ただしくしてて

夜の7時ごろ、新幹線に乗る前に会社へ電話でも・・・って、東京駅の外に出た瞬間、

やっと「東京」に触れた気がした。

風景がさ、ドラマでよく見るシーンやん!って感じで、

ついつい「かー・・・」って言うてもうてたもん、天を仰ぎつつ小声で。

高層ビルとか、東京駅のライトアップとか、格好良すぎてね、勘違いしてまうってもんだ。

そう、それは、自分でドラマの脚本作っちゃうぐらいで、金曜日だったことから・・・

愛とか家族とかどうでもいいっつう仕事命のビジネスマンが、アメリカから帰ってきて

東京駅についたんだけど、金曜日だから街ゆく人々はなんか浮かれちゃってて、

「けっ!酔っ払いが・・・、仕事しろよ・・・」なんて毒づいて横断歩道を渡ろうとすると

向こうから歩いてくる女性と肩がぶつかり、「すいません・・・」なんて顔をあげたら

学生の時の同級生で、それがきっかけ・・・つう設定の顔してまうってもんだ。

信号待ちしてる時も「え~っと、どの人や?」って探してまうし、

豆の発注は?って電話をしたかったんだけど、

「この感じで”豆”はアカンやろ・・・」と思い、

アメリカ帰りやし、「ビーンズは・・・」って言うてもうてて

うちのスタッフも「はあ?なんて?」ってなってたもん。

そんなことをさせる東京は、やっぱりスゲー都会やし、かなり刺激を受ける。

堺にず~っとおったらアカンわ・・・なんて気にもなるってもんだ。

今日は3月11日。

足を運んだら、いろんな意味で東京どころやない刺激を受けるはず。

なかなか機会がなく、まあ、作らなきゃいけないんだけど、行かなきゃなと思う。

とりあえずは、塩釜市で頑張る「蜂屋さんの餃子」を応援せんと・・・。

あっ、餃子の発注も忘れてるわ・・・。

「え~っと、ル~ビ~に合うザ~ギョ~をお願いね!」ってね。

頑張ろうぜ!である。

2013/03/11

超愛すべき。

今月末に決算を迎えるにあたり、日頃のご愛顧に感謝をこめて

18日から「決算セール」を開催させていただく。

いやね、ホントたくさんの愛すべきおかあさん方々のおかげ!なんだけど、

で、今までブログにて様々な「愛すべき」を綴らせていただいたんだけど、

今後、これ以上はまず無いな!といえる史上最強の「愛すべき」を

今日、お客様からお聞きして、うれしい・・・っちゅうか、まあ、うれしいんだけど、

もうね、”お客様の極み!”もしくは、”お客様の向こう側”級の「愛すべき」で

戸惑ってしまうほどだ。

では、私とお客様のその会話をノーカットでお届けさせていただきます。

「にいちゃん。〇〇さん、知ってるやろ?」

「えっ、〇〇さん?ぎょうさんいてはるからな~・・・。どの〇〇さんやろ?」

「あんた、怒るで!あの〇〇さんやんか!昔、うちに”ええ店あるで!”って

日之出屋さんを紹介してくれたんやで。なんで、そんな人を知らんって言えんねや!」

「ちょちょちょ・・・ちょっと。特徴、特徴!〇〇さん、いっぱいいてはるからや・・・」

「あのな、今日かて〇〇さんの家に寄って帰るんやけどな、

うちが日之出屋の買い物袋持ってるやろ、〇〇さん、なんて言う思う?」

※あれっ?俺の質問、無視?って心で思いつつ・・・

「えっ?なんてって?う~ん・・・、”日之出屋、行ってきたんか~”とかちゃうん?」

「アホか!そんなもんやないで!よう聞きや。ビックリしいなや・・・

いつもありがとう。

って、言うねんで。どんなけあんたんとこ好きやねん!言わへんやろ、普通?」

「マジで・・・、言わへんな、普通」である。

お客様がお客様へお礼をいうなんて発想は、私には無い・・・。

結局、〇〇さんの特徴をお聞きするも

「ほらっ、あの、背の小さい・・・△△さんの向かいの・・・」

っていう新たな謎の△△さん情報しか手に入らなくって、ちょいとモヤモヤ感が残るが、

いやいや・・・、大事なお客様と大事でないお客様が混在するわけがなく

ご来店されるすべての方が「愛すべきお客様」ですので、〇〇さんに固執せず

日々、しっかりと皆様へ「愛すべき接客対応」をしてまいりたいと思います。

しかし、誰やろ・・・、愛すべきやわ~。

2013/03/04

ロッキー。

お客様は、わざわざお店に足を運び、

自分の目で見て気に入ったものを購入される。

なので、我々はお客様の目となって仕入れをしなければならない。

で、それは、お肉も例外ではなく、自分の目で確かめにいったりするんだけど、

私も、生まれて初めて同行させていただいた。

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南港のセリ場なわけで、鮮度!ってのにも

自信を持ってオススメさせていただいている。

しかし、話を聞いていると、やはり難しいものだ。

何を基準にセリ落としてるかというと、そう、バランスである。

お客様も生産者も我々においても、三方が満足いくものでなければならない。

とにかく、お客様が満足して購入されるのと同じように

お客様の顔や生産者の顔などを思い浮かべながら

喜んでいただけるものをこれからも厳選吟味していきたいと思う。

話は変わるが、セリ場へ足を踏み入れた時、血が騒いだ。

我々世代は絶対思うはず・・・そう、ロッキーである。

今、体育会系のクラブで体罰がどうとか騒いでいるけど、みんなに聞きたい。

「ねえ、ロッキー見た?先生は、ロッキーとミッキーの関係、わかってんの?

スピードアップをする為に、ニワトリを追いかけまわさせるミッキーもミッキーだが、

”喰った方がええやん?”といいながらも素直に追いかけまわしたロッキーを見た?」と。

ロッキーとミッキーの師弟関係にダメ兄貴ポーリーに、そう、エイドリアン。

ただ世界チャンピオンを目指す映画じゃなくて、中途半端な自分と戦うスゲーいい映画。

みんなで支え合って生きる下町の人間ドラマが、もう泣けるって話だ。

私がどれだけロッキーを好きかというと、アメリカへ一人旅をした時、

わざわざグレイハウンドバスに何時間も揺られてフィラデルフィアまで行くほど。

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ただただ、これがしたいためだけに、だ。

ロッキーのことを綴りだしたらキリがないので、最後に・・・。

ロッキー・ファイナルより、息子に諭すセリフ。

「自分の弱さを人のせいにするのは卑怯者のすることだ。

おまえは卑怯者なんかじゃない!この俺の息子だ!」と。

息子たちよ、なんかのタイミングでこのセリフが出てくるから、気をつけろよ。

2013/02/26

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