本質。

人が何かをするには、必ずどんなことにも理由がある、たぶん。

まあ、たまに、意味もなく「うおりゃあぁぁ!」って走りたくなるようなこともあるが、

だいたいは、腹が減ったからポテコ食べたり、美味しいからポテコ食べたり・・・。

ただ、その理由が、「いや、本質を忘れてもうてるやん!」ってなことがよくある。

いやね、先日、剣道の部内大会ってのがあって試合に出たんだけど、

5月に行われる本大会で昨年の雪辱を果たす気満々なわけだから

妻にお願いしたわけ、試合のビデオを撮って!と。

「敵を知り己を知れば百戦危うからずや!」とか言ってね。

で、夕飯時に「見ようぜ!」ってビデオをセット。

まずは、息子の試合から始まり、「まだまだやな・・・」なんていいながらも

少しずつではあるが、成長しとるやないか!と心の中でうれしく思う。

で、私の番。

お~!構えは悪くな・・・、いけ・・・ど、あれ?おいっ!って、なんでやねん!である。

いやね、テレビの画面には、

「もう、見てらんねぇよ・・・」って顔して私をぎこちなく応援してる長男が、

「はは・・・、かわいっ!」ってな妻の小声のコメントまで付いて映し出されているのだ。

応援しとる人間撮ってどないすんねん!俺を撮らんかい、俺を!である。

妻やなかったら、どつきまわしているところだ。

で、「おかあさん、むちゃくちゃやな・・・」なんて、次男へ話を振ると、

風邪気味の彼の箸が止まっている様な気がしたので

「なんや、しんどいんか?さんまぼろぼろ、持ってきたろか?」と聞いてみた。

”さんまぼろぼろ”とは、季節限定の次男の超大好物ふりかけだ。

なのにだ、「いらん!」と一蹴された。

あれだけ大好物やのによっぽどしんどいんか?と思いきや、

無くなるのが嫌やから食べるのを我慢してんねんって・・・と妻が苦笑い。

「はあ?ウソやろ・・・、そんな奴おんの?」である。

いや・・・、お願い!一番最初に食べる派?最後まで残す派?のどっちかにして!

無くなるのが嫌やから食べへん派ってのは無しね、無し!である。

で、最後に私自身も・・・。

健康のためという理由でやめている煙草だが、

イライラ感がハンパやなくて、身体に悪いようなそんな気がしてならない・・・。

事業も人生も目的をしっかり明確に!そして、実行!である。

2013/03/21

交通安全。

お年寄りの方の交通事故が多いような気が・・・。

先日も、来店された愛すべきおかあさんが

「にいちゃん、聞いてや!車に追突されてんで」と。

「え~、大丈夫でしたん?」

「チョコンッとやからよかったけど・・・。87歳のおばあちゃんがや、

わざわざ着物着て運転してて、”ごめんあそばせ、ごめんあそばせ”言うねん。

”ごめんあそばせ”やあれへんで・・・めちゃめちゃや!」とあきれ顔。

ニュースなんかでも、「アクセルを間違えて・・・」なんてことを耳にする。

気をつけてもらわなな~・・・なんて思っているところへ

後ろから”パッパー”とクラクションの音が聞こえる。

振り向くと、ソアラのかっちょいいオープンカーだ。

「お~、息子!おはようさん」と近所の老舗の大将が手を振っている。

御歳90歳・・・。

「お~、息子!やおまへんで。また、えげつないのん乗ってますやん・・・」

「昔から新しいのが発売されたら、ず~っと買うてきたやろ。だからやな~

ワシが買うのを勘定に入れてるから、買わなしゃあないねん」

「買わなしゃあないって・・・。イケますの?運転?」

「イケる!イケる!」

「いや、イケるって・・・。大将がイケても、皆、心配してまっせ」

「大丈夫や。そんなことより、小島屋のけし餅食うか?」

「わはは、いや、食うけど・・・。おおきに。気つけてくださいね」

「お~!ほなな・・・」つって、ブオ~ンッつって帰られた。

なんかね、昔から車で来店されている方が、毎年毎年

着実にひとつずつお歳をとられるわけでしょ・・・。

なかには、「えっ?大丈夫?」って方もいらっしゃるわけ。

大将に限らず、すべて大切な愛すべきお客様ですので、

くれぐれも運転には気をつけていただきたい!と切に想う。

また、「久しぶりに食べたけど、やっぱり旨いな~」なんて、

堺名物のけし餅を今度買いにいこう!と心に決めた今日この頃である。

もちろん、安全運転で・・・。

まあ、歩いていけるけど・・・。

2013/03/18

マジの禁煙。

誰しも”やめられないもの”ってのが、ひとつぐらいはあるはず。

例えば、妻の場合、「サッポロポテトのバーベキュー味」だ。

なぜこんなしょうもないことを覚えているかというと、

昔、彼女のする話ってのが、なんていうのかな、

「えっ?あれっ?おわり…」って言っちゃうぐらいオチがなくて

「ウソついてでも笑かせや!」「でけへんわ、そんなこと!」って喧嘩するほどで

ほとんどの話がクスッともしなかった中、「やめられへんもんって、なんかある?」

って、なんかのタイミングでなにげなく聞いた際、

上記の「サッポロ…」をごく自然に答えてきて、

油断していたせいか唯一クスッとしてしまったので、忘れられずにいるのだ。

で、本題。私の場合は、そう、”たばこ”なんだけど、今やめている真っ最中。

指折り数えてる時点ですでにヤバいんだけど、13日目、もうすぐ千秋楽。

いやね、長男が恐怖でしかない剣道の先生からついに褒められて

その瞬間に覚醒したのか、泣かずに道場へ行くようになり、勉強にも精をだしてて

「もっともっと頑張るで~!」なんて勢いええもんやから

「なんやと~・・・、よっしゃあ!俺もやったらぁぁ!!」って、

勢いに乗っかって禁煙をスタートしたのはいいんだけど、もうね、地獄だ、地獄。

今までなら、やめる!つっても、2.3日後には普通に吸ってたわけだが、

今回のは、違う!息子がからんでいるので、そう、アツいやつだ。

まあ、彼は本当に勉強を頑張ってて、先日も「おっ、やっとる、やっとる」って

そっとのぞくと「〇楽死」の「安」を書けって問題で悩んでんの、いや、安楽死って・・・。

まあ、出題する方もね、かなりのひねくれ者とお察しするわけだが、

「おー、おー、頑張れよ」と心の中でエールを送り、私自身の禁煙も確固たるものに。

すると、「あ~、わからん!」つって立ちあがるから、辞書でも引くのかと思いきや

漫画ブラックジャックを「これも違う、これも違う・・・」なんつって何冊も読み返し、

「あったわ、あった!」とキリコのセリフを引き当てて、答案用紙に「安」の字を。

息子よ、遅い、遅い。お願いやから辞書を使え、辞書を・・・。

まあ、なんでもええわ!

おまえがおるから、頑張れんねん。

お互い頑張ろうぜ!!

2013/03/14

東京。

勉強会や出張、研修なんかが忙しく・・・ってのを理由に、ブログが遅れ気味だ。

先日も、展示会に出席するため、めっちゃ久しぶりに

東京までビューンと行って、ビューンと帰ってきたんだけど、

しかし、あれだ、東京スゲーのね、やっぱ。

いやね、朝から展示会へ行ったり、店舗見学へ行ったり、ずーっと慌ただしくしてて

夜の7時ごろ、新幹線に乗る前に会社へ電話でも・・・って、東京駅の外に出た瞬間、

やっと「東京」に触れた気がした。

風景がさ、ドラマでよく見るシーンやん!って感じで、

ついつい「かー・・・」って言うてもうてたもん、天を仰ぎつつ小声で。

高層ビルとか、東京駅のライトアップとか、格好良すぎてね、勘違いしてまうってもんだ。

そう、それは、自分でドラマの脚本作っちゃうぐらいで、金曜日だったことから・・・

愛とか家族とかどうでもいいっつう仕事命のビジネスマンが、アメリカから帰ってきて

東京駅についたんだけど、金曜日だから街ゆく人々はなんか浮かれちゃってて、

「けっ!酔っ払いが・・・、仕事しろよ・・・」なんて毒づいて横断歩道を渡ろうとすると

向こうから歩いてくる女性と肩がぶつかり、「すいません・・・」なんて顔をあげたら

学生の時の同級生で、それがきっかけ・・・つう設定の顔してまうってもんだ。

信号待ちしてる時も「え~っと、どの人や?」って探してまうし、

豆の発注は?って電話をしたかったんだけど、

「この感じで”豆”はアカンやろ・・・」と思い、

アメリカ帰りやし、「ビーンズは・・・」って言うてもうてて

うちのスタッフも「はあ?なんて?」ってなってたもん。

そんなことをさせる東京は、やっぱりスゲー都会やし、かなり刺激を受ける。

堺にず~っとおったらアカンわ・・・なんて気にもなるってもんだ。

今日は3月11日。

足を運んだら、いろんな意味で東京どころやない刺激を受けるはず。

なかなか機会がなく、まあ、作らなきゃいけないんだけど、行かなきゃなと思う。

とりあえずは、塩釜市で頑張る「蜂屋さんの餃子」を応援せんと・・・。

あっ、餃子の発注も忘れてるわ・・・。

「え~っと、ル~ビ~に合うザ~ギョ~をお願いね!」ってね。

頑張ろうぜ!である。

2013/03/11

超愛すべき。

今月末に決算を迎えるにあたり、日頃のご愛顧に感謝をこめて

18日から「決算セール」を開催させていただく。

いやね、ホントたくさんの愛すべきおかあさん方々のおかげ!なんだけど、

で、今までブログにて様々な「愛すべき」を綴らせていただいたんだけど、

今後、これ以上はまず無いな!といえる史上最強の「愛すべき」を

今日、お客様からお聞きして、うれしい・・・っちゅうか、まあ、うれしいんだけど、

もうね、”お客様の極み!”もしくは、”お客様の向こう側”級の「愛すべき」で

戸惑ってしまうほどだ。

では、私とお客様のその会話をノーカットでお届けさせていただきます。

「にいちゃん。〇〇さん、知ってるやろ?」

「えっ、〇〇さん?ぎょうさんいてはるからな~・・・。どの〇〇さんやろ?」

「あんた、怒るで!あの〇〇さんやんか!昔、うちに”ええ店あるで!”って

日之出屋さんを紹介してくれたんやで。なんで、そんな人を知らんって言えんねや!」

「ちょちょちょ・・・ちょっと。特徴、特徴!〇〇さん、いっぱいいてはるからや・・・」

「あのな、今日かて〇〇さんの家に寄って帰るんやけどな、

うちが日之出屋の買い物袋持ってるやろ、〇〇さん、なんて言う思う?」

※あれっ?俺の質問、無視?って心で思いつつ・・・

「えっ?なんてって?う~ん・・・、”日之出屋、行ってきたんか~”とかちゃうん?」

「アホか!そんなもんやないで!よう聞きや。ビックリしいなや・・・

いつもありがとう。

って、言うねんで。どんなけあんたんとこ好きやねん!言わへんやろ、普通?」

「マジで・・・、言わへんな、普通」である。

お客様がお客様へお礼をいうなんて発想は、私には無い・・・。

結局、〇〇さんの特徴をお聞きするも

「ほらっ、あの、背の小さい・・・△△さんの向かいの・・・」

っていう新たな謎の△△さん情報しか手に入らなくって、ちょいとモヤモヤ感が残るが、

いやいや・・・、大事なお客様と大事でないお客様が混在するわけがなく

ご来店されるすべての方が「愛すべきお客様」ですので、〇〇さんに固執せず

日々、しっかりと皆様へ「愛すべき接客対応」をしてまいりたいと思います。

しかし、誰やろ・・・、愛すべきやわ~。

2013/03/04

ロッキー。

お客様は、わざわざお店に足を運び、

自分の目で見て気に入ったものを購入される。

なので、我々はお客様の目となって仕入れをしなければならない。

で、それは、お肉も例外ではなく、自分の目で確かめにいったりするんだけど、

私も、生まれて初めて同行させていただいた。

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南港のセリ場なわけで、鮮度!ってのにも

自信を持ってオススメさせていただいている。

しかし、話を聞いていると、やはり難しいものだ。

何を基準にセリ落としてるかというと、そう、バランスである。

お客様も生産者も我々においても、三方が満足いくものでなければならない。

とにかく、お客様が満足して購入されるのと同じように

お客様の顔や生産者の顔などを思い浮かべながら

喜んでいただけるものをこれからも厳選吟味していきたいと思う。

話は変わるが、セリ場へ足を踏み入れた時、血が騒いだ。

我々世代は絶対思うはず・・・そう、ロッキーである。

今、体育会系のクラブで体罰がどうとか騒いでいるけど、みんなに聞きたい。

「ねえ、ロッキー見た?先生は、ロッキーとミッキーの関係、わかってんの?

スピードアップをする為に、ニワトリを追いかけまわさせるミッキーもミッキーだが、

”喰った方がええやん?”といいながらも素直に追いかけまわしたロッキーを見た?」と。

ロッキーとミッキーの師弟関係にダメ兄貴ポーリーに、そう、エイドリアン。

ただ世界チャンピオンを目指す映画じゃなくて、中途半端な自分と戦うスゲーいい映画。

みんなで支え合って生きる下町の人間ドラマが、もう泣けるって話だ。

私がどれだけロッキーを好きかというと、アメリカへ一人旅をした時、

わざわざグレイハウンドバスに何時間も揺られてフィラデルフィアまで行くほど。

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ただただ、これがしたいためだけに、だ。

ロッキーのことを綴りだしたらキリがないので、最後に・・・。

ロッキー・ファイナルより、息子に諭すセリフ。

「自分の弱さを人のせいにするのは卑怯者のすることだ。

おまえは卑怯者なんかじゃない!この俺の息子だ!」と。

息子たちよ、なんかのタイミングでこのセリフが出てくるから、気をつけろよ。

2013/02/26

雨の月曜日。

「よっしゃあ!また一週間頑張るぞ~!エイッエイッオー!」

ってね、拳を高々と突き上げたいところやないですか?月曜日って・・・。

なに?ず~っと雨って・・。涙雨ってこれか!ってぐらいの気分だ。

しかし、そんな淀んだ心を晴れさせてくれるのは、そう、お客様である。

こんな雨の中、わざわざご来店くださって、ニコッと挨拶でもしてくれたもんなら

そりゃあ、♫君に逢う日は~不思議なくらい~・・・って、飛鳥りたくもなる。

しかも、今日はお二方の愛すべきお客様によって、さらに心は日本晴れに。

いやね、まず、愛すべきおかあさんなんだけど、

「ちょっと、ちょっと、にいちゃん!あんた、ちょっと待ちって・・・」と勢いが凄いの。

「ど…どないしましたん、えらい勢いで?」

「うちのこと、最近、見いへんな~・・・って思ってたやろ?どや?」

「んっ?せやな・・・、ほんまですわ。そういえば、そうですね。何かありましたん?」

「よう聞いてくれたわ、にいちゃん!あのな・・△@◆$?・・・」

って、いや、そんだけまくしたてられたら、聞くでしょ、普通・・・である。

で、話したい内容が濃すぎて多すぎて、それは急な坂道を走るのに似てて

話そうとする気持ちが、言葉を発する口の運動量を追い越しちゃってて

転げ落ちるかのように話されるもんだから、処理しきれなくって、それも

息継ぎを忘れちゃうほどだから、相槌打ちづらかったんだけど、最終的に・・・

「あっ、あんた!バシッ。うちが浮気してるんちゃうか?って思ってたやろ。バシッ。

あのな、バシッ。こんな雨の中、来てんのに浮気なんかするかいや・・・バシッ」と。

いや・・・、痛い、痛い!バシッ、バシッ、ってそこらじゅう叩きすぎ!である。

もうね、「おおきに!」って心の底から絞り出すように出た。

そこへ今度は、愛すべきおとうさんである。

「お~、にいちゃん、この間、すまんかったな~。おおきにな」と。

なんや?なんのことや?って大将の方を向くと、目線は若干私の後ろの方へ。

振り向くと、うちの魚屋のスタッフが「塩、大丈夫でした?」と頭を下げている。

スタッフに聞いてみた。

「大将、どないしてん?なんや、魚の振り塩効きすぎたんか?」

「いや、なんかね、お葬式で塩もらうの忘れはって、どないしよか?って考えた末、

”あっ、そうや!日之出屋行こう”ってなりはって・・・。清めの塩をね、もらいに・・・」

なるほどな!”え~っと、塩、塩・・・あっ、日之出屋!”ってこと・・・ね・・・。

まあ、別に買い物されるのがすべてやないわけで

たとえば、お友達とお話しされるだけでも

どんな理由でも、店の存在価値があるというのはうれしいもんである。

雨の中でもご来店くださる愛すべきお客様が確かにいらっしゃることで

どんより曇ったうっとおしい月曜日でも、心は晴れやかになった今日この頃。

よっしゃあ!明日も頑張ろう!である。

2013/02/18

参観日。

子供たちがかわいくてかわいくて

もうね、「食べたろかな・・・」ってぐらいかわいくて仕方がないんだけど、

なんやろう、参観日たるものにあまり参加したことがない。

なんかね、偏見かも・・・、つうか、偏見なんだけど、

「男親は別にええんちゃうん・・・」みたいな感覚が少なからずある。

自分の親がそうだったからなのか、こればっかりは、なぜか別腹だ。

で、先日、次男の幼稚園の祝日参観があることを知った。

振り返ると、長男の場合、彼は感情を表に出すタイプだからと

「行かれへんのに、行くってウソだけはやめて!かわいそうやから・・・」

なんて妻から耳にタコができるぐらい言われていた。

学習した私は、参観日当日、次男に「行けたら行くわな!」と声をかける。

すると、次男は妻の所へ歩み寄り、

「無理やって。言わんでええよ。仕事で来られへんから・・・」とささやくのが聞こえる。

切ねぇぇ・・・、心が痛てぇぇよ・・・である。

長男なら「絶対やで!絶対、来てや!」と吠えまくるのに対し、

感情を押し殺すタイプの次男は、私に気をつか・・・って・・・、く~!だ。

よっしゃあ!次男よ、待っとれよ!!なんて、仕事もそこそこに幼稚園へダッシュ。

期待もしてないのだろうか、振り返って探そうともしない次男がそこに座っている。

心の中では「おいっ!おいっ!!来たぞ!!」って念ずるも届くはずはない・・・。

楽器を使ってお歌を歌う授業がスタートした。

♫わたしゃあ、音楽家 山の小鳥~・・・って、彼は2番を担当することが決まる。

もうね、こっちはね、心の中で「小鳥、頑張れ~!」なのね。

で、先生のところへ楽器の鈴を取りに行き、振り返って私を見つけた瞬間だ。

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さっきまで小鳥つってたのに、鳩なのね、豆鉄砲をくらったね。

えっ?そんなに・・・、ねえ?そんなにビックリする・・・である。

少しはにかんだ王子は、その後、2度と私と目を合わすことがなかった。

照れくさいからか何なのかわからないが、私は私で、その日一日、

♫シャシャシャンシャンシャン・・・、いか~がです?が頭の中で鳴りやまなかった。

もっというと、♫シャシャんところは、素早くやし、まあまあ難しいな・・・とか考えてた。

仕事が終わり、夕食時に妻に聞いてみた。

「あいつ、なんか言ってた?」

「ビックリしたな~・・・ばっかり言うてたわ」と。

そら、そやろ。あの顔はビックリせんとでけへんわ!である。

次男よ、子供らしくもっと喜んでくれてもええんやで!

まあ、とにかく、参加するようにするわな。

ゴメンやで・・・。

2013/02/14

時間。

先日、母校の大浜中学校より6人の学生が体験学習にきた。

かわいらしかった当初の自分を思い出しながら、

彼女たちとの若々しいトークは楽しい限りだ。そんな中…

「38歳やけど、いまだに中学校の友人と仲良くしてるで…、あの天ぷら屋の…」

「うふふ…、え~っと、私、その娘です…」

「えっ?うそっ、あいつの娘かいな?わはは…、すげーな!」

「そうか…、そやな…、おかしないわな…。しかし、あいつの…」なんて

不思議の国へ連れていかれそうな瞬間、そう、そのあいつからの電話が鳴る。

「もう来てるか?頼むわな…」と。

わはは…である。

で、そんな変な感じのこのタイミングで中学校の剣道部の同窓会も開かれた。

なんやねん、この空間は?である。

結婚してるとか、子供がいてるとか、仕事をしてるとか、すべて無視。

中学校時代にタイムスリップして、ただただ笑うだけの時間。

だって、ペータに戻ったもん、ペータに・・・。

あっ、私のあだ名ね。意味とか全然わかんないけど…。

時間というのは、すべての人間に平等に一回だけ与えられる。

なので、仕事の中なんかでは、すげーシビアに向き合うし、

家族との時間も大切にしたい…なんて、すげー考えたりする。

時間ってのは、つまり命なわけで時間を無駄に過ごすってことは

命を粗末にするといった考えにまで飛躍するし、

「ほらっ!そんなことを言っている今だってもう戻らないんやで…」

なんて、めちゃくちゃ大事なことなんだけど、

なんつうの、同窓会ってのは、そんなややこしいことをぶっ飛ばして

時間は止めてくれるし、もっといえば巻き戻しだってしてくれる空間だ。

なんの利害もない…、いや、私はそれぞれのお母さんがお客様っていう

関係もあるので一概にはいえないが、

まあ、そんな仲間との時間は何事にも代えがたい。

最後に、体験学習に来た学生にこの言葉を送っておきたい。

「少年老いやすく学なりがたし 一寸の光陰軽んずべからず」

小学校時代、剣道の先生に何度も何度も何度も言わされた言葉だ。

要約すると、友達は大切に!ってことである。

いやね、そりゃね、勉強頑張るのはもちろん大切なんだけど、

頑張っても頑張ってもなかなか大変な世の中…、まじで大変。

だけどね、元気くれたり、助けてくれるのは、やっぱ友達だよ!って意味。

まあ、ほんとは違うけどね…。

あ~、同窓会、楽しかった!である。

2013/02/11

ケチャラー。

幼い頃、”よっちゃんいか”や”チューチュー”などの駄菓子を食べようもんなら

「スーパーの息子が、そんなもん食べたらアカン!」

なんて、おばあによく取り上げられた記憶がある。

スーパーマーケットの申し子として育てたかったのだろうか。

味覚に関して、研ぎ澄まされた感覚を身につけて欲しかったに違いない。

で、そんなおばあの努力の甲斐もあってか、

私の舌は、間違いない・・・、味音痴だ!おばあよ、申し訳ない。

そして、それはうちのスタッフ全員が認めていて

味比べとして作った試食を食べようとするだけで

「あ~、あ~、アカン!もったいない!何食べても”旨い”言うでしょ」と、これだ。

確かに、そう、私はジャンクフードが大好きな芯からの”ジャンキー”。

ハンバーガーなら15分もあれば10個は食える、ポテトを間に挟みながらね。

で、なぜ?って考えると、たぶん、ケチャップが大好きなのだ。

だから、ケチャップ味にしとけば、”旨い!”ってなるわけ。

「ケチャップ最高!」なんて言いながらね。

料理をする妻にしたら、チョロい、チョロい、超簡単!ってなもんだろう。

つまり、マヨラーに対して、チェケラ・・・、いや、ケチャラーだ。

チャラい感じが否めないんだけど、そのケチャラーの私がだ、

昨日、カゴメさんところでえげつないケチャップと出会った。

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こいつ、超クール・・・。

売り場でちょいちょい目にしてたのに・・・

こいつのポテンシャルに気づいてやれず、ケチャラー失格である。

しかも、塩分30%カットって・・・

おまえ、旨いうえに、どんだけ優しいねん!

天よ、二物を与えてもうてまっせ!なのだ。

一度お試しください。ケチャラーおすすめっす。

2013/02/06

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