来年こそは・・・。

先日、長男の運動会の応援のため、我らが母校「英彰小学校」へ。

運動場に一歩足を踏み入れると、なんちゅうの、匂いっつうか、雰囲気っつうか

「お~、これぞ運動会やな~」なんて非常に気持ちがいい。

赤組白組関係なしにチビッ子達へ声援や拍手を送ってると、

仕事のことなんか忘れて・・・ってなると思いきや、なんないのね。

「お~!にいちゃん、おはようさん!あんたとこ何年生や!」とかね、

愛すべきおかあさんが、いつもの感じで声をかけてくださるもんやから

「あっ、3年生ですねん、赤組ですわ」ってのを何回言ったことか・・・。

もうね、「なんや?いつもの緑の服着てな、誰やわからんやろ!」とかってね、

いや、そりゃね、仕事の時は緑色の制服を着てますよ!そやけど、カエルやあるまいし、

運動会の時ぐらいはええ格好させたってや・・・なんてことを言うと、

「あ~、緑ちゃうわ。息子が赤組やったら、赤着んかい!」なんて返しがくる。

その理屈でいくと、当の本人といえば、あれ?紫組ってあったか?って服なのね。

頭まで紫メッシュでバリッと決まってるしね。

隣では、青組のおかあさん。

携帯電話を片手にお話ししながら大きく手を振っている。

「ここや!ここ。青色の服着てるから、わかるやろ!」と。

もうね、なんちゅうの、ほんとに青色より青い服着てるのね。

あまりジャガー組やヒョウ組はいらっしゃらなかったけど、

「大阪のおばちゃん」っていうのは、目立ってナンボ!なんだろう。

う~ん、我々世代の女性もいずれ・・・、注意深く見守りたいと思う。

ファッションが時代とともに変化するのと同じように

運動会も根っこの部分は変わらないが、ええ感じに変化している。

6年生が行う最後に見せる組体操。

私の時には無かった音楽なんかもかかってて普通に泣けた、ウルッと。

息子が6年生の時なんかは見ていられないだろう・・・ってほどだ。

で、運動会の作文の宿題があるらしく、彼が書いたタイトルを見て、また泣けた。

「もえる赤組うん動会」と。

えらい格好ええタイトルの割にはまた負けてたな・・・。

リレーも綱引きも・・・。

3年連続の負け、勝ち越し消滅・・・。

来年こそはおまえの組の服着て応援するさかい、頑張れよ!

2013/05/28

人を想う。

お客様からこんな質問をされた。

「なあ、にいちゃん。お酒をプレゼントしたいねんけど、

うち飲めへんさかい、ようわからんねん。どれがええと思う?」と。

まあ、私がよく飲むお酒をオススメさせていただいたが、

何が大事かといえば、「どれがええかな?」と悩むプロセスである。

その人の事を想い、あーでもないこーでもない・・・などと考える時間が長いほど

そう、わざわざ店員さんの意見を聞こうとする時点で、

すでに2割増しで旨くなってるはず。

で、「よっしゃあ、ほな、これにするわ!」

なんて、商品を手に取り、「喜んでくれるかな・・・」妄想をしつつ、

笑顔でお礼を言われたもんなら、まあ、商売人冥利に尽きるってもんだ。

お酌なんかしていただいて、楽しい時間を過ごしていただきたい。

いやね、物価が高騰とか消費税がどうとか、価格の話ばっかりで

まあね、大事なんだけど、もっとこう、違うやん!ってなことを思うわけ。

さっきも、今がシーズンの「水なす」を配達にきた農家さんがいるんだけど、

すげー柔らかくて旨い「水なす」を作ってて遅くまで頑張ってくれているわけ。

もちろん直送だから、価格は安くてお客様は喜んでくれてるんだけど、

なんちゅうの、すげー頑張ってることをわかっていただきたい。

この旨い水茄子ができるプロセスであったり、ストーリーであったり、

それを理解したうえで、「旨いな・・・」つって食べてもらいたい!である。

もちろん、お客様の商品を選ぶ判断基準が価格ってのは

実際、私もそうだから何ともいえないんだけど、まあ、あれだ、

とにかく、一生懸命お客様と生産者をつなぐ架け橋にならんと・・・と強く思う。

ホント、全然知らないところで、めちゃくちゃ頑張ってる人が腐るほどいるからね。

そういえば、義理の妹が出産を控え、なんか大変そうなのを妻から聞いた。

旦那や私なんかの男には、その大変さは想像を絶するものでしかわからないけど、

「無事に生まれて欲しい」と心から祈っていることは確かで

そんなことを想っている人が結構な量で確かにいる。

なので、どうか頑張っていただきたい。

早くかわいい赤ちゃんを見たいものだ。

2013/05/22

センス。

長男の絵好きは誰もが認めるもので、幼稚園の頃には先生から

「へ~!ホントに絵が好きなのね。将来は、絵描きさんかな?」

なんて、よく声をかけられるほどだったと聞いていた。

まあ、彼は「いや・・・、アカンねん!日之出屋せなアカンからな~…」

と言ってたらしいが、いやいや・・・、そんなうちから気にしないでいただきたい。

で、本題は次男のことなんだけど、長男の絵の上手さを認めているがゆえ、

負けず嫌いの彼は、勝てない試合はしない!というか、絵を描こうとしなかった。

そう、描けば長男の絵に負けるとわかっているから・・・。

しかしだ、絵に上も下もあるかい!気持ちで描くもんや!

なんてことに気付いたのだろうか、自主的に描いた彼の作品を始めて見た。

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お~!やっぱりのマリオやけど、なんちゅうても色がええわ!である。

次男よ、心配せんでも俺の血が入ってるからセンスはあるはずやぞ。

ドンドン描いたらんかい!である。

いやね、先日、閉店後にうちのスタッフからこんなお願いをされた。

「ちょっと背中に”おめでとう!”的なことを描いてくださいよ。

明日、ツレの結婚式で”いつか父さんみたいな大きな背中・・・”って歌うんやけど、

歌うだけやったらアレやから、脱いだ時にちょっとね、サプライズを・・・」とね。

わざわざ風呂まで入ってきて、「早く描いて!」と言わんばかりに

背中を放りだしてテレビを見だす準備万端の彼。

私のセンスを見越してのお願い、しかも、祝い事やし、私の筆にも力が入る。

で、できたのがコレ。

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な、次男よ、なかなかやろ。

油性マジックのため、当日、タオル1枚とワイシャツ1枚がパーになったらしいが、

私の作品はタダやないので、給料から天引きしておきます。

あと、全然知らないけど、よしゆき君、みきちゃん、結婚おめでとう!

2013/05/16

隠し味。

GW期間中は、やはり、ご家族や夫婦で来られるお客様が若干多めだ。

で、まず断わっておくが、別に盗み聞きしたわけではないんだけど、

ある新婚さん?であろうか、話す会話がなんとなく私の耳に入ってきた。

「なあ、なあ。何、食べたい?」

「えっ?そやな・・・、昨日は・・・」的な会話がね。

もうね、二人の間に割って入って議長を名乗りでようかと思った。

まず、若奥さんへは「どうせ9割方決まってるんでしょ!」と。

そして、旦那さんへ「無理無理無理。何言ったって却下!」と。

まあ、どんな料理になろうと、楽しい会話が弾む食卓を祈るばかりだ。

私にいたっては、若い頃、その問いに対して

「じゃあ、牛肉を塩こしょうで炒めて、それにケチャップかけて喰いたい!」

と、ジャンクフードマニア好みの料理を提案したところ

「そんなん料理ちゃうわ!」「はあ?料理ちゃう!ってなんやねん」

なんて、ひと悶着したことを懐かしく思い出す。

しかし、毎日バランスを考えて料理をつくるってのは、考えるだけでも

かなりの労力を使うやろな・・・と、世の奥さま方には頭が下がる。

その解決法としては、今やインターネットでちょちょいのちょいかもしれないが、

買い物するお店でお客様同士、情報交換するのがええんちゃうん?と思うわけ。

何より旦那さんに聞くより、よっぽど効率がいい。

そんな空間を作り出せるよう努力していきたいと思った次第だ。

いやね、そんなことを思ったのは、

ある愛すべきおかあさんから愛すべき料理を教わったからだ。

「インカのめざめ」ってお芋さんの入荷がなくなった旨をお伝えしたんだけど・・・

「そうか・・・、もう終わりか。ほんま美味しかったのに・・・」

「そうですねん、すんません。で、どないして食べてましたん?」

「あのな、まずはベーコンを炒めてな、そこへ”インカのめざめ”を・・・」

なんて、料理の過程を詳しく説明してくれてて、最後に

「にいちゃん、ほんでな、隠し味があんねん」

「えっ?なんですの?教えて、教えて・・・」

「バターや」と、小声で。

いや・・・、全っ然、これっぽっちも隠れてへんねんけど・・・である。

王道中の王道料理を、なんかね、コソコソとお話させていただいて

久しぶりに「愛すべきやわ~」と、心が晴れやかになる今日この頃。

美味しい料理は皆さんで共有し合いましょう!

2013/05/07

勝って驕らず、負けて腐らず。

今度、いよいよ昨年のリベンジとして剣道の試合に出場する。

長男も時を同じくして試合に出場するわけだが、私の必勝に対して

まあ、彼はまだ剣道の「け」の字もわかっていないので初戦敗退は必至だ。

言っておきたいのは、相手に勝った負けただけがすべてではない。

昨年の、いや、昨日の自分との勝負に徹してもらいたい。

お互い肝に銘じ、正々堂々と全力を尽くしたいと思う。

勝負といえば、昨日、息子たちから「また、おかあさんに負けたな…」と。

そう、彼女は昨日誕生日を迎え、なんつうのかな、私にはまったくの未知の世界で

「マジかよ・・・」の、そう、40歳という大台へ我先にと足を踏み入れた。

そう、俗にいう「大阪のおばちゃん」という

まあ、なにかと面倒な称号を手に入れたのだ。

で、息子たちは、私がまだまだ若い39歳になったばかりだから

ただ単純に「おかあさんに負けている」と、こう考えるわけだ。

そういえば、昔から私は3月27日生まれなことから

同級生の女子に「あんたが一番年下やで!」なんてからかわれ、

なんか”負け”という悔し涙をのんだ小学校時代であったことを思い出す。

加えて・・・、あまりにもしつこく言う花沢さんみたいな女子には

給食時に動物や電車などを型にはめたチーズが出た時なんだけど、

ちょっとした隙に彼女の新幹線チーズと私のゴリラチーズを入れ替え、

トリッキーな仕返しを試みたが、「ゴリラいや~!」なんて大泣きされて

先生にこっぴどく叱られたのは記憶に新しい・・・。

しかし、39歳になった今、そう、今なら言える「負けか?」と。

もうね、からかった同級生の女子が今年誕生日を迎える日に会いにいって

「あれっ?俺って負け?勝ちっぽくない?」って言ってまわりたいほどだ。

おっとっと・・・、ちょいと負けず嫌いの血が騒ぎ、取り乱してしまった。

そう、「勝って驕らず、負けて腐らず」である。

まあ、とにかく彼女の誕生日を祝うべくゴリラのチーズでも・・・と思ったが、

そんなファンキーなチーズなんて販売されているわけもなく、

高知から取り寄せた当店オススメの激旨アイス

「久保田のアイス」の中からごまアイスをチョイスして買って帰った。

「胡麻って・・・」なんだけど、「いや、アイス食べてる時点で・・・」なんだけど、

女子って美容とかヘルシー志向でしょ!

女性にかなり人気です。

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彼女の誕生日をネタにしれっとオススメ商品のご案内でした。

おめでたくないかもしれないが、妻よ、おめでとう!

2013/05/01

橋≒崎?

先日、「現場に出てねぇ・・・」なんてブログを綴ったので

しっかり現場に出たんだけど、まあ、やっぱりいろんなことをお話できる。

「あんた、最近、顔見いひんから病気したんちゃうか?って心配したで」

なんて、うれしいお言葉までいただけて有難い限りだ。

で、ひとつ思ったことが・・・。

私の名前は「岩橋」ってんだけど、なんやろう?「岩崎」ってよく間違えられる。

これは、「岩橋」って人だけが体感する「岩橋あるある」なんだけど、

なぜそう間違えるのか・・・が、知りたい。

いやね、間違えられるのが嫌だ!とかで言っているのではない。

極論かもしれないが、名前なんてそれほど重要じゃない!って思ってるぐらいだ。

うわべだけで付き合うのなら、どう呼べば困るっつうので必要なんだけど、

芯からのお付き合いになると、あだ名なんてのに発展したりするし、

オカンだって名前で呼ぶことなんて一度もなく、オカンは「オカン」だし・・・。

もちろん、愛すべきおかあさんにはお名前でお呼びしたい!と思っているので

「名前不要論」ではないってことだけは、誤解しないでいただきたい・・・。

で、まあ、本題に戻るんだけど、「岩崎」はなぜ?だ。

「いわばし」とか「がんきょう」とかの間違いならわかる、読み方が・・・ってね。

あと「橋本」が、「橋元」とか「橋下」とかならね、まあ、私は「岩橋」なので

本当のところはわからないが、しょうがないっか・・・ってなるような気がする。

だけど、「岩崎」に関しては、私からしたら全然ちゃうやん!なわけ。

なのに、年賀状とか一割は「岩崎」で到着しちゃってて

岩橋家はもちろん、たぶん、郵便屋さんも誰も何とも思わない。

「なんでやろうな・・・」って誰かがボソッと言うぐらいだ。

いやね、別にいいのね、いいの!

もうね、全然「岩崎」を受け入れる気満々。

このままいっちゃえ!的なところもあるの、ホント多くて・・・。

私が知りたいのは、「なぜ?」ってことだ。

日本国民なら誰しも「岩とくれば、普通は崎でしょ!」なのだろうか?

私の滑舌が悪く、「いわはし」が「いわさき」に聞こえているのだろうか?

「岩崎」さんが「岩橋」に間違えられるのは、まず無いはずなのに・・・。

う~ん、なぞだ・・・。

本日、お客様から口頭で間違えられ、手紙にも「岩崎」って書いたのが届いて

”お~、久しぶりの2連発・・・”なんて、ふと考え込む今日この頃である。

2013/04/24

0。

「あ~、わからへん!!!!」

長男の大きな声で目が覚める。

朝の早くから机に向かっているわけで「ほ~・・・」つって感心するも

なんてことない・・・、ただただゲームがしたいがため!らしい。

で、妻も「あんたがその気やったら、こっちも負けてられるかい!」なんて

気持ち多めの課題に加え、超難問を用意しているがため、

冒頭の大きな声が部屋に響き渡るわけだ。

「なんや、わからんのか?お父さんに見せてみい!」つって

父親という大きな壁ってもんを目の当たりにさせるべく問題用紙を取り上げる。

「どれどれ・・・、なるほどな・・・、ふんふん・・・、あっ、そういうことね・・・」

”えっ、あれっ?うそっ?おまえ、3年生やんな?小3ってあの小3やんな・・・”

生の声とはうらはらに心の声は完全に震えている。

いやね、答えを導き出すには「0」が頭に浮かばないと解けない問題があり、

恥ずかしながらその「0」が、なかなか出てこね~の…。

40を前にして、頭がカッチカチになってて、もうね、盲点中の盲点。

息子にいたっては・・・

「最初っから数えてみ」「123・・・」「ちがっ、もう一個前!」

「なんでや!123・・・やろ?」「1の前、1の前!」「え~・・・」

妻とこのような一進一退の攻防を永遠と繰り広げている。

まあ、なんちゅうの、よくよく考えると、スゲーのね、0って。

「無」を表す数字として一番初めに考えたヤツはスゲーな・・・である。

花札なんかしたもんなら「ブタ」っつうんだから、ホントぶっ飛んでる!

いや、ブタだけではない・・・牛もだ、国産牛!

昔っからこだわる国産牛と絶妙な合挽のミンチ肉を使用し、

担当者が腱鞘炎にでもなるんちゃうか?ってぐらいの手ごねに次ぐ手ごねで

作られる毎回大好評でもある当店自家製自慢の「0」は、

毎週木曜日限定で販売させていただいてます。

あっ、ごめんなさい!ごちゃまぜになっちゃいましたね・・・。

タイトルの「0」は「0」じゃなくって、ハンバーグのことね。

閉店前に妻に焼いてもらおうと「0」を探したんだけど、

売場は「0」になっちゃってて、残念で仕方のない今日この頃。

皆様も木曜日は当店自慢の「0」をどうぞ。

2013/04/18

声。

やっとパソコンと向き合える時間ができた。

ここ数日、時間とかなんかいろんなものに追われる毎日で

地に足がついてない状態であったように思う。

仕事をするにあたって、まあ、だいたいはね、楽しいんだけど、

そりゃね、楽しいことばかりではない、おおっぴらにぶっちゃけちゃうと。

で、まあ、今、パソコンの前で「う~ん・・・」つって

眉間にしわを寄せながら考えてて・・・、

仕事して一番うれしいことっつうのは、お客様からの「ありがとう」で

仕事して一番ガクッとなることっつうと、お客様からの「お叱り」で

つまり、すべては愛すべきおかあさんが支配してるってことになる・・・ん・・・

やべっ・・・、現場に出てへんわ・・・である。

いやね、よくよく考えるとわかった。

そういえば、ここ数日、外に出ることが多く、

お客様としっかり向き合うことがなかなかできなかったのだ。

愛すべきおかあさんからの「にいちゃん!」って声が

これほどまでに私の心情を左右するとは思わなかった。

いつの話やねん!っていう「サンタさん!」とか

誰がやねん!っていう「マスター!」とか

「ボン!」とか「息子!」とか、最近、呼ばれてないわ・・・である。

もっというと、お子さんを連れた若いおかあさんが子供に

「ほらっ、まいどのにいちゃんやで!」つって

無理やりやらされる感たっぷりの「あいど!」

っていう「ま」がまだ言えない子供の声とかも聞いてへんわ・・・である。

アカン!アカン!現場に出んと・・・。

事件は会議室で起こってるんやないって誰か言うてたし・・・。

そんなことを痛感した春の夜更けでした。

明日、ガッツリ現場に出よ・・・。

2013/04/10

1日。

皆様にちょいとご報告。

今回をもちまして、ブログを一時閉鎖しようかなと思っています。

なんてね!である。

あ~、間に合った・・・。

いやね、今日の朝、早起きが趣味の長男に

「おいっ、今日って何の日か知ってるか?」って尋ねたところ

「えっ?4月1日やろ~、あっ、エイプリルフールや!」

なんて意外と知ってて・・・

「おっ、じゃあ、なんか嘘ついてみてや」

「そやな~、え~っと、おかあさん、バカ!ははは」

「おまえ、それ、嘘ちゃうやん、悪口やんけ!わは・・・は・・・」

大笑いしながら妻を見ると、あれ?クスッとも笑ってないのね。

もうね、雪女とおんなじぐらいの冷たい目でこっち見てて、

息子といえば、蛇に睨まれた蛙を人間にしたらこんな顔やろなって顔してた。

そんなやりとりを朝からしたもんだから、よ~っし、まあ、一回ぐらいはね、

嘘をつくなら面白いのでないと・・・なんて思ってたが、まあ、騙された。

お客様からは「にいちゃん、今日はえらいサービスやな。おおきにな~」

「えっ?なんかありました?」「今日の買物、みな、30%引きになってたで!」

「えっ?うそおお?」「お~、ウソや!わはは・・・」なんて、ガツンッとやられ

お取引様からも「今度、〇〇をお願いやで!」と電話すると

「えっ?もう、本店の方ですでに手配しましたよ」

「ちょちょちょ・・・、待ってや!いつよ?」「まあ、嘘ですけど・・・」

なんて、切れ味鋭くスカッと騙された。

「くそ~、なんかええ嘘ないか?」っちゅうても、そんな考える暇もなく

なんやかんやバタバタしてるうちに、嘘をつく相手もいなくなって

結局、冒頭の言葉ぐらいしか思いつかなくなった次第である。

か~、なんちゅうの、嘘をつくのは難しいわ・・・。

真っ正直な人間であることが裏目に出てもうた

そんな1日でした。

2013/04/01

やっと39歳。

「おいっ、俺になんか言うことあるやろ!」

「えっ?なんやろ…、おはようございます!かな・・・」

「ちゃうわ!ほら、ほら、3月27日やで!よう考えてみ」

「あっ、しまった!すみません・・・。おめでとうございます!」

なんていうやりとりを日之出屋の高校生アルバイトの子達とよくする・・・

っていうか、毎年毎年飽きもせず、恒例行事としてもれなく行ってきたんだけど、

今年に限っては、なんと以前辞めたバイトの子達が集まって

休憩室の暗闇に隠れて、パーンッて鳴るやつを手に持って、

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「おめでとうございます!」とのサプライズを・・・、く~・・・、お、おまえら・・・

いや、別に、そんなつもりで、毎年言うて・・・、コラッ、誰が栄ちゃんや!である。

で、まあ、集まれるのが26日しかなかったらしく前日にもらったんだけど、

27日当日なんてのは、その前日のこともあるし、朝から気分がいいわけで

クッキングスクールの材料を配達する先方でも、検品した後に、

「え~っと、僕になんか言うことありましたよね・・・」をね、軽い感じで、はい。すると、

「えっ、あっ、はいっ、お待ちください。〇〇さん!発注書、確認したの?」

「△△さ~ん、お願い、ちょっと来て・・・」などの慌ただしい言葉が飛び交い、

ちょっと騒然となっちゃって、「あれ?言いづれぇぇ・・・」ってなったんだけど、

みんないい人ばかりで、最終的には皆さんからお祝いの言葉をいただけた。

しかも・・・

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翌日、マカロン?っつうの、手作りのサプライズまで・・・。

なんかね、悪くって・・・、だいたい、39歳で40歳も目前なんだから、

「僕に何か言うこと・・・」は、金輪際やめようと決意した次第である。

これからは39歳だし、バーボンが似合う男っちゅうの、

ベラベラしゃべらないカッコいい男になろうと思います。

みなさん、ありがとうございました。

2013/03/28

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