名前。

最近、”ようやくお外に出かけられるようになりまちた”

ぐらいの赤ちゃんと一緒に来店する知り合いや友達が多くて、

なんやろう、赤ちゃんってのはず~っと見てても飽きへんし、単純にかわいらしいし、

「名前は?」「〇〇」「へ~、ええやん」なんてね、平和まるだしの会話に癒される。

そういえば、俺も3人の息子の名前を決めるのにホンマ難儀したわ~・・・特に3番目・・・

なんてね、名前の話で華が咲き乱れちゃったのはいいんだけど、

実は、人の名前ってのをすぐに忘れるっつうか、覚えられへんっつうか困っている。

ええかげんなやっちゃで!と自覚してるのにもかかわらず、なかなか直らない・・・。

で、それと同じぐらいにヤバいのが商品の名前だ。

本日もスゲー行列ができているチーズケーキを販売させていただくことになって

「なあ、にいちゃん、頼まれてんけど、ドロ・・・キ・・・アオ・・・のケーキどこや?」

なんて、メモ用紙を見ながらでも道半ばで諦める愛すべきおかあさんに対し、

私自身も「あ~、あれな、ドロキアオラシイ・・・タ・・・やったかな?」と自信なく答え、

なんやろう、名前ってのが、なんかこうすっと出てこなくて悩まされる。

歳ってわけでもないやろうし、なんか、アカンわ~・・・だ。

まあ、でもね、愛すべきおかあさんの思い切りの良さに

私の悩みなんてちっぽけなもんやな・・・と、ちょっとだけ勇気をいただく。

いやね、活字ではなかなか伝わらないかも知れないが、

「ヘレ一口カツ弁当」ってのがあるんだけど、「-ロ」ってところを漢字じゃなく

カタカナで認識しちゃてて、まあ、わかりやすく綴らせていただくとだ

「にいちゃん、へれーろかつ弁当ってなんや?」って聞いてくるもんだから

「ちゃちゃちゃう、ちゃう!一口っていう意味やねん。ややこしくてゴメンやで」である。

確かに・・・、読もうと思えばそう読めるけどや・・・、思い切りがええわ!だ。

また、別のおかあさんからは

「にいちゃん、歯が無い人でも食べられる美味しいおかきが売ってるで!って、

友達から聞いてきたんやけど、どれや?」ってね、もうね、名前すら出てこないのね。

ニュアンスだけで判断しろ!と。

か~、気持ちええわ!である。

っていうか、木村のあられでしょ!ふわふわの、海老せんね、はい、はい

確かに歯がなくてもイケるかもしれん・・・。

まあ、商品に関しては、なんとかかんとかどないでもなるが、

結局、人の名前は覚える他ない。

く~、なんかええ方法がないかな~・・・である。

2014/06/17

俺のナポリタン。

月に1度は、「俺の料理」をすることに決めて、まだ今回2回目なんだけど、

何も知らんのに何を料理したらええねん?って手詰まり感がハンパなく、すでに万事休す。

いやね、思った。世の中の若奥さんとかおかあさんとか全員、スゲーな・・・って。

う~ん、いきなり中止ってわけにもいかないし、とにかく自分の好きなのを作ろう・・・って、

「ケチャップマニア」が考えることといえば、そう、「オムライス」か「ナポリタン」のどっちか。

で、オムライスは初心者にはちょっと無理やろ・・・ってことで「ナポリタン」を作ることに。

「ナポリタン」の思い出はだくさんあるけど・・・、そう、そう・・・

高校の時、東京の友達んとこで泊まるってなって「なんか喰う?」からの「ナポリタン」。

「えっ、旨っ!!むっちゃ旨いやん!なんや、おばちゃんが作ったんか?」

「あ~、うちのかあちゃん、料理は全然で、これしか作れねえからさぁ・・・」

高校時にツレがオカンの料理を食べるってなると、

ドンッと突き離したコメントは仕方がなくて

まあ、確かに彼のおかあさんはオカンって感じは微塵もないスラッとしてる系だから

生活感があんまなくて、本当にこれしか作れねえ・・・にしてもだ、旨すぎるやないかい!

って、何がどう美味しかったのか忘れたが、旨かったな~・・・って今でも覚えている。

よしっ、うちの息子が大きなって、ツレとかが「おじゃましま~す」なんて家に遊びに来て、

たまたま妻が同窓会とかで出かけてんのに「なんか喰う?」ってなった場合の為にもだ、

「なんやこれ・・・、めっちゃ旨いやん!」ってザワザワするぐらいに極めておく必要がある。

そして、「あ~、うちの親父、なんや、これだけは作れるみたいや・・・」って言わさなアカン。

・・・なんて、ナポリタンについていろいろ綴ったけど、

すんません、こいつを使うだけでホント旨いナポリタンが簡単に出来るから!

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何度かご紹介させていただいているが、マジでオススメっす。

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ほらっ、ねっ、自分でいうのもなんだが、ホントどっから見ても旨そう・・・である。

今回、勉強になったのは、太いスパゲティを茹でる時間は思ってたより長げー!ってこと。

ず~っとお湯の中でグツグツいってっから心配になって、チュルッと食べるんだけど、

恥ずかしいぐらい芯がくっきり残ってて、それ以降も、「過保護か!」ってぐらい

出来たかな?チュルッ、もうええやろ?チュルッ、ばっかりで腹いっぱいになるわ・・・だ。

あと、「あのな、ナポリタンってのはギトギトがええねん。懐かしい味になんねん」なんて、

自分色を出すためにケチャップを追加されるのは、さじ加減を知ってる方だけで。

いやね、ケチャップやり過ぎて、ギトギト過ぎて、ちょっと不完全燃焼・・・である。

2014/06/10

なんか言えない派。

私は、こう見えて「髪、切った?」が、なんか言えない派である。

なぜなら、人間は「全然言える派」と「なんか言えない派」の2種類しかいないのと同時に

「言われると嬉しい派」と「いや、できればスルーして派」の2種類しかいないわけで、

スゲー仲良くなったとしてもだ、どっち派を判断するのはなかなかの難問だし、

さらには、切った髪型がもしかして・・・

「はあ~、失敗したな~」なんて思ってる人に聞いたら気まずくなるんじゃ・・・とか

いろんなことを考えた結果

「じゃあ、最初っから言えない派でいよう・・・」というのが根っこにあるからだ。

しかしだ、「いや・・・、考え過ぎ!」って話だし、

うちの男性スタッフにグイグイ言える派いるんだけど、

コミュニケーションがえらい円滑に行われているのを横で見ていると、

あれやな、やっぱり気づいたらなるべく言うべきやな・・・

なんて、う~ん、どっち派がええんやろ?となかなか結論が出ない。

しかも、40歳になって気づいたのだが、

「そもそも論」という新たな問題に直面し、頭を抱えている。

いやね、もとから目があんまり良くなかったんだけど、

最近、さらに悪くなったような気がしてメガネをかけることが多くなった。

やっぱりね、何にもなかった顔に黒いメガネがかかるとなると、

「あれっ?誰か全然わかりませんでしたわ・・・」なんてね、雰囲気がガラッと変わるわけ。

でね、久しぶりに会う方に会うっていう機会が最近多くって・・・

「うわっ、すんません、誰か気づきませんでしたわ・・・。あれっ、目が悪かったんですか?」

「ちゃうねん、40歳になったからかな・・・、あっちゃこっちゃ悪なるっちゅうか・・・」

「あ~、40っすか。じゃあ、お腹なんかも・・・、肥えたんちゃいます?メタボっすか、メタボ」

「せやねん、代謝が悪なってるもんな~、気ぃつけなアカンわ・・・」

なんていうね、歳の話を交えて楽しく談笑してる中で、なぜか毎回、こんな言葉が・・・。

「ホント、雰囲気変わりましたよね。なんか、髪の毛も短くとサッパリされて」と。

「あっ、そ、そう。ハハハ・・・」って、まあ、一応ね、笑顔でね、言うよ。

なんていうの、髪の毛を切ったことに対して言われることに

嬉しい、いや、スルーして欲しい、とかね、以前の問題なの、そんなこと。

あの~、俺、そもそも切ってへんし・・・である。

どっちかっつうと、見た目とは裏腹に、ぼちぼち髪切ろうかなって思ってたぐらいで。

なんか、ゴメン・・・、切ってもないのに切ったみたいに見えて・・・である。

う~ん、やっぱ、「髪、切った?」に関しては「なんか言えない派」に落ち着きそうだ。

「口も頭も災いのもと」とはよくいったものである。

げに言葉は難しい・・・。

最近、髪の毛関連の事案が多くてついつい綴らせていただきました。

2014/06/04

そうかもしれんけど・・・。

「コンッ、コンッ、コンッ、コンッ・・・あっ、こんにちは~」

ある営業マンが事務所のドアをノックする。

私と目があった彼は、愛想笑い?なのかニコッといい笑顔でこっちを見ている。

「いや・・・まあ、こんにちは!やねんけど、ちょっとその前にや・・・」である。

「ちょっと待って・・・、ごめん、今、何回ノックした?」

「えっ、あっ、はいっ、ノックですか?えっと、4回ですけど・・・なにか・・・」

「いや、なにか・・・?やあれへん!なんで4回なん、多ない?」

「えっ、普通は4回かな・・・と」

「うそーー!!普通、相場は2回ちゃうん?だって、今・・・

なんか多ない・・・、なんか気持ち悪いな・・・って違和感が凄かったぞ」

「マナーとしては、4回と教わったもので・・・」

「えっ?うそっ?そうなん?」なんて、慌てて「ノック 回数」ってのを検索したら

なんていうの、就職活動のマナーとしてガガガッ・・・って出るわ出るわ!なのね。

2回はトイレの回数らしく、4回は国際基準とかぬかしてるヤツもあって、

まあ、総合的に3回が妥当なんじゃないですか?的なところに行き着いた。

いや、別にね、ええねん!3回でも4回でも全然ええねん!何回でもどうぞ!やねんけど、

なんつうの、たぶんね、日本人はほぼ2回やねんから、

その世界基準?かなんか知らんけど、

そんな無理せんでもや、2回でええやん!ってなるわけ。

一週間は日曜日からスタートでしょ!だって、カレンダーみてくださいよ!

のパターンと全くいっしょで、いや、そうかもしれんけど

もうええやん、普通は月曜日やん!ってなるわけ。

・・・ってなことがあったその日、なぜか、長男とお風呂に入ることになって

久しぶりすぎて、何を話したらええねん?と考えた結果

「おまえ、何の教科が好きなん?」

なんていうベッタベタの質問の問いにだ、なんと彼はこう言い放った。

「たいいく」と。

「えっ?なんて?」「た・い・い・く!」「いや、普通、たいくやろ?」「たいいくって書くやん」

「いや、そやけどや・・・、えっ、友達とか何て言うてんねん?」「たいく」

「せやろ!ほらっ、なっ!じゃあ、もっぺん言うてみ」「たいいく」「・・・もう、ええ」

俺が適当すぎるんかな・・・と、なんか逆に反省する今日この頃である。

2014/06/02

スイカサイダー。

人が物を買うってのには、それはもう、無限?ってぐらいいろんな理由がある。

スゲー突きつめれば、3つ4つぐらいになっちゃうかもしれないが、

う~ん、私の頭ではなかなかいい答えが見当たらない・・・、むずっ!だ。

で、私は食品を販売させていただいているので、まあ、だいたいね、

ベッタベタに「旨いもん」「安心して食べられるもん」なんてことが考えられる。

ただ、今回は「ほ~、なるほどね」ってことがあったので綴らせていただきたい。

ある愛すべきおかあさんが私に話しかけるわけ。

「にいちゃん、これ、ええで!」と、買い物籠へ3本4本と次々購入される。

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スイカサイダーってやつ。

お菓子でも「たこ焼き味」とか「ピザ味」とかね、よく見かけると思うんだけど、

「いや、それやったら本物いったら・・・」なんて思うこともしばしばあって

「スイカサイダー」も、もれなく「それやったら・・・」シリーズの仲間っていう認識だったが、

もうね、夏場なんてのは、手軽に「西瓜いっとく?」なのだろうか、大変、人気のサイダーだ。

「あっ、そう。おかあさんもスイカサイダー好きなんや?」

「ちゃう、ちゃう。飲んだことあれへんよ」

「えっ?なに?飲まへんのにどないすんの?」

「いやな、お父さんおらへんようになったやろ。お父さん、スイカ好きやったからな・・・」

「あ~、仏さんに!そら、お父さん、喜ぶわ」

「せやねん。ほんでな、これな、知ってる思うけど、腐れへんねん。

まあな、1本をずっと置いとくのも愛想ないし、ちょこちょこ替えんねんけどな・・・」

「か~、なるほどね。そやけど、替えたんは、みな近所とかに配らんと

どんなもんか、いっぺん飲んでみたらええねん」

「せやな・・・。あれか、やっぱりスイカの味がすんのか?」

「あ、当たり前や!メロンの味してどないすんねん。ビックリするがな」

「えっ?なんて?メロンの味すんの?」

「ちゃちゃちゃ・・・なんでやねん!

この柄で、スイカって書いてもうてて、メロンの味・・・アカンがな」

「いや、あんたがメロンとか言うからやな・・・」

「ちゃちゃちゃ・・・ちゃうやん・・・」

なんやろう、なんぼほど愛すべきやねん・・・である。

帰り際、「にいちゃん、ちょっと先やけど、初盆はええ西瓜頼むで」と。

せやな、さすがに初盆でスイカサイダーは、お父さん、ビックリするわ・・・。

それはもう、お父さんが喜びそうなやつ、ご用意させていただきます。

間のね、スイカサイダーのお買い上げ、ありがとうございます。

でもって、元気だしてや、である。

2014/05/27

おせっかい。

先日、剣道の市民大会みたいなのに出場させていただいた。

20年ほどのブランクから今回は3回目の試合で慣れてきたってのと

「5段以下40歳以上」って種目で出場するもんだから

「一番若手やし、マジで狙っちゃおうかな~?優勝ってやつ」

なんてね、自分に心地の良いプレッシャーを与えたつもりが

なんやろ、日の丸を背負ってオリンピックに出場する選手みたいにね、

まあ、スケールは全然違うんだけど、押しつぶされそうになった。

1回戦、2回戦、3回戦、なんとか勝利し続けて4回戦目。

これに勝てば3位入賞ってところでだ、もうね、疲労困憊、満身創痍。

アカン、竹刀どころか、つまようじも持たれへん・・・ってぐらい。

そんな私の事情など知らない審判から無情にも「はじめ!」の声。

最後の力を振り絞るってこのことやな!ってぐらいあがき倒し、

出しきって負けたのでこれっぽっちの悔しさもなかった。

そりゃね、2週間に1回ぐらいの稽古で勝てるほど剣の道は甘くない。

来年こそは・・・って一瞬は燃えたけど、まあ、出来る限り稽古しよ・・・である。

しかし、試合には負けたが、やっぱり、あ~ええもんやな・・・ってことがひとつ。

いやね、小学校、中学校の剣道の恩師がいまだに続けられていて

試合が終わるたびに声をかけてくれるのだ。

また、今まで剣道を通じて関係した先輩や後輩が集まってくる。

「次っすよ、次!」「やるやん!」「強いやんけ!」などなど・・・。

ある先生なんかは

「あのな、ええ感じで攻めてるやから、そのまま剣先を・・・どうのこうの・・・」

なんて、昔からの相変わらずの指導に力入っちゃってて、

こっちは疲れててそれどころじゃないから、「はぁ、はぁ、ほんまっすね・・・」

なんて、昔から?なのか右から左になっちゃってて

「おせっかいが、ハンパやないわ・・・」って試合中は思ってたけど、

終わってみると、スゲー有難いな・・・ってしみじみ思った。

剣道においてもだが、今までの人生のいろんな場面で

ちょっとした一言で、どれほど救われたきたことか・・・ってのがある。

「おまえに言われたないわ!」って、腹が立つ一言も含めね。

年齢のせいかもしれないが、いや~痛感した。

おせっかいって、案外、悪くない。

「ウザいねん!」のチョイ前ぐらいで人と関わっていければ・・・である。

2014/05/20

どう?俺の料理。

予告通り、俺の料理「豚南蛮」が完成するまでのストーリーを綴りたい。

まず、料理をするにしても、なぜ「そば」なのか?の説明から。

先日、家族で外食でも・・・って話になって、私の提案の「イタリアンは?」に

妻も長男も三男も「ええやん!」ってなって、なんかそれ以外は考えられないほどで、

こんな空気になった以上、カレーやオムライスの後にでも「ごはん、ちょうだい!」

なんていう白米命和食系次男の「俺、ピザ嫌いやねんけどな・・・」の声はとても小さく、

その日はどうしようもなくて、

リゾットを指さし「ほらっ、米あるやん、米。よかったな・・・」なんて

なんとか誤魔化したものの、いつも自分の意見をひた隠しにする次男を不憫に思い、

「次はおまえの好きなん、作ったるわな!」と心に誓った結果、

私でも料理できそうで彼のベスト3にも入る「そば」に行き着いたわけだ。

で、やるからには「蕎麦から打ったろか・・・」なんだけど、さすがに無理があるな・・・と。

じゃあ、せめてね、「つゆは、だしからいったらぁ・・・」つってこの二つを用意。

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袋の裏に書いてある通り、醤油とかみりんとか砂糖とか加えると、

あら不思議、料理のできない私でもかつおの効いためっちゃ旨いつゆが出来上がる。

蕎麦は「蕎麦通のそば」ってのを選んだので、間違いない。

最後に鴨の代わりの豚肉、そして、もやし、白ネギの湯がいたのを

真中に盛りつければ、超簡単!地味にもやしが旨い「豚南蛮」の出来上がりだ。

男の料理なんでね、食べてる人に「どう?」とか聞かないのね、絶対。

美味しいのわかってるし、聞かなくても勝手に言ってくれるからね、だいたい。

いやね、今まで食べる側しかやったことなかったけど、「どう?」ってね、

「もうええ!」ってぐらい聞かれたりするとね、さっき言うたやん!ってなってた。

「どう、どう、どう?これは、どう?美味しい?どう?」ってグイグイくるとね、

「どうどうどう・・・って、わしゃあ、馬か!」ってなってた。

でも、今ならわかる。

結構、聞きたいものである・・・。

次男よ、来月もお楽しみに。

2014/05/12

俺の料理 エピソードⅠ。

なんかね、GWがね、飛び石だの11連休だの晴れるだの暑いだのとかね、

ガチャガチャガチャガチャ・・・と、そんな話題が多かったっていうか、

そんなことばっかり言ってたら、30日なんだけど、忘れてた、妻の誕生日。

うわっ、マジか・・・、すっかり忘れてた!っていうヤバいやつじゃなくって

「あっ、そういえば・・・」レベルのやつなんだけど、やっぱりね、よくない。

家庭のことよりも仕事とかプライベートとかを優先し過ぎなのでは・・・である。

これはアカン!とね、なんかせな!とね、いろいろ考えた結果、「料理」に行き着いた。

いやね、昔、男らしい体育の先生が担任だった中2の通信簿に

あいまいな記憶だが、「少し男らしさに欠ける・・・」的なことが書かれて、

そんな風に映ってたんや・・・とショックで、ホント恥ずかしくって、

それからというもの「男らしさ」ってのをめっちゃ気にするようになり、

(まあ、そういう所が女々しいんとちゃうんか?って話になるのは置いといて)

ベタに「男子厨房に入らず」を貫いてて、めっっったに料理なんかしないんだけど、

家庭のことといえば、「料理やろ!」ってことで台所に立つことを決意した。

で、男の料理といえば、そう、映画「クレイマークレイマー」のワンシーン。

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最初はむちゃくちゃだったけど、最後の日は完璧なのね、共同作業でね。

く~、ビリーよ!息子を持つ今ならもっと感動する自信があるぞ!である。

まあ、フレンチトーストなんかね、ちょちょいのちょいだから宣言する必要はない。

そう、見ていただきたい。

俺の料理「鴨ちゃうやん、豚やん」だ。

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いやね、「鴨南蛮」の鴨なんか無かったし、「鴨ちゃうやん」なのね。

次回、これができるまでのレシピ?をブログに綴りたいと思う。

妻からも「お、おん・・・。美味しいで」と大好評!

ご期待ください。

2014/05/07

太陽。

なんちゅうの、なんぼほど雨降んねん!なのね、一日中ずっと。

「絶対、妖怪の仕業だ!」なんてね、ウォッチを見ながら言いたくなるくらいだ。

こっちはね、昨日、十年ぶりぐらいに会った同級生のなかに

カラーセラピスト?ってのをしてる友人がいて、その会話の中で

「俺、何色なん?」「え~っと、ちゃんと見なわからんけど、夏、青かな・・・」

なんて、”お~、セーフ!おっさん色を言われんでよかった~!”

と一夜明けても心は晴れ晴れとしてんのに・・・

そう、この雨がお客様の来店動機をサーッとひとつずつ消していく・・・なのね。

しかしだ、うっとおしい雨でもだ、来店してくださるたくさんの愛すべきおかあさん。

もうね、ホント、太陽。

でね、その太陽がね、私を呼ぶわけ。

「にいちゃん、ちょっと・・・、これ、何て書いてる?見えへんねん」と。

手には小さな紙を持ってて、そこには買ってくるものをメモしてるんだけど、

いや、怖がってるで・・・ってぐらい睨みつけてるのね、見えないから。

「ゴメンやで。自分で書いてきてて、わからへんようになってんねん」

「ははは。ちょっと、見せてや」

いや、試験やあるまいし、カンニングでもする気かいな・・・の小さな文字。

「納豆って書いてあるで」

「んっ?納豆?ちょっと待ってや・・・、え~っとやな・・・」

なんかね、身におぼえないんだけど・・・みたいな顔をされたまま

「え~・・・、そんなん書いたか?」と。

知らんがな!である。

知ってるわけないがな!なのね。

「いや、嘘ついてもしゃあないから言うけど、納豆って書いてるで、ほら」

「ほ~、納豆か・・・、まあ、ええわ、買うとくわ」

「ちょちょちょちょ・・・、まあ、ええわ・・・って。覚えてへん?」

「納豆って書いてるんやろ。買わなアカンがな」

なんかね、え~、そ、そんな・・・って、スッキリしないわけ。

で、まあ、雨が降ってるから配達をお願いされ、向かったんだけど、

家のドアを開けるなり、「ワシや、ワシのんや、納豆」と愛すべきおとうさん。

1回下へ下げてからの2回目おとうさん太陽。

いや~、スカッとしましたわ!である。

天気みたいなもんに、心は左右されまへん!ねっ、大将。

納豆のお買い上げありがとうございました。

2014/04/29

もうええ!

誰にも迷惑をかけてへんねんから別にええやん!なんだけど、

最近、妄想が過ぎるな~と、ちょいと気になる。

しつこいのだろうか、うちのスタッフ達も「もうええって・・・」とつれない。

いやね、例えば家で何を飲んだろかなってワインなんかを選ぶ場合

特に詳しいわけでもないし、まあ、ワインに限らずなんだけど、

価格とかよりもストーリー性に富んだものに惹かれたりというか・・・

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ほう、4兄弟が造ってて・・・、見るからに仲良さそうやな~、ええやん・・・

ってな感じで、妄想がスタートするわけだ。

長男は右から2番目の人で、あまり何もしないんだけど、長男ってことでトップを。

で、陰で支えているっていうか、仕切っているのは一番左の次男だ。

次男の隣の三男は、とにかく黙々と仕事をするタイプで樽とか製造の管理を。

最後に一番右の四男は、能天気でお調子者だが、畑でブドウを収穫させたら・・・

四男「おいっ、マイク!!見てみろよ、このブドウ。最高の出来だぜ!イヤッホー」

次男「わかった、わかったから。なあ、アレックス!早速仕込みにかかれるかい?」

三男「OKだよ。ところで、トニーはどこへ行ったんだい?」

次男「どうせ、あの娘のとこだろ。いい歳してさ!まったく・・・」

三男「なあ、マイク。帰ってきたらずっと樽に閉じ込めておこうか?」

四男「ちょちょちょ・・・、コエーよ。てめえが言うとマジっぽいよ・・・」

なんてやりとりがあっただろう・・・と妄想したうえで飲むから、なんかね、美味しくなる。

まあ、スタッフのみならず妻からも「もうええっちゅうねん・・・」と一蹴である。

※彼らの名誉のために綴っておくが、美味しかったです。オススメっす。

でね、日曜日から店のすぐ近くで映画「寄生獣」の撮影が始まったもんだから

「もしもさ、深津えりがやで、”喉が渇いたから”つってお茶をさ、

マネージャーか誰かが”買ってきます”って走って行こうとするのを止めて

”いい、いい、いいよ、自分で買いにいくから。この辺にスーパーある?”なんて

めっちゃ優しい人でやな、お茶でも買いに来たら、どんな顔したらええねん?」

とか心配してたんだけど、

スタッフ全員が「ないないないない・・・」なんて失笑してたけど、

まあね、ホント、これっぽっちも来る気配さえなかった。

アカン・・・、妄想が過ぎるわ。

疲れとるわ・・・。

2014/04/22

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