ほぼ毎日、「ふへ~…、ちかれた~…」とかってね、
うつむいてトボトボ感炸裂の帰り道。
しかしだ、さすがにここ数日は、夜空のムコウっつうの、空を見上げるっつうか、
なに?スーパームーンってやつ、まあ、スーパーってほどでもの月を見上げながら
「♫俺もまた~、輝くだろう~、今宵の月のように~」をね、カシマシるっつうか、
そう、鼻歌にしたからって音痴が直るってわけやなく、まんま音痴なんだけど、
通りすがりの人が「えっ?いや、まさかね…」って顔して首かしげてたのを知ってるけど、
ホンマは輝いてもうたら困るくせにね、♫フフフふフ~ン、フふフふ~…つって
鼻歌のひとつでも歌っちゃうってもんだ。
で、まあ、こんな上機嫌な夜を想像もしてなかった数日前の休みの日、
もうすぐ十五夜ってことを知り、次男と
「おいっ、大きなったら、お父さん、宇宙へ連れてってくれよ」
「え~!!俺、宇宙キライやねん」
「いや、キライって…。そのキライっていうの、やめて!知らんやん、宇宙」
なんて微笑ましい会話を楽しむ昼下がり、ハッとして、グッときた。
「俺の料理」忘れてるわ…である。
慌てて中華を調べようとするも、子供たちが難色を示すもんだから
最近、気になっていた逸品があるので、それを使って料理をすることに。
その名も井上醤油店の「チキンライスが美味しくできるトマトミックスソース」。
ケチャップマニアの私としては、品揃えしてからず~っと気になっていた。
で、まあ、チキンライスは簡単に完成し、あとはタマゴをのっけるって時だ
「おいっ、こんなところにお月さんおるぞ!十五夜や、十五夜!!」
なんて、フライパン持ち上げて大はしゃぎしてたけど、
今思えば、あの時「スーパームーンや!スーパームーン」って言えばよかった…
と、自責の念が激しく迫る。
なぜなら、チキンライスを作ってるのに十五夜って言葉を選ぶのはナンセンスである。
もし、十五夜を押したいのであれば、ケチャップご飯とか言うべきやったな…と、はい。
まあ、そんな細かいところは置いといて、完成したのがコレ。
お~、やっぱ旨いわ、ケチャップ味…。
誰でも簡単に作れますので、是非!
で、今しかないですよ!
「チキンライス ON スーパームーン」は。
2014/09/09
夕食が夜の12時だったり、はたまた夕食がお酒にアテだけだったり、
まあ、実際のところ、このような暴飲暴食のせいでしかないんだけど、
なんちゅうの、40歳になったことで代謝が悪いっつうか、年齢のせいにしたりする。
あ~、お腹ね、お腹。
まあ、お腹だけじゃなくって、え~、他には頭とか歯とか目とか…
気持ちは全然若いままなんだけど、
しかし、見た目がえげつななってんな…と感じる日々だ。
さて、私が年齢を重ねるってことは、
つまり、愛すべきおかあさん方も同じように重ねるわけで
最近、お話してても「大丈夫かいな…」って心配になったりすることが多い。
先日も、いつもふたりで来店される愛すべきご夫婦。
「おはようさんです!」
「お~、にいちゃん、おはようさん!若いな~、元気ええな~」
「いやいや…、いっこも若いことおまへん。もう、40でっせ」
「は~、あんた、もう40かいな…。そら、うちらも歳とるはずやわ、なあ?」
その後、「そやけど、わしらからしたら若いがな」「そら、そうですけど…」
っていう、まあ、毎回なんだけど、ベタなやりとりをして話は終わり、お買物へ。
で、しばらくすると、おかあさんが私を呼びとめる。
「なあ、にいちゃん、お父さん、どこ行った?知らんか?」
「え~、その辺にいてはるんちゃいますの?」
早歩きで店内を見回すと、お酒のコーナーでひとり腕組みされているお父さん。
もうね、「こっち、こっち、いてはったで~」なのね。
”お医者さんから、お酒はアカン言われてんのに…ほんまに…”
なんてブツブツひとりごとのおかあさん。
まあ、いつもはね、これで「ははは…」いうて終わりなんだけど、
しばらくすると、今度はおとうさんから呼びとめられる。
「なあ、にいちゃん、あいつ、どこ行った?知らんか?」と。
いやね、どないやねん!なのね。
店内を早歩きで見回すと、野菜売場できゅうりを吟味し倒してるおかあさん。
もうね、「こっち、こっち、いてはったで~」なのね。
「おまえ、どこ行ってんねん」「どこ行ったかてかまへんやろ」
って、まあ、微笑ましい小競り合いが始まってだ、
よほど腹を立てたのか、ひとりズンズン歩いていくお父さん。
「なんやねん、えらい怒ってや…。知らんがな、なあ、にいちゃん」っておかあさん。
もうね、「こっち、こっち。知らんがな!は、こっちのセリフ!」なのね。
まあ、その、次回は、はぐれんように長い紐用意してお待ちしています。
いつまでも仲睦まじくお願い致します。
2014/09/03
アイタタタ…、綴るのを忘れていた。
長男が18日で10歳を迎えたのである。
いやね、10歳っつうと、完全に人間なのね、どっから見ても。
酸いも甘いも…まではいかないまでも、
世の中のことはまあまあ理解してきてるのでは…とか思うと、ねえ、である。
勉強なんかもね、迂闊に「よしっ、俺が教えたろ!」なんて言えないレベル。
ぐるっと池かなんかにね、桜の木の間に別の木が何本がどうとかこうとか…。
もうね、「ないないない…、桜の木ばっかりの方がええって」って、どっか行くしかないのね。
先日も、妻の方針なのか普段なら気持ち悪いぐらい早寝早起きを推進してるんだけど、
夏休みってこともあって、遅くまで起きてて「なんか寝れへんわ…」なんて私のもとへ。
「ほな、映画でも見たら?」って、金曜ロードショーかなんかでやってた
「トランスフォーマー」をね、私としては、CGっつうの、
凄い映像を楽しんだらって軽い気持ちでポチッと再生したわけ。
じゃあさ、最初は「うおっ、ホンマにおるみたいやな…」って喜んでたんだけど、
主人公とヒロインが、なんつうの、ロマンスっつうの、そのシーンになると
「お父さん、あのや~、この前の剣道でや~…」って、テレビから完全に目をそらす彼。
おお…お…、関係ないやん…、アカンアカン、笑たらアカン、笑たらアカン、なの。
まあ、誰しも経験があるだろう…、そう、なので、こっちとしても
「えっ今!今せなアカン?んっ、まさか、照れてんの?」なんてちゃかせないのね、なんか。
お互い画面をチラチラ見ながらロマンスが終わるか終わらないかぐらいまで
まったく関係のない剣道の話で無理やり盛り上がっちゃって、たははは…だ。
いやね、記憶として、これぐらいの歳のことぐらいから結構鮮明に覚えている。
ほとんどがくだらないことだらけなんだけど、
ズシッと心に響いたような気がするっていうか、
あん時、あ~言われて嬉しかったわ~なんていうような言葉とか…。
そう、そういえば、小学校5年生の時のこと。
岡山で行われる剣道の試合にオカンが寝坊して、オトンが新大阪駅まで
ぶっ飛ばして運転する車中、オカンに「最悪や。ホンマ」ってブチ切れまわしてたら
「人のせいにすな!自分で起きへんおまえにも責任あるやろ」とさとすオトン。
「あっ、ほんまや…。あんま人のせいにせんとこ…」って今の自分がある。
つまり、私の言動が彼のターニングポイントになったりすることだってあるわけだ。
う~ん、あいつになんかええこと言うてるかな~…である。
息子よ、お互い成長していこな。
10歳のお誕生日、おめでとう!
2014/08/25
学生の時以来でしょうか、テキーラをショットでカッポンカッポンと飲んで
どうにか家に帰れたものの朝目覚めて、んっ?メガネ無くした?って思った瞬間、
桃太郎も引くぐらいの妻の鬼の形相が浮かんだんだけど、奇跡的に見つかって
おもわず「アミーゴ!」と叫ばずにはいられなかったカイチョーです、どうも。
え~っと、なぜそうなったかっつうと、先輩がある事業を成功に導き、
達成感がハンパなく、「よっしゃあ、テキーラで乾杯や!」ってな事になっちゃって、はい。
新しいことをするってのは応援の声もあるが、もちろん、批判の声もあがる、仕方ないけど。
自分の考えの枠を超えたりすると、「無理無理、そんなの失敗するって…」とかね。
しかも、お金とか規模が大きくなれば大きくなるほど、
比例してその声のボリュームといったら…。
で、そんな中、成功に導くとなれば、そりゃね、テキーラとか飲みたくなっちゃうもんだ。
いやね、味なんかでいうと、人それぞれだろうけど、私なんかは、ぶっちゃけマズイわけ。
テキーラとファンタオレンジを並べて、どっちか選べってなると、迷わずファンタ派なわけ。
だけどね、目の前で喜んでる先輩と笑って飲んでると…、あれっ、旨いのね、不思議と。
なんちゅうの、生物のなかで人間だけらしいのね、みんなでワイワイしながら飯を食うのは。
他の生物は、他のやつに獲られたらアカン!つって、笑ったりしてる場合じゃないらしい。
そう、なので、「何を」とか「どこで」とかよりも、我々は「誰と」ってのが大事になってくる。
あのマズイと思ってたテキーラでも美味しくしてくれるんだからスゲー…なのだ。
で、そんななのに個食とか孤食とかっていう言葉が生まれたりして
警鐘を鳴らすってのはオーバーかもしれないが、
「食育」ってのに一生懸命取り組んでおられる素敵な女性がいる。
私の食育の師匠・石原奈津子さんって方。
もうね、十数年前に初めてお会いしてからいろんなことに
挑戦し続けてんのを知ってるんだけど、だいたい笑ってんのね、ニコニコと。
食に携わる女性を応援したい!食文化を守りたい!!楽しい食卓を!!!
っていうブレない信念とか想いっていうの、アチーやつがあるからだろう。
で、何が素晴らしいかって、事業の成功の先に人間の幸せがあるんじゃなく、
師匠のされてるのは、人間の幸せの先に事業の成功があるってのがええ!
やっぱ、本来、事業っつうのはそうでなくっちゃ!と、ホント考えさせられる。
まあ、そんなこんなで、今日、
「応援マガジン おいしいハート 創刊ゼロ号」が届いた。
新たなるチャレンジなんだけど、もうね、自分のことのように
嬉しくって嬉しくって長々と綴ってしまったわけだ。
師匠、フリーペーパーの創刊、ホントおめでとうございます。
師匠が望まれてますように、うちの愛すべきおかあさん方にも
もっと豊かな食卓を提供できるよう頑張りたいと思います。
アカンッ、やば…、若干残ってるけど、テキーラでも飲みたい気分である。
2014/08/23
連休とは、休みの日が続くことを意味する。
いやね、実際、休みの日なんてのは、
次の日が仕事だと、ビックリするぐらい頭の中で仕事がゴソゴソしてるわけで
「はぁ~、休みだ…」なんて思えるのは、実は休みの前の夜で
なんかね、「寝たら負け!」みたいな感覚になっちゃって夜中に顔とか洗ったりするのは
「休みあるある」として周知されてるんだけど、そう、連休っていうやつは、
その心配がないのね、休みの日に寝て次の日起きてもまだ休みで
頬っぺたとかつまんじゃうのね、「あれっ、夢?」みたいなね、そんな夢のようなやつ。
で、そんな年に1・2回の連休なので、子供たちとどこ行こうかな?なんて熟考する。
だってね、ジョンレノンのように5年間育児に専念して、
「ねえ、お父さんって日之出屋だったの?」
なんて息子に質問されたから日之出屋を再開するってのが本当は理想!ってぐらい
息子達を溺愛してるので、最高の連休にしよう!と考えるのは、至極当然なわけ。
しかも、「感動」とかもご馳走したくって、スゲー考えてプレゼンするんだけど…
「おいっ、長野とかまでいったら星空が凄いとこあるらしいぞ」
「俺、星、キライやねん。プールがええねんけど…」
「星キライってなんやねん!じゃあ、福井とかの日本海の海は?めっちゃキレーで」
「え~、海?海やったら、プールやろ」
チェッ…、こっちはさ、良かれと思ってスゲー考えてんのに、プール!プール!ってさぁ…
なんてことを妻に話しても、「そら、そやろ!」と一蹴。
ごめん、ごめん、プールね、大浜プールとかやないでっかいプールね!である。
で、まあ、なんだかんだ計画し、楽しみにしてたんだけど、
え~っと、次男の夏風邪ですべてがオジャンに…。
おまえら、次男を絶対責めんなよ!と、長男・三男をいろんなもんで買収し、
「よ~し、家の中で何する?って、マリオカート8しかあれへんやろ!イヤッホー!!」つって
もうね、距離にしたら長野まで行けたんじゃね…ってぐらい走った、何周も、何周も。
それも、ただ運転するだけやなく、バナナの皮にすべったり、
ゲッソーで前が見えなくなるのはもちろん、
パックンフラワーに食べられたり、自分の投げたボム兵にぶっ飛ばされたりの耐久レース。
赤甲羅に大喜びし、ドリフトに命をかけたこの連休、それはそれで楽しかった。
つまり、場所なんてのはそれほど重要ではなく、彼達との時間ってのがすべてである。
よっしゃあ、充電完了!
ますます愛すべきおかあさん方に喜んでいただけるよう頑張ります!
しかし、この連休でかなりのドラテクを習得した。
今なら音速の貴公子アイルトンセナにだって負ける気がしない…。
2014/08/18
お盆っつうことで、まあ、それ以外は忘れてるわけじゃないけど、
毎朝、鏡を見て「おいっ、お、おじいよ、隔世ってやつやぞ…頭」
なんて忘れたくても忘れないんだけど、
仏壇にチンッなんていわしたりするとだ、う~ん、おじいの思い出とかが蘇る。
両親がスーパーの仕事で忙しかったため、幼いころ、私の面倒をよくみてくれていた。
特に「剣道」の送り迎えなんかは大活躍で、
彼が面倒をみてくれなかったら、たぶん、続けていない…。
その車中、戦争時は通信を担当してたらしく、ただ多くを語らなかったな…とか、
これから剣道やっちゅうのに「野球はええぞ」って一塁手だった話とか、
なぜか信号で停まるのが大嫌いで、信号が赤に変わりそうになれば
「左や!」って小路をいくら指示しても、「男は大道を往け!」って譲らないとか、
バナナを初めて食べてビックリした話とか、バナナは黒い方が絶対旨い話とか、
昔はな…って昭和初期レートを引き合いに出し、10円がどれだけ大金か!って話とか、
私の人間形成にどれだけ役に立ったか…なんて、枚挙にいとまがない。
でね、私のおじいとシンクロしたのか、今日は愛すべきおとうさんの話題。
いやね、お店に「忘れ物」ってのがよく届く。
お買物した物とかが一番多いんだけど、
なかには、「杖」であったり、「手押し車」であったりして、
お買物されて帰る途中、
「んっ?来る時となんか様子が違うぞ」ってならないのかな?なんて思ったりする。
そうそう、うちのおじいも傘をよく忘れて帰ってきて
おばあに「ほんま、持って帰ってきたこと無いな!」ってよく怒られていたものだ。
私も含め人間ってのは、ホント、よく忘れる…。
で、まあ、愛すべきおとうさんなんだけど、一本の電話がかかってきたわけ。
「お~、すまん、すまん。入れ歯忘れてなかったか?」ってね。
あのね、The Customer Is Always Right!の姿勢はね、
いろんな勉強会とかもいってるし、貫いてるつもり、そこはね。
なんだけど、もうね、「どないしたら?」しか浮かばないの。
まだまだやわ、俺…。
「えっと…、うちのお店ではずしたりしました?」
「ちゃうねん、飯食べにきてんけど、おまえんとこ寄っただけやからな・・・」
「うちの店しか来てへんゆうたかて、家ちゃいますの?」
「う~ん、家かな…。まあ、ええわ。もし、あったら置いといてや」
いやね、もしね、もしもね、っつうか、無いと思うけど、まあ、奇跡的にあったらね、
そりゃあもう、とりあえず一回ビックリしてから、丁重に保管させていただきます。
ただ、どう転んでも「家」しかないやん…なのね。
おとうさん、もしね、あったら置いときますので、また声掛けてください。
あっ、おじいが「おまえだけやで、歯を取り外せてええな~いうてくれるんわ…」
なんて、ボヤいてたことなんかも懐かしく思う。
う~ん、お盆ですから、ご先祖様に感謝の念を忘れずに…。
2014/08/11
え~っと、なんか、ブログの更新がまんまと遅れた…。
あれもそれもこれも何もかも欲しがってちゃ…
の欲張りな毎日でブログが後回し、後回しに。
う~ん、アカン、アカン!ふんどし締め直して更新いたします!
で、月に一度、料理するってやつ、「俺の料理」なんだけど、
ちゃんと作って写真も撮ってたし、お蔵入りする前に更新しておかなければ…。
先日、奥さんが調子ワリー…っつうもんだから、簡単そうで彼女が好きそうなのを考える。
普段なら、女性はなんでか知らんけど、「アボガド?好きー!」のベタに「アボガド」とか、
彼女とイタリアンにいけば、「そんなに旨いか、アンチョビ?ふ~ん…」の「アンチョビ」とか、
私が全然好きじゃないヤツを喜ぶのだろうが、
調子が悪いってのを考慮し、あっさり系でしかもアジアンテイストを軸にグググっと検索。
で、完成したのがコレ!
「鶏胸肉のスープご飯」。
いや、自分で言うのもなんだけど、まあ、レシピ通りなんだけど、旨いのね。
鶏肉湯がいて、茹で汁に生姜、塩、だしの素、醤油とか、そして、
タイの人が日本人でいう醤油ばりに使っているとの噂のナンプラーね、
存在は知ってるけど、まあ、私は一生使うことないやろな…って思ってたナンプラーね、
レシピにはお好みで…って書いてるけど、ここで使わんといつ使うねん!でしょ、
サッサッ…とね、わかんないけどね、お好みで・・・いうたらこんなもんやろ的な量を加えた。
すると、なんやろう、もうね、たぶん、タイなのね、タイ。
いやね、タイ料理なんて食べたことないんちゃうかな…ってぐらいだし、
もちろん、行ったことなんてないんだけど、めっちゃタイっぽいやん!なのね。
料理の出来栄えに驚くのは驚いたんだけど、
それよりもなにより、ナンプラーのポテンシャルに度肝を抜かれた。
う~ん、ナンプラーってスゲーな!である。
で、奥さんなんだけど、美味しいやん!とかいって食べつつも、
「まあ、パクチーとかコリアンダーとかあったら、もっと良かったけど」
なんて、”誰やねん、タイ通の人か!”のコメントが飛び出しちゃって
はは~ん、私の料理の腕前を認めつつあるな・・・と実感した次第である。
よしっ、次は本格中華や!
2014/08/04
う~ん、4周年か・・・である。
まだまだご迷惑をおかけすることが多く、
もっともっとええ店にせなアカンわ・・・なんてことを考えてるんだけど、
一歩一歩ってぐらいのスピードでしか応えられてへんのとちゃうか?
もっと、はよせなアカンやん・・・、気合いが足らんのとちゃうか?
そんなことを4周年という節目で自問自答してる自分がいる。
いやね、昨年の3周年では、なんか「やっとここまできたか・・・」と感慨深かかった。
しかし、なんやろう、4周年はちょいと・・・、いや、だいぶ違う!
喜ぶっていうより、いろんなことを反省するっちゅうか、ダメだしだらけだ。
アカンやっちゃで、俺・・・なんて猛省しきり。なんだけど・・・
それでもね、やっぱり、愛すべきやわ~のおかあさん方から
「おめでとうさん!ほんま、この店あって助かってるわ。おおきにやで」
などのうれしい言葉をかけてくれる。
1年目とか4年目とか、そう、それは100年目とか何年目でも関係なく
お客様の「ありがとう」はうれしくて、励みになって、ホントすべてである。
4周年を迎えられるのは、お客様のご愛顧の賜物と心より感謝申し上げます!だ。
で、お客様から頂くのは「ありがとう」だけではなく、
いやね、ダメなんだけど、お叱りのお言葉も、もちろん頂戴する。
く~・・・、申し訳ございません。
スタッフ一丸となって改善に取り組み、より良いお店になりますよう
精進いたしますので、これからも変わらぬご愛顧をお願い致します。
また、4年目ってことで、そりゃあもう、外部環境もいろいろと変わるわけだから
お取引様にも無理いってなにかと頑張って頂くことが増えてきたんだけど、
まあ、快く応えていただき、心より感謝申し上げます。
そして、スタッフもね、お客様との距離がグ~ッと近くなったような気がする。
配達へよく走るあるスタッフなんかは、そこらの不動産屋さんよりも
マンションの名前とか知ってんのとちゃうか?ってぐらい覚えている。
お店の方針を理解して頑張ってくれているスタッフのみんなにも
随分と助けてもらって、う~ん、ホント有難い限りだ。
人間ってのは、「なんでやねん!」ってぐらい、なんでもかんでもすぐに忘れる。
4年目という節目に置いて、忘れないように綴らせていただいた。
明日から一週間、記念セールを開催させていただく。
ご来店、心よりお待ちしています。
2014/07/21
なんやかんやと本格的に蒸し暑くなってきましたから、
少しでも涼しくなれば・・・と、ここらでゾッとする話をひとつ。
それは、先日、あるアルバイトが辞める日に起こった出来事である。
閉店後、その彼と軽く談笑をしていた私。
「じゃあ、勉強頑張ってな」「はい、頑張ります」とかって話から始まって、
「えっ、なに?え~っと、なんちゅうんやったかな・・・
ボイスパーカッション?やったっけ・・・、うそっ!それ、できるん?」
「はい、ボイパっす、ボイパ。出来ますよ」
なんて趣味の話題に移り、話が大いに盛り上がる。
「閉店してるし、ちょっと、やってみてや!」「いいっすよ」
店内放送用のレジのマイクを口にあて、
ボボッ、プシュー、キュキュキュ、ドンドン・・・なんて、なかなかの腕前だ。
そこへたまたま出掛けていた社長が帰ってきて、えらく感心している。
「賑やかな音楽がかかってる思たら、なんや、それ、口でやってんかいな・・・。
へえ~、凄いやないか。たいしたもんやな!」
まあ、なんのこっちゃわかってないおじいちゃんを交えてする話やないので、
場所を休憩室に移し、彼と二人でもうしばらく話をしていた。
「どこでやってん?」「ミナミのクラブとかで・・・」「じゃあ、その道で頑張れ・・・ば・・・」
んっ?である。
ふたりっきりで話しているんだけど、
何かちょいちょい別の声が聞こえるようなそんな気がする。
「ちょっと待って・・。なんか聞こえへん?」「ほんまや・・・、な、なんでしょうね?」
声にもならない声というか、ボッ・・・ボッ・・・って、はっ・・・、まさか・・・である。
その音というは、休憩室の天井のスピーカーから聞こえている。
間違いであってくれ・・・、そう祈りながら薄暗い店内へ無我夢中で走っていった。
予感は的中した。
店内のレジのマイクを持ち出し、奥の方でひとり社長が練習しているのだ。
「アカンわ!うまいことでけへんもんやな・・・ははは」と一言。
ははは・・・やあるかい!である。
当たり前や!だ。
その歳にして、何事にも挑戦するその姿勢は見習うべきかもしれない。
しかしだ、なんやろう、まさか、どこぞのラウンジで披露するのでは・・・
なんてことを考えると、ゾッとしたそんな夜の話である。
2014/07/15
玄関に笹が飾られていた。
そうか、7月7日やん、七夕か・・・である。
三男が幼稚園からもらってきたものらしく、そこには・・・
「からあげやさんになれますように」と先生の字なのだろうか
まさか本人ではない誰かの字ではっきりと書かれた短冊が揺れている。
ははは・・・、別にからあげが大好物!とか聞いたことはないので
無限にある願い事の中から、彼はなぜ「からあげやさん」を選んだんやろ?だ。
まあ、しかし、もし本当になりたいのであれば、
黒いメガネをかけて白い服着てヒゲを生やすまで頑張っていただきたい。
で、次男もだ、学校で書いてきた短冊を私に見せてくれる。
「どれどれ・・・、え~っと、”すーぱーまーけっとになれますように”って、お~・・・」
「そやで、だって、日之出屋ってスーパーマーケットなんやろ?」
「せやけど、えっ、なんや、日之出屋すんのか?」
「やるで~!だって、簡単やん!いらっしゃい、いらっしゃい!ほら、なっ」
いや・・・、ほらっ、なっ!って。
別にさ、いらっしゃい、いらっしゃい!ってただ言うてるだけとちゃうねんで・・・である。
スーパーマーケットがなんなのか、もひとつ理解もしていないくせに、
なりたいと書くのは「私が喜ぶから」とか、そんな理由からなのだろうか?
ま、まあね、テヘ・・・、彼の人生だからね、
好きに選べばいいんだけどね、テヘヘ・・・なんや、嬉しいやん・・・である。
そういえば、長男も、今の次男の歳ぐらいの頃、よくそんなことを言ってくれてたもんだ。
「30まで待ってや!いろいろしたいことある思うから、30になったら帰るわ・・・」とかね。
なので、”もしかしたら、いまだに・・・”なんて気になったもんで長男に電話して聞いてみた。
「おいっ、今日は七夕やぞ。何か願いごと書いたんか?」
「えっ、あ~、別に書いてへんよ」
「なにしてんねん、書かんかい!まあ、ええわ。なんや言うてみ?」
「え~、願い事・・・?う~ん、そやな、ゲームの専門家かな」
なんじゃそれ、しょうもな・・・である。
期待に応えるわけでもなく、ボケて笑かそうともせえへん、
そのうえ、ホンマっぽい・・・って、全然アカンやん!だ。
まあ、なんちゅうんやろ、彼ら3人ともに言えるんだけど、
とにかくゲームより夢中になれるもんをどうか見つけて欲しい!
それが私の願いごとである。
2014/07/07
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