継続は力なり。

ブログの更新がスゲー遅れている。

というのも、いつもハチャメチャな愛すべきおかあさん達がどうも大人しい…のだ。

どれぐらい大人しいかっつうと

「ちょっと、にいちゃん!」と呼び止められ

「どないしましたん?」って近寄ると

「え~っと、あっ、もう、ええわ…。堪忍、何も無いわ…」

”なんや、ないんかい!”ってぐらい大人しい。

なんかネタ落としていってもらわな…なんて思っていたが、あった、そういえば。

いやね、私が稽古している道場の先生なんだけど、なんと八段に合格された。

”俺は強ぇ!強ぇ!”ってイキがってる私でも所詮二段なんで、その4倍。

もうね、日本で一番難しい試験ってぐらいだし、お祝いなんかもさせていただいた。

あれっ?むちゃくちゃ凄いことなんだけど、ピンとこられてない様子…。

え~っとね、八段っつうと、熊とか虎とかにもたぶん勝っちゃうレベル。

もっというと、ドラゴンボールのチャオズなら勝てるし、天津飯は…まあ五分かな。

つうか、強ぇだけでなく、所作なんかにも風格というか表れるわけで、

ホント「武士道」の極みなのだ。

で、その偉業に私なんかが関わっていないかというと、そうでもない。

奥さん(奥さんも尋常じゃなく強ぇ…)がよくお買物に来られる。

つまり、その先生の血となり肉となってるのは日之出屋の食材ってことだ。

もうね、この貢献度は、自動的に私の三段昇格が約束されたようなもの。

まあ、冗談はさておき、八段への道ってのは想像を絶する。

ただ言えるのは、日々是鍛錬の賜物であろう。

一日にしてならず!だ。

私のブログも今回で700回を迎える。

日々ではないが、継続は力なり!を考えさせられた。

なにわともあれ、石田先生、おめでとうございます!

で、先生、1000回目の暁には、すんません、あの、四段昇格ってのは…、あっ、ダメ?

えっ、三段から?ですよね、失礼いたしました。

2014/11/28

どう、元気?

ちょっと、しみじみ思うんだけど、やっぱ友達ってのはええ!である。

ワインとかといっしょで、古ければ古いほど旨いっつうか、味があるっつうか、ねっ。

もうね、こんなことは2000年とかぐらいいっちゃうほどスゲー前から

かの有名な孔子さんなんかもね、まあ、私は行った方なんだけど…、

「朋あり遠方より来る、また楽しからずや」なんて言葉を残してくれてるように

「なんでやねん、誰が子牛や!孔子やっちゅうねん!モウモウ言うてるか!わはは…」

とか、友達と話しながら老酒飲んで酔っ払ってたぐらいだし、たぶん。

いやね、先日、20数年ぶりに会う友達とかも居て、ハンパなく癒された。

これといった話なんか特にしてないんだけど、

飽きもせず何回も何回も何回も同じ話ばっかりなんだけど、

もっといえば、「お~!」に対して「お~!」ぐらいしか言ってないんだけど、

若干髪の毛とかお腹とか匂いとか変化はあるものの、本質は全然変わってなくて

そんな友達と同じ空間に居るってことだけでお酒とか美味しいし、スゲー楽しいのね。

で、まあ、40歳とかにもなると、そりゃね、悩みとか問題とか普通に抱えちゃってて

頑張っても頑張ってもなかなかうまくいかない時だってね、誰だってあるわけ。

そんな時にね、友達から「どう、元気?」ってね、

「どう、元気?」よ、「どう、元気?」!

何でもないベタな挨拶言葉なんだけど、

ほわっ…てなったり、よっしゃあ!ってなったり、ズシッってくるっつうか、

うまく表現はできないが、とにかく元気もらえるし、力に変わる。

数年前、ホント、友達や仲間からの「どう、元気?」に救われた者としてはね、

冒頭に戻るんだけど、やっぱ友達ってのはええわ!である。

家に帰ると、「どうやった?」なんて妻が聞いてくる。

「お~、楽しかったわ」

「よかったな。えらいご機嫌やん」

「せやろ…、あっ、ほんでな、歌がうまくなったって!!」

「わはは…、なんでやねん!どこがやねん!」

「いや…まあ、そうやねんけど、なんか、うまくなったって…あれっ…」

「よかったな~、ええ友達ばっかりで。大事にしいや」

いや、なんかさ、”うそつけ!”みたいな顔してほくそ笑んでさ、

おまえが知らんだけで、ほんまはうまいかもしれんやん…

やっぱ友達の方がええわ…である。

2014/11/10

ボッコボコ。

息子と次男が剣道の稽古に励んでいる。

どちらも「はぁぁぁ…、剣道いやや~…」と、ため息がハンパやない。

当たり前や!である。

夏は防具で暑さがハンパなく、冬は裸足で寒さが身にしみる。

そのうえ、この平和を極めたような日本で、棒を持ってどつきあってるわけだから

そんなもん、楽しくて仕方がない!なんて言ってもらっては困るってもんだ。

先日も、長男が超怖え~先生にボッコボコにしごかれていた。

ボッコボコにしごきにくいこのご時世に

よくぞここまでボッコボコにしごいていだだいて、あざ~っす!ぐらいのボッコボコ。

彼にしてみたら、まあ、鬼にしか写ってないだろうが、肌で感じろよ!って切に想う。

剣道が上達するにこしたことはないが、別にそれだけを望んではいない。

礼節を重んじることや仲間を大切にすることなどなど、剣道に限らず、

スポーツってのは、ホント心身ともに鍛えるにはもってこいである。

また、稽古を行うためにたくさん大人の人が関わっていて

今はわからないであろうが、そうやねんぞ!ってことをいつか気づいてもらいたい。

こんなことは経験しておかないと、ホントわからないもんである。

何をするにしても、自分ひとりでできることなんて皆無だ。

そんなこともわからず、大人になってもらったらえらいことである。

私もよく経営者が集まる勉強会なんかに参加させてもらうが、

その会を運営するにあたり、ホントたくさんの人が関わっている。

どなたかへのメッセージともとれるようだが、

私もいろいろとお世話させていただかなきゃいけないのに

あまり出来ていない今の状況に猛省しているところです、はい。

話を戻すが、では、子供たちに誰かのお世話をしろ!って言ってるのではなく、

感謝せえよ!ってことだ。

息子よ、先生はプライベートでむしゃくしゃしてて、

あ~、むしゃくしゃするからボッコボコにしたんねん!じゃなく、

仕事でお休みの先生の大切な時間を割いてだ、君達のことを想って、心を鬼にして

どんなに嫌われようが、大人になったらわかるやろう…と、ボッコボコにしてるんやぞ。

なっ、有難いやろ。

えっ、どこがやねん!って。

まあな、わからんやろな。

ええ、ええ、わからんまま、ただボッコボコにされとったらええねん。

とりあえず、嫌なことに逃げずに立ち向かった自分に酔いしれとけ。

震えて見てる次男よ、次はおまえやぞ。

2014/11/10

48周年。

ある愛すべきおかあさんの財布がスリの被害にあった。

しかしだ、たまたま居合わせた私服警官によって事なきを得たのだが、

「うちのおかあさんに何してくれてんねん!」と、犯人には腹が立って仕方がない。

で、まあ、おかあさんは事情聴取ってやつをしなくちゃいけなくって、警察薯に向かった。

財布の中身を全部出して、確認の為だろうか、これは?これは?これは?…

担当の警察官がひとつひとつ聞いてくるそうだ。

そして、その確認の作業が終盤にかかってきたその時、担当の警察官の手がとまる。

「んっ?な、何や、これ??」

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言葉にはしていないだろうが、心の声はそう呟いてるに違いない。

そう、これ、これ、チラシに登場する私の顔。

そりゃね、チラシに掲載されているデフォルメのきいた私の顔が、

切りぬかれて財布に入ってたら、「なんや、これ?」ってなるでしょ、ね。

おかあさんは「全然顔見せへんから、これで我慢してるんや!」と、

ブロマイドのごとく財布に忍ばせてくれてるんだけど、

警察官が「んっ?誰や、誰や?気になるな…」なんて手が止まっているのを感じ取って…

「あっ、それ、にいちゃんや!」

”そう答えてきたで!わはは…”なんて、話をさせてもらって大いに笑った。

警察官からしたら”だから、誰やねん!”なんだけど、財布を盗られずにすんだのは

私がええ感じに守り神にでもなったようなもんで、なんかいろんな意味で嬉しいし、

なんちゅうか、皆さんも”お守り”としてご利用いただけたら幸いです。

そんなね、自分の息子みたいに可愛がってくれるおかあさんに支えられての48年。

つっても、私自身が可愛がってもらってるのはここ10数年。

私が産まれる前から長いことお世話になっているわけで、ホント有難いのね。

また、先代や現社長、私の入社前から協力していただいているお取引様も含めて

えげつないぐらいの恩恵を頂戴している。

う~ん…、お客様にお取引様、もちろん、一生懸命頑張ってくれているスタッフの方々に

ホント心から感謝申し上げます。

これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

2014/10/31

粋。

うちのお客様は、「粋な人」が多い。

いや、まあ、え~、「粋」っつうと…ってことで、

「粋」って言葉を調べたんだけど、心の友ウィキペディアでね

じゃあ、身なりや振る舞いが洗練されていて、かっこうよいと感じられること、と。

そう、そうやねん、なんかね、かっこうええねん!愛すべきおかあさんが、である。

いやね、先日、堺まつりにおいて堺駅南口商店会で飲食の出店をする運びとなり、

お手伝いをさせていただいたんだけど、そこへたまたま通りかかった愛すべきおかあさんが

「いや…、なんや、にいちゃん、ここで何してんや?」と、まずは私がいることに驚き、

「ほうか、ご苦労さんやな。がんばりや」と、まあ、ねぎらいの言葉をかけてくれてからの

「そやな、なんぞ買うて帰るわ…」つって、そこそこのお買い物をしてくれる。

そのお買い上げの仕方がね、どう説明していいかわからないが、粋なのね、なんか。

もちろん、他の飲食店さんの常連さんも「やっとるか~」なんてね、

たくさんの方々が駆け付けたりして、いろいろとお買い上げされてるのを横目にしながら

”応援してくれる人がいるってのは、ホント商売人冥利に尽きるな…”と頭が下がるわけ。

いや~、ほんま、粋な人って多いわ…である。

で、また、今日もね、配達があっておかあさんに荷物をお渡ししてると

「にいちゃん、あんた、百貨店にも出店してんか?」って会話がスタートする。

「百貨店?せえへん、せえへん。いや、それ、うちとちゃうで」

「おかきや、おかき。袋の裏見たら”日の出”とかって書いてあったさかいや…」

「いや…、”日の出”ってつく屋号は日本に腐るほどあるで、たぶん」

「なんや…、あんたとことちゃうんかいな」

「なんか、ゴメンやで。で、それがどないしたん?」

「いやな、にいちゃんがこんなとこでも頑張ってるんやと思ってやな、

友達らと応援したらなな…いうて、ゴソッと買うてきたんや。あっ、そや、持って帰り…」

「いやいや…、気持ちだけで十分。おおきにです。ええよ!ええよ!みなで食べてや」

「アカン!持って帰りいうたら、持って帰り!!!」

粋やな~…である。

そやかて、むちゃくちゃな展開やな…って思いつつ、

気持ちだけでもめっちゃうれしいのに、怒られながらおかきまでいただいて

この感謝はどないやったら返せんねん…なんて、帰りの車中、思い出し笑いをかみ殺す。

来週は、本店の48周年記念セール。

48年も支えてくださった愛すべきおかあさんへ

一週間やそこらで返しても返しても返しきれはしないが、

少しでも恩返しができればと心の底から思う気持ちのええ夜である。

2014/10/23

3作目。

最近はあまり見なくなったが、私は基本映画が好きだ。

どこに魅力を感じるかといえば、なんちゅうても映画は完成度がエグい、駄作もあるけどね。

そら、そうや!である。気楽に寝っ転がってポチッと見れるテレビとは違って

わざわざ女性を誘わなきゃいけないし、映画館まで足を運ばなきゃいけないし、しかも、

そこそこのお金まで払わなきゃ見れない…なんて、作る側としたら見てもらう為にも

「絶対、ええ作品作ったる!」と鼻息荒く否応なしに力が入り、

完成度が高くなるのは当然である。

で、まあ、スゲー映画がたくさん存在するなか、なかなか無いのが2作目もスゲー映画。

1作目が良くて、「パート2いっとこか!」なんてのは往々にしてあることだけど、

だいたいというか、ほぼね、1作目を上回る感動なんて

ホントこれっぽっちもなくって、まあ、まず超えられない。

「パート3」なんてもんになっちゃうと、

「せめて”2”で終わっとくべきやで…」なんてコメントされるのが関の山だ。

ただ、1作目を必ずしも超えなきゃいけないかっていうと断じてそうではない。

2作目を単体として見た場合、それはそれで面白いことが結構ある。

もちろん、3作目においてもそうだ。

そう、どこか似ていて、それぞれに特徴があって、「みんな違ってみんないい」ってこと。

つまり、映画にしても何にでもだ、1番目よりも2番目、2番目よりも3番目という風に

決して順を追ってモチベーションが下がっていくわけではないってことを言いたいのだ。

なっ、三男坊!である。

いやね、先日、長男がドッヂボールの大会へ出場するっつうから見に行ったんだけど、

背がまあまあ高いくせに、「ボッコーン」とかって笑けるぐらい派手に当てられてるし、

ヘタクソ過ぎて見てらんなくて、そういえば、その日三男坊の誕生日だったから

長男の応援ほったらかして次男も連れて抜けだし、近くの公園へ遊びにいったわけ。

じゃあさ、三男がブランコから思いっきり落ちたの、ちょっとした技みたいに。

で、それにビックリするよりも、自分のとった行動によくよく考えるとビックリする。

全っ然、焦ってないのね、技みたいに落ちてんのに…。

まあ、死にはせんやろ…みたいな。

あ、あぁ…、落ちよったわ…、なんでやねん…って、ほくそ笑んでたし。

泣き叫ぶ彼を抱きかかえながら思った、「長男の時やったら慌ててたな…」と。

ち、違うねん、ブランコから落ちる映像は1作目でも2作目でも嫌ほど見てるからさ

映画でいうところの「また、このパターンか…」って見慣れちゃっててさ…、ゴメンね。

いや、でも、ホント、怪我なくて良かったわ、頑丈、頑丈。

「アイス食べる?」「うん」って一瞬で落ちたことも忘れてご機嫌で食べてたね。

いや~、12日の誕生日は、頑丈に育った君の成長を見れてホント嬉しかったよ!

三男坊よ、4歳のお誕生日おめでとう!

まあね、事実遅れてるっちゃあ遅れてるけど、決して3作目だからってね、

決してええかげんになってるわけじゃないから、ねっ!

2014/10/14

デポビタンD。

先日、愛すべきおかあさんがこんな風に話しかけてくる。

「にいちゃんよ、精つけなアカンからテキ食べたろ思てやな。ええのん、あるか?」と。

お~、久しぶりに聞いたわ…である。

あっ、テキっていうのは、今も昔も変わらず、省略すのがみんな大好きで

ビーフ・ステーキからビフテキ、さらにはテキへの進化系だと考えられる。

うちの息子が友人らとテレビゲームのレベルの話をするときに

「おまえ、何レベなん?」って言うのと同じ、そこまで言うたらルぐらい言えよ!ってやつね。

で、まあ、この愛すべきおかあさんは、鶏肉のことを間違いなく「かしわ」と呼ぶはず。

もっというと、ブルガリアヨーグルトのことは、ルの部分をかなり巻き舌にしつつ、

「ブルガリヤヨーグルト」と、恥ずかしげもなく間違えてくることは必至だ。

なぜ、こんな話になったかというと…、「リポビタンD」という飲料をご存じでしょうか?

いやね、このリポビタンDにおいて、お客様とひと悶着あったからだ。

リポDとかって略されるのが一般的なんだけど、

その愛すべきおかあさんは、略すのはあまり好きではない派でして、こう話しかけてきた。

「にいちゃん、デポビタンDあるか?」と。

いや…、あのね、リポビタンDの「D」が強すぎて、持ってかれちゃってるわけ。

うちのお店は裁判所じゃないので…

何が正義で何が正しいのだろうか?

リポビタンDなのか?デポビタンDなのか?どっちなんだ!!

そんなことをね、はっきりする必要なんてないから、どっちでもいいわけ。

間違えても「アリナミンV」をお渡しすることなんてないからね。

まあ、私は完璧にスルーしてご案内しようかと思ったら、ご一緒されてた別のおかあさんが

「なんでやねん!ちゃう、ちゃう、ちゃうがな。”リ”が抜けてる、”リ”が…」

なんて、別にいいのにね、ご親切にご指摘くださったんだけど…

いや…、抜けてんとちゃうねん、間違えてんねん!である。

私は裁判官ではないけども、正すつもりなんてのもさらさらないんだけど、この流れ上、

「あはは…、リポビタンDね」と、まあね、軽い感じで言ったわけ。

じゃあ、「そやろ、なあ、にいちゃん。合ってるやん、デポビタンDやんな」と。

おっと…、ふりだしに戻る!の覚悟を決めて、

ご指摘いただいたおかあさんへ目をやると

「リ」の口をしたまま言葉を発せずにギリギリ飲み込んでくださった。

それこそ「ファイト!」「一発!」ってのをやりたかったぐらい。

疲れた身体には、リポDよりもやっぱり愛すべきおかあさんがよく効く!

デポビタンDのお買い上げ、ありがとうございました。

2014/10/09

Hinodeya+。

いつものように、「おはようございます!」とご来店のお客様へご挨拶。

いつもなら「あ~、にいちゃん、おはようさん!」ってな感じで返してくれるんだけど、

昨日、今日に関しては、「おは…よ…う、ん、んっ?」って

ほとんどの方が二度見して、ほとんどの方が

「なんや、あんたか…。誰や、わからんかったわ…」と。

いやね、愛すべきおかあさん方とお会いする時ってのは、

ほぼ緑のポロシャツを着てるもんだから

私のことを蛙かなんかと勘違いしてて、例えば、スーツに着替えるだけで

「なんや、なんや?ええ格好して。どこ行くんや?」と、まあ、きっちり茶化してくるわけ。

なんだけど、昨日、今日に関しては、違和感が凄過ぎて

茶化すどころか、なかなか私と気づいてくれない。

「聞いたことのある声やな…って思ってたんやけど、やっぱり…」ってな感じだ。

だってね、ハロウィンはまだなのに、こんな格好してたから…。

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いやね、堺駅南口店において「Hinodeya+」ってのをスタートさせていただいた。

スープやサンドウィッチ、珈琲などを販売させていただくコーナーである。

で、スープとかを作るにあたって「みんなを手伝わなきゃ」と

まずは格好から入ったらこうなったわけ、若干、邪魔者扱いだし…。

自分でいうのもなんだけど、料理とかできないんだけど、

どっから見てもコックなのね、なんちゅうの、美味しい料理を作るコックね。

いや、帽子の長さからしたら、コックどころかコック長、ちがっ、鉄人かな…だ。

また、ええお客様ばかりなので「ええやん!」「似合うやん!」と嬉しいお言葉ばかり。

なので、「よっしゃあ、本店の愛すべきおかあさん方も笑かしたろ…」

なんてね、意気揚々と本店へ車を走らせたんだけど、う~ん…、

さすが48年もの歴史ある本店のお客様はやっぱり違うな…と痛感した。

笑ってくれたらいいのにあんま笑わないし、返しが基本褒めてない。

「なんや、あんた。そんな恰好して。アレみたいやな、ケンタッキーの、あの、ほれ…」と。

なんでやねん、全然ちゃうわ!だ。

白色ってだけで、ケンタッキーがよう出てきたな…。向こうは、おじいちゃんやろ!だ。

「ケンタッキー…?ちょっと、ちゃうな…。あれや、ほれ、道頓堀の…」と別のおかあさん。

なんでやねん、全然ちゃうわ!だ。

太鼓持ってへんし、カラフルとちゃうし、どこがいうたらメガネだけやないかい!だ。

ホンマ、恐るべし…、愛すべきおかあさんである…。

ただ、「Hinodeya+」の「+」は、そんなおかあさん方の声にお応えしながら

ええ商品を足していくっていう意味も含まれてますので、どんどん挙げていただきたい。

さっそく、スープの味についてご意見をいただきましたので改良を進めていく次第だ。

これからも、どうぞ「Hinodeya+」をよろしくお願い致します。

2014/09/30

らっきょう。

誰にでもひとつはあるものだと思う、たぶん。

「喰わず嫌い」ってやつなんだけど、いやね、バッタとか虫の唐揚げみたいなね、

常軌を逸したやつも含めってわけじゃなく、なんか食べたことないわ…みたいなやつね。

まあ、私は食に携わるものとして、そりゃあ失格でしょ!って烙印を押されるかもしれない。

そう、もちろん、それを受け入れたうえで、あえて発表させていただきたい。

「らっきょ」なのね、あっ、ちがっ、「らっきょう」ね。

まず、名前からしてソリが合わないというか、気に入らない。

見た目に関しては、まあ、名は体を表す的には申し分なくて

その昔、らっきょうと命名された方には敬意を表すほどのドンピシャの見た目だ。

お、お~、らっきょうか…、う~ん、ええやん!っぽい、っぽい!らっきょうっぽい!

なんて盛り上がったことだろう。

で、まあ、カレーとか食べる時に無料でどうぞ!な感じで「らっきょう」がいらっしゃって

それをらっきょう好きの友人とかが

「らっきょう泥棒」ばりにガサッとカレーの隅にぶちまける。

そして、決まってこのセリフ。

サクサクな食感であろう音を鳴らしつつ、

「えっ?食べたことないの?嘘やろ…、めっちゃ美味しいのに」と。

そんなことを言われ続けて40年、なのに、なぜか、いまだ口に入れたことがない…。

ただ、その「喰わず嫌い」もそろそろ卒業しなきゃいけないな…としみじみ思っている。

いやね、実はもうひとつあって「しょうが湯」なんだけど、

先日、メーカーさんがわざわざお店に足を運んでくれたもんだから

無下に断ることもできず、「え~いままよ!」って生れてはじめて飲んだらね、

「あれっ?えっ、美味しいやん」ってね、猫背になってほっこりして時間がゆっくり流れた。

もうね、この世知辛い世の中、家庭でも企業でも「しょうが湯」のたった一杯が

どれほど潤滑油として機能するのか計り知れんわ…とさえ思った。

だから、今度、「らっきょう」を食べようと決意した次第だ。

半分は、「はあ~、別にさ、わざわざ無理して食べんでもええやん!」と躊躇ってて

もう半分は、どれほどの感動が待ち受けているのかと、今からワクワクとしている。

このように新しいことに挑戦するってのは、気持ちがグラグラしたり、失敗を恐れたりして

なかなか踏み出せないもんなんだけど、恐れてたらアカン!なのね。

それは食に関してだけではなく、仕事に置き換えてもそう言える。

いろいろとチャレンジしていきますので、皆様からのご指導よろしくお願いします!

「らっきょう」に深い学びをいただけたええ夜である。

2014/09/27

一言。

次男がもうすぐ誕生日を迎える。

9月の18日という「おいちょかぶ」なんてしたもんなら無敵の日だ。

いやね、毎年、毎年、忘れ…て…、いや、まあ、仕事とかなんかあったりするからだろう

当日に更新できていないので、今年はそんなことがあってはならない…

っちゅうことだから前倒しで綴っておこうと思う。

私には3人の息子がいて、それはもう、同じように接しなきゃ!と

いや、なんとなくね、長男至上主義的な要素があるような気もしないでもないので

特に次男なんかにはホント気を配っている。

それは、老舗旅館に50年ほど勤めている仲居さんか!ってぐらいの気配り。

ただ、彼は、たぶん、それを見抜いてて、なんかね、気を使わせている。

彼の一言はズシッときて心が痛むのだ。

勉強会なんかがあって、スーツに着替えなきゃって家に帰ると…

「あれっ?なんで?お父さん、仕事終わりなん?」なんて嬉しそうに駆け寄ってくる。

「いや、ちがっ、着替えに来ただけ…。まだ、終わ…り…じゃ…」と言い終わる前に

「やっぱり…」つって引きつった笑顔をするんだけど、”あれ、やめてくれへん?”なのね。

で、なんか辛いねんけど…って思うのと同時に

なにっ?どういうこと?”やっぱり”って一言にいろんな意味が詰まってるような…

そう、ホント彼の一言は、何を意味しているのかスゲー考える。

先日も、スーツに着替え、鏡の前で少なくなった髪の毛をどうにかこうにかしていると

「お父さん、格好つけてんの?」と次男。

えっ?なにっ?アカン?格好なんかつけたらアカンの?

んっ?息子が3人もいるのに、まさか…女性を意識してるん?きっしょ!って意味?

それとも、髪の毛少ないんやから、格好つけてもいっしょやで!もうええやん!って意味?

っていうか、ゴメン、どっから見てもおっさんやねんけどさ、

ちょっとだけ!ちょっとだけやから、格好ぐらいつけさせてよ…だ。

う~ん、おまえの一言は、なかなかやで。

次男よ、いやね、このブログには君が産まれてきたことも綴ってあるし、

君に対して長男に負けんぐらいの愛情を注いでいるってことは

ブログつうか、ラブレターをね、

読んでいただければわかると思うので、早く読んでくれ~!なのね。

ホント、読んだ感想とか楽しみである。

えげつない一言が出てくるのは火を見るよりも明らか。

彼と付き合いだしてはや7年。

まだまだ初々しい…。

7歳のお誕生日、おめでとう!

2014/09/17

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