ボッコボコ。

息子と次男が剣道の稽古に励んでいる。

どちらも「はぁぁぁ…、剣道いやや~…」と、ため息がハンパやない。

当たり前や!である。

夏は防具で暑さがハンパなく、冬は裸足で寒さが身にしみる。

そのうえ、この平和を極めたような日本で、棒を持ってどつきあってるわけだから

そんなもん、楽しくて仕方がない!なんて言ってもらっては困るってもんだ。

先日も、長男が超怖え~先生にボッコボコにしごかれていた。

ボッコボコにしごきにくいこのご時世に

よくぞここまでボッコボコにしごいていだだいて、あざ~っす!ぐらいのボッコボコ。

彼にしてみたら、まあ、鬼にしか写ってないだろうが、肌で感じろよ!って切に想う。

剣道が上達するにこしたことはないが、別にそれだけを望んではいない。

礼節を重んじることや仲間を大切にすることなどなど、剣道に限らず、

スポーツってのは、ホント心身ともに鍛えるにはもってこいである。

また、稽古を行うためにたくさん大人の人が関わっていて

今はわからないであろうが、そうやねんぞ!ってことをいつか気づいてもらいたい。

こんなことは経験しておかないと、ホントわからないもんである。

何をするにしても、自分ひとりでできることなんて皆無だ。

そんなこともわからず、大人になってもらったらえらいことである。

私もよく経営者が集まる勉強会なんかに参加させてもらうが、

その会を運営するにあたり、ホントたくさんの人が関わっている。

どなたかへのメッセージともとれるようだが、

私もいろいろとお世話させていただかなきゃいけないのに

あまり出来ていない今の状況に猛省しているところです、はい。

話を戻すが、では、子供たちに誰かのお世話をしろ!って言ってるのではなく、

感謝せえよ!ってことだ。

息子よ、先生はプライベートでむしゃくしゃしてて、

あ~、むしゃくしゃするからボッコボコにしたんねん!じゃなく、

仕事でお休みの先生の大切な時間を割いてだ、君達のことを想って、心を鬼にして

どんなに嫌われようが、大人になったらわかるやろう…と、ボッコボコにしてるんやぞ。

なっ、有難いやろ。

えっ、どこがやねん!って。

まあな、わからんやろな。

ええ、ええ、わからんまま、ただボッコボコにされとったらええねん。

とりあえず、嫌なことに逃げずに立ち向かった自分に酔いしれとけ。

震えて見てる次男よ、次はおまえやぞ。

2014/11/10

48周年。

ある愛すべきおかあさんの財布がスリの被害にあった。

しかしだ、たまたま居合わせた私服警官によって事なきを得たのだが、

「うちのおかあさんに何してくれてんねん!」と、犯人には腹が立って仕方がない。

で、まあ、おかあさんは事情聴取ってやつをしなくちゃいけなくって、警察薯に向かった。

財布の中身を全部出して、確認の為だろうか、これは?これは?これは?…

担当の警察官がひとつひとつ聞いてくるそうだ。

そして、その確認の作業が終盤にかかってきたその時、担当の警察官の手がとまる。

「んっ?な、何や、これ??」

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言葉にはしていないだろうが、心の声はそう呟いてるに違いない。

そう、これ、これ、チラシに登場する私の顔。

そりゃね、チラシに掲載されているデフォルメのきいた私の顔が、

切りぬかれて財布に入ってたら、「なんや、これ?」ってなるでしょ、ね。

おかあさんは「全然顔見せへんから、これで我慢してるんや!」と、

ブロマイドのごとく財布に忍ばせてくれてるんだけど、

警察官が「んっ?誰や、誰や?気になるな…」なんて手が止まっているのを感じ取って…

「あっ、それ、にいちゃんや!」

”そう答えてきたで!わはは…”なんて、話をさせてもらって大いに笑った。

警察官からしたら”だから、誰やねん!”なんだけど、財布を盗られずにすんだのは

私がええ感じに守り神にでもなったようなもんで、なんかいろんな意味で嬉しいし、

なんちゅうか、皆さんも”お守り”としてご利用いただけたら幸いです。

そんなね、自分の息子みたいに可愛がってくれるおかあさんに支えられての48年。

つっても、私自身が可愛がってもらってるのはここ10数年。

私が産まれる前から長いことお世話になっているわけで、ホント有難いのね。

また、先代や現社長、私の入社前から協力していただいているお取引様も含めて

えげつないぐらいの恩恵を頂戴している。

う~ん…、お客様にお取引様、もちろん、一生懸命頑張ってくれているスタッフの方々に

ホント心から感謝申し上げます。

これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

2014/10/31

粋。

うちのお客様は、「粋な人」が多い。

いや、まあ、え~、「粋」っつうと…ってことで、

「粋」って言葉を調べたんだけど、心の友ウィキペディアでね

じゃあ、身なりや振る舞いが洗練されていて、かっこうよいと感じられること、と。

そう、そうやねん、なんかね、かっこうええねん!愛すべきおかあさんが、である。

いやね、先日、堺まつりにおいて堺駅南口商店会で飲食の出店をする運びとなり、

お手伝いをさせていただいたんだけど、そこへたまたま通りかかった愛すべきおかあさんが

「いや…、なんや、にいちゃん、ここで何してんや?」と、まずは私がいることに驚き、

「ほうか、ご苦労さんやな。がんばりや」と、まあ、ねぎらいの言葉をかけてくれてからの

「そやな、なんぞ買うて帰るわ…」つって、そこそこのお買い物をしてくれる。

そのお買い上げの仕方がね、どう説明していいかわからないが、粋なのね、なんか。

もちろん、他の飲食店さんの常連さんも「やっとるか~」なんてね、

たくさんの方々が駆け付けたりして、いろいろとお買い上げされてるのを横目にしながら

”応援してくれる人がいるってのは、ホント商売人冥利に尽きるな…”と頭が下がるわけ。

いや~、ほんま、粋な人って多いわ…である。

で、また、今日もね、配達があっておかあさんに荷物をお渡ししてると

「にいちゃん、あんた、百貨店にも出店してんか?」って会話がスタートする。

「百貨店?せえへん、せえへん。いや、それ、うちとちゃうで」

「おかきや、おかき。袋の裏見たら”日の出”とかって書いてあったさかいや…」

「いや…、”日の出”ってつく屋号は日本に腐るほどあるで、たぶん」

「なんや…、あんたとことちゃうんかいな」

「なんか、ゴメンやで。で、それがどないしたん?」

「いやな、にいちゃんがこんなとこでも頑張ってるんやと思ってやな、

友達らと応援したらなな…いうて、ゴソッと買うてきたんや。あっ、そや、持って帰り…」

「いやいや…、気持ちだけで十分。おおきにです。ええよ!ええよ!みなで食べてや」

「アカン!持って帰りいうたら、持って帰り!!!」

粋やな~…である。

そやかて、むちゃくちゃな展開やな…って思いつつ、

気持ちだけでもめっちゃうれしいのに、怒られながらおかきまでいただいて

この感謝はどないやったら返せんねん…なんて、帰りの車中、思い出し笑いをかみ殺す。

来週は、本店の48周年記念セール。

48年も支えてくださった愛すべきおかあさんへ

一週間やそこらで返しても返しても返しきれはしないが、

少しでも恩返しができればと心の底から思う気持ちのええ夜である。

2014/10/23

3作目。

最近はあまり見なくなったが、私は基本映画が好きだ。

どこに魅力を感じるかといえば、なんちゅうても映画は完成度がエグい、駄作もあるけどね。

そら、そうや!である。気楽に寝っ転がってポチッと見れるテレビとは違って

わざわざ女性を誘わなきゃいけないし、映画館まで足を運ばなきゃいけないし、しかも、

そこそこのお金まで払わなきゃ見れない…なんて、作る側としたら見てもらう為にも

「絶対、ええ作品作ったる!」と鼻息荒く否応なしに力が入り、

完成度が高くなるのは当然である。

で、まあ、スゲー映画がたくさん存在するなか、なかなか無いのが2作目もスゲー映画。

1作目が良くて、「パート2いっとこか!」なんてのは往々にしてあることだけど、

だいたいというか、ほぼね、1作目を上回る感動なんて

ホントこれっぽっちもなくって、まあ、まず超えられない。

「パート3」なんてもんになっちゃうと、

「せめて”2”で終わっとくべきやで…」なんてコメントされるのが関の山だ。

ただ、1作目を必ずしも超えなきゃいけないかっていうと断じてそうではない。

2作目を単体として見た場合、それはそれで面白いことが結構ある。

もちろん、3作目においてもそうだ。

そう、どこか似ていて、それぞれに特徴があって、「みんな違ってみんないい」ってこと。

つまり、映画にしても何にでもだ、1番目よりも2番目、2番目よりも3番目という風に

決して順を追ってモチベーションが下がっていくわけではないってことを言いたいのだ。

なっ、三男坊!である。

いやね、先日、長男がドッヂボールの大会へ出場するっつうから見に行ったんだけど、

背がまあまあ高いくせに、「ボッコーン」とかって笑けるぐらい派手に当てられてるし、

ヘタクソ過ぎて見てらんなくて、そういえば、その日三男坊の誕生日だったから

長男の応援ほったらかして次男も連れて抜けだし、近くの公園へ遊びにいったわけ。

じゃあさ、三男がブランコから思いっきり落ちたの、ちょっとした技みたいに。

で、それにビックリするよりも、自分のとった行動によくよく考えるとビックリする。

全っ然、焦ってないのね、技みたいに落ちてんのに…。

まあ、死にはせんやろ…みたいな。

あ、あぁ…、落ちよったわ…、なんでやねん…って、ほくそ笑んでたし。

泣き叫ぶ彼を抱きかかえながら思った、「長男の時やったら慌ててたな…」と。

ち、違うねん、ブランコから落ちる映像は1作目でも2作目でも嫌ほど見てるからさ

映画でいうところの「また、このパターンか…」って見慣れちゃっててさ…、ゴメンね。

いや、でも、ホント、怪我なくて良かったわ、頑丈、頑丈。

「アイス食べる?」「うん」って一瞬で落ちたことも忘れてご機嫌で食べてたね。

いや~、12日の誕生日は、頑丈に育った君の成長を見れてホント嬉しかったよ!

三男坊よ、4歳のお誕生日おめでとう!

まあね、事実遅れてるっちゃあ遅れてるけど、決して3作目だからってね、

決してええかげんになってるわけじゃないから、ねっ!

2014/10/14

デポビタンD。

先日、愛すべきおかあさんがこんな風に話しかけてくる。

「にいちゃんよ、精つけなアカンからテキ食べたろ思てやな。ええのん、あるか?」と。

お~、久しぶりに聞いたわ…である。

あっ、テキっていうのは、今も昔も変わらず、省略すのがみんな大好きで

ビーフ・ステーキからビフテキ、さらにはテキへの進化系だと考えられる。

うちの息子が友人らとテレビゲームのレベルの話をするときに

「おまえ、何レベなん?」って言うのと同じ、そこまで言うたらルぐらい言えよ!ってやつね。

で、まあ、この愛すべきおかあさんは、鶏肉のことを間違いなく「かしわ」と呼ぶはず。

もっというと、ブルガリアヨーグルトのことは、ルの部分をかなり巻き舌にしつつ、

「ブルガリヤヨーグルト」と、恥ずかしげもなく間違えてくることは必至だ。

なぜ、こんな話になったかというと…、「リポビタンD」という飲料をご存じでしょうか?

いやね、このリポビタンDにおいて、お客様とひと悶着あったからだ。

リポDとかって略されるのが一般的なんだけど、

その愛すべきおかあさんは、略すのはあまり好きではない派でして、こう話しかけてきた。

「にいちゃん、デポビタンDあるか?」と。

いや…、あのね、リポビタンDの「D」が強すぎて、持ってかれちゃってるわけ。

うちのお店は裁判所じゃないので…

何が正義で何が正しいのだろうか?

リポビタンDなのか?デポビタンDなのか?どっちなんだ!!

そんなことをね、はっきりする必要なんてないから、どっちでもいいわけ。

間違えても「アリナミンV」をお渡しすることなんてないからね。

まあ、私は完璧にスルーしてご案内しようかと思ったら、ご一緒されてた別のおかあさんが

「なんでやねん!ちゃう、ちゃう、ちゃうがな。”リ”が抜けてる、”リ”が…」

なんて、別にいいのにね、ご親切にご指摘くださったんだけど…

いや…、抜けてんとちゃうねん、間違えてんねん!である。

私は裁判官ではないけども、正すつもりなんてのもさらさらないんだけど、この流れ上、

「あはは…、リポビタンDね」と、まあね、軽い感じで言ったわけ。

じゃあ、「そやろ、なあ、にいちゃん。合ってるやん、デポビタンDやんな」と。

おっと…、ふりだしに戻る!の覚悟を決めて、

ご指摘いただいたおかあさんへ目をやると

「リ」の口をしたまま言葉を発せずにギリギリ飲み込んでくださった。

それこそ「ファイト!」「一発!」ってのをやりたかったぐらい。

疲れた身体には、リポDよりもやっぱり愛すべきおかあさんがよく効く!

デポビタンDのお買い上げ、ありがとうございました。

2014/10/09

Hinodeya+。

いつものように、「おはようございます!」とご来店のお客様へご挨拶。

いつもなら「あ~、にいちゃん、おはようさん!」ってな感じで返してくれるんだけど、

昨日、今日に関しては、「おは…よ…う、ん、んっ?」って

ほとんどの方が二度見して、ほとんどの方が

「なんや、あんたか…。誰や、わからんかったわ…」と。

いやね、愛すべきおかあさん方とお会いする時ってのは、

ほぼ緑のポロシャツを着てるもんだから

私のことを蛙かなんかと勘違いしてて、例えば、スーツに着替えるだけで

「なんや、なんや?ええ格好して。どこ行くんや?」と、まあ、きっちり茶化してくるわけ。

なんだけど、昨日、今日に関しては、違和感が凄過ぎて

茶化すどころか、なかなか私と気づいてくれない。

「聞いたことのある声やな…って思ってたんやけど、やっぱり…」ってな感じだ。

だってね、ハロウィンはまだなのに、こんな格好してたから…。

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いやね、堺駅南口店において「Hinodeya+」ってのをスタートさせていただいた。

スープやサンドウィッチ、珈琲などを販売させていただくコーナーである。

で、スープとかを作るにあたって「みんなを手伝わなきゃ」と

まずは格好から入ったらこうなったわけ、若干、邪魔者扱いだし…。

自分でいうのもなんだけど、料理とかできないんだけど、

どっから見てもコックなのね、なんちゅうの、美味しい料理を作るコックね。

いや、帽子の長さからしたら、コックどころかコック長、ちがっ、鉄人かな…だ。

また、ええお客様ばかりなので「ええやん!」「似合うやん!」と嬉しいお言葉ばかり。

なので、「よっしゃあ、本店の愛すべきおかあさん方も笑かしたろ…」

なんてね、意気揚々と本店へ車を走らせたんだけど、う~ん…、

さすが48年もの歴史ある本店のお客様はやっぱり違うな…と痛感した。

笑ってくれたらいいのにあんま笑わないし、返しが基本褒めてない。

「なんや、あんた。そんな恰好して。アレみたいやな、ケンタッキーの、あの、ほれ…」と。

なんでやねん、全然ちゃうわ!だ。

白色ってだけで、ケンタッキーがよう出てきたな…。向こうは、おじいちゃんやろ!だ。

「ケンタッキー…?ちょっと、ちゃうな…。あれや、ほれ、道頓堀の…」と別のおかあさん。

なんでやねん、全然ちゃうわ!だ。

太鼓持ってへんし、カラフルとちゃうし、どこがいうたらメガネだけやないかい!だ。

ホンマ、恐るべし…、愛すべきおかあさんである…。

ただ、「Hinodeya+」の「+」は、そんなおかあさん方の声にお応えしながら

ええ商品を足していくっていう意味も含まれてますので、どんどん挙げていただきたい。

さっそく、スープの味についてご意見をいただきましたので改良を進めていく次第だ。

これからも、どうぞ「Hinodeya+」をよろしくお願い致します。

2014/09/30

らっきょう。

誰にでもひとつはあるものだと思う、たぶん。

「喰わず嫌い」ってやつなんだけど、いやね、バッタとか虫の唐揚げみたいなね、

常軌を逸したやつも含めってわけじゃなく、なんか食べたことないわ…みたいなやつね。

まあ、私は食に携わるものとして、そりゃあ失格でしょ!って烙印を押されるかもしれない。

そう、もちろん、それを受け入れたうえで、あえて発表させていただきたい。

「らっきょ」なのね、あっ、ちがっ、「らっきょう」ね。

まず、名前からしてソリが合わないというか、気に入らない。

見た目に関しては、まあ、名は体を表す的には申し分なくて

その昔、らっきょうと命名された方には敬意を表すほどのドンピシャの見た目だ。

お、お~、らっきょうか…、う~ん、ええやん!っぽい、っぽい!らっきょうっぽい!

なんて盛り上がったことだろう。

で、まあ、カレーとか食べる時に無料でどうぞ!な感じで「らっきょう」がいらっしゃって

それをらっきょう好きの友人とかが

「らっきょう泥棒」ばりにガサッとカレーの隅にぶちまける。

そして、決まってこのセリフ。

サクサクな食感であろう音を鳴らしつつ、

「えっ?食べたことないの?嘘やろ…、めっちゃ美味しいのに」と。

そんなことを言われ続けて40年、なのに、なぜか、いまだ口に入れたことがない…。

ただ、その「喰わず嫌い」もそろそろ卒業しなきゃいけないな…としみじみ思っている。

いやね、実はもうひとつあって「しょうが湯」なんだけど、

先日、メーカーさんがわざわざお店に足を運んでくれたもんだから

無下に断ることもできず、「え~いままよ!」って生れてはじめて飲んだらね、

「あれっ?えっ、美味しいやん」ってね、猫背になってほっこりして時間がゆっくり流れた。

もうね、この世知辛い世の中、家庭でも企業でも「しょうが湯」のたった一杯が

どれほど潤滑油として機能するのか計り知れんわ…とさえ思った。

だから、今度、「らっきょう」を食べようと決意した次第だ。

半分は、「はあ~、別にさ、わざわざ無理して食べんでもええやん!」と躊躇ってて

もう半分は、どれほどの感動が待ち受けているのかと、今からワクワクとしている。

このように新しいことに挑戦するってのは、気持ちがグラグラしたり、失敗を恐れたりして

なかなか踏み出せないもんなんだけど、恐れてたらアカン!なのね。

それは食に関してだけではなく、仕事に置き換えてもそう言える。

いろいろとチャレンジしていきますので、皆様からのご指導よろしくお願いします!

「らっきょう」に深い学びをいただけたええ夜である。

2014/09/27

一言。

次男がもうすぐ誕生日を迎える。

9月の18日という「おいちょかぶ」なんてしたもんなら無敵の日だ。

いやね、毎年、毎年、忘れ…て…、いや、まあ、仕事とかなんかあったりするからだろう

当日に更新できていないので、今年はそんなことがあってはならない…

っちゅうことだから前倒しで綴っておこうと思う。

私には3人の息子がいて、それはもう、同じように接しなきゃ!と

いや、なんとなくね、長男至上主義的な要素があるような気もしないでもないので

特に次男なんかにはホント気を配っている。

それは、老舗旅館に50年ほど勤めている仲居さんか!ってぐらいの気配り。

ただ、彼は、たぶん、それを見抜いてて、なんかね、気を使わせている。

彼の一言はズシッときて心が痛むのだ。

勉強会なんかがあって、スーツに着替えなきゃって家に帰ると…

「あれっ?なんで?お父さん、仕事終わりなん?」なんて嬉しそうに駆け寄ってくる。

「いや、ちがっ、着替えに来ただけ…。まだ、終わ…り…じゃ…」と言い終わる前に

「やっぱり…」つって引きつった笑顔をするんだけど、”あれ、やめてくれへん?”なのね。

で、なんか辛いねんけど…って思うのと同時に

なにっ?どういうこと?”やっぱり”って一言にいろんな意味が詰まってるような…

そう、ホント彼の一言は、何を意味しているのかスゲー考える。

先日も、スーツに着替え、鏡の前で少なくなった髪の毛をどうにかこうにかしていると

「お父さん、格好つけてんの?」と次男。

えっ?なにっ?アカン?格好なんかつけたらアカンの?

んっ?息子が3人もいるのに、まさか…女性を意識してるん?きっしょ!って意味?

それとも、髪の毛少ないんやから、格好つけてもいっしょやで!もうええやん!って意味?

っていうか、ゴメン、どっから見てもおっさんやねんけどさ、

ちょっとだけ!ちょっとだけやから、格好ぐらいつけさせてよ…だ。

う~ん、おまえの一言は、なかなかやで。

次男よ、いやね、このブログには君が産まれてきたことも綴ってあるし、

君に対して長男に負けんぐらいの愛情を注いでいるってことは

ブログつうか、ラブレターをね、

読んでいただければわかると思うので、早く読んでくれ~!なのね。

ホント、読んだ感想とか楽しみである。

えげつない一言が出てくるのは火を見るよりも明らか。

彼と付き合いだしてはや7年。

まだまだ初々しい…。

7歳のお誕生日、おめでとう!

2014/09/17

スーパームーン。

ほぼ毎日、「ふへ~…、ちかれた~…」とかってね、

うつむいてトボトボ感炸裂の帰り道。

しかしだ、さすがにここ数日は、夜空のムコウっつうの、空を見上げるっつうか、

なに?スーパームーンってやつ、まあ、スーパーってほどでもの月を見上げながら

「♫俺もまた~、輝くだろう~、今宵の月のように~」をね、カシマシるっつうか、

そう、鼻歌にしたからって音痴が直るってわけやなく、まんま音痴なんだけど、

通りすがりの人が「えっ?いや、まさかね…」って顔して首かしげてたのを知ってるけど、

ホンマは輝いてもうたら困るくせにね、♫フフフふフ~ン、フふフふ~…つって

鼻歌のひとつでも歌っちゃうってもんだ。

で、まあ、こんな上機嫌な夜を想像もしてなかった数日前の休みの日、

もうすぐ十五夜ってことを知り、次男と

「おいっ、大きなったら、お父さん、宇宙へ連れてってくれよ」

「え~!!俺、宇宙キライやねん」

「いや、キライって…。そのキライっていうの、やめて!知らんやん、宇宙」

なんて微笑ましい会話を楽しむ昼下がり、ハッとして、グッときた。

「俺の料理」忘れてるわ…である。

慌てて中華を調べようとするも、子供たちが難色を示すもんだから

最近、気になっていた逸品があるので、それを使って料理をすることに。

その名も井上醤油店の「チキンライスが美味しくできるトマトミックスソース」。

ケチャップマニアの私としては、品揃えしてからず~っと気になっていた。

で、まあ、チキンライスは簡単に完成し、あとはタマゴをのっけるって時だ

「おいっ、こんなところにお月さんおるぞ!十五夜や、十五夜!!」

なんて、フライパン持ち上げて大はしゃぎしてたけど、

今思えば、あの時「スーパームーンや!スーパームーン」って言えばよかった…

と、自責の念が激しく迫る。

なぜなら、チキンライスを作ってるのに十五夜って言葉を選ぶのはナンセンスである。

もし、十五夜を押したいのであれば、ケチャップご飯とか言うべきやったな…と、はい。

まあ、そんな細かいところは置いといて、完成したのがコレ。

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お~、やっぱ旨いわ、ケチャップ味…。

誰でも簡単に作れますので、是非!

で、今しかないですよ!

「チキンライス ON スーパームーン」は。

2014/09/09

迷子。

夕食が夜の12時だったり、はたまた夕食がお酒にアテだけだったり、

まあ、実際のところ、このような暴飲暴食のせいでしかないんだけど、

なんちゅうの、40歳になったことで代謝が悪いっつうか、年齢のせいにしたりする。

あ~、お腹ね、お腹。

まあ、お腹だけじゃなくって、え~、他には頭とか歯とか目とか…

気持ちは全然若いままなんだけど、

しかし、見た目がえげつななってんな…と感じる日々だ。

さて、私が年齢を重ねるってことは、

つまり、愛すべきおかあさん方も同じように重ねるわけで

最近、お話してても「大丈夫かいな…」って心配になったりすることが多い。

先日も、いつもふたりで来店される愛すべきご夫婦。

「おはようさんです!」

「お~、にいちゃん、おはようさん!若いな~、元気ええな~」

「いやいや…、いっこも若いことおまへん。もう、40でっせ」

「は~、あんた、もう40かいな…。そら、うちらも歳とるはずやわ、なあ?」

その後、「そやけど、わしらからしたら若いがな」「そら、そうですけど…」

っていう、まあ、毎回なんだけど、ベタなやりとりをして話は終わり、お買物へ。

で、しばらくすると、おかあさんが私を呼びとめる。

「なあ、にいちゃん、お父さん、どこ行った?知らんか?」

「え~、その辺にいてはるんちゃいますの?」

早歩きで店内を見回すと、お酒のコーナーでひとり腕組みされているお父さん。

もうね、「こっち、こっち、いてはったで~」なのね。

”お医者さんから、お酒はアカン言われてんのに…ほんまに…”

なんてブツブツひとりごとのおかあさん。

まあ、いつもはね、これで「ははは…」いうて終わりなんだけど、

しばらくすると、今度はおとうさんから呼びとめられる。

「なあ、にいちゃん、あいつ、どこ行った?知らんか?」と。

いやね、どないやねん!なのね。

店内を早歩きで見回すと、野菜売場できゅうりを吟味し倒してるおかあさん。

もうね、「こっち、こっち、いてはったで~」なのね。

「おまえ、どこ行ってんねん」「どこ行ったかてかまへんやろ」

って、まあ、微笑ましい小競り合いが始まってだ、

よほど腹を立てたのか、ひとりズンズン歩いていくお父さん。

「なんやねん、えらい怒ってや…。知らんがな、なあ、にいちゃん」っておかあさん。

もうね、「こっち、こっち。知らんがな!は、こっちのセリフ!」なのね。

まあ、その、次回は、はぐれんように長い紐用意してお待ちしています。

いつまでも仲睦まじくお願い致します。

2014/09/03

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