まい ふぉー える。

クリスマスってことで、まあ、毎年のように「サンタ」の格好をするんだけど、

なんやろう…、話しかけやすいのだろうか、いろんな方からたくさん声をかけられる。

「にいちゃん!あっ、ちゃうわ…サンタさん!」

「いや、ええよ、にいちゃんで。で、どないしましたん?」

「いやな、おかきを買おう思たんやけど、みかんにするわ、ええか?」と。

お、おぉぉん…、ええよ!である。

なんじゃそら、サンタ関係あらへんがな…なんて思てるとこへ今度はサンタ関連の話に。

「そこまでサンタさんの格好してるんやったら、徹底的にせんかいな」

「いや、ヒゲやろ…。暑てしゃあないねん、ごめんなさい」

「ちゃう、ちゃう!鼻、鼻!赤い鼻つけなアカンやん、わはは…」と。

ちゃうことあれへん、それトナカイや…である。

う~ん、子供たちがキラキラした目で話しかけてくれるのもいいんだけど、

やはり、切れ味鋭い愛すべきおかあさんとのサンタ話は格別である。

で、今回はおかあさんだけでなく、最近は外国人のお客様が増えてて

いつもはジェスチャーとかスマホとかを駆使するんだけど

サンタになってから初の「エクスキューズミー」がきたもんだから

サンタの手前ね、あたふたできないし、毅然とした態度でね、耳を傾けたわけ。

「microwave」と。

もうね、「まい ふぉー える」としか聞こえないわけ。

私の…的な発想でね、いろんなことを連想するんだけど、何も浮かんでこないのね。

そりゃあ、そうだ!だって、「まい ふぉー える」って言ってないからね、彼は。

「m・i・c・r・o・w・a・v・e」

「えっ、なんて?マイ・フォー・エル?」ってやりとりをまあまあやりあった後、

やっとこさ電子レンジまで辿りつき、「なるほどな、チンッのことね…」ってつぶやくと

「What?CHIN?」みたいなね、わざわざ「チンッ」を拾わんでええのに拾ってきて

「いやいや…、もうええ、もうええ!ややこしい、ややこしい、ごめん、ごめん…」

などと慌てふためき、サンタに申し訳ないわ…としきりに反省してる次第だ。

しかし、暖冬のうえに、あたふたしたもんだから、暑くて暑くて。

今年のサンタ会議は、ガチサンタの格好するんやったら

英語ぐらいは話せなアカンな…ってことで幕を閉じた。

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それでは、素敵なクリスマスを。

メリークリスマス!

2015/12/24

ちっぴり。

12月ともなると…、そう、忘年会。

8割強はただの名ばかりの飲み会である。

まあ、いろいろあってだ、理由をつけて飲みたくもなるってものだ。

また、意に反して女性がお酒をついでくれるような業態のお店にも…

誰のせいってわけではないが、しれーっと私はそこにいる。

楽しくないわけではない。

どっちかというと、まあ、その、なんだ、「ははは…」である。

意に反してそれなりに楽しんだあと、寒い中、女性陣がお見送りをしてくれる。

後ろ髪引かれるのを振り切って、あっ、生えたからね、ふらふらと帰路についた。

夜中も夜中だ、妻や息子達を起こさぬよう細心の注意を払う。

リビングの電気をつけると、飼ってるインコが「ピピピ…」と騒ぎ立てる。

効果なんてないのに「しー!」なんて言いながらネクタイをとる私。

なんちゅう絵柄や…そんなことを想いながら、ふとテーブルに目をやった。

次男がやりかけている宿題のノートが開かれている。

酔ってるせいなのか、残像っつうか、いるはずのない次男がうっすら見える。

「アキ~、ただいま~」なんて開かれたノートを見ると、詩が書かれていた。

~けんどうの詩~

けんどうはつかれる。

けんどうはきびしい。

けんどうはこて(注:小手)がいたい。

けんどうはせんせいがこわい。

でも、ちっぴりたのしい時もある。

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もうね、想った。

楽な道とイバラの道、次男はイバラの道を選んでるのに…、俺って。

スゲー楽な道を選んじゃって申し訳ない!!

いつもなら脱ぎっぱなしにする服を正座して綺麗にしたのは言うまでもない。

次男よ、えらい角度からの御指導ありがとうございます。

ただ、「ちっぴり」じゃなくて「ちょっぴり」ね、うん。

2015/12/14

笑顔。

う~ん…、時間をうまく使えていない毎日が続く。

ブログも完璧に置き去りだ。

嫌ってほど仕事のことで頭がいっぱいなのに、こんな調子。

で、”段取り悪いわ~…”反省っつうか、そんなことを考えながら売場に出ると

「にいちゃん、寒いな~」なんて、ヨッタヨッタ来店される愛すべきおかあさん。

そして、続けざまに「なんや、笑顔ないで。考え事してんか?」と。

おっと…、えっ、うそっ、そんな顔してた?である。

「あんたは、嘘でも笑とかんかいな…。眉間にしわ寄せてからに」

「わはは…、ほんまやな、アカンな~。おおきに!おかあさん」

「気ぃつけや!ほんで、雨も降ってるさかい、足元かて気ぃつけな転ぶで」

いやいや、あんたや!ってどんだけ言うたろか…なんだけど、

私のことを孫とでも勘違いしているのか、ホント有難い言葉をかけてくれる。

なにげない言葉なんだけど、そんなたった一言がえげつないパワーを持つ。

そういえば、先日、後輩に赤ちゃんが生まれたってことをFBってやつで知った。

「赤ちゃんが産まれました」的ななんでもない文章の行間には

彼の喜びっつうか、詰まってんのね、嬉しい!!ってヤツが。

ニヤニヤしながら、ピコピコ携帯触ってたんやろな…とか容易に想像できんのね。

背景を知ってるもんだから、バンバン伝わってくるし、ホントこっちまで嬉しくなる。

そう、お取引様の担当者からも「産まれました!」って報告を受けたところだ。

そん時も、誰に教えてもらったらそんな顔できんねん!

ぐらいニヤ~~~~~っつうなんとも言えん笑顔で

一生懸命あーだこーだ話すんだけど、内容なんてどうだっていいわけで

そんな笑顔見てたら、無条件で嬉しくなっちゃうのね、こっちも。

アカンアカン…、来店されるお客様に喜んでもらおうと

いろんなこと考えなければならないのは当然なんだけど、その前に…

「おはようございます!」とか、気持ちええ挨拶できてんかいな?

まさか、しかめっ面で売場をウロウロしてるんちゃうやろか?

そんな当たり前のことすらできていないのでは…と猛省してる次第だ。

今後、私には、たぶん、っつうか、まず間違いなく赤ちゃんを授かることはないので

彼らのようななんとも言えん笑顔までにはならないものの、それに近い笑顔で

接客をせなアカンわ…と心に誓う今日この頃である。

愛すべきおかあさん、おおきに!

ほんでもって、赤ちゃんの誕生おめでとう!おっしゃあああ!!

2015/12/04

宮竹さん。

かなりショッキングなニュースであった。

当店でも少し品揃えさせてもらってる「宮竹昆布店」へ

注文していた商品を取りにいった時のことだ。

「もう今年いっぱいでやめよう思てますのや…」

私が小さい頃からずーーーーっと美味しくいただいてた近所の昆布屋さん。

私が結婚したときの内祝いなんかも”喜んぶ”つって使わせてもらったり。

「え~~~!おばちゃん、嘘やろ…。マジで閉めんの?なんでなん?」

「おとうさん、おらへんようになってから…。もう、歳やさかいな…」

まあ、確かに、どこかしんどそうやったし、消費税が変わった時なんかも

「にいちゃん、どないしよ…、8てや…。勘定でけへんわ」つってたしな…。

そんなちょっと暗い感じでお話してるところへお客様がいらっしゃった。

「こんに…ち…わ…、あれっ、なんや?にいちゃん、どないしたん?」

私もよく知る愛すべきおかあさんだ。

「いやね、宮竹さん、もう今年いっぱいで閉めるんやって」

「えっ…、嘘やん。おかあちゃん、なんでなん?」

もう、それ、さっきやったわ…なんて思いながら、3人で

”宮竹さん”あるあるの話で盛り上がってると、また別のお客様が…。

そして、やっぱり「えっ、おかあさん、今年いっぱいで閉めはんの?」の話へ。

もうね、ホント愛されてる。

地元で愛されてるお店が閉まるのは寂しいものだ。

よくよく考えると、そういえば、お豆腐屋さんも閉まったしな…。

もっといえば…

”栄くん、栄くん”いうて可愛がってくれたコロッケの美味しい丸宮さんも

おじいのツケで腹いっぱい喰って親父に怒られたお寿司の「ちょうちん」も

世界一旨かったお好み焼屋さんの「3ちゃん」なんてのも、今はもうない…。

う~ん…、なんて綴ればいいのかわかんないんだけど、

日之出屋の存在意義ってのはホント考えさせられた。

言えるのは、モノを売り買いする場所っていう

ただそんな単純なものではないってことである。

地元で愛されなければ…そう強く思う今日この頃である。

あっ、宮竹さんの昆布は販売させていただきますので

よろしくお願い申し上げます。

2015/11/20

少。

3か月とか半年とかぐらいのサイクルで会う方々は、私に決まってこう言う。

「んっ、あれっ?髪の毛、増えてへん?」と。

いやね、安心してください。生えてますから、はい。

もうね、髪の毛を取り戻したというか、笑顔を取り戻した!そんな感じである。

遠慮して口にしない方々も含め、そりゃあもう、たくさんの方が気づいているはず…。

でね、家族はもちろんなのだが、「そんなところにまで…」なんて

私の髪の毛事情に詳しい方がいらっしゃることを知った。

そう、次男の担任の先生である。

うちの次男っつうのは、なんやろう…

親の私でも「?」って感覚を持ち合わせている。

例えば、夜空に浮かぶ星がなんか悪いことをすると

海のヒトデに変えられちゃう物語において、何も悪いことをしてないのに

間違えたのかヒトデに変えられちゃった星がいるんだけど、

どんな風に思いましたか?的な国語の問題で、彼は「ドンマイ」と解答。

Don’t mind!気にするな!と。

いや…、「かわいそう」とかさぁ、もっと思ってあげて!星のこと。

冤罪を受け入れろっつうのは、星に対して無関心にもほどがあるって話だ。

で、そんな彼が漢字の宿題に頭を抱えながら向き合ってるのを

妻が微笑ましく見守ってたらしいのだが、

あまりの解答に慌てて私にメールをしてくれた。

「少」という漢字の例文を考えなきゃいけなくって…

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「少ないかみのけをくすりでふやす」と。

いや…、「す」をはみ出してまで書かなアカン内容か…である。

「んっ?」ってなるから、何も知らない先生は。

っていうか、せめてさぁ、「かみのけが少ない」とかでええんちゃうん。

「くすりでふやす」ってとこ、いる?

い、いらんやろ!関係ないやん、「少」って漢字に…。

まあ、次男よ、仕事でストレスがたまる今、君のおかげで随分と楽になりました。

「増」「多」「黒」とかの漢字の時は、また、よろしくお願いします。

2015/11/03

運がええ!

先週、日之出屋49周年大創業祭が盛況のうちに終了。

本店にちょこちょこ顔を出させていただいたが、

まあぁぁ、見事に、愛すべきおかあさん方とはだいたいこんな話になる…。

「49年か~。あんたがな、まだ影も形もない時からの付き合いや…」とか

「おかあちゃんがあんたを背中に背負って、みかん詰めてて気ぃ使たわ…」とか。

私自身が日之出屋での歴史においてまだ15年ほどの未熟者なので

いろんな情報を仕入れるのは、社長よりも、そう、愛すべきおかあさんからである。

ただ、長いことブログでも綴ってきたように

15年しかないにしてもだ、さまざまな情景が思い出される。

で、そんなことを思い起こす度に、この49年という長い歴史のすべては

おかあさん方ひとりひとりのご愛顧の賜物と深く感謝申し上げます!なのだ。

加えて、お客様に喜んでいただこうと頑張ってくれているスタッフや

価格も含め応援してくれるお取引様の存在も絶対である。

心から感謝申し上げます!なのだ。

で、あともう一点は、最近つくづく感じていることがある。

それは、「運がええ!」ってことだ。

「そんな見えないもんの力なんて…」って話かもしれないが、

ルーツをたどったりすると、「あん時は運が良かったんやで」ってなことがよくある。

では、運を良くするにはどうすればよいのか…

そう、陰徳を積むってのはよく耳にする話で

私自身は「う~ん…」なんだけど、先人の方々におじいや社長が

積んでくれてたおかげかな…と思えてならない。

そして、ついにだ!!それは目に見えるもので証明された。

うちが仕入れた卵を購入された妻のママ友からのメール。

この天文学的な確立で引き当てたママ友も凄まじい陰徳を積んだのであろう。

それがこれ。

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あ、ある?こんなことってあんの?である。

割った卵が全部ふたごちゃん!

これはもう、奇跡!っつうか、運がええ!としか言いようない…。

まあ、そりゃあね、運に頼ることなく、頑張らせていただくんだけど、

なにわともあれ、これからも変わらぬご愛顧を賜りますよう

よろしくお願い申し上げます!である。

しかし、スゲーな…。ええ引きしてるわ~、うちもお客様も。

2015/10/26

97。

「お、おぉ、おぉぉぉ…、おはようございます!セーーーーフゥゥ」である。

いやね、毎朝開店と同時くらいにご来店される愛すべきおとうさんなんだけど、

ほぼ毎日のように来店されるもんだから、3日4日顔を見ないと…

「まさか」的なね、明日こそは!明日こそは!って心配になってきて

最終的には、冒頭のようなご挨拶になっちゃうってわけだ。

御歳97。

「えっ、イケますの?」「大丈夫や!」「いや、大丈夫や!って、危ないっちゅうか…」

そう、毎朝、電動自転車を爆走されてのご来店、チリンッチリンッといった感じで。

「えっ、飲んでよろしいの?」「なんや、アカンのか?」「いや、アカンことないけど…」

そう、豊臣秀吉も愛したお酒”天野酒”を間違いなくご購入される。

で、思った。

長寿の秘訣は、足腰と食事、この2つはかなり重要なんやな…である。

健康の為に歩くとか、健康の為にこの食べ物を食べなアカンとか、

管理されるような生き方じゃなくって

そう、雲のごとく…、自由に!だ。

行きたいところへ行ったり、食べたいものを食べたりすることである。

「酒飲んだらアカンとか、ワシに注意してきたもん、皆おらんがな…」

なんて、言葉の重みがハンパやない。

そして、もう一点。

趣味というか、熱くなるものがあれば、なお良しかと…。

買い物カゴにスポーツ新聞が入っている。

「あれっ?スポーツ新聞、好きですの?」

「阪神ファンや!」

「へぇぇ…、そうですの。そうそう、監督代わりましたね」

「そうや、金本!アニキや」

いやいや…、アニキって…。

御歳97の方からの「アニキ」は、金本さんも恐縮しまっせ。

しかし、おじいがもし生きてたら、同じぐらいの年かと思うと…。

白寿のお祝いは、私自身はもちろん、店をあげて御祝いさせていただきます。

縦じまですけど、白いユニフォームなんかをね、はい。

おとうさん、寒なってきますからお身体には十分気をつけて。

ご来店、心よりお待ちしてます。

2015/10/20

男の中の男。

いや~、よかった、燃えたね、ラグビー。

もうね、男をみた、あっ、漢ね、漢、かっちょよかった~…である。

パッと見、「うわっ、もうドンキーコングやん、全員」ってな相手チームに

勇敢に立ち向かっていく姿には、ホント心打たれた!

うちの息子たちも、男の中の男を目指してがんばってもらいたい。

…なんだけど、まあ、親の意思とは全然違う目標をそれぞれに掲げている。

長男は、もっぱら「ドラゴンボールのカードゲーム」に夢中だ。

何がおもろいねん?って思えてならないが、今の彼にはそれがすべてである。

次男は、毎朝といっていいほど体温チェックを欠かさない。

「何度?」「35.8度」「アカン、休まれへん…」

どうやら、風邪をひいて学校を休みたいらしい…。

「なんや、学校嫌いなんか?」「嫌いっちゅうか、じゃまくさいねん」

私もたいがい面倒くさがりだが、学校に対してそんな概念を持ったことはないが…。

そして、玄関先でこんな捨てゼリフを吐いて学校へ向かう。

「見てろよ!いつか絶対休んだるからな!」と。

はぁぁぁ、2人とも大丈夫かいな…である。

そんななか、三男が微笑ましい目標を掲げ、全力で頑張ってくれてるので

それがせめてもの救いである。

そう、その目標とは、5歳になること。

長男が8月に、次男が9月に誕生日を迎え、「えっ、俺は?」とヤキモキしている。

毎日のように「明日、誕生日?」「あと何回寝たら誕生日?」と

ただただ5歳になることだけを夢見て頑張っているのだ。

で、いよいよその日を迎えた。

長男、次男も彼の熱い想いを知ってなのか

「よかったな~。やっと、5歳やな~」なんて、その功績を称えてくれている。

おばあも含め、家族全員で彼の誕生日を盛大に祝った。

三男の主導で彼の大好きなビンゴゲームが開催される。

一番にならないと気に入らなくて、すねてしまうことは周知のうえ…

のはずが、おばあはそんなこと露知らずに

「はよ回さんかいな!」「何番って?聞こえへんがな」など

回すのとカードを確認するのと忙しい三男を煽って煽って仕方がない。

最終的に、おばあが「ビンゴや、ビンゴ!」と空気を読まずに一等賞をかっさらう。

92歳と5歳の大喧嘩が始まると、全員が固唾をのんだその時

「おばあちゃん、おめでとう!」と、手をたたく三男。

お、お~、さすが5歳、大人になったもんである。

三男よ、おばあの一等賞を祝福するその姿に感動したわ。

男の中の男やったぞ。

夢の5歳の誕生日、おめでとう!

2015/10/15

びわ茶。

鹿児島出身の愛すべきおかあさんから

「にいちゃん、ちゃんと試したんか?」

なんて問い詰められる原因となった商品ってのがコレ。

びわ茶(http://www.totsukawa.co.jp/)。

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「鹿児島の人はみーーんな飲んでる」「いやいや…、みんなって…」

売り手と買い手が入れ替わってる?ぐらいの勢いで薦められてまして

最近、芸能人の病気に関するニュースが多く、さらに火がついてしまった。

「だから、身体にええんやって!毎日、飲んでるか?」などなど…。

なるほど、鹿児島大学と共同で研究してるらしく、裏には

「5年後、10年後のあなたの健康のために」なんて表示もある。

「いや…、飲みましたって。美味しかったですよ、はい」

「ほんまか?一回だけやったらアカンねんで。続けて飲まな…」

んっ、あれっ、え~っと、社長さん?ってぐらいグイグイくる。

「あっ、せや!豚のしゃぶしゃぶ試したらええわ!アクが出ぇへんねん、アクが。

アクが出ぇへんってことはや…、なっ、脂を分解するんや!めっちゃええやろ…」

「わ、わかりました。豚しゃぶやってみますわ」

「なんや、その気のない返事は!あんたのことを想って、△#@&$…」

最後の方は、興奮し過ぎて言葉になってないほど。

「いや、やります!やります!絶対、やりますから!」

「ほんまか~、怪しいな~」

なんて、全く信用のない私。

というわけで…

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ほらっ、ほらっ、おかあさん、ねっ、やってるでしょ。

確かにアクがでませんでしたし、さっぱり美味かったっす!

愛すべきおかあさん、私の身体のことを心配してくださってあざ~っす!

毎日飲んで健康になりたいと思います。

効能的なものはホームページへどうぞ…。

皆さんもぜひ!

2015/09/28

男らしく!

私がなぜ剣道を習っていたのか?

それは、幼い頃、スゲー泣き虫だったらしく、それを見かねたおばあが

「ええとこ連れてったる」と無理やり道場に放り込んだってのがルーツである。

今となっては、本当に感謝しているし、今は亡き恩師へ返せなかった恩を

どうにか次のものへ…と、できる限り関わらしていただいている。

なので、息子達は嫌いとか好きとか関係なしに剣の道を歩んでいる。

次男なんかは、特に、向き不向きでいえば不向きの方だ。

女の子みたいな顔だちで、線が細い。

なのに、長男が道場へ行く途中泣いてわめき散らかしている横を

「なぁ、もう諦めろって…」と悟りの境地で涼しい顔。

「おっ、さすが!おまえはそんなに嫌じゃないんや?」

「なんでやねん!嫌に決まってるやん。けど、アカンねやろ」

んっ…、ま、まぁな…である。

なんていうんだろう…全く飾ろうとしない。

親である私にちょっとでも良いように見てもらおう…そんな気がまるでないのだ。

「今日は頑張ってたな」と稽古中のことを褒めれば、「まあ、ちょっと泣いたけどな」と。

宿題をすれば、シクシクとし始め、「難しいから、ちょっと泣いてもうた」と。

三男が言うことを聞かないと、「あいつ…、ほんまに…」なんて普通に泣いている。

どんだけ平気で泣けんねん。

男なら恥ずかしいし隠そうとするんちゃうん…、そう思えてならない。

そんな等身大のありのままの次男が8歳の誕生日を迎えた。

う~ん、大丈夫かいな…なんて思う一方では、そこが愛おしくてたまらない…。

男らしく!そんなことを望んではいるんだけど…

ま、まあ、なんだっていい。

私は、誰にでも良く見せたいとすぐに飾ろうとするから

君のスタイルには、どこか憧れみたいなものがあるねんで。

あれっ、んっ?ある意味、男らしいかもな…。

次男よ、誕生日おめでとう!

2015/09/23

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