ゲーム。

「あんた、配達においでや。あのな、うちにポケモンおるねんで」

「ポ、ポケモン?あ~、スマホのゲームね。僕、してませんねん」

「したらええのに…。ボールもらえるで、ボール」

なかなかのご高齢な愛すべきおかあさんからまさかのポケモンGO推し…。

なぜ、スマホもいまひとつわかってないのに?はい、それはですね…推理してみました~

孫さんが夢中になっているのを隣で見てて、「それ、何してんのや?」って聞いたんです。

すると、ゲームの最中に邪魔をされた孫さんは「ポケモンや」「ボールくれんねん」と

どうせわからないからと適当に説明をします、スマホから目を離さずにですよ、はい。

おかあさんはもちろん理解してません。だけど、よほど面白いことなんだろう…と、

孫さんから聞いたまんま加工せずに私へプレゼンしてきた…こんな流れでしょうか…

古畑任三郎でした…、いや、改めシャチョーです、はい。

いやね、ゲームやテレビの影響力は凄いなと思う、ほら、古畑任三郎とかいってるし…。

でね、それは我々が販売する商品にだって同じことがいえるのだ。

テレビで影響力のある芸能人が「美味しい!」なんていったもんなら…

テレビで「健康にいいですよ」「美容にいいですよ」なんていったもんなら…

ひどいときは、テレビの放映以来、入荷が困難になってしまうほど。

我々が一生懸命案内させていただいても

お客様へ伝えるのはなかなか難しい…って…いうのに…

あっ、なるほど!テレビみたいに紹介したらええんや!である。

そこでだ、動画をいろいろと撮影することに。

で、やってみて思った。

もうね、芸能人の人とかCMを作ってる人とかスゲーな…なのね。

グルメリポートなんて私がオーバーにすると嘘っぽくなるやん…

って思ってやってみたんだけど、「美味しい」しか言ってないのね、「旨っ」とか。

で、はぁぁぁ…なんて悩んでるところへ、なんと、まさかの次男からある提案が…。

「俺も出たろか?」と。

あのへなちょこ選手権でぶっちぎり1位に君臨する次男の、

あの「好きな食べ物は?」に「お芋」と答えるグルメとはとてもいえない次男の、

父親を助けてやろうというその気持ちが妙にうれしかった。

ま、「その代わりゲームしてええ?」の交渉を持ち出してきたから

「そっちかい!」ってなったわけだけど…。

そんな次男も先日9歳の誕生日を迎えた。

ほんと微増だが、男らしくなってきてくれているような気がする。

FBをしている方はそんな彼の勇姿を視聴いただければ幸いです。

今後はホームページで誰でも観れるようにしますので、はい。

次男よ、まさかゲーム感覚で出演してくれたんか?

まあ、なんでもええわ!

じゃあ、安倍首相やないけど、おまえはスーパーマリオだ。

キノコをたくさん食べて大きくなってください。

9歳の誕生日、おめでとう!

2016/09/26

ツレ。

昨日、古い友人と会った。

なかには、20年ぶりとかいうなかなか年月ぶりの友人もいた。

驚くのは、「よう!久しぶり」とかいうだけでその年月はリセットされる。

利害関係がまったくないからだろうか、うまく説明できない。

ツレってやつだ、もしくはダチね。

で、お互い仕事とか事情とかいろんなやっかいなもんがあるため、

ちょっとした時間だったんだけど、何事にも代えがたいのね、やっぱ。

もうね、なんつうの、大げさだけど、何もかも忘れて

ただただ心から楽しいと思えるちょっとした時間だった。

で、まあ、時間つうと、人間の力ではどうにもならない。

そこで、時間を平等に与えてくれる神様にお願いなんだけど、

もうちょっと先のこととか教えてくんないかな?である。

時間を巻き戻してくれるならええけど、どうせしてくれへんやん!である。

いやね、後悔とかしたくないわけ、誰しも。

あん時、会っとけばよかったな…とかね。

ええおっさんだし、なかなか外せない事情とかもあるけどや、

そんな大事なことやったら教えてよ!どないかしたのに…ってね。

ま、昨日会ったなかのひとりがそんな話をするわけ、久しぶり過ぎて…。

本来ならそんな話をするタイプじゃないんだけど、

42・3歳とかにもなれば、だんだんそんな話にもなるかな?

なんて思いながらね、耳を傾けてた。

確かに、そいつの号令がなければ、昨日の飲み会は無かったわけだし、

なかなか年月ぶりのダチに会えたんだから

「ほんま、おまえはええやっちゃで」と感謝してるんやけど…、

どっかでね、いや、神さん、ほんま頼むわ~…って感情を抑えきれない。

とにかくだ、せっかくいい機会を用意してくれたんだから

それに報いる行動をしていかなアカンな…とつくづく思う。

いろいろ忙しくって、なかなか会えないんだけど、

別に心の中ならいろいろ思い出したりして何だってできる。

ちょいちょい電話でもしたろ…。

いや、また会おな!である。

2016/09/20

アレ。

先日、ま、自分でいうのもアレなんだけど、

社長に就任いたしました!ってのを報告させていただいた。

たくさんのコメントやお祝いなんかいただいちゃって

本当に有難くって恐縮しきりの今日この頃である。

心より感謝申し上げます。

で、ここ数日でビックリしてることがひとつ。

肩が凝っとる…。

なんやそれ!って事案かもしれないが、私自身、とにかく驚いている。

私は、剣道をしていたからか姿勢がいい、自分でいうのもアレだけど…。

なので、肩こりなんかで悩んだことないし、そもそも肩が凝った記憶がほぼない。

あれっ、知らず知らずのうちに力が入っているのか?いろんなもん背負ってるのか?

なかでも特に思うのは、気にしすぎや!なことかもしれないが、

まあ、プレッシャーというか、皆様の目にどう映ってるのか気になるのは事実。

同族でない頑張り抜いて社長に就任された方々とは、全然違うし、

苦労して苦労して起業された社長とも、全然違う。

そう、息子だから…その理由だけで…社長…。

なんかね、嫌なのね、やっぱ。

あの、ほら、たまに、めっちゃ男前のやつが「どや!」って顔してたら

「いや、その顔、ワレの手柄ちゃうやんけ。親の手柄やんけ!」のアレに似てて…。

でも、嫌なのつっても、そうやん!っていわれれば、そうだし、どうしようもない。

だから、こっから真価が問われるわけだ。

う~ん、しかし、肩を凝らない私が肩が凝るぐらいわけのわからん気合いになってるような…。

諸先輩方、ご指導よろしくお願い申し上げます!

もちろん、愛すべきおかあさん方も遠慮なくご指導お願いします!

ってなことを綴りながら、ある問題が浮上したことに気づいた。

器が小さいのだろう…、そのくせ核心をつかれたりすると

「なにを~!!負けてたまるか~!!」ってカーッとなるのね、すぐ。

勝ち負けとかじゃないのに、同じ団塊ジュニアの活躍が耳に入ると

刺激とかやなくて、「くそったれ~」とか根性ひんまがってたりするのね、すぐ。

ほんま小っさい男やで…と反省するも、それがなかなか治らない。

おっしゃ!まず、一番最初の仕事は「素直」になることかも…。

なるほど、素直やないから肩が凝ってるんや…。

背筋を正します、はい。

あっ、あと、アレも治さな…。

アレとか抽象的な指示は部下が混乱を招く…。

2016/09/15

代表取締役社長。

日之出屋が50周年を迎えることとなった。

50年続けられたのは、ひとえに愛すべきおかあさんの

そりゃあもう、あったかいご支援ご愛顧の賜物以外なにものでもない。

深く深く…感謝申し上げます!である。

50年前に、まあ、私も42歳ってことでよく知らないのだが、

20坪の八百屋さんに毛が生えたようなお店でスタートしたと聞かされている。

母親といえば、家のことなどほったらかしでお店を見なきゃいけない。

そこへ私が誕生するんだけど、もちろん、これまた後回し。

私を背中に背負ってレジ打ちしているオカンを不憫に思うお客さんが

「うちが見といたるから、あんたは仕事しぃ」と

乳母車などに乗せられることなく、

買物カゴにタオルを敷いて私は寝かされている。

スーパーの申し子か!だ。

面倒を見るのは、オカンでなく、そう、愛すべきおかあさん方。

たぶん、いろんなもんを口に放り込まれたのだろう…。

う~ん、指ぐらいだったらええんやけど…。

まあ、「愛すべきのルーツ」である。

なので、その頃からお世話になっているおかあさん方からの呼び名といえば、

「若」とか「若旦那」とか「息子」とか「あんた」とか様々。

う~ん…、いやね、私も42歳。

「あんた」はともかく、もうどない考えても「息子」や「若」ではない。

まあね、おかあさんからしたら「息子」で「若」かもしれないだけど、

世間一般では完璧に通用しない顔をしている、おっさん顔。

ということで、「若」を卒業させていただき、この度…

「代表取締役社長」に就任いたしました。

いや~、まあ、その、謹んでご報告申し上げます!である。

お店の前ですれ違うおかあさんにご挨拶させていただくと

「応援してるで!頑張りや…」なんて言葉に涙出そうになる。

っていうかね、その言葉の意味なんてのはどうでもよくって、言葉以上に

おかあさんの笑顔だったり、声のトーンであったり、そんなのに感激するのだ。

50年もの長い間、いろんなものを頂戴した。

お客様に限らず、お取引様や先人の方々へ感謝を忘れず、

ご恩をお返しし続けるのが私の使命である。

甚だ微力ではございますが 社業の発展と関わる方々の幸せのために

全力を尽くす所存でございます。

何卒ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

だからな、おかあさん!

ぼちぼち「栄くん」とかは、ほんまにアカンで。

2016/09/05

1日。

仕事が休みの日、散髪へ行った後、眼鏡を買いに行った。

夜空とか見上げると月が4個ぐらい見えるので

「アカン、眼鏡いるな…」ってちょっと思うレベルの視力。

なので、どうしても必要だというわけではない。

ただ、30mぐらい先から知り合いの方にぺこっとされると

「んっ、誰や?見えへん…」なんてことが最近多く

これは失礼極まりないな…と

ようやく重い腰をあげたわけである。

まあ、重い腰とかいってるが、

以前の眼鏡を酔っぱらって紛失してからというもの

なかなか妻に言えずにいただけなのだが…。

で、子供たちも連れていき、店に入る。

すぐさま、三男坊がいちいちサングラスをかけては

「これ、どう?」「これは?」などと感想を求めてくる。

いや、どう?やあれへん!何、イキっとんねん!である。

まだ5年しか生きてないヤツが、なんでイキらなアカンねん!

「なあ、お母さん」なんて隣を見ると

妻があらゆる眼鏡をかけて鏡をのぞき込んでいる。

「いや、おまえもか…。視力1.5やん!いらんやん!」

私の声なんてのには耳を貸さず、

ほくそ笑みながら眼鏡選びに忙しい妻。

ま、そういう私もあっちゃこっちゃの

眼鏡をかけては真顔になって鏡をのぞき込んでいる。

うわっ…、俺もめっちゃイキってるやん…キモッ!である。

昔なら「眼鏡は面倒やで」なんてマイナスのイメージでしかなかったのに…。

でも、今は違う。

眼鏡は目が見えるようになるだけのアイテムではない。

ファッションのいちアイテムとしての方が成立しているのでは…。

時代はこうも変わったのか…。

眼鏡選びに疲れた我々は、イキることも忘れ、

そのままカフェでたわいもない話に花を咲かす。

で、めっちゃ久しぶりにたわいもない1日を過ごして気づいた。

たまには、こんなどうでもええ話でしかない1日もええな…と。

眼鏡を購入したからではないが、

いろんなもんが見えた1日であった。

2016/08/30

12歳。

8月18日、時計の針が夜の9時ごろを指してた頃だろうか…

「あっ、そうや!あいつ、誕生日や」なんて思い出す。

そう、長男の12回目の誕生日。

仕事中にもかかわらず、慌てて妻に電話をする。

「なに、どないしたん?」

「いや、忘れてた…。あいつに代わって…」

毎年のことなら、朝起きたときにちゃんと”おめでとう”って言ってたのに…。

「あっ、おとうさん!どうしたん?」

「いや、まあ、その、あれや、誕生日おめでとう!」

忘れてて申し訳ないという気持ちからなのか

そこそこ男になってきてて、なんか微妙な関係性になりつつあるからなのか

”おめでとう”がスッと出てこない自分に驚く。

「あぁ、ありがとう!そんな、わざわざええのにや。仕事中にごめんやで」

いや、取引先の専務か!である。

思いっきり子供のくせに、そんな大人なコメントをぶち込まれると

なんかこっちも引き下がれない。

「おー、あれや、下に毛生えたら言えよ。フランス料理食いにいくから」

「な、なんでやねん!」

まだまだ子供やな…である。

最近、忙しくて彼との時間もあまりとれてなくて、

もひとつ何を話していいのかわからず、

「ま、勉強、がんばれよ」が精一杯で電話を切る。

う~ん、電話ではなんか話しにくいが、まだ結構話をする方だと思うし、

むしろ、子離れできるんやろか?って心配でならない。

なんやろう、12歳でまあまあでかいのに、かわいくて仕方がないのだ。

妻に同意を求めると、「もう、うるさいな!」などと暴言を吐かれるようになって

「そうか…、腹立ってしゃあないけどな」なんてそっけない態度。

なるほど、確かに、私の12歳を思い起こすと、え~っと、頭の中が

女の子のことばっかりだったような…、そら、オカンはうっとおしいわ!である。

んっ、そもそも、そん時のオトンの存在と言ったら…、ヤバいな…。

これからの彼とはもっと複雑な関係になっていくのは、火を見るより明らか。

たぶん、今がぎりぎりのラインである。

できるだけ話をする時間をとるようにしなければならない。

今を大切に…。

長男よ、君へのメッセージでもある。

なにわともあれ、誕生日おめでとう!

2016/08/24

衝撃のラスト!

「はぁぁぁ…、店入ったら極楽やな」

暑い中、ご来店くださった愛すべきおかあさんの第一声。

どこか温泉にでもつかっているかのようなコメントに笑みがこぼれる。

そして、年齢は定かではないが、軽く70オーバーであろうおかあさんが

そのまま続ける話題に耳を疑った。

「にいちゃん、あれやな、スマップが解散するいうてんな」と。

えっ、ス、スマップ?興味あんねんや?である。

普段は「あんた、中条きよしに似てんな」なんて

知らんわ、誰やねん!な会話がほとんどなのに、スマップって…。

愛すべきおかあさんとの会話に変な思い込みや先入観を持っていると

たちまち訳のわからんところへ着地するので注意が必要である。

いやね、今日もね、おかあさんとお話ししてたんだけど、

話の最後までかみ合ってなかったのね、私の思い込みっつうか、そんなんで。

「にいちゃん、あんたとこの焼いた鯛あるやろ。あれ、ええわ~」

「おおきに。美味しかったですか」

「普段はな、魚なんかそない食べへんねんで。それがや、ペロッと食べとったわ」

「モノもええし、焼き器もええのん使てますからね…」

「でな、豆腐と炊いてな…」

んっ?豆腐と炊く?焼き鯛を?ここで少し「?」が頭の中に。

「それでやな、みな、骨も取ったってやな…」

「骨も取ったるって…。自分で取らせたらええんちゃいますの?」

「なんでやねん!そんなもん、自分で取れるかいな!」

あっ、小さいお孫さんなんかな?なんて思いながら話を続ける。

「最近は魚離れなんて言われてるし、まあ、でも、やっぱり魚はええで」

「そやねん、ずっと肉ばっかりやったからや、魚なんて食べへん思ってたわ」

「いや、肉ばっかりって…。バランスやで。魚も食べな」「そやな…」

みたいなね、会話をまあまあな時間してたわけ。

でね、最後の最後で「うそやろ…」ってなった。

もうね、映画のキャッチコピーでよくある

「あなたは絶対騙される」とか「衝撃のラスト!」とか、それといっしょ!だ。

それでは、衝撃なラストっていうのがこちら。

「まあ、でも、美味しい美味しい言うて喜んでくれたみたいでよかったですわ」

「美味しい美味しいなんて言うかいな。ワンワンいうて喜んでたけど…」

犬やったんかーーーーーーーーーーーーーい!である。

お願い!言って!そういうのは早く言って!

まあまあの時間、完璧に人間や思って話してたのに…。

しかし、これは私の勝手な思い込みである。

主人公は必ずしも人間とは限らないのだ。

申し訳ございません、おかあさん。

犬も家族ですもんね。

また、ええ魚、食べさせたってください。

お買い上げ、ありがとうございました。

※ただ、ほんまかどうかわかりませんが、タコとかイカはアカンって聞きますよ

2016/08/17

パピコ。

海だ花火だなんだかんだでやっぱ夏はいい。

そして、暑すぎるってのがちょいとひっかかるんだけど、

暑ければ暑いほど旨くなるのが、そう、アイスクリームだ。

春よりも秋よりも、ましてや冬なんてもってのほかで、うん、夏が旨い。

今日もフルスロットルの暑さで絶好のアイス日和のなか、配達へ向かうと

「にいちゃん、おおきにな。しかし、暑いな…これ食べながら帰りや」

などと居酒屋さんの女将からパピコが手渡される。

papiko。

なんてええ響きなんや…。

え~っと、他には、カルピス・パルム・ピノ…んっ?

あれっ、名前考えた人って誰?同じ人?ピとかパとかめっちゃ好きやん!である。

そういえば、私の息子たちもパピコには目がない。

「俺、コーヒー飲まれへんねん」なんてぬかすくせに

パピコのチョココーヒーは大好きという”どっちやねん!”もおかまいなし。

それは、若いころによく思った

「私、料理得意やねん、肉じゃがとか…」

って思いっきり公言してるくせに、

実際に食べてみると、じゃがいもの角なんかもしっかりあって

”料理得意って、どの口がぬかしとんねん!”ってやつに似ている。

まあ、そう思いながらも「旨い!旨い!」って食べてたけど…。

本音と建前。

チョココーヒーとホワイトサワー。

人格形成にパピコはもってこいのツールやな~…

そんなしょうもないことを考えながら、最後の仕上げ、上を向いて

もらったパピコをチューーーと吸い上げる。

と同時に、雲ひとつない青空が広がっていることに気づく。

ほらっ、やっぱり夏が旨い。

でもって、ただでさえ旨いのに

女将の感謝の気持ちが加わってるから、もひとつ旨い!

なるほど、感謝の気持ちには味がある。

爽やかでどこか甘酸っぱいものだと知った。

あっ、もらったのはホワイトサワーだからね、うん。

2016/08/09

ONTI NA WATASHI。

「今年は猛暑」なんてニュースをよく耳にしてて、7月下旬ごろからだろうか…

う~ん…、いやね、毎日、暑いっす、アチーアチーだ!

先日、このクソ暑いなか6周年を迎えさせていただき、ご来店くださった

愛すべきおかあさんには、ホント心より感謝申し上げます!である。

で、まあ、そんなおかあさんのためにも

なんぼ暑ても関係あるかい!って仕事と向き合ってるのと同じように

「ほらっ、暑い暑い言うな!」って息子たちを剣道へ連れていってる。

道中、次男へ目をやると、死んだ魚のような目をして

もうね、SEKAI NO OWARIって顔でトボトボトボトボ歩いている。

すると、突然、今の心境なのだろう、後ろのほうで次男が歌い始める。

「ランランラン、ラーランラン…」

あれっ、なんや楽しそうやん?って思ったのは一瞬で

「言~葉に~できな~い」と続けるもんやから

「そっちかい!」と言葉にできんぐらいの暑さに共感しつつも

「ランランランとちゃうで。ラーラーラーやで!」なんて

どうにか次男のテンションをあげていこうと

道場までの道のりは最後までJINAN NO OUTAが響き渡っていた。

いやね、親の思う通りに…なんてのはホント難しいもんだと思うけど、

次男においてはスゲー世界観を持っていて、もひとつ難しく思う。

ちょっと前にも、おじいちゃんへ手紙を書いていたのだが、文面に

「けんどうのしあいがあります。どうメダルがほしいです」と…。

いや、どうせなら金狙って、金を!嘘でもええから!と、なにかひっかかる。

しかも、「てきがつよかったらじしんがないけど、がんばります」なんて保険まで…。

う~ん、へなちょこ選手権なんてのがあればぶっちぎりの金なんだけど…。

まあ、わが子でもだ、私と同じぐらい負けず嫌いなわけではない。

そして、自分の考えがあたかも一番の正論だ!ってスタンスはよくない。

なっ、次男よ、みんな違ってみんないい!やな。

勉強させていただきました。

練習が終わり、帰りの道中、JINAN NO OUTAを思い出し、

「ラーラーラー…」なんて上機嫌で口ずさんでいると、

「んっ、おとうさん!なんか、ちょっと、ちゃうで」と音痴を指摘される。

あれっ、なんや、遠慮なしにそこは正してくるんや…。

みんな違ってみんないい!とちゃうんかい。

道場へ連れ戻してボコボコにしたろか!と思ったのは言うまでもない。

2016/08/01

おっさん顔。

何かと忙しい…。

本店が50周年を迎えるにあたり、いろんな準備ってやつが私を追い回している。

日之出屋の組織ってのが50周年を機に大きく変わろうとしちゃってるし、

ホームページも新しくしなくっちゃ…だし、

そんでもって、なんと、堺駅南口店がもう6周年ってことだし…。

いやね、毎年、周年祭の時にはブログを綴らせていただいている。

今日もだ、当たり前のように朝になればお店を開けた。

そして、当たり前のように来店されたお客様へ挨拶をした。

で、当たり前のように…、んっ?果たして当たり前なんやろか?だ。

どでかい競合店もできちゃって、堺区の流通知図が大きく変わる。

アベノミクスもなんやらかんやらで、なかなかの景気だ。

そんななか、当たり前のように…?なんでやねん、有難い!である。

来店くださった愛すべきお客様へ

商品を納品してくださるお取引様へ

朝早くから頑張ってくれるスタッフのみんなへ

べったべたの言葉で申し訳ないのだが、ホント感謝!それしかない。

忘れることはないんだけど、まあ、ちゃんと形に残しておきたいわけである。

そんなことを思いながらチラシに目をやると、あることに気づいた。

6年前、お客様が思ってる以上に来店されないもんだから

「よっしゃあ、俺が広告塔になったんねん!」ってイラストをお願いした。

それがこれね。

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なるほど、6年前っつうと、36歳か…。

デフォルメしてるつっても、まあ、こんな感じであったのであろう。

で、今。

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えーっとね、あっ、同じ人ね、同じ人。

まあね、イラストが笑顔だから笑ってはみたものの「ひどいな…」である。

もうね、”おっさん、何笑てんねん!”って怒られるレベル。

なんか、色で例えると、茶色ね、茶色、濁っている…。

お客様からも「あんた、写真替えや!全然ちゃうで」とご指摘をいただいている。

しかしだ、こんなおっさん顔になっても「栄くん」

って呼んでくれるお客様もいらっしゃるのだ。

かなりのおっさん顔になりましたが、

これからも変わらぬご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

もうちょいこの顔でいこ。

2016/07/26

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