おっさんだぞ。

最近、3歳かな?男の子がお店で私を探してくれる。

三男坊のお友達の弟らしいのだが、私のことがどうも好きらしい。

「お家でも歌ってるで、♪れいわ君のパパパ…って」

語呂よりもリズムありきで「メリーさんの羊」のメロディーに乗せ

替え歌を歌ってくれてることをお姉ちゃんが教えてくれた。

ほうぅ…、よっぽどやな…と。

私の同級生の子供(小学校1年生)だって、朝、すれ違うもんなら

「シャチョー、おはよう!シャチョー、おはよう!」

なんて、それはもう、恥ずかしくなるぐらいデカい声で挨拶してくれる。

そういえば、小学校1年生の女の子からラブレターなんてのも…。

はっきりいって、なんでや?である。

普通に、普通のおっさんやで!である。

う~ん、私が幼い頃、近所のおっさんにそういった感情を持つわけがなかった。

だって、タバコくわえながらランニングシャツ一枚の腹巻っていう昭和スタイルで

ヘタしたら昼間っから酒呑んでええ感じになってるおっさんが山ほどいた時代だ。

おもろいけど、どこ見習うねん!って感情ならわかるが、好きになるのはまずなかった。

私はそんな恰好をすることはないが、年齢差はそれぐらいなのに…。

なので、嬉しいのは嬉しいが、困惑するってのが正直な気持ちである。

んっ、あっ、なるほど!もしかしてだけど、もしかしてだけど、

彼や彼女たちの目には、それほど「おっさん」に映っていないのでは?

なんていう仮説をたてた。

42歳とはいえ、まあまあええ感じの20代の「にいちゃん」に見えてるのでは?

そんな心躍るようなことを考えてるときに

以前、いとこのプロのカメラマンに写真を撮ってもらったのが届いた。

天国から地獄とはこのことだ…。

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ちびっこ達、さい…、いや、岩橋さんだぞ。

どっからどう見ても、おっさんだぞ!である。

ま、期待を裏切らないように頑張ります!

2016/11/14

固定概念。

先日、勉強会に参加させていただいて、これからのビジネスは

固定概念ってのをとっぱらわないと…的な話を聞かせていただいた。

「う~ん、確かに…」なんてね、家に帰ったんだけど、

こんな本がテーブルに置いてあってね、んっ?ってなった。

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え~っと、私の知る「一休さん」ってのは、固定概念かもしれないが、

トンチはあざやか一級品、だけど、喧嘩はからっきしだよ三級品のあの人…。

こんなシュッとした大人な感じではなくって

おめめはかわいく一級品、だけど、顔は残念だよ三級品のこの人や!である。

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もうね、お願い!一休といえば、この人でしかないから…。

っていうか、「リンカーン」とか「ファーブル」とか全員呼び捨てなのに対して

「一休」とせずにあえての「一休さん」…。

えっ、なんで?あれやん、私の「一休さん」に寄せていってもうてるやん!

これ書いた人も固定概念ハンパやないやん!なのね。

っていうか、本物は破天荒な噂を耳にしてるんだけど…、子供向けでしょ?

“この本、大丈夫?”って思って、次の日、次男に聞いてみた。

「なぁ、一休さんって読んだ?どんな人なん?」

「お坊さんやで」

「いや…、そうやけど、なんかや、ない?こんなことしたでとか…」

「あ~、琵琶湖で死のうと思ったけど、お母さんが出てきて“やめとき!”って…」

う~ん…、次男の目の付け所がシャープなのは置いといて

なるほど、私の知る一休さんもお母さんは重要な存在だ。

終わりの歌にめっちゃ出てくるぐらい、♪母上様~お元気ですか~?ってね。

その本に興味を示しつつ、「いってきます!」なんて家を後にしたんだけど、

頭の中は「♪すきすきすきすきすきっすき、愛してる~」のフレーズが離れない…。

ア、アカン、アカン…、彼が読む偉人漫画の「一休さん」が本物やのに

昔テレビで見てた嘘もんの一休さんが、どんどん膨らんでくるばかり…。

固定概念をとっぱらうってのはホント難しいものである。

次男よ、勉強させていただきました。

ただ、おまえもしっかり読み込めよ。

普通、橋の話とか虎の話とかあるはずやからな…。

ま、でも、あわてることはない。

ひとやすみ、ひとやすみ…や。

う~ん、一休さん、深けえー。

2016/11/02

スーツ。

「おかあさん、おはようさん」

「んっ、あんた、誰や?声がよう似てるけど、次男さんか?」

「おらへん、おらへん。次男、おらんから。俺や、俺。ここの息子」

「えっ、あんたかいな。そんな恰好してたらわからんわ。いつもの兄ちゃんやな」

「いつもか知らんけど、たぶん、いつもの兄ちゃんや」

「本物か…」

ほ、本物ってなんやねん!である。

いやね、本日、50周年記念セールとして本店の店頭に立たせていただいた。

50年の感謝の気持ちをお伝えするのにちゃんとせな!って

スーツ着て正装してたんだけど、まあ、ご挨拶がこんな感じで返ってくる。

「結婚式か?」「見合いか?」「デートか?」「七五三か?」「会社の人か?」…

もうね、いちいち「なんでやねん!」っていうのが疲れるぐらい…。

で、こんなもんで終わらないのが50年の歴史。

「誰や?」のあとは、そう…「どないしたん?」。

なんや、スーツ着たらあかんのか!である。ご・あ・い・さ・つ!

ただただお礼を申し上げたいだけである。

それなのに、「借りてきたんか?」「持ってたんか?」と、スーツをいじり倒す。

しまいめには、結局、「飴、食べるか?」なんて

スーツ関係あらへんがな…なのだ。

お昼時に差し掛かり、もうぼちぼち…って時に

ひとりの愛すべきおかあさんが慌てて来店される。

「おー、にいちゃん、久しぶり。いやな、〇〇さんが家へ来てな、

”スーツ着て店の前で立ってるで、見ておいでや!”

って、わざわざ言いにきてくれたからやな…」と。

見ておいでって…、パンダか!である。

「あのな、うちな、今年運がめっちゃええねん!触っとき、触っとき」

「いや、触っときって…、まあ、触るけど…。何かありましたん?」

「くじ引きで当たってん、2千円。ご利益あるで~」

もうね、どないやねん!である。

愛すべきおかあさん方の世界観に圧倒させられっぱなしのご挨拶だった。

しかし、何が良かったかというと、笑顔がよかった、笑顔が。これに限る。

あれだけおかあさん方が笑てくれたら、

なんぼでもスーツ着たるわ!なのだ。

ただただ食材を売り買いする場所だけではありたくない。

笑顔でお話ししたり、笑顔でお買物していただきたいと心から思う。

50年という長い歴史に感謝申し上げると同時に

これからも笑顔でご来店いただけますよう頑張らせていただきます。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

2016/10/24

鉄火巻き。

先日、メインバンクの方と回っていない高級そうなお寿司屋さんへ行った。

社長就任ってことでご馳走になったわけだ。

私は、なんやかんやいうて「お寿司」が大好物である。

ただ、息子という立場ってのを考慮し、

50歳までは率先してそういう場所へは行ったらアカン!みたいなね、

自分のなかだけで、ルールっつうか、変な取り決めをしてたんだけど、

是非!ってんだから仕方がない。

で、まあ、その、なんだ、いやね、美味かった、うん。

ホント考え方も変わった…。

変な自分ルールを決めてたんだけど、

我々もお寿司を販売させていただく以上は、勉強にいかなアカンな…である。

お寿司といえば、私は「ちょうちん」っていう

今はもう無いんだけど、近所にあったお寿司屋さんを思い出す。

お店の前にどでかいちょうちんをぶら下げていたお店「ちょうちん」。

そうそう、子供の頃、家の前の道路で野球をするんだけど、

一塁が電信柱、2塁がマンホール、3塁が路駐している車の前輪、

そして、ちょうちんに当たった場合のみホームランという「ちょうちん野球」。

みんな「ちょーーーちん”!」って叫びながらバットを振るもんだから

どでかいちょうちんはすぐにボロボロになってて、今だに思う、悪いことしたな…と。

親父もだいぶ注意を受けていただろう…。

おばちゃん、この場をお借りしてお詫び申し上げます。

そんなちょうちん野球のことを知らない寿司好きの先代はちょうちんへよく足を運んだ。

私も寿司食べたさに、素知らぬ顔してチョコンと彼の横へ座る。

大将は、「ちょうちん野球」の話題に触れる野暮なことなんかせずに

子供だからと私に「鉄火巻き」をよく作ってくれたわけ。

おにぎりみたいな感覚で出してくれてたのだろうか…。

で、その鉄火巻きを口に3つ4つ放り込み、リスみたいに食べる私の姿をアテに

先代が笑いながらお酒を飲むというのがいつものパターンだった…。

そんな背景からか、私は寿司の中で「鉄火巻き」が一番好きである。

まぐろの握りもいいんだけど、海苔の味がないのでどこか物足りない。

で、本題。

うちの「鉄火巻き」は旨い…ってか、安い。

「鉄火巻き」にうるさい私がいうのだから、

手前味噌で申し訳ないが、間違いないであろう。

ネタにもシャリにも海苔にもこだわってるからってのもあるんだけど、

思うに、シャリとマグロのバランスがちょうどええと考えている。

豪華に…つって、マグロをドカッと入れてもアカン。

ケチってマグロを少なくしても、それこそ「おにぎり」である。

太陽と月、女と男、マグロとシャリ…

世の中、すべてはバランスである。

どっちかが多かったり少なかったりすると、ぐちゃぐちゃになってまうのだ。

なるほど、人生に迷ったとき、「鉄火巻き」に答えがあるかもしれない。

アカン…、食べたなってきたわ。

熱っついお茶も忘れずに。

2016/10/18

フレンチトースト。

先日、三男坊の運動会があった。

よくよく考えると、彼の運動会へはほとんど行けていない。

彼が産まれたのはちょうど6年前で

新しいお店がオープンしてまもなくしてからのことだった。

最初、お店の運営が思うようにいかず、

こんな言い方は語弊があるかもしれないが、それどころではなかった。

その流れもあり、他の息子たちと比べ、全然かまっていない…。

彼はどない感じているんやろう?と、ふと物思いにふけったりすることも。

そんななのに、あほんだらの次男が「俺、お父さんといっしょに走ったで」

なんて、三男坊に自分の運動会思い出話をしてけつかりやがった。

「いらんこと言わんでええねん、ほんまに…」である。

うううう~ん、おっしゃあ!待っとれよ!

仕事を中断し、ダッシュで幼稚園へ向かう。

お父さんVSちびっこ達の綱引きってやつに間に合った。

どう転んでもお父さんチームが勝つし、先生のコメントでもわかるように

「ほら、ねっ、やっぱりお父さんは凄いでしょ」の流れ。

なのにだ、ひとりシクシクと泣いているのがいる、三男坊だ…。

あれ、えっ?そうなん。お、おまえ、負けて悔しいの?である。

おもろなって「おいっ、勝てる思たんか。まだまだじゃ!」を言いに行くと

シクシクが大粒の涙に変わり、まわりのおかあさん方からは

「いや、そんな、かわいそうに…」的な苦笑いを頂戴して幼稚園を後にした。

もうね、悪ふざけ過ぎたかな?と仕事が終わって家に帰ったら、こんな感じ。

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ごめんやで…である。

彼はこの12日に6歳を迎えた。

上二人とは明らかに対応が違ってることを

どうしようもないけど、今になって随分と反省している。

そうや!息子が出来たら絶対せなアカンと夢見てたアレを忘れてた…。

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今度の休みはフレンチトーストを作ろうぜ!

決して3番目やからと雑になってるわけやないからな。

6歳のお誕生日、おめでとう!

2016/10/13

Have a good day!

50周年という節目にシャチョーの交代に加え、

カフェを本日10月3日にオープンさせていただいた。

先代が50年前に食料品店を創業した場所である。

工事中、足を運べば、幼い頃、よく手伝わされた嫌な思い出が頭をよぎる。

年末に「大晦日だよ!ドラえもん」を見ようとしたもんなら「こらっ!手伝わんか!」

って怒られ、半泣きで別寅の蒲鉾とかを延々と並ばされたこととか、

フグのヒレが干されていた板をゴミと思い、良かれとゴミ箱へ捨てたら

「アホか!高いんやぞ!」って死ぬほど怒られたこととか…、知るか!である。

また、家とお店の境目があんまりなくて、学校から帰ると

全然知らないお取引様が家にあがりこんで飯とか食っている。

ご飯をほおばりながら「おっ、今か?おかえり!」なんて言葉に

どれだけ「いや、”おかえり”やあるかい、誰やねん!」と思ったことか…。

まあ、今となっては、すべてが良い思い出としてよみがえるのだ。

そんな先代との思い出が詰まる場所を、そう、先代の魂が宿るその場所をだ、

どうにか地域のお客様に喜んでいただける場所にしなければ…の流れカフェ。

美味しい珈琲やスイーツが楽しめるカフェをもちろん目指してますが、

それ以上に、お友達やご家族をとゆっくりできる空間的な

たわいもない話なんかしてお金では買えない素敵な時間的な

そんな場所であることを先代も願っていることでしょう。

で、このタイミングでホームページもリニューアルさせていただいた。

私の動画なんかもスマホで見れるようになってるので

話のネタに存分に私をいじっていただければ…と思っている。

笑顔のひとつでも生まれたのなら、こんな嬉しいことはない。

愛すべきおかあさん、今日も私みたいなもんに頭を下げて

「おめでとうさん!」なんて、ホント恐縮いたします。

おかあさん、長生きしてくださ…い…

いや、長生きってのは1日1日の積み重ねの延長上でしかない。

そのカフェが楽しい1日になるきっかけの場所になるよう頑張ります。

あちゃらの言葉で失礼しますが、

Have a good day!である。

2016/10/03

ゲーム。

「あんた、配達においでや。あのな、うちにポケモンおるねんで」

「ポ、ポケモン?あ~、スマホのゲームね。僕、してませんねん」

「したらええのに…。ボールもらえるで、ボール」

なかなかのご高齢な愛すべきおかあさんからまさかのポケモンGO推し…。

なぜ、スマホもいまひとつわかってないのに?はい、それはですね…推理してみました~

孫さんが夢中になっているのを隣で見てて、「それ、何してんのや?」って聞いたんです。

すると、ゲームの最中に邪魔をされた孫さんは「ポケモンや」「ボールくれんねん」と

どうせわからないからと適当に説明をします、スマホから目を離さずにですよ、はい。

おかあさんはもちろん理解してません。だけど、よほど面白いことなんだろう…と、

孫さんから聞いたまんま加工せずに私へプレゼンしてきた…こんな流れでしょうか…

古畑任三郎でした…、いや、改めシャチョーです、はい。

いやね、ゲームやテレビの影響力は凄いなと思う、ほら、古畑任三郎とかいってるし…。

でね、それは我々が販売する商品にだって同じことがいえるのだ。

テレビで影響力のある芸能人が「美味しい!」なんていったもんなら…

テレビで「健康にいいですよ」「美容にいいですよ」なんていったもんなら…

ひどいときは、テレビの放映以来、入荷が困難になってしまうほど。

我々が一生懸命案内させていただいても

お客様へ伝えるのはなかなか難しい…って…いうのに…

あっ、なるほど!テレビみたいに紹介したらええんや!である。

そこでだ、動画をいろいろと撮影することに。

で、やってみて思った。

もうね、芸能人の人とかCMを作ってる人とかスゲーな…なのね。

グルメリポートなんて私がオーバーにすると嘘っぽくなるやん…

って思ってやってみたんだけど、「美味しい」しか言ってないのね、「旨っ」とか。

で、はぁぁぁ…なんて悩んでるところへ、なんと、まさかの次男からある提案が…。

「俺も出たろか?」と。

あのへなちょこ選手権でぶっちぎり1位に君臨する次男の、

あの「好きな食べ物は?」に「お芋」と答えるグルメとはとてもいえない次男の、

父親を助けてやろうというその気持ちが妙にうれしかった。

ま、「その代わりゲームしてええ?」の交渉を持ち出してきたから

「そっちかい!」ってなったわけだけど…。

そんな次男も先日9歳の誕生日を迎えた。

ほんと微増だが、男らしくなってきてくれているような気がする。

FBをしている方はそんな彼の勇姿を視聴いただければ幸いです。

今後はホームページで誰でも観れるようにしますので、はい。

次男よ、まさかゲーム感覚で出演してくれたんか?

まあ、なんでもええわ!

じゃあ、安倍首相やないけど、おまえはスーパーマリオだ。

キノコをたくさん食べて大きくなってください。

9歳の誕生日、おめでとう!

2016/09/26

ツレ。

昨日、古い友人と会った。

なかには、20年ぶりとかいうなかなか年月ぶりの友人もいた。

驚くのは、「よう!久しぶり」とかいうだけでその年月はリセットされる。

利害関係がまったくないからだろうか、うまく説明できない。

ツレってやつだ、もしくはダチね。

で、お互い仕事とか事情とかいろんなやっかいなもんがあるため、

ちょっとした時間だったんだけど、何事にも代えがたいのね、やっぱ。

もうね、なんつうの、大げさだけど、何もかも忘れて

ただただ心から楽しいと思えるちょっとした時間だった。

で、まあ、時間つうと、人間の力ではどうにもならない。

そこで、時間を平等に与えてくれる神様にお願いなんだけど、

もうちょっと先のこととか教えてくんないかな?である。

時間を巻き戻してくれるならええけど、どうせしてくれへんやん!である。

いやね、後悔とかしたくないわけ、誰しも。

あん時、会っとけばよかったな…とかね。

ええおっさんだし、なかなか外せない事情とかもあるけどや、

そんな大事なことやったら教えてよ!どないかしたのに…ってね。

ま、昨日会ったなかのひとりがそんな話をするわけ、久しぶり過ぎて…。

本来ならそんな話をするタイプじゃないんだけど、

42・3歳とかにもなれば、だんだんそんな話にもなるかな?

なんて思いながらね、耳を傾けてた。

確かに、そいつの号令がなければ、昨日の飲み会は無かったわけだし、

なかなか年月ぶりのダチに会えたんだから

「ほんま、おまえはええやっちゃで」と感謝してるんやけど…、

どっかでね、いや、神さん、ほんま頼むわ~…って感情を抑えきれない。

とにかくだ、せっかくいい機会を用意してくれたんだから

それに報いる行動をしていかなアカンな…とつくづく思う。

いろいろ忙しくって、なかなか会えないんだけど、

別に心の中ならいろいろ思い出したりして何だってできる。

ちょいちょい電話でもしたろ…。

いや、また会おな!である。

2016/09/20

アレ。

先日、ま、自分でいうのもアレなんだけど、

社長に就任いたしました!ってのを報告させていただいた。

たくさんのコメントやお祝いなんかいただいちゃって

本当に有難くって恐縮しきりの今日この頃である。

心より感謝申し上げます。

で、ここ数日でビックリしてることがひとつ。

肩が凝っとる…。

なんやそれ!って事案かもしれないが、私自身、とにかく驚いている。

私は、剣道をしていたからか姿勢がいい、自分でいうのもアレだけど…。

なので、肩こりなんかで悩んだことないし、そもそも肩が凝った記憶がほぼない。

あれっ、知らず知らずのうちに力が入っているのか?いろんなもん背負ってるのか?

なかでも特に思うのは、気にしすぎや!なことかもしれないが、

まあ、プレッシャーというか、皆様の目にどう映ってるのか気になるのは事実。

同族でない頑張り抜いて社長に就任された方々とは、全然違うし、

苦労して苦労して起業された社長とも、全然違う。

そう、息子だから…その理由だけで…社長…。

なんかね、嫌なのね、やっぱ。

あの、ほら、たまに、めっちゃ男前のやつが「どや!」って顔してたら

「いや、その顔、ワレの手柄ちゃうやんけ。親の手柄やんけ!」のアレに似てて…。

でも、嫌なのつっても、そうやん!っていわれれば、そうだし、どうしようもない。

だから、こっから真価が問われるわけだ。

う~ん、しかし、肩を凝らない私が肩が凝るぐらいわけのわからん気合いになってるような…。

諸先輩方、ご指導よろしくお願い申し上げます!

もちろん、愛すべきおかあさん方も遠慮なくご指導お願いします!

ってなことを綴りながら、ある問題が浮上したことに気づいた。

器が小さいのだろう…、そのくせ核心をつかれたりすると

「なにを~!!負けてたまるか~!!」ってカーッとなるのね、すぐ。

勝ち負けとかじゃないのに、同じ団塊ジュニアの活躍が耳に入ると

刺激とかやなくて、「くそったれ~」とか根性ひんまがってたりするのね、すぐ。

ほんま小っさい男やで…と反省するも、それがなかなか治らない。

おっしゃ!まず、一番最初の仕事は「素直」になることかも…。

なるほど、素直やないから肩が凝ってるんや…。

背筋を正します、はい。

あっ、あと、アレも治さな…。

アレとか抽象的な指示は部下が混乱を招く…。

2016/09/15

代表取締役社長。

日之出屋が50周年を迎えることとなった。

50年続けられたのは、ひとえに愛すべきおかあさんの

そりゃあもう、あったかいご支援ご愛顧の賜物以外なにものでもない。

深く深く…感謝申し上げます!である。

50年前に、まあ、私も42歳ってことでよく知らないのだが、

20坪の八百屋さんに毛が生えたようなお店でスタートしたと聞かされている。

母親といえば、家のことなどほったらかしでお店を見なきゃいけない。

そこへ私が誕生するんだけど、もちろん、これまた後回し。

私を背中に背負ってレジ打ちしているオカンを不憫に思うお客さんが

「うちが見といたるから、あんたは仕事しぃ」と

乳母車などに乗せられることなく、

買物カゴにタオルを敷いて私は寝かされている。

スーパーの申し子か!だ。

面倒を見るのは、オカンでなく、そう、愛すべきおかあさん方。

たぶん、いろんなもんを口に放り込まれたのだろう…。

う~ん、指ぐらいだったらええんやけど…。

まあ、「愛すべきのルーツ」である。

なので、その頃からお世話になっているおかあさん方からの呼び名といえば、

「若」とか「若旦那」とか「息子」とか「あんた」とか様々。

う~ん…、いやね、私も42歳。

「あんた」はともかく、もうどない考えても「息子」や「若」ではない。

まあね、おかあさんからしたら「息子」で「若」かもしれないだけど、

世間一般では完璧に通用しない顔をしている、おっさん顔。

ということで、「若」を卒業させていただき、この度…

「代表取締役社長」に就任いたしました。

いや~、まあ、その、謹んでご報告申し上げます!である。

お店の前ですれ違うおかあさんにご挨拶させていただくと

「応援してるで!頑張りや…」なんて言葉に涙出そうになる。

っていうかね、その言葉の意味なんてのはどうでもよくって、言葉以上に

おかあさんの笑顔だったり、声のトーンであったり、そんなのに感激するのだ。

50年もの長い間、いろんなものを頂戴した。

お客様に限らず、お取引様や先人の方々へ感謝を忘れず、

ご恩をお返しし続けるのが私の使命である。

甚だ微力ではございますが 社業の発展と関わる方々の幸せのために

全力を尽くす所存でございます。

何卒ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

だからな、おかあさん!

ぼちぼち「栄くん」とかは、ほんまにアカンで。

2016/09/05

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