今日、うちの息子2人が入学式を迎えた。
小学校と中学校のそろい踏みで妻も大変だっただろう…。
そんな彼たちへ、はなむけの言葉を贈っておきたい。
まずは、3男坊。
いまだに「き」を「ち」と発音することが多いような気がするし
「け」も「ちぇ」っぽいし、大丈夫か…である。
なんか3回目ともなると、別に…なんとも…?なんて想定していたが、
あれっ、前の2人以上に心配している自分がいることに気づく。
ただ、取越し苦労であることもわかっている。
願うは、たくさんのお友達を作ることだ。
子供は子供らしく!子供同士でしか学べないことがいっぱいある。
大人みたいなのは、大人になったら嫌っちゅうほど付き合うねんから
今しかできないかけがえのない友達とすばらしい時間を過ごしてほしい。
あと、兄弟仲良くね。
で、長男。
えーっと、なんやろう…。
中学生にもなると「勉強」とか「夢に向かって」とか
もっというと「志」とかなんとかいったりして
小学校入学とは違ってスゲーのを望んでしまいそうになる。
自分が中学生の時を振り返ろ…う…
いや、アカン、アカン…頭の中の9割が女子のことで
残りの1割がおニャン子クラブとかそんなんやったんちゃうか…。
今思たら、こんなどうしようもないヤツに
うちの親父はいったい何を望んでたんやろう…である。
自分がそうやったからか、中学生といえば
親が嫌いつうか、反抗するイメージしか湧いてこない…。
ま、親父っつうか、俺はええよ、100歩譲って。
イキッて偉そうなこと言おうが何しようが…、どつきまわすけど。
ただ、オカンはアカンぞ。
腹たってしゃあないやろうけど、もしもや、泣かしてみぃ…である。
閑話休題。
…ってことはや、やっぱり、ツレの存在はでかい。
親に言えんようなことなんて腐るほど出てくるやろう。
とにかく、ええツレを作って欲しい。
ええヤツにはええヤツが集まるようになってるから
長男よ、まずはおまえがええヤツにならんとアカンねんで。
とにかく、2人ともおめでとう!
めっちゃ楽しい学校生活を心から祈ってます。
2017/04/07
3月は年度末ってのと、そして…
「♪流れる季節の~」なんて卒業シーズンでもあり、なにかと忙しい。
三男坊の卒園式の日。
様々な事情で彼の幼稚園の行事にはほとんど参加していないので、
「まさか…今日も…」と不安になった三男坊は朝からやかましい。
「お父さん!今日やで、今日…、ちがっ、違う違う、今や、今」
今ってなんやねん…なんだけど、よっぽど来てほしいんやなってのが伝わり
今までゴメンねの気持ちを込めて参加させていただいた。
彼の喜んだ表情を見れたし、ホント、心からの「おめでとう!」を送れた。
で、長男も卒業式を迎えたんだけど、ま、三男坊と違って事情ってのも理解できるし、
そもそも私に来てほしいなんて思ってもいないだろう…と、妻から話を聞くことに。
ええ友達ができてたっぽいで…の話に嬉しく思う。
いやね、彼が小学校へ入学するときに、お願いを2つだけブログにも綴った。
「友達をたくさん作ること」と「兄弟仲良くすること」。
兄弟とも仲良くやってくれてるし、願いってのは結構叶うもんやな…と。
いやね、卒業文集の「将来の夢」なんだけど、なんて書いたかな?と記憶をたどる。
私は、小学校の頃、勉強そっちのけで剣道漬けの毎日を送り、
得意なことは剣道しかなかったので「剣道の先生になりたい」と書いてた。
あれ、んっ?か、叶ってるやん…である。
夢の大きさこそありえへんぐらい違えど、叶ってる叶ってないだけの話では
本田圭佑と同じやん!と自分の功績になんか気分が良くなる。
お酒がすすむなか、「あいつ、なんて書いたんやろ?」と長男の卒業文集を開く。
どえらいことが書かれていた。
プロバスケットボールの選手らしい、剣道しかしてないのに…。
ただ、驚くのはそのことではない。
小学校4年生までは「日の出屋の社長」だったというのだ。
それが、漫画スラムダンクの影響で…ちょっと…と。
いや、まあ、その、ええよ、ええんやで、どんな夢を持とうが…。
そやけど、いらん一言や!途中でやめたことまで書かんでええねん!
しかも、「社長」とかボヤッとさしゃあええのに「日の出屋の社長」って、また、明確に。
プロバスケットボール選手です。だけにしとかんかい!
お客さんから「読んだ?」「読んだ?」「読んだ?」どんだけ言われたか…。
ま、可能性は無限である。
どんな夢でもかまわない。
夢に向かって頑張っていただきたい。
二人とも、卒園、卒業、おめでとう!
2017/03/21
またやってしまった…。
反省の意味を込めてブログを綴っておきたい。
私は、中学2年生の時の通信簿のコメント欄にこう書かれた。
「ちょっと男らしくないところがある」と。
英語が「1」であろうが、音楽が「1」であろうが、
どれだけ成績が悪くてもヘラヘラ気にもとめなかったが、
この一言にはショックで言葉にならなかった。
それ以来、男らしく生きよう!そう心に誓ったのである。
赤とかピンクの色の服は着てはいけない、女の色だ。
ピアノや料理はしてはいけない、女のすることだ。
考えられないぐらいの偏見をまずはお許しいただきたいのだが、
どないかせなアカン…と、必死だったのを今でも覚えている。
そして、大人になった。
努めて男らしくを意識してきたが、どうだろう…。
う~ん、やっぱね、男らしくないとこがあるのね、残念ながら。
だいぶ、せこい。
もうね、嫌になるぐらいせこい。
食い意地がはってるというのか、皆で分けようって心が欠落してるのだ。
いやね、今日、お客様から蓬莱の豚まんを2つもらった。
蓬莱の豚まんとシュークリームには目がない私は
もろ手を挙げて喜び、一目散にひとつを食べてしまった。
残りひとつを手に取ろうとした時、バイトの女の子が二人いることに気づく。
なんでや!なんで、でけへんのや!である。
バイト、お疲れさん!これ、ひとつずつ、食べや。って、したらんかい!だ。
って、そんな後悔をしてる途中にもかかわらず、
「やってしまったのはどうしようもないわ。証拠隠滅や。もひとつ食べとこか!」
とかね、普通に考えててほんまに食べようとしてる自分にビックリする。
先日、4個入りのヒロタのシュークリームを食べてる男の子のバイトが
「ひとつ、食べます?」って言ってきた時、それもめっちゃ自然にだ
「あ~、こんな男になりたいわ」って心底、感心したばっかりなのに…。
人はなかなか変われない。
じゃあ、変わろうとしなくていいのかっつうと、そうではない。
息子たちよ、ええ見本やろ。こんな男にだけはなったらアカンぞ。
はあぁぁぁ…、ほんまに男らしないわ。
これからは、豚まんであろうが、シュークリームであろうが、
絶対、独り占めしないことを誓います!
よろしくお願い致します。
2017/03/07
先日、もっと勉強しなきゃって東京と横浜へ。
まずなんだけど、勉強する前になんだけど、
ダウンタウン育ちの私は、アップタウンへ行くだけでなんか疲れる。
慣れれば何でもないのかもしれないが、朝の東京駅とか、なんか怖えーよ!だ。
改札前で上の掲示板見ながら「え~っと…」とかいってる私のことなんか
ひとりの人間としてたぶん見られてなくて…
だから「邪魔やな~」的な視線も一切感じなくて…
もうね、木かなんかと間違えられてたと思う。
この歳で初めて木の気持ちになったもんだから、
たまには木に水でもあげようかな…そんな優しい気持ちの今日この頃である。
さて、この2日間だけど、本当に素晴らしいご縁・学びがたくさんあった。
で、お話しを聞くでしょ、まあぁぁぁ…、表面しか見えてないことに反省する。
いやね、はじめてお会いする輝いてる方々のお話。
私が知ってるのは、その方々の輝かしい結果だけしかなかったわけ、ま、会ったことないしね。
でも、その輝かしい結果の裏には、凄まじい努力に数えきれない失敗、
地味なことをコツコツと…が間違いなく潜んでいる。
稲盛さんもおっしゃられている「泥臭い」ってやつだ。
えげつない量の泥臭さの中にあるちょこっとの輝きに魅了された。
う~ん、学ばなアカンけど、学んでる場合でもないわ!が交錯する。
そう強く感じたのは、宿泊するホテルの大浴場での長風呂中。
旅の疲れを癒そうと大浴場を利用した。
そこには、同じように出張であろうか、疲れたおっさんがひとりふたりと。
疲れで輝きを失ったおっさんたちの背中には哀愁の文字が浮かぶ。
木にでも間違えられたのかな…なんて、ほくそ笑む湯船につかる私。
そこへ身体を洗い終わったおっさん達が順に湯船に入ってくる。
横長の湯船に等間隔に並び、斜めあたりを見つめるおっさん五人衆。
誰かの「ふうぅぅ…」なんていうため息さえもうるさく感じる静寂の中
おっしゃあ、最後まで残ったんねん!なんてつまらぬ勝負心が生まれた。
ひとりふたりとおっさんの尻を見送る私。
そして、3人目の尻を見送ろうとしたその時…
「アカン、アカン!こんなことしてる場合やないわ!
今まさにこの瞬間、努力してる人が山ほどおるんやった…」である。
準優勝とかそんなん関係なしに慌てて大浴場を出たのは言うまでもない…。
学ぶだけやなく、しっかり行動に移します!
2017/02/16
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