南海堺駅前〜ムシとボクと、時々、オバケ〜

朝、会社へ向かう車のなかへブーンッと蜂が入ってきた。

もうね、一目散で車から飛び出し、窓からシュッシュッと手を入れたり出したり

「うぅぅ…わっ!うぅぅ…わ!」とか言って、一生懸命、蜂を外に出そうとするボク。

ヤツに聞こえてるのか知らないけど、フロントガラスとかバンバン叩いてね。

そこへ散歩の愛すべきおかあさん。

「にいちゃん、朝のはよから何してんや?」

「あっ、おはようさん。ちゃうねん、蜂が入ってきてん」

「えっ、蜂?なんや、そんな顔してて怖いんか?情けない…」と。

いやいや…、蜂やで、蜂!普通に怖いやろ!である。

顔とか色とか、もう虫ってカテゴリーを超えとる…そう、虎や、虎、猛虎である。

って、まあ、その、私は、蜂だからというわけではなく、虫全般が無理だ。

ヒアリってのは当然でちょっと大きめのアリでさえも、なんか怖い。

だから、キャンプとか信州でするような合宿とか苦手といえば苦手なのだ。

もちろん、今までそんな機会に参加したんなら参加したで嫌な顔はせず、

いっしょになって「キャンプ最高!」みたいな楽しい顔はしてきたけど、

本当は心で泣いていた…「デカい虫とか、マジで怖え~~!」って。

でだ、朝のおかあさんからの「そんな顔してて…」について。

いやね、日に焼けて黒っぽい顔をしてるので、こんな話をすると

「ギャップがやばい…」なんてバイトの女の子にも言われたばかり。

どうやら、ワイルドでアウトドアめっちゃ好き派に映るようだ。

ごめん、ごめん、全然ダメ。

もっというと、オバケとかもめちゃめちゃ怖い。

暑くなってきて空調が調子悪く、屋上にある機械の点検にいったけど…

こんなとこを通んなきゃいけないのね。

奥の方が真っ暗だし、誰かいそうな感じが半端なくない?だ。

そりゃね、「うぅぅわっ、怖っ!」って大きな声で小走りにもなるし、

考えれば考えるほど出てきそうで最後の方なんて目をつむってたぐらい…。

もしも、大きめの蛾とかが飛んで来たもんなら100%気絶している。

男らしく!ってのを意識して立ち振る舞ってはいるが、

中身はこんなもんである。

よくよく考えれば、今、お店にひとりぼっち…。

アカン、帰ります。

2017/07/10

天津飯。

食べ物の好き嫌いってのは誰にだってある。

皆が皆「美味しい!」っつう食べ物なんてあんの?ってぐらい…

とか考えるようになったのは、まあまあ大人になってからだ。

それまでは、カレー嫌いなやつなんておらんやろ!って思ってたし。

で、まあ、その大人になるとだ、好き嫌いの切り口がシャープになる。

メロンソーダ好きやけど、メロン嫌いとか

珈琲ゼリー好きやけど、コーヒーそのものはあんまり…とか

えっ、なんで?口の中どないなってんの?って思うことも結構あるし、

行列ができるお店でめっちゃ並んで食べたけど、「いや、そない…」とか

味そのものでなく、食べる場所やシチュエーションであったり

誰と食べるか、話題性、高いか安いか…など、いろんなことが考えられる。

加えて食べ方にもうるさい。

「中華丼はアカンねん、八宝菜とご飯と別じゃないと無理やわ」

「えっ?じゃあ、カレーは?」「カレーはイケる」「どないやねん!」的な…。

つまり、これだけややこしい好き嫌いがあり、これだけ飽食の世の中で

自分が大好きなものを大好きと同じように言ってくれる人が少なく感じるのだ。

そんななか、今日、うれしいことがあった。

いやね、手前味噌で申し訳ないが、うちの天津飯、マジで旨い!と思ってる。

中華一筋だったスタッフが、餡をいちから作ってくれてるんだけど、

とろみ加減がヤバいの、ちょうどなのね、超ちょうど!

出来立てが旨いなんてのは、なんか当たり前なんだけど、

お惣菜で販売させていただくにあたり、なんつうの…

電子レンジでチンッすることによって絶妙に仕上がる感じなの。

もうね、近所のちょっとしたイザコザぐらいだったら

この餡がしっかりまとめてくれるんとちゃうか!ってぐらい。

で、まあ、私がオーバーに言うもんだからスタッフでさえも

「い、いや、美味しいよ。美味しいけど、そこまで…」な意見もチラホラ。

えっ、なんで?この餡の凄さ、わからんの?とモヤモヤしてるとこへだ!

愛すべきおとうさんが私を呼びつける。

「おいっ、にいちゃん、ちょっと…。今日、天津飯ないんか?」

「うわっ、ごめんなさい!売り切れてしまいました」

「そうか…、遅かったか…。あれな、クセになるわ」

ほらほらほら…でしょ!ねっ、いったでしょ!である。

お話しすると、チンするくだりまでまったく同じなのだ、ピッタンコ。

私が作ったわけやないけど、こんなにうれしいことはない!

まあ、期待値をあげまくると良くないので正直にいうと…

まあ、たぶん、なんてことない天津飯だと思う。

ただ、食べ終わると、んっ、あれっ、また食べたなってるやん…

そんな天津飯である。

一度お試しいただきたい!

ほんまに旨いと思うんやけどな…。

2017/06/23

38えじょ。

ここ1か月ほど、さまざまな事情でホントきつかった…。

ブログはもちろん、通常の業務さえもいいパフォーマンスができなかったのでは…

この場をお借りしてお詫び申し上げます!である。

で、ま、寝不足気味の朝の私をいつも奮い立たせてくれていたのは、

やっぱり愛すべきおかあさん方のいつもの挨拶…

そして、先日、「おはよう」の言葉の意味を考えさせられた。

対面してお互いが元気であることを確認できれば…って意味では

「おはよう」って言葉に固執せず、何だっていいのだ。

いやね、おかあさんといっしょに来店された

よく知る20歳前後であろうお孫さんの挨拶が凄く良かった。

「あっ、岩橋さん、グンモ!グンモ!」と。

「グ、グンモ?」である。

おっはー!とか一時流行っていたが、えっ、流行ってんの?である。

「おー!元気ええやん!」

「いや、そうでもないねん…。今日は、ちょっとダウン系かな」

「いや、ダウン系ってなんやねん」

「バリ バッド!バリ バッドっす」

お友達との会話をわざと言ってくれているんだけど、

おっさんにしてみたら新鮮で仕方がない。

「わはは…、友達とほんまにそんな会話してんのか?えぐいな…」

「えぐい?あれやで、えぐいの一個上は”えじょい”やで。

で、その前に数字をつけて”100えじょ”って言ったりすんねん」

むちゃくちゃやな…だ。

「あ、ありがとう!8えじょぐらい勉強になったわ」

「え~、23えじょはイッてると思ったのに…」

堪忍してくれ…、おっちゃん、もう無理や!である。

私の困り果てた顔を察知した愛すべきおかあさんの

ため息がてらにつぶやいた一言も凄く良かった。

「にいちゃん、おはようさん。ゴメンな…、アホでっしゃろ」

いやいや、おかあさんといっしょに買物なんてええ子でっせ!

ただ、挨拶の言葉はTPOに応じて使い分けられるので注意しいや!である。

とにかく、仲良しのお二人に元気をめっちゃもらった。

いや…、めっちゃではない。

38えじょぐらいだ。

2017/06/12

ま、でも、おっしゃあ!

準備8割。

物事が成功するかどうかなんてほぼ準備で決まる!ってのは有名で、

スポーツ選手なんかもよくインタビューで言っている。。

「最高の準備をするだけです!」

意識の高いイチロー選手や本田選手がそれにあたるであろう。

言い訳する気なんてまるで無いのね、ま、だから一流なんだけど…。

私クラスの三流は、最高の準備をしたもんなら「ま、負けられへんやん…」って

力んでしまい、身体がガッチガチになってしまうのが関の山。

逆にね、言い訳がましいことがあればあるほど、強くなるってもんだ。

小学生の頃、岡山県にて泊まりで剣道の試合があったときのこと。

朝食へ向かうエレベーターのなか、落ち着きのない私はドアに指をはさんでしまい、

右手が竹刀を握れないほど真紫になって、はれ上がった。

先生は、負けた瞬間に思いっきり叱りますね!ってオカンに宣言してたそうだ。

こっちはこっちで「最高の言い訳」ができたと気楽に試合を運び、まさかの優勝。

「お、おまえ、んぐ、お、お、おめで…とう…ぐうぅぅ…」と先生。

ぐうの音も出ないという言葉を覚えたのは、ちょうどこの時だったように思う。

と、こんな感じで、結構、逆境に置かれた方がいつもの力を発揮できる気がする。

で、先日、一年に一度の剣道の試合へ参加させていただいた。

試合前に仕事が入ってギリギリの開会式、普段の仕事の疲労がたまりにたまり、

稽古も月に2度あるかないか…、これで、前日に3時まで飲んでたら完璧だったんだけど

うん、悪くない、なかなかのコンディションである。

昨年までは「おっしゃあ!絶対、優勝したんねん!」なんて鼻息荒かったが、

今回は「そら、負けてもしゃあないで~、わはは」とかいって超自然体。

無の境地といえよう。

すると、どうだ…。

ほらね、ほら、4度目の正直で初入賞の3位。

でね、思った。

優勝ってのが見えたんだけど、やっぱね、

一流になるには「最高の準備」が間違いないのはわかった。

稽古もせんと、1日に5回も6回も試合できるかい!ってもんだ…。

何をするにも絶対的に準備が必要である。

追記

準決の相手だったのが、小学校の頃、同じ道場で稽古してた1コ下の後輩。

試合前に「岩橋さんですよね?声でわかりましたわ」って話かけてきたんだけど、

「うそつけ!ワシ、小学校の時、どんな声やねん!」なんてめっちゃ嬉しいのね。

30年ぶりの試合…、今は亡き恩師が見たら、喜んでくれたやろな…と感慨深い。

普段しないくせに、試合前に神前に拝礼したのは、

恩師の顔が浮かんで仕方なかったからだ。

ひとつになる。

大勢の人がひとつになるってのは、ホント素晴らしいことでめっちゃ楽しい。

それは、プロ野球の応援だったり、コンサートライブであったり、さまざまだ。

学生の頃、アメフトをしてて超格上のチームと対戦した時のこと

勝利という目標に皆がひとつとなって達成した感動はいまでも覚えている。

ただ、あんなゴリラみたいなのに追いかけまわされるスポーツはしたくないし、

そもそも仕事が忙しい…とかってなにかと理由をつけ、

何だっていいのにひとつになることを忘れていたように思う。

しかし、昨日、それを思い出させてくれる出来事に立ち会えた。

妻や子供がGWとかいって実家に帰ってて、

久しぶりのひとりぼっちを何しようか考えた結果、スーパー銭湯へ行くことにした。

仕事の疲れを少しでも癒されたら…そんな気持ちでサウナへ向かう。

なかなか年ぶりのサウナは、疲れを汗に変えて落としてくれる。

で、汗が吹き出して気持ちいいんだけど、ある疑問が芽生え、なかなかぬぐえない…。

「サウナってこんな人気やったっけ?」

まあまあ広めのサウナなのに結構ギューギューに皆が座ってて

もっというと、腕を組みながら立ってる人までいるぐらいなのだ。

”う~ん…なんなんやろ?”なんて思ってたら、若い店員さん2人が入ってきて

「今から〇〇名物の〇〇祭り?を行います。担当は△△と」「☐☐です」

よく聞き取れなかったが、そんなようなことをしゃべりだした。

すると、そこ居合わした私を含むおっさん連中が拍手を贈る、パチパチ…って。

「えっ、なに、なに、なに?なにすんの?」

驚いた私は、驚いた感を出さず、右のおっさんにならえと拍手を贈る。

すると、焼石にアロマの水をぶっかけ、蒸気を出し、うちわであおぎだすのだ。

「手拍子をお願いします!フッサ フッサ わっしょい わっしょい」

ちょちょちょ…ちょっと!なんやこれ?なんだけど、左のおっさんにならえと手拍子する。

「よろしければ、いっしょに掛け声もどうぞ!わっしょい わっしょい…」

いや、そんなもん、誰がいう…ね…

「わっしょい わっしょい」

って、おっさん、言うんかーい!である。

アップテンポの手拍子に変わり、最後は「ありがとうございました!」で大喝采。

20人ぐらいのくたびれた汗だくおっさんがひとつになった瞬間だ。

もうね、ここまでくると、相撲とか一番とりたかったぐらい。

聞くと、結構昔からいろんなとこでやっているサービスらしい。

サウナでさえもエンターテイメントで演出する世の中になっていることも知らず、

水風呂につかりながら猛省したのは言うまでもない。

まだまだ勉強不足である。

しかし、疲れはとれたし、元気もくれた。

汗だくのおっさん祭り、また行ってみたい。

2017/05/08

5文字。

4月30日。

お休みをもらってて、めっちゃ久しぶりに家族みんなで朝食をとる。

皆がパンとかを食べるなか、私はオムライスをいただくことに。

前々日、夕食を用意してもらってるのに連絡もせず、飲みに行ってしまい、

「次の日、食べるから…」そう言って前日も飲みにいってしまったからだ。

「え~っと、あのさ、アカンかっても食べるけどや、イ、イケるやんな?」

「イケるやろ」

たった5文字の言葉なんだけど、言ってみりゃあ、その言葉にはそれほど意味はなく

「連絡せえへんおのれが悪いんやろが。無駄にすな!食べんかい!」なんて理解する。

顔の表情や声のトーンなどから読み取ることができて、はじめて夫婦といえよう。

「あ~、おかあさんのオムライスはいつ食べても美味しいわ」

こっちへ振り返りもせず、台所から尻しか向けてない妻に感謝の言葉を告げ、

なかなかの空気を解消することができず子供たちには悪いと思いながらも

朝から用事があったのでそそくさと出かけることにした。

用事へ向かう途中、携帯電話が鳴る。

見ると、妻からだ。

えっ、こわっ!なんやろ?なんやろ?

あんまり出たくないが、出ないわけにはいかない…。

「お~、なに?どないしたん?」

「今日、何の日や?」

何の日や??たった5文字の言葉なんだけど、さっきのとは重さが違う。

質問だから言葉には間違いなく意味があり、これは絶対に間違えられない。

「んっ?何の日って?え~、あれやろ、あれ。あの~、ほら…」

声のトーンなどから読み取ることができて、はじめて夫婦といえよう。

え~っと…、はっ!!である。

 

誕生日や…。

 

えらいこっちゃあぁぁ!!携帯電話をゴミ箱に捨てようかとも考えたが、

そんなことをしても何も始まらない。

とにかくだ、たった5文字の言葉なんだけど、いろんな意味を込めて贈ってみた。

「おめでとう!」

「遅いわ」

いや、まあ、そうなんだけど、怖いわ…である。

5文字とか短い会話は、夫婦だからといって良くないってのが身に染みた。

夫婦に限らず、しっかりコミュニケーションは絶対である。

妻よ、誕生日おめでとう!!

しっかり勉強させていただきました。

2017/05/01

気ぃつけて!

ピカピカの一年生・三男坊に学校で何を習ってきたのかを聞くと

ひらがなの「こ」と「に」を習ってきたと笑顔で答える。

「おー、見た目ややこしいな…。じゃあ、コマとかコアラとか

”こ”のつくもの何か言ってください」って質問を投げかけると

「え~っと…、こねずみ!」

あ~、あれね、あのチッサーマウスね!ってなるか。

それ言い出したらキリないやつはアカンぞ、小鳥までや!である。

う~ん、恥ずかしがらんとよう言えるなぁ?みたいな話なんだけど、

いやね、愛すべきおかあさんも負けてないのだ。

ちょっと足の悪い愛すべきおかあさんから配達を頼まれる。

「にいちゃん、あれやで、12階の402号室やで。間違えなや」と。

「んっ?12階の?4階じゃないんや、ややこしいな…」

「なんでや!4階やん。あそこの12階建てのマンションってことや」

なんでや!やあれへん。いらん、いらん、12階の…っていらん!なのだ。

で、配達へ行くと居ない…。再配達しても、また居ない…。

もうね、怒るとか通り越して心配になるのね、どっかでコケてんちゃうか?って。

電話してから…と、何度かベルを鳴らしても出ない。

夜の7時を回る。

アカン…、いよいよ、ヤバい…どこでコケてんのや…。

発見が早い段階だったので助かった的な話もあるし、

8時になって電話でえへんかったら警察へ電話するわ…なんてスタッフ達と話す。

運命の8時、恐る恐るベルを鳴らすと、

「あ~、にいちゃん。持ってきてくれるか」と心配をよそに元気な声。

配達へ向かい、玄関先で「よかったぁ!どっかでコケてんちゃうかって思ったわ」

「えっ、なんで知ってん?たまたま近くにお巡りさんがおって送ってくれてん…」と。

ほんまにコケとったんかい!である。

「え~、気ぃつけなアカンで!レディーに聞くのアレやけど、だいたい何歳よ?」

「何歳やと思う?」

いや、レディーか!だ。

「え~、じゃあ、まあ…、87歳!」

「なんでやねん!86歳や」

なんでやねん!やあれへん。かすっとるがな…である。

「わはは…、まあ、良かったわ。ほな、帰るで。ドアの鍵閉めてや」

「あ~、おおきに!外、暗いし、気ぃつけて帰りやぁ」と。

 

あ、あ、あんたがやぁぁぁ…である。

 

何事もなかったような笑顔で

最後は、私への気遣いを忘れないおかあさん。

ほんまに愛すべきである。

2017/04/24

V Y。

大事なこととか閃いたこととか、忘れないうちに…

なんてホワイトボードへ殴り書きをする習慣が私にはある。

先日、会社へ着くなり、いの一番でVとYを書いた。

「V Yって書いてますけど、これ、何ですか?」

スタッフが私へ尋ねてくる。

そりゃあ、そうだ、私しかわからないことだし、意味も不明だろう。

なので、絵を描いて説明することに。

「いや、昨日みた夢なんやけどな、子供にVとYの語源の説明をすんねん。

Vは楽譜を開けた様で、指揮者の人が見るためにと棒がついたのがYって…」

「へえぇぇぇ、そうなんですね」

「いやいや…、あのな、俺も夢の中でへえぇぇ…いうたけど、んなわけないやん!」

「なんや、ちゃうんかい!でも、っぽいっすね、っぽい」

そやねん、っぽいねん!ただ、っぽいんだけど、明らかに壮大な嘘である。

なので、目覚めてからずっと、「えっ、なんで?」と不思議で仕方がなかった。

空を飛んだり、オバケに遭遇したり、現実ではありえないことが起こるのが夢だ。

しかし、だいたいは想像の範疇にあるのに対し、「VとY」はその範疇を軽々と超えている。

なぜ?頭の中だから自由に無限に何だってできるのに、VとYを選んだのだろう…。

なぜ?私の脳がイメージした嘘なのに私自身が「へえぇぇ」って納得したのだろう…。

なぜ、なぜ、なぜ…挙げればキリがない。

夢ってのはすぐに忘れるので、どうにか解明したくホワイトボードへ書いたってのが

そもそも今回のテーマに当たる。

で、いろいろ調べたのだが、結局、何もわからずに迷宮入りした。

スタッフも「ははは…」と乾いた笑い声だけを残し、どっかへ行ってしまう始末。

妻にいたっては、「嘘つきやからちゃう」なんてさらっと人格否定まで…。

いやね、「夢やん」って言われれば、それで終わりだ。

もう、ほんとに、夢の話をダラダラと綴って申し訳ないとも思っている。

だけど、「VとY」をそんなことで終わらせたくない。

なにかしらのメッセージがどこかに隠されているはずなのだ。

夢を研究されている方がいらっしゃったら是非ともアドバイスをいただきたい。

ま、皆様においては、素敵な夢がみれますようにと祈念申し上げて

終わらせいただきたいと思います。

おやすみなさい。

2017/04/17

言葉のキャッチボール。

開店と同時に愛すべきおかあさん方とご挨拶。

「おはようございます」「おはようさん」なんて繰り返していると

ようやく一日が始まったような気がする。

いや、別にね、挨拶なんてしなくったって生きてはいける。

「アカン…、どないしよ?今日、挨拶してないから死んでまうわ」

なんて言うてる人に会ったことないわ!やし。

だけど、なんつうの、やっぱ、いるね、普通に。

特に朝の「おはよう」ってのは間違いなく大事やわ…

そんなこと考えながら気持ちよくご挨拶を続けていると

あるおかあさんに呼び止められる。

「おは…よ…んっ?ちょっと待って!」と。

「えっ、どないしましたん?」

「あんたぁぁぁ…、どっかで見たでぇぇ…」

えっ、こわっ…、なになに?である。

「ど、どっかでって誰かに似てるとか…」

「ちょっと黙って。今、思い出してるから」

「す、すんません」

こめかみに指をトントンしながら瞑想に入るおかあさん。

お手伝いのしようがない私は直立不動で固唾をのむしかない。

すると、突然…「わかったぁ!思い出したわ」と。

「ど、どこでした?」

「チラシや!」

もうね、向かいのお肉屋さんまでこけそうになる。

「誰や誰や思てたけど、あんたかいな。ほんまにおんねんな」

いや、なんでやねん!そら、おるやろ!である。

「〇〇さ~ん、おったでぇ」

いや、呼ばんでええ、呼ばんでええ、お友達、呼ばんでええ!である。

「はあぁぁ…、すっとしたわ。改めまして、おはようさん!」

”どないやねん!”をグッとこらえての「おはようございます」だけど、

入り方がむちゃくちゃなだけで、やはり言葉のキャッチボールは気持ちがいい。

ネットで何でも買える世の中なのに、わざわざのご来店である。

どうせなら気持ちよくお買物していただきたい。

それは気持ちの良いご挨拶から始まる。

しかし、愛すべきおかあさんの投げる変化球は曲がり過ぎる…。

よそ向いて全然ちゃうとこ投げてくることだってあるし…。

こっちは「おはようございます」ってまっすぐ投げてるんやけどなぁ。

全部捕りまっさかい、明日もキャッチボールよろしくお願い致します。

2017/04/13

友達。

今日、うちの息子2人が入学式を迎えた。
小学校と中学校のそろい踏みで妻も大変だっただろう…。
そんな彼たちへ、はなむけの言葉を贈っておきたい。
まずは、3男坊。
いまだに「き」を「ち」と発音することが多いような気がするし
「け」も「ちぇ」っぽいし、大丈夫か…である。
なんか3回目ともなると、別に…なんとも…?なんて想定していたが、
あれっ、前の2人以上に心配している自分がいることに気づく。
ただ、取越し苦労であることもわかっている。
願うは、たくさんのお友達を作ることだ。
子供は子供らしく!子供同士でしか学べないことがいっぱいある。
大人みたいなのは、大人になったら嫌っちゅうほど付き合うねんから
今しかできないかけがえのない友達とすばらしい時間を過ごしてほしい。
あと、兄弟仲良くね。
で、長男。
えーっと、なんやろう…。
中学生にもなると「勉強」とか「夢に向かって」とか
もっというと「志」とかなんとかいったりして
小学校入学とは違ってスゲーのを望んでしまいそうになる。
自分が中学生の時を振り返ろ…う…
いや、アカン、アカン…頭の中の9割が女子のことで
残りの1割がおニャン子クラブとかそんなんやったんちゃうか…。
今思たら、こんなどうしようもないヤツに
うちの親父はいったい何を望んでたんやろう…である。
自分がそうやったからか、中学生といえば
親が嫌いつうか、反抗するイメージしか湧いてこない…。
ま、親父っつうか、俺はええよ、100歩譲って。
イキッて偉そうなこと言おうが何しようが…、どつきまわすけど。
ただ、オカンはアカンぞ。
腹たってしゃあないやろうけど、もしもや、泣かしてみぃ…である。
閑話休題。
…ってことはや、やっぱり、ツレの存在はでかい。
親に言えんようなことなんて腐るほど出てくるやろう。
とにかく、ええツレを作って欲しい。
ええヤツにはええヤツが集まるようになってるから
長男よ、まずはおまえがええヤツにならんとアカンねんで。
とにかく、2人ともおめでとう!
めっちゃ楽しい学校生活を心から祈ってます。
2017/04/07

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