100点。

先日、東京の方とお話しするなかでこんな話題に。

「ボケとツッコミをしなくちゃいけないから、大阪は緊張しますよ。

なにか面白い話ないですか?」的なね…。

ねぇーよ!である。

いやね、イメージはそうかもしれないが、

毎回毎回そんなやりとりで会話をしてないし、

大阪の人全員が全員そんな人ばっかりなわけがない。

そもそも、なんつうの…

「面白い話ないですか?」なんていう豪快なフリに対して

「そうそう、この前、信号待ちで…」とか

さっと話し出せるスキルも度胸も持ち合わせていない、芸人やあるまいし。

で、まあ、おもしろい話とかを持ち合わせてたとしてもだ、

話し方であったり、雰囲気だったり、場所や空間、タイミングなど

様々な要素でおもしろくもなれば、全然おもんない話にもなるので

大阪に限らず、「笑わす」ってのは難しいですね…なんて盛り上がった。

さて、私はともかく、うちの子たちも大阪の人なのでどうだろう…。

次男や三男坊でいうと、彼らの話で私が笑うことはまずない。

どうせタイミングなんてあったもんじゃなくて、ただただ

「ウンコ」や「オナラ」といった下品な言葉で笑ってるような輩だ。

しかし、不覚にも次男とその友人で笑ってしまう事件が…。

私が家に帰ると、次男の友人たちとなにやらテレビゲームで盛り上がり

格闘するヤツらしく、大きな声で叫んでるのが玄関まで聞こえてくる。

「大きなウンコパンチ、ドーン!」

「ぎゃはは…」

「でっかいオナラチョップ、プー!」

「ぎゃはは…」

「日之出屋の焼きとり、オイシー!」

「ぎゃ…あ、ありがとうございます」と次男。

もうね、100点。

玄関先で転げまわったのは言うまでもない。

妻よ、どこの子や?

おもろすぎるし、めちゃくちゃええ子やないか!

うちの焼きとりは、冷凍やなく国産の「生」使てますので

この子の言う通りほんまに美味しいので是非!

2017/10/02

ムスバナ。

本日、売場に出ると、なかなかヶ月ぶりの愛すべきおかあさんが…。

「おわっと、まいどです。お久しぶりっす!」

「いや、この前も来たけど、あんたおらんかったで。

なんや、ちょっと偉なったら顔も見せんようになるんか」

また、そんな、怖い言い方せんでも…

お久しぶりでも容赦なし!手厳しい愛すべきおかあさんである。

どうやら入院されてたらしく、足が本当に痛そうなのだ。

「足痛そうやけど、ここまでどないして来ましたん?」

「タクシーやがな。行きも帰りもタクシーや」

わざわざタクシーまで使ってのご来店、誠にありがとうございます!である。

時間もあったことなので、おかあさんとお家までドライブすることに。

いろいろと話をするなか、この辺の昔からあるお店の話題へ。

「昔はぎょうさんお店あったけど、少ななったな…」

「せやな…、でも、あそこの〇〇はまだ頑張ってるで」

「いや、息子に代わってから、だいぶ味落ちたわ」

「……そうかな。あっ、△△かて繁盛してるやん」

「いや、あそこも息子に代わったやろ。前のが良かったわ」

「……」

ちょ、ちょっと、ごめん…。

その息子に代わってからの話、ムスバナやめへん!である。

なんか胸ギューッてなるわ…である。

「おかあさん、その…、俺かて息子やけど、どないよ?」

「あんたも気ぃつけや。山のぼってる時は前かがみでええけど、

山おりる時は、踏ん反りかえるやろ。おりだしたら終わりやで」

どっかの偉いお坊さんか!である。

っていうか、怖っ…、的確なアドバイス、ありがとうございます!

背筋を伸ばし、10時10分にハンドルを握り直す私。

「き、気ぃつけます。せやな、おかあさんも前かがみやもんな」

「うちのは腰悪いからや!こらっ、あんた、ほんまに~…」

バシッと肩を叩かれるが、ま、なんつうの、力弱なったな~…である。

おかあさん、また顔見せてくださいね!

これからもご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。

頭下げて、足元しっかり見つめ直させていただきます。

あいかわらず、愛すべきやわ。

2017/09/26

なんやねん…。

うちの担当者が「HIPS」※HInodeyaPuddingSelectたるものを企画する。

で、私も子供たちへと「牧家のプリン」を購入した。

つまようじで風船を割ると中からプリンがプリンッと…タイプのやつだ

三男坊へつまようじを手渡す。

両手で耳を塞ぎたいけど、それじゃあつまようじが持てないし…

つまようじで割りたいんだけど、それじゃあ耳を塞ぐことができないし…

どないしたらええねん!の顔で「あ~…、怖い、怖い…」なんてのを

アホみたいに何度か繰り返した後、

耳を塞ぎながら口につまようじを咥えるといったC難度を敢行する。

目をつむり、耳を塞ぎ、息止めて、つまようじが震えてる…

誰が見てもプリンを食べる前の儀式とは到底思えない光景に癒される。

で、私の「おっしゃあ、一気に刺せ!」の声に

「いや、怖っ…」って口を開くからまたつまようじが…

いやいや…、これだけ笑顔が生まれたら800円は安いわ!なんて感動した。

で、皆食べ終わってるのにひとりのんびりとご飯を食べている次男へ

「はよ食うて、おまえもせえよ」と促す。

すると、「俺、いらんわ」とまさかの返事。

いらん…?子供がプリンをいらんなんてことある?である。

三男坊なんて「こらっ、皿は食べたらアカン!」の制止を振り切って

皿まで舐めるぐらい必死のぱっちで食べてんのに…。

「えっ、なんでやねん!めっちゃ旨いで。プリン嫌いなんか?」

「好きやけど、普通のんがええねん」と。

なんやねん…普通のんって。

普通のんがどんなんか知らんけど、プリンや!いうてんねん!!だ。

そうなのだ…次男は本当に独特の世界観を持っている。

ソフトクリーム好き!チョコレート好き!

なのにだ、森永のパリパリバーは嫌やねん!とか…。

「爽」はええけど、「スーパーカップ」はアカンとか…。

好みは別にいいとして、食べないという選択肢があるのが信じられない。

そない…でも、それしかなかったら食べるやん!と思えてならないのだ。

また、彼が誕生日ってことで、せっかく手巻き寿司を用意してんのに

一生懸命海苔に酢飯だけ巻いて「あ~美味し」とかいって食べている。

なんやねん…何か巻けや!ただのおにぎりやんけ!なのだ。

今後、人に迷惑をかけなければええけど、心配である…。

ともあれ、18日に10歳を迎えた。

独特であろうが何だろうが、親としては嬉しいものだ。

次男よ、誕生日おめでとう!

出されたもんは、食えよ!頼むわ!である。

2017/09/20

みんな仲良く。

朝、会社へ行こうとすると、キッチンから次男の怒号が聞こえる。

「なんでや!!もうぅぉぉぉ…お!」

温厚な性格のはずなんだけど…、「何があったんやろ?」

ゴメン、ゴメン!なんて平謝りで半笑いの妻に事情を聴く。

どうやらコーンフレークへ早々と牛乳を入れたことに怒っているのだという。

なんじゃそれ…。

カリカリッと食べたいのにフニャフニャやないかい!なのだと。

彼にとってカリカリはどこか譲れないものなのだろう。

かくいう私にも譲れないものがある。

エプロンを後ろで結ぶ蝶々結びだ。

結構な量でトンボ結びを目にする。

「なんでや!!もうぅぉぉぉ…お!」である。

「えっ?ち、違います?ってか、良くないっすか、別に」

「アカン、アカン!!俺、剣道してるから嫌やねん、こんなん。

ほとんどがええかげんやけど、これはキチッとしたいねん!」

人の数だけ正義があるなんていったりするが、

ま、今朝も日本の上空をミサイルが飛んでったニュースが流れてたし、

朝っぱらからいろいろと考えさせられる。

で、本題。

私はホワイトシチューをご飯にかけて美味しく食べられるんだけど、

「いや、それは無いわ!気持ち悪い。別々やないと…」的なね、

絶対譲れない派の人が断然多かったわけ、こんな話になった時。

ダウンタウン育ちの人だけっつうか、ごはんにかける派は

完全にマイノリティーだと思ってた。

なのに、売場で度肝を抜かれた。

えっ?あれっ、ええの?である。

今までまあまあの人から気持ち悪いって言われてきたけど…

ハウスさんなら尋常やないリサーチは間違いないはずなんだけど…

シチューをかけられる派の情熱に押されたのだろうか…

商品化された経緯が知りたい。

社内でもめにもめてないことを祈るばかりだ。

人の数だけ正義があるっつうけど、

まあ、ホント、みんな仲良くしましょうね!である。

2017/09/15

脱へなちょこ。

自分が勝手に描いた像っていうか、思い込みってのがある。

いやね、お店へ外国の方がいらっしゃることは少なくないんだけど、

見た感じインドら辺出身のお客様が私を呼び止める。

「アノ~ チョットイイデスカ」「はいっ、どうぞ!」

「チクワ アリマスカ?」「ち、ちくわ」である。

もうね、てっきりココナッツミルクとかかなって思うやん!なのね。

そんなね、がっつり和のテイストをぶち込まれると

虚を突かれるっていうかビックリする。

以前、仮面ライダー何号?ってぐらいのサングラスの女性から

「ズイキってありますか?」って聞かれた時ぐらいのビックリだ。

配送のにいちゃんもそんなことがあったという。

彼は、なかなかの髭を生やしているんだけど、

友達と奈良へ遊びにいったらお寺で勤務する女性から

「あの~、もしかしたら芸能関係の方でしょうか?」と。

ま、その女性の思いきりの良さに拍手を贈りたいところだが、

見た目からの身勝手な思い込みってのには気をつけなければならない。

で、それは、仕事だけでなく、家庭でもそうだ。

うちのへなちょこ一番隊長の次男なんだけど、

先日、剣道の試合へ出場するからと心配で見に行くことに。

団体戦と聞いてたので、どのポジションなのか妻に尋ねる。

「それがな…、大将やねん…」と。

もうね、どこをどう見たって大将顔じゃないのね。

先陣切る先鋒でもなく、中堅でもなく、紛れもなく次鋒顔。

案の定、チョロQみたいなのがちょろちょろしてるし、

試合前の礼でもペコッて感じで勇ましさのカケラもない…。

ハラハラしすぎて顔も上げられへんぐらいのなか、彼の出番。

それがだ…、ま、全然へなちょこちゃうやん!ってことはないんだけど、

私がイメージする8倍ぐらいの頑張りでギリギリ勝利を手に入れた。

次男よ、すまん、へなちょこと思ってたけど、そうでもないな。

2回戦は凄まじいスピードで負けてたけど、

君の倍ぐらいのデカい相手へ怯まず向かっていく姿勢は素晴らしかった。

公式戦初勝利かな?ともかく、おめでとう!

そして、へなちょこイメージの払拭を誓います。

2017/09/06

1回50円。

「社長、お客様が呼んでます」

よくこんな連絡を内線なんかで受ける。

他にもお取引様であったり、飛び込みの営業だったり様々だ。

愛すべきおかあさんの場合だと

「あ~、にいちゃん!来たで~」なんて

たま~にただただご来店の報告のみで

「なんや…、用事ないんかい!」ってのもちょくちょくあるが…。

で、今日なんだけど、夜遅くに呼ばれる。

走っていくと、よくご来店いただいている男性のお客様である。

「今までありがとうござました」と。

ここ堺駅南口店のまわりには単身赴任の方が多い。

転勤が決まると、こうやってご挨拶に来られるお客様が少なくないのだ。

「ここに赴任して6年になるんですよね。

ずっとお世話になってきて本当に助かりました」

握手まで交わして、そんなわざわざなんだけど…

いや~、いいね、いい!気持ちええ!である。

わが社の理念のなかに

「わが社に集う人々の物心両面にわたる豊さづくり…」ってのがある。

ただただ商品、つまり、物だけの提供だけでなく、

心まで提供できていたような気がしてめっちゃ嬉しいのだ。

私は常々お客様の人生の登場人物にならなければと心掛けている。

スタッフ皆もそれぞれのお客様にそうであってほしいと願っている。

それこそ、仕事のやりがいのひとつと思えてならないからだ。

お別れすることになるので寂しくもなるのだが、

新天地でのご活躍を心からお祈り申し上げます!である。

う~ん、単身赴任の方もそうなんだけど、

60歳以上やったかな…堺には独居の方が4人に1人だそうだ。

以前、単身赴任の方とお話しするなかで

「食べ物買いに来てんけど、”優しさ”とか売ってへんか?寂しいねん」

なんて、冗談が冗談に聞こえないことがあったな…と印象に残っている。

やはり、物心両面の豊さづくりを追求せなアカン。

よしっ、愛すべきおかあさんからは「にいちゃん!」って

私を呼びつけるたびに1回50円をいただくこと…に…

いや、冗談でっせ、嘘、うそ!ウソやがな…。

もちろん、0円ですので、何なりとお申し付けください。

2017/08/23

ピンコンッ。

物事には順序ってのものがある。

なんかいろんなもんをすっ飛ばすってのはどうかと。

仕事で言うところの下積みってやつでしょうか…。

ちょっと前に寿司職人が何年も修行してどうのこうのの話題があったけど、

ま、別に私の持論がどうのこうのっていうつもりはありませんが…。

いやね、あの、ほら、スマートフォンってやつ、スマホね。

もうだいぶ慣れちゃったけど、スゲーじゃないですか、アレ。

そのスマホをね、手に入れようと必死なわけ、うちの長男が。

中学生にもなれば全員が持っとる!と、こう主張するわけだ。

知らん、知らん、そんなもん知るかい!である。

だいたい中学生が、あのスゲーやつを必要か?と思えてならない。

もっとこう、ポケベルとか順番あるんちゃう?なのだ。

だって、私の中学生の時なんて、女の子に電話をしようもんなら

「夜分恐れ入ります…って日本語あってんのか?」とか

なんかいろいろ準備して大変な記憶しかないぞ…だったのに。

それなのに、それなのに、現代ではピンコンッって

何の苦労もなくラインとかで一発らしいではないか。

女の子との連絡って、そんな簡単に手に入るもんやないやろ!

苦労して苦労してやっと達成した時の感動といったら…

あっ、興奮して女の子を中心に話を進めて失礼いたしました。

本題に戻します。

確かに便利で情報収集もえげつなく効率なんてのも考えると

メリットだらけではあるのだが、中学生で…とひっかかるのだ。

8月18日に13歳を迎えた彼。

まだスマホを持ってはいないが、ぼちぼちこのページへ

辿りつくことは時間の問題であろう。

おぉぉぉ…、13年にもわたる私の想いをつづった記録が

もうすぐ彼の目に…緊張するやないかい!だ。

う~ん、長男よ、おまえの生活態度によっては、スマホを手に入れる

チャンスがある!とおかあさんは明言してたぞ。

勉強とかいろいろと頑張ってくれたまえ。

そして、女の子とはそうそう簡単に連絡はとれへんもんやからな。

あの手この手を考えて苦労してください。

それを経験したうえで、はじめてピンコンッや!なっ。

お誕生日、おめでとう!

2017/08/24

コロッケ。

本店のある通りは、昔、商店街としてたくさん店が連なっていた。

学校から帰ると「若、おかえり」「ボン、勉強してきたか?」などと

それぞれのお店のおっちゃんおばちゃんがよく声をかけてくれたものだ。

そのお店のひとつに「丸宮精肉店」というお肉屋さんがあった。

こぼした牛乳を拭くような雑巾を見えるとこで干してたらアカンやろ?なんで?

と、ずっと不思議に思ってたのが、センマイというホルモンであることを

父に教えてもらい、「えっ、あれ、食えんの?」と度肝を抜かれたあのお肉屋さんだ。

で、そこのコロッケなんだけど、マジで大好きだった。

普通に「世界一旨い!」と微塵の疑いもなく本気で思ってたくらい…。

土曜日のお昼に学校から帰ると、お店が忙しくってお昼の用意ができない場合

オカンが「丸宮さんでコロッケ買うておいで!」って500円をくれるわけだ。

もうね、「おぉぉぉっしゃあ!」なのね。

ターって走っていくと、「栄くん、コロッケか?」とおばちゃんが笑顔で迎えてくれる。

コロッケやらミンチカツやら注文すると「これも持って帰りな」って

オマケしてくれたりして、

まあ、先に言うてくれたらお釣りがたくさん手に入んのに…なんて思いつつ、

コロッケを振り回しながら喜んで帰ってたのを今でも覚えている。

ただ、そのお肉屋さんはもう随分と前に閉められて今はもうない。

なので、どこのどれだけ有名なコロッケを食べようが

「やっぱ丸宮さんのコロッケが食いたいわ」ってなってしまうのだ。

そこで、思いきっておばちゃんにレシピをお願いした。

「ええよ、ええよ!栄くん、頑張ろな」なんて、はりきって快諾してくれる。

作っては持っていき、作っては持っていき、おばちゃんに食べてもらえば、

おばちゃんも負けずに「栄くん、食べや」って何度も何度も作ってもらって

ようやく販売の許しをいただいた。

ラードで揚げてない分若干落ちるが、ほぼほぼ丸宮さんのコロッケである。

「おばちゃん、皆、美味しい言うてくれてんで」と報告にいくと

「ほんま~。栄くん、良かったな~」の笑顔はあの時のままだ。

そして、いつまでたっても「栄くん」も変わらない…。

いや、おばちゃん、もう、ええおっさんやで!である。

是非ともお試しください。

2017/08/16

ギーーー。

用事があるので妻に駅まで送ってほしいとお願いする。

普段なら私が運転し、だいたい子供の誰かが乗っているんだけど、

運転席に妻、助手席に私という二人っきりの空間にスゲー違和感を覚える。

えっ、なんやこれ?いつぶり…である。

なんやろう…、小学校の時、席替えをしたら意中の女の子が隣になって

周りの友達からヒューヒューとか冷やかさてるような感じに似てる…

「お、おいっ、近い、近い。照れくさいやんけ…」と、はしゃぐ私。

そんな妄想癖の旦那を素無視し、粛々と車を発進させる妻は

「アホちゃうか」の顔でこちらに目をやることもなく前しか見ていない。

う~ん…こんな狭い空間でのふたりっきりは会話も弾まないってもんだ。

じゃあ、音楽でも…なんて手を伸ばすと、裸足で運転してることに気づく。

「あれっ、おまえ、いつも裸足なん?」

「事故した時にサンダルとかやったら保険がおりへんらしいで」

「いや、そんなん、黙ってたらわからんやん」

「違うやん。運転の妨げになるから保険がきかへんってことはやで、

サンダルは事故につながるってことやん。保険がどうのこうのより

事故するのが嫌やから裸足にしてるんやん…」と理屈をこねだす妻。

「へえぇぇ…かかとが浮いてるからなんかな…なるほどな。

あっ、あれといっしょやな。〇〇さん、知ってるやろ。

子供に風邪ひかしたらアカンいうて玄関で服を全部脱ぐやん、あの人。

服に風邪の菌が付いてるからって。でも、余裕で風邪ひいてたで、子供」

「あはは…、なんやそれ。それがどないしたん」

「いや、あなたも事故したらアカンいうてえらい気合いで裸足やけど、

車の横とかギーーーって思いっきりこすってるやん!と思って…」

「あはは…、それがどないしたん」

「あれっ、ど、どないしたんって、いや、ケガなくてよかったなって…」

怖いわ!である。

しかし、運転をしない数分のふたりっきりのドライブだったが、

意外と助手席の乗り心地は悪くない。

また、なんかのタイミングでお願いしようと思う。

皆さんにおきましても、お盆で車を運転する機会が多いので

くれぐれも事故には注意をしていただきたい。

だって、彼女は裸足になってしてもギーーーってこするぐらいだから。

2017/08/08

運がよかった…。

テレビでは水の事故など聞いてられないようなニュースが流れる。

夏休みに入ってることだし、小さなお子さんのいらっしゃる方々は

くれぐれも注意していただきたい。

そして、それはうちの子にも例外なくいえることで

つい先日も後頭部から大量の血を流し、わめき散らかしたところである。

小学1年生にもなっていまだ忍者にあこがれ、

お風呂にもストローを持ち込み、すいとんの術のスキルアップに励む彼だが、

どうやらある施設の駐車場でクルッと回り切れなかってゴツンッ…の巻!らしい。

係の方が救急車を呼んでくださったので病院へ迎えにいくことに。

「大丈夫か?」「うん、大丈夫でござる」

いや…、もうええ!もうええ!忍者やめい!だ。

「脳みそ出てなかったって…」と三男坊。

そら、そうやろ…である。

妻は疲れ切ってて三男坊は傷みが残るのかやけにおとなしい。

少し沈黙の後、口火をきったのが次男である。

「あのさ~、こんな時にいうのもなんやけど、ありがとうな…。

救急車に乗れるなんて、こんな貴重な体験できるとは思わんかったわ」

「あ~、ええよ」とあっけらかんの三男坊。

いや、ええよ!やあれへん…である。

「だってや、おかあさん、43年間も生きてきて初めてやで、救急車。

俺、まだ、たったの9歳やで!9歳で乗れるなんて…」

救急車に乗れた興奮冷めない次男がうるさいので黙らすことに。

「あのさ~、こんな時にいうのもなんやけど、43歳とちゃうで…

おかあさん、44歳やで。思いっきり間違えてんで…」

「えっ、あっ、そ、そうか、44歳や。おかあさん、44歳やって…」

見たこともない鋭い笑みの妻を横目に黙り込む次男。

なっ、怖いやろ。おかあさんのいうことを聞いてくださいね!である。

しかし、サバをよんだおかあさんの話ができるのも大事に至らなかったからだ。

運が良かったとしか言いようがない。

運がいい人生を送るには陰徳を重ねないと。

私の人生なにより子供たちには運のいい人生を送って欲しい。

誰も見てないとこでゴミとか拾っとこ…。

とにかく、神さん、おおきに!でございます。

2017/08/07

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  1. ヤッホー!もとちゃん…こんなのでも良いですか? より

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