アプリ。

うちのアルバイトが外の雨を見てこう言った。

「今年の梅雨は、なんか、おかしいですね」と。

えっ、ちょっと待って、何て?今年の梅雨は?はあぁ?である。

「おまえ、歳いくつや?」

「二十歳っす」

「あのな、梅雨ってのを意識したのが高校生ぐらいやろ、たぶん。

じゃあ、3〜4回しか経験なくて全然知らんやん、梅雨のこと。そんなやつがな

”今年は”とかイキって言うな。俺とか45歳ぐらいからや、言うてええのは!

あれや、もう向こう3年、梅雨の話すんなよ!もっと勉強してからや」

「いや、そ、そこまで言わなくても…」

なんてね、そんなやりとりがあった。

っていうのも、私自身がイキった感じで発言して大恥かいたばかりなので

老婆心ながら忠告してあげたわけ、知らんのにイキんなよ!って。

いやね、少し前にJCBさんから連絡があって電話で話をしてたんだけど、

「口頭で言われてもアレやから、文書で…えーっと、FAXしてください」っつうと

「あの、すみません…。弊社、FAXないんで、メールいたします」と。

えっ、な、ないの?あっ、そ、そうか、そやな!メールやな、メール…

…って「令和か!」である。

昔、入社したての頃、紙をウィーンッてしたら同じのが出てきて…

えっ、なんで、なんで?どないなってんの?

とかって感動してたのに、それがもうペーパーレスっつうか…、使わないって…

恥ずっ!だ。

デジタル化がマッハのスピードで進んでいるもんやから

うかうかしてたら、ほんまに恥かいてまうわ!勉強せなアカン…である。

特にスマホがえぐい…。

スマホがないと生きていかれへんってぐらい。

ってことで、勉強するためにも

アプリはじめました。

とはいえ、勉強中って感じであるし、

まだまだ発展途上の箇所だらけではあるんだけど、

お客様の声とかをドンドン反映させていければと考えている。

しかし、どえらい時代やな…。

どうぞご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

※初回限定で10%割引きクーポンがありますので是非!

2019/07/03

G20。

未来についてわかる人なんて誰もいない。

こんなことは、みんなわかっているはずだ。

天気予報だって「えっ?あれっ…雨やん。ハレいうてたのに」

なんてこともあるぐらいだし、

備えはもちろん大事なんだけど、未来なんて誰にもわからない。

冒頭からこんなことを綴っているのは他でもない。

最近、業者さんとか運送会社の方とか私にこんなことを聞く人が多すぎる…。

「堺は影響あります?G20」と。

知らん!だ。

ワシを誰や思てんねん!安倍さんか!

知らん!知らん!!知らーん!!!ってね、声を大にして言いたい。

もうね、いつもより はよ起きて仕事しよ。

それだけ!それ以上話をしたってわからんから…。

で、まあ、聞いてくるからね、「市内はどうなん?」ってね

そっけない態度もよくないからと思って質問返しをするんだけど、

「いやー、わかんないっす」と。

ほらほらほらほらっ、せやろ!わからんねやろ!

じゃあ、俺も全然わからんからー!!

じゃあ、なにか、もしかしたら、プーチンさんが「ノドカワイタ」言うて

ふらっとお店にお茶買いに来たら、どんな顔したらええんやろ?

あるかもしれないんで、そんなことを考えてます!

とかって、そんなこと言うたらええんかーい!である。

交通はえらいことになる感じなので、その辺はしっかり対応して

とにかく、世界平和のために実りある会議にしていただきたいと

祈念申し上げます!である。

さて、家に帰ると、長男がまだ起きてておもむろに話し始める。

「お父さん、もう先に言うとくわ。期末テスト、あかんで」

「まだ始まってないんやろ。わからんやんけ!」

「俺にはわかんねん!」

いや、何を偉そうに言うとんねん!だ。

しかし、未来についてわかる人が、こんなにも近くにいた。

この件に関しては、私にもなんとなくだが、未来がみえる。

スマホを取り上げようとするも、必死に懇願する長男の姿が…。

G20で早められた期末テスト。

あっ、業者さん、堺にも影響ありましたわ。

うちの息子、えらい怒ってます。

2019/06/26

気ぃつけや!

冒頭で言い訳をするわけではないが、仕事はもちろん、なんか忙しい。

あっちゃこっちゃ何かと顔を出すことが多いのだ。

その中には、ま、うちのおばあちゃんのとこに行って

いっしょに飯を食うってのも入ってる。

もう、93歳っつうんだから、すっかり耳も遠くなっちゃって…。

で、いつかはやってくるのでは?と思ってたが、ついにやってきた。

床に座って、いっしょにテレビを見ていたら

「ちょっと、そこのお兄さん!テレビ見えへんから、のいてんか」と。

そ、そこのお兄さん?

アカン、名前が出てけえへんか…である。

俺や、俺。え・い・た・ろ・う。

いやね、まあ、名前なんてどうだってええ!とりあえず…

三男坊はメロンや西瓜を皮のほんまにギリギリまで食いよるから

きれいに皮だけになったメロンとかをおばあちゃんに見せに行かせ

「ここまで食べたら値打ちや!」と笑わせるまでの一連の仕事を終え、

帰ろうとすると、「また、おいで。帰り、気ぃつけや」の一言をいただく。

あんまりわかってない感じではあるが、嬉しいもんである。

こうやって気にかけてくれるおばあが、私にはたくさんいる。

そう、愛すべきおかあさん方々だ。

何かと忙しく、小学校へ行くこともあって向かっていると、

「おっ、にいちゃん、どこ行きや?」と、自分ちの前で座ってるおかあさん。

どこでもええやろ…ってか、だいたい、そこで何してんねん…

なんだけど、ま、いろいろとお話しさせてもらう。

で、また、今度は自転車にのったおかあさんが

「あっ、にいちゃん、こんなとこで何してん?」と。

もう、何でもええやん!である。

しまいめには、トコトコ動く4輪自動車みたいなやつに乗ったおかあさんが

「あんた、最近見ぃへんから心配してたんや。どないもないか?」

なんて、えらい心配してくれている。

「わはは…、おおきに!どないもあるわけないやん。」

「ま、そら、うちらと違って元気やろけど、あんまりにも見ぃへんから…

働きすぎちゃうか?パタッといってまうねんから、気ぃつけなアカンで」と。

いや、気ぃつけなアカンのあんたや!である。

欲をいえば、あと30歳でも若ければ話にもツヤが出てくるんだけど、

完璧に孫との会話でしかない。

ま、こんな感じで綴ってはいるが、本当に有難いと思っている。

心から感謝申し上げます。

気ぃつけます!

で、移動は車でしようと思います。

2019/06/17

志。

先日、運動会が行われた。

いやー、とにかく、暑かった…。暑いってよりヤバい!ってぐらい。

というのも、お昼ご飯には体育館が解放されるんだけど、

PTA会長としてね、鍵とか窓とか開けて準備してたら

「ゾクッ」って妙な視線を感じるので、ハッと入り口の方へ目をやると

涼を求めてやってきた保護者の方々が凄い数でスタンバってて…

もうね、こんな感じに見えたもん…。

ま、しかし、ゾンビに見えるぐらいの暑さのなか、ケガや熱中症などもなく

心に残る素晴らしい運動会だったように思う。

クソ暑いなか、一生懸命がんばる子供たちに、もちろん感動させられたが、

一番心を打たれたのは…、そう、校長先生だ!とあえて言いたい。

いやね、すべての競技ひとつひとつ大きな声で応援し、

大きな拍手でこどもたちを迎え、声をかけ続けている。

で、それだけじゃない!すべてひとつひとつ写真に収め、

ホームページへタイムリーにアップされているのだ。

えっ、うそ…、どこにそんな時間ありました?である。

誰かにやらせるんじゃなくて自分で…恐れ入ります…である。

運動会だけでなく、普段からアップされているのだが、

その理由はお家での家族との会話を増やしたいからだという。

親からの「今日、学校でどうだった?」っていう会話の切り口では

子は「別に…」とそっけないのが大半らしい、うーん…わかる気がする。

なので、写真をアップすることで「今日は〇〇したらしいね」と

具体的な内容ではじめられるから会話がスムーズに流れるのでは理論だ。

ただ、申し上げにくいが、全然見たことない人も多い。

やってることすら知られていないかも…。

だけど、そんなの関係ねえ!けど、そんなの関係ねえ!なのだ。

※ま、私はちゃんと確認させていただいてますよ…

家庭での会話はひとつの教育だ!という志が動かしている、たぶん。

じゃないと、全競技タイムリーに更新なんてできない…。

ビジネスの世界でもそうだが、教育もうまくいかないことの方が多いはず。

なので、行き詰った場合、やれ親御さんの声があったので…とか

やれ時代的に〇〇が流行しているので…とか責任転嫁しがちである。

だからこそ、ゆるぎない志や姿勢、想いが大切になってくる。

「お客が見えなくなるまでお見送りをする」っつう日本が誇る文化にも似てる。

あれもお客が振り返らない限り、見送られてることすら気づかない。

でも、それは気づいてほしいからやってるのではなく、その姿勢に意味がある。

なんかね、運動会でラストサムライに出会った気分になり、

校長先生に心打たれたのだ。

校長、「真のリーダーとは?」ってのを勉強させていただきました!

PTAもすべては子供たちのためにしっかりサポートさせていただきます。

2019/05/27

絶対。

絶対、ブログをしっかり更新するぞ!とか言いつつ、なかなかである。

うーん…、まず、絶対ってのはどうなんだろう?

「この世に絶対ってのはない!」なんて言う人がいる。

スポーツの試合やテスト・試験の前に鼓舞させるため、また

諦めちゃいけない!なんて意味で使われ、奮起するからいいんだけど…。

ま、でも、なんつうの、よくよく考えると

日常のなかに「絶対」なんてのは、結構あふれかえっている。

水や空気がなくなっちゃうと、絶対に普通に死んじゃうしね、うん。

そうそう、食べ物の食べ合わせにも「絶対」が、まあまあ存在する。

カステラには牛乳だし、たこ焼きには水だ。

これは、どない考えても「絶対」である。

ただね、年齢と共にその「絶対」は変化することを付け加えておく。

いやね、先日、家族で焼肉屋さんへ食べに行ったんだけど、

あれでしょ、焼肉に白ごはんは絶対やないですか。

焼肉やったら白ごはん何杯でもイケるで!的なね…。

ま、注文したんだけど、白ごはん(大)の量を見て

「うわっ、あかん…、おかわり、無理やわ」になってるわけ。

あれだけ好きやったのが、もう量は絶対に無理やわ…なのだ。

で、食事を終えた後にびっくりするほどの「絶対」があって…

帰りの車中なんだけど、ラジオからある曲が流れだし、

その曲について小学校6年生の次男がおもむろに話しはじめたのね。

「あっ、この曲、今度の組体操で流れる歌や!」って言うわけ。

コブクロさんの”愛という名の翼”。

「へえぇぇー…」とかいって聴いてると…

「えっ?ちょちょ…ちょっと待って。これって運動会のための歌?」

そんな風に思ってしまうほど、ドンピシャの歌やないかい!なのね。

星の数ほどある歌の中から、よくぞ選んだ!と拍手を贈りたい。

「うわー、これは、絶対、泣くわ!なっ、おかあさん」

妻に目をやると、もう泣いてる。

あれっ?いやいや…、なんでやねん!である。

なんつうの、想像しただけで泣けてくるんだって…。

まあね、イメージできるつうか、ピッタリすぎてわからんでもないけど、

いや、あんた、さっきまで石焼ビビンバで生ビールを何杯も飲み、

ヘラヘラしてたやん…である。

ほらね、やっぱり絶対ってのはあるのだ。

運動会の組体操には”愛という名の翼”。

これは、間違いなく絶対である!

最後に冒頭の「絶対、ブログを…」に使われた絶対については

”この世に絶対ってのはない!”って方の絶対なので、はい。

ごめんなさい。

できる限り更新させていただきます。

2019/05/20

令和。

いやね、数年後、令和って元号になる瞬間って何してた?

なんて話になった時のために、ま、奥さんとか実家に帰っちゃったし、

テレビとか見てても仕方ないので、とりあえず、ブログを綴ることにした。

まず、じゃあ、平成になった時は?といえば、中学3年生で受験の真っただ中だ。

かしこくなかったので、えげつないぐらい厳しい塾へ通わされてて、

「もしかしたら休みかも?」って期待しながら自転車で向かうも

「元号が変わろうとしてるけど、我々受験生には関係ないから授業をはじめる!」

なんて、さらっと流す正真正銘の鬼がいたことを今でも忘れない。

で、まあ、30年の間にだいぶ変わった。

こうやってブログを綴ってるけど、メールであったり、今やLINEっつうの

活字で処理されることがめちゃめちゃ増えたわけ。

いやね、そりゃあ、便利よ、超便利!電話なんかして手を止めたりしないし…。

慣れたのは慣れたんだけど、なんつうの、やっぱ、活字はつめたいのね…。

言葉の温度とか重さとかニュアンスとか、なかなか伝わらないから。

例えば、熱湯風呂があったとしてだ、いや、まあ、例えばの話ね、

「押すなよ!絶対、押すなよ!!」の活字だと、

なんやろう、ちゃんと伝わらなくて、たぶん、押してくれないのだ。

押すなよ!って書いてあるし…。

ち、違っ、押すなよ!って書いたけど、ほんまのとこ押して!っていう意味で…

なんてね、いろんな事を説明しなければならなくなる。

そう、だからね、ネットで何でも買える世の中なんだけど、ただの活字だけでは

お買物もできないのでは?と思えることがあったので綴っておく。

愛すべきおとうさんが、忘れないようにと紙にメモをして来店される。

その紙には「そば ざし チョコあめ」と書かれている。

「これ、”ざし”って書いてあるけど、あれやな、”だし”のことやんな?」

「”ざし”ってなんや?”だし”に決まってるやろ!」と。

いや、あんたが…である。

「ほんで、この”チョコあめ”って、チョコと飴ってことなん?」

「ちゃうよ!これやがな」って、アーモンドチョコを手に取る。

いや、なんやねん…飴みたいやけどや…である。

こんなもんね、活字だけでは到底無理な話なのだ…。

とはいえ、これから益々デジタル化が進み、もっと活字だらけの世の中に…。

面と向かって話をするってのはスゲー大切なことは皆わかってるんだけど、

乱暴な表現をすると、もう戻ることはなかなかできない。

しかし、令和っていうのは…

人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ。

梅の花のように、日本人が明日への希望を咲かせる国でありますように!だ。

そう、これからも心を寄せ合える環境づくりに邁進しますので

令和になっても平成同様 皆様のご来店を心よりお待ちしています。

んっ?あれっ、美しくか…できるかな…がんばろっ。

2019/04/30

たまには行かな…。

やはりね、50年の歴史っつうか、本店のお客様との関係性は

自分でいうのもなんだけど、ヤバいな…って思う。

「愛すべきおかあさん」という言葉は、ホント、彼女たちのためにある。

いやね、今日は、お米がお買得だったため普段より配達が多いのに気づき、

「よっしゃあ!久しぶりに回ってきたろ…車の鍵ちょうだい!」

なんてね、車に荷物を積み込み、いざ出発である。

玄関のチャイムを鳴らすと、

「よいしょ、よいしょ…ちょっと待ってや~」の声。

数年前、私が配達してた時よりも、そりゃあ、歳もとって足腰もね…だ。

で、玄関のドアが開き、私の顔を見て驚いた表情のまま

「いや、なんや、にいちゃんやん!!どないしたん?」と、ほぼ全員。

どないもせえへんよ、配達やんか!である。

ま、でね、何かしゃべらなアカンと思ってるのか、何か言うてくるわけ。

「配達まだや思て、今、ごはん食べててん。ごめんやで」とか。

かまへんよ、ごめんなことあらへん、ぎょうさん食べてや!である。

ひとつひとつ配達へ向かう車の中では、もうね、半ニヤケなわけ。

毎度毎度、玄関の前で仕切り直して真顔に戻し、チャイムを鳴らす。

「いや、あんた、久しぶりやんか。お父さん、お父さん、にいちゃん、来たで~」

奥の部屋でテレビでも見てたであろうお父さんが、

ちょっとだけドアから顔を出して

「おー」と。

いや、おーってなんやねん…。

二人がかりで笑かしてくるやん、せこいわ!である。

なんかね、夢を追いかけて東京に出て行った息子が連絡もなく急に帰ってきて

何て言ってええんかわからんけど、何か言わなって時の

「おー」と全くいっしょの「おー」だ。

もう笑たらアカン笑たらアカン思って、いよいよ配達最後のチャイムである。

「いや、そやかて、久しぶりやなー。あれっ、こ、肥えた?ちょっと肥えたやろ!

前はもっとシュッとしてたもん、あれやな、偉なって仕事してへんな。肥えてからに」

”肥えたやろ!肥えたやろ!”口撃がマシンガンのように放たれる。

「ちょちょちょちょっと、ちょっと…ストップ!ストップ!

いやいや、己の体型ほったらかして、どの口がぬかしとんねーん!」

なんていう大刀をね、振りかぶるだけ振りかぶって、さすがにね、

切りつけられる関係性にはあるが、ま、すんでのところで鞘に収める。

いやー、しかし、配達で本当にたくさんの元気と笑顔をいただいた。

愛すべきおかあさん方、ほんまにいつもありがとうございます!

重いもんある時は、いつでも言うてくださいね。

走りまっせ―!

2019/04/25

初体験。

何事も経験しないとわからない…。

いやね、この歳になってはじめて知ったことがいっぱいある。

近くで見ていると簡単そうでも、いざトライしてみると全然違うわ…

なんてね、そんな体験を皆さんもたくさんしてきたことでしょう。

社長をやってみて、父親をやってみて、PTA会長をやってみて…

くー、なるほどね!ムズいやないかい…と、痛感することばかりだ。

だから、逆にね、経験したこともないくせに、

ああやこうやってね、ギャーギャーいうたらアカンな…と。

自分の経験値が低いことをちゃんと自覚してだ、特に!

否定的な発言なんていうのは

「いや、おまえ、知らんやん!」と相手にとって不愉快でしかなく、

細心の注意が必要である。

というのも、先日、インスタグラムに投稿しようと

ワインの写真をパシャパシャやってたら、パートさんがあるアイデアを。

「赤いマニキュアを塗った手の方が映えるんちゃいます?」と。

なるほど…よっしゃあ、やってみよう!ってね、マジックで塗ったわけ。

なんつうの、初めてのネイルを体験し、高揚している別の自分がいることに気づく。

昔、合コンで「私、男性の指に色気を感じるわ」なんて発言する女性に対し、

「うそつけ、あほんだら!顔やろがい」って思いながらも、どないかして

見せないように見せないようにって隠していたロボットの手をしてる私でさえ

高揚するのだから、女性なんて確実に気分がよくなるやろな…って思った。

以前から、そんなね、指の爪に小石をくっつけて何がおもろいねん!だったけど、

いやいやいや…これはね、女装する男性もおるわ!って思考に変わったもん。

今まで否定的な発言を繰り返し、申し訳ない…である。

うーん、ほんまに何事も経験せんとわからんわ…だ。

で、ネイルに対してめちゃめちゃ思考が変わって、あることに気づく。

うちの女性スタッフ陣が、食を扱う仕事だからって

したくてもできない環境で我慢してる人がいるかも…と。

ほんまは、もっともっと女性らしく飾りたい時もあるだろう…ってね。

そう、だから、ネイルの感覚を知ったうえで断言したい。

確かに、ネイルをした指は素敵だ。

だけど、ちょっと傷とかもあったりしてね、

仕事を頑張るスタッフ達の指の方が格段に美しい!と、私は思う。

これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

2019/04/15

爪痕。

先日、「堺鯉来い祭」が、色とりどりの鯉が青空に泳ぎぃの

桜が咲き乱れぇので、大変な盛り上がりのなか幕を閉じた。

くーーーー、疲れたぁぁぁ…なんだけど、なんつうの、

子供たちの喜んでいる顔とか、「ご苦労さん」なんていう暖かい言葉とか

そんなもんをたくさん頂くとね、疲れが吹っ飛ぶから不思議である。

で、片付けを終わらせた後、今度は店舗で映画の撮影がはじまる。

シンガポール人が監督で、レジをするタイ人がセクハラされるっつう

何ともいえないシーンを撮影したいとお願いされ、

「えっ、ま、でも その作品には必要なんでしょ」と快諾させてもらった。

総勢20名ぐらいが動いているので、「はい、いきまーす。本番!!」とかね、

「え、えらいマジやな…」なんて、こっちまで緊張する。

私もレジ指導っていう大役を与えられ、スタッフの一員となった気分だ。

「はい、メイクさん、入りまーす」

「はい、衣装さんの手直し、入りまーす」

「はい、社長さんのレジ指導、入りまーす」

いや、あのね、”メイクさん”や”衣装さん”っていう声とまったく同じトーンで

”社長さん”が呼ばれるから、違和感つうか、ほわっとした気持ちになる…

助監督さんの声には、そりゃあもう、敏感に反応して

なぜか、しゃがむように小さくなって走っている自分がいた。

っていうか、普通に「OKでーす!」とか言ってたもんね。

堺鯉来い祭りもそうだけど、大勢の人で何かを創り出すっていうのは、

疲れやストレスはもちろんあるが、終わってみれば凄く楽しいものである。

来年の「堺鯉来い祭」もしっかり準備してさらなる飛躍を誓う。

それはそうと、映画の撮影は今回で3回目になる。

前の2回は、「俺も出して!」とお願いして出演させてもらったが、

今回のはスケールがちょっと大きそうで、そんなこと言えるはずもない。

ただ、どうにか爪痕は残したい…、なにかできることはないか?

モニターを監督と並んで見てると、パン売り場がすっからかんなのに気づく。

定休日での撮影なので商品が並んでいないのは当然なのだが、

どう考えたって違和感があり、慌てて日持ちのするパンを無造作に並べる。

パン パン パン パン 毎日香 パン パン パンっていうラインナップ。

来年あたりに3時間という長めの映画として上映されるそうだが、

奇跡的に「あれっ、パ、パンの間に毎日香が…」って誰かが気づくかも…。

それも含めて楽しみである。

2019/04/09

れいわ。

先日、3月27日に45歳の誕生日を迎えた。

なんつうの、これぐらいの年齢になると、別に心躍ることもなく、

「今日、誕生日やねん」なんてね、話題のきっかけに使う程度のものだ。

本人ですら楽しみにしていないなかで

唯一楽しみにしてくれていたのが、三男坊である。

私の漫画好きを考慮して、随分と前から漫画の制作に励んでくれていた。

なんと超大作の全6巻。

タイトルは「青い生物」。

なんじゃそれ…

「読んだ、読んだ?どうやった?」

屈託のない笑顔で聞いてくる。

「お、おぉぉん…。よ、良かったわー!で、青い生物ってなんや?」

「そんなん、わかるわけないやん」

”青鬼”からきてるそうなんだけど、

いや、あなたがわからなければ、私に理解できるわけあれへんがな…。

ま、内容なんてどうだっていい!

それに費やしてくれた時間や想いが心に響くのである。

で、今日。

ちょっと遅くなったけど…的な感じで、

彼から2つめのプレゼントをもらうことになる。

まあ、その、あれだ、なんやろう、プレゼントってわけではないが、

おいおいおいっ…、おまえ、わかってんのか…凄いことやぞ…

「青い生物」の作画の部分に注目していただきたい

そう、三男坊の名前は「礼和(れいわ)」なのだ。

もうね、決まった瞬間、えーーーーーーーー!ウソやろ…である。

名前を知ってる方々からお祝いの言葉やメールがどんどん届く。

で、当の本人といえば「もう、なんやねん…」と、すでにうんざり気味。

「れいわ一年とか言われるけど、俺、4月から3年やで」

なんて、疲れからか元年と学年がごちゃ混ぜになってる始末。

んっ、あれっ、そういえば、彼の兄にあたる次男の名前なんだけど、

「あきひと」といって、天皇陛下の御名前と同じ…

いや、もうね、7 7 ってきてからの 7 だ。

なんかね、興奮しているせいか、わかんないけど、

二人とも剣道させといてよかったー!とか思ってるのね。

とにかく、私を含め二人は国家社会に貢献することを誓うと同時に

「元号に名前の一字があればドリンク一杯無料」のたこ焼き屋さんへ行って

大将に「食べ放題になりまへんか?だって…」なんてね、交渉することを誓う。

うーん、ヤバいわ…。

今年は間違いなくええ年になりそうです。

2019/04/01

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