堺のHINODEYAなう。

「500円入ったわ…」

そう、知人が前澤さんからお金を受け取ったという。

いろんな意見があるようだが、宇宙から贈ったりとか…

ま、なんにせよ、前澤さん、スゲーな…である。

で、この贈与なんだけど、以前に貰った人しかできないそうだ。

※前澤さんの感覚は、私みたいな凡人にはちょっとわからないが…

今の世の中は、ほとんどが交換である。

モノやサービスとお金の交換みたいに…。

もっというと、親切にされたら「ありがとう」のお礼と交換もそれにあたる。

ってことは、上記の貰った人しかできない…っつう「贈与」も

ある意味交換になるのでは?

なるほど…親は子に対して「見返り」を求めないとかいうけど、

それは、すでに自分の親から「無償の愛」を貰っているからこそ…

いや、繋ぐというべきか…うーん、ま、交換っちゃあ交換かな…。

こんな話もある。

認知症のお母さんが夕方の4時ぐらいに必ず徘徊して

どれだけ制止しても、振り払って意地でも出かけるらしく

面倒を見る息子さんがほとほと困っていた。

専門の人に相談すると、

「もしかしたら、幼稚園のお迎えにいこうとしているのではないか?」と。

で、今日のお迎えは必要ないです的な用紙を作って見せると

徘徊しなくなり、すべては息子さん本人の為だったことを知る。

そこで、数十年前の贈与が時空を超えて息子さんへ届くことになり、

貰ってたことを実感すると、献身的なサポートができた…みたいな、ねっ。

うーん…、貰ったから贈れるとか「贈与」を交換的な感じで綴りながら

なんか違和感を感じるのは、そう、「贈与」は贈り主が交換を要求していないのだ。

なので、贈り主不明にしてこそ、はじめて「贈与」といえる。

そうなんです!その究極が、サンタさん。

親が子にプレゼントを用意したとき

子が「じゃあ、いい子になろう」ってなれば交換になっちゃう。

「いらん、いらん、そんなん、いらんねん!返していらんねん」

親はただただ純粋にプレゼントを渡したいだけなのに…どうしたら…

あっ、そうや!別の人間を用意して、そいつが渡したらええんや!

そうすれば、親へ返そうとしなくなって交換じゃなく「贈与」になるやん!

それがサンタの起源…たぶん…いや、知らんけど。

サンタの話へ持っていくのにいろいろ綴ったわけだが、

ま、サンタは置いといて、我々は送り主不明の贈与のなかで生きている。

街にゴミが落ちてないのは、知らない誰かが掃除してくれているから…とか。

その掃除してる人は、お金とかお礼とかの交換を一切求めずに

「ちょっとでも街がキレイになれば…」なんていう祈りね、祈り。

くー、かっけー…である。

「世界は贈与でできている」

この本は良本なので是非読んでいただきたい。

私も、腐るほどたくさんの贈与をもらってるので

次の者へしっかりと贈っていきたいと思う。

今日は12月24日。

ちょっと休憩してから、世界中の子供たちのもとへ。

メリークリスマス。

2021/12/24

旨い≒美味しい

外食して呑む機会が少なくなりすぎて

なんかね、ゲー吐くまで飲みたいわー!の今日この頃。

これはなにも「旨いもん」が食べたいからとかではなく、

ワイワイガヤガヤとあの空間を楽しみたいのである。

ってことで、「旨い」と「美味しい」の違いをはっきりさせておこう。

使い分けているわけではないが、これは完全に似て非なるもの。

まず、「旨い」とは、料理そのものに対しての表現。

で、「美味しい」とは、空間とか状況とかを含めての表現。

例えば、「家族みんなで食べたら旨いな~」って、あんまり言わなくて

「家族みんなで食べたら美味しいな~」といった具合だ。

だから、結婚式の酒が一番美味しい!みんな笑顔だから…。

ま。私が勝手に定義づけしているんだけども、

なんとなく理解できるのではないだろうか。

で、「不味い」ってのも同様である。

いやね、コロナ前の話。

居酒屋さんで10人ぐらいかな?飲むことがあって

店員さんからの「何いきましょ?」に対し、

「えーっと、生の人は?」の号令にひとりを除いて全員が挙手。

残りのひとりは「僕は瓶ビールで」と。

「んっ?」と思った私は聞いてみることに。

すると、「生ってやぁ、何入ってるかわからんやろ」と言うのだ。

いやね、瓶ビールを注文するのは全然いいんだけど、

これから「生」を飲む人に対して「何入ってるかわからん」って…。

何が入っとってもええわい!である。

いらんことまで言わいでええがな…。

そう、数人で食べたりしている時に

たったひとりが「あんまり美味しくないなぁ」とか言った瞬間

全員の料理が一気に不味くなるってもんだ。

逆もしかり。

先日、妻がいなかったので次男と飲みにでも…と思うも

中学生だし、ま、飯だけ食べに行こうやって中華料理店へ。

彼は、焼きめしをおかずに白飯を食べるぐらいの白飯好き。

で、その白飯でお店のレベルがだいたいわかるというのだ。

まず白飯だけを口に運び、うなずきながら「うん、イケるわ」と。

誰やねん!である。

「おいっ、何点ぐらいや?」

「うーん、せやな、90…ぐらいやな」

「だから、誰やねん!えっ、今までで100点とかあるん?」

「100点は家や」

おいおいおいっ…お母さんに言うたんか、お母さんに?

なんでやねん、おらん時にそんなええ話すなよ!である。

なんちゅうの、私の手柄ではないんだけど、なんか嬉しくて

さっき彼が90点と評価した中華屋さんの白飯が、

気分良くなってもうて100点の勢いで美味しく感じる。

ちょっとしたことで美味しくも不味くもなるのだ。

仕事で旨いものを全力で準備させていただいているのだが、

私が本当に提供したいものは…そう、「美味しい」である。

そのためには、気分良くお買物をしていただかないと…

呑みにいきてぇ!から、こんなことを考える今日この頃である。

2021/11/24

優先順位。

よく「仕事ができる」みたいな言葉を使う。

さて、「仕事ができる」というのには定義みたいなのがあるのか?

ま、若手と管理職といった立場が違うと求められるものが違うので

一概には言えないし、うーん…である。

たぶん、人それぞれに「仕事ができる」概念があるだろう。

で、私は代表という立場において「仕事ができる」を考えてみた。

頭のなかでいくつか浮かぶものがあるのだが、

いくら素晴らしいことを綴ったところで

間違いなく「結果」というものを出さないと、ただの寝言に終わる。

そこで、私がというより、歴代の素晴らしい経営者が

どういうことを考えてどう実践されてきたことを勉強すれば

「仕事ができる」定義みたいなものが見えてくるのでは?と考える。

じゃあ、たくさんあるなかでひとつ思い当たるのが

「目のつけどころがシャープ」だということ。

会社を運営していると、ずーっと業績が良いってことはなくて

必ず会社には大変な時があるはずだし、問題ってのが多発する。

もちろん、わが社にも例外なく問題はある。

そのたくさんある問題に対して、ただ羅列して順番に潰していくのではなく、

例えば、「トイレ掃除をしよう!」などと

「えっ、そんなところ?」といった問題に

これっぽっちの迷いもなく、しかも、えげつないスピードで取り掛かり、

しっかりと結果を出された経営者が結構いらっしゃって

優先順位が秀逸すぎて「かー仕事できるなぁ」なんて思ったりするのだ。

そうか…優先順位ねぇ…よっしゃあ!

なんだけど、私一人が必死のパッチで考えたとて知恵には限界がある。

なので、衆知を集めた全員経営を行う必要があるのでは?だ。

「全員の知恵がより多く経営に生かされれば生かされるほど発展する」

経営の神様・松下幸之助さんもこうおっしゃっていることだし…。

とりあえず、私の一番のビジネスパートナーでもある妻と議論することに。

すると…

「そうや!あんた、子供らの誕生日をブログで祝った?忘れてへんか」

なんて、まさかのブログのダメ出し。

なるほど…確かにすっかり忘れている。

このブログを続けて十数年、毎年綴らせていただいていたのだが、

新しい挑戦の準備や立ち上げで、それどころで…は…なか…

んっ、それどころでは?

「仕事のできるできない」は自己評価ではなく、他者評価だ。

つまり、我が家において私は家族のことを優先順位として低く考える

「仕事のできないしょうもない父親」という評価になるということ…。

そう、大切な家族のことをないがしろにして、

いくら仕事ができても真の「仕事ができる」ってのにはならないのでは…。

長々と綴らせていただいたが、ここからが本題。

ごめーーーーーん!3人とも。

お祝いはさせてもらったけど、ブログに綴るのを…ごめん!

なっ、わ、わかってくれるよな、なっ?である。

おまえらは何とも思てへんやろけど、お、お母さんがさ…。

彼女の優先順位のトップは紛れもなく君たちってのがはっきりした。

ま、その、なんや、お、俺もやで…。

しかし、ブログぐらい…で…いや、家族があっての私だ。

では、改めまして、おほんっ…

3人ともお誕生日おめでとう!

君たちがいてはじめていい仕事ができることを考えさせられました。

2021/11/8

人を想う。

新しいチャレンジをしたことによって

車であっちゃこっちゃ移動することが多い。

で、一方通行の道で信号待ちをしていた時のことだ。

先頭は小さめのバスみたいな車、2番目にファミリーカー

そして、3番目に軽四の私といった順で並んでいる。

信号が青に変わった。

なのに、先頭車は止まったまま動かない。

あれっ、どないしたんや?まあまあの時間が過ぎる。

家族で出かける時、玄関先で「行くで!」って3回言うたのに

「ちょっと待って…」を3回ともぬかしてけつかいたもんなら

「コラッ、はよせぇや!」とゴリラぐらい暴れるイラチな私でも

さすがに3番目からクラクションを鳴らすのはちょっと…である。

で、歩道の信号がチカチカと点滅、おいおいおいっ…なにしてんねん…

先頭車にも「ムカッ」、なんなら2番目の車にも「ムカッ」とした瞬間

赤になるギリギリでやっと動き出し、結果2台が次の青を待つことに。

もうぅぅぅ…腹立つわ!って左折する小さめのバスを睨むように見送ると

車の横に書かれている文字を見て、ムカついていた自分を情けなく思う。

そこには「〇〇障害者支援センター」と書かれていたのだ。

あぶなっ、ファッってクラクション鳴らさんでよかったーである。

なるほど…何かトラブルでもあったのだろう…なんて容易に想像できる。

2番目の車も、何かあったのかな?とクラクションを鳴らさなかったのだろう。

私はそういった情報がまったく無かったのでイライラしてたとはいえ、

何か事情があるんやろ…って大きな心で待たれへんか!と猛省した次第だ。

新しいチャレンジしたか知らんけど、

人を想う気持ちはどこいってん?である。

また、ワイン好きのお客様からあるワインのご要望があった。

なぜ、そのワインを…って話をすると

「そのワイナリーが山火事にあったから、応援の意味で飲むねん」と。

くー、浪速女の心意気っす!

めっちゃええ!ええ飲み方!である。

こんなん、めっちゃ好きやわ…

と、さっそく注文して私も飲むことに。

オ、オレンジワインかいな…

あんまり得意やないねんけど…

なんだけど、これ、イケます、はい。

で、オーストラリアのローガン・ワインズのワインは

鳥の絵が描かれているワインで、他にもたくさんあって

どのワインもぜんぶ美味しいっす、はい。

っていうか、人を想いながら飲むってのは美味しいもんだ。

新しいチャレンジは人を成長させるものと信じているが

根本的なことができてなくては何の意味もない。

スキルや技術の成長がいくらできたって…

なんやかんやいうても人間力が成長せなアカン。

なのに、俺って…。

「人を想う」

商いでも大切なことである。

2021/11/03

誠にありがとうございます。

9月28日に羽衣店をオープンさせていただいた。

それに伴い、バタバタと…そして、頭の中がひっちゃかめっちゃかで

「ブログの更新」ってのは忘却の遥か彼方へ…申し訳ございません。

最近は、あっちの店舗へ…こっちの店舗へ…と移動の毎日のなか

本当に有難く感じるのは、やっぱり愛すべきおかあさん方々の声である。

「にいちゃん、おめでとうさん」

「にいちゃん、頑張りや!」

「にいちゃん、身体に気ぃつけや」

くー、どんだけ応援してくれんねん…あざーっす!。

このような声を耳にすると

どんだけ疲れてようが、すぐにリセットされる。

もうね、はっきりと断言できる!

うちのお店の何がええって、お客様がええ!である。

新しい店舗ではまだまだ関係性を持てていないが、

たくさんの声に応えていきたいと切に思う。

そして、そして、本店の御陵前店である。

55周年を迎えることに!

これだけ続けさせていただいているのは

すべて愛すべきお客様方々のおかげである。

心より感謝申し上げます。

また、ご協力いただいているお取引様

頑張ってくれているスタッフの皆々様

本当にありがとうございます!である。

いやね、ま、それしか言いようがないんだけど、

ありがとうございます!なんて言葉では足らないの、ほんと。

じゃあ、金銭で…って話になりがちで…っていうか、そうやねん!

そうやねんで、ホントそうなんけど、なんつうの

そりゃね、もちろん、めっちゃ大切なことだからね

当たり前なんだけど、しっかりと応えていきたい。

ただ、お客様もお取引様もスタッフも

全員が喜べる「三方善し」を目指していきたいわけ。

それがね、デフレが凄まじくってマジで難しい…と痛感している。

で、偶然か必然かわからないが、

日本資本主義の父と称される「渋沢栄一」さんが取り上げられ、

新しい一万円札の顔にもなるってんだから。

うーん…「論語」と「算盤」か。

難しいが不可能ではないはず…勉強させていただきます!

なにわともあれ、たくさんの方々からいただいた

お祝いのお言葉に心から感謝申し上げます。

この場をお借りしてお礼申し上げます。

これからも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます

とともに、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

2021/10/25

9月28日(火)オープン!

なかなかの世界観を持っている次男なんだけど、

「今度の中間テストはガチでいくわ」

なんて、別に求めてもいないのにこう宣言する。

身体の一部やな…ってぐらい肌身離さないスマホを

封筒に入れホッチキスで留めて預けるというのだ。

おいおいっ…そんな大きく振りかぶって大丈夫か…である。

ま、結果なんて良かろうが悪かろうがどうだっていい、

自主的にその姿勢をもってくれたことに嬉しく思う。

成長の定義というのは

「昨日できなかったことが今日できること」だと思っている。

なるほど…彼は成長しようとしているわけだ。

父親としてそんな彼に負けてはいられない。

そう、私が代表を務める「日之出屋」が、お取引様を巻き込んで

スタッフ全員で成長させていただくことになった。

9月28日(火) 日之出屋 羽衣店 オープン!

住所・高石市東羽衣1丁目17-23

 

いやー、本当にありがとうございます!

このように成長できる機会をいただけたのは、

お客様はもちろん、たくさんの方々のおかげだと感謝している。

すべては地域の方々の笑顔のために成長し続けてまいります!

っつうことで、ただいま絶賛準備中。

頭のなかはフルスロットルで稼働中。

脳みそ、耳からこぼれてへんか?心配中、チェケラッ…である。

で、その脳みそなんだけど、ドーパミンが出るっつうのだろうか…

気持ちええ!ってなる瞬間がいくつかあって

例えば、子供の頃、意味もわからず使っていた言葉を

大人になったある時、はっと理解した瞬間…

パズルがパチッってはまっていく感覚なのだろうか…気持ちがいい。

小学校の頃、私語が多すぎる私へ奥川先生が業を煮やし

「岩橋君がうるさいから、給食時はサイレント給食にします」と。

「んっ、サイレント?」その時は意味がわからずに私語をすると

なんか大きなサイレンが鳴らされるもんだと思って黙って食べていた。

で、中学校の英語の時間に「えっ、あっ、そういう意味やったんや」

なんて気づいた瞬間、脳からドバッと気持ちええのが出たのを思い出す。

そういったものを店内に用意はできないものか?

うーん、では、うちの野菜・果物について案内させていただくとする。

日之出屋は八百屋あがりで野菜果物の選定にはえぐいこだわりがある。

今が一番美味しい産地にとどまらず、生産者指定まで。

よく耳にする「厳選」といったレベルではなく、

厳選のもう一個上のレベル…選び抜いているんです、はい。

ポスターにてご案内…わかっていただけましたか。

あー、あー、そういうこと!

脳みそから気持ちええのが出て

笑顔になっていただければ幸いです。

2021/09/14

パラリンピック。

今まで注目してこなかったのが申し訳ないぐらい

あのですね、パラリンピックは本当に感動した。

年齢のせいなのだろうか…ずーーっと涙がちょちょぎれていた。

でね、そこに至るまでの経緯なんか知るとだ、もうね…くー…

スゲー、スゲーよ、ほんとスゲーよ!全員、金メダルや~!なの。

勇気とか感動とか言葉で表現できないもんまでたくさんもらった。

お疲れさまでした!そして、ありがとうございました!である。

また、日本の良き文化にも注目が集まった大会だったのではないだろうか。

「礼節」「おもてなし」「和食」など世界にも誇れる文化に触れ、

コロナ禍でどんよりした世の中に光が差したような…うーん、よかった。

さて、その日本の文化といえば…の中に、「恥の文化」ってのがある。

ただ、今や、その文化が薄なってるっつうか、それでは抑止できずに

「罪の文化」の方が悪いことが減るんちゅうん…そんな感じになってきた。

武士道を重んじている私としては、ま、極端は極端なんだけど、

生きて恥を受けるよりはむしろ死を選ぶ…っていう姿勢でね

せめて息子たちにはその精神を大事にしてほしいなって思ってたわけ。

じゃあ、なんと、自他ともに認めるへなちょこの次男が実践しているのだ。

先日、「アカン…お腹が痛い…」と訴えかけるようなつぶやきが聞こえる。

彼は、3歳の頃かな、腸が詰まって入院したこともあり、不安がよぎる。

「えっ、大丈夫か、おいっ?病院行ってこいよ」

「いらん…そこまでやない…」

「じゃあ、浣腸せえや、浣腸。楽になるで、買うてきたろか?」

「そんな恥ずかしいこと、できるか」と。

恥ずかしい?いや、なんでやねん、誰も見せぇ言うてへんやんけ…である。

また、あまりの暑さから彼がバリバリと氷を食べてた時のこと。

スルッと喉に詰まらせたみたいで、ひとり慌ててるのを発見し、駆け寄る。

「おいっ、おいっ、どないしてん!詰まったんか?」

ドンドンドンッと背中を叩き、なんとか事なきを得る。

「おまえ、詰まったんやったら、助けを呼ばんかい!めっちゃ焦るわ…」

「氷が詰まったなんか、恥ずかしくて言えるか」と。

恥ずかしい?いや、なんでやねん、死んでまうやないかい…である。

アカンよ、絶対アカンよ、ちゃんと助けを求めてくれよ!なんだけど、

一方では、おっ、武士道やな…死を選ぶか…なんて、どこか嬉しく思う。

で、昨日、ワクチン接種のことで話を聞くと

「俺、受けへんで」という。

「なんでなん?受けた方がええんちゃうん。後遺症が気になるんか?

えっ、なんや、まさかやけど、恥ずかしいとか言うんちゃうやろな」

「痛いんやろ」と。

いや、なんでやねん、注射が嫌や!とかは恥ずかしないんかい…である。

次男よ、信念がブレブレや…たいがいブレとるぞ。

なんちゅうの、一本ビシッと芯の通ったこと言うてくれよ。

そう、パラリンピックに出場されていた選手のように。

あの人達はみんな素晴らしかった。

私も含め、見習わなければならない…。

2021/09/07

必然。

時間は作らなきゃ…って思いながらも

しっかりと時間に追われている毎日でやっとこさの更新…である。

で、時間に追われている追われていないとか関係なく、

ワクチン接種へ行かなければ…なのだ。

ファイザー?モデルナ?なんて意見が飛び交うなか、

私はどっちでもええから、妻へ丸投げして決めてもらった。

考えた結果、モデルナにしようと思うねんと。

ええよ、ええよ、何でもええよ…と快諾。

いろいろと準備してもらって月曜日に仲良くぷちゅっとやってきた。

おーなるほど、腕がだるいっていうか、なんか違和感あるなぁ…あれっ?

まさか…俺、コブラかも…左手がサイコガンに…なんて、はしゃいでいる私。

そして、今日、そんな能天気な私へ妻からのライン。

「異物混入やって…」と。

自分の打ったモデルナの番号とニュースで発表される番号を

ドキドキしながら照らし合わしたのであろう。

それは、宝くじの番号を確認するのと似ている。

「えっ、えっ、うそっ、うそっ、当たったー!」らしい…。

ま、宝くじではないんだけど、ドンピシャだそうだ、ドンピシャ!

私たちの打ったモデルナがそうなんだという。

で、まあ、そのラインを見た瞬間、なんとなくね

「おっしゃああああああ!」的な感覚になる。

いやね、私はこの業界に入って20年かそこらになる。

その間に髪の毛であったり、ビニールの切れ端であったり

「異物混入」っていうクレームに何度か立ち会ってきたわけ。

その度に、本当に申し訳ない…再発防止を徹底しなきゃ…

と、猛省するんだけど…うーん、一度ではない、何度かあるのだ。

いまだに「はあぁぁ…悪いことしたぁ…」って思い出す案件もあるぐらい。

そんな私へ「モデルナ」を神さんが用意してくれたと思っている。

凄い偶然のように思えるんだけど、これは偶然ではなく、必然なのだ。

まず、お客様の立場に立たせてくれた。

今までの「異物混入」を無かったことにしたいわけではないが、

まあ、その、お客様の気持ちになれたっつうか…、なんかね、

なんとなく申し訳ないっていう心が緩和されたように感じたのだ。

神さんが「お客様の気持ちを体感せぇ!」と。

そうか…なんか痛いなぁ思てたけど、お客様の声やったんか…である。

そして、気を引き締めろよ!と。

今、新しいステージに立つために準備を進めている。

店舗が増えることによって、「異物混入」っていう可能性が増える。

もちろん、そんなことはあってはならないことで

再発防止を徹底はしているのだが、本当にそうか…なのだ。

車の運転も慣れてきた時が危ないっていう。

今一度ふんどしを締め直して仕事に向か合わなければならない。

そうなんでしょ、神さん?である。

うーん、最近ではある銀行のシステムエラーが問題になってたりと

企業のあり方が問われているように思う。

新しいことをするからって、ずっと前や上だけ見るのではなく、

しっかりと足元を見つめ直す良い機会にしたい。

神さん、ありがとうございます!である。

2021/08/26

落ち着け!

東京オリンピックでは手に汗握る激戦が繰り広げられていて

思わず「おっしゃあ!」なんてテレビに向かって雄叫びをあげている。

そうでなくても、感染者が出まくっているのに

もし観客を入れて開催されていたら…「おっしゃあ!」とか

我慢できずに叫びまくってまうわけでしょ…うーん…

選手の方々には頑張っていただき、思いっきりエールを送りたいが、

どうにか感染拡大が広がらない様に祈るばかりである。

さて、世界レベルのスキルをもった選手へエールを送るといえば、

技術面のアドバイスなんてできるわけもなく、

特にサッカーやバスケのような時間の限りのあるスポーツでは

「リラックス!」とか「落ち着いて!」みたいなね

メンタル面に訴えかけるやつなわけ…えらそうに…。

いやね、一流の選手の立場からしたら、

お前に言われんでもわかっとるわ!なんだろうけど…

仙道ばりの顔までしてね、言っちゃってるわけ…。

これは私自身が選手の時にもよく目にしたポーズである。

試合中に監督の方を見ると、だいたい両手で抑え込むような…。

そう、長い棒でうどんを打っているおなじみのポーズ。

で、まあ、そのポーズを見て、「う、うどん…?」とはならずに

大きく息をすって吐き出し、心を落ち着かせたものだ。

試合中は、アドレナリンもハンパな量ではなくて

興奮しちゃってるから「落ち着く」って行為は

勝敗を左右するぐらい大切なことではないかと思う。

では、日常ではどうだろう…。

仕事なんてのも、忙しいときなんかは慌てたりして

ミスが増えるし、「落ち着く」ってのはめっちゃ大切である。

それを今日びっくりするぐらい痛感した。

ある仕事のため、堺税務署へ向かう。

その後、別件で泉大津へ行かなければならない、しかもマッハで。

小走りで駐車場へ向かい、料金を支払おうとすると

こんな時に限って千円札が見当たらない…。

あたりを見回すとファミリーマートがあったので飛び込む。

一万円札でお茶1本はなんか…なんて思いながらレジへ向かうと

レジ前に「ファミチキ…」のパンが並べられてるのが目に入る。

食事をする時間もないし、ファミチキ食べたことないし、

おっしゃ!ってお茶とそれを買って泉大津へGO!だ。

信号待ちでパンに手が伸びる。

あれっ?慌てててさっきは感じなかったけど、軽ないか…

んっ?落ち着いてラベルを見るとスゲー違和感が…

「ファミチキバンズ」と…

いや、パンだけかーーーーーーーーーい!

はさんでくれてんのとちゃうんかーーーーーーーーい!

店員さんもさ、「いっしょにファミチキもどうですか?」

って言うてくれへんのかーーーーーーーーーい!

いやいや…、相当慌ててたから言えなかったのだろう…ごめん。

もうね、「落ち着け、俺!」である。

とりあえず、落ち着きましょう。

2021/08/05

11周年。

なんやかんやといろいろあったが、オリンピックが開催された。

選手たちの顔を映像で見ると、ホント開催できてよかったわ…である。

金メダリストのインタビューでは「たくさんの人のおかげ」などの声を聞く。

もちろん、選手の血のにじむ努力があってこそではあるが、

多くのサポートがないと成し遂げられないと強く感じるのであろう。

それについては、私も、まさに今!思いっきり体感している。

金メダルとかではないが、堺駅南口店が11周年を迎える。

これは、我々スタッフが努力さえすればいいってもんではなくって

愛すべきおかあさん方々のご愛顧の賜物でもありますし、

お取引様の協力がないと、この日はやってこない。

皆々様、心より御礼申し上げます。ありがとうございます!!!

昨年、10周年の時に成長する1年にしようと誓った。

ただ、振り返れば、コロナ禍で もがきにもがいた一年だったように思う。

で、まあ、ようやくですね、新しいステージへ挑戦できる状況となった。

これもまた、たくさんの方々のおかげなので本当に有難く感じている。

で、まあ、その、このままでいいんじゃね…って考え方もあるのね、一方で。

だって、新しいことへの挑戦は、

エネルギーめっちゃ使うし、失敗の恐れもあるし…。

だけど、それだと成長できないので、やっぱ挑戦したい。

成長しようとしないと、なんつうの、チンパンジーのままっつうか…。

いやね、人類の歴史の中でむっちゃ昔、数十万年前とか

全員が4足歩行の時に、そのうちの何人かが

あれっ、2足歩行ええかも?ってやりだして、かぶってる時があったはずで…

「えっ、なに、おまえ、どないしたん?2本足で立ってるやん」

「あっ、うん、なんか、こっちの方がええような気がして…」

「なんでやねん!このままでええやん。しんどいやろ、2本足は?」

「ちょっと疲れるかな…。せやけど、前足?自由に使えるねんで」

「いらん、いらん!このままでええねんって…アホちゃうん」

なんてね、そんな議論があったかどうかは知らないが、

成長しようとする方だけが、人間になったような気がするのだ。

それだけではない。

成長しようとすると、えらいもんで世界が広がる。

今回も、たくさんの素晴らしいご縁をいただけた。

人と人との縁ってのは、なんでこんなに奇なるものかと思えてならない。

その縁からまた次の縁に結びつき、縁の輪が広がるってんだから

うーん…人生はおもしろい。

これもすべては堺駅南口店への挑戦がなければ得られなかったのだ。

こうして11周年を迎えることができて

たくさんのご縁に本当に感謝している。

報いるためにも、さらなる成長は絶対なのだ。

成長の定義ってのは、昨日できなかったことが今日できること。

昨年できなかったことが今年できること…なんて思っている。

秋には、昨年できなかったことができるようになっているはず。

成長して、さらにさらにお客様へ喜んでいただけることを誓う。

これからも変わらぬご愛顧を賜りますよう

どうぞよろしくお願い申し上げます。

2021/07/26

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