たけのこ。

ふと、気がついた。

今年は、たけのこを食べていない。

毎日、毎日、嫌と言うぐらい売り場で見ていたのに・・・。

その「たけのこ」もだんだんと販売終了に近づいている。

「竹の子」ではなく、「竹」になってしまうからだ。

ある程度のものなら何でも手に入る時代だからこそ、こういうのは大切にしたい。

息子にもしっかりと伝えていかなければと思う。

春の晴れた日には、「たけのこ」を食べる。

子供の日には、「柏餅」を食べる。

誕生日などのビッグイベントには、「ババロア」を食べる。

 ※子供の頃、母親がよく作ってくれた特製ババロア

とにかく、与えすぎには注意をしていきたい。

なんでもない日に「ババロア」を与えないと言うことだ。

話が少しそれたが、

そういうことなので「たけのこご飯」を作ってください。

なあ、息子よ。

2006-04-25

日本語。

雨上がりのすがすがしい休日の朝。

「散歩にでも行こう」と、彼を誘って出かけた。

「目が離されへんやろ。」

よく皆に言われるが、まさにそうだ。

走る。走る。止まっては水溜りに足を入れ、また走る。

映画「フォレスト・ガンプ」の主人公に負けず劣らずの走りっぷり。

底なしのスタミナに関心していると、急に立ち止まり、指をさしてなにかしゃべっている。

「わんわん。わんわん」

おっ、日本語だ。

「いつの間に・・・」

犬の方も驚いた様子。

家に帰って妻にその感動を伝えると、「そうやで」と一言。

電車は「がったんごっとん」。あひるは「ガーガー」など、レパートリーがあるらしい。

驚いたのは、それだけではない。

トイレをしていると、「どこ?どこ?」と完璧な発音で私を探している。

驚かしてやろうと静かにドアを開けると

「やっと見つけた」の顔で

「おった?」って・・・。

関西弁もしゃべんのか。

もっときれいな関西弁を使うように。

「いてはりました?」とか、あるやろ。

2006-04-23

清水の舞台。

本日の私の「愛すべきおかあさん(お客様)」を紹介いたします。

ここ数日、海産物の高騰が続いている。

「海に魚がいてへん!」と漁師さんが嘆いているらしい。

申し訳ないが、そうなると当然ある商品に限っては少し普段より割高になってしまう。

漁師さん同様、おかあさんも嘆いている。

「お?、ええ値しとるな?」

「すんません。ちょっと魚たちがどっか行ってしもたらしいんです」

普段から魚が大好きなおかあさんだ。

「しゃあないな?。清水の舞台から飛び降りたと思って買うわ」

日之出屋は、そんなに度胸が必要な売り場づくりをしているのか?

胸がしめつけられる思いだ。

「もうしばらくお待ちください。魚たちが帰ってきたら、ご満足いただける価格で・・・」

「よっしゃ。清水の舞台から飛び降りたと思って値決めしてや」

そんなにポンポン飛び降りる舞台ではないと思うのだが・・・。

承知いたしました。

頻繁には飛び降りませんが、土俵際いっぱいの価格にてご奉仕いたします。

そして、もっと気楽に買い物ができる売り場をつくります。

お買い上げ、ありがとうございます。

2006-04-19

朝食。

昨日は私の友人の結婚式2次会に出席させていただいた。

少々飲みすぎた上に就寝時間も遅くなってしまった。

そんなことは早寝早起きが趣味の彼には全く関係のない話。

「パパ。パパ。パパパ。パ・・・」

「パ」が一回多い彼の呼び声が朝早くから聞こえてくる。

笑顔満開の彼は早速のフルテンション。

早起きは「三文の得」というが、

今日の私にはそんな値打ちが到底あるとは思えない。

どちらかというと「二束三文」ぐらいのものだ。

しかし、朝食の大切さを伝えなければいけない。

体にムチを打ち、共に朝食をとる。

冷たいコーンフレークが五臓六腑にしみわたっていく。

その勢いで近所の公園にでかけた。

いい感じに桜が散っている。

「桜」にちなんだ歌をうそのように何曲も口ずさんでいる。

やはり、朝食が脳を活性化させている。

朝食の大切さだけが伝わればいいが、

音痴まで伝わっていると困る。

2006-04-16

関西弁講座「さいぜん」

新聞を読んでいると「教育基本法改正案に大筋合意」とある。

「愛国心」の表現として「わが国と郷土を愛する・・・」と書かれている。

やはり、関西弁はきっちり残していかなければならない。

今日もある講師が、売り場で探し物をしている。

「にいちゃん、さいぜんまでここに置いてあった買物カゴ知らんか?

せんど探してんけどな?。どこ行ったんや」

今回は、「聞くことはあるが、あまり使わない」の巻だ。

「しゃっぽん」のようにトンチンカンなものではなく、

漢字にすると「最前」、「千度」となんとなく意味もわかる。

「最も前」に「千度(たくさん)」の関西風アレンジであろう。

そして、ひとりでに移動するわけがないカゴもすぐに見つかった。

「これとちがいますか?」

「それや!それ。にいちゃん、かんにんやで?」

かんにんもよっぽどのことがない限り使わない。

息子がしゃべるようになったら使ってくれるだろうか。

「おとうちゃん、かんにん」

ん?、なんか昭和のイメージが強いような・・・。

かんにん適齢期になってからやな。

講師、ありがとうございました。

2006-04-13

彼のいない生活。

妻と息子が妻の実家に帰っている。

別に喧嘩をして「実家に帰らせていただきます」的な帰り方ではない。

息子中心の生活から少し開放されて

たまにはゆっくりと時間を過ごすいい機会である。

息子にとってもおじいちゃん・おばあちゃん孝行として、はりきってもらいたい。

残された私だが、非常にさみしい。

少しの音で目を覚ましてしまう夢見心地の彼だけの為に行う

「ドアはそ?と閉める」を習慣でやってしまう。

彼がいないにもかかわらずだ。

テレビを見ていても無造作に転がっている

おもちゃが気になって仕方がない。

仕事が終わり、家に帰ってから特に遊ぶわけでもなく

寝顔を見るくらいのものだが、いるのといないのとは全然違う。

卵かけご飯を食べるのに「おたまはん」があるのとないのと同じぐらいだ。

ん?、小さい体をしてすごく大きな存在だ。

さて、妻なのだが、結婚している男性なら誰もが思うことであろう。

洗濯物、晩飯、部屋の整理整頓などなど。

いなくなると妻の大切さが身にしみる。

「怒られない保険」のため、最後に付け加えておく。

「それだけの理由ですか?」

と聞かれ、保険の意味がないのはわかっているが・・・。

2006-04-11

おたまはん。

「そうそうそう、この前けんちゃん(息子の友人)のおかあさんが

店に来てくれてんで。わかった?」

会ったことがないのにわかるはずがない。

かるがもクラブ会長なのに挨拶できず、申し訳ない。

「ほんでな、おたまはんを買おうと思ってたらしいねんけど

どこに置いてあるかわからんかってんて」

重ねて申し訳ない。

あのかるがもweb掲示板でとりあげられた”おたまはん”。

食育の師匠のふるさと「島根県」から届けられる”おたまはん”。

日本の伝統料理ともいえる「卵かけご飯」専用の”おたまはん”。

少し甘めの関西人泣かせな”おたまはん”。

ぜひともお試しいただきたかった。

※冷凍食品の上の棚に品揃えいたしております。

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※写真の上に見える「かまた醤油」もむちゃうまいっす。

けんちゃん、そして、息子よ。

”おたまはん”は無添加で子供にも安心な逸品だ。

だから、初めて”おたまはん”を口にする日はそう遠くはないだろう。

腰ぬかすなよ。

2006-04-07

かしわ。

本日の私の「愛すべきおかあさん(お客様)」を紹介いたします。

今回は、愛すべきレベル4のトップクラスのおかあさん。

おかあさんが売り場で私に質問を投げかけた。

「にいちゃん。パンの袋に”ツナがたっぷり”と書いてあるけど、ツナって何や?」

なんとも微笑ましい質問だ。

「シーチキンのことですわ」

「あ?そうか。かしわのことか」

もちろん違う。

「シー」の部分を完全に無視されている。

「チキンやからね。でも、ちょっと違います。マグロとかカツオをね・・・」

と説明しようとすると

「あ?もう説明せんでええ。

ややこしいからメロンパンにするわ。おおきにな、にいちゃん」

もう少しで「どないやねん」を言うところだった。

危ない。危ない。

ややこしくしませんから、説明を聞いていただいた上で

ツナ入りのパンに挑戦してください。おいしいですよ。

とにかく、メロンパンお買い上げありがとうございます。

2006-04-06

雨にも負けず、風邪にも負けず。

仕事や付き合いを無事に終え、待ちに待った子供との時間。

「今日は休みだ」と意気揚々に2人の時間を楽しむはずが・・・。

外は雨。

おまけに息子は熱っぽい。

ん?仕方がない。家の中で、できる限りの遊びをすることに。

おいかけっこにボール投げ。

絵本を読んだら、今度は積み木を積み上げる。

「今日は1日よく遊んだな?」と

2人の顔は、やり遂げた男の顔。

しかし、時計を見るとそれほど針が進んでいない。

あれ?

家が大阪城ぐらいの家ならそうかもしれないが、マンションの小さな一室。

熱っぽい彼と寝不足の私。

その上、2人の言葉のキャッチボールは成立しない。

まずい。

あれほど楽しみにしていたはずなのにすることが無くなった。

彼には申し訳ないが、力をふりしぼって

ふりだしのおいかけっこからのリスタート。

子供漬けの一日で良いのは良いのだが・・・。

神様。彼のためにも次回の休日は、ぜひ「晴れ」をお願いします。

2006-04-04

関西弁講座「しゃっぽん」

仕事の話をしていると、たくさんの横文字が頻繁に使われる。

このままでは英語の社会になるのでは?と思うほどだ。

表現豊かなすばらしい日本語(関西弁も)を一から勉強しなくては・・・。

ちょうどいい具合に講師が買い物に来られた。

風の強い日。

自転車の整理をしていた私の帽子が、なにかの拍子に風で飛ばされた。

すると、後方から講師の声が聞こえてきた。

「にいちゃん、しゃっぽん落ちたで。」

まさかとは思ったが、「しゃっぽん」とは「帽子」のことだそうだ。

周りを見回しても落ちたのが「帽子」だけだったので理解できたが、

「しゃっぽん」単独で言われると当然わからない。

どこで誰が言いだしたのだろう?

そして、「それがいい!」と決定したまわりの人間のセンスも疑われる。

だが、「ぽん」のあたりは関西ぽくって良い。

息子にも使うことにする。

「今日は暑いから、しゃっぽんかぶっていけよ」

こんな感じだろう。

講師、ありがとうございました。

2006-04-01

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  1. ヤッホー!もとちゃん…こんなのでも良いですか? より

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