近所の犬や猫へ異常なほどに興味を示す彼。
これほどの動物好きは、ムツゴロウさんか彼ぐらいなのでは?と思うほどだ。
「また、あいつが来たぜ。うんざりだよ」
と、町の動物たちには相当嫌われているだろうと思う。
そんな彼を連れて、天王寺動物園へ遊びに出かけた。
絵本でしか見たこともない動物を「生」で見るのだから
気に入ってもらえると思っていたのだが・・・。
象やキリンを見ても、顔の表情にまったく何の変化も見えず。
でかすぎて言葉を失ったのか?
いや、あの顔は興味の無い顔のひとつだ。
笑顔がこぼれたのは、鹿や羊に餌をやるときだけにとどまった。
彼にはまだ動物園は早過ぎたのだろう。
サバンナ系の象やキリンクラスは、やはりレベルが高すぎた。
町の犬さんや猫さん、そして、鳩さんやスズメさん。
申し訳ないが、「動物とは何か?」から教えてあげてください。
2006-03-13
本日は私の「愛すべきおとうさん(お客様)」を紹介いたします。
旬のものはシーズンを過ぎれば、売り場から消えていく。
海産物の「なまこ」もそのひとつだ。
コリコリとした歯ごたえがたまらない「なまこ」。
その「なまこ」が好きで好きで仕方のないおとうさんの話をしたい。
当店にて初入荷の日。
どなたから情報を手に入れたのかわからないのだが、
初入荷と共に来店される。
そして、毎日来店されて「なまこ」をお買い上げになり、
入荷がなくなってくるとピタッと来店されなくなる。
気になる。
なぜ、「なまこ」の時だけなのだろうか?
「なまこ」の無いときは、どのようにお過ごしなのか?
「なまこ」以外のものは、何が好みなのだろうか?
まさか、なまこ王国の方なのでは・・・?
う?ん、謎だ。
なんにせよ、来年がまた楽しみである。
できれば、普段のお買い物も是非いらしてくださいね。
お買い上げ、ありがとうございました。
2006-03-08
最近、いっしょに公園で遊べるようになった。
すべり台やブランコ、はたまたシーソーで親子水入らずだ。
かなり楽しんだにもかかわらず無料というシステム。
すばらしい!
「公園、最高」と気分が良かったのか、
家に帰って無謀にもうがいを試みた。
もしかしたら、できるかも・・・?
おまえならできる、と親バカ。
できるはずがない。思いむなしく、一気に飲み干した。
水分を渇望していたのであろう。
しかし、そのチャレンジが命取りになるとは思いもよらなかった。
彼を止めれなくなった。
水道の水、風呂の水、シャワーの水など水という水を飲みまくる。
常に渇いているんだろうか?
カッパ君、おなかをこわさないように。
2006-03-02
以前「ちん」の講座を掲載しましたが、
いろいろな方から「ちん」について情報をいただいた。
やはり、駄賃からきているそうだ。
「おやつ」という意味も含まれるが、
駄賃という意味で使うのが主流という。
そして、一連の流れがあるらしい。
たとえば、大人が子供(男の子)にお使いを頼むとする。
そのお使いのお駄賃を渡すときに
「ぼん、ご苦労はん。これ、ちんな。おおきに、はばかりさん」
と、はばかりさんまでがセットになっているんだそうだ。
「はばかりさん」?わけがわからない。
子供ながら「おおきに、はばかりさん」を言われると
なにか大きな仕事を終えたような気がしてうれしかった
と、ふるき良き関西を思いだしていただいた。
これは使いごたえのある関西弁と思い、早速使ってみた。
ゴミ箱にゴミを捨てに行った息子に言ってみた。
はにかんだ。
お?、なんとなく伝わったみたいだ。
2006-02-27
本日の私の「愛すべきおかあさん(お客様)」を紹介いたします。
おかあさんの代理でおとうさんが来店されました。
「にいちゃん。これ、どこにあるんや?」
メモには夕食に並ぶと思われる食材が書かれている。
「うちのおかあちゃんな?、ダウンしてもての?。今日は、わしが当番なんや」
当番というよりもメモ通りの買い物をする係りという方が、適当なように思う。
どれどれ。
メモには、白菜1/4 鯖片身 うどん2玉・・・などなど。
ん?
やはり、私の愛すべきおかあさんであった。
メモの一番下には、
「日之出屋で買うこと」と書かれている。
うれしい限りだ。
おとうさん、おかあさんの指示に忠実に従っていただいて感謝してます。
よき伴侶に出会えましたね。お似合いですよ。
おかあさん、早く元気にご来店されるのを心よりお待ちしてます。
お買い上げ、ありがとうございます。
2006-02-22
事件は、あるレストランの駐車場で起こった。
食事を済ませ、清算を妻に頼み、息子と駐車場へ向かう。
息子をチャイルドシートに乗せ、シートベルトをつけていると
持病の腰が痛み、胸のベルトだけをしめるのが精一杯。
後は妻にしてもらおうと、いったんドアを閉め運転席に向かった。
その時、
「ガチャ」
と、ドアがロックされる音。
息子に鍵を持たせ、遊ばせていたのが仇となった。
遠くからでも鍵の開閉ができるリモコンをわざわざ車内で使わなくても・・・。
「どうしよう?」
とアタフタしていると車内の息子にも伝わったのか、ゴソゴソ動き出し、
今度は中途半端にとめたシートベルトが仇となる。
胸のところでひっかかり、息子が宙ぶらりんに・・・。
「えらいこっちゃ?」
真っ青になって、レストランへ駆け込み、
「カナヅチありませんか?」
と、結果がこれ↓。
ブログで書ける程度で済んだからよかったものの・・・。
便利なものほど、細心の注意が必要である。
こんこんと妻に叱られる一日であった。
2006-02-19
普段は、なかなか会えないので
妻からその日にあった息子の出来事を聞いたりする。
大抵は、仕事の疲れが吹っ飛ぶほんわかニュースや爆笑ニュースなのだが、
今日に限っては少し残念なニュース。
「しんちゃん(よく話題に登場する彼の友人)のお菓子横取り事件」。
ひとりじめしようとするらしい。
ちやほやし過ぎるのが、原因なのでは?と妻。
確かに・・・。
なにか少し変わった事をするだけで
おおばあちゃんをはじめとする家族全員がスタンディングオベレーション。
これはいかん。
兄弟や子供同士の中で学ぶことが多いと聞く。
しんちゃん、早くしゃべれるようになって怒ったってな。
「おまえ、せこいねん」って。
2006-02-16
本日の私の「愛すべきおかあさん(お客様)」を紹介いたします。
おかあさんは、なにか「ひとり言」をつぶやきながら来店されました。
「え?エッセンシャル、エッセンシャル・・・」と。
買い忘れ防止策であろう。
ただ、まったく違う方向へ一目散に向かっている。
日用品売り場へ案内をしなければ!
お声をかけようとしたその瞬間、
「あった、あった」
と、おかあさんが商品を手に取る。
「ん?」
おかあさんが、お探しになられた商品は
「シャウエッセン!」
惜しい。
エッセン違いでしたね。
おかあさん、いい音鳴らしておいしくいただいてください。
お買い上げありがとうございます。
2006-02-14
今日の夕食は、久しぶりに外食をすることに。
しかも、ちょいとおしゃれなイタリア料理のお店へ。
かっこいい外観。
おしゃれなテーブル。
テーブルの真ん中にはキャンドルも用意されている。
「こちらがメニューでございます」
と、背筋をシャンとしたウェイターがやってくる。
なんか、いい気分だ。
しかし、まだまだハナタレ小僧には早すぎる。
落ち着きが全くなく、そこらじゅうの人に
「バイバイ」をしっぱなし。
しかも、そこそこの料理なのに
パンばかりを食べる始末。
ムードもへったくれもない様子だ。
そんな彼も、いつかはかっこつけて
おしゃれなお店に女の子を誘う日が来るんだろうな?。
鼻水だけには注意をしてほしい。
2006-02-12
使われなくなってきている関西弁が多いのでは?
と、最近感じることが多い。
堺に生まれ育ったものとしては、なんとなく寂しいものだ。
そこで、関西弁講座のコーナーをいただき、
しっかりと子供たちに伝えたいと思う。
講師は、もちろん日之出屋で買い物されているお客様。
今日もある講師がおっしゃいました。
「にいちゃん。焼きししゃもは、どこにあるんや」
「こちらです」
「おおきに。これな?、ちんにちょうどええねん」
「・・・ちんて何ですの?」
「ちんはちんやないか!」
「ちん」とはおやつのことだそうだ。
お駄賃の省略系なのかな?
しかし、焼きししゃもはおやつになりえるのか?
講師、ありがとうございました。
2006-02-08