「好きなものしか食べない子供たち」
というテーマについての番組を見た。
かなり深刻な問題になりつつあるらしく、
いろいろなアンケート結果に度肝を抜かれた。
「20年前に比べて肥満の子供が…」「糖尿病の子供が…」などなど。
ちょっとしたホラー映画よりもよっぽど怖い。
1歳9ヶ月の息子も結構好きなものしか食べない傾向にあるよう気もする。
緑色をするものには手をつけようとしない。
※野菜とわからないようにして食べさせているそうだが…。
実際、私が子供のときも夕食に「揚げと菜っ葉の炊いたもの」が食卓に並ぶとうんざりした記憶がある。
「最悪や?」などと言ったもんなら
「ほんなら、食べんでええ!そんなんも食べなあかんねやで!」
とぼろかすに怒られたおぞましい記憶だ。
特に家庭で食育を受けている自覚は全くなかったが、
当たり前のことをしていた結果が「食育」であったのでは、と最近思う。
とにかく出来るだけ家族みんなで食卓を囲み、
いろいろな話をする中で「食育」をしていきましょう。
2006-0604
私は、甘いものには目がない超がつくほどの甘党だ。
ババロアに始まり、エクレアなどの洋菓子からけし餅などの和菓子までなんでもこいである。
息子にも腹いっぱい食べさせてあげたいが、
味覚形成の大切な時期でもあり、
別に「食べたい!」と主張しているわけでもないのであまり与えていない。
ただ、「パン」に関しては大好物のようだ。
日之出屋の隣のパン屋さん「ポニー」に自ら向かう。
そして、道端に落ちている小石などを拾い、その小石を店の方に手渡すようにして
「パン。パン」
とパンを要求する。
近所づきあいがあるからといって、むちゃくちゃな事をしている。
店の外から見ていると、なぜか売買が成立しているようにも見える。
そして、笑顔でパンを持って店から出てくる。
「えらいこっちゃ?」
と、あわてて妻がお金を支払いにいく。
「ポニー」さん。ご迷惑をお掛けしています。
ぼちぼち怒ったってください。
「石でモノを買えるのは、ずいぶんと昔の話やぞ」って。
2006-06-01
妻の強い要望により万博記念公園に出かけた。
「太陽の塔」が見たいという芸術家きどりの理由だ。
最近、新聞や雑誌などでも岡本太郎さんが取り上げられている。
以前から妻より話を聞いたり、本を読ませていただいてかなりの影響を受けることに。
じゃまくさがりの私が、このブログを続けられる理由のひとつに
岡本太郎さんの
「三日坊主でもいいじゃないか。その三日間はいつもと違う自分に会えたのだから」
のようなコメントが励みになっている。
しかし、芸術にほとんど縁のない私が、実際「太陽の塔」を見たところで
「でかっ!」
ぐらいのもんだ。
そんな程度の私をほったらかして
妻は息子に「見るんやないねんで。感じるんやで」と無理難題の注文。
意外と伝わったらしく、「お?」と一言。
覚えてもいないと思うが・・・。
家に帰って早速のお絵かき。
確かに「芸術は爆発だ」だ。
ぐちゃぐちゃやないか。
2006-05-28
毎年春になると帰ってくるつばめ達。
いよいよ店の軒下に新居が完成した。

新居完成にピピピ…と2羽のつばめが喜んで話をしている。
「4月から堺市って政令指定都市になったんやって」
「ほんまかいな」
こんな具合であろう。
動物好きの息子にも「つばめ」を紹介した。
近所の犬さんにするのと同じように「おいで、おいで」をしている。
あまい。寄ってくるわけがない。
そんなことで動物が寄ってくるのは「風の谷のナウシカ」ぐらいのもんだ。
つばめさん達。短い期間ですが、息子とも仲良くしたってください。
とにかく、あとは家族が増えるのを待つばかりだ。
ブログにて随時紹介させていただく。
映画化されるかも…。
「つばめ物語」 byかるがもクラブ
なんか、ややこしいなぁ。
2006-05-25
本日の私の「愛すべきおかあさん(お客様)」を紹介いたします。
おかあさんがお惣菜のコーナーにて私に質問を投げかけた。
「にいちゃん、ピザってどこの国の食べ物や?」
なかなかシュールな質問である。
おかあさんにとって味や品質はあとまわしなのだろう。
「イタリアっちゅうところです」
「これ、おいしいんか?」
もちろん、おいしく食べていただくために商品化された逸品だ。
「はい、おいしいですよ」
「ふ?ん。ほんで食べやすいんか?」「温めて食べるんか?」などなど。
どんどん質問があふれ出す。
ずいぶんとピザに興味をお持ちになられた様子。
「よっしゃ。いっぺん試してみよか!」
いろいろ談笑した結果、チャレンジされることに。
「おおきにな、にいちゃん」と商品を手にとられた瞬間。
「あれ。上にのってるのはチーズか?」
「はい。ピザですから」
「ほんなら食べられへんわ。チーズあかんねん」
向いの豆腐屋までこけそうになった。
おかあさんはチーズがダメなんですね。覚えておきます。
仕方がないので、和風ピザ(お好み焼き)を楽しんでください。
ご来店、ありがとうございます。
2006-05-22
昨日、息子の友人たちが企画した「バーべキュー」に参加させていただいた。
実際のところは、子供を通じて知り合ったお母さん連中の
「子供同士の中でわが子をいろいろ学ばせようという粋な親心」と
「子育てによるストレス発散の場」とお見受けした。
お母さん方が着々と準備を進めている中、息子達を観察することに。
私が見る限り、まったく友達関係が成立していない。
「お?久しぶり。元気?」のような挨拶などはもちろんなく、
それぞれ興味のあるものに夢中のごんたれ4人組。
「絵本、テレビ、ミニカー、すべり台…」と集まっている意味があるのかと思うほどだ。
しかも、うちの息子に限っては泣きっぱなしで途中退場の始末。
私が解っていないだけで、彼らは彼らなりに気を使っているのならいいが・・・。
とにかく、これからもいい友達関係を続けっていってもらいたい。
言わずとも、お母さん同士もだ。
かるがもwebを通じて、どんどん情報交換をしていただければ幸いである。
息子よ、みなに感謝せえよ。
今のお前があるのは、みなのおかげやぞ。
2006-05-15
「なぜ、わざわざ少し違う言い方をするのか?しかし、これも関西弁なのかな?」
と、今回はこの辺にスポットライトをあててみたい。
講師が買い物に来られました。
「にいちゃん、おついに入れる魚はどれがええ?」
「これなんかどうですか?」
「ちょっとすけないな?。ごっつぉ作らなあかんからな?」
さすがは講師。
違和感がない。
「おつゆ(お吸い物)」「少ない」「ごちそう」である。
こんな言葉を使う人が少なくなっていくのでは?となんとなく寂しい。
かるがもクラブ会長として、最近は意識して使うようにしている。
先日、友人に「てったいにいく」(手伝いにいく)と使ったところ
「撤退にいく」
と意味的には正反対の受け止め方をされた。
ん?、意識しての段階なので、まだ自分のモノになっていないのであろう。
もっと練習が必要である。
息子はまだしゃべれないが、耳にはしっかりと入っていると思う。
ただ、子供のうちは知っておくだけでいい。
「今日はえらいごっつぉやな?」なんか言い出したら・・・。
おっさんそのものである。
まずは、正式名称(ごちそう)から言うように。
講師、ありがとうございました。
2006-05-09
先日、うつぼ公園に出かけた。
小さい川が流れており、噴水もいい感じのお気に入り公園のひとつである。
芝生の上で裸足になり、息子が走り回っているのを見ていると思わず笑みがこぼれる。
すると、川を見たとたん「行ってええか?」と目をぎらつかせている。
獲物を狙う獅子の目だ。
「あかん、あかん」と止めようとするものなら
「なんでやねん!かるがもクラブちゃうんか!」と言わんばかりの怒りっぷり。
そして、一瞬の隙に川の中央に。
チャンスをモノにする男だ。
あきらめた妻は最初は靴と靴下を脱がし、次はズボンを。
最終的には、まだ5月というのに素っ裸。
止めなかったら、いつまでも水遊びをしているかるがも君だが、
無理やり私の着ていたトレーナーにくるんで連れて帰ることに。
おみやげにと、うつぼ公園のよこちょに甘党の私が推薦するケーキ屋さんに寄る。
お気に入りの理由は実際はそこだ。
「the earth cafe」は今現在、私の中で世界一である。
まだ、「ケーキ」をよくわかっていないかるがも君。
お前にはまだ世界一の味は10年早い。
まずは、堺一ぐらいからのスタートや。
2006-05-07
本日の私の「愛すべきおとうさん(お客様)」を紹介いたします。
おとうさんとは、約2年ぶりの再会。
というのも、たった1人で船を操り、海外などへ旅に行かれるからだ。
年齢は、なんと68歳。
船の名前は「オンリーユー」号。
すさまじく若くて元気なおとうさんだ。
2年前に
「無事に日本へ帰ってきたら、お祝いしましょう」
の約束を思い出し、熱い握手を交わした。
いろいろとお話を伺うと、次は70歳になったらまた出発するらしい。
しかも、現在英会話教室に通っておられて、
11月には、3ヶ月間ニュージーランドへホームステイに。
英語のコミュニケーション能力を身につけ、
船で1年ほどかけてホームステイ先に向かわれるらしい。
「一生青春」の言葉が、ぴったり似合う。
「人生これからって感じですね」と私。
「当たり前やないか。お前も若いねんから、しっかり頑張れよ」
と船長からの激励。
思わず、「アイアイサー」の言葉がでかけた。
船長を含め、買い物に来られるお客様のためにも頑張ります。
また、ご来店されるのを心よりお待ちしています。
お買上、ありがとうございました。
2006-05-03
普段から私の指示通り動かないパソコンが、いよいよ愛想をつかしたのか
まったく微動だにしなくなり、一週間ほど顔も合わせない大喧嘩をしていた。
ようやくその関係も復旧し、本日よりブログの再開である。
うれしいコメントも頂戴し、慣れないブラインドタッチにも力が入る。
昨日は仕事のお休みをいただき、お昼ご飯は私が台所へ。
「男子、厨房に立たず」と変な固定観念を持っている私だが、
自らの意志で料理したのは、時代の流れであろうか?
いや、違う。思い出した。妻の誕生日だ。
「男の料理をごちそうします」と
きれいに林檎もむけないくせに、めずらしく腕をふるった。
男の料理といえば「やきめし」か「焼そば」だろう。
妻の想像以上のものをぶつけてやろうと
キャベツのかわりにチンゲンサイを用い、
ソースも「ウスターと醤油のブレンド」で仕上げるきめ細かいこだわりをのぞかせ、
出来上がった「焼そば」はプロ顔負けの味。
副菜に「アボガドステーキ」をちょいと添えた。

どちらも売り場でお客様に教えていただいたレシピである。
「やるな?」と妻の喜びの声をいただけたのも
息子に男(お父さん)の生き様を見せれたのもお客様のおかげだ。
もうすぐ、母の日である。
お客様、また簡単おいしい男の料理を教えてください。
「母の日も俺に任せたらんかい」と言ってしまったので・・・。
2006/05/01