食とは。
今までに忘れられない食べ物って何やろう?
いくつかある。
義理のお父さんに「娘さんを…」ってやつの時、
なぜか、じゃあ、北新地で飲もう!って話になって
妻からめちゃくちゃ飲むで…と聞いてたもんだから
意味があるのか知らないが、牛乳とか飲んで挑むも
2人で2升ほど飲み、私はベロッベロに酔っぱらう。
店主の「彼氏さん、緊張してはるんかな?」なんてね
私のフォローをしてるのが聞こえてくるんだけど…
いや、おまえが止めぃよ!飲ませ過ぎや!緊張?ちゃうわ!
そんだけ飲んだら、誰かて酔うてまうっちゅうねん!
ってなことを言えるわけもなく、黙ってトイレに駆け込む。
ってか、あれっ、何食べたっけ?
えーっと、他には…あっ、そうそう
アメフトをしてたんだけど、
えげつないジャイアントキリングやっちゃって
試合のあと、みんなで「王将」行って
「イエーイ!イエーイ!」なんて言いながら
食べたあの…その…たぶん、餃子とかだけど…
ってか、あれっ、何食べたっけ?
忘れられない食べ物なのは間違いないが…んっ?である。
つまり、近所でいうと、美々卯のうどんすきとか
かん袋のくるみ餅とか、はっきりとした料理もあるけど、
忘れられない…ってのは、料理うんぬんよりも
(そりゃあ、もちろん、料理が美味しいってのは大前提)
誰とどこでどんな状況で…などという背景の方が
大いに関係しているのではないだろうか。
なぜか?いや、ま、人間だからだろう。
うちの猫なんかは「んなもん、関係あるかい!」
の顔して旨いエサを食べてるが、そう、我々は人間である。
堺市堺区の一人世帯ってのが、35%以上だとかなんとか…。
うえぇ、そ、そんな多いんや…。
これから、もっと増える傾向にあるし…。
そりゃね、ひとりで食べたい時なんか、めちゃめちゃある。
もう、好きにさせてくれ!放っといてくれ!なんて
マナーもへったくれもなく、自由に食べたいものだ。
しかーし、余計なおせっかいかもしれないが、
やっぱり、時にはね、誰かと食事をするっていう空間が
どれほど大切かって社会問題にでもなるんじゃ…
なんてことを危惧したりする、人間だからね、ええ。
うーん、こんなことを長々と綴ったのは他でもない。
先日、忘れられない食べ物がひとつ増えたのだ。
京都・祇園でミシュランがどうとかのお店でご馳走になった。
蛤とか海老芋とかどない炊いたら、こない旨なるん?である。
これは、ひとりで食べても忘れられな…い…いやいや
もちろん、素晴らしい方々とご一緒できて感謝している。
そりゃあね、ひとりでも間違いなく旨いんだけど、
素敵なご縁というスパイスは、何とも言えん味に仕上げるのだ。
それをどうにか提供できないものか…どこで売ってんねやろ?
探してまいります。
2024/11/25
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