まとめ(アイムノットチキン)。

ブレない信念を持って一歩を踏み出せたバンジー旅行。

多くの学びがあったように思う。

旅のお供にと、もしも…があるからなのか、選んだ本が

「DIE WITH ZERO」

人生が豊かになりすぎる究極のルールだそうだ。

時間とお金という限りある資源を、いつ、何に使うか?

まるで世界が永遠に続くかのような感覚で生きてたりする。

50歳にもなると、いや、ちゃうな…と考えるように。

“経験の価値”ってのは、何事にも代えがたい。

しかも、思い出を通じて何度も再体験できる。

人生ってのは、経験の合計なのでは…

一度きりの人生、そう、まさに今、何に投資するのか?

表紙裏に「人生で一番大切なのは、思い出をつくることだ」と。

せやねん、せやねん、人間バンジー塞翁が馬とか言うし、

やりたいことをせずに後悔は…んっ?待てよ、一番大切?

わかる、わかるんだけど、一番っつうと、なんか違和感が…。

ま、お金さえ払えばね、バンジーの経験は誰だってできる。

それでええやん!今の自分に投資して何がアカンの?うーん…

いや、この感覚だけだと自分本位っつうか、なんか違うような。

思い出ってのは、自分ひとりで完結できるものなのか?である。

お金を通じてだけど、陽気なやつらも花屋のお姉さんも

この思い出には欠かせなくって、Wにいたっては、そりゃあもう…

私が「いろいろしてくれて、ほんま、気ぃ使うわ」と言えば

「いらん、いらん、お願いやから、やめて!」とWは言う。

等価交換が当たり前の世界で「気を使う」という返礼さえいらんと。

なんつうの、人間誰しも、未熟で生まれ、成人になるまで、

何かしらの助けをアホみたいに受け取る、じゃないと、死ぬからね。

それは、何万年も前からの話で、そのスタイルは今でも変わらない。

これにはダーウィンもビックリだ。

「えっ、なんで?いや、俺の進化するって理論わい!」と。

他の生物に比べて遅すぎるし、なぜ、今でも?バグってる…。

答えは私みたいなもんが持ってはずもなく、たぶん…

「その方がええやん、人間は」って神さんが決めたのであろう

成人になるまでと綴ったが、いやいや

基本、ずーっと、誰かの助けがないと生きていけない。

ほんで、まあ、お金という文明が生まれたからね

その助けに対して対価を支払う等価交換が主流になり、

「気を使う」もそうだが、返礼しようとする身体になっている。

で、話を戻すが、そんな世の中なのにだ、Wは「いらん」と。

なんやろう、親が子に注ぐ無償の愛のような…

「楽しんでくれたら、それでええねん」っつう祈りみたいな…

今まで誰かからたくさんの恩恵を受け取ってきたわけだから、

返礼とかガン無視して、どうぞ!どうぞ!と言わんばかりに。

Wを含め、旅で関わった方々の姿勢に考えさせられる。

つまり「人生で一番大切なものは、思い出をつくることだ」には

続きがあって、「その前提として関わった方々へ感謝を」かな。

ってことで、関わった方々、本当にありがとうございました。

受け取ったご恩は、祈りを込めてまた誰かへ贈っていこうと思う。

旅っつうのは、「受け取る」「贈る」をめっちゃ体感できるわぁ…

息子達よ、旅にでぇ!旅に…。

2024/07/01

  • Share on Facebook

この記事にコメントする

ブログトップへ

Recent Comments

  1. ヤッホー!もとちゃん…こんなのでも良いですか? より

Archives

Powered by WordPress, WP Theme designed by WSC Project. ログイン