切腹。
子供の頃、自分はそれほど勉強していないくせに、息子たちには
勉強してほしいとかってね、めっちゃ都合のええことを思ってしまうわけで
無理にさせても意味がなく、自発的にどないしたら…とか思うんだけど、
「漫画から入って興味を持ってもらう」的なことをね
スゲー学歴の人が言ってる雑誌かなんかの記事を目にした時、あっ!ってね、
瞬間的になぜか「おーい!竜馬」がええんちゃうん?ってなった。
私が高校生の時に歴史好きの友達から借りて、ちゃんと覚えてはないが…
まあまあ面白かったような記憶がよみがえり、読み直したい!が大きな理由だ。
で、大人買いして「読もうぜ!」って長男にパスするも次男もくっついてきた。
えっ、あれっ、お前も読むの?ま、ええけど、どないしよ…
切腹とか子供とかまで切り倒す描写とか、まあまあえぐいねんけど…しかも、
龍馬も男だからね、4・5巻あたりで思春期を迎えるからエロいんだけど…である。
でね、4・5巻に差し掛かった半ニヤケの次男が、三男坊にこう言うわけ。
「おまえはまだ4巻とか読んだらアカン!」って。
いや、まあ、おまえもな…である。
全部読み終わった頃、次男に感想を聞くと、驚くべき答えが…。
心に残る辞世の句でも覚えてたら素晴らしいんだけど、なんかね、
岡田以蔵が惚れた女性に書いた恋文の
「君がため 惜しくないぜよ この命…」にどうやら引っかかったみたい…。
えっ、そんなとこ?うそやろ…、史実にもないやろうし、流すようなとこやで…
もっとさあ、龍馬が…とか、高杉晋作が…とか、ない?以蔵って…である。
もし、色恋の印象しか残ってないのであれば、確実に私の子であり、私の責任です。
幕末の志士の方々にはホント申し訳ない!
腹を切ってお詫び…なんていう武士の鑑をつらぬきたく
明後日、実際に腹を切らせていただきます。
っていうか、ま、全身麻酔をしてなんだけど、手術の日を迎える。
手術自体も生まれて初めてだし、チョー怖いんだけど、
一泊だけだが夜の病院なんてのも想像しただけでチョー怖い。
坂本龍馬のクモが苦手とまったく同じレベルで私はオバケが大の苦手だ。
手術も一泊もすべてが無事に終わるのを祈るばかりである。
2017/04/25
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