運がよかった…。
テレビでは水の事故など聞いてられないようなニュースが流れる。
夏休みに入ってることだし、小さなお子さんのいらっしゃる方々は
くれぐれも注意していただきたい。
そして、それはうちの子にも例外なくいえることで
つい先日も後頭部から大量の血を流し、わめき散らかしたところである。
小学1年生にもなっていまだ忍者にあこがれ、
お風呂にもストローを持ち込み、すいとんの術のスキルアップに励む彼だが、
どうやらある施設の駐車場でクルッと回り切れなかってゴツンッ…の巻!らしい。
係の方が救急車を呼んでくださったので病院へ迎えにいくことに。
「大丈夫か?」「うん、大丈夫でござる」
いや…、もうええ!もうええ!忍者やめい!だ。
「脳みそ出てなかったって…」と三男坊。
そら、そうやろ…である。
妻は疲れ切ってて三男坊は傷みが残るのかやけにおとなしい。
少し沈黙の後、口火をきったのが次男である。
「あのさ~、こんな時にいうのもなんやけど、ありがとうな…。
救急車に乗れるなんて、こんな貴重な体験できるとは思わんかったわ」
「あ~、ええよ」とあっけらかんの三男坊。
いや、ええよ!やあれへん…である。
「だってや、おかあさん、43年間も生きてきて初めてやで、救急車。
俺、まだ、たったの9歳やで!9歳で乗れるなんて…」
救急車に乗れた興奮冷めない次男がうるさいので黙らすことに。
「あのさ~、こんな時にいうのもなんやけど、43歳とちゃうで…
おかあさん、44歳やで。思いっきり間違えてんで…」
「えっ、あっ、そ、そうか、44歳や。おかあさん、44歳やって…」
見たこともない鋭い笑みの妻を横目に黙り込む次男。
なっ、怖いやろ。おかあさんのいうことを聞いてくださいね!である。
しかし、サバをよんだおかあさんの話ができるのも大事に至らなかったからだ。
運が良かったとしか言いようがない。
運がいい人生を送るには陰徳を重ねないと。
私の人生なにより子供たちには運のいい人生を送って欲しい。
誰も見てないとこでゴミとか拾っとこ…。
とにかく、神さん、おおきに!でございます。
2017/08/07
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