天津飯。
食べ物の好き嫌いってのは誰にだってある。
皆が皆「美味しい!」っつう食べ物なんてあんの?ってぐらい…
とか考えるようになったのは、まあまあ大人になってからだ。
それまでは、カレー嫌いなやつなんておらんやろ!って思ってたし。
で、まあ、その大人になるとだ、好き嫌いの切り口がシャープになる。
メロンソーダ好きやけど、メロン嫌いとか
珈琲ゼリー好きやけど、コーヒーそのものはあんまり…とか
えっ、なんで?口の中どないなってんの?って思うことも結構あるし、
行列ができるお店でめっちゃ並んで食べたけど、「いや、そない…」とか
味そのものでなく、食べる場所やシチュエーションであったり
誰と食べるか、話題性、高いか安いか…など、いろんなことが考えられる。
加えて食べ方にもうるさい。
「中華丼はアカンねん、八宝菜とご飯と別じゃないと無理やわ」
「えっ?じゃあ、カレーは?」「カレーはイケる」「どないやねん!」的な…。
つまり、これだけややこしい好き嫌いがあり、これだけ飽食の世の中で
自分が大好きなものを大好きと同じように言ってくれる人が少なく感じるのだ。
そんななか、今日、うれしいことがあった。
いやね、手前味噌で申し訳ないが、うちの天津飯、マジで旨い!と思ってる。
中華一筋だったスタッフが、餡をいちから作ってくれてるんだけど、
とろみ加減がヤバいの、ちょうどなのね、超ちょうど!
出来立てが旨いなんてのは、なんか当たり前なんだけど、
お惣菜で販売させていただくにあたり、なんつうの…
電子レンジでチンッすることによって絶妙に仕上がる感じなの。
もうね、近所のちょっとしたイザコザぐらいだったら
この餡がしっかりまとめてくれるんとちゃうか!ってぐらい。
で、まあ、私がオーバーに言うもんだからスタッフでさえも
「い、いや、美味しいよ。美味しいけど、そこまで…」な意見もチラホラ。
えっ、なんで?この餡の凄さ、わからんの?とモヤモヤしてるとこへだ!
愛すべきおとうさんが私を呼びつける。
「おいっ、にいちゃん、ちょっと…。今日、天津飯ないんか?」
「うわっ、ごめんなさい!売り切れてしまいました」
「そうか…、遅かったか…。あれな、クセになるわ」
ほらほらほら…でしょ!ねっ、いったでしょ!である。
お話しすると、チンするくだりまでまったく同じなのだ、ピッタンコ。
私が作ったわけやないけど、こんなにうれしいことはない!
まあ、期待値をあげまくると良くないので正直にいうと…
まあ、たぶん、なんてことない天津飯だと思う。
ただ、食べ終わると、んっ、あれっ、また食べたなってるやん…
そんな天津飯である。
一度お試しいただきたい!
ほんまに旨いと思うんやけどな…。
2017/06/23
2017/10/26 木曜日 at 4:39 am
先月、コロッケに感動して書きこませてもらいましたsub会長です
あれから、すっかりお店のファンになってしまい、時間を見つけては、お店に週3くらい行かせてもらっています お店までは片道30分位ですが、近所でつまらないスーパー2つ行くこと考えたらそんなに時間は変わらないだろうからいいやと思いつつ…
なので、シャチョーさんのブログやお店のPOPを参考に、お店のおすすめの商品も随分色々と食べちゃいましたが、どれも凄いなぁと思っています
スーパーのお惣菜を元々食べない(嫌い)で、スーパーで勤務していた時にも、十数年勤務してお世辞にも美味しいなんて思ったのは数度くらいかなかった私なのですが、日の出屋さんのお惣菜はどれも凄くよくできていると思います 一つ一つ言いたいのですが、ここは、天津飯について書かれていましたので… この餡も手作り感が凄くあり、自然な感じで、スーパーの総菜にありがちな尖った(?)濃い、分かりやすい旨さとは異なるこのクセになる絶妙な味♪ 普通、食べ終わった後に明日もこれでいいな!なんて思うことはあまりないのですが、この天津飯だと「アリかも♪」やはり、手作りにこだわってくれていることと、ちゃんと調理の腕がある方が居てるからなのでしょうね♪
スーパーの惣菜なんて………!と言って、カップ麺の方がマシだとか言っていた頑固な私が、日の出屋さんの天津飯を笑顔で絶賛して食べている…と、家で笑われています
これからも、惣菜等、日の出屋さんならではなこだわりを続けてくださいね!