白くま。
子供の時と比べ、今現在の方が「もっと勉強せな!」感がハンパやない。
この感覚は、歳を重なれば重ねるほど想うことなのであろうか?
いや、ホント、つくづく何にも知らんな・・・と反省することが多いのだ。
なので、外に出て勉強する機会が増えているんだけど、
「企業の理念」ってのについてスゲー違和感を感じることがある、最近。
いろいろな会社にいろいろな「理念」ってのがあるけど、
まあ、見事にどれをとっても素晴らしいことを掲げられている。
なのに、業績がスゲーいいのもあれば、悪いのもある。
あれっ?じゃあ、意味ないじゃん!なんて、標準語にもなっちゃうってもんだ。
で、例えば、皆さんご存じ感動のオンパレードの夢の国にも、
もちろん素晴らしい理念があるんだけど、
それを説明するのに感動の逸話とかエピソードの量が凄いのね。
つまり、うちの理念はコレッ!って掲げるよりも
「この前さあ~、こんなことがあったんだけど、
別に意識したわけやなく普通に対応したらさあ、お客さんが感動しちゃって
なんでそんなに喜んでくれるのかな~って思ったんだけど、
あっ、そういえば、それがうちの理念だったね・・・って思った」ってな感じの
ストーリーとかエピソードの方がわかりやすいし、伝わってくるんじゃ・・・
なんてことを、勉強会の休憩時間に
「え~っと、え~っと、うちのエピソードって・・・」って考えてたら
ピピピッ・・・つって携帯電話が鳴った。
なんかのタイミングで私の名刺をお渡ししたことのある
愛すべきおかあさんのうちのひとりからだ。
「にいちゃん、今からあんたとこへアイスを買いに行くけど、”白くま”あるか?」と。
「えっと、ちょっと、すんません、今、外やから確認とって・・・」
「えっ、なんや、店おらんのか?すまんな~、堪忍やで~」
「いや、かまへんよ。すぐかけ直しまっさ」と私。
あっ、あったわ、うちのエピソード・・・である。
そうなんです、愛すべきおかあさんとお呼びさせていただいてる所以でして
このお客様とのえげつない距離感がうちの理念である。
おかあさん、白くまもそうやけど、スイカバーもやろ。
ちゃんと伝えておきましたから・・・。
2013/07/02
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