品格。
先日、うちの担当の営業マンが結婚式をあげるっていうもんだから
電報を打つために場所を聞くと、「えっ?南港?近いやん…」ってなったので
どさくさにまぎれ、あたかも招待されたかの顔してフラワーシャワーだけやってきた。
で、あとは「みなさんで写真とりますね~」っていうもんだから、そこはね、写っといた。
さて、ここまでの経緯はというと、彼は新入社員のときに初めて営業にきたのがうちで
出店のときにも大変お世話になったこともあり、肩書きをかなぐり捨てて
一個人としてお祝いさせていただいたわけだ。
彼とはお引き取り先として利害関係にあるかもしれないけど、
それとこれとは…で、ひとりの人間として向き合いたい。
いやね、お取引様ですよ、だけどね、人は人からしかモノは買えないのである。
で、そのモノなんてのは、世の中に腐るほどいっぱいあるわけで、結局
「誰から買う」とか「どうやって買う」っていったような感情が芽生えて当然、人だから。
そうなると、人としての品格が問われる。
誰も「俺だけ儲かったらええねん!」的な人からは買いたくないだろう。
ビジネスにおいて、すべては「リピーター」で成り立っている。
唯一、そうじゃないのは「ぼったくりBAR」ぐらいのものだ。
長く付き合えば、人柄なんてのもお互いわかってくるはず。
自己の品性向上に努め、その結果、みながハッピーになるお取引を…。
っていうわけで、HAPPY WEDDING!である。
後記
その夜、いつものように寝る時に息子たちへ私の創作物語を話した。
マリオがワリオと崖を登る競争をして、勝った方がピーチ姫と結ばれるって話。
で、途中、クイズ形式を取り入れたわけだ。
「ワリオが上から石を投げてきて、マリオを妨害するんだけど、それに対してマリオは…
①ルール無用で、さらに大きな石を投げ返す男として最低で卑怯で姑息な作戦に出る
②そこはグッとこらえ、男らしく正々堂々と誰が見てもあっぱれな作戦に出る
さあ、どっちやと思う?」と、彼らの品格を試した、願わくば②を…ってね。
もうね、即答。「①!①!①!」と…。
「はは…、いやな、まあそうやねんけど、あれやで、①は最低やねんで…」
「なんでや!ヒュッとかわして、ワリオをやっつけなアカンやん!」
なんて、指はBボタンをエアで押しながら、くってかかってくる。
「そうか…、ゲームか…。いやな、それで勝ってもピーチ姫は喜ぶかって話や」
どうも納得のいかないしぶしぶ感まるだしで「じゃあ、ええよ。②で…」と。
その後、②を選んだことによって、とびっきり素晴らしい結末を用意したんだけど、
完全に100パーふて寝の息子。
う~ん、まだわからんのかな…。
ええ男になってくれよ。
2012/03/10
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2012/3/12 月曜日 at 11:25 pm
あきまへんな~~~(笑)。
ゲームの世界に入り込んじゃってるからな~。
そこから品格学ぶのむずかしくないかな?