自己表現。

仕事というものに対して、何を求めるか?ってことに「自己表現」と記事を読んだ。

今の時代、「個」のアピールがハンパではないのでわからなくもない。

私も「個」ってのを大事にしてるし、尊重してるつもりだが、

「自己表現の場」ってのになると、ちょいと違う。

仕事においては黒子に徹しなければならないことなんてのがほとんどで

それによってお客様の「個」が活かされ、満足されるってのが大半だ。

で、満足されたお客様が「君、ええやん!」なんてことになり、

自己を表現しなかったことが結局「自己表現」になってたりして…、う~ん、である。

いやね、上記のことを「お菓子」を食べてて思った。

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ナッツと醤油が、お互いの特徴を活かしつつ、自己表現しているのだ。

そこにはストーリーがあって、それは…

留学生のカシュー君が醤油屋さんの頑固親父のところへホームステイという設定。

「おいっ、ミスターカシュー!おまえはもっと前に出たらええねん!」

「イヤ…、ソレヲイウナラオヤジサンコソ…」

「じゃかましいわ、青二才が!ワシは昔っから、素材を活かすことに徹してんねや!」

「ダッテ…、オヤジサントデアエタカラ、コンナニオイシクナッテ…、ナノニ…」

「ええねや…。ワシは、大豆とかそら豆とか炊いたり、素材をサポートしてナンボやねん」

「ジャア、ボクモイツカオヤジサンニタイテモラエルノカナ…」

「カシューよ、それはできん!おまえは乾きもんや…。炊いてもうたら、

なんのこっちゃさっぱりわからんようになってまう。個性もへったくれもあらへん。

ただ、その気持ちは忘れるなよ。お互いを想うことで、お互いが活きるんやからな」

「サンキュー…、オヤジサン…」

ってなやりとりがあったかのように、それぞれがでしゃばってなくて

なのに、お互いの特徴が活かされ、むっちゃ旨いのである。

イチゴ大福もたいがいビックリしたけど、こいつもなかなか…。

「自己表現」ってことにおいて、ええ仕事しているのだ。

カシュー君よ、グっジョブ!である。

って食べながら綴っているうちに、無くなってもうた…。

はやっ…。

2012/02/27

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これまでのコメント

  1. らかんのおかん :

    これ、めちゃ気になってましたわ!
    明日、買お!

  2. yumica :

    美味しそう!!ビールにめちゃ合いそう!やけど、
    その寸劇にやられますわ(笑)
    その一袋でこんな寸劇できるんやから、
    息子さんたちが寝しなの小話を喜んで聞いてる姿、が想像できました…(^-^)☆
    カシュー君とおやっさんの小話聞いてもなんのこっちゃ、やけどね。
    今度頂く際には二人のやりとり思い描きながら食べてみることにしよ~~っと。

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  1. ヤッホー!もとちゃん…こんなのでも良いですか? より

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