剣の道2.
果たして”上手な教え方”とは?である。
たぶん、本屋さんなんかにいけば、いろんなHOW TO本があるだろう。
そうなのだ!かなりの人間が「ほんま難しいわ!」と感じているからなのだ。
こちらが一生懸命教えても、受け取る方は様々…。
まあ、まずは信頼されなければならない。
「あの人が言うんなら…」なんて、その信頼が高ければ高いほど
どんな教え方をしても「なるほど!」ってなりよるから、やはり信頼が大事。
もちろん、ハード面では高いスキルや豊富な知識は絶対だ!
で、「あいつは何回言ってもアカン!」であったり
「教え方が悪い!」であったり、相手のせいにするのは良くない。
お互いそこには愛があったかい?情熱は?である。
また、山本さんが言うように「やってみて、いって聞かせて させてみて
褒めてやらねば 人は動かじ」っちゅうように、褒めんとアカンね、褒めんと…。
いやね、冒頭から想いのたけを綴ったのはほかでもない。
昨日、息子と剣道の練習に参加したんだけど、チビッ子たちを教えることになり、
まあ、ビックリするほど教えるのは難しい…と痛感した。
竹刀を握るのが何年ぶりなわけで、思うように体が動かないし…、
「あのな、ハァ、面はな、ハァ、左手で、ハァ、こうやって、オエッ、ちょっと待って…」
話すのと呼吸を同時にできないぐらいヘタっている。
それでも、一応は先輩として「竹刀は左手で!」っちゅうのだけを言い続けた。
いろんな先生から、アレコレ言われたら良くないと思ったからだ。
で、今日の朝、驚いた。
あれだけ昨日「竹刀は左手で!」と基本の基本だけを言い続けたのに
なぜか私の右腕が筋肉痛でピクリとも動いてくれない。
あれれ…?俺ができてへんやん…である。
彼らには、私の侍っぷりはどう映っただろう。
私への信頼なんて底の底であろう。
く~、恥ずかしい…、まだまだ教える立場に至っていない…。
息子よ、頑張ろうぜ!
2011/04/18
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