むちゃくちゃ。
この時期っちゅうのは、忘年会やらでなにかと忙しい。
仕事の疲れに「飲みすぎ」が加わって、家に帰ればバタンキューだ。
で、先日も「あかん!はよ飯食って寝たろ!」なんてヘロヘロになりながら
家の玄関を開けると、無情にも次男が起きてけつかる。
普段ならうれしいのだが、この日ばかりは、ちょいと…である。
ゆっくり夕飯を食べたいのに、
ジーッと顔なんかのぞいてきたりして落ち着かない…。
で、次男が読んでほしいのか一冊の本を持ってきた。
それは年末年始のテレビガイド的な雑誌なのだが、
表紙を飾る人物を指差して「パパ、パパ」と言うのだ。
・・・って、この人、小栗 旬くんやねんけど・・・!である。
いやね、子供と言うのは正直というか、まず「よいしょ」っちゅうものを知らない。
私を喜ばしてクリスマスプレゼントを要求しているわけではないのだ、2歳やし。
つまりだ、ただ単に見分けがつかへんのか?ということになる。
あれっ?疲れていた身体が嘘のように軽なったわ!である。
「そうか、そうか!おまえー、ええ目しとるな!よっしゃあ、絵本読んだろ!」
夕飯をちょちょいと済まし、かわいい次男を抱きかかえ、いざ寝室へ。
「どの本がええねん!持ってこんかい!」と言うと、ある外国の絵本を持ってくる。
まあ、ちょっとね、そんなことをいうもんだからね
旬くんを意識し、なんかね、役者っちゅうかセリフっぽくなるわけだ。
で、読み終わると、次男がなにやら最後のページを自ら開き、
作者の写真を指差してこう切り出す。
「パパ、パパ」と…。
誰がやねん!である。
髭とか生えてへんし、外国の顔してるし、全然ちゃうやないかい!である。
で、隣におる娘さんを自分や!みたいに思てるけど、むちゃくちゃやで!である。
次男よ、旬くんはどこへいってもうたんや?
まあ、ほんでも疲れとれたわ。
ありがとう!である。
2009/12/15
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