同窓会。
つい先日、同窓会が開かれた、千葉で…。
…遠いわ!である。
それも十数年ぶりに…。
「これ逃したら、次いつ会えるかわからへん!」で参加させていただいた。
まあ、しかし、十数年ぶりとあって友人達の七変化に驚かされる。
あのおさげだったあの娘が…、えっ…、おかあさん?
あのおとなしかったあいつが…、えっ…、家業を継いで社長はん?
あの「♪誰にも縛られたくないと?…」と尾崎さんばりに
自由を求め続けていたあいつが…、えっ…、鎖につながれた飼い犬?
「変わらんな?」と「変わったな?」を交互に繰り返し、
ときには「薄なったな?」で、あっという間の楽しい時間に酔いしれた。
やはり、いいもんである。
常にひっついてくる名刺の肩書きを捨てて、
ただただ単純に高校生に戻るのはええ!である。
また他の高校とは違い、同じ屋根の下で3年間みっちり過ごす
地獄の寮生活だった分、その感動もひとしお。
決してオーバーではなく、どこか久しぶりに兄弟と会ったような感じだ。
その兄弟たちと何軒も渡り歩くうちに、1人2人と姿が消えていく。
そりゃあ、そうや!である。
そこそこええおっさんである。
最後の店を出たときなんか、足やら腰やら、なんや痛い。
始発電車に乗り、どないすることもできず、大阪へそのまま強制送還。
千葉の滞在時間はおよそ12時間。
朝の10時ごろ、家の玄関を開けるなり、「はやっ!」と妻。
息子も「えっ、遠くに行ってたんとちゃうん?」と。
息子よ、そうや、千葉や!弾丸トラベルや!
おまえには金銭的な観点からも体力的な観点からも納得でけへんやろ!
それが、同窓会っちゅうもんや!
大きなったら、覚悟決めて参加せえよ。
2008-09-29