つばめ物語ファイナル。

”つばめ”到来で「ブログも3年目になるな?」とふと思った。

一昨年、昨年と綴った「つばめ物語」だが、

さすがに3年目となると、まあ見事に綴ることが無い。

「例年通り、一生懸命子育てに励んでいる 以上」ぐらいのものだ。

私のツバメ達を見守る目が3年前と全然違うことから

「3年目の浮気」を作詞された方の心の内がどこか見えてきたりする。

”♪3年目のつばめぐらい?大目に見てよ?”である。

開き直るその態度が気に入らなかったのか、最悪の事件を巻き起こした。

何をどう間違えるのか解からないが、

たぶんおとんつばめであろう、自動ドアの開いた隙に店内へ滑り込み、

「あかん!捕まった!」と勘違いも甚だしく、天井付近でパニックに陥る。

雛達は解かっていないが、異変に気づいたおかんつばめが

「あの人、どこいったんや!まさか、若いつばめと…」と大騒ぎ。

おとんにしたら「それを言うなら、あんたやろ!」と言いたいところ。

が、そんな余裕も無く上へ上へと飛び続け、一向に降りてくる気配がない。

閉店後、鳥目の習性を配慮して店内の電気を薄暗くし、

外灯をガンガンに光らせ、「こっちが外ですよ!」の誘導作戦を開始。

我々が30分ほど祈るように見守る中、やっとこさ脱出に成功。

そこへ怒りをあらわにしたおかんがやってきて、

「あんた!私一人でエサやっててんで!どんだけ疲れたか!

雛が四羽もおんのに…。あんたがおらんようになったら…。

うちは…、これから…、@△×…」

ピピピ…と、最後の方は言葉をつまらせるほどの大激怒。

「いや…まあ…そう鳴くな!ちょっと…いろいろあってな…

でも、こうして帰ってきたんや!ワシもたいがい疲れてんねん。

ちょっと一服でもさせてくれ!」などと、そんなやりとりが行われている。

私も一安心し、一緒に一服でもと自動販売機へ。

「うわっ、買われへんがな!タスポや!」である。

家に帰ってそんな話でもしたもんなら、「ええかげん、やめたらええねん!」

と、妻のいやみが飛んでくるのは明らか。

おとんつばめよ、黙っとくんが一番やな。

2008-06-02

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